JP2007133622A - エンジニアリングツール及びプログラム変換方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作するコントローラ上での実行エラーを防止する。
【解決手段】ST言語プログラムツール1によって作成されたST言語ソースプログラム(TEXT形式)2をインポート機能5と、そのプログラムをST言語よりC言語へ翻訳するST言語→C言語翻訳機能6、その結果であるC言語ソースプログラム7をC言語ソースプログラム(TEXT形式)14として外部出力するエクスポート機能8を、ST言語変換機能4としてエンジニアリングツール3に備え、ロジック図11とともにCコンパイラ9にて実行ファイル12として制御装置13のC動作環境19をもつコントローラ18で制御動作を行わせる。
【効果】ST言語プログラムの解析を自動実行し、エラー防止コードを追加したC言語プログラムに翻訳することで、C言語動作環境を持つコントローラ上で、実行上のエラーを防止しつつST言語プログラム機能を制御装置で実行可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジニアリングツール及びプログラム変換方法に関し、特に、原子力発電プラントを制御する制御装置で用いられるソフトウェア制御ロジックを作成するのに好適なものに関する。
所定のプログラム言語(具体的には、ST言語)で作成されたプログラムと異なる言語(具体的には、C言語)に変換する場合、従来はプログラム変換(あるいは、以下プログラムコーディングとも称する)後に、人手によりエラーチェックを実施した。
また、所定のプログラム言語(具体的には、Pascal言語)で作成されたプログラムを異なる言語(具体的には、C言語)に変換する際に、変換の際に検出したエラーをメッセージとして出力する技術が知られている。このような技術は、例えば、特開平4−191933号公報(特許文献1)に知られている。
特開平4−191933号公報
しかしながら、上記従来技術には、変換プログラムがエラーを起こさずに実行されるように、変換プログラムを修正することが配慮されていない。例えば、人手によりプログラムを修正したときに、チェック忘れ,チェック省略などをプログラマに許すこととなり、実行コードにエラーが含まれていても、特に無限ループを作りこむ等、エラーを残す可能性があるという問題点があった。
本発明の目的は、プログラム変換時にエラーの抑制が可能なエンジニアリングツール及びプログラム変換方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、変換されたプログラムのうちチェックコードに相当する部分を特定し、特定されたプログラムの部分がエラーを起こさないようにチェックコードに応じてエラー抑制コードを変換されたプログラムに追加するように構成した。
本発明によれば、プログラム変換時に、変換に伴うエラーを抑制することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は、システム全体図を示しており、特に、ST言語で記述されたソースプログラム(以下、ST言語ソースプログラムと称す)をC言語で記述されたソースプログラム(以下、C言語ソースプログラムと称す)に変換するため機能を含んだエンジニアリングツール3を主に説明する。ここで、ソースプログラムは、ソースコードとも呼ばれるもので、人間に理解しやすい表現のプログラミング言語で記述されたものであり、コンパイラ等で機械語に変換された後に、計算機で実行されるものである。また、ST言語(Structured Text 言語)は例えば、PASCALに似た構文構造を持ち、処理が多岐に分かれるアプリケーションをIF−THEN−ELSEのような条件文にて記述したり、演算式が容易に記述できるように工夫された、等が特徴的な言語である。
ST言語プログラムツール1では、ST言語で記述されたプログラム(以下、ST言語プログラムと称す)16が作成され、ST言語プログラム16はST言語ソースプログラム(TEXT形式)の形式で出力される。
エンジニアリングツール3は、ST言語ソースプログラム(TEXT形式)をC言語ソースプログラムに変換するST言語変換機能4,C言語に変換されたC言語ソースプログラムを機械語に変換するCコンパイラ9,ロジック図に基づいてC言語ソースプログラム語を作成するCADツール10で構成される。エンジニアリングツール3は、図1に示すように、ST言語変換機能4(インポート機能5,ST言語→C言語翻訳機能6,C言語ソースプログラム7,エクスポート機能8),Cコンパイラ9及びCADツール10から構成されるが、これらは計算機(例えば、中央演算部,不揮発性記憶部,一時記憶部,入出力インターフェース等で構成)で構成され、各機能はソフトウェアとして構成される。もちろん、複数の計算機として構成して、それぞれの計算機に分散して、各機能のソフトウェアを分散して搭載しても良いし、また、一部の機能をハードウェアとして構成しても良い。
エンジニアリングツール3の動作を説明する。ST言語変換機能4は、ST言語プログラムツール1を使用して作成されたST言語ソースプログラムを、ST言語ソースプログラム(TEXT形式)2として取り込む。なお、TEXT形式でなくても、取込可能に構成可能である。なお、ソースプログラム、またTEXT形式等を含めて、プログラムは、これらの上位の概念である。ST言語変換機能4は、取り込まれたST言語ソースプログラム(TEXT形式)2を元にST言語→C言語に変換し、C言語ソースプログラム7を作成する。Cコンパイラ9は、C言語ソースプログラム7をコンパイル変換して、機械語プログラムを作成する。
一方、CADツール10は、図示しない入力操作部から入力された情報を、演算子及び演算子の接続線として表現することによってロジック図11を画面に表示し、該ロジック図で表現されたロジックをC言語のソースプログラムとして出力する。Cコンパイラ9は、ST言語変換機能4で作成されたC言語ソースプログラムとCADツール10で作成されたC言語ソースプログラムを併合してから、機械語に変換することで、実行ファイル
12を作成する。
実行ファイル12は、制御装置13に送られ、C動作環境19を持つコントローラ18によって制御動作が実行されることとなる。
制御装置13は、例えば、原子力発電プラントを制御するためのものであり、原子力発電に係るプロセス情報を取り込み、このプロセス情報を表示すると共に、操作情報を取り込み、これらに基づいて制御情報をプラントに送って原子力発電を制御するものである。
また、エンジニアリングツール3で作成されたC言語ソースプログラム7は、C言語ソースプログラム(TEXT形式)14として出力されると、C動作環境17を持つシミュレータ15で動作されることとなる。
ST言語変換機能4の構成を説明する。ST言語変換機能4は、ST言語ソースプログラム(TEXT形式)2をエンジニアリングツール3に取り込むためインポート機能(あるいは、単に入力機能とも称する。以下同様)5、インポートされたプログラムをST言語からC言語へ翻訳するST言語→C言語翻訳機能6、ST言語→C言語翻訳機能6が作成するC言語ソースプログラム7を外部へ出力するエクスポート機能8から構成される。
ST言語変換機能4の動作を説明する。インポート機能5がST言語ソースプログラム(TEXT形式)2を取り込むと、ST言語→C言語翻訳機能6が取り込まれたST言語ソースプログラム(TEXT形式)2を元に、エンジニアリングツール3が備えるCコンパイラ9でコンパイル可能なように、C言語で記述される、C言語ソースプログラム7を作成する。
このように、ST言語→C言語翻訳機能6より作成されたC言語ソースプログラム7は、Cコンパイラ9にて、エンジニアリングツール3が備えるCADツール10により作成されたロジック図11と併せて実行ファイル12にコンパイルされることで、ST言語プログラムの動作環境をもたないがC動作環境19をもつ制御装置13のコントローラ18において、ST言語プログラム16の機能を実現可能とする。
エクスポート機能8は、C言語ソースプログラム7を元に、C言語ソースプログラム
(TEXT形式)14として出力する。出力されたC言語ソースプログラム(TEXT形式)14は、ST言語の動作環境をもたないが、C言語プログラムを動作できるシミュレータ15(パソコンなどで構成することも可能)上で動作可能となる。
ST言語→C言語翻訳機能6は、上記説明の通りST言語ソースプログラム(TEXT形式)2をC言語ソースプログラム7に変換するものであるが、変換の際に発生した文法的な処理のエラーを修復する機能を含んでいる。図2に、ST言語→C言語翻訳機能6の動作を含んだ動作フローを示す。
インポート機能5がST言語ソースプログラム(TEXT形式)2を入力すると、ST言語→C言語翻訳機能6からステップ21で、ST言語ソースプログラム(TEXT形式)2をC言語プログラムに変換する。なお、この変換動作には、一部人手による作業が含まれることもあり、場合によっては、全部が人手による変換作業となり得る。ステップ22で文法上のエラーがないかチェックする。エラーがなければ(OKであれば)ステップ
25に進む。エラーがあると判断されると(OKでなければ)ステップ24で、エラー報告を行う。ステップ29では、エラー報告に応じた防止コードを追加し、再度ステップ
22で文法上のエラーがないかチェックする。
ステップ22でエラーがないと判断されると(OKであれば)Cコンパイラ9にて、ステップ25で、C言語ソースプログラム7を機械語に変換する。変換された機械語プログラムとは再びST言語→C言語翻訳機能6にて、ステップ26で動作上のエラーがないかチェックする。エラーがあると判断されると(OKでなければ)、ステップ27でエラー報告を行い、ステップ29でエラー報告に応じた防止コードを追加し、再び、ステップ
22に戻る動作をなす。ステップ26でエラーがなければ(OKであれば)、ステップ
28で変換された機械語プログラムを実行コードとなして、実行ファイル12に格納する。
図2に示したステップ29(エラー報告に応じた防止コードを追加する)の具体例を説明する。ST言語→C言語翻訳機能6が行うSTプログラムの解析において、実行エラー防止コード追加は、トランスレータが無限ループを防止するものである。すなわち、ループ端のループ終了条件を満たす事がないループを含むコードをコンパイルすると、無限ループに陥ってしまうので、これを回避するために防止コードを追加するのである。
図3−1に、変換されたC言語ソースプログラム7の例を示す。このプログラムでは、ステップ301でループの終了条件を設定し、ステップ302でループの処理を行い、ステップ303で処理した結果がステップ301で設定したループ終了条件を満足しているか判断し、ループ終了条件を満足していなければ、ループ301に戻り、再度ステップ
302でループ処理を行う。この場合、ループ終了条件の設定によっては、ステップ301からステップ303の間を何度も繰り返す無限ループとなってしまうおそれがある。
ST言語→C言語翻訳機能6の動作を図3−2に示す。この動作により、無限ループを防止するためのコードを追加する。ST言語→C言語翻訳機能6は、ステップ311で、C言語ソースプログラム7の各構成文法をチェックして「ループ」であるか否か判断する。
図3に示す動作例では、変換されたプログラムのなかにループに相当するコードがあるか否か探し出し、また、後述する図4に示す動作例では、配列の代入に相当するコードがあるか否か探すが、これらの探索の対象となるコード(ST言語プログラムからC言語プログラムに変換に伴って文法上等のエラーを起こす可能性あるコード)が予め記憶部(図示せず)に記憶されており、例えば、無限ループ、次に、配列の代入、…のように、探索の対象となるコードを記憶部から読み出す。ステップ311で「ループ」と判断されると、ステップ312で、カウンタを設置し、更に、ステップ323でループ部分のトランスレートを設けて、フローを終了する。すなわち、C言語ソースプログラム7として構成された図3−1の処理について、図3−3の点線で囲まれた処理(ステップ311,ステップ312及びステップ313)に相当するコードを追加する。
このように、図3に示す動作例では、ステップ311,ステップ312及びステップ
313に相当するコードが追加されるが、これらのコードは予め「ループ」に対応するエラーを抑制する処理のコードとして記憶部(図示せず)に記憶されており、「ループ」を探索した場合にそれに対応するものとして記憶部から読み出される。後述する図4に示す「配列の代入」について同様に予め記憶されているコードを読み出すことで、「配列の代入」に対応するための処理のコードを得て、プログラムに追加する。
コードが追加されたC言語ソースプログラム7の処理フローを図3−3として説明する。ステップ301の後に、ステップ311で、カウンタがmax値より大きいか比較する。なお、ステップ301でループ終了条件を設定されたときに、それと共に、カウンタ値が1と設定され、また、maxが例えば10あるいは100等の適切な値が設定される。ステップ312で、カウンタ値は1プラスとなり、すなわち、ステップ312も処理の毎に1ずつ増加される。前記説明の図3−1のフローと同様に、ステップ302でループ処理して、ステップ303でループ条件を満足しなければ再度(何度も)ステップ301に戻る(ただし、2回目以降はカウンタ値を1に戻すことはなく、そのカウント値を維持する)こととなるが、その間にステップ311でカウント値がmaxよりも大きくなったと判断されると、ステップ313でエラー処理を行うと共に、ステップ301からステップ303に戻るループをぬけるように処理する。
次に、ST言語→C言語翻訳機能6が行うエラー防止コードの追加の他の例を説明する。図4に、配列境界チェックの場合の動作例を示す。配列の範囲1の外に代入処理をするコードをメモリ異常を引き起こさないようにこれを回避するために処理を行う。
図4−1に、数値および文字コードを記憶するための配列61を示す。配列61では配列(1),(2),…,(11)のそれぞれに、数値および文字コードを記憶する。この時、ステップ402で示す配列の範囲外の代入を行うとメモリ異常のエラーを起こす。
このメモリ異常のエラーを防止するためコードを追加するためのST言語→C言語翻訳機能6の動作を図4−2に示す。ステップ411で、C言語ソースプログラム7の各構成文法をチェックして「配列への代入」の処理であるか否か判断する。ステップ411で
「配列への代入」の処理であると判断されると、ステップ412で境界チェックを設定し、ステップ413で配列代入部分のトランスレートを行う。すなわち、C言語ソースプログラム7として構成された図4−1で示される「配列401の代入」についてこの場合、図4−3のステップ402で示す「配列に代入」に相当する、図4−3の点線で囲まれた処理(ステップ421及びステップ423)に相当するコードを追加する。
コードが追加されたC言語プログラムの処理フローを図4−3として説明する。配列代入の前処理として、ステップ421で、境界内か否か判断する。ステップ421で境界内でないと判断すると、ステップ423でエラー処理を行う。
図5〜図9を用いて他の実施例を説明する。なお、前記説明の実施と同じ構成部分には同符号を付しており、その部分の説明は省略する。図5に示すように、エンジニアリングツール3には、データベース20が機能されている。このデータベース20には、図6に示すように、ユーザID、d100(A0001,A0002,A0003,A0004…)ごとのエラー統計情報(d101,d102及びd103)が格納されている。
図7にプログラム作成処理フローを示す。データベース20には、ユーザIDごとのエラー統計情報が格納されているが、プログラム作成処理フローのエラー報告処理S24及びS27で、データベース20にユーザID毎にエラー内容を格納する。
図8にエラー傾向報告処理フローを示す。ステップ31で、プログラムユーザIDでエンジニアリングツール3にログインすると、ステップ32で、データベース20からデータを読み出す。ステップ33でエラー統計情報を画面表示する。図9に、エラー統計情報表示画面を示す。ユーザがエンジニアリングツール3にログイン及びログアウトするたびに、ST言語プログラミングツール1上にユーザ毎のエラー統計情報d100を頻度順に表示する。ユーザID,d201に応じてエラー頻度を示す縦軸d202、エラー種別を示す縦軸d203に対して、エラー頻度を示す棒グラフd204〜d206及びユーザのエラー発生傾向に対するコメント表示画面d207を表示する。
ステップ34でコーディング作業の処理を行い、ステップ35でログアウトか否か判断し、ログアウトであれば、ステップ36でデータベース20から情報を読み出し、ステップ37でエラー統計情報を表示する。ステップ35でログアウトでなければ再びステップ34に戻りコーディング作業の処理を行う。
このように、ST言語で作成されたソースプログラムをC言語へ翻訳する際、ソースプログラムを自動解析し、プログラマの文法上のエラーを検出する機能と、翻訳後のC言語ソースプログラムがコントローラ上で実行される際のエラーを防止するため、C言語ソースプログラムに対して実行時エラー防止コードを自動追加してC言語ソースプログラムとして作成する機能を有するST言語変換機能を備えることで、ST言語プログラムを、エンジニアリングツールが備えるCADツールで作られたロジック図と併せてCコンパイラでコンパイル可能とし、ST動作環境を備えていない制御装置のコントローラで動作可能とするエンジニアリングツールを提供する。
また、制御装置のプログラムを作成するエンジニアリングツールにおいて、ST言語プログラム作成機能とSTコンパイラを備えることを必要とせずに、ST言語で記述されたプログラムを、C言語で記述されたTEXT形式のファイルとして出力し、ST動作環境を備えていないシミュレータで動作可能とするエンジニアリングツールを提供する。
具体的には、CADツールでロジック図を作成しCコンパイラでコンパイルすることで制御装置のコントローラで実行可能とする機能を備えたエンジニアリングツールに、TEXT形式のST言語プログラムを取り込むインポート機能、ST言語プログラムをC言語プログラムに翻訳する際に、ST言語プログラムを自動解析し、文法エラーのチェック、翻訳後のC言語ソースプログラムに対して実行時エラー防止コードの自動追加を行うSTプログラム翻訳機能、翻訳後のC言語ソースプログラムを、TEXT形式のC言語プログラムとして出力するエクスポート機能を備えるものである。
以上説明してきたように構成されているのでST言語で記述されたTEXT形式のプログラムを取り込み、ST言語プログラムの解析を自動実行し、エラー防止コードを追加したC言語プログラムに翻訳することで、CADツールで作成したロジック図とコンパイル可能とし、かつ実行上のエラーを防止して、ST言語プログラムの機能を制御装置で実行可能とする。
その他に、ST言語で記述されたTEXT形式のプログラムを取り込み、C言語に翻訳しC言語ソースプログラムとして、CADツールで作成したロジック図と実行ファイルとして、他のST言語プログラムツールで作成されたプログラムを、ST言語プログラム作成機能,STコンパイラ、及び機器上でのST動作環境を必要とせずに、ST言語プログラムの機能を制御装置で実行可能とする。
その他に、ST言語で記述されたTEXT形式のプログラムを取り込み、C言語に翻訳しTEXT形式のC言語ソースプログラムとして、エクスポートできるので、ST言語プログラム作成機能,STコンパイラ、及び機器上でのST動作環境を備えていないシミュレータにおいて、ST言語プログラムの機能をシミュレート可能とする。
エンジニアリングツールのブロック図。 エンジニアリングツール処理フロー説明図。 無限ループエラー防止の説明図。 配列境界エラー防止チェックの説明図。 データベースに接続したエンジニアリングツールを示す図。 データベース形式を示す図。 プログラム作成処理フロー図。 エラー傾向報告処理フロー図。 エラー統計情報表示画面の図。
符号の説明
1…ST言語プログラムツール、2…ST言語ソースプログラム(TEXT形式)、3…エンジニアリングツール、4…ST言語変換機能、5…インポート機能、6…ST言語→C言語翻訳機能、7…C言語ソースプログラム、8…エクスポート機能、9…Cコンパイラ、10…CADツール、11…ロジック図、12…実行ファイル、13…制御装置、14…C言語ソースプログラム(TEXT形式)、15…シミュレータ、16…ST言語プログラム、17,19…C動作環境、18…コントローラ。

Claims (11)

  1. 言語変換に伴うチェックコードを記憶すると共に、プログラムエラーに応じてエラーを抑制するコードを記憶する記憶部と、前記チェックコードを読み出して前記記憶内容を参照して、言語が変換されたプログラムを作成する処理部を有し、前記処理部は、変換されたプログラムのうち前記チェックコードに相当する部分を特定し、前記プログラムの特定された部分について実行時にエラーを抑制するように前記チェックコードに応じたエラー抑制コードを前記記憶部から読み出して変換されたプログラムに追加するように構成されることを特徴とするエンジニアリングツール。
  2. 請求項1において、変換の対象となるプログラムを入力する入力部を有することを特徴とするエンジニアリングツール。
  3. 請求項2において、前記変換されたプログラムを機械語に変換する変換部を有することを特徴とするエンジニアリングツール。
  4. 請求項1において、プログラム言語の変換はST言語からC言語への変換であることを特徴とするエンジニアリングツール。
  5. 請求項4において、前記変換されたプログラムに、コードを追加あるいは変更する作成ツールを有することを特徴とするエンジニアリングツール。
  6. 請求項1において、前記チェックにより特定されるコードはループに関するものであることを特徴とするエンジニアリングツール。
  7. 請求項1において、前記チェックにより特定されるコードは配列への代入に関するものであることを特徴とするエンジニアリングツール。
  8. 請求項1において、エラーに関する情報を蓄積するデータベースを有することを特徴とするエンジニアリングツール。
  9. 請求項8において、前記データベースの蓄積内容を読み出して図面に表示する表示部を有することを特徴とするエンジニアリングツール。
  10. 記憶部からチェックコードを読み出して、変換されたプログラムのうち前記チェックコードに相当する部分を特定し、前記プログラムの特定された部分について実行時にエラーを抑制するように前記チェックコードに応じたエラー抑制コードを記憶部から読み出して、変換されたプログラムに追加するプログラム変換方法。
  11. プログラムを入力する入力部と、該入力されたプログラムを変換する変換部と、該変換されたプログラムから所定のチェックコードを特定する特定部と、前記特定されたコードについてエラーを抑制するように前記チェックコードに応じたエラー抑制コードを追加する修正部と、前記追加されたプログラムを出力する出力部を有することを特徴とするエンジニアリングツール。
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