JP2013190837A - エンジニアリングツール - Google Patents

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Abstract

【課題】旧制御装置用プログラムを流用して新制御装置用プログラムを作成することにより新制御装置用プログラムの作成工数を低減できる。
【解決手段】新エンジニアリングツール1は、図示しない旧制御装置を動作させるための旧プログラムPRO1を新制御装置3が実行可能な新プログラムNPRO1に変換するプログラム変換手段11と、旧制御装置を動作させるための旧工学値変換ソースプログラムPRO2を新制御装置3が実行可能な新工学値変換プログラムNPRO2に変換するF/W(ファームウェア)変換手段13とを有し、これら変換されたプログラムは、コンパイラ16にてコンパイルされ、新制御装置3に送られ、エミュレータ32にて実行される。旧プログラムPRO1及び旧工学値変換ソースプログラムPRO2を新制御装置3において流用可能とし、新制御装置用プログラムの作成工数を低減する。
【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置用プログラムの変換等を行うエンジニアリングツールに関する。
従来のエンジニアリングツールとして、火力、化学、冷熱等、各種プラント、産業機械等の制御プログラムを生成する際に利用されるソフトウェア開発装置がある。このようなソフトウェア開発装置において、演算式記述用テキストエディタにおいて、ユーザにより演算の内容を記述できる特殊要素を用意し、エディタ機能を用いたエディタウインドウにて所望する演算機能要素の入出力変数の型、パラメータ名とその型及び値、そしてそのそれぞれを用いた演算式を予め規定する文法で入力させ、トランスレータにおいてユーザ記述要素用テンプレートに定義されたアルゴリズムに基づき、データとして得られた上記演算式の変数名及びパラメータ名を他の標準的に用意された要素と整合がとれる変数名に置換えた後、上記ユーザ記述演算式を上記置換えられた変数名を用いた演算式に書換えて、例えばC言語に従った生成プログラムとして出力する(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−341972号公報
従来のエンジニアリングツールは上記のように構成され、所望する機能要素が無く、簡単に他の要素で代替実現できない場合でも、オブジェクト指向言語の特徴である可視化の利点を損なうことなく、所望する新しい機能要素をユーザ自身により比較的容易に実現することが可能になる。しかし、現在使用されている更新前の旧制御装置に用いられているプログラムを新制御装置用のプログラムに流用したい場合は、手作業で既存のプログラムを入力する必要があり、多大な工数を要するという問題点があった。また、旧制御装置ではファームウェアで行っていた処理を、新制御装置ではアーキテクチャの相違のために、新エンジニアリングツールでプログラムを作成する必要がある場合、旧制御装置のファームウェアに相当するプログラムを新たに作成しなければならず、同様に多くの工数を要するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、第1の制御装置用ソースプログラム及び第1の制御装置用ファームウェアを変換して流用することにより第2の制御装置用プログラムの作成工数を低減できるエンジニアリングツールを得ることを目的とする。
この発明に係るエンジニアリングツールにおいては、ソースプログラム変換装置とファームウェア変換装置とを有するエンジニアリングツールであって、
前記ソースプログラム変換装置は、第1の制御装置を動作させるための第1の制御装置用ソースプログラムを第2の制御装置が実行可能な第2の制御装置用ソースプログラムに変換するものであり、
前記ファームウェア変換装置は、前記第1の制御装置を動作させるための第1の制御装置用ファームウェアを前記第2の制御装置が実行可能なものに変換するものである。
この発明は、ソースプログラム変換装置とファームウェア変換装置とを有するエンジニアリングツールであって、
前記ソースプログラム変換装置は、第1の制御装置を動作させるための第1の制御装置用ソースプログラムを第2の制御装置が実行可能な第2の制御装置用ソースプログラムに変換するものであり、
前記ファームウェア変換装置は、前記第1の制御装置を動作させるための第1の制御装置用ファームウェアを前記第2の制御装置が実行可能なものに変換するものであるので、
第1の制御装置用ソースプログラム及び第1の制御装置用ファームウェアを変換して流用することにより第2の制御装置用プログラムの作成工数を低減できるエンジニアリングツールを得ることができる。
この発明の実施の形態1である新エンジニアリングツールを含むプラント制御装置の全体構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態1における旧エンジニアリングツールを含む旧装置の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1である図1の新エンジニアリングツールの機能ブロック図である。 図3の工学値変換C言語ソースプログラムを示す説明図である。 この発明の実施の形態2における旧エンジニアリングツールを含む旧装置の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態2である新エンジニアリングツールの機能ブロック図である。 この発明の実施の形態3における旧エンジニアリングツールを含む旧装置の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態3である新エンジニアリングツールの機能ブロック図である。 この発明の実施の形態4である新エンジニアリングツールの機能ブロック図である。 図9の新エンジニアリングツールのアナログ信号対応テーブルを示す図である。 この発明の実施の形態5である新エンジニアリングツールの機能ブロック図である。
実施の形態1.
図1〜図4は、この発明を実施するための実施の形態1を示すものであり、図1はこの発明の新エンジニアリングツールを含むプラント制御装置の全体構成を示す構成図、図2はこの発明の実施の形態1における旧エンジニアリングツールを含む旧装置の機能ブロック図である。図3はこの発明の新エンジニアリングツールの機能ブロック図、図4は図3の工学値変換C言語ソースプログラムを示す説明図である。図1において、新エンジニアリングツール1は、主系CNS(コントローラ)4及び待機系CNS5の二重系の第2の制御装置としての新制御装置3で実行されるプログラムを生成する(詳細後述)。新エンジニアリングツール1は、エンジニアリング機能を格納するプログラムメモリ1aと、機能を呼び出して実行するCPU(中央演算装置)1bと、演算に利用するRAM1cと、新エンジニアリングツール1で生成される情報を長期に格納する外部記憶装置1dから構成される。新エンジニアリングツール1で作成され外部記憶装置1dに格納されたプログラムは、制御ネットワーク2を経由して新制御装置3に転送される。
新制御装置3へ転送されたプログラムは、新制御装置3の制御用ロジックとして使用される。主系CNS4は、新エンジニアリングツール1で作成されたプログラムを格納する不揮発性メモリ4aと、演算用プログラムを格納するプログラムメモリ4bと、プログラムを読み出して実行するCPU4cと、トラッキングメモリ4dとを有する。待機系CNS5は、待機系として使用され、主系CNS4と同様の新エンジニアリングツール1で作成された制御用のプログラムを格納する不揮発性メモリ5aと、演算用プログラムを格納するプログラムメモリ5bと、プログラムを読み出して実行するCPU5cと、トラッキングメモリ5dとを有する。トラッキングメモリ5dは、主系CNS4が動作中であるとき、主系CNS4が実行中のプログラムのデータを待機中の待機系CNS5のトラッキングメモリ5dにトラッキング(コピー)するためのものである。トラッキングメモリ4dは、待機系CNS5が動作中であるとき、待機系CNS5が実行中のプログラムのデータを待機中の主系CNS4のトラッキングメモリ4dにトラッキングするためのものである。
主系CNS4及び待機系CNS5にはプラント機器6が接続され、CPU4cあるいはCPU5cで実行されるプログラムは、プラント機器6からの入力を受けて演算を行い、その結果をプラント機器6に出力する。主系CNS4と待機系CNS5は、トラッキングケーブル3aで接続されている。主系CNS4がダウン時、待機系CNS5に制御が切り替わる。主系CNS4から待機系CNS5には、トラッキングケーブル3a経由で、プログラム実行用のデータがトラッキングされており、切り替り後の待機系CNS5は、それまでに主系CNS4で実行していたデータに基づいて、プログラムを再開できる。
次に、図2により、旧エンジニアリングツール、旧ファームウェア開発装置、旧制御装置の機能ブロック構成を説明する。これらの機能ブロックは、図示していないが各装置におけるCPUと記憶装置とを用いてソフトウェアにて実現されている。図2において、既設の旧エンジニアリングツール61と旧ファームウェア開発装置62を含む旧装置及び第1の制御装置としての旧制御装置63を図示しているが、これらからは図3に示す新しく開発した新制御装置3と新エンジニアリングツール1へ種々のデータが送られ、新エンジニアリングツール1にて新しいプログラムが作成され、新しいプログラムに基づいて新制御装置3にてプラント機器6(図1)の制御が行われる。旧エンジニアリングツール61は、プログラム作成記憶手段61a、コンパイラ61b、実行コード記憶手段61c、転送手段61dを有する。旧ファームウェア開発装置62は、工学値変換ソースプログラム作成記憶手段62a、コンパイラ62b、工学値変換実行コード記憶手段62cを有する。旧制御装置63は、工学値変換手段63a、工学値変換実行コード記憶手段63b、エミュレータ63c、実行コード記憶手段63dを有する。
次に、通常の操作について、図2の旧システムを用いて説明する。旧エンジニアリングツール61上で、箱と変数を接続し、プログラム作成記憶手段61aにて第1の制御装置用ソースプログラムとしての旧プログラムPRO1を作成し記憶する。この旧プログラムPRO1は、例えばプラント機器6(図1)から後述の工学値変換手段63a(図2)を介して入力される工学値の信号AI0001を入力として、PID命令でPID演算を行い、操作量を出力信号AO0001として出力するプログラムである。この旧プログラムPRO1はコンパイラ61bで制御装置用の実行コードにコンパイルされ実行コード記憶手段61cに記憶され、転送手段61dで、旧制御装置63の実行コード記憶手段63dに転送される。転送された実行コードは、旧制御装置63のエミュレータ63cで実行、例えばPID演算がなされる。
一方、旧制御装置63のファームウェア(F/W)で処理する例として、アナログ入力の工学値変換を例として説明する。アナログ入力の工学値変換は、図示しないアナログデジタル変換ユニットからの入力信号AI0001_C(一般的に400〜4000の範囲の値)を、制御演算用の工学値の信号AI0001(0〜100%)に変換する処理である。旧制御装置63は、後述の工学値変換実行コードCODE1に基づいて工学値変換手段63aにて入力信号AI0001_Cを工学値変換し、変換された工学値の信号AI0001はエミュレータ63cに入力され、エミュレータ63cにて例えばPID演算処理され、PID演算の結果を出力信号AO0001としてプラント機器6へ出力しプラント機器6を制御する。
なお、工学値変換実行コードCODE1は、旧ファームウェア開発装置62上で開発される。旧制御装置63のファームウェアの開発者は工学値変換ソースプログラム作成記憶手段62aにて工学値変換ソースプログラム(例えば工学値変換Cソースプログラム)を作成し、コンパイラ62bで当該工学値変換ソースプログラムをコンパイルし、コンパイルの結果生成された工学値変換実行コードCODE1を工学値変換実行コード記憶手段62cに記憶するとともにROMに記録して旧制御装置63の工学値変換実行コード記憶手段63bに渡す。工学値変換手段63aは工学値変換実行コード記憶手段63bに記憶された工学値変換実行コードに基づき工学値変換を行う。工学値変換ソースプログラムの例として工学値変換C言語ソースプログラムの詳細を図4に示す。入力信号が400から4000の範囲を、0〜100%の工学値の信号に変換する処理である。
次に、新エンジニアリングツールについて図3により説明する。図3において、新エンジニアリングツール1は、ソースプログラム変換装置としてのプログラム変換手段11、新プログラム作成記憶手段12、ファームウェア変換装置としてのF/W(ファームウェア)変換手段13、新工学値変換プログラム作成記憶手段14、コンパイラ16、実行コード記憶手段17、転送手段18を有する。これら機能は、図1に示した新エンジニアリングツール1のプログラムメモリ1a、CPU1b、RAM1c、外部記憶装置1dを用いてソフトウェアにて実現されている。新制御装置3は、実行コード記憶手段31、エミュレータ32を有する。
新エンジニアリングツール1により、旧制御装置63を新制御装置3にリプレースする際、旧エンジニアリングツール61で作成された旧プログラムを新しい新制御装置3用に置き換える。このとき、プログラム変換手段11を使い、旧プログラムPRO1を新プログラムNPRO1に変換する。図3の実施例では、PID制御プログラムを例にしており、旧プログラムPRO1は、プログラム変換手段11により、第2の制御装置用ソースプログラムとしての新プログラムNPRO1に変換され、新プログラム作成記憶手段12に記憶され、さらにコンパイラ16へ送られる。この新プログラムNPRO1は、例えば、工学値の信号AI0001をPID演算して出力信号AO0001を出力するプログラムである。なお、旧制御装置63で使用していなかったもので新規に作成を要するプログラムは、新エンジニアリングツール1を使用して新規に作成するが、この作成については旧エンジニアリングツール61にて従来行っていたのと同様の作業である。
一方、旧制御装置63の工学値変換処理は、新制御装置3ではアーキテクチャが相違するため、ファームウェアでは処理せず、新エンジニアリングツール1でプログラムを作成する必要がある。これに対処するため、F/W変換手段13を使用し、旧ファームウェア開発装置62の工学値変換ソースプログラム作成記憶手段62a(図2)にて作成した旧工学値変換ソースプログラムPRO2を、新制御装置3にて使用可能なファームウェアプログラムとしての新工学値変換プログラムNPRO2に変換し、新工学値変換プログラム作成記憶手段14に記憶させる。上記新工学値変換プログラムNPRO2は、例えば、工学値変換の入力である入力信号AI0001_Cを工学値変換して工学値の信号AI0001を出力するプログラムである。なお、入力信号AI0001_C及び工学値の信号AI0001のアドレスは新工学値変換プログラム作成記憶手段14に記憶された新工学値変換プログラムに手作業で割付ける。新工学値変換プログラムNPRO2は、新工学値変換プログラム作成記憶手段14からコンパイラ16へ送られる。
新プログラム作成記憶手段12から送られた新プログラムNPRO1及び新工学値変換プログラム作成記憶手段14から送られた新工学値変換プログラムNPRO2は、コンパイラ16でコンパイルされて、実行コードに変換され実行コード変換手段に17に記憶される。この実行コードは転送手段18で新制御装置3に転送される。新制御装置3に転送された実行コードは、実行コード記憶手段31に記憶され、エミュレータ32で実行される。実行コードは、入力信号AI0001_Cを入力とし、PIDの演算結果を出力信号AO0001として出力する。旧制御装置63の場合と、同様の動作である。
以上のように、リプレース前の旧制御装置に使用されていた旧プログラムPRO1(例えばPID制御)、旧ファームウェア(例えば、旧工学値変換ソースプログラムPRO2)等の旧制御装置用プログラムを自動で変換して新制御装置のプログラムに流用するようにしたので、新制御装置におけるプログラムの流用率を大幅に向上させることができ、第2の制御装置用プログラムを作成する工数を低減できる。
実施の形態2.
図5及び図6は、実施の形態2を示すものであり、図5はこの発明の実施の形態2における旧エンジニアリングツールを含む旧装置の機能ブロック図、図6はこの発明の新エンジニアリングツールの機能ブロック図である。図5において、旧制御装置63の工学値変換実行コード記憶手段63bから、図6の工学値変換実行コード記憶手段23(後述)へ、工学値変換実行コードCODE1が送られる。図6において、新エンジニアリングツール101は、オブジェクトコード記憶手段21、リンカ22、工学値変換実行コード記憶手段23を有する。その他の構成については、図3に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、新制御装置103の実行方式がエミュレータ方式でなく、新制御装置103のネイティブコードに変換する方式の場合、工学値変換ソースプログラムをコンパイルした工学値変換実行コードCODE1(図2及び図5の工学値変換実行コード記憶手段63bに記憶されている)を使って変換を行う。まず、旧制御装置63の工学値変換実行コード記憶手段63bに記憶されたファームウェアの工学値変換実行コードCODE1のファイルを図6の新エンジニアリングツール101の工学値変換実行コード記憶手段23にコピーする。
新エンジニアリングツール101では、工学値変換の処理を記述した新工学値変換プログラムNPRO2を新工学値変換プログラム作成記憶手段14にて手作業で作成する。この新工学値変換プログラムNPRO2と新規に通常の方法にて新プログラム作成記憶手段12にて作成した別の新プログラムNPRO3(PID)とをコンパイラ16が、新制御装置103用のオブジェクトコードにコンパイルし、オブジェクトコード記憶手段21に記憶する。リンカ22は、工学値変換実行コード記憶手段23に記憶された工学値変換実行コードCODE1と上記オブジェクトコードとをリンクさせ、実行コードを生成し、実行コード記憶手段17に記憶する。実行コードは転送手段18で新制御装置103に転送され、実行手段34にてプラント機器6の制御や監視が実行される。なお、旧プログラムPRO1は、要すれば新エンジニアリングツール101のプログラム変換手段11を使い、実施の形態1と同様に新プログラムNPRO1(PID)に自動変換して上記別の新プログラムNPRO3と併せて使用する。
以上のように、旧ファームウェア開発装置62のオブジェクトである工学値変換実行コードCODE1をそのまま使って新しい新制御装置103で実行できるようにしたので、新しい新制御装置103がエミュレータ方式でなく、ネイティブコードの実行方式の場合に対しても対応可能となる。また、旧制御装置63の工学値変換実行コードCODE1にコンパイルする前のファームウェア(工学値変換プログラム)のソースコードを紛失した場合も対応できる。
実施の形態3.
図7及び図8は、実施の形態3を示すものであり、図7はこの発明の実施の形態3における旧エンジニアリングツールを含む旧装置の機能ブロック図、図8はこの発明の新エンジニアリングツールの機能ブロック図である。図7において、工学値変換実行コード記憶手段63bに記憶された工学値変換実行コードCODE1は通信回線としてのイーサネット(登録商標)81を介して図8の新エンジニアリングツール201のF/Wアップローダ25(後述)に接続されている。図8において、新エンジニアリングツール201は、F/Wアップローダ25を有する。旧制御装置63(図2)のファームウェアの工学値変換実行コードCODE1は、旧制御装置63の工学値変換実行コード記憶手段63bからファイルコピーするが、旧ファームウェア開発装置62が壊れた場合など、ソースファイルやオブジェクトコードのファイルを紛失する場合がしばしばありうる。このような場合に、旧制御装置63と新エンジニアリングツール201とをイーサネット(登録商標)81で接続し、旧制御装置63の工学値変換実行コード記憶手段63b(図7)に記憶された工学値変換実行コードCODE1を吸い上げるF/Wアップローダ25を搭載する。工学値変換実行コードCODE1を吸い上げた後の処理は、実施の形態2に示した新エンジニアリングツール101と同様である。
以上のように、旧制御装置63からオブジェクトである工学値変換実行コードCODE1を吸い上げるようにしたので、旧ファームウェア開発装置62のファームウェアのソースファイルやオブジェクトが入手できない場合にも、新しい新制御装置103で同等の処理を容易に実現できる。
実施の形態4.
図9及び図10は、実施の形態4を示すものであり、図9は新エンジニアリングツールの機能ブロック図、図10は図9の新エンジニアリングツールのアナログ信号対応テーブルを示す図である。図9において、新エンジニアリングツール301は信号自動割当手段26を有する。実施の形態1では、旧制御装置63のファームウェア処理に相当するファームウェアプログラムとしての新工学値変換プログラムNPRO2における入力信号AI0001_C及び工学値の信号AI0001のアドレスは新工学値変換プログラム作成記憶手段14において手作業で割付けることとしていた(図3の新工学値変換プログラム作成記憶手段14参照)。工学値変換の入力信号AI0001_Cは、図示しないアナログ入力ユニットからのカウント値であり、工学値の信号AI0001に変換される。工学値の信号AI0001は、新プログラムNPRO1(PID制御)の入力として使われる。
この入力信号AI0001_C(カウント値)と工学値の信号AI0001との対応は、ユーザがプログラムを作成する上で対応を管理する必要があり、一般的に、ファイルなどで管理される。このファイルを、アナログ信号対応テーブルと呼ぶ。テーブルとしてのアナログ信号対応テーブルTAB1の内容を、図10に示す。アナログ信号対応テーブルTAB1の1行が入力信号AI0001_Cのアドレスと工学値の信号AI0001のアドレスとの対応関係を示す。例えば、アドレスRIOW21にある入力信号AI0002_Cを工学値変換した値は工学値の信号AI0002としてアドレスCOW2に格納される。信号自動割当手段26は、新工学値変換プログラム作成記憶手段14が旧工学値変換ソースプログラムPRO2を新工学値変換プログラムNPRO2に変換する際に、アナログ信号対応テーブルTAB1を読み出し、当該アナログ信号対応テーブルTAB1の対応関係に従って、新工学値変換プログラムNPRO2にに使用される信号である入力信号AI0001_Cと工学値の信号AI0001の各アドレスを自動割当する。
以上のように、信号自動割当手段26が、旧制御装置63のファームウェア処理から変換された新工学値変換プログラムにおける信号である入力信号や出力信号のアドレスを自動割当するようにしたので、変換後に信号を手作業で割り当てる作業を省力化できる。
実施の形態5.
図11は、この発明の実施の形態5である新エンジニアリングツールの機能ブロック図である。図11において、新エンジニアリングツール401はビューアとしての旧プログラムビューア28を有する。一般的に、旧エンジニアリングツールの旧プログラムに対し、新エンジニアリングツールの新プログラムNPRO1は、プログラムの図形の見栄えや入出力の形が、OSのGUIの高度化などに伴い、改善される。これに対し、旧エンジニアリングツールに慣れたユーザは旧プログラムPRO1と同じビューでプログラムを見たいという要請や、旧プログラムとの整合性(突き合わせ)チェックを行うときに、旧プログラムと同じ見栄えでチェックしたい、という要請がある。この実施の形態は、このような要請に応えるために、実施の形態1に対し、旧プログラムビューア28を追加する。旧プログラムビューア28は、新プログラムNPRO1を読み込んで、旧プログラムPRO1と同じ見栄えのプログラムPRO29を生成する。
以上のように、新プログラムを旧プログラムの見栄えで表示するようにしたので、旧エンジニアリングツールに慣れたユーザは旧プログラムと同じビューでプログラムを見ることが可能となる。また、ユーザが新プログラムと旧プログラムとの整合チェックを行うときに、旧プログラムと同じ見栄えでチェックすることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、上述した各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変更、省略することが可能である。
1 新エンジニアリングツール、3 新制御装置、11 プログラム変換手段、
12 新プログラム作成記憶手段、13 F/W変換手段、
14 新工学値変換プログラム作成記憶手段、17 実行コード記憶手段、
21 オブジェクトコード記憶手段、22 リンカ、
23 工学値変換実行コード記憶手段、25 F/Wアップローダ、
26 信号自動割当手段、28 旧プログラムビューア、31 実行コード記憶手段、
32 エミュレータ、34 実行手段、61 旧エンジニアリングツール、
61a プログラム作成記憶手段、61c 実行コード記憶手段、
62 旧ファームウェア開発装置、62a 工学値変換ソースプログラム作成記憶手段、
62c 工学値変換実行コード記憶手段、63 旧制御装置、63a 工学値変換手段、
63b 工学値変換実行コード記憶手段、63c エミュレータ、
63d 実行コード記憶手段、101 新エンジニアリングツール、
103 新制御装置、201,301,401 新エンジニアリングツール。

Claims (5)

  1. ソースプログラム変換装置とファームウェア変換装置とを有するエンジニアリングツールであって、
    前記ソースプログラム変換装置は、第1の制御装置を動作させるための第1の制御装置用ソースプログラムを第2の制御装置が実行可能な第2の制御装置用ソースプログラムに変換するものであり、
    前記ファームウェア変換装置は、前記第1の制御装置を動作させるための第1の制御装置用ファームウェアを前記第2の制御装置が実行可能なものに変換するものである
    エンジニアリングツール。
  2. 前記ファームウェア変換装置は、前記第1の制御装置用ファームウェアの実行コードを前記第2の制御装置用ソースプログラムの実行コードにリンクさせることにより前記第1の制御装置用ファームウェアを前記第2の制御装置が実行可能なものに変換するものである
    請求項1に記載のエンジニアリングツール。
  3. 前記ファームウェア変換装置は、前記第1の制御装置用ファームウェアの実行コードを通信回線を介して入手し前記第2の制御装置用ソースプログラムの実行コードにリンクさせることにより前記第1の制御装置用ファームウェアを前記第2の制御装置が実行可能なものに変換するものである
    請求項2に記載のエンジニアリングツール。
  4. 前記ファームウェア変換装置は、前記第1の制御装置用ファームウェアを前記第2の制御装置が利用可能なファームウェアプログラムに変換するものであって、前記ファームウェアプログラムに変換する際に、前記ファームウェアプログラムで使用される信号のアドレスである変換後アドレスをテーブルから検索して前記ファームウェアプログラムに割り付けるものであって、
    前記テーブルは、前記信号と前記変換後アドレスとを対応させて定義したものである
    請求項1に記載のエンジニアリングツール。
  5. 前記第2の制御装置用ソースプログラムを前記第1の制御装置用ソースプログラムのフォーマットで参照可能とするビューアを有するものである
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のエンジニアリングツール。
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