JPH0816897A - 自動販売機の防盗装置 - Google Patents
自動販売機の防盗装置Info
- Publication number
- JPH0816897A JPH0816897A JP14840794A JP14840794A JPH0816897A JP H0816897 A JPH0816897 A JP H0816897A JP 14840794 A JP14840794 A JP 14840794A JP 14840794 A JP14840794 A JP 14840794A JP H0816897 A JPH0816897 A JP H0816897A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vending machine
- sensor
- vibration
- message
- detects
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 窃盗による事故を防止できる自動販売機の防
盗装置を提供することを目的とする。 【構成】 自動販売機が振動，衝撃，傾斜したことをセ
ンサ３が検出すると、制御部４がこのセンサ３の出力を
判定して異常処理を実行する。異常処理は音声合成部５
を介してスピーカからメッセージを発音して警告する。
盗装置を提供することを目的とする。 【構成】 自動販売機が振動，衝撃，傾斜したことをセ
ンサ３が検出すると、制御部４がこのセンサ３の出力を
判定して異常処理を実行する。異常処理は音声合成部５
を介してスピーカからメッセージを発音して警告する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機の防盗装置に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】自動販売機には販売商品と売上金が入れ
られているため、盗難事故の対象となっている。そのた
め、従来では商品補充口ならびに売上金の回収口となる
前面扉の施錠構造を強固なものに補強するなどの処置が
施されている。
られているため、盗難事故の対象となっている。そのた
め、従来では商品補充口ならびに売上金の回収口となる
前面扉の施錠構造を強固なものに補強するなどの処置が
施されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、錠を機械工具
で破損して自動販売機を荒らす窃盗が続発しているのが
現状である。
で破損して自動販売機を荒らす窃盗が続発しているのが
現状である。
【０００４】本発明は窃盗による事故を防止できる防盗
装置を提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の自動販売
機の防盗装置は、自動販売機が振動したことを検出する
センサを設け、センサが振動を検出したときに異常処理
する制御部を設けたことを特徴とする。
機の防盗装置は、自動販売機が振動したことを検出する
センサを設け、センサが振動を検出したときに異常処理
する制御部を設けたことを特徴とする。
【０００６】請求項２記載の自動販売機の防盗装置は、
自動販売機に衝撃が作用したことを検出するセンサを設
け、センサが振動を検出したときに異常処理する制御部
を設けたことを特徴とする。
自動販売機に衝撃が作用したことを検出するセンサを設
け、センサが振動を検出したときに異常処理する制御部
を設けたことを特徴とする。
【０００７】請求項３記載の自動販売機の防盗装置は、
自動販売機が傾斜したことを検出するセンサを設け、セ
ンサが振動を検出したときに異常処理する制御部を設け
たことを特徴とする。
自動販売機が傾斜したことを検出するセンサを設け、セ
ンサが振動を検出したときに異常処理する制御部を設け
たことを特徴とする。
【０００８】
【作用】請求項１から請求項３の構成によると、自動販
売機が振動，衝撃，傾斜したことをセンサが検出する
と、制御部がこのセンサの出力を判定して異常処理を実
行する。
売機が振動，衝撃，傾斜したことをセンサが検出する
と、制御部がこのセンサの出力を判定して異常処理を実
行する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１〜図４に基づい
て説明する。図１〜図３は第１の実施例を示す。
て説明する。図１〜図３は第１の実施例を示す。
【００１０】自動販売機１には販売商品が充填された商
品払出装置２と売上金が入れられている。この実施例で
は、自動販売機１にセンサ３と制御部４と音声合成部５
とスピーカ６およびバッテリ７が防盗装置として実装さ
れている。
品払出装置２と売上金が入れられている。この実施例で
は、自動販売機１にセンサ３と制御部４と音声合成部５
とスピーカ６およびバッテリ７が防盗装置として実装さ
れている。
【００１１】防盗装置には、図１に示すように商用電源
から整流平滑部８を介して通電されており、バッテリ７
は電流制限抵抗９を介してフローティング充電されてい
る。センサ３としては圧電センサまたは加速度センサな
どが使用され、ここでは自動販売機１に作用した振動の
強さや衝撃の強さに応じたレベルの電圧がセンサ３の出
力に発生するとして説明する。
から整流平滑部８を介して通電されており、バッテリ７
は電流制限抵抗９を介してフローティング充電されてい
る。センサ３としては圧電センサまたは加速度センサな
どが使用され、ここでは自動販売機１に作用した振動の
強さや衝撃の強さに応じたレベルの電圧がセンサ３の出
力に発生するとして説明する。
【００１２】自動販売機１をハンマーで叩いたり、バー
ルでこじ開ける不正行為が発生した場合には、センサ３
が衝撃や振動の発生を検出して図３にａ，ｂで示すよう
に強度に応じたレベルの電圧を発生する。
ルでこじ開ける不正行為が発生した場合には、センサ３
が衝撃や振動の発生を検出して図３にａ，ｂで示すよう
に強度に応じたレベルの電圧を発生する。
【００１３】制御部４は閾値Ｖ１とセンサ３の出力に発
生する信号レベルＶt とを比較して、“ Ｖ１ ≦ Ｖ
t ”を検出して“ 異常発生 ”と判定して、音声合成
部５の制御端子に接続された出力のレベルを所定期間に
わたって反転させる。
生する信号レベルＶt とを比較して、“ Ｖ１ ≦ Ｖ
t ”を検出して“ 異常発生 ”と判定して、音声合成
部５の制御端子に接続された出力のレベルを所定期間に
わたって反転させる。
【００１４】音声合成部５には、所定のメッセージが予
め書き込まれている。制御端子のレベルが反転した音声
合成部５は、所定のメッセージとしての“ 異常事態が
発生しました ”をスピーカ６を介して発音して警報す
る。
め書き込まれている。制御端子のレベルが反転した音声
合成部５は、所定のメッセージとしての“ 異常事態が
発生しました ”をスピーカ６を介して発音して警報す
る。
【００１５】なお、制御部４の前記所定期間は音声合成
部５から一回または複数回のメッセージが発音される時
間に設定される。また、自動販売機１の内部に商用電源
を給電する電源コードがコンセントから引き抜かれた場
合であっても、バッテリ７からダイオード１０を介して
センサ３と制御部４および音声合成部５への給電が継続
されるため、スピーカ６からは確実にメッセージが発音
される。
部５から一回または複数回のメッセージが発音される時
間に設定される。また、自動販売機１の内部に商用電源
を給電する電源コードがコンセントから引き抜かれた場
合であっても、バッテリ７からダイオード１０を介して
センサ３と制御部４および音声合成部５への給電が継続
されるため、スピーカ６からは確実にメッセージが発音
される。
【００１６】上記の実施例ではセンサ３は衝撃や振動を
検出したが、図４に示すような振子形構造のセンサ３を
自動販売機１に実装し、異常発生時にメッセージを発音
させることもできる。
検出したが、図４に示すような振子形構造のセンサ３を
自動販売機１に実装し、異常発生時にメッセージを発音
させることもできる。
【００１７】図４では電気絶縁性のケース１１と、基端
部がケース１１に固定され上端に重錘１２が取り付けら
れたロッド１３と、導電性のリング１４とで構成されて
おり、自動販売機１が傾斜していない状態では、実線で
示すようにロッド１３がリング１４から離間している。
自動販売機１が傾斜した場合には、仮想線で示すように
傾斜してロッド１３がリング１４に接触する。ロッド１
３を導体で構成した場合には、ロッド１３とリング１４
とが導通して、自動販売機１が傾斜したことを検出する
ことができ、スピーカ６から一回または複数回のメッセ
ージを発音して警報できる。 上記の各実施例では、制
御部４の異常処理として音声合成部５を介してスピーカ
６からメッセージを発音するように構成したが、電話回
線を介して管理事務所へ自動販売機の識別コードとメッ
セージを自動発信したり、自動販売機１に内蔵した送信
設備を使用して自動販売機の識別コードとメッセージを
自動送信したりすることもでき、上記の何れかまたは複
数の異常処理を実施させることもできる。
部がケース１１に固定され上端に重錘１２が取り付けら
れたロッド１３と、導電性のリング１４とで構成されて
おり、自動販売機１が傾斜していない状態では、実線で
示すようにロッド１３がリング１４から離間している。
自動販売機１が傾斜した場合には、仮想線で示すように
傾斜してロッド１３がリング１４に接触する。ロッド１
３を導体で構成した場合には、ロッド１３とリング１４
とが導通して、自動販売機１が傾斜したことを検出する
ことができ、スピーカ６から一回または複数回のメッセ
ージを発音して警報できる。 上記の各実施例では、制
御部４の異常処理として音声合成部５を介してスピーカ
６からメッセージを発音するように構成したが、電話回
線を介して管理事務所へ自動販売機の識別コードとメッ
セージを自動発信したり、自動販売機１に内蔵した送信
設備を使用して自動販売機の識別コードとメッセージを
自動送信したりすることもでき、上記の何れかまたは複
数の異常処理を実施させることもできる。
【００１８】上記の各実施例では、センサ３は衝撃や振
動を検出するもの、または傾斜を検出するものであった
が、衝撃や振動を検出センサと傾斜を検出するセンサを
併用して、制御部４がセンサの出力を監視して異常処理
を実行させることもできる。
動を検出するもの、または傾斜を検出するものであった
が、衝撃や振動を検出センサと傾斜を検出するセンサを
併用して、制御部４がセンサの出力を監視して異常処理
を実行させることもできる。
【００１９】上記の各実施例では、センサ３を自動販売
機本体の底部に取り付けたが、センサ３の取り付け場所
としては、自動販売機本体の天井部１５，前面扉１６ま
たは前面扉１６の開放を規制する錠の取り付け場所の近
傍に実装することもできる。
機本体の底部に取り付けたが、センサ３の取り付け場所
としては、自動販売機本体の天井部１５，前面扉１６ま
たは前面扉１６の開放を規制する錠の取り付け場所の近
傍に実装することもできる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によると、自動販売
機が振動したことを検出するセンサ，自動販売機に衝撃
が作用したことを検出するセンサ，自動販売機が傾斜し
たことを検出するセンサなどを設けて、制御部がセンサ
の出力を判定して異常処理するように構成したため、自
動販売機をハンマーで叩いたり、バールでこじ開ける不
正行為が発生した場合には、この異常状態を検出して警
報を発生するなどの異常処理を実行することによって、
盗難の防止に寄与できるものである。
機が振動したことを検出するセンサ，自動販売機に衝撃
が作用したことを検出するセンサ，自動販売機が傾斜し
たことを検出するセンサなどを設けて、制御部がセンサ
の出力を判定して異常処理するように構成したため、自
動販売機をハンマーで叩いたり、バールでこじ開ける不
正行為が発生した場合には、この異常状態を検出して警
報を発生するなどの異常処理を実行することによって、
盗難の防止に寄与できるものである。
【図１】本発明の自動販売機の防盗装置の構成図
【図２】同実施例の防盗装置を実装した自動販売機の概
略縦断面図
略縦断面図
【図３】同実施例の要部の波形図
【図４】別の実施例のセンサの縦断面図
１ 自動販売機 ３ センサ ４ 制御部 ５ 音声合成部 ６ スピーカ ７ バッテリ
Claims (4)
- 【請求項１】 自動販売機が振動したことを検出するセ
ンサを設け、センサが振動を検出したときに異常処理す
る制御部を設けた自動販売機の防盗装置。 - 【請求項２】 自動販売機に衝撃が作用したことを検出
するセンサを設け、センサが振動を検出したときに異常
処理する制御部を設けた自動販売機の防盗装置。 - 【請求項３】 自動販売機が傾斜したことを検出するセ
ンサを設け、センサが振動を検出したときに異常処理す
る制御部を設けた自動販売機の防盗装置。 - 【請求項４】 制御部は異常処理として予め設定された
メッセージを発音する請求項１から請求項３記載の自動
販売機の防盗装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14840794A JPH0816897A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 自動販売機の防盗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14840794A JPH0816897A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 自動販売機の防盗装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0816897A true JPH0816897A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15452102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14840794A Pending JPH0816897A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 自動販売機の防盗装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0816897A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006119787A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | King Tsushin Kogyo Kk | 固定設置型機器 |
| JP2013185934A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Seiko Instruments Inc | 電子部品パッケージ |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14840794A patent/JPH0816897A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006119787A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | King Tsushin Kogyo Kk | 固定設置型機器 |
| JP4559185B2 (ja) * | 2004-10-20 | 2010-10-06 | キング通信工業株式会社 | 固定設置型機器 |
| JP2013185934A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Seiko Instruments Inc | 電子部品パッケージ |
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