JP2013190316A - プローブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 サイズを小さくすることができるプローブの提供。
【解決手段】 液体試料が設定方向に流通する液体試料流路10と、液体試料流路10の外周に液体試料流路10と同軸外周円環状となるように形成され、ネブライザガスが設定方向に流通するネブライザガス流路20と、ネブライザガス流路20の出口端部22の周囲にネブライザガス流路20と同軸外周円環状の加熱ガス噴出口32が形成され、アシストガスを設定方向に噴射するための加熱ガス流路30と、加熱ガス流路30中に配置され、加熱ガス噴出口32から噴射するためのアシストガスを加熱する加熱体40とを備えるプローブ1であって、ネブライザガス流路20と加熱ガス流路30との間に形成されたアシストガス流路33を備え、加熱体40に加熱される前のアシストガスがアシストガス流路33を流通した後、加熱体40で加熱された後のアシストガスを加熱ガス流路33に流通させるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、プローブに関し、さらに詳しくは、液体クロマトグラフ部から溶出した液体試料をイオン化するESIプローブに関する。
液体クロマトグラフ質量分析装置(LC/MS)は、液体試料を成分毎に分離して溶出する液体クロマトグラフ部(LC部)と、LC部から溶出してきた試料成分をイオン化するイオン化室と、イオン化室から導入されたイオンを検出する質量分析部(MS部)とから構成される。このようなイオン化室では、液体試料をイオン化するために様々なイオン化手法が用いられているが、エレクトロスプレーイオン化法(ESI)や大気圧化学イオン化法(APCI)等の大気圧イオン化法が広く用いられている。
具体的には、APCIでは、LC部のカラムの末端に接続されたノズルの先端をイオン化室の内部に向けて配設するとともに、ノズルの先端の前方に針電極を配置している。そして、ノズルにおいて加熱により霧化した試料の液滴に、針電極からのコロナ放電により生成したキャリアガスイオン(バッファイオン)を化学反応させてイオン化している。一方、ESIでは、LC部のカラムの末端に接続されたノズルの先端をイオン化室の内部に向けて配設するとともに、ノズルの先端部に数kV程度の高電圧を印加して強い不平等電界を発生させる。これにより、液体試料は電界により電荷分離し、クーロン引力により引きちぎられて霧化する。その結果、周囲の空気に触れて試料の液滴中の溶媒は蒸発し、気体イオンが発生する。
図3は、ESI法を用いた液体クロマトグラフ質量分析装置の一例を示す概略構成図である。なお、地面に垂直な一方向をX方向(設定方向)とし、地面に水平でX方向と垂直な方向をY方向とし、X方向とY方向とに垂直な方向をZ方向とする。
液体クロマトグラフ質量分析装置には、イオン化室211と、イオン化室211に隣接する第1中間室212と、第1中間室212に隣接する第2中間室213と、第2中間室213に隣接する質量分析室(MS部)214とがそれぞれ隔壁を介して連続的に設けられている(例えば、特許文献1参照)。このような液体クロマトグラフ質量分析装置では、LC部11にて成分分離された液体試料が、液体試料流路10を介してESIプローブ101に供給される。また、ネブライザガス(例えば窒素ガス)が、ネブライザガス導入流路25を介してESIプローブ101に供給される。さらに、アシストガス(例えば窒素ガス)が、アシストガス導入流路35を介してESIプローブ101に供給される。その結果、液体試料はESIプローブ101によってイオン化室211内部に噴霧される。
ここで、図4は、図3に示すESIプローブの断面図である。ESIプローブ101は、液体試料がX方向に流通する円管形状の液体試料流路10と、ネブライザガスがX方向に流通する円環形状のネブライザガス流路20と、アシストガスがX方向に流通する円環形状の加熱ガス流路130と、加熱ガス流路130中に配置された加熱ヒータ40とを備える。
液体試料流路10は、金属製の細い円管形状であり、上端部がLC接続部11と接続されるとともに、下端部に液体試料流路出口12が形成されている。これにより、LC接続部11から導入された液体試料が、液体試料流路10の内側をX方向に流通した後、液体試料流路出口12からX方向に噴射されるようになっている。
ネブライザガス流路20は、金属製の太い円管形状であり、液体試料流路10の外周に液体試料流路10と同軸外周円環状となるように形成されており、上端部にネブライザガス入口21が形成されるとともに、下端部には液体試料流路出口12の周囲に液体試料流路10と同軸外周円環状のネブライザガス出口22が形成されている。このようなネブライザガス流路20によれば、ネブライザガス入口21から導入されたネブライザガスが、液体試料流路10の外側とネブライザガス流路20の内側との間をX方向に流通した後、ネブライザガス出口22からX方向に噴射されるようになっている。これにより、液体試料流路出口12から噴射された液体試料は、液体試料流路出口12の周囲に噴射されるネブライザガスとの衝突作用により霧状態となってイオン化室211内部に噴霧される。
また、液体試料流路10の下端部とネブライザガス流路20の下端部とに電圧源(図示せず)から数kVの高電圧が印加されるように配線が接続されており、液体試料のイオン化が行われるようになっている。なお、液体試料流路10の下端部とネブライザガス流路20の下端部とに高電圧が印加されるため、ネブライザガス流路20の上端部と液体試料流路10との間には、液体試料流路10と同軸外周円環状の樹脂部品やゴム部品(電気絶縁体)23が配置されるとともに、ネブライザガス流路20の中部には、液体試料流路10と同軸外周円環状の樹脂部品やゴム部品(電気絶縁体)24が配置されている。
加熱ガス流路130は、ネブライザガス流路20の下端部の周囲にネブライザガス流路20と同軸外周円環状となるように形成された円環流路130aと、円環流路130aの上端部の一部と接続された円管形状の加熱流路130bとを有する。加熱流路130bの上端部に加熱ガス入口134が形成されるとともに、加熱流路130bの中央内部に加熱ヒータ40が配置され、加熱流路130bの下端部が円環流路130aの上端部の一部と接続されている。そして、円環流路130aの下端部には、ネブライザガス出口22の周囲にネブライザガス流路20と同軸外周円環状の加熱ガス出口ノズル132が形成されている。なお、加熱ヒータ40の熱や、加熱されたネブライザガスの熱が伝達しないようにするため、ネブライザガス流路20の外側と加熱ガス流路130の内側との間に、所定の距離(例えば、20mm)以上となる空間が設けられている。
このような加熱ガス流路130によれば、加熱ガス入口134から導入されたアシストガスが、加熱流路130bをX方向に通過する際に加熱ヒータ40によって500℃程度に加熱され、円環流路130aをX方向に流通した後、加熱ガス出口ノズル132からX方向に噴射されるようになっている。これにより、有機溶媒を含有する液体試料の有機溶媒がアシストガスによって気化して液体試料のイオン化効率が高まる。また、アシストガスの流れにより、噴霧化された試料の広がりが抑えられ、MS部214におけるイオン化試料の密度が高まって感度向上に寄与する。
このようなESIプローブ101によってイオン化室211で生成されたイオンは、脱溶媒管219、第1中間室212内の第1イオンレンズ221、スキマー222、第2中間室213内のオクタポール223及びフォーカスレンズ224、入口レンズ225を順に経てMS部214に送られ、四重極216、217により不要イオンが排出され、検出器218に到達した特定イオンのみが検出されることになる。
特開2001−343363号公報
ところで、このようなESIプローブ101では、加熱ヒータ40の熱や、500℃程度に加熱された加熱ガスの熱が、金属製の液体試料流路10に伝達すると、液体試料流路10を流通する液体試料の温度が沸点に達し、沸騰して試料が熱分解されてしまったり、樹脂部品やゴム部品(電気絶縁体)23、24が熱で変形してしまったりする。
また、液体試料流路10の下端部は、ネブライザガス流路20に対して位置調節ツマミ(図示せず)によりX軸に直交するYZ面内の所定範囲で略平行に移動可能となっており、適宜に位置を調整することができるようになっていたり、ネブライザガス流路20に対してX軸方向に抜き差しができる(突出量を調整することができる)ようになっており、適宜に位置を調整することができるようになっている。
よって、試料が熱分解されたり電気絶縁体23、24が熱で劣化したりせず、さらにユーザが火傷せずに液体試料流路10の位置を調整することができるように、加熱ヒータ40の熱やアシストガスの熱が、金属製の液体試料流路10に伝達しないようにする必要がある。そのため、ネブライザガス流路20の外側と加熱ガス流路130の内側との間に、所定の距離(例えば、20mm)以上となる空間が設けられているが、この場合はESIプローブ101が大きくなるという問題点があった。なお、ネブライザガス流路20の外側と加熱ガス流路130の内側との間に断熱材を配置することも考えられるが、コスト増となるという問題点があった。
そこで、本発明は、サイズを小さくすることができるプローブを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明のプローブは、液体試料が設定方向に流通する管状の液体試料流路と、前記液体試料流路の外周に液体試料流路と同軸外周円環状となるように形成され、ネブライザガスが設定方向に流通するネブライザガス流路と、前記ネブライザガス流路の出口端部の周囲にネブライザガス流路と同軸外周円環状の加熱ガス噴出口が形成され、アシストガスを設定方向に噴射するための加熱ガス流路と、前記加熱ガス流路中に配置され、前記加熱ガス噴出口から噴射するためのアシストガスを加熱する加熱体とを備えるプローブであって、前記ネブライザガス流路と加熱ガス流路との間の全部又は一部に形成されたアシストガス流路を備え、前記加熱体に加熱される前のアシストガスがアシストガス流路を流通した後、前記加熱体で加熱された後のアシストガスが加熱ガス流路を流通するようにしている。
ここで、「設定方向」とは、設計者等によって予め決められた任意の一方向であり、例えば、下方向等となる。
本発明のプローブによれば、加熱される前(常温)のアシストガスが流通するアシストガス流路が、ネブライザガス流路と加熱ガス流路との間に形成されているため、加熱体の熱や加熱後のアシストガスの熱が液体試料流路に伝達することがなく、さらにネブライザガス流路を常温のアシストガスで冷却することができる。その結果、断熱効果が高くなり、ネブライザガス流路の外側と加熱ガス流路の内側との間に、所定の距離以上となる空間を設ける必要がなくなってプローブのサイズを小さくすることができる。また、電気絶縁体として比較的耐熱性の低いものを使用することができ、コストを下げることができる。なお、断熱材を使用する場合でも、断熱材に求められる断熱性能を低くすることができる。
(その他の課題を解決するための手段及び効果)
また、本発明のプローブにおいては、前記アシストガス流路は、前記ネブライザガス流路の外周にネブライザガス流路と同軸外周円環状となるように形成され、前記加熱体に加熱される前のアシストガスが設定方向と逆方向又は設定方向に流通するようにしてもよい。
さらに、本発明のプローブにおいては、前記液体試料流路は金属で作製されており、前記液体試料流路の出口端部に高電圧が印加されるようになっているようにしてもよい。
本発明に係るESI法を用いた液体クロマトグラフ質量分析装置の一例を示す概略構成図。 図1に示すESIプローブの断面図。 ESI法による液体クロマトグラフ質量分析装置の一例を示す概略構成図。 図3に示すESIプローブの断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれる。
図1は、本発明に係るESI法を用いた液体クロマトグラフ質量分析装置の一例を示す概略構成図であり、図2は、図1に示すESIプローブの断面図である。なお、上述した従来の液体クロマトグラフ質量分析装置と同様のものについては、同じ符号を付している。
液体クロマトグラフ質量分析装置には、イオン化室211と、イオン化室211に隣接する第1中間室212と、第1中間室212に隣接する第2中間室213と、第2中間室213に隣接するMS部214とがそれぞれ隔壁を介して連続的に設けられている。
ESIプローブ1は、液体試料がX方向に流通する円管形状の液体試料流路10と、ネブライザガスがX方向に流通する円環形状のネブライザガス流路20と、加熱後(500℃程度)のアシストガスがX方向に流通する円環形状の加熱ガス流路30と、加熱ガス流路30中に配置された加熱ヒータ40と、加熱前(常温)のアシストガスが−X方向に流通するアシストガス流路33とを備える。
アシストガス流路33は、ネブライザガス流路20の外周にネブライザガス流路20と同軸外周円環状となるように形成された主流路33aと、アシストガスを主流路33aに導入するための円管形状の導入流路33bと、アシストガスを加熱ガス流路30に導入するための円管形状の接続流路33cとを有する。
主流路33aは、ネブライザガス流路20の外周にネブライザガス流路20と同軸外周円環状となるように形成されており、主流路33aの上端面の一部分から導入流路33bが主流路33aの下端部まで挿入されるとともに、主流路33aの上端面の他の一部分が接続流路33cの一端部と接続されている。そして、逆Uの字形状の接続流路33cの他端部が加熱ガス流路30の加熱流路30bの上端部と接続されている。
このようなアシストガス流路33によれば、導入流路33bに導入されたアシストガスが、導入流路33bをX方向に流通した後、導入流路33bの下端部から主流路33aの下端部に導入される。主流路33aの下端部に導入されたアシストガスは、主流路33aの全周を−X方向に流通した後、接続流路33cの一端部に導入される。接続流路33cの一端部に導入されたアシストガスは、接続流路33cを流通した後、加熱ガス流路30に導入される。
加熱ガス流路30は、主流路33aの下端部の周囲に主流路33aと同軸外周円環状となるように形成された円環流路30aと、円環流路30aの上端部の一部と接続された円管形状の加熱流路30bとを有する。加熱流路30bの上端部に接続流路33cの他端部が接続されるとともに、加熱流路30bの中央内部に加熱ヒータ40が配置され、加熱流路30bの下端部が円環流路30aの上端部の一部と接続されている。そして、円環流路30aの下端部には、主流路33aの下端部の周囲に主流路33aと同軸外周円環状の加熱ガス出口ノズル32が形成されている。つまり、ネブライザガス流路20の外側と加熱ガス流路30の内側との間には、主流路33aが形成されている。よって、加熱ヒータ40の熱や加熱後のアシストガスの熱が液体試料流路10に伝達することがなく、さらにネブライザガス流路20を常温のアシストガスで冷却することができるため、ネブライザガス流路20の外側と加熱ガス流路30の内側との間の距離は、例えば、3mmとなっている。
以上のように、本発明のESIプローブ1によれば、ネブライザガス流路20の外側と加熱ガス流路30の内側との間の断熱効果が高くなり、ネブライザガス流路20の外側と加熱ガス流路30の内側との間に、所定の距離以上となる空間を設ける必要がなくなり、ESIプローブ1のサイズを小さくすることができる。また、電気絶縁体23、24として比較的耐熱性の低いものを使用することができ、コストを下げることができる。
<他の実施形態>
上述したESIプローブ1において、主流路33aは、ネブライザガス流路20の外周にネブライザガス流路20と同軸外周円環状となるように形成されている構成としたが、主流路33aは、ユーザが触る場所や温度上昇が問題となる場所のみに形成されているような構成としてもよい。
本発明は、液体クロマトグラフ部から溶出してきた液体試料をイオン化するESIプローブ等に利用することができる。
1: ESIプローブ
10: 液体試料流路
20: ネブライザガス流路
22: ネブライザガス出口
30: 加熱ガス流路
32: 加熱ガス噴出口
33: アシストガス流路
40: 加熱ヒータ(加熱体)

Claims (3)

  1. 液体試料が設定方向に流通する管状の液体試料流路と、
    前記液体試料流路の外周に液体試料流路と同軸外周円環状となるように形成され、ネブライザガスが設定方向に流通するネブライザガス流路と、
    前記ネブライザガス流路の出口端部の周囲にネブライザガス流路と同軸外周円環状の加熱ガス噴出口が形成され、アシストガスを設定方向に噴射するための加熱ガス流路と、
    前記加熱ガス流路中に配置され、前記加熱ガス噴出口から噴射するためのアシストガスを加熱する加熱体とを備えるプローブであって、
    前記ネブライザガス流路と加熱ガス流路との間の全部又は一部に形成されたアシストガス流路を備え、
    前記加熱体に加熱される前のアシストガスがアシストガス流路を流通した後、前記加熱体で加熱された後のアシストガスが加熱ガス流路を流通することを特徴とするプローブ。
  2. 前記アシストガス流路は、前記ネブライザガス流路の外周にネブライザガス流路と同軸外周円環状となるように形成され、前記加熱体に加熱される前のアシストガスが設定方向と逆方向又は設定方向に流通することを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記液体試料流路は金属で作製されており、前記液体試料流路の出口端部に高電圧が印加されるようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプローブ。
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