JP2010130575A - トランスペアレント光ネットワーク及びノード装置及びトランスペアレント光ネットワーク故障監視方法 - Google Patents

トランスペアレント光ネットワーク及びノード装置及びトランスペアレント光ネットワーク故障監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トランスペアレント光ネットワークのノードで故障があった場合に、どのノードで故障があったかを特定する。
【解決手段】本発明は、方路から入力された光信号を分波して、WSSに出力する光カプラと、出力側の特定の方路に接続されるWSSに対して光信号を分波する分配用光カプラと、光カプラ及び分配用光カプラから入力された光信号を波長選択してそれぞれの方路に出力する、出力側の特定の方路に接続されるWSSと、光から入力された光信号を波長選択するWSSと、ドロップポートに接続され、光カプラから入力された光信号を波長選択するWSSと、モニタ用ポートに接続され、光カプラから入力された光信号を波長選択するWSSを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、トランスペアレント光ネットワーク及びノード装置及びトランスペアレント光ネットワーク故障監視方法に係り、特に、送信ノードから受信ノードまで光−電気処理を含まないトランスペアレント光ネットワークのどのノードで故障が発生したかを監視するためのトランスペアレント光ネットワーク及びノード装置及びトランスペアレント光ネットワーク故障監視方法に関する。
近年、光通信において、光ネットワークの高速化、低コスト化、及び、消費電力低減を行うために、電気再生中継を行わずに光信号のまま転送されるトランスペアレント光ネットワークの研究開発が行われている。
従来、図5に示すようなフルメッシュ構成のネットワークにおいて、例えば、ノードA→ノードB→ノードC→ノードF→ノードIという光パスaでコネクション設定を行う。その後、同図(A)に示すように、ノードCで、光スイッチの故障やファイバ断線等の故障が発生した場合には、パス状態を通知するコントロールプレーン(Cプレーン)等を用いて光パス始点のノードAが故障状態を検出後、同図(B)に示すように、迂回パスを計算して迂回パスbの設定を行い、当該迂回パスbに切り替えることにより復旧を行う。
従来のトランスペアレントではない光ネットワークにおいては、各ノードが光−電気−光型の電気再生中継器を有している。故障が生じると光パス経路を切り換えた後に、各ノードでモニタ用信号光を生成して後段のノードへ送信し、こちらのモニタ用信号を監視することで光パスの故障場所の特定(パストレース)を行っていた(例えば、非特許文献1参照)。
Lei Zong et al., "Study on wavelength cross-connect realized with wavelength selective switches", OFC2006, NThC3, March 2006.
しかしながら、上記の図5のようなフルメッシュのトランスペアレントなネットワークにおいて故障が発生すると、光パス経路を切り換えてしまうため、光信号が元の経路のノードに送信されなくなるため故障発生箇所を特定することができない。例えば、図5(A)に示すノードA→ノードB→ノードC→ノードF→ノードIの光パスaにおいてノードCに故障が発生していても、復旧時に光信号(光パスa)がないため、各ノードでモニタ信号の監視ができず、当該箇所を特定できない。例えば、図5(B)のように復旧後に、ノードA→ノードD→ノードG→ノードH→ノードIのように光パスbを設定してしまうとノードCの故障が特定されないままになってしまう。
従来のトランスペアレント光ネットワークのノード構成を図6に示す。送信ノードは、図6(A)に示すように、入力側のWSS11、出力側のWSS12から構成されている。WSS11は、波長多重信号を入力する1つの入力ポートと、波長多重信号を出力する複数の出力ポートを有し、波長毎に入力ポートから入力された信号(光パス)をどの出力ポートに接続するかを選択できるスイッチである。アドポートから入力側WSS11cに光信号が入力されると、出力側のWSS12aまたは、WSS12bのいずれかが選択されて、それぞれの方路に出力される。また、図6(B)に示すような受信ノードでは、方路1からは光信号が入力され、当該光信号は、WSS21aで波長選択され、WSS22a、または、WSS22b、または、WSS22cのいずれかに出力される。また、方路2から入力された光信号は、WSS21bで波長選択され、WSS22a、または、WSS22b、または、WSS22cのいずれかに出力される。つまり、従来のノード構成では、送信側において、アドポートからの信号光は、出力側の方路1、または、方路2のどちらかにしか送信できない。また、受信側においては、入力側の方路1、または、方路2のどちらかしかドロップポートで取り出すことができない。
したがって、従来のトランスペアレント光ネットワークでは、故障が生じた場合は、送信ノードでは、アドポートからの信号光を別の方路へ切り換えて、受信ノードでは切り換えられた方路からの信号光のみをドロップポートへ出力するため、故障が発生したパスにおいて光信号が転送されなくなり、監視ができなくなるため、どの中継ノードで故障が発生しているのか判明しないという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、トランスペアレント光ネットワークのノードや光ファイバ伝送路で故障があった場合に、どこで故障があったかを特定することが可能なトランスペアレント光ネットワーク及びノード装置及びトランスペアレント光ネットワーク故障監視方法を提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明(請求項1)は、複数のノードが光ファイバで接続される光ネットワークにおける故障を検出するためのノード装置であって、
方路毎に、入力側に設けられる複数の光分波手段110と、
出力側に設けられる複数の波長選択スイッチ120と、
アドポートに接続される分配用光分波手段130と、
からなり、
光分波手段110は、方路から入力された光信号を分波して、波長選択スイッチ120に出力し、
分配用光分波手段130は、出力側の方路に接続される波長選択スイッチ120に対して光信号を分波し、
出力側の方路に接続される波長選択スイッチ120a,120bは、光分波手段110及び分配用光分波手段130から入力された光信号を波長選択して、それぞれの方路に出力し、
出力側の波長選択スイッチのうち、ドロップポートに接続される波長選択スイッチ120dは、光分波手段110から入力された光信号を波長選択して該ドロップポートに出力し、
出力側の波長選択スイッチのうち、モニタ用ポートに接続される波長選択スイッチ120cは、光分波手段110から入力された光信号を波長選択して該モニタ用ポートに出力する。
本発明(請求項2)は、複数のノードが光ファイバで接続される光ネットワークにおける故障を検出するためのノード装置であって、
方路毎に、入力側に設けられる複数の波長選択スイッチAと、
出力側に設けられる複数の波長選択スイッチBと、
アドポートに接続される分配用光分波手段と、
からなり、
入力側の波長選択スイッチAは、方路から入力された光信号を波長選択して、出力側の波長選択スイッチBに出力し、
分配用光分波手段は、出力側の方路に接続される波長選択スイッチBに対して光信号を分波し、
出力側の方路に接続される波長選択スイッチBは、入力側の波長選択スイッチ及び分配用光分波手段から入力された光信号を波長選択して、それぞれの方路に出力し、
出力側の波長選択スイッチBのうち、ドロップポートに接続される波長選択スイッチは、入力側の波長選択スイッチAから入力された光信号を波長選択して該ドロップポートに出力し、
出力側の波長選択スイッチBのうち、モニタ用ポートに接続される波長選択スイッチは、入力側の波長選択スイッチAから入力された光信号を波長選択して該モニタ用ポートに出力する。
また、本発明(請求項3)は、モニタ用ポートにおけるパストレースのモニタ手段として、トーン変調を用いる。
本発明(請求項4)は、方路毎に、入力側に設けられる複数の光分波手段と、
出力側に設けられる複数の波長選択スイッチと、
アドポートに接続される分配用光分波手段と、
からなり、
光分波手段は、方路から入力された光信号を分波して、波長選択スイッチに出力し、
分配用光分波手段は、出力側の方路に接続される波長選択スイッチに対して光信号を分波し、
出力側の方路に接続される波長選択スイッチは、光分波手段及び分配用光分波手段から入力された光信号を波長選択して、それぞれの方路に出力し、
出力側の波長選択スイッチのうち、ドロップポートに接続される波長選択スイッチは、光分波手段から入力された光信号を波長選択して該ドロップポートに出力し、
出力側の波長選択スイッチのうち、モニタ用ポートに接続される波長選択スイッチは、光分波手段から入力された光信号を波長選択して該モニタ用ポートに出力するノード装置、
または、
方路毎に、入力側に設けられる複数の波長選択スイッチAと、
出力側に設けられる複数の波長選択スイッチBと、
アドポートに接続される分配用光分波手段Dと、
からなり、
入力側の波長選択スイッチAは、方路から入力された光信号を波長選択して、出力側の波長選択スイッチBに出力し、
分配用光分波手段Dは、出力側の方路に接続される波長選択スイッチBに対して光信号を分波し、
出力側の方路に接続される波長選択スイッチBは、入力側の波長選択スイッチ及び分配用光分波手段Dから入力された光信号を波長選択して、それぞれの方路に出力し、
出力側の波長選択スイッチBのうち、ドロップポートに接続される波長選択スイッチは、入力側の波長選択スイッチAから入力された光信号を波長選択して該ドロップポートに出力し、
出力側の波長選択スイッチBのうち、モニタ用ポートに接続される波長選択スイッチは、入力側の波長選択スイッチAから入力された光信号を波長選択して該モニタ用ポートに出力するノード装置、を用いた光ネットワークである。
本発明(請求項5)は、光分岐手段と、波長選択手段と、故障監視手段と、制御手段と、を有し、
該光分岐手段は、アドポートより入射する信号光を分岐する機能を有し、
該波長選択手段は、分岐した信号光を波長に基づいて切り替えて出力ポートまたはドロップポートへ出力する波長選択機能を有し、
該故障監視手段は、モニタ用ポートへ出力された信号光を受信して故障を監視する故障監視機能を有し、
該制御手段は、該波長選択手段の該波長選択機能に対する制御情報を送受する制御情報送受機能と、該制御情報に基づいて該波長選択手段を制御する制御機能と、を有し、
入力ポートと出力ポートが伝送路経由で他の通信装置と接続される複数のノードを、伝送路によって接続し、かつ、ノードを制御及び管理する機能を具備するネットワーク管理装置を有するトランスペアレントな光ネットワークにおいて、
ネットワーク管理装置が、
ある光パスの経路で故障が発生したために迂回する光パス経路へ変更する際に、
光パス経路上の各ノードの制御手段との間で、波長選択手段を選択するための制御情報を交換する制御情報交換ステップと、
ノード群の制御手段が、制御情報交換ステップにおいて受信した制御情報に基づいて、波長選択手段を制御して故障時の光パス経路を保持するステップと、
ノード群の制御手段が、波長選択手段を制御して迂回する光パス経路を設定するステップと、
送信ノードの光分岐手段が、挿入される光信号を故障時の光パス経路と迂回用光パス経路の両方へ分配するステップと、
受信ノードの制御手段が、ドロップポート用波長選択手段を制御して迂回用光パス経路から入力される光信号を選択して、ドロップポートへ出力するステップと、
故障時の光パス経路の通過ノード及び受信ノードの制御手段が、モニタ用波長選択手段を制御して故障時の光パス経路から入力される光信号を選択してモニタ用ポートへ出力して、故障監視手段により故障監視するステップと、を実行する。
上記のように、トランスペアレントな光ネットワークにおいて、送信ノードで挿入される光信号を故障時の光パス経路と迂回用光パス経路の両方へ分配し、通過ノード及び受信ノードでモニタ用波長選択機能により、故障時の光パスからの光信号をモニタ用ポートへ出力して監視することにより、故障場所の特定が可能となる。
また、ノード装置の分配用の光カプラをアドポートに設け、出力側に複数の波長選択スイッチ(WSS)を設け、そのうち1つのWSSをモニタ用ポートに接続されるモニタ用とすることにより、当該モニタ用のWSSからの出力に基づいて、故障しているか否かを判定することができる。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
<ノード構成の実施形態1>
図2は、本発明の一実施の形態におけるノード構成を示す図である。
同図(A)は送信ノード、同図(B)は受信ノードの構成を示す。同図に示すように、送信側のノードに分配用の光カプラを設け、受信側のノードに複数のWSSを設け、そのうち1つのWSSをモニタ用とする。
送信側ノード100は、入力側の方路1に光カプラ110a、方路2に光カプラ110b、アドポートから光パス情報が重畳された光信号が入力される分配用光カプラ130を設ける。出力側には、複数のWSS120を設け、そのうち、WSS120a、120bは、光カプラ110a、110b、130からの光信号が入力される。WSS120cは、光カプラ110a,110bからの光信号が入力され、波長選択された光信号がモニタ用ポートに出力される。また、WSS120dは、光カプラ110a,110bから光信号が入力され、波長選択された信号光がドロップポートに出力される。
受信側ノード200は、送信ノード100と同様の構成である。
なお、上記の送信側ノード100、受信側のノード200の各WSSは、入力された信号光から管理制御機能部(図示せず)からの制御により波長を選択する。
上記の構成において、送信側ノード100において、例えば、方路1から入力側の光カプラ110aに光信号が入力されると、出力側のWSS120a,WSS120b,WSS120c,WSS120dに分配される。一方、アドポートから分配用光カプラ130に光信号が入力されると、WSS120aとWSS120bに分配して出力する。これにより、WSS120aとWSS120bは、光カプラ110a、110bと分配用光カプラ130から入力された光信号を波長選択して、それぞれ方路1、方路2に光信号を出力する。
受信側ノード200では、方路1からの光信号を入力側の光カプラ210aへ入力し、光カプラ210aは、出力側のWSS220a,WSS220b,WSS220c,WSS220dに出力する。同様にして、方路2からの光信号を光カプラ210bへ入力し、光カプラ210bは、出力側のWSS220a,WSS220b,WSS220c,WSS220dに出力する。接続される分配用光カプラ230は、アドポートから光パス情報が入力されると、方路1に接続されるWSS220aと方路2に接続されるWSS220bに光信号を分配して出力する。なお、光パス情報の重畳には、トーン変調等を用いることができる。
迂回用光パスで用いる方路に接続されている入力側光カプラからの光信号のみが出力側のWSS220dで選択されてドロップポートに出力される。
本発明の送信側ノードでは分配用光カプラを備え、受信側ノードではモニタ用ポートを備えている。光ネットワークで故障が発生した後に迂回する光パスを設定しても、光信号は送信側ノードにて、故障時の光パス経路と迂回用光パス経路の両方に分配される。受信用ノードでは、故障時の光パス経路から入力される光信号をWSS200cでモニタ用ポートへ出力して光パス情報を監視する。したがって本発明では、迂回用の光パスが設定された後も故障時の光パスで光信号を送受信することができる。
<ノード構成の実施形態2>
上記の実施の形態では、ノードの方路1,2の入力側に光カプラを設けて光信号分配する構成としたが、別の構成例として、送信ノード及び受信ノードを、図3に示すように入力側にWSSを設けた構成とすることが可能である。
図3に示す構成は、前述の実施の形態における光カプラ110a,110b,210a,210bの代わりに、入力側の方路1に接続されるWSS310a、方路2に接続されるWSS310bを設けた構成である。
当該構成の場合は、WSS310aは、方路1から入力された光信号を波長選択して、出力側のWSS320a,320b、320c、320dに出力する。WSS310bは、方路2から入力された光信号を波長選択して出力側のWSS320a,320b、320c、320dに出力する。
分配用光カプラ330は、前述の実施の形態と同様に、出力側の方路1に接続されるWSS320aと方路2に接続されるWSS320bに光パス情報が重畳された光信号を分配して出力する。
出力側のWSS320は、前述の実施の形態と同様の動作を行う。
本発明の送信側ノードでは分配用光カプラを備え、受信側ノードではモニタ用ポートを備えている。光ネットワークで故障が発生した後に迂回する光パスを設定しても、光信号は送信側ノードにて、故障時の光パス経路と迂回用光パス経路の両方に分配される。受信用ノードでは、故障時の光パス経路から入力される光信号をWSS320cでモニタ用ポートへ出力して光パス情報を監視する。したがって本発明では、迂回用の光パスが設定された後も故障時の光パスで光信号を送受信することができる。
<ネットワークシステムの実施の形態>
図4は、本発明をトランスペアレント光ネットワークに適用した場合を説明するための図である。同図は、ノードA〜Iまでが光ファイバ伝送路で接続され、電気再生中継を行わずに光信号のまま転送されるトランスペアレント光ネットワークを示している。
当該ネットワークには、光分岐手段(例えば、図2の光カプラ110a,110b,210a,210b)と、波長選択手段(例えば、図2のWSS120a,120b,220a,220b)と、故障監視手段(例えば、図2の220c)と、制御部400と、を有し、入力ポートと出力ポートが伝送路経由で接続される複数のノードがある。従って、各ノードは下記機能を有する。
光分岐手段は、アドポートより入射する信号光を分岐する機能を有する。波長選択手段は、分岐した信号光を波長に基づいて切り替えて出力ポートまたはドロップポートへ出力する波長選択機能を有する。故障監視手段は、モニタ用ポートへ出力された信号光を受信して故障を監視する故障監視機能を有する。波長選択手段の波長選択機能に対する制御情報を送受する制御情報送受機能と、当該制御情報に基づいて波長選択手段を制御する制御機能と、を有する。
更に、当該ネットワークは、上記の各ノードを制御及び管理する機能を具備するネットワーク管理装置500を有する。
ネットワーク管理装置500が、ある光パスの経路で故障が発生したために迂回する光パス経路へ変更する際には、以下の動作を行う。
1)光パス経路上の各ノードの制御部400との間で、波長選択手段を選択するための制御情報を交換する。
2)ノード群の制御部400が、1)で交換した制御情報に基づいて、波長選択手段を制御して故障時の光パス経路を保持する。
3)ノード群の制御部400が、波長選択手段を制御して迂回する光パス経路を設定する。
4)送信ノードの光分岐手段(例えば、図2の光カプラ130)が、挿入される光信号を故障時の光パス経路と迂回用光パス経路の両方(例えば、図2の方路1、方路2)へ分配する。
5)受信ノードの制御部400が、ドロップポート用波長選択手段(例えば、図2のWSS220d)を制御して迂回用光パス経路から入力される光信号を選択して、ドロップポートへ出力する。
6)故障時の光パス経路の通過ノード及び受信ノードの制御部400が、モニタ用波長選択手段(例えば、図2のWSS220c)を制御して故障時の光パス経路から入力される光信号を選択してモニタ用ポートへ出力して、故障監視手段により故障監視する。
故障時の光パスで用いていた方路に接続されている入力側の光カプラからの光信号のみが出力側のWSS220cで選択されてモニタ用ポートに出力される。故障時の光パス経路上の全てのノードにおいて、モニタ用ポートからの出力を監視する。あるノードで光パスのモニタ信号が出力されていて、後段のノードからの出力が得られない場合は、当該ノードの出力側WSSから後段ノードの光カプラの間で故障が起きていると特定することができる。
上記の実施の形態に示したようなノード構成により、ネットワークにおいて、ノードCで故障が発生し(図4(A))、各ノードにおいて迂回する光パスbを設定し、復旧した場合(図4(B))に、光パスaが残るため故障発生箇所の特定が可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
本発明は、トランスペアレント光ネットワークの故障監視技術に適用可能である。
本発明の原理を説明するための図である。 本発明の一実施の形態における送信ノード・受信ノードの構成図である。 本発明の他の実施の形態におけるノード構成図である。 本発明をトランスペアレント光ネットワークに適用した場合を説明するための図である。 従来の問題点を説明するための図である。 従来のノード構成図である。
符号の説明
100 ノード、送信側ノード
110 第1の光分波手段、光カプラ
120 波長選択スイッチ(WSS)
130 分配用光分波手段、分配用光カプラ
200 受信側ノード
210 光カプラ
220 波長選択スイッチ(WSS)
230 分配用光カプラ
300 ノード
310 波長選択スイッチ(WSS)
320 波長選択スイッチ(WSS)
330 分配用光カプラ
400 制御部
500 ネットワーク管理装置

Claims (5)

  1. 複数のノードが光ファイバで接続される光ネットワークにおける故障を検出するためのノード装置であって、
    方路毎に、入力側に設けられる複数の光分波手段と、
    出力側に設けられる複数の波長選択スイッチと、
    アドポートに接続される分配用光分波手段と、
    からなり、
    前記光分波手段は、前記方路から入力された光信号を分波して、前記波長選択スイッチに出力し、
    前記分配用光分波手段は、出力側の方路に接続される波長選択スイッチに対して光信号を分波し、
    前記出力側の方路に接続される波長選択スイッチは、前記光分波手段及び前記分配用光分波手段から入力された光信号を波長選択して、それぞれの方路に出力し、
    前記出力側の波長選択スイッチのうち、ドロップポートに接続される波長選択スイッチは、前記光分波手段から入力された光信号を波長選択して該ドロップポートに出力し、
    前記出力側の波長選択スイッチのうち、モニタ用ポートに接続される波長選択スイッチは、前記光分波手段から入力された光信号を波長選択して該モニタ用ポートに出力する
    ことを特徴とするノード装置。
  2. 複数のノードが光ファイバで接続される光ネットワークにおける故障を検出するためのノード装置であって、
    方路毎に、入力側に設けられる複数の波長選択スイッチAと、
    出力側に設けられる複数の波長選択スイッチBと、
    アドポートに接続される分配用光分波手段と、
    からなり、
    入力側の前記波長選択スイッチAは、前記方路から入力された光信号を波長選択して、出力側の波長選択スイッチBに出力し、
    前記分配用光分波手段は、出力側の方路に接続される波長選択スイッチBに対して光信号を分波し、
    出力側の方路に接続される波長選択スイッチBは、前記入力側の波長選択スイッチ及び前記分配用光分波手段から入力された光信号を波長選択して、それぞれの方路に出力し、
    前記出力側の波長選択スイッチBのうち、ドロップポートに接続される波長選択スイッチは、前記入力側の波長選択スイッチAから入力された光信号を波長選択して該ドロップポートに出力し、
    前記出力側の波長選択スイッチBのうち、モニタ用ポートに接続される波長選択スイッチは、前記入力側の波長選択スイッチAから入力された光信号を波長選択して該モニタ用ポートに出力する
    ことを特徴とするノード装置。
  3. 前記モニタ用ポートにおけるパストレースのモニタ手段として、
    トーン変調を用いる
    請求項1記載のノード装置。
  4. 請求項1または請求項2記載のノード装置を用いたことを特徴とするトランスペアレント光ネットワーク。
  5. 光分岐手段と、波長選択手段と、故障監視手段と、制御手段と、を有し、
    該光分岐手段は、アドポートより入射する信号光を分岐する機能を有し、
    該波長選択手段は、分岐した信号光を波長に基づいて切り替えて出力ポートまたはドロップポートへ出力する波長選択機能を有し、
    該故障監視手段は、モニタ用ポートへ出力された信号光を受信して故障を監視する故障監視機能を有し、
    該制御手段は、該波長選択手段の該波長選択機能に対する制御情報を送受する制御情報送受機能と、該制御情報に基づいて該波長選択手段を制御する制御機能と、を有し、
    入力ポートと出力ポートが伝送路経由で他の通信装置と接続される複数のノードを、伝送路によって接続し、かつ、ノードを制御及び管理する機能を具備するネットワーク管理装置を有するトランスペアレントな光ネットワークにおいて、
    前記ネットワーク管理装置が、
    ある光パスの経路で故障が発生したために迂回する光パス経路へ変更する際に、
    光パス経路上の各ノードの前記制御手段との間で、前記波長選択手段を選択するための制御情報を交換する制御情報交換ステップと、
    前記ノード群の前記制御手段が、前記制御情報交換ステップにおいて受信した制御情報に基づいて、前記波長選択手段を制御して故障時の光パス経路を保持するステップと、
    前記ノード群の前記制御手段が、前記波長選択手段を制御して迂回する光パス経路を設定するステップと、
    送信ノードの前記光分岐手段が、挿入される光信号を前記故障時の光パス経路と迂回用光パス経路の両方へ分配するステップと、
    受信ノードの前記制御手段が、ドロップポート用波長選択手段を制御して前記迂回用光パス経路から入力される光信号を選択して、ドロップポートへ出力するステップと、
    前記故障時の光パス経路の通過ノード及び受信ノードの前記制御手段が、モニタ用波長選択手段を制御して故障時の光パス経路から入力される光信号を選択してモニタ用ポートへ出力して、前記故障監視手段により故障監視するステップと、
    を実行することを特徴とするトランスペアレント光ネットワーク故障監視方法。
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