JP2013189100A - 船舶用プロペラ - Google Patents

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Abstract

【課題】翼端部におけるキャビテーション発生の抑制と、プロペラ翼の応力集中の回避とをバランスよく両立するようにした、船舶用プロペラを提供するものである。
【解決手段】船舶用ブロペラのプロペラ翼10のレーキ分布に2ヶ所の変曲点を設け、翼根部11から第1の変曲点12までは後方レーキをとり、第1の変曲点12から第2の変曲点13までは前方レーキをとり、第2の変曲点13から翼端部14まではプロペラ軸線A−Aに対して直交するようにレーキを0とする。第1の変曲点12がプロペラ半径の40〜60%の位置であり、第2の変曲点13がプロペラ半径の80〜95%の位置であることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、船舶用プロペラに関するものであり、より詳しくは船舶用プロペラのレーキ分布に関するものである。
従来、船舶用プロペラの形状として、プロペラ翼の様々なレーキ分布が提案されている。例えば、図4に示す従来例に係る船舶用プロペラのプロペラ翼100は、翼根部101から変曲点102までは後方レーキをとり、変曲点102から前方レーキに向きを変えて、変曲点102から翼端部104までは前方レーキをとるようになっている。このレーキ分布は、プロペラの強度上の観点から、翼面上の応力集中を緩和させる目的で採用されているものである。
ところがプロペラ翼100の場合、図4に示すように、翼端部104でのサーキュレーションΓの密度が大きくなって、この部分での誘導速度が大きくなる。その結果、翼正面側に負圧が発生しやすくなり、この負圧が増大すると、翼正面側にキャビテーションが発生するという問題があった。
これに対して特許文献1及び特許文献2には、翼端部において後方レーキをとることにより翼端部を屈曲させて、翼端部まわりの流れを抑制するようにした発明が記載されている。これによれば、翼正面側に負圧が発生しにくく、キャビテーションの発生が抑制される。
一方、特許文献3には、レーキ分布形状を全体として逆S字形状として、特に後進回転時における翼の過大応力を緩和するようにした発明が記載されている。図5は、特許文献3に記載されたプロペラと同様の、逆S字形状のレーキ分布形状をとるプロペラ翼200を示すものである。プロペラ翼200は、翼根部201から第1の変曲点202までは後方レーキをとり、第1の変曲点202から第2の変曲点203までは前方レーキをとり、第2の変曲点203から翼端部204までは再び後方レーキをとるようになっている。特許文献3には特に記載されていないが、この場合にも翼端部204におけるキャビテーション発生の抑制効果が想定される。
特許第3670811号公報 特許第3416006号公報 特許第2883006号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された発明のように、翼端部において後方レーキをとることにより翼端部だけを屈曲させた場合、根元側への応力集中の問題がある。
また、特許文献3に記載された発明のように、逆S字形状のレーキ分布形状とした場合も、第1の変曲点202と第2の変曲点203との中間部分において応力集中部が生じることが考えられる。
これらの応力集中の問題は、翼厚の増大によるコスト増加や、プロペラ性能の低下につながる。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、翼端部におけるキャビテーション発生の抑制と、プロペラ翼の応力集中の回避とをバランスよく両立するようにした、船舶用プロペラを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の船舶用プロペラは、プロペラ翼のレーキ分布に2ヶ所の変曲点を設け、翼根部から第1の変曲点までは後方レーキをとり、第1の変曲点から第2の変曲点までは前方レーキをとり、第2の変曲点から翼端部まではプロペラ軸線に対して直交するようにレーキを0としたことを特徴とする。
また好ましくは、前記第1の変曲点がプロペラ半径の40〜60%の位置であり、前記第2の変曲点がプロペラ半径の80〜95%の位置であることを特徴とする。
また好ましくは、前記第2の変曲点から翼端部までが、プロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも後方に位置することを特徴とする。
また好ましくは、前記第2の変曲点から翼端部までが、プロペラ軸線に垂直な翼基準線上に位置することを特徴とする。
また好ましくは、前記第2の変曲点から翼端部までが、プロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも前方に位置することを特徴とする。
本発明によれば、プロペラ翼のレーキ分布に2ヶ所の変曲点を設け、翼根部から第1の変曲点までは後方レーキをとり、第1の変曲点から第2の変曲点までは前方レーキをとるようにしたので、プロペラ軸方向にバランスよく配設されて、翼断面に過大応力が発生するのを抑制することができる。
また、第2の変曲点から翼端部まではプロペラ軸線に対して直交するようにレーキを0としたので、第2の変曲点から翼端部までが前方レーキをとるのと比較すると、翼端部付近でのサーキュレーションΓの密度の増加を緩和することができ、翼端部に大きな負圧が発生することを防止し、キャビテーションの発生を抑制することができる。また同時に、第2の変曲点から翼端部までが後方レーキをとるのと比較すると、第1の変曲点と第2の変曲点との中間部分に生じる、局部曲げ過大応力集中部を緩和することができる。
また本発明によれば、第1の変曲点をプロペラ半径の40〜60%の位置とし、第2の変曲点をプロペラ半径の80〜95%の位置としたので、プロペラ半径方向にバランスよく配設されて、遠心力による曲げモーメントと、プロペラ前後進回転時の翼への過大応力とを相殺することができる。
また本発明によれば、第2の変曲点から翼端部までを、プロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも後方に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
また本発明によれば、第2の変曲点から翼端部までを、プロペラ軸線に垂直な翼基準線上に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
また本発明によれば、第2の変曲点から翼端部までを、プロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも前方に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
以上、本発明によれば、翼端部におけるキャビテーション発生の抑制と、プロペラ翼の応力集中の回避とをバランスよく両立するようにした、船舶用プロペラを提供することができる。
本発明の実施形態1に係る船舶用プロペラのレーキ分布の形状図である。 本発明の実施形態2に係る船舶用プロペラのレーキ分布の形状図である。 本発明の実施形態3に係る船舶用プロペラのレーキ分布の形状図である。 従来例に係る船舶用プロペラのレーキ分布の形状図である。 従来例に係る船舶用プロペラのレーキ分布の形状図である。
次に、図1を参照して、本発明の実施形態1に係る船舶用プロペラについて説明する。図1は、実施形態1に係る船舶用プロペラのレーキ分布の形状図である。図1において、A−A線はプロペラ軸線であり、B−B線はプロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線である。また、符号Rは、プロペラ半径(プロペラ軸線から翼端部までの距離)における位置を割合で示すものである。実施形態2及び実施形態3おいても同様である。
実施形態1に係る船舶用プロペラのプロペラ翼10は、翼根部11がプロペラボス1に取り付けられている。プロペラ翼10のレーキ分布には、2ヶ所の変曲点12,13が設けられている。
翼根部11から第1の変曲点12までは後方レーキがとられている。そして、第1の変曲点12で方向を変えて、第1の変曲点12から第2の変曲点13までは前方レーキがとられている。さらに、第2の変曲点13で方向を変えて、第2の変曲点13から翼端部14まではプロペラ軸線A−Aに対して直交するようにレーキが0になっている。
第1の変曲点12は、プロペラ半径の40〜60%の位置にあることが好ましく、第2の変曲点13は、プロペラ半径の80〜95%の位置にあることが好ましい。
また、第2の変曲点13から翼端部14までが、プロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−Bよりも後方(船尾側)に位置している。
実施形態1に係る船舶用プロペラによれば、プロペラ翼10のレーキ分布に2ヶ所の変曲点12,13を設け、翼根部11から第1の変曲点12までは後方レーキをとり、第1の変曲点12から第2の変曲点13までは前方レーキをとるようにしたので、プロペラ軸方向にバランスよく配設されて、翼断面に過大応力が発生するのを抑制することができる。
また、第2の変曲点13から翼端部14まではプロペラ軸線A−Aに対して直交するようにレーキを0としたので、第2の変曲点13から翼端部14までが前方レーキをとるのと比較すると、翼端部14付近でのサーキュレーションΓの密度の増加を緩和することができ、翼端部14に大きな負圧が発生することを防止し、キャビテーションの発生を抑制することができる。また同時に、第2の変曲点13から翼端部14までが後方レーキをとるのと比較すると、第1の変曲点12と第2の変曲点13との中間部分に生じる、局部曲げ過大応力集中部を緩和することができる。
また、第1の変曲点12をプロペラ半径の40〜60%の位置とし、第2の変曲点13をプロペラ半径の80〜95%の位置としたので、プロペラ半径方向にバランスよく配設されて、遠心力による曲げモーメントと、プロペラ前後進回転時の翼への過大応力とを相殺することができる。
また、第2の変曲点13から翼端部14までを、プロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−Bよりも後方に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
次に、図2を参照して、本発明の実施形態2に係る船舶用プロペラについて説明する。図2は、実施形態2に係る船舶用プロペラのレーキ分布の形状図である。
実施形態2に係る船舶用プロペラのプロペラ翼20は、翼根部21がプロペラボス1に取り付けられている。プロペラ翼20のレーキ分布には、2ヶ所の変曲点22,23が設けられている。
翼根部21から第1の変曲点22までは後方レーキがとられている。そして、第1の変曲点22で方向を変えて、第1の変曲点22から第2の変曲点23までは前方レーキがとられている。さらに、第2の変曲点23で方向を変えて、第2の変曲点23から翼端部24まではプロペラ軸線A−Aに対して直交するようにレーキが0になっている。
第1の変曲点22は、プロペラ半径の40〜60%の位置にあることが好ましく、第2の変曲点23は、プロペラ半径の80〜95%の位置にあることが好ましい。
また、第2の変曲点23から翼端部24までが、プロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−B上に位置している。
実施形態2に係る船舶用プロペラによれば、プロペラ翼20のレーキ分布に2ヶ所の変曲点22,23を設け、翼根部21から第1の変曲点22までは後方レーキをとり、第1の変曲点22から第2の変曲点23までは前方レーキをとるようにしたので、プロペラ軸方向にバランスよく配設されて、翼断面に過大応力が発生するのを抑制することができる。
また、第2の変曲点23から翼端部24まではプロペラ軸線A−Aに対して直交するようにレーキを0としたので、第2の変曲点23から翼端部24までが前方レーキをとるのと比較すると、翼端部24付近でのサーキュレーションΓの密度の増加を緩和することができ、翼端部24に大きな負圧が発生することを防止し、キャビテーションの発生を抑制することができる。また同時に、第2の変曲点23から翼端部24までが後方レーキをとるのと比較すると、第1の変曲点22と第2の変曲点23との中間部分に生じる、局部曲げ過大応力集中部を緩和することができる。
また、第1の変曲点22をプロペラ半径の40〜60%の位置とし、第2の変曲点23をプロペラ半径の80〜95%の位置としたので、プロペラ半径方向にバランスよく配設されて、遠心力による曲げモーメントと、プロペラ前後進回転時の翼への過大応力とを相殺することができる。
また、第2の変曲点23から翼端部24までを、プロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−B上に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態3に係る船舶用プロペラについて説明する。図3は、実施形態3に係る船舶用プロペラのレーキ分布の形状図である。
実施形態3に係る船舶用プロペラのプロペラ翼30は、翼根部31がプロペラボス1に取り付けられている。プロペラ翼30のレーキ分布には、2ヶ所の変曲点32,33が設けられている。
翼根部31から第1の変曲点32までは後方レーキがとられている。そして、第1の変曲点32で方向を変えて、第1の変曲点32から第2の変曲点33までは前方レーキがとられている。さらに、第2の変曲点33で方向を変えて、第2の変曲点33から翼端部34まではプロペラ軸線A−Aに対して直交するようにレーキが0になっている。
第1の変曲点32は、プロペラ半径の40〜60%の位置にあることが好ましく、第2の変曲点33は、プロペラ半径の80〜95%の位置にあることが好ましい。
また、第2の変曲点33から翼端部34までが、プロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−Bよりも前方(船首側)に位置している。
実施形態3に係る船舶用プロペラによれば、プロペラ翼30のレーキ分布に2ヶ所の変曲点32,33を設け、翼根部31から第1の変曲点32までは後方レーキをとり、第1の変曲点32から第2の変曲点33までは前方レーキをとるようにしたので、プロペラ軸方向にバランスよく配設されて、翼断面に過大応力が発生するのを抑制することができる。
また、第2の変曲点33から翼端部34まではプロペラ軸線A−Aに対して直交するようにレーキを0としたので、第2の変曲点33から翼端部34までが前方レーキをとるのと比較すると、翼端部34付近でのサーキュレーションΓの密度の増加を緩和することができ、翼端部34に大きな負圧が発生することを防止し、キャビテーションの発生を抑制することができる。また同時に、第2の変曲点33から翼端部34までが後方レーキをとるのと比較すると、第1の変曲点32と第2の変曲点33との中間部分に生じる、局部曲げ過大応力集中部を緩和することができる。
また、第1の変曲点32をプロペラ半径の40〜60%の位置とし、第2の変曲点33をプロペラ半径の80〜95%の位置としたので、プロペラ半径方向にバランスよく配設されて、遠心力による曲げモーメントと、プロペラ前後進回転時の翼への過大応力とを相殺することができる。
また、第2の変曲点33から翼端部34までを、プロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−Bよりも前方に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
以上、本実施形態に係る船舶用プロペラによれば、翼端部におけるキャビテーション発生の抑制と、プロペラ翼の応力集中の回避とをバランスよく両立するようにした、船舶用プロペラを提供することができる。
1 プロペラボス
10 プロペラ翼
11 翼根部
12 第1の変曲点
13 第2の変曲点
14 翼端部
20 プロペラ翼
21 翼根部
22 第1の変曲点
23 第2の変曲点
24 翼端部
30 プロペラ翼
31 翼根部
32 第1の変曲点
33 第2の変曲点
34 翼端部
100 プロペラ翼
101 翼根部
102 変曲点
104 翼端部
200 プロペラ翼
201 翼根部
202 第1の変曲点
203 第2の変曲点
204 翼端部
また好ましくは、前記第2の変曲点から翼端部までが、翼根部を通りプロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも後方に位置することを特徴とする。
また好ましくは、前記第2の変曲点から翼端部までが、翼根部を通りプロペラ軸線に垂直な翼基準線上に位置することを特徴とする。
また好ましくは、前記第2の変曲点から翼端部までが、翼根部を通りプロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも前方に位置することを特徴とする。
また本発明によれば、第2の変曲点から翼端部までを、翼根部を通りプロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも後方に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
また本発明によれば、第2の変曲点から翼端部までを、翼根部を通りプロペラ軸線に垂直な翼基準線上に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
また本発明によれば、第2の変曲点から翼端部までを、翼根部を通りプロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも前方に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
次に、図1を参照して、本発明の実施形態1に係る船舶用プロペラについて説明する。図1は、実施形態1に係る船舶用プロペラのレーキ分布の形状図である。図1において、A−A線はプロペラ軸線であり、B−B線は翼根部を通りプロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線である。また、符号Rは、プロペラ半径(プロペラ軸線から翼端部までの距離)における位置を割合で示すものである。実施形態2及び実施形態3おいても同様である。
また、第2の変曲点13から翼端部14までが、翼根部を通りプロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−Bよりも後方(船尾側)に位置している。
また、第2の変曲点13から翼端部14までを、翼根部を通りプロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−Bよりも後方に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
また、第2の変曲点23から翼端部24までが、翼根部を通りプロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−B上に位置している。
また、第2の変曲点23から翼端部24までを、翼根部を通りプロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−B上に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。
また、第2の変曲点33から翼端部34までが、翼根部を通りプロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−Bよりも前方(船首側)に位置している。
また、第2の変曲点33から翼端部34までを、翼根部を通りプロペラ軸線A−Aに垂直な翼基準線B−Bよりも前方に位置するようにしたので、プロペラのスキュー角度とピッチの条件によっては、好適なレーキ分布となる。

Claims (5)

  1. プロペラ翼のレーキ分布に2ヶ所の変曲点を設け、翼根部から第1の変曲点までは後方レーキをとり、第1の変曲点から第2の変曲点までは前方レーキをとり、第2の変曲点から翼端部まではプロペラ軸線に対して直交するようにレーキを0としたことを特徴とする船舶用プロペラ。
  2. 前記第1の変曲点がプロペラ半径の40〜60%の位置であり、前記第2の変曲点がプロペラ半径の80〜95%の位置であることを特徴とする請求項1に記載の船舶用プロペラ。
  3. 前記第2の変曲点から翼端部までが、プロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも後方に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の船舶用プロペラ。
  4. 前記第2の変曲点から翼端部までが、プロペラ軸線に垂直な翼基準線上に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の船舶用プロペラ。
  5. 前記第2の変曲点から翼端部までが、プロペラ軸線に垂直な翼基準線よりも前方に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の船舶用プロペラ。
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