JP2013187701A - 光ノード装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ノード装置において、運用中の光信号に影響を与えることなく新たに光信号を追加することを可能とする。
【解決手段】光ノード装置は、第1の伝送路から入力された光信号から波長毎に選択された光信号、及び、光送信器が送信した光信号を出力する方路選択手段と、方路選択手段から出力される光信号を第2の伝送路に出力するとともに方路選択手段から出力される光信号の波長の情報を出力する波長モニタ手段と、波長の情報に基づいて、方路選択手段から出力される光信号の波長と異なる波長を、追加して送信する光信号の波長とする光送信器と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、波長分割多重光通信システムで用いられる光ノード装置及び光ノード装置の制御方法に関する。
インターネットの普及に伴って、光通信システムの大容量化が進められている。例えば、幹線系では、WDM(wavelength division multiplexing、波長分割多重)技術により、波長が異なる比較的低速の光信号を多重することで、光ファイバ1本あたりの伝送容量を高めた光通信システムが実用化されている。
WDMを用いた光通信システムの一形態としてOADM(Optical Add Drop Multiplexing)システムがある。OADMシステムは、光伝送路上に配置された光ノード装置において、任意の波長の光信号の通過(スルー)、分岐(ドロップ)あるいは追加(アド)を行う。光ノード装置においてスルーされる光信号は、光ノード装置が備えるトランスポンダによって受信されることなく、他の光ノード装置へ転送される。ドロップされる信号は、光ノード装置が備えるトランスポンダによって受信され、他の光ノード装置へはスルーされない。アドされる信号は、光ノード装置が備えるトランスポンダの光送信器によって送信され、スルーされる光信号とともに他の光ノード装置と接続された光伝送路へ送信される。
このように、OADMシステムにおいては、光伝送路から光ノード装置に入力されドロップされた光信号は他の光伝送路へは転送されない。従って、ある波長の光信号をドロップした光ノード装置のトランスポンダは、ドロップした光信号と同一の波長の光信号を他の光伝送路への光信号の送信に利用することができる。また、OADMシステムで許容される波長のうち、光ノード装置をスルーする波長以外の波長の光信号をトランスポンダによってアドすることもできる。なお、トランスポンダには、波長可変光源を内部に備え、外部から指定された波長を送信可能なトランスポンダが用いられることもある。
本発明に関連して、特許文献1は、波長可変フィルタを用いてドロップする波長を選択するOADMノード装置の構成を開示している。また、特許文献2は、障害が発生した光源への入力信号を予備光源に入力するように切り替えるWDM送信装置の構成を開示している。
特開2004−235741号公報 特開平10−322287号公報
一般的に、上位システムは、送信波長を外部から制御可能なトランスポンダに対して送信波長を指定する制御コマンドを発行することで、トランスポンダの出力波長を制御する。光ノード装置においてスルーされる波長とアドされる波長とに同一波長が設定されてしまうと、光ノード装置から送出される同一の波長の光信号で内容が異なる信号が伝送される結果、正常な伝送が行えない。従って、上位システムは、光ノード装置において追加される光信号が運用中の光信号へ影響を与えないようにトランスポンダの発光波長を制御する必要がある。すなわち、アドされる光信号の発光波長は、光ノード装置においてトランスポンダで受信されずにスルーされる波長と重複しないように制御される必要がある。しかしながら、特許文献1及び特許文献2は、OADMシステムにおいて、光ノード装置をスルーされた波長と光ノード装置でアドされた波長とが重複することを防ぐための技術を開示していない。
(発明の目的)
本発明の目的は、光ノード装置において、運用中の光信号に影響を与えることなく新たに光信号を追加することを可能とするための技術を提供することにある。
本発明の光ノード装置は、第1の伝送路から入力された光信号から波長毎に選択された光信号、及び、光送信器が送信した光信号を出力する方路選択手段と、方路選択手段から出力される光信号を第2の伝送路に出力するとともに方路選択手段から出力される光信号の波長の情報を出力する波長モニタ手段と、波長の情報に基づいて、方路選択手段から出力される光信号の波長と異なる波長を、追加して送信する光信号の波長とする光送信器と、を備える。
本発明の光ノード装置の制御方法は、波長の異なる複数の光信号から光信号を選択し、選択された光信号及び光送信器が送信した光信号を出力し、出力される光信号の波長の情報を出力し、波長の情報に基づいて、出力される光信号の波長と異なる波長を、光送信器が追加して送信する光信号の波長とする。
本発明は、光ノード装置において、運用中の光信号に影響を与えることなく新たに光信号を追加することが可能となるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態の光ノード装置の構成を示す図である。 第1の実施形態の光ノード装置における波長制御の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の光ノード装置の構成を示す図である。
(第1の実施形態)
図1に本発明の第1の実施形態の光ノード装置100の構成を示す。光ノード装置100は、OADMシステムを構成するノード装置である。光ノード装置100は、波長分離部1、方路選択部2、波長多重部3、光分岐部4、m台のトランスポンダ5−1〜5−m(mは自然数)、波長モニタ部6、波長制御部7及び方路制御部8を備える。
このような構成を備える光ノード装置100は、伝送路101から入力された波長λ1〜λn(nは自然数)の最大n波長のWDM信号をドロップして受信し、あるいはスルーさせて他の光ノード装置へ転送する。また、光ノード装置100は、トランスポンダ5−1〜5−mから送信された光信号を、光ノード装置100をスルーさせた光信号とともに伝送路102へ出力する。伝送路102は、他のノードと接続されている。
波長分離部1は、伝送路101から光ノード装置100に入力される波長λ1〜λnのWDM信号を波長ごとに分離して方路選択部2へ出力する。波長分離部1は、AWG(Arrayed Waveguide Grating、アレイ導波路形回折格子)で構成されてもよい。
方路選択部2は、波長分離部1及び波長多重部3と接続するそれぞれn個ずつのポートと、トランスポンダ5−1〜5−mと接続するm個のポートを備える。方路選択部2は、波長分離部1において波長ごとに分離された光信号およびトランスポンダ5−1〜5−mが送信する光信号が入力される。方路選択部2は、入力された光信号の方路の切り替え制御を行い、光信号を波長多重部3またはトランスポンダ5−1〜5−mへ出力する。方路選択部2は、光ノード装置100においてドロップされる波長の光信号をそれぞれトランスポンダ5−1〜5−mのいずれかへ出力する。また、方路選択部2は、トランスポンダ5−1〜5−mが送信した光信号を波長多重部3へ出力する。方路選択部2は、m×n形の光スイッチで構成されてもよい。
トランスポンダ5−1〜5−mは、光送信器及び光受信器を備える。トランスポンダ5−1〜5−mが備える光受信器は、光ノード装置100でドロップされた光信号を方路選択部2から受信して電気信号に変換する。トランスポンダ5−1〜5−mが受信できる光信号の波長はλ1〜λnのいずれかに固定されていなくともよい。また、トランスポンダ5−1〜5−mが備える光送信器は、送信波長を可変できる光送信器であり、トランスポンダに入力された電気信号を波長制御部から指示された波長の光信号に変換して方路選択部2へ出力する。すなわち、トランスポンダ5−1〜5−mは、波長λ1〜λnのいずれの波長の光信号であっても受信でき、送信波長を波長λ1〜λnのいずれの波長にも設定可能な波長可変トランスポンダであってもよい。
なお、波長可変トランスポンダで用いられる光送信器として、波長可変レーザを用いることができる。波長可変レーザの発振波長を変化させるための構成としては、半導体集積形レーザや外部共振器形レーザが知られている。半導体集積形レーザは、半導体レーザに設けられた波長制御用の電極に流す電流によって半導体レーザの活性層の屈折率を変化させることで発振波長を変化させる。外部共振器形レーザは、半導体レーザの外部に配置した回折格子を回転させることで半導体レーザの共振波長を変化させる。
波長多重部3は、方路選択部2から入力された波長λ1〜λnの光信号を多重してWDM信号として光分岐部4へ出力する。波長多重部3に入力される光信号は、光ノード装置100をスルーする光信号と、トランスポンダ5−1〜5−mからアドされた光信号とを含んでいる。波長多重部3は、AWGあるいはn×1形光カプラで構成されてもよい。
光分岐部4は、波長多重部3から入力されたWDM信号を2分岐する。光分岐部4において分岐された光信号は、いずれも波長多重部3が出力するWDM信号の全ての波長を含んでいる。2分岐された一方の光信号は伝送路102へ送出される。2分岐された他方の光信号は波長モニタ部6へ出力される。
なお、光分岐部4は、光方向性結合器(光カプラ)で構成されてもよい。さらに、波長多重部3としてn×2形光カプラを用い、n×2形光カプラの2分岐側の一方を伝送路102へ接続し、2分岐側の他方を波長モニタ部6へ接続してもよい。また、以下で説明する波長モニタ部6は、光分岐部4を含んで構成されていてもよい。
波長モニタ部6は、光分岐部4から出力されたWDM信号の波長を監視する。具体的には、波長モニタ部6は、光分岐部4から分岐されたWDM信号を受信し、それに含まれる波長を識別し、波長情報信号を波長制御部7へ出力する。波長モニタ部6は、例えば回折格子と光検出器とを用いて、入力されたWDM信号の波長毎の強度を検出するように構成されていてもよい。波長モニタ部6は、入力された光を回折格子で反射させ、反射された入力光を光検出器で検出するように構成されていてもよい。このような構成により、波長モニタ部6は、WDM信号の回折格子への入射角を変化させることで光検出器から波長毎の強度に応じた電気信号を取り出すことができる。波長モニタ部6は、取り出された電気信号の強度と波長との関係からWDM信号に含まれる波長の情報を含む波長情報信号を生成し、生成した波長情報信号を波長制御部7へ出力する。
波長制御部7は、波長モニタ部6から入力された波長情報信号に基づいて、トランスポンダ5−1〜5−mへ波長制御信号を出力するとともに、方路制御部8へ方路制御信号を出力する。方路制御部8は、方路制御信号に基づいて、方路選択部2の方路制御を行う。
図1において、方路選択部2は、光ノード装置100においてドロップする波長とスルーする波長とを、それぞれ方路制御部8からの制御により、トランスポンダ5−1〜5−mまたは波長多重部3へ出力する。
波長制御部7は、光ノード装置100から出力可能な波長のうち、使用されていない波長を特定する。すなわち、波長制御部7は、波長情報信号をもとに波長多重部3において多重されて伝送路に出力されていない波長を特定する。そして、波長制御部7は、特定された波長の情報を含む信号を波長制御信号としてトランスポンダ5−1〜5−mに対して出力する。波長制御信号は、トランスポンダ毎に、異なる波長で光信号を送信しあるいは光信号の送信を停止する指示を含んでいてもよい。トランスポンダ5−1〜5−mは、波長制御信号に含まれる波長の情報をもとに、送信する光信号の波長を制御する。
また、波長制御部7は、特定された波長の情報を含む信号を方路制御信号として方路制御部8に対して出力する。特定された波長は、波長情報信号が生成された時点における光ノード装置100から伝送路102へ出力される光信号に含まれていない波長である。従って、特定された波長のうちいずれの波長でトランスポンダ5−1〜5−mが新たに光信号の送信を開始しても、新しく送信された光信号は他の光信号と波長が重複しない。
方路制御部8は、波長分離部1から入力される波長λ1〜λ8の光信号が入力される方路選択部2の各ポートの情報を保持している。また、方路制御部8は、方路選択部2とトランスポンダ5−1〜5−mが接続される各ポートの情報を保持している。そして、方路制御部8は、トランスポンダ5−1〜5−mが送信する光信号及び光ノード装置100をスルーさせる光信号がいずれも波長多重部3へ出力されるように、方路選択部2の各ポート間の光信号の経路を制御する。その結果、方路選択部2から波長多重部3へは、光ノード装置100をスルーされる光信号とは異なる波長の光信号を、トランスポンダ5−1〜5−mのいずれかからアドすることができる。
従って、第1の実施形態の光ノード装置100は、光ノード装置において、運用中の光信号に影響を与えることなく新たに光信号を追加することが可能となるという効果を奏する。
なお、運用中のトランスポンダ5−1〜5−mの故障、あるいは隣接する光ノード装置の故障等により、光信号をアドする前の時点で、OADMシステムの本来の設定とは異なる波長の光信号によって光ノード装置100が運用されている場合も考えられる。このような場合でも、光ノード装置100は、運用中の光信号に影響を与えることなく、新たな光信号の送信を開始することができる。なぜならば、第1の実施形態の光ノード装置100は、波長多重部3から実際に出力されるWDM信号の波長を波長モニタ部で検出した結果に基づいて、現在使用されている波長とは異なる波長をアドする光信号の波長として設定することができるからである。
図2は、第1の実施形態の光ノード装置100における波長制御の例を示す図である。図2は、n=40、すなわちOADMシステムの最大波長多重数が40波長(λ1〜λ40)である場合を示している。図2において、図1と同様の機能を備える要素には同一の参照符号を付して、それぞれの重複する説明は省略する。図2では、方路選択部2においてアドあるいはドロップされる光信号と接続されるトランスポンダはトランスポンダ5−1〜5−4の4台(m=4)とする。また、図2において、波長分離部1へ入力されるWDM信号の波長は、40波長(λ1〜λ40)中のλ1〜λ7の7波長であるとする。
方路選択部2は、方路制御部8からの制御により、λ1〜λ4およびλ8〜λ40がスルー、波長λ5〜λ7の信号がアド及びドロップされるよう光信号の方路が選択されている。4台のトランスポンダ5−1〜5−4のうち、トランスポンダ5−1〜5−3が既に運用状態にある。この状態において、更にトランスポンダ5−4を増設し、トランスポンダ5−4を用いて新たな光信号をアドするケースを想定する。
増設されたトランスポンダ5−4が運用を開始するよりも前の時点で、波長多重部3には、光ノード装置100をスルーするように設定された波長λ1〜λ4の光信号とトランスポンダ5−1〜5−3からアドされた波長λ5〜λ7の信号とが入力されている。従って、トランスポンダ5−4の運用開始前には、波長多重部3から出力されるWDM信号には波長λ1〜λ7の光信号のみが多重されている。波長多重部3から出力されるWDM信号は、光分岐部4において伝送路102及び波長モニタ部6へ分岐される。
ここで、トランスポンダ5−1〜5−3はそれぞれ波長λ5〜λ7の光信号を方路選択部2へ送信している。一方、新規に増設されるトランスポンダ5−4の光出力は停止している。従って、波長モニタ部6はWDM信号に波長λ1〜λ7が多重されていることを検出し、波長制御部7にその情報を含む波長情報信号を出力する。
波長制御部7は、波長情報信号に基づいて波長λ8〜λ40の光信号がさらに多重可能であることを認識する。すなわち、波長λ8〜λ40が、現在使用されていない波長として特定される。そして、波長制御部7は、トランスポンダ5−4に対してλ8で発光するように波長制御信号を出力するとともに、方路制御部8に対して波長λ8の光信号をアドするよう方路制御信号を出力する。その結果、トランスポンダ5−4は運用を開始し、波長λ8の光信号の送信を開始する。そして、方路制御部8は、方路制御信号に基づいてトランスポンダ5−4との間で波長λ8の光信号をアドするように方路選択部2を制御する。
トランスポンダ5−4が新たに送信する光信号の波長は、トランスポンダ5−4の運用開始の前には使用されていなかった波長である。従って、トランスポンダ5−4は、既に使用されていた他の運用中の波長に影響を与えることなく、新たな光信号の送信を開始することができる。
そして、第1の実施形態の光ノード装置100は、波長多重部3から実際に出力されるWDM信号の波長を波長モニタ部で検出した結果に基づいて、現在使用されている波長と異なる波長をトランスポンダ5−4が送信する光信号の波長としている。その結果、設定とは異なる波長のWDM信号によって光ノード装置100が運用されている場合でも、光ノード装置100は、運用中の光信号に影響を与えることなくトランスポンダ5−4によって新たな光信号の送信を開始することができる。
また、波長制御部7は、方路制御部8に対して、波長λ8の光信号をアドするとともに光ノード装置100が伝送路101から受信するWDM信号のうち波長λ8の光信号をトランスポンダ5−4においてドロップする制御を行ってもよい。波長λ8の光信号をドロップする制御により、伝送路101から光ノード装置100に波長λ8の光信号が入力された場合でも、伝送路101から受信した波長λ8の光信号に対して、トランスポンダ5−4が送信する波長λ8の光信号が影響を与えないようにすることができる。
なお、上の説明ではトランスポンダ5−4の送信波長をλ8としたが、送信波長は、トランスポンダ5−4の運用開始前に波長多重部3から出力されていない波長であればよい。すなわち、トランスポンダ5−4の送信波長は、λ8〜λ40のいずれでもよい。
以上説明したように、第1の実施形態の光ノード装置100は、光ノード装置において、運用中の光信号に影響を与えることなく新たに光信号を追加することが可能となるという効果を奏する。
なお、第1の実施形態で説明したトランスポンダ5−1〜5−mは必ずしも光受信器を備えている必要はない。すなわち、トランスポンダ5−1〜5−mに代えて、外部から送信波長の制御が可能な光送信器を用いる構成においても、運用中の光信号への影響を与えることなく、光送信器を用いて光信号をアドすることができる。
また、第1の実施形態においては、伝送路101、102は光伝送路であり、典型的には光ファイバである。しかし、光伝送路の伝送媒体は光ファイバに限定されず、たとえば自由空間を伝送媒体とする光空間伝送システムに本実施形態の構成を適用してもよい。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態の光ノード装置の構成を示す図である。図3に示される光ノード装置200は、方路選択部201と、光送信器202と、波長モニタ部203と、を備える。
方路選択部201は、第1の伝送路204から入力された光信号のうち、そのまま光ノード装置200から出力する光信号を波長毎に選択する。光送信器202は、光信号を送信して、方路選択部201に入力する。光送信器202が送信する光信号の波長は、外部から入力されるデータあるいは指示によって設定可能である。方路選択部201は、第1の伝送路204から入力された光信号から選択された光信号と、光送信器202から入力された光信号とを出力する。波長モニタ部203は、方路選択部201から出力される光信号を第2の伝送路205に出力するとともに方路選択部201から出力される光信号の波長の情報を出力する。
ここで、光送信器202は、波長モニタ部203が出力する波長の情報に基づいて、方路選択部201から出力される光信号によって使用されていない波長を新たに送信する光信号の波長とする。その結果、方路選択部201においては、光ノード装置200をスルーされる光信号とは異なる波長の光信号が光送信器202によってアドされる。
すなわち、第2の実施形態の光ノード装置200も、第1の実施形態の光ノード装置100と同様に、光ノード装置において、運用中の光信号に影響を与えることなく新たに光信号を追加することが可能となるという効果を奏する。
さらに、光ノード装置200は、設定とは異なる波長のWDM信号によって光ノード装置200が運用されている場合でも、運用中の光信号に影響を与えることなく、光送信器202によって新たな光信号の送信を開始することができる。なぜならば、光ノード装置200は、波長モニタ部203が出力する波長の情報に基づいて、アドする光信号の波長を運用中の光信号とは異なる波長に設定できるからである。
以上、第1及び第2の実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明の形態は上記の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
100、200 光ノード装置
1 波長分離部
2、201 方路選択部
3 波長多重部
4 光分岐部
5−1〜5−m トランスポンダ
6、203 波長モニタ部
7 波長制御部
8 方路制御部
101、102 伝送路
202 光送信器
204 第1の伝送路
205 第2の伝送路

Claims (8)

  1. 第1の伝送路から入力された光信号から波長毎に選択された光信号、及び、光送信器が送信した光信号を出力する方路選択手段と、
    前記方路選択手段から出力される光信号を第2の伝送路に出力するとともに前記方路選択手段から出力される光信号の波長の情報を出力する波長モニタ手段と、
    前記波長の情報に基づいて、前記方路選択手段から出力される光信号の波長と異なる波長の光信号を追加して送信する前記光送信器と、
    を備える光ノード装置。
  2. 第3の伝送路から入力された波長多重信号を波長毎に分離して前記第1の伝送路に出力する波長分離手段をさらに備える、請求項1に記載された光ノード装置。
  3. 前記方路選択手段と前記波長モニタ手段との間に、前記方路選択手段から出力される光信号を合波する波長多重手段をさらに備える、請求項1又は2に記載された光ノード装置。
  4. 前記波長の情報に基づいて、前記追加して送信される光信号の波長及び前記追加して送信される光信号を送信する前記光送信器をそれぞれ選択し、前記選択された前記光送信器が前記選択された波長で光信号を送信するように制御する波長制御手段をさらに備える、請求項1乃至3のいずれかに記載された光ノード装置。
  5. 前記波長制御手段の制御内容に基づいて、前記選択された前記光送信器が送信した光信号を出力するように前記方路選択手段を制御する方路制御手段をさらに備える、請求項4に記載された光ノード装置。
  6. 前記光送信器は光受信器を含むトランスポンダであり、前記方路制御手段は、前記第1の伝送路から入力された光信号のうち前記選択された前記光送信器が送信した光信号と同一の波長の光信号を受信するように前記方路選択手段を制御する、請求項1乃至5のいずれかに記載された光ノード装置。
  7. 前記波長モニタ手段は、前記方路選択手段から出力される光信号を分岐する光分岐手段を備え、前記光分岐手段で分岐された光信号に含まれる波長に基づいて前記波長の情報を出力する、請求項1乃至6のいずれかに記載された光ノード装置。
  8. 第1の伝送路から入力された光信号から波長毎に光信号を選択し、
    前記選択された光信号及び光送信器が送信した光信号を第2の伝送路に出力し、
    前記出力される光信号の波長の情報を出力し、
    前記波長の情報に基づいて、前記第2の伝送路に出力される光信号の波長と異なる波長を、前記光送信器が追加して送信する光信号の波長とする、
    光ノード装置の制御方法。
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