JP2013191730A - 集光モジュール用一次レンズ及び集光型太陽光発電ユニット - Google Patents

集光モジュール用一次レンズ及び集光型太陽光発電ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】集光レンズを保持するための枠部を無くすことで集光レンズの集光効率を高めた集光モジュール用一次レンズ及び集光型太陽光発電ユニットを提供する。
【解決手段】太陽光を集光して被照射物に照射する複数のレンズ部11が一体に形成された集光モジュール用一次レンズであって、太陽光が入射するレンズ部の上面側の隣接部分11aに沿って切れ込み部12が形成され、切れ込み部12は入射する太陽光をレンズ部の中央部側に屈折させる屈折面12aとされ、切れ込み部12に対向するレンズ部11の下面側に溝部13が形成されている。
【選択図】図2A

Description

本発明は、太陽光を集光して被照射物に照射する複数のレンズ部が一体に形成された集光モジュール用一次レンズ及びこの集光モジュール用一次レンズを用いた集光型太陽光発電ユニットに関する。
太陽エネルギーを電力に変換する太陽光発電装置が実用化されているが、この太陽光発電装置として、低コスト化を実現し、さらに大電力を得るために、集光レンズで集光した太陽光を集光レンズの受光面積より小さい太陽電池素子に照射して電力を取り出すタイプの集光型太陽光発電装置が用いられている。
この集光型太陽光発電装置に用いられる集光型太陽光発電ユニットとして、特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載の集光型太陽光発電ユニット210は、図7及び図8に示すように、太陽電池素子201、レシーバ202に接着された太陽電池素子201を実装している実装板203、実装板203を覆う遮光板204、遮光板204の対向する2辺の端部から垂直方向に配置されたフレーム205、遮光板204に対向してフレーム205の上端に対応して配置され太陽電池素子201の受光領域に太陽光Lsを集光する集光レンズ207、集光レンズ207を固定(固着)してフレーム205の上端に装着される透光性保護板206を備えている。
そして、実装板203の長辺側の鍔203aには、フレーム底部204bに固定する穴203cが設けられ、この穴203cに対向するフレーム底部204bには実装板用突起部204eが設けられており、鍔203aの穴203cとフレーム底部204bの実装板用突起部204eとを嵌合することで、実装板203とフレーム底部204bとの位置決めを行っている。
また、フレーム205の鍔205aに鍔突起部205cを設け、鍔突起部105cに対応する保護板枠位置合わせ部206bを透光性保護板206の長手方向の端辺(枠部206a)の略中央に形成することにより、太陽光と交差する方向での透光性保護板206(集光レンズ207)の位置決めを行っている。
上記した従来の集光型太陽光発電ユニットでは、一般にガラスで形成された透光性保護板206の下面に樹脂等で形成されたフレネルレンズ等の集光レンズ207を張り付け、透光性保護板206の端辺の枠部206aをフレーム205の鍔205aに接着等することで、フレーム205に一体に取り付けている。
特開2006−344698号公報
すなわち、従来の集光型太陽光発電ユニットでは、集光レンズ207を保持するための枠部206aが必要であるため、その部分は集光レンズとして使用することができず、全体としての集光効率を低下させてしまうといった問題があった。
すなわち、集光レンズ207の外周形状は、実質的に枠部206aを含む透光性保護板206の外周形状となるが、集光レンズ207の有効面積は透光性保護板206の枠部206aの内側部分のみであり、枠部206aがレンズとして活用されていない。つまり、枠部206aを含む透光性保護板206の全体を集光レンズ207の有効面積として使用できれば、その分、集光効率を高めることが可能である。
また、従来の集光型太陽光発電ユニットでは、集光レンズ207の上面(すなわち、透光性保護板206の上面)は平坦面であるため、この上に塵や埃等が堆積した場合に除去しずらい構造となっている。そのため、頻繁に除去しないと集光効率が低下してしまうといった問題もあった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、集光レンズを保持するための枠部を無くすことで集光レンズの集光効率を高めた集光モジュール用一次レンズ及び集光型太陽光発電ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の集光モジュール用一次レンズは、太陽光を集光して被照射物に照射する複数のレンズ部が一体に形成された集光モジュール用一次レンズであって、太陽光が入射する前記レンズ部の上面側の隣接部分に沿って切れ込み部が形成され、前記切れ込み部は入射する太陽光を前記レンズ部の中央部側に屈折させる屈折面とされ、前記切れ込み部に対向する前記レンズ部の下面側に所定幅の溝部が形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、レンズ部の上面側の隣接部分に沿って屈折面となる切れ込み部を形成することで、この切れ込み部の屈折面に入射した太陽光は、レンズ部の中央部側に屈折され、溝部側には入射しない。これにより、レンズ部の周縁部分での光学的なロス無く(すなわち、受光面積のロス無く)、レンズ部の隣接部分の下面側に溝部を形成することができる。これにより、この溝部を、一次レンズと被照射物との間の距離を保って保持する保持部材の上端側を挿入保持する挿入溝部として使用することができる。すなわち、一次レンズと被照射物が搭載された基板とを一定の距離を保って保持部材で保持した場合、保持部材と一次レンズとの取付部分に光学的ロスを発生させることなく、簡単かつ確実に取り付けることができる。従って、従来のように、一次レンズの周囲をレンズ保持枠(従来技術の枠部206aに相当)で保持し、このレンズ保持枠と保持部材の上端部とを接着若しくはネジ止め等で固定するといった従来構造も不要となる。また、一次レンズの各レンズ部と被照射物との位置合わせも容易となる。
また、本発明の集光モジュール用一次レンズでは、前記切れ込み部は、上部側が任意の幅に開いており、前記上部側から下部側に行くに従って漸次幅狭となるように前記屈折面が形成されている。このように、切れ込み部を、上部側から下部側に行くに従って漸次幅狭となる屈折面に形成することで、この屈折面に入射した太陽光は、レンズ部の中央部側に屈折され、溝部側には入射しない。
また、本発明の集光モジュール用一次レンズでは、前記切れ込み部は、縦断面の形状がV字状、または、U字状、または、両面が上方に湾曲した湾曲V字状のいずれかの形状としている。切れ込み部の断面形状を、V字状、U字状、湾曲V字状のいずれかの形状とすることで、切れ込み部の屈折面に入射した太陽光を確実にレンズ部の中央部側に屈折させることができる。
また、本発明の集光モジュール用一次レンズでは、前記レンズ部は、上下両面が凸レンズに形成された構成としてもよい。
このように、両面を凸レンズとすることで、太陽光を確実に集光できるとともに、レンズ部の隣接部分は自然と切れ込み部の形状となることから、レンズ部の隣接部分に別途、切れ込み部を加工形成する必要がない。また、上面側が湾曲面となることから、レンズ部の上面に落下した塵や埃等は、レンズ部の隣接部分に集まり易くなるため、集光効率の低下も防止することができる。
また、本発明の集光モジュール用一次レンズでは、前記レンズ部は、上面が平坦面に形成され、下面が凸レンズまたはフレネルレンズに形成された構成としてもよい。
また、本発明の集光型太陽光発電ユニットは、複数の太陽電池素子が実装配置された矩形状の実装板と、前記太陽電池素子に対向して配置された前記太陽電池素子の受光領域に太陽光を集光して照射する前記集光モジュール用一次レンズと、前記実装板と前記集光モジュール用一次レンズとを保持して前記太陽電池素子と前記レンズ部との位置を合わせる保持枠体と、を備えた集光型太陽光発電ユニットであって、前記保持枠体は、前記集光モジュール用一次レンズの前記溝部に対向して立設された保持板部を備えており、前記保持板部の上端部に前記溝部を挿入することで、前記集光モジュール用一次レンズを保持していることを特徴としている。
この構成によれば、保持板部の上端部を集光モジュール用一次レンズの溝部に挿入して保持する構造としても、保持板部が光の進行を妨げることがない。すなわち、従来のように集光モジュール用一次レンズを保持するレンズ保持枠を設けることなく、かつ、簡単な保持構造で、光学的ロスの無い高集光率の集光型太陽光発電ユニットを作製することができる。
また、本発明の集光型太陽光発電ユニットでは、前記保持板部は、前記溝部の全体または複数箇所に設けられている。このように、保持板部を溝部の全体に設けることで、保持構造を強固にすることができる。また、複数箇所にのみ設けることで、十分な保持強度を確保しつつ、材料コストを低減することができる。
また、本発明の集光型太陽光発電ユニットでは、前記保持板部は、光を透過可能な部材によって形成されている。保持板部を光を透過可能な部材によって形成することで、集光モジュール用一次レンズを通過した光は、保持板部に遮られることなく、太陽電池素子に集光させることができる。
本発明の集光モジュール用一次レンズによれば、レンズ部の上面側の隣接部分に沿って屈折面となる切れ込み部を形成することで、この切れ込み部の屈折面に入射した太陽光は、レンズ部の中央部側に屈折され、溝部側には入射しない。これにより、レンズ部の周縁部分での光学的なロス無く、レンズ部の隣接部分の下面側に溝部を形成することができる。
また、本発明の集光型太陽光発電ユニットによれば、保持板部の上端部を集光モジュール用一次レンズの溝部に挿入して保持する構造としても、保持板部が光の透過を邪魔することがない。すなわち、従来のように集光モジュール用一次レンズを保持するレンズ保持枠を設けることなく、かつ、簡単な保持構造で、光学的ロスの無い高集光率の集光型太陽光発電ユニットを作製することができる。
本発明の集光モジュール用一次レンズの全体斜視図である。 図1のI−I線断面図である。 図2Aの要部拡大図である。 一次レンズの他の構造例1を示す概略断面図である。 一次レンズの他の構造例2を示す概略断面図である。 一次レンズの他の構造例3を示す概略断面図である。 一次レンズの他の構造例4を示す概略断面図である。 本実施形態の一次レンズを用いた集光型太陽光発電ユニットの具体例1を示す分解斜視図である。 図4Aに示す各構成部材を組み付けた後のII−II線に沿った断面図である。 図4Aに示す各構成部材を組み付けた後のIII−III線に沿った断面図である。 本実施形態の一次レンズを用いた集光型太陽光発電ユニットの具体例2を示す分解斜視図である。 図5Aに示す各構成部材を組み付けた後のIV−IV線に沿った断面図である。 本実施形態の一次レンズを用いた集光型太陽光発電ユニットの具体例3を示す分解斜視図である。 従来の集光型太陽光発電ユニットの分解斜視図である。 図7に示す集光型太陽光発電ユニットの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の集光モジュール用一次レンズの全体斜視図、図2Aは、図1のI−I線断面図、図2Bは、図2Aの要部拡大図である。
本発明の集光モジュール用一次レンズ1は、主として集光型太陽光発電ユニットに用いられる集光モジュール用一次レンズ(以下、単に「一次レンズ」という。)である。
本実施形態の一次レンズ1は、太陽光を集光して被照射物(後述する太陽電池素子21の受光面)に照射する複数のレンズ部11が一体に形成された構成となっている。図1では、比較的簡単な構成の一例として、長手方向Yに9個、横方向Xに2個連接された計18個のレンズ部11で一次レンズ1を構成している。
このような構成の一次レンズ1は、太陽光Lsが入射するレンズ部11の上面側の隣接部分11aに沿って切れ込み部12が形成されている。この切れ込み部12の表面は、入射する太陽光Lsをレンズ部11の中央部側に屈折させる屈折面12aとされている。すなわち、切れ込み部12は、上部側が任意の幅に開いており、上部側から下部側に行くに従って漸次幅狭となるように屈折面12aが形成されている。このように、切れ込み部12を、上部側から下部側に行くに従って漸次幅狭となる屈折面12aに形成することで、この屈折面12aに入射した太陽光Lsは、レンズ部11の中央部側に屈折され、溝部側には入射しない。
図2A及び図2Bに示す例では、切れ込み部12の表面が縦断面で略V字状に形成されており、V字状に対向する各面が屈折面12aとされている。
一方、切れ込み部12に対向するレンズ部11の隣接部分11aの下面側には、所定幅で所定深さの溝部13が形成されている。
このように、レンズ部11の上面側の隣接部分11aに沿って切れ込み部である屈折面12aを形成することで、この屈折面12aに入射した太陽光Lsは、レンズ部11の中央部側に屈折され、溝部13側には入射しない。これにより、レンズ部11の周縁部分(隣接部分11a)での光学的なロスが無く(すなわち、受光面積のロスが無く)、レンズ部11の隣接部分11aの下面側に溝部13を形成することができる。従って、この溝部13を、一次レンズ1と被照射物である太陽電池素子との間の距離を保って保持する保持部材(太陽電池素子や保持部材については後述する。)の上端部を挿入保持する挿入溝部として使用することができる。すなわち、一次レンズと太陽電池素子が搭載された基板とを一定の距離を保って保持部材で保持する場合、保持部材の上端部を溝部13に挿入して保持しても、保持部材と一次レンズ1との取付部分(溝部13の上部である切り込み部12)に光学的ロスを発生させることなく、一次レンズ1を簡単かつ確実に保持部材に取り付けることができる。従って、従来のように、一次レンズの周囲をレンズ保持枠(従来技術の枠部206aに相当)で保持し、このレンズ保持枠と保持部材の上端部とを接着若しくはネジ止め等で固定するといった従来構造が不要となる。
ここで、切り込み部12の開き角度θは、図2Bに示すように、屈折面12aに入射した太陽光Lsが溝部13に入射せず、レンズ部11の中央部に向かって進むような(すなわち、レンズ部11の下面側の凸レンズ面11bに到達するような)角度であればよく、一般的には45度前後が好適である。
なお、切り込み部12の下端部と溝部13の上面との間の厚みW1は、一次レンズとしての強度を考慮してある程度の厚みを確保する必要がある。例えば、一次レンズ1の厚みW2を5mm程度とすると、切り込み部12の下端部と溝部13の上面との間の厚みW1は少なくとも2mm程度確保できればよく、切り込み部12の切り込み深さW3及び開き角度θや、溝部13の深さW4等は、この厚みW1を考慮して適宜設定すればよい。
なお、一次レンズ1は、加工性、透光性などを考慮して例えばアクリル樹脂で形成されているが、レンズ材料としては、ポリカーボネートやガラス等でもよい。
(一次レンズの他の構造例の説明)
図3Aないし図3Dは、一次レンズ1の他の構造例を示している。
図3Aに示す構造例1では、切り込み部12が、縦断面V字状ではなく、略U字状(ただし、図3Aでは一例として半円弧状を例示している。)となっている。このような形状においても、切り込み部12に入射した太陽光Lsは、レンズ部11の中央部側に屈折され、溝部13側には入射しない。
図3Bに示す構造例2では、レンズ部11の下面が凸レンズではなくフレネルレンズに形成されている例であり、その他の構造は、図2Aに示した構造と同じである。ただし、切り込み部12については、図3Aに示した略U字状としてもよい。
図3Cに示す構造例3では、切り込み部12が、屈折面12aが上方に湾曲した湾曲V字状となっている。このような形状においても、切り込み部12に入射した太陽光Lsは、レンズ部11の中央部側に屈折され、溝部13側には入射しない。
図3Dに示す構造例4では、レンズ部11の上面及び下面の両方を凸レンズとしている。両面を凸レンズとすることで、太陽光Lsを確実に集光できるとともに、レンズ部11の隣接部分11aは自然と切れ込み部の形状となることから、レンズ部11の隣接部分11aに別途、切れ込み部を加工形成する必要がない。また、上面側が湾曲面となることから、レンズ部11の上面に落下した塵や埃等は、レンズ部の隣接部分11aに集まり易くなるため、集光効率の低下も防止することができる。
(本発明に係る集光型太陽光発電ユニットの説明)
図4Aは、上記実施形態の一次レンズ1を用いた集光型太陽光発電ユニットの具体例1を示す分解斜視図、図4Bは、図4Aに示す各構成部材を組み付けた後のII−II線に沿った断面図、図4Cは、図4Aに示す各構成部材を組み付けた後のIII−III線に沿った断面図である。なお、具体例1では、一次レンズ1として、図2A及び図2Bに示した構造の一次レンズを適用した場合について説明するが、他の構造例1〜3を適用した場合も同様である。
具体例1の集光型太陽光発電ユニット10Aは、複数の太陽電池素子21が一定の間隔を存してマトリクス状に実装配置された矩形状の実装板2と、実装板2を覆う遮光板3と、太陽電池素子11に対向して配置され、太陽電池素子11の受光領域に太陽光を集光して照射する一次レンズ1と、実装板2及び遮光板3と一次レンズ1とを保持して太陽電池素子21とレンズ部11との位置を合わせる保持枠体4とで構成されている。なお、具体例1では、遮光板3を備えた構成としているが、太陽電池素子21に遮光構造が一体に組み付けられている場合(このような構造は従来周知の構造であり、例えば特開2009−272567号公報、特開2009−187971号公報等に開示されている。)には、遮光板3は必ずしも必要ではない。
実装板2には、レシーバ基板22に搭載された太陽電池素子21が長手方向(以下、縦方向ともいう。)Yに9個、横方向Xに2個の計18個配置されている。太陽電池素子21は、一次レンズ1の集光位置に対応して配置される。実装板2は、太陽電池素子21、レシーバ基板22を収納する空間を確保する窪みを持つ皿状に形成され、周縁には遮光板3へ取り付けるための鍔23が形成されている。
実装板2は、放熱性、軽量化などを考慮して例えばアルミニウムで形成することが望ましい。アルミニウムについてはアルマイト加工などの、適当な絶縁処理が施されていても良い。また、実装板2は、遮光板3に装着され、遮光板3と共に太陽電池素子21を収納し、外部環境から保護する保護空間を形成している。
遮光板3は、集光された太陽光Lsによる損傷の発生を防止するように、すなわち太陽電池素子21の受光領域以外には太陽光Lsが影響しないように構成されている。すなわち、遮光板3には、遮光機能に併せて太陽電池素子21での受光を可能にするため、集光した太陽光Lsを透過させて太陽電池素子21の受光領域に照射する透過穴34が太陽電池素子21の受光領域に対向させるように位置合わせして設けられている。つまり、実装板2に実装された太陽電池素子21のそれぞれに対応して透過穴34が穿設されており、この例では、縦方向Yに9個、横方向Xに2個の計18穿設されている。
保持枠体4は、遮光板3の縦方向Yの両縁部から垂直方向に立ち上げて配置された縦方向保持板部41、及び、遮光板3の上面から垂直方向に立ち上げて両縦方向保持板部41間に直交するX方向に配置された1または複数個の横方向保持板部42とで構成されている。具体例1に示した例では、横方向保持板部41は、Y方向にレンズ3枚分の間隔を存して配置されている。ただし、横方向保持板部41の配置箇所は、レンズ3枚分に限定されるものではなく、それ以上(4枚分以上)でもそれ以下(2枚分以下)でもよい。例えば、横方向保持板部41は、Y方向に隣接する全ての隣接部分11aに配置されていてもよい。全ての隣接部分11aに配置することで、集光型太陽光発電ユニット10Aとしての組み付け構造をより強固なものにすることができる。
縦方向保持板部41の上端部41aは、図4Bに示すように、レンズ部11の横方向Xの端部に形成された半割り状の溝部(実質的には段部)13aに挿入保持(正確には、段部に係合保持)され、横方向保持板部42の上端部42aは、図4Cに示すように、対向して横方向に形成された溝部13に挿入保持されている。具体的には、溝部13a,13に予め接着材料を塗布しておいてから保持板部の上端部を挿入することで、強固に接着固定することができる。
この構成によれば、縦方向保持板部41の上端部41a、及び、横方向保持板部42の上端部42aを、それぞれ一次レンズ1の溝部13a,13に挿入して保持する構造としても、縦方向保持板部41及び横方向保持板部42が光の進行を妨げることがない。すなわち、従来のように一次レンズを保持するレンズ保持枠を設けることなく、簡単な保持構造で、光学的ロスの無い高集光率の集光型太陽光発電ユニット10Aを作製することができる。
なお、集光型太陽光発電ユニット10Aの機械的強度を確保、向上するため、また、生産性を向上するために、遮光板3と保持枠体4(少なくとも縦方向保持板部41)とは一体成形によって形成することが好ましい。遮光板3と縦方向保持板部41とを一体に形成する場合、遮光板3及び縦方向保持板部41は、例えば鉄板、鋼板などの金属板をロールフォーミング加工することにより一体に形成してもよい。なお、鉄板、鋼板については亜鉛メッキなどの防錆処理が施されていることが望ましい。
上記構成によれば、遮光板3は集光型太陽光発電ユニット10Aの構造体の底部を構成し、保持枠体4は構造体の側壁を構成することとなり、集光型太陽光発電ユニット10Aの構造体(構造骨格)の強度を確実に向上することができる。
また、横方向保持板部42については、別部材として形成し、遮光板3の上面に接着等によって垂直に配置してもよい。この場合、遮光板3の上面にも、一次レンズ1の溝部13と同じ位置に同じ形状の溝部を形成し、横方向保持板部42の下端部もこの溝部に挿入することで位置固定するようにしてもよい。また、横方向保持板部42は、鉄板、鋼板などの金属板で形成されていてもよいが、透明な樹脂材料によって形成されていてもよい。横方向保持板部42を光を透過可能な樹脂材料によって形成することで、一次レンズ1を通過した光は、横方向保持板部42に遮られることなく、太陽電池素子21に集光させることができる。
また、保持枠体4の全体を樹脂材料で形成し、金属板で形成された遮光板3の上に接着材料等を用いて接着固定してもよい。
さらに、遮光板3及び保持枠体4の全体を樹脂による射出成形等によって一体成形してもよい。遮光板3及び保持枠体4を一体成形することにより、遮光板3として別部材を用いる必要がなく生産性を向上することができる。また、遮光板3の位置(すなわち、透過穴34の位置)が画定されることから、一次レンズ1に対する実装板2の位置合わせを精度良く行うことができる。
具体例1の集光型太陽光発電ユニット10Aによれば、従来のように一次レンズを保持するレンズ保持枠を設けることなく、かつ、簡単な保持構造で、光学的ロスの無い高集光率の集光型太陽光発電ユニットを作製することができる。
図5Aは、上記実施形態の一次レンズ1を用いた集光型太陽光発電ユニットの具体例2を示す分解斜視図、図5Bは、図5Aに示す各構成部材を組み付けた後のIV−IV線に沿った断面図である。
具体例2の集光型太陽光発電ユニット10Bは、保持枠体4の配置構造が具体例1と異なっている。その他の構造は具体例1と同様であるので、ここでは同じ構成部材には同じ符号を付すこととし、詳細な説明を省略する。
すなわち、具体例2の集光型太陽光発電ユニット10Bでは、横方向保持板部42の代わりに、両縦方向保持板部41間の中央部に該縦方向保持板部41と平行に別の縦方向保持板部43を配置した構成としている。この縦方向保持板部43も、横方向保持板部42と同様、縦方向保持板部41とは別部材として形成し、遮光板3の上面に接着等によって垂直に配置してもよい。この場合、遮光板3の上面にも、一次レンズ1の溝部13と同じ位置に同じ形状の溝部を形成し、縦方向保持板部43の下端部もこの溝部に挿入することで位置固定するようにしてもよい。また、縦方向保持板部43は、鉄板、鋼板などの金属板で形成されていてもよいが、透明な樹脂材料によって形成されていてもよい。縦方向保持板部43を光を透過可能な樹脂材料によって形成することで、一次レンズ1を通過した光は、縦方向保持板部43に遮られることなく、太陽電池素子21に集光させることができる。
図6Aは、上記実施形態の一次レンズ1を用いた集光型太陽光発電ユニットの具体例3を示す分解斜視図、図6Bは、図6Aに示す各構成部材を組み付けた後のIV−IV線に沿った断面図である。
具体例3の集光型太陽光発電ユニット10Cは、保持枠体4の配置構造が具体例1と異なっている。その他の構造は具体例1と同様であるので、ここでは同じ構成部材には同じ符号を付すこととし、詳細な説明を省略する。
すなわち、具体例3の集光型太陽光発電ユニット10Cでは、保持枠体4は、略正方形状に形成された縦方向保持板部45と横方向保持板部46とを平面視で十字状に組み合わせた構造とし、この十字状の保持枠体4をY方向に沿って複数箇所に配置することで、一次レンズ1と、実装板2が取り付けられた遮光板3とを、一体に組み付けた構造としたものである。
縦方向保持板部45及び横方向保持板部46は一体として形成し、遮光板3の上面に接着等によって配置してもよい。この場合、遮光板3の上面にも、一次レンズ1の溝部13と同じ位置に同じ形状の溝部33を形成し、縦方向保持板部45及び横方向保持板部46の下端部をこの溝部33に挿入することで位置固定するようにしてもよい。また、縦方向保持板部45及び横方向保持板部46は、鉄板、鋼板などの金属板で一体に形成されていてもよいが、透明な樹脂材料によって一体形成されていてもよい。縦方向保持板部45及び横方向保持板部46を光を透過可能な樹脂材料によって形成することで、一次レンズ1を通過した光は、縦方向保持板部45及び横方向保持板部46に遮られることなく、太陽電池素子21に集光させることができる。
なお、具体例3では、具体例1,2のような遮光板3の縦方向Yの両縁部から垂直方向に立ち上げて配置された縦方向保持板部41を省略しているが、これは省略することも可能であることを示したものであり、集光型太陽光発電ユニット10Cの強度を確保する必要がある場合には、遮光板3の縦方向Yの両縁部から垂直方向に立ち上げた縦方向保持板部41を追加すればよい。
上記実施形態では、レンズ部11の配列及び太陽電池素子21の配列を2列とし、各列に9個のレンズ部11及び太陽電池素子21を配置しているが、このような配列及び配置に限定されるものではなく、例えばレンズ部11の配列及び太陽電池素子21の配列を10列まし、各列にそれぞれ10個のレンズ部11及び太陽電池素子21を配置したような大型の集光型太陽光発電ユニットにも本発明のレンズ構造及び保持構造を適用することが可能である。
また、本発明の集光モジュール用一次レンズは、集光型太陽光発電ユニットに搭載される一次レンズだけでなく、例えば、プロジェクタに搭載されるフライアイ・レンズ等にも応用することが可能である。
なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 一次レンズ(集光モジュール用一次レンズ)
2 実装板
3 遮光板
4 保持枠体
10A,10B,10C 集光型太陽電池ユニット
11 レンズ部
11a 隣接部分
12 切れ込み部
12a 屈折面
13,13a,33 溝部
21 太陽電池素子
22 レシーバ基板
34 透過穴
41,43,45 縦方向保持板部
42,46 横方向保持板部
42a 上端部

Claims (8)

  1. 太陽光を集光して被照射物に照射する複数のレンズ部が一体に形成された集光モジュール用一次レンズであって、
    太陽光が入射する前記レンズ部の上面側の隣接部分に沿って切れ込み部が形成され、前記切れ込み部は入射する太陽光を前記レンズ部の中央部側に屈折させる屈折面とされ、前記切れ込み部に対向する前記レンズ部の下面側に溝部が形成されていることを特徴とする集光モジュール用一次レンズ。
  2. 請求項1に記載の集光モジュール用一次レンズであって、
    前記切れ込み部は、上部側が任意の幅に開いており、前記上部側から下部側に行くに従って漸次幅狭となるように前記屈折面が形成されていることを特徴とする集光モジュール用一次レンズ。
  3. 請求項2に記載の集光モジュール用一次レンズであって、
    前記切れ込み部は、縦断面の形状がV字状、または、U字状、または、両面が上方に湾曲した湾曲V字状のいずれかの形状であることを特徴とする集光モジュール用一次レンズ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の集光モジュール用一次レンズであって、
    前記レンズ部は、上下両面が凸レンズに形成されていることを特徴とする集光モジュール用一次レンズ。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の集光モジュール用一次レンズであって、
    前記レンズ部は、上面が平坦面に形成され、下面が凸レンズまたはフレネルレンズに形成されていることを特徴とする集光モジュール用一次レンズ。
  6. 複数の太陽電池素子が実装配置された矩形状の実装板と、
    前記太陽電池素子に対向して配置された前記太陽電池素子の受光領域に太陽光を集光して照射する請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の集光モジュール用一次レンズと、
    前記実装板と前記集光モジュール用一次レンズとを保持して前記太陽電池素子と前記レンズ部との位置を合わせる保持枠体と、
    を備えた集光型太陽光発電ユニットであって、
    前記保持枠体は、前記集光モジュール用一次レンズの前記溝部に対向して立設された保持板部を備えており、前記保持板部の上端部に前記溝部を挿入することで、前記集光モジュール用一次レンズを保持していることを特徴とする集光型太陽光発電ユニット。
  7. 請求項6に記載の集光型太陽光発電ユニットであって、
    前記保持板部は、前記溝部の全体または複数箇所に設けられていることを特徴とする集光型太陽光発電ユニット。
  8. 請求項6または請求項7に記載の集光型太陽光発電ユニットであって、
    前記保持板部は、光を透過可能な部材によって形成されていることを特徴とする集光型太陽光発電ユニット。
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