JP2013187085A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】メスコネクタとオスコネクタとの嵌合後におけるサイズを小さくするとともに、外部からの力に耐性のあるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、オスコネクタと、メスコネクタと、を備える。オスコネクタは、オス端子40を保持する。メスコネクタは、メス端子20を保持するとともに、オスコネクタと嵌合可能である。オスコネクタは、オス端子40を個別に覆うように配置されるオスリテーナ33を備える。メスコネクタは、メス端子20を個別に覆うように配置されるメスリテーナ13を備える。オスコネクタとメスコネクタとを嵌合させた状態において、オスリテーナ33がメス端子20とメスリテーナ13との間に位置する。
【選択図】図9

Description

本発明は、嵌合可能なメスコネクタ及びオスコネクタから構成されるコネクタに関する。
従来から、ワイヤハーネス等を構成する電線の端部にメス端子を接続し、このメス端子をハウジングに収容した構成のメスコネクタが知られている。このメスコネクタに対して、オス端子を収容したオスコネクタを嵌合させることにより、メス端子とオス端子を電気的に接続させることができる。この種のメスコネクタ及びオスコネクタは、例えば特許文献1に開示されている。
また、従来から、複数本のオス端子を保持可能なオスコネクタが知られている。この種のオスコネクタでは、複数本のオス端子を(個別ではなく)まとめて覆う構成のハウジングやリテーナが用いられている。
特開平8−213092号公報
しかし、複数本のオス端子をまとめて覆う場合、オス端子に埃等が付着し易くなるとともに、オスコネクタの組立てを行う作業者の指がオスコネクタの金属部分に触れることで錆び等の劣化が生じてしまうことが考えられる。また、上記の構成では、オスコネクタとメスコネクタとの嵌合後において、例えば外部から力が加わったときに、オス端子の位置がズレたりオス端子が外れてしまったりすることが考えられる。
このオス端子の位置ズレ又は外れを回避する方法として、例えばコネクタ同士の嵌合後においてオス端子の位置を規制する部材を特別に備える構成が考えられる。しかし、この構成は、部品点数が増加するとともに、コネクタの嵌合後におけるコネクタのサイズが大きくなってしまう。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、メスコネクタとオスコネクタとの嵌合後におけるサイズを小さくするとともに、外部からの力に耐性のあるコネクタを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成のコネクタが提供される。即ち、このコネクタは、オスコネクタと、メスコネクタと、を備える。前記オスコネクタは、オス端子を保持する。前記メスコネクタは、メス端子を保持するとともに、前記オスコネクタと嵌合可能である。前記オスコネクタは、前記オス端子を個別に覆うように配置されるオスリテーナを備える。前記メスコネクタは、前記メス端子を個別に覆うように配置されるメスリテーナを備える。前記オスコネクタと前記メスコネクタとを嵌合させた状態において、前記オスリテーナが前記メス端子と前記メスリテーナとの間に位置する、又は、前記メスリテーナが前記オス端子と前記オスリテーナとの間に位置する。
これにより、オスリテーナとメスリテーナとを重なり合わせるようにして、オスコネクタとメスコネクタとを嵌合することができるので、両コネクタを繋げたときのコネクタのサイズをコンパクトにすることができる。また、例えばオスリテーナがメス端子とメスリテーナとの間に入り込む場合、メス端子の移動をオスリテーナによって規制することができる。従って、オス端子とメス端子との接続の信頼性を高くすることができる。
前記のコネクタにおいては、前記オスコネクタと前記メスコネクタとを嵌合させた状態において、前記オスリテーナの面と前記メスリテーナの面とが接触可能であることが好ましい。
これにより、コネクタに力が掛かった場合であっても、リテーナ同士が接触して力を及ぼし合うことで、当該力を分散させることができる。従って、オス端子とメス端子との接続の信頼性をより高くすることができる。
前記のコネクタにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記オスリテーナ及び前記メスリテーナのうち一方のリテーナには挿入部が形成される。前記オスコネクタと前記メスコネクタとを嵌合させた状態において、他方のリテーナが前記挿入部に挿入される。
これにより、挿入部に挿入されたリテーナは複数の方向の移動が規制されるので、様々な方向の力に耐性のあるコネクタが実現できる。従って、オス端子とメス端子との接続の信頼性をより高くすることができる。
前記のコネクタにおいては、前記挿入部には、前記オス端子又は前記メス端子が挿入される孔を挟む位置に形成された一対の孔が含まれることが好ましい。
これにより、コネクタに力が掛かった場合に、オス端子及びメス端子を良好に保護することができる。従って、オス端子とメス端子との接続の信頼性をより高くすることができる。
前記のコネクタにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記オスコネクタが複数の前記オス端子を保持するとともに、前記メスコネクタが複数の前記メス端子を保持する。前記挿入部には、前記オス端子又は前記メス端子が挿入される孔同士の間に形成された孔が含まれる。
これにより、端子が並べられる方向の曲げに強いコネクタが実現できる。
前記のコネクタにおいては、前記オスリテーナは、前記オス端子を覆うように、かつ、前記オス端子が当該オスリテーナから突出しないように配置されることが好ましい。
これにより、オス端子が露出されないので、当該オス端子にごみ等が付着することを防止できる。
メスコネクタの斜視図。 メスコネクタの側面図。 メスコネクタの分解斜視図。 オスコネクタの斜視図。 オスコネクタの側面図。 オスコネクタの分解斜視図。 メスリテーナ及びオスリテーナの形状及び位置関係を示す斜視図。 オスリテーナをメスリテーナに挿入したときの様子を示す斜視図。 オスリテーナをメスリテーナに挿入したときの様子を示す断面図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本実施形態のコネクタは、図1から図3に示すメスコネクタ10と、図4から図6に示すオスコネクタ30と、から構成されている。コネクタは、メスコネクタ10の開口側(図1の左下側)と、オスコネクタ30の開口側(図4の左下側)と、が嵌合するように構成されている。
初めに、メスコネクタ10について説明する。図1から図3までは、メスコネクタ10の斜視図、側面図、及び分解斜視図である。なお、以下では、メスコネクタ10の説明において、オスコネクタ30と嵌合される側(図1及び図3の左下側)を組付側と称し、その反対側(図1及び図3の右上側)を基端側と称する。
メスコネクタ10は、図3等に示すように、外側ハウジング11と、シールドカバー12と、メスリテーナ13と、ハウジング防水シール14と、内側ハウジング15と、カバー部16と、電線防水シール17と、電線カバー18と、連結レバー19と、メス端子20と、を備える。
メス端子20は、電線2と電気的に接続されており、オスコネクタ30が保持するオス端子40(詳細は後述)と電気的に接続される。また、本実施形態のメスコネクタ10は、2本のメス端子20を保持可能に構成されている。それぞれのメス端子20は、図3に示すように、圧着部21と、取付板22と、挟み部23と、を備える。
圧着部21は、電線2の導体部に対して圧着されている。取付板22は、メス端子20の一側(図3の下側)に配置されている。この取付板22には、図略の取付孔が形成されており、当該取付孔を利用してメス端子20が内側ハウジング15に取り付けられる。挟み部23は、櫛歯状に配置された複数のリブ状の部材によって構成されている。挟み部23は、オス端子40を挟み込むようにして当該オス端子40と接続される。
カバー部16は、メス端子20の一部を覆う部材である。具体的には、カバー部16は、取付板22及び挟み部23を覆うように、メス端子20に取り付けられる。これにより、メスコネクタ10の組立てを行う作業者の指等から挟み部23を保護することができる。メス端子20は、このカバー部16を取り付けた状態で、内側ハウジング15に取り付けられる。
内側ハウジング15には、カバー部16付きのメス端子20を挿入するための挿入孔15aが形成されている。本実施形態のメスコネクタ10は2本のメス端子20を保持可能な構成であるため、内側ハウジング15には、2つの挿入孔15aが形成されている。カバー部16付きのメス端子20を挿入孔15aに挿入することで、取付板22の取付孔と、内側ハウジング15に形成された図略の取付突起と、が嵌合するように構成されている。このようにして、メス端子20を内側ハウジング15に取り付けることができる。このとき、メス端子20の一部分(具体的には、カバー部16及び挟み部23等)は、内側ハウジング15の前記組付側に形成された収容部15bに位置する。
電線防水シール17は、シリコン及びゴム(シリコンゴムを含む)等を材料とするリング状の部材である。電線防水シール17は、メス端子20を内側ハウジング15に取り付けた後に、挿入孔15aの基端側に、電線カバー18によって取り付けられる。これにより、電線2を伝う水がメスコネクタ10内に浸入することを防止できる。
ハウジング防水シール14は、シリコン及びゴム(シリコンゴムを含む)等を材料とする枠状の部材である。ハウジング防水シール14は、メスコネクタ10とオスコネクタ30とを嵌合したときに、内側ハウジング15とオスコネクタ30側の内側ハウジング35(詳細は後述)との間に挟み込まれることで、メスコネクタ10とオスコネクタ30との間を防水することができる。
メスリテーナ13は、内側ハウジング15の収容部15bを覆うように、内側ハウジング15に取り付けられる。従って、メスリテーナ13は、メス端子20を覆うように配置される。
シールドカバー12は、金属製の筒状の部材である。シールドカバー12は、メスリテーナ13及び収容部15bを覆うように、かつ外側ハウジング11の内側に配置される。これにより、電線2及びメス端子20から放射されるノイズが外に漏れることを防止できる(遮蔽できる)。
外側ハウジング11は、シールドカバー12を覆うように内側ハウジング15に取り付けられる。また、外側ハウジング11には、オスコネクタガイド部11aと、レバー取付部11bと、が形成されている。
オスコネクタガイド部11aは、オスコネクタ30側の部材(後述の外側ハウジング31のメスコネクタガイド部31a)に挿入可能に構成されている。これにより、メスコネクタ10とオスコネクタ30とを正しい向きで嵌合させることができる。レバー取付部11bには、連結レバー19が取り付けられる。なお、連結レバー19の構成については後述する。
次に、オスコネクタ30について説明する。図4から図6までは、オスコネクタ30の斜視図、側面図、及び分解斜視図である。なお、以下では、オスコネクタ30の説明において、メスコネクタ10と嵌合される側(図4及び図6の左下側)を組付側と称し、その反対側(図4及び図6の右上側)を基端側と称する。
オスコネクタ30は、図6等に示すように、外側ハウジング31と、シールドカバー32と、オスリテーナ33と、内側ハウジング35と、電線防水シール37と、電線カバー38と、オス端子40と、を備える。
オス端子40は、電線4と電気的に接続されており、メス端子20と電気的に接続される。オス端子40は、図6に示すように、圧着部41と、端子部43と、を備える。
圧着部41は、電線4の導体部に対して圧着されている。端子部43は、圧着部41と電気的に接続された金属製の平板である。オス端子40は、端子部43がメス端子20の挟み部23に挟み込まれるようにして、メス端子20と接続される。また、端子部43には、取付孔が形成されており、この取付孔を利用して、オス端子40が内側ハウジング35に取り付けられる。
内側ハウジング35には、オス端子40を挿入するための挿入孔35aと、オス端子40を保持するための保持部35bと、が形成されている。オスコネクタ30の組立てを行う作業者は、オス端子40を挿入孔35aに挿入して、オス端子40の取付穴と、保持部35bに形成された突起と、を嵌合させることで、オス端子40を内側ハウジング35に取り付けることができる。
電線防水シール37は、シリコン及びゴム(シリコンゴムを含む)等を材料とするリング状の部材である。電線防水シール37は、オス端子40を内側ハウジング35に取り付けた後に、挿入孔35aの基端側に、電線カバー38によって取り付けられる。これにより、電線4を伝う水がオスコネクタ30内に浸入することを防止できる。
オスリテーナ33は、内側ハウジング35の保持部35bに被さるように取り付けられる。従って、オスリテーナ33はオス端子40を覆うように配置される。
シールドカバー32は、金属製の筒状の部材である。シールドカバー32は、内側ハウジング35の組付側を覆うように配置される。これにより、電線4及びオス端子40から放射されるノイズが外に漏れることを防止できる(遮蔽できる)。
外側ハウジング31は、シールドカバー32を覆うように内側ハウジング35に取り付けられる。また、外側ハウジング31には、メスコネクタガイド部31aと、レバー取付部31bと、が形成されている。前述のように、メスコネクタガイド部31aは、オスコネクタガイド部11aを挿入可能に構成される。レバー取付部31bは、連結レバー19を着脱できるように構成されている。
連結レバー19には、図3等に示すように、取付部19aと、ガイド溝が形成されたガイド部19bと、が形成されている。連結レバー19は、取付部19aにレバー取付部11bを挿入することで、外側ハウジング11に回転可能に取り付けられる。また、連結レバー19は、ガイド部19bにレバー取付部31bを挿入することで、外側ハウジング31に取り付けられる。この構成により、取付部19aを回転中心として連結レバー19を回転させることで、レバー取付部31bがガイド部19bに沿って移動するため、外側ハウジング31(ひいてはオスコネクタ30)をメスコネクタ10に近づける又は離す方向に移動させることができる。従って、作業者に要求される操作力を低減することができる。従って、オスコネクタ30とメスコネクタ10とを強く嵌合することができるので、ハウジング防水シール14を強力に圧縮して防水効果を発揮させることができる。
次に、オスコネクタ30をメスコネクタ10に挿入して嵌合したときの各部品(特に、メス端子20、オス端子40、メスリテーナ13、及びオスリテーナ33)の位置関係について詳細に説明する。図7は、メスリテーナ13及びオスリテーナ33の形状及び位置関係を示す斜視図である。図8は、オスリテーナ33をメスリテーナ13に挿入したときの様子を示す斜視図である。図9は、図8のA−A断面矢視図である。
初めに、メスリテーナ13及びオスリテーナ33の形状について説明する。図7に示すように、メスリテーナ13には、挿入部13a〜13cが形成されている。一方、オスリテーナ33には、突出板33a,33cが形成されている。
メスリテーナ13は、挿入部13a,13bが形成される直方体状の部材(2つのメス端子20を個別に覆う部材)を2つ備えている。この直方体状の部材には、それぞれの3つの挿入部が形成されている。3つの挿入部は、いずれも細長い矩形状の開口を有しており、当該開口同士が互いに平行に配置されている。この3つの挿入部のうち両端(図7の上端及び下端)に位置する挿入部を符号13aで示し、挿入部13aの間に形成される挿入部を符号13bで示すものとする。また、この直方体状の部材同士の間には隙間(挿入部)が形成されており、この挿入部を符号13cで示すものとする。この挿入部13cはスリット状に形成されており、前述の挿入部13a,13bに対して向きが垂直となるよう配置されている。以上のように構成されているので、全体的に見ると、メスリテーナ13には、4つの挿入部13aと、2つの挿入部13bと、1つの挿入部13cと、が形成される。
一方、オスリテーナ33には、端子部43を挟んで対向するように配置された突出板33a(2つのオス端子40を個別に覆う部材)が形成されている。本実施形態では、2本のオス端子40を用いる構成であるので、オスリテーナ33は、合計4つの突出板33aを備えることとなる。また、オスリテーナ33は、2本のオス端子40の間にも、突出板33aと垂直な方向に配置された突出板33cを備えている。このオスリテーナ33は、オス端子40にごみ等が付着することを防止するために、オス端子40を覆うように、かつ、オス端子40が当該オスリテーナ33の間から突出しないように配置される。
そして、オスコネクタ30をメスコネクタ10に(即ち、オスリテーナ33をメスリテーナ13に)挿入したときには、図9に示すように、オスリテーナ33が挟み部23とメスリテーナ13との間に入り込む。以下、具体的に説明する。即ち、メスリテーナ13の4つの挿入部13aには、オスリテーナ33の4つの突出板33aが挿入される。メスリテーナ13の2つの挿入部13bには、2本のオス端子40の端子部43が挿入される。メスリテーナ13の1つの挿入部13cには、オスリテーナ33の突出板33cが挿入される。
なお、突出板33a,33cは、それぞれ挿入部13a,13cの内壁面と接触可能に構成される。これにより、例えば、コネクタに力が掛かった場合、突出板33a,33cと挿入部13a,13cの内壁面とが接触して力を及ぼし合うことで、当該力を分散させることができる。
より具体的には、挿入部13aは、オス端子40の端子部43が挿入される挿入部13bを挟むように(メス端子20とオス端子40の接続箇所を挟み込むように)配置される。従って、当該接続箇所に、図9における上下方向の力に対する耐性を持たせることができる。
また、挿入部13cは、オス端子40の端子部43が挿入される2つの挿入部13bの間に配置される。従って、接続箇所に、メス端子20及びオス端子40が並べられる方向(図9の紙面裏表方向)の力に対する耐性を持たせることができる。
以上に説明したように、本実施形態のコネクタは、オスコネクタ30と、メスコネクタ10と、を備える。オスコネクタ30は、オス端子40を保持する。メスコネクタ10は、メス端子20を保持するとともに、オスコネクタ30と嵌合可能である。オスコネクタ30は、オス端子40を個別に覆うように配置されるオスリテーナ33を備える。メスコネクタ10は、メス端子20を個別に覆うように配置されるメスリテーナ13を備える。オスコネクタ30とメスコネクタ10とを嵌合させた状態において、オスリテーナ33がメス端子20とメスリテーナ13との間に位置する。
これにより、オスリテーナ33とメスリテーナ13とを重なり合わせるようにして、オスコネクタ30とメスコネクタ10とを嵌合することができるので、両コネクタを繋げたときのコネクタのサイズをコンパクトにすることができる。また、メス端子20の移動をオスリテーナ33によって規制することができる。従って、オス端子40とメス端子20との接続の信頼性を高くすることができる。
また、本実施形態のコネクタにおいて、オスコネクタ30とメスコネクタ10とを嵌合させた状態において、オスリテーナ33の面とメスリテーナ13の面とが接触可能である。
これにより、コネクタに力が掛かった場合であっても、リテーナ同士が接触して力を及ぼし合うことで、当該力を分散させることができる。従って、オス端子40とメス端子20との接続の信頼性をより高くすることができる。
また、本実施形態のコネクタにおいてメスリテーナ13には挿入部13a,13cが形成される。オスコネクタ30とメスコネクタ10とを嵌合させた状態において、オスリテーナ33の突出板33a,33cが挿入部13a,13cに挿入される。
これにより、挿入部13a,13cに挿入されたオスリテーナ33は複数の方向の移動が規制されるので、様々な方向の力に耐性のあるコネクタが実現できる。従って、オス端子40とメス端子20との接続の信頼性をより高くすることができる。
また、本実施形態のコネクタにおいて、挿入部13aは、挿入部13bを挟む位置に形成された孔である。
これにより、コネクタに力が掛かった場合に、オス端子40及びメス端子20を良好に保護することができる。従って、オス端子40とメス端子20との接続の信頼性をより高くすることができる。
また、本実施形態のコネクタにおいて、挿入部13cは、2つの挿入部13bの間に形成された孔である。
これにより、端子が並べられる方向の曲げに強いコネクタが実現できる。
また、本実施形態のコネクタにおいて、オスリテーナ33は、オス端子40を覆うように、かつ、オス端子40が当該オスリテーナ33から突出しないように配置される。
これにより、オス端子40が露出されないので、当該オス端子40にごみ等が付着することを防止できる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態では、オスリテーナ33がメス端子20とメスリテーナ13との間に位置する構成を説明したが、メスリテーナ13がオス端子40とオスリテーナ33との間に位置する構成であっても良い。つまり、挿入部は、メスリテーナ13に形成されていても良いし、オスリテーナ33に形成されていても良い。従って、メス端子が挿入される孔を挟む位置に形成された孔や、メス端子が挿入される孔同士の間に形成された孔を挿入部とすることができる。
また、挿入部の配置及び形状は上記実施形態で説明した例に限られず、適宜の構成とすることができる。
上記実施形態では、メス端子20及びオス端子40の数が2本であるが、端子の数はこれに限らず、回路構成に応じて適宜変更することができる。
上記では、電線同士を接続する構成に本発明のコネクタを適用する例を説明したが、電線と補機とを接続する構成にも本発明のコネクタを適用することができる。
10 メスコネクタ
13 メスリテーナ
20 メス端子
30 オスコネクタ
33 オスリテーナ
40 オス端子

Claims (6)

  1. オス端子を保持するオスコネクタと、
    メス端子を保持するとともに、前記オスコネクタと嵌合可能なメスコネクタと、
    を備えるコネクタであって、
    前記オスコネクタは、前記オス端子を個別に覆うように配置されるオスリテーナを備え、
    前記メスコネクタは、前記メス端子を個別に覆うように配置されるメスリテーナを備え、
    前記オスコネクタと前記メスコネクタとを嵌合させた状態において、前記オスリテーナが前記メス端子と前記メスリテーナとの間に位置する、又は、前記メスリテーナが前記オス端子と前記オスリテーナとの間に位置することを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記オスコネクタと前記メスコネクタとを嵌合させた状態において、前記オスリテーナの面と前記メスリテーナの面とが接触可能であることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項2に記載のコネクタであって、
    前記オスリテーナ及び前記メスリテーナのうち一方のリテーナには挿入部が形成され、
    前記オスコネクタと前記メスコネクタとを嵌合させた状態において、他方のリテーナが前記挿入部に挿入されることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項3に記載のコネクタであって、
    前記挿入部には、前記オス端子又は前記メス端子が挿入される孔を挟む位置に形成された一対の孔が含まれることを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項3又は4に記載のコネクタであって、
    前記オスコネクタが複数の前記オス端子を保持するとともに、前記メスコネクタが複数の前記メス端子を保持し、
    前記挿入部には、前記オス端子又は前記メス端子が挿入される孔同士の間に形成された孔が含まれることを特徴とするコネクタ。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載のコネクタであって、
    前記オスリテーナは、前記オス端子を覆うように、かつ、前記オス端子が当該オスリテーナから突出しないように配置されることを特徴とするコネクタ。
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