JP2013185934A - 電子部品パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】外部からの電力供給を必要とせず、電子回路が格納された電子部品パッケージへの不正行為を検出して外部に報知できる小型の電子部品パッケージを提供する。
【解決手段】電子部品パッケージ1は、パッケージ容器6と、パッケージ容器6に収容された電子回路2と、パッケージ容器6に収容され、パッケージ容器6に加えられた物理的変化を検出して検出結果を電気信号として出力するセンサ3と、パッケージ容器6に収容され、センサ3から出力された電気信号を入力し、検出結果を報知する報知部4と、パッケージ容器6に収容され、センサ3及び報知部4に電力を供給する内部電源5と、電子回路2、センサ3、報知部4、及び内部電源5を相互に接続する内部配線8と、を備えて構成される。
【選択図】図1

Description

この発明は、抜挿を検出して検出結果を外部に報知することができる電子部品パッケージに関するものである。
パチンコ台やパチスロ台、スロットマシンやゲーム機などを含む遊技機は、コンピュータを利用した制御を行うことで、当たり確率の変動などの複雑な演出を行うものが主流となっている。このような遊技機においては、遊技機の制御を行う電子部品パッケージを、当たり確率が大きくなるように改造されたデータの格納された電子部品パッケージに、不正に交換するなどの不正行為が問題となっている。
このような不正行為が、遊技機を設置した遊技場の従業員と協力して行われた場合、監視カメラなど従来のセキュリティシステムでは発見が難しい。そのため、電子部品パッケージの稼働状況を監視し、異常が発生すればそれを検出して外部に報知するような不正行為検出方法(例えば、特許文献1)や、電子部品パッケージが自身の抜挿を検出して外部に報知するような不正行為検出方法(例えば、特許文献2)や、遊技機自体に加えられた振動や傾斜を検出して外部に報知するような不正行為監視装置(例えば、特許文献3)が知られている。
特許文献1にかかる不正行為検出方法においては、微弱交流発生装置と、マイコンと、バッテリーとが遊技機内に備えられている。遊技機の電源が遮断されるとバッテリーによって微弱交流発生装置が起動し、遊技機の制御用電子回路などに微弱交流電流を流す。制御用電子回路などが引き抜かれたりすると微弱交流電流が乱れる。これをバッテリーによって駆動されたマイコンが検出し、外部へ異常の発生を報知する。
また特許文献2にかかる不正行為検出方法においては、電子回路が格納されたパッケージ内に異常検出手段、パッケージ挿入検出手段及びパッケージ抜去検出手段が備えられている。パッケージが外部から電源の供給を受けた状態でパッケージが引き抜かれると、電子回路内の電気的状態が不安定となる。これを異常検出手段で検出し、外部へ異常の発生を報知する。
また特許文献3にかかる不正行為監視装置においては、遊技機の制御用電子回路が実装された回路基板に加速度センサを実装している。そのため、遊技機に加えられた振動や傾斜などを加速度センサが検出し、外部へ異常の発生を報知する。
特開2007−195763号公報 特開平8−69592号公報 特開平11−309267号公報
しかしながら、上記不正行為検出方法及び不正行為監視装置においては、下記のような問題があった。
特許文献1にかかる不正行為検出方法においては、遊技機にバッテリーや微弱交流発生装置、マイコンなどの装置を付加する必要があり、装置の構成が複雑かつ大型化するという欠点があった。また、上記不正行為検出方法では、不正行為検出手段に容易にアクセスすることが可能であるので、例えば、バッテリーを外して微弱交流の発生及びマイコンの動作をできないようにしたり、外部から別途微弱交流を印加して、異常がないかのようにマイコンに誤認識させることが可能であった。
また特許文献2にかかる不正行為検出方法においては、電子回路が格納されたパッケージに外部電源から電力が供給されなければ異常検出手段が機能しない。したがって、上記方法では、例えば電子回路に供給される電力を遮断されると、異常検出が不可能である。
また特許文献3にかかる不正行為監視装置においては、遊技機自体に加えられた振動や傾斜の検出はできるものの、電子回路が格納されたパッケージ自体の引き抜き行為の検出はできないので、不正行為防止という観点からは不十分である。
本発明は上記のような事情に考慮してなされたもので、その目的は、外部からの電力供給を必要とせず、電子回路が格納された電子部品パッケージへの不正行為を検出して外部に報知できる小型の電子部品パッケージを提供することである。
本発明は上記課題を解決するために、以下の手段を提供する。
本発明の電子部品パッケージは、パッケージ容器と、前記パッケージ容器に収容された電子回路と、前記パッケージ容器に収容され、該パッケージ容器に加えられた物理的変化を検出し、検出結果を電気信号として出力するセンサと、前記パッケージ容器に収容され、前記センサから出力された電気信号を入力し、前記検出結果を報知する報知部と、前記パッケージ容器に収容され、前記センサ及び前記報知部に電力を供給する内部電源と、前記電子回路、前記センサ、前記報知部、及び前記内部電源を相互に接続する内部配線と、を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、電子部品パッケージが取り外されるときにパッケージ容器に印加される物理的変化を検出し電気信号として出力する。報知部はセンサから出力された電気信号を電子部品パッケージの外部に報知する。センサ及び報知部は内部電源から電力の供給を受けるため、電子部品パッケージが取り外され、外部からの電力供給が遮断されても動作し、取り外されようとしていることを電子部品パッケージの外部に報知することができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記パッケージ容器の外部に露出し、前記内部配線を介して前記内部電源と接続された電気端子を備え、前記内部電源は、前記端子に接続可能な外部電源から供給される電力によって充電できる二次電池であることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、電子部品パッケージが外部から電力を供給されているときには内部電源が容量一杯まで充電されており、電子部品パッケージが外部から電力の供給を遮断されても、長時間センサ及び報知部に電力を供給することができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記報知部は、前記検出結果を報知可能な報知状態と、前記報知状態よりも消費電力の少ない待機状態と、を切換え可能であり、前記センサから出力される電気信号を入力された場合に前記待機状態から前記報知状態に切換わることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、報知部が通常は待機状態であるので、電力の使用量を削減し、より長時間電子部品パッケージの取り外し行為を監視することができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記センサは、前記電子部品パッケージに印加された加速度を検出する加速度センサであることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、電子部品パッケージを取り外す際に電子部品パッケージに印加される加速度を加速度センサによって検出し、電子部品パッケージの取り外しを検出することができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記センサは、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたことを検出する加速度スイッチであることを特徴とする。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記加速度スイッチは、バネと、該バネによって揺動自在に保持された錘と、加速度が印加されていない状態で該錘と間隔を隔てて対向するように配置された固定電極と、を備え、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたときに、前記錘と前記固定電極とが接触する加速度スイッチであることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、電子部品パッケージを取り外す際に電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されると錘と固定電極が接触し、電流が流れて加速度の印加が検出される。所定の大きさ以上の加速度が印加されない場合には錘と固定電極が接触せず、電流が流れないので、加速度スイッチは電力を消費せず、電力の使用量を削減し、より長時間電子部品パッケージの取り外し行為を監視することができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記加速度スイッチは、球状の錘と、少なくとも1対以上の導電性材料からなる接触電極を備え、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたときに前記錘と前記接触電極とが接触する加速度スイッチであることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、電子部品パッケージを取り外す際に電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されると錘と接触電極が接触し、電流が流れて加速度の印加が検出される。所定の大きさ以上の加速度が印加されない場合には錘と接触電極が接触せず、電流が流れないので、加速度スイッチは電力を消費せず、電力の使用量を削減し、より長時間電子部品パッケージの取り外し行為を監視することができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記電子部品パッケージに印加された角速度を検出する角速度センサであることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、電子部品パッケージに印加される角速度を検出し、取り外しを検出する。そのため、電子部品パッケージが取り付けられた電子機器に加えられた衝撃や電子機器自身の動作による振動を電子部品パッケージの取り外しと誤検出することを防ぐことができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記電子部品パッケージに印加された圧力を検出する圧力センサであることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、電子部品パッケージに印加される圧力を検出し、取り外しを検出する。そのため、電子部品パッケージが取り付けられた電子機器に加えられた衝撃や電子機器自身の動作による振動を電子部品パッケージの取り外しと誤検出することを防ぐことができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記電子部品パッケージに生じたひずみを検出するひずみセンサであることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、電子部品パッケージに印加されるひずみを検出し、取り外しを検出する。そのため、電子部品パッケージが取り付けられた電子機器に加えられた衝撃や電子機器自身の動作による振動を電子部品パッケージの取り外しと誤検出することを防ぐことができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記パッケージ容器は、内壁面に導電性の材料からなるパッケージ電極を備え、前記センサは、前記パッケージ電極との間の静電容量の変化を検出する静電容量センサであることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、電子部品パッケージ(パッケージ容器)と静電容量センサとの間の静電容量の変化を検出し、取り外しを検出する。そのため、電子部品パッケージが取り付けられた電子機器に加えられた衝撃や電子機器自身の動作による振動を電子部品パッケージの取り外しと伍検出することを防ぐことができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記センサは、前記電子部品パッケージに印加された加速度を検出する加速度センサ、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたことを検出する加速度スイッチ、前記電子部品パッケージに印加された角速度を検出する角速度センサ、前記電子部品パッケージに印加された圧力を検出する圧力センサ、前記電子部品パッケージに生じたひずみを検出するひずみセンサ、及び前記パッケージ容器の内壁面に備えられた導電性の材料からなるパッケージ電極との間の静電容量の変化を検出する静電容量センサのうち、少なくとも何れか2つを備えたことを特徴とする。
本発明の電子部品パッケージは、電子部品パッケージに印加された複数の物理的変化を検出することにより、判定の精度を向上させ、誤検出による報知を防ぐことができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記センサは、少なくとも前記加速度スイッチを有し、前記加速度スイッチは、バネと、該バネによって揺動自在に保持された錘と、加速度が印加されていない状態で該錘と間隔を隔てて対向するように配置された固定電極と、を備え、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたときに前記錘と前記固定電極とが接触する構成からなり、前記センサのうち前記加速度スイッチ以外のセンサは、前記物理的変化を検出可能な検出状態と、前記検出状態よりも消費電力の少ない待機状態と、を切換え可能であり、前記加速度スイッチの前記錘と前記固定電極とが接触した場合に前記待機状態から前記検出状態に切換わることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、通常は加速度スイッチのみ起動された状態であるため電力の消費を抑制することができる。加速度スイッチによって加速度が検出されると、角速度センサ、圧力センサまたはひずみセンサが起動され、印加された加速度が電子部品パッケージの取り外しによるものか否かを判定するため、誤検出による報知を防ぐことができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記センサは、少なくとも前記加速度スイッチを有し、前記加速度スイッチは、球状の錘と、少なくとも1対以上の導電性材料からなる接触電極を備え、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたときに前記錘と前記接触電極とが接触する構成からなり、前記センサのうち前記加速度スイッチ以外のセンサは、前記物理的変化を検出可能な検出状態と、前記検出状態よりも消費電力の少ない待機状態と、を切換え可能であり、前記加速度スイッチの前記錘と前記固定電極とが接触した場合に前記待機状態から前記検出状態に切換わることを特徴とする。
本発明にかかる電子部品パッケージは、通常は加速度スイッチのみ起動された状態であるため電力の消費を抑制することができる。加速度スイッチによって加速度が検出されると、角速度センサ、圧力センサまたはひずみセンサが起動され、印加された加速度が電子部品パッケージの取り外しによるものか否かを判定するため、誤検出による報知を防ぐことができる。
また、本発明の電子部品パッケージにおいて、前記パッケージ容器は、樹脂、セラミック、金属またはガラスからなることを特徴とする。
本発明に係る電子部品パッケージによると、センサによってパッケージ容器に加えられた物理的変化が検出結果として出力されると、報知部によって電子部品パッケージに異常状態が発生したことを外部に報知することができる。また、センサ及び報知部は、内臓電源である内部電源と接続されているため、外部電源の電力供給が遮断された場合や、電子部品パッケージが取り外された場合であっても、当該内部電源からの電力供給により動作する。さらに、上記動作を実行する上では、少なくとも加速度センサ,報知部,及び内部電源があれば足りるので、電子部品パッケージの構成が複雑化/大型化することはない。
したがって、本発明によれば、外部からの電力供給を必要とせず、電子回路が格納された電子部品パッケージへの不正行為を検出して外部に報知できる小型の電子部品パッケージを提供できる。
本発明にかかる第1実施形態の電子部品パッケージを示す平面図である。 本発明にかかる第1実施形態の電子部品パッケージが備える加速度センサの断面図である。 本発明にかかる第1実施形態の電子部品パッケージが備える加速度スイッチの断面図である。 本発明にかかる第1実施形態の電子部品パッケージが備える加速度スイッチの断面図である。 本発明にかかる第2実施形態の電子部品パッケージを示す平面図である。 本発明にかかる第3実施形態の電子部品パッケージを示す平面図である。 本発明にかかる第4実施形態の電子部品パッケージを示す平面図である。 本発明にかかる第5実施形態の電子部品パッケージを示す平面図である。 図8のA−A線に沿った断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明にかかる第1実施形態を、図1から図4を参照して説明する。図1は第1実施形態の電子部品パッケージを示す平面図、図2から図4は本実施形態の電子部品パッケージが備える加速度センサの断面図を示している。ここで、本実施形態にかかる電子部品パッケージは、例えば、パチンコ台やゲーム機などの遊技機、コンピュータ、TV等の家電製品、産業用ロボット、建設機械、自動車や電車などの輸送用機器など、電子制御により動作する様々な電子機器に搭載される。
この電子部品パッケージ1は、当該電子部品パッケージ1が取り付けられた電子機器の動作制御やデータ格納、外部との通信などの機能を備えた電子回路2と、電子部品パッケージ1に加えられた物理的変化を検出して電気信号として出力するセンサ3と、センサ3の出力を電子部品パッケージ1の外部に報知する報知手段を備えた報知部4と、センサ3及び報知部4に電力を供給する内部電源5と、電子回路2、センサ3、報知部4および内部電源5を格納する樹脂、セラミック、金属またはガラスからなるパッケージ容器6と、パッケージ容器6の外部に露出し、内部配線8を介して内部電源5と接続された端子7(電気端子)と、電子回路2、センサ3、報知部4、内部電源5及び端子7を相互に接続する導電性材料からなる内部配線8と、を含んでなる。
センサ3は、電子部品パッケージ1(パッケージ容器6)に加えられる加速度を検出できるセンサである。電子部品パッケージ1が取り付けられた電子機器において、電子部品パッケージ1が取り外されそうになると、電子部品パッケージ1には、回路基板の振動や手の動きなどによって、10Hz程度以上の加速度変化(物理的変化)が加えられる。また、人が電子部品パッケージ1を取り外して手に持って動かしたりすると、電子部品パッケージ1には、数Hz程度以下の比較的長周期の加速度変化が加えられる。そこで、センサ3は、電子部品パッケージ1の加速度変化を検出し、当該加速度変化の変化量が電子部品パッケージ1の引き抜かれた時の変化パターン(つまり、10Hz程度以上または数Hz程度以下)に一致するかに基づいて、電子部品パッケージ1が引き抜かれたか否かを判断する。その結果、センサ3は電子部品パッケージ1が引き抜かれたと判断すれば、異常発生を示す電気信号を報知部4に出力する。すると、報知部4は、センサ3から出力された電気信号に基づいて、電子部品パッケージ1に異常状態が発生したことを電子部品パッケージ1の外部に報知する。報知部4による報知の手段としては、好適には無線LAN、Zigbee(登録商標)、UWB、特定小電力無線またはブルートゥース(登録商標)などを用いた無線データによる通信手段や、音声を外部に発信する音声通信手段、光通信で外部にデータを発信する光通信手段などが望ましい。ただし、報知部4は、電子部品パッケージ1に異常状態が発生したことを電子部品パッケージ1の外部に報知できるものであれば足り、特段上述のものに限定されない。例えば、パッケージ容器6の一部に孔を設けておき、報知部4が、当該異常状態が発生したことを示す視覚的なシグナル等を、上記孔を介して外部に発信することで報知するようなものであっても勿論良い。
内部電源5は、センサ3及び報知部4へ電力を供給する、電子部品パッケージ1に内蔵された電源である。したがって、外部電源(図示省略)から電子機器へ供給される電力が遮断されたり、電子部品パッケージ1が電子機器から取り外されたりしても、センサ3及び報知部4は当該内部電源5からの電力供給により動作するので、異常状態の発生を検出することができる。なお、報知部4は、通常待機モード(報知状態よりも消費電力の少ない待機状態)としてほとんど電力を消費しない状態にしておき、センサ3から異常発生を示す電気信号を入力された時にのみ動作モード(検出結果を報知可能な報知状態)に切り換わって報知を行うように構成されることが望ましい。この場合、報知部4の消費電力が嵩まないので、電子部品パッケージ1は、内部電源5を小型化したり、外部電源からの電力供給がない状態での動作継続時間を長くしたりすることができる。
ここで、内部電源5に充電機能のない一次電池を用いた場合、内部電源5は、時間と共に徐々に放電するため、センサ3及び報知部4に電源供給できる時間が十分でない可能性もある。したがって、内部電源5は、端子7を介して外部電源に接続され、当該外部電源から電力が供給されているときに、外部電源の電力によって充電される二次電池であることが望ましい。また、内部電源5は、電子部品パッケージ1に収容されるために、出来る限り小型であることが望ましい。そこで、内部電源5としては、キャパシタやリチウムイオン電池、ニッケル水素電池などの二次電池を選択することができる。
また、内部電源5は、外部電源の供給が数時間異常遮断された状態でもセンサ3及び報知部4に電力を供給できる程度の電力容量を備えることが望ましい。例えば、電子部品パッケージ1を備える電子機器が、ある店舗内に配置される状況を想定すると、12時間以上電力を供給できる容量を備えた内部電源5を用いることで、店舗閉店時に電子機器の電源を遮断しても、概ね翌日の店舗開店時まで電子部品パッケージ1の取り外しの有無を監視し続けることができる。
ついで、上述のセンサ3の具体的構成について説明する。
センサ3は、例えば、図2に示すように、バネ11によって揺動自在に保持された錘12と、当該バネ11の上面に設けられたピエゾ抵抗素子14と、錘12の上面に対向する位置であって、筐体の内側上面に設けられた固定電極15と、で構成された加速度センサ13が用いられる。そして、当該加速度センサ13に加速度が印加されると、錘12には、加速度に応じた方向/大きさの慣性力が作用して変位する。そして、バネ11の上面(又は下面)に設けられたピエゾ抵抗素子14で、その慣性力の作用によるバネ11の特性変化を調べると、加速度センサ13に印加された加速度を検出することができる。また、ピエゾ抵抗素子14に替えて錘12の上面に対向する位置であって、筐体の上面(又は下面)に固定電極15を設けることで、錘12と固定電極15との間の静電容量を測定することにより錘12の変位を検出できるので、加速度センサ13に印加された加速度を検出することができる。
以上、本実施形態1に係る電子部品パッケージ1によると、センサ3によって電子部品パッケージ1が引き抜かれたと判断された場合、報知部4によって、電子部品パッケージ1に異常状態が発生したことを当該電子部品パッケージ1の外部に報知することができる。また、センサ3及び報知部4は、内臓電源である内部電源5と接続されているため、外部電源の電力供給が遮断された場合や、電子部品パッケージ1が取り外された場合であっても、当該内部電源5からの電力供給により動作する。さらに、上記動作を実行する上では、少なくともセンサ3,報知部4,及び内部電源5があれば足りるので、電子部品パッケージ1の構成が複雑化/大型化することはない。
したがって、本実施形態に係る電子部品パッケージ1は、外部からの電力供給を必要とせず、電子回路が格納された電子部品パッケージへの不正行為を検出して外部に報知できる小型の電子部品パッケージといえる。
(変形例1)
センサ3としては、図2に示した加速度センサ13には限られず、本変形例1で示すような加速度スイッチ24を用いても良い。
ここで、加速度スイッチ24は、例えば図3に示すように、バネ21によって揺動自在に保持された錘22と、錘22に対向するように設けられた固定電極23とを備える。そして、加速度スイッチ24に所定の大きさ以上の加速度が印加されると、錘22が変位して固定電極23に接触する。錘22と固定電極23の間に電圧を印加しておくと、錘22と固定電極23とが接触したときに電流が流れ、ある一定値以上の加速度が印加されたことを検出できる。また、加速度スイッチ24は、錘22と固定電極23とが接触していないときには電流が流れないので、待機時の消費電力が極めて小さいノーマリーオフタイプの加速度センサとして機能させることができる。そのため、加速度スイッチ24を電子部品パッケージ1のセンサ3として採用することで、内部電源5を小型化したり外部電源から電力が供給されていない状態での動作継続時間を長くしたりすることができる。
(変形例2)
また、センサ3としては、例えば図4に示すように、本変形例2で示すような加速度スイッチ33を用いても良い。ここで、加速度スイッチ33は、中空の室内に封入されて自由に動くことのできる導電性材料からなる球状の錘31と、少なくとも1対以上の接触電極32(32A〜32D)と、を備えた構成からなる。ここで、錘31は、加速度が印加されていない状態では、図4に示すように、筐体の底面に設けられた凹部に配置されることで静止状態を保つ。そして、電子部品パッケージ1が取り外されると、センサ3の向きが変えられるので、錘31に作用する重力の方向が変化する。したがって、例えば図4中の矢印に示す向きに重力加速度が印加されると、錘31が接触電極32A及び32Bと接触して導通する。その結果、接触電極32Aと32Bとの間に電圧を印加しておくと、錘31が接触電極32A及び32Bと接触したときに電流が流れ、重力加速度の方向が変わったこと/その方向に対してある一定値以上の加速度が印加されたことを検出することができる。また、錘31と接触電極32A及び32Bが接触していないときには電流が流れないので、待機時の消費電力が極めて小さいノーマリーオフタイプの加速度センサとして機能させることができる。そのため、内部電源5を小型化したり外部電源から電力が供給されていない状態での動作継続時間を長くしたりすることができる。
(変形例3)
また、センサ3としては、第1実施形態に係る加速度センサ13と、変形例1に係る加速度スイッチ24又は変形例2に係る加速度スイッチ33と、を備えた加速度センサとしてもよい。このように構成した場合、センサ3は、まず加速度スイッチ24または加速度スイッチ33から出力された信号によって加速度センサ13を起動する。そして、センサ3は、電子部品パッケージ1に印加された加速度の変化量を加速度センサ13で測定し、電子部品パッケージ1が取り外されたかどうかを判断する。ここで、加速度スイッチ24または加速度スイッチ33は、ある一定値以上の加速度が印加されたかどうかを検出するだけなので、起動された加速度センサ13によって加速度の変化量を調べることにより、電子部品パッケージ41が取り外されたかどうかの判断をより精度よく行うことができる。また通常加速度センサ13は、待機モードとしておくことができるので、消費電力が嵩まず、内部電源5を小型化したり外部電源から電力が供給されていない状態での動作継続時間を長くしたりすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明にかかる第2実施形態を、図5を参照して説明する。第2実施形態においては、第1実施形態と同一箇所については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図5は、本実施形態の電子部品パッケージ51の平面図を示している。
この電子部品パッケージ51は、センサ3として角速度センサ52を備えている。角速度センサ52は、電子部品パッケージ51に印加された角速度を検出し、電気信号として出力する。
第1実施形態で述べたようなセンサとして加速度センサを採用した場合、例えば、電子機器に外部から加えられた衝撃や電子機器自身の動作による振動などによっても電子部品パッケージ1に加速度が印加されるため、電子部品パッケージ1が取り外された場合以外の状態を電子部品パッケージの取り外しと誤検出する可能性がある。
一方、角速度は、電子部品パッケージ51が回転させられたときに電子部品パッケージ51に加わる物理的変化を示すものであるため、角速度センサ52が電子機器に加えられた衝撃や電子機器自身の動作による振動で角速度を検出することはまれである。また、角速度センサ52は、仮に当該衝撃や振動による角速度が発生したとしても、フィルタリング機能などにより電子部品パッケージ51の取り外しか否かを容易に判定することができる。したがって、本実施形態にかかる電子部品パッケージ51は、実施形態1に係る電子部品パッケージ1と同様の効果が得られることは勿論、電子部品パッケージ51の取り外しか否かの判断精度が向上し、誤検出による報知を防ぐことができる。
なお、センサ3は、第1実施形態に係る加速度センサまたは加速度スイッチと、本実施形態にかかる角速度センサ52と、を組み合わせた構成であってもよい。この場合、電子部品パッケージ51は、印加された複数の物理的変化を検出できるので、判断精度を一層向上させ、誤検出による報知を防ぐことができる。センサ3がこのような構成からなる場合、角速度センサ52は、通常待機モード(検出状態よりも消費電力の少ない待機状態)としておき、加速度センサまたは加速度スイッチが加速度を検出したときに、起動モード(物理的変化を検出可能な検出状態)に切換えるようにしてもよい。つまり、加速度センサ及び加速度スイッチは一般に角速度センサよりも消費電力が小さいため、電子部品パッケージ51は、消費電力が嵩まないので、内部電源5の小型化や、外部電源から電力が供給されていない状態での動作継続時間を長くしたりすることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明にかかる第3実施形態を、図6を参照して説明する。第3実施形態においては、第1実施形態と同一箇所については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図6は本実施形態の電子部品パッケージの平面図を示している。
この電子部品パッケージ61は、センサ3として圧力センサ62を備えている。圧力センサ62は、電子部品パッケージ61に印加された圧力を検出し、電気信号として出力する。
ここで、第1実施形態で述べたようなセンサ3として加速度センサを採用した場合、例えば、電子機器に外部から加えられた衝撃や電子機器自身の動作による振動などによっても電子部品パッケージ1に加速度が印加されるため、電子部品パッケージ1が取り外された場合以外の状態を電子部品パッケージの取り外しと誤検出する可能性がある。
一方、圧力は、直接電子部品パッケージ61自体に外力を印加しなければ発生しないため、圧力センサ62は、圧力を検出した場合、電子部品パッケージ62が取り外されようとしているか否かを容易に判定することができる。したがって、本実施形態にかかる電子部品パッケージ62は、電子部品パッケージ62の取り外しか否かの判断精度が向上し、誤検出による報知を防ぐことができる。
また、センサ3は、第1実施形態で述べたような加速度センサまたは加速度スイッチと、本実施形態にかかる圧力センサ62と、を組み合わせた構成としてもよい。この場合、電子部品パッケージ61は、印加された複数の物理的変化を検出できるので、判断精度を一層向上させ、誤検出による報知を防ぐことができる。
また、圧力センサ62は、通常待機モードとしておき、加速度センサまたは加速度スイッチが加速度を検出したときに、起動するようにしてもよい。つまり、加速度センサ及び加速度スイッチは一般に圧力センサよりも消費電力が小さいため、電子部品パッケージ62は、消費電力が嵩まないので、内部電源5の小型化や、外部電源から電力が供給されていない状態での動作継続時間を長くしたりすることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明にかかる第4実施形態を、図7を参照して説明する。第4実施形態においては、第1実施形態と同一箇所については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図7は本実施形態の電子部品パッケージの平面図を示している。
この電子部品パッケージ71は、センサ3としてひずみセンサ72を備えている。ひずみセンサ72は、電子部品パッケージ71の変形を検出し、電気信号として出力する。
ここで、第1実施形態で述べたようなセンサ3として加速度センサを採用した場合、例えば、電子機器に外部から加えられた衝撃や電子機器自身の動作による振動などによっても電子部品パッケージ1に加速度が印加されるため、電子部品パッケージ1が取り外された場合以外の状態を電子部品パッケージの取り外しと誤検出する可能性がある。
一方、電子部品パッケージ71の変形は、直接電子部品パッケージ71自体に外力を印加しなければ発生しないため、ひずみセンサ72は、変形を検出した場合、電子部品パッケージ71が取り外されようとしているか否かを容易に判定することができる。したがって、本実施形態にかかる電子部品パッケージ71は、電子部品パッケージ71の取り外しか否かの判断精度が向上し、誤検出による報知を防ぐことができる。
また、センサ3は、第1実施形態で述べたような加速度センサまたは加速度スイッチと、本実施形態にかかるひずみセンサ72と、を組み合わせた構成としてもよい。この場合、電子部品パッケージ71は、印加された複数の物理的変化を検出できるので、判断精度を一層向上させ、誤検出による報知を防ぐことができる。
また、ひずみセンサ72は、通常待機モードとしておき、加速度センサまたは加速度スイッチが加速度を検出したときに、起動するようにしてもよい。つまり、加速度センサ及び加速度スイッチは一般にひずみセンサよりも消費電力が小さいため、電子部品パッケージ71は、消費電力が嵩まないので、内部電源5の小型化や、外部電源から電力が供給されていない状態での動作継続時間を長くしたりすることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明にかかる第5実施形態を、図8および図9を参照して説明する。第5実施形態においては、第1実施形態と同一箇所については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図8は本実施形態の電子部品パッケージの平面図を、図9は図8のA−A線に沿った断面図を示している。
この電子部品パッケージ81は、センサ3として静電容量センサ82と、パッケージ容器6の内壁面に設けられた金属などの導電性材料からなるパッケージ電極83と、を備えている。静電容量センサ82は、パッケージ電極83と当該静電容量センサ82に設けられた電極84との間の静電容量の変化を検出し、電気信号として出力する。
例えば電子部品パッケージ81を当該電子部品パッケージ81が取り付けられた電子機器から取り外そうとして電子部品パッケージ81に触れると、人体の持つ静電容量や導電性によって、静電容量センサ82とパッケージ電極83との間の静電容量が変化する。これを検出することにより、電子部品パッケージ81が取り外されようとしていると判断することができる。
ここで、第1実施形態で述べたようなセンサ3として加速度センサを採用した場合、例えば、電子機器に外部から加えられた衝撃や電子機器自身の動作による振動などによっても電子部品パッケージ1に加速度が印加されるため、電子部品パッケージ1が取り外された場合以外の状態を電子部品パッケージの取り外しと誤検出する可能性がある。
一方、電子部品パッケージ81と静電容量センサ82との間の静電容量の変化は、直接電子部品パッケージ81自体に人間が手を触れなければ発生しないため、静電容量センサ82は、静電容量の変化を検出した場合、電子部品パッケージ81が人間の手によって取り外されようとしているか否かを容易に判定することができる。したがって、本実施形態にかかる電子部品パッケージ81は、電子部品パッケージ81の取り外しか否かの判断精度が向上し、誤検出による報知を防ぐことができる。
また、センサ3は、第1実施形態で述べたような加速度センサまたは加速度スイッチと、本実施形態にかかる静電容量センサ82と、を組み合わせた構成としてもよい。この場合、電子部品パッケージ81は、印加された複数の物理的変化を検出できるので、判断精度を一層向上させ、誤検出による報知を防ぐことができる。
また、静電容量センサ82は、通常待機モードとしておき、加速度センサまたは加速度スイッチが加速度を検出したときに、起動するようにしてもよい。つまり、加速度センサ及び加速度スイッチは一般に静電容量センサよりも消費電力が小さいため、電子部品パッケージ81は、消費電力が嵩まないので、内部電源5の小型化や、外部電源から電力が供給されていない状態での動作継続時間を長くしたりすることができる。
1 電子部品パッケージ
2 電子回路
3 センサ
4 報知部
5 内部電源
6 パッケージ容器
7 端子
8 内部配線
41 電子部品パッケージ
42 加速度センサ
11 バネ
12 錘
13 加速度センサ
14 ピエゾ抵抗素子
21 バネ
22 錘
23 固定電極
24 加速度スイッチ
31 錘
32 接触電極
33 加速度スイッチ
51 電子部品パッケージ
52 角速度センサ
61 電子部品パッケージ
62 圧力センサ
71 電子部品パッケージ
72 ひずみセンサ
81 電子部品パッケージ
82 静電容量センサ

Claims (15)

  1. パッケージ容器と、
    前記パッケージ容器に収容された電子回路と、
    前記パッケージ容器に収容され、該パッケージ容器に加えられた物理的変化を検出し、検出結果を電気信号として出力するセンサと、
    前記パッケージ容器に収容され、前記センサから出力された電気信号を入力し、前記検出結果を報知する報知部と、
    前記パッケージ容器に収容され、前記センサ及び前記報知部に電力を供給する内部電源と、
    前記電子回路、前記センサ、前記報知部、及び前記内部電源を相互に接続する内部配線と、
    を備えたことを特徴とする電子部品パッケージ。
  2. 前記パッケージ容器の外部に露出し、前記内部配線を介して前記内部電源と接続された電気端子を備え、
    前記内部電源は、前記端子に接続可能な外部電源から供給される電力によって充電できる二次電池であることを特徴とする請求項1に記載の電子部品パッケージ。
  3. 前記報知部は、前記検出結果を報知可能な報知状態と、前記報知状態よりも消費電力の少ない待機状態と、を切換え可能であり、前記センサから出力される電気信号を入力された場合に前記待機状態から前記報知状態に切換わることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品パッケージ。
  4. 前記センサは、前記電子部品パッケージに印加された加速度を検出する加速度センサであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品パッケージ。
  5. 前記センサは、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたことを検出する加速度スイッチであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品パッケージ。
  6. 前記加速度スイッチは、バネと、該バネによって揺動自在に保持された錘と、加速度が印加されていない状態で該錘と間隔を隔てて対向するように配置された固定電極と、を備え、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたときに、前記錘と前記固定電極とが接触することを特徴とする請求項5に記載の電子部品パッケージ。
  7. 前記加速度スイッチは、球状の錘と、少なくとも1対以上の導電性材料からなる接触電極を備え、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたときに前記錘と前記接触電極とが接触することを特徴とする請求項5に記載の電子部品パッケージ。
  8. 前記センサは、前記電子部品パッケージに印加された角速度を検出する角速度センサであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品パッケージ。
  9. 前記センサは、前記電子部品パッケージに印加された圧力を検出する圧力センサであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品パッケージ。
  10. 前記センサは、前記電子部品パッケージに生じたひずみを検出するひずみセンサであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品パッケージ。
  11. 前記パッケージ容器は、内壁面に導電性の材料からなるパッケージ電極を備え、
    前記センサは、前記パッケージ電極との間の静電容量の変化を検出する静電容量センサであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品パッケージ。
  12. 前記センサは、前記電子部品パッケージに印加された加速度を検出する加速度センサ、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたことを検出する加速度スイッチ、前記電子部品パッケージに印加された角速度を検出する角速度センサ、前記電子部品パッケージに印加された圧力を検出する圧力センサ、前記電子部品パッケージに生じたひずみを検出するひずみセンサ、及び前記パッケージ容器の内壁面に備えられた導電性の材料からなるパッケージ電極との間の静電容量の変化を検出する静電容量センサのうち、少なくとも何れか2つを備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品パッケージ。
  13. 前記センサは、少なくとも前記加速度スイッチを有し、
    前記加速度スイッチは、バネと、該バネによって揺動自在に保持された錘と、加速度が印加されていない状態で該錘と間隔を隔てて対向するように配置された固定電極と、を備え、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたときに前記錘と前記固定電極とが接触する構成からなり、
    前記センサのうち前記加速度スイッチ以外のセンサは、前記物理的変化を検出可能な検出状態と、前記検出状態よりも消費電力の少ない待機状態と、を切換え可能であり、前記加速度スイッチの前記錘と前記固定電極とが接触した場合に前記待機状態から前記検出状態に切換わることを特徴とする請求項12に記載の電子部品パッケージ。
  14. 前記センサは、少なくとも前記加速度スイッチを有し、
    前記加速度スイッチは、球状の錘と、少なくとも1対以上の導電性材料からなる接触電極を備え、前記電子部品パッケージに所定の大きさ以上の加速度が印加されたときに前記錘と前記接触電極とが接触する構成からなり、
    前記センサのうち前記加速度スイッチ以外のセンサは、前記物理的変化を検出可能な検出状態と、前記検出状態よりも消費電力の少ない待機状態と、を切換え可能であり、前記加速度スイッチの前記錘と前記固定電極とが接触した場合に前記待機状態から前記検出状態に切換わることを特徴とする請求項12に記載の電子部品パッケージ。
  15. 前記パッケージ容器は、樹脂、セラミック、金属またはガラスからなることを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載の電子部品パッケージ。
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