JP2013185261A - カツラ用クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】金属探知機に検知されないプラスチック製のかつら用クリップを開発することを目的とする。
【解決手段】プラスチック製ベースフレームとプラスチック製くし歯体から構成されるかつら用クリップであって、前記ベースフレームは、前後片及び側片からなる方形の枠部材と枠部材の後片に形成されたロック部材と側片に設けられたピン又は穴を備えており、前記くし歯体は、基部の前方に複数のくし歯が設けられており、基部の後方には空隙を設けたバネ部を介してつまみ部が設けられ、基部の左右側部には穴又はピンが形成されており、くし歯体とベースフレームは、くし歯体とベースフレームは回動自在に軸着され、両者はつまみ部がロック部材と係合可能な関係にあって、開放状態と挟持状態に姿勢が変更可能とされているかつら用クリップ。
【選択図】図5

Description

本発明は、かつらを頭部に装着するために用いられるかつら用クリップに関する。
金属製のクリップが通常用いられている。かつら用クリップとして、薄い金属板を略コ字状に形成したもの同士をたわめて連結し、湾曲して反転可能な板枠状としたベースフレームと、このベースフレームの長手方向に相対向して配置されたくし歯体を設け、湾曲を反転させることにより、くし歯体とベースフレームを離間、密着の状態変更をする構造ものが利用されている。 例えば、特許文献1(特開平11−1811号公報)、特許文献2(特開2006−37278号公報)を例示することができる。図7に従来例を示すと、金属板バネ118と金属製くし歯114を設けたくし歯体115とを、はと目116にて湾曲して撓むように組み付けてかつら用クリップ110を構成している。このかつら用クリップ110を図(c)に示す矢印b方向に反転することによって、くし歯114と金属板バネ118を密着して、間に自毛を挟持する構造である。このかつら用クリップ110は、図8に示すようにかつらの縁120に複数取り付けられて使用される。
これらの湾曲板バネとくし歯を組み合わせた反転タイプの金属製かつら用クリップは、薄く、自毛とかつらを挟み込んで止着する作用が優れているので普及している。機能的には優れているが、金属アレルギーや金属探知機への反応などへの対応が検討されている。
例えば、特許文献3(特開2011−149110号公報)では、ポリアミドイミドを材料に用いてベース部と挟持部とを一枚板から一体に形成したかつら用ストッパを提案している。特許文献4(特開2011−26737号公報)には、金属探知機に反応しにくいチタン合金を用いることが提案されている。
これらの提案は、挟持力が不十分であり、金属を用いない安定したかつら用クリップの開発が求められている。
特開平11−1811号公報 特開2006−37278号公報 特開2011−149110号公報 特開2011−26737号公報
本発明は、金属探知機に検知されないプラスチック製のかつら用クリップを開発することを目的とする。
本発明は、くし歯とベースフレームをプラスチック製で構成したかつら用クリップである。本発明の主な構成は、次のとおりである。
(1)プラスチック製ベースフレームとプラスチック製くし歯体から構成されるかつら用クリップであって、
前記ベースフレームは、前後片及び側片からなる方形の枠部材と枠部材の後片に形成されたロック部材と側片に設けられたピン又は穴を備えており、
前記くし歯体は、基部の前方に複数のくし歯が設けられており、基部の後方には空隙を設けたバネ部を介してつまみ部が設けられ、基部の左右側部には穴又はピンが形成されており、
くし歯体とベースフレームは、回動自在に軸着され、両者はつまみ部がロック部材と係合可能な関係にあって、開放状態と挟持状態に姿勢が変更可能とされていることを特徴とするかつら用クリップ。
(2)ベースフレームに設けられたロック部材は後端部に段部が形成されており、
くし歯体に備えられているくし歯とバネ部は基部で屈曲して設けられており、
バネ部は湾曲してつまみ部に連なっていて、該湾曲部分の内湾空間はベースフレームの後片を跨ぐ大きさであって、つまみ部の空隙部側の内辺が前記ロック部材の段部に係合して、ベースフレームとくし歯体は挟持状態にロックを形成することを特徴とする(1)記載のかつら用クリップ。
(3)ベースフレームの前後片は緩く湾曲しており、くし歯体もベースフレームの湾曲に沿うように湾曲していて、両部材が密着した挟持状態を形成することを特徴とする(1)又は(2)のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(4)くし歯体のくし歯部材には、上面及び/又は側面に凸部が形成されていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(5)ベースフレーム前片の裏面に係合用凹部が形成されており、くし歯の上面に凸部が形成されており、係合凹部と係合凸部は挟持状態で係合することを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(6)ベースフレームの後片に形成されたロック部材は、前方内側に湾曲する腕部を備えており、開放状態方向への回動の際には、くし歯体の基部と接触して回動抵抗を発生させて、開放状態の姿勢維持機能を果たすことを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(7)ベースフレームの側片の厚みは、後片側が厚く前片側が薄くなるように形成されていることを特徴とする(1)〜(6)いずれかに記載のかつら用クリップ。
(8)ベースフレーム前片裏面とくし歯体のくし歯上面は、梨地状態とすることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(9)かつら取り付け用の穴を、くし歯体のつまみ部及びベースフレームの前片に形成したことを特徴とする(1)〜(8)のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(10)(1)〜(9)のいずれかに記載のかつら用クリップを取り付けたかつら製品及びヘアーアクセサリー。
くし歯体とベースフレームの形状と組み合わせの構成を工夫することにより、かつらを自毛に装着する挟持力を十分に発揮できるプラスチック製のかつら用クリップを実現することができた。本発明は、つまみ片を操作することにより開閉することができ、操作性が良好である。
樹脂製のクリップは軽量なので着けている違和感がなく、頻繁に使用しても毛根に負担が少なく、止め具で発生する脱毛が出ない。
本発明のプラスチック製クリップは、開閉挟持タイプの構造を採用し、数ミリメートルの開放空間を確保できるようにして、開閉操作の簡便性を確保した。湾曲バネ構造を設けてロック状態を形成しているので、アンロック時にバネの復元力を利用したのでスムーズに開放できる。梨地表面とすることによって、毛が絡みやすくなる。また、梨地の表面のざらつきを触って確認することができるので、操作部分が確認しやすくなる。
このプラスチック製かつら用クリップを開いた状態で、糸をもちいてかつら製品及びヘアーアクセサリーなどに取り付けることができ、取付け作業が便利である。
かつらを装着した状態で金属探知機を通過することができるので、不本意にかつらを外す必要が無く、かつら利用者のQuality of Life(QOL)が向上する。金属探知機などの金属が検知されるものは、飛行機の搭乗手続き、裁判所の入門検査など重要な箇所への人門検査に用いられる他、病院のMRI検査などでも対象となる。
本発明のプラスチック製かつら用クリップは、金属アレルギーの人にも使用できる。抗がん剤を使用する人は、皮膚が敏感に反応する為、特に金属金具部分が冷たく感じるので嫌がられたが樹脂製なので、金属ピンのような冷たさがないので、有効である。抗ガン剤使用の脱毛者のかつら使用の利便性を向上させることができる。金属製に比べて折れることが少ないので、けが事故の危険性が低下する。
また、樹脂の中に顔料を入れるので、塗膜剥離による変色が発生しない。金属製は、塗膜剥がれによって変色し、金属が目立ってかつら利用が暴露するリスクがある。
本発明のかつら用クリップの例であって、開状態を示す図。 本発明のかつら用クリップの例であって、閉状態を示す図。 本発明のかつら用クリップの例であって、ベースフレームの例を示す図。 本発明のかつら用クリップの例であって、くし歯体の例を示す図。 本発明のかつら用クリップの例であって、開閉状態の変化を示す図。 本発明のかつら用クリップの例であって、くし歯の突起の別例を示す図。 従来の金属製反転タイプのかつら用クリップを示す図。 かつら用クリップをかつらの縁に取り付けた状態を示す図。
本発明のカツラは、プラスチック製かつら用クリップである。方形の枠体からなるベースフレームとベースフレームに軸着したくし歯体を組み合わせてかつら用クリップを構成した。ベースフレームとくし歯体を密着した状態に姿勢を固定するロック機構を備えている。かつら用クリップをかつらなどに取付け、かつらを頭部に被冠してベースフレームとくし歯体の間に自毛を挟み込んで密着姿勢にロックすることにより、かつらを頭部に装着することができる。
前後左右の枠体からなるベースフレームの側枠とくし歯体の中間にある基部とを軸着する。くし歯体は基部の前方に複数のくし歯を備え、後方には湾曲したバネ部を介してつまみ部を備えている。軸着されたくし歯体は、くし歯の上面がベースフレームの前枠の下面と接触し、バネ部の湾曲がベースフレームの後枠上面を乗り越える構成となっている。くし歯と前枠が接触した状態のとき、バネ部の湾曲は後枠を完全に越えることができない形状に設計されている。つまみ部を下方に押し下げてバネを撓ませることにより、後枠側につまみ部を移動させて、ロックすることにより絞り込んだバネの反力がくし歯と前枠を強く密着させる源となる。挟持力を十分に発揮できるプラスチック製かつら用クリップである。
本発明は、全体をプラスチック製にしたので、金属探知機を気にする必要が無い。また、アレルギーなどの弊害も発生しない。折れた金属片が頭部を傷つけることもないので安全性が向上する。軽量であるので、装着違和感が無い。
このかつら用クリップは、かつら、ウィッグ等の頭飾品を自毛に取り付ける道具として用いることができる。例えば、かつらに取り付けた例は図8に示す従来例と同様である。本発明のかつら用クリップを利用することにより、空港などで不本意にかつらを取り外す必要が無くなるので、かつらなどの利用者のQOLを向上させることができる。
かつら、ウィッグ、エクステ用付け毛、カチューシャ、リボン、ブーケなどの頭飾品や髪飾り等を取り付けるクリップとして本発明は有効である。
プラスチックとしては、 ポリアセタール樹脂(POM)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、塩化ビニル樹脂(PVC)、EVAC、 ポリプロピレン(PP)、AS樹脂(SAN)、ABS樹脂(ABS)、アクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネード(PC)、ポリアミド(PA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポテトラフロロエチレン(PTFE)、フェノール樹脂(PF)、メラミン樹脂(MF)、ユリア樹脂(UF)、PUR、エポキシ樹脂(EP)、不飽和ポリエステル樹脂(UP)、ポリエチレン(PE)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、アイオノマー樹脂(IO)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリフェニレンスルファイド(PPs)、VF、ALK、VP、PABI、PDAE等を利用することができる。頭部に接触するので、汗や頭髪化粧料に曝されるので耐薬品性のプラスチックて適している。
本発明のカツラは、主に男性用カツラに適用される。薄毛の進行は、額側から頭頂部にかけて薄くなるパターンが多く、年月を経るに従い範囲が広がる傾向がある。本発明は、この薄毛パターンの進行に適するカツラを提供することができる。
本発明のカツラの態様についてカツラベースを主として図に基づいて説明する。
図1は、開状態を示すかつら用クリップの例である。図2は、密着した閉状態を示すかつら用クリップの例である。図3は、ベースフレームの例である。図4は、くし歯体の例である。図5は、かつら用クリップの開閉状態の変化を示す。図示の例は、ポリアセタール樹脂(POM)を用いて製造した。
<ベースフレーム>
図3にベースフレーム2の例を示す。(a)に斜視図、(b)に側面図、(c)に平面図、(d)に正面図、(e)に背面図を示している。
ベースフレーム2は、前枠21a、側枠21b,21b、後枠21cを備えた枠部材21及び後枠21cの中間部にロック部材25、開口部24側であって側枠21bの対向する位置に突起状のピン22が設けられている。側枠21bは、後枠21c側の厚みを太く、前枠21a側を薄く形成されている。前枠21aと後枠21cは、正面図(d)に示されるように、中央部が高くなるように湾曲している。前枠21aの下面には必要に応じて溝状の係合凹部23が複数設けられる。ロック部材25は、ベースフレームの上面28側に設けられる。ロック部材25は、基部26が後枠21cの中間の上方に形成され、基部26の頂部から後面にかけて曲面に仕上げられた背面カーブ26aに形成され、背面カーブ26aの後端は、係止段部26bが形成されている。基部26の前方には、必要に応じて腕部27が設けられる。腕部27は、内側に曲げた湾曲部27cを介して先端が腕部先端27aとなっている。
本例では、前枠21aの左右の隅部に取り付けようの穴41,41が形成されている。この穴41を利用してかつら等の縁部に逢着等の処理を行う。
ベースフレーム2は、突起状のピン22に後述するくし歯体3を回動自在に軸着して組み立てられて、かつら用クリップ1を構成する。ベースフレーム2の開口部24内を側片21bと交差してくし歯体3が軸着され、くし歯体の後片側がロック部材の背面カーブ26aを乗り越えて後枠21cに接触して、係止段部26bと係合し、停止状態となる。一方、くし歯体3の前片側であるくし歯部材の上面がベースフレームの下面29側に存在し、ロック部材26の係合段部26bと係合すると、くし歯部材上面は押し上げられて前枠21aの下面に押し当てられた状態に当接する。くし歯部材と当接する枠部材の下面部は凹凸や梨地状態に形成され、毛髪の滑り止めと絡まりやすい状態に仕上げることが好ましい。腕部27は、くし歯体の基部と軽く接触するように湾曲しており、ベースフレームに対するくし歯体の姿勢を一時停止させる機能を果たす。
<くし歯体>
図4にくし歯体3の例を示す。(a)に斜視図、(b)に側面図、(c)に平面図、(d)に正面図、(e)に背面図を示している。
くし歯体3は、左右端に穴状の軸穴34が設けられた基部39の前方にくし歯部材31を、基部39の後方にくし歯部材31に対して仰角をもった状態に延出した湾曲バネ部32を介してつまみ部33が設けられている。
正面図(d)に現れるように、基部39は中央部が上方に湾曲した形状をしており、複数のくし歯部材31,31,・・・の背面及び先端部も同様に湾曲ラインを形成している。そして、後方のつまみ部33も湾曲している。この湾曲は、ベースフレームの湾曲と同様であり、両者が当接した場合に、密着するように形成されている。
基部39から前方に伸びたくし歯部材31の上面には、必要に応じて基部凸部36c,36c、中間凸部36b,36b、先端凸部36aの各突状部が設けられている。中間凸部36bは、ベースフレーム2の前枠21aに設けられた溝状の係合凹部23に対応して設けられ、当接時に両者ははまり込む関係にある。これらの凸状部は毛髪が絡まり抵抗となって、かつらの取付けが安定する機能を果たす。
図6にくし歯部材31に縦突起46と横突起47を設けた例を示す。くし歯部材に設ける凸部や突起の形状、取付け方向は横部位、縦部位、縦と横の双方など任意である。形状、大きさ、個数についても任意である。
ベースフレームに腕部27を設ける場合は、この腕部27と当接することとなる基部39の中央部には、くし歯部材31を設けずに切欠38を形成する。
基部39から後方に角度をつけて延出する湾曲バネ部32は、仰角の角度と、中間部に設けた空隙37の大きさと厚さを調整してバネ力を調整する。湾曲バネ部32の湾曲内面はベースフレームの後枠21cを抱え込む大きさに形成されており、つまみ部33を押し下げてロック部材の係止段部26bに係合するとバネ部は引き締められて基部を支持軸として前方のくし歯部材31を押し上げる反力を発生させることができる。つまみ部33の空隙37側辺が係止受部35となって、係止段部26bと当接する。この反力が、くし歯部材上面とベースフレームの前枠とを密着当接させて、挟持押圧の源泉となる。
本例では、つまみ部33の左右の隅部に取り付け用の穴42,42が形成されている。この穴42を利用してかつら等の縁部取り付けることができる。
なお、基部39とベースフレームの側枠21bは回動可能に軸支持される関係であれば良いので、一方が凸状突起、他方が受けとなる穴状の凹部の関係であれば良く、上記例は反転しても良い。
<ベースフレームとくし歯体の組み合わせ>
図1は、開状態を示すかつら用クリップの例である。図2は、密着した閉状態を示すかつら用クリップの例である。それぞれ(a)に斜視図、(b)に側面図、(c)に平面図、(d)に正面図、(e)に背面図を示している。図5は、かつら用クリップの開閉状態の変化を側面図で示す。
くし歯体3を撓ませて軸穴34をベースフレーム2の突起状のピン22に組み付けて、軸支させた状態が図1である。図1(b)に示された側面図には、くし歯部材31と側枠21bが交差して、前枠21aと離間している状態である。くし歯体3の基部39の中央部の切欠38とロック部材25の腕部27の湾曲部27bが軽く当接して、一時係止状態となっている。腕部27が切欠38と当接している状態が図1(a)(c)(d)(e)に示されている。
この状態でかつら用クリップを自毛の中に挿入すると、くし歯体31とベースフレーム2の間に毛髪が進入することとなる。
くし歯体3のつまみ部33を押し込んで係止受部35をロック部材25の係止段部26bに係合させた状態である。つまみ部33の内辺がロック部材25の背面カーブ26aに倣って滑り係止段部26bに当接する際に「カチ」と音が発生して、挟み込み作業が終了したことを音で確認することができる。かつらの利用者が自らかつらを脱着することが容易になる。
図2(d)に示されるように、くし歯部材31とベースフレーム2が密着当接した状態では、湾曲した曲面がしっかりと密着している。中央が上方に湾曲しているので、抱え込まれた毛髪は中央側に寄せられるように教示され、安定性が向上する。
図5に、開状態(a)と閉状態(b)の姿勢変更を示している。くし歯体3はベースフレーム2の突起状ピン22に軸着されている。図(a)はくし歯体側の湾曲バネ部32に接続するつまみ部33がロック部材25の背面26aを滑りながら係止段部26bに向かっている様子が示されている。図(b)は、つまみ部33が係止段部26bに契合してロックされた状態を示している。空隙37の両側に設けられた湾曲バネ部32が絞られた状態となっており、支持軸であるピン22を支点として、複数のくし歯部31が前枠21aの下面に押しつけられている。くし歯部31に設けられた中間凸部36b,36bは前枠21aの下面に設けられた溝状の係合凹部23に進入する。基部凸部36c,36cは枠部材21の開口部24に位置し、先端凸部36aは、前枠21の前方に位置している。
図5(b)の状態で、毛髪を挟持すると湾曲バネ32の力によって、強く挟み込まれるとともに、毛髪が凸部(36a、36b、36c)にホールドされて抜け止め力が大きくなる。また、ベースフレームとくし歯部材の対向面を梨地仕上げすることによって、毛髪の抜け止め抵抗を増加させることができる。
この対向面に設けた梨地のざらつきや凸部(36a、36b、36c)と係合凹部23によって、利用者は挟持面を触感にて容易に判断できる。
挟持状態を解除する場合は、ロック部材の上面を押さえながらつまみを引き上げるとロックを解除することができる。勿論、再装着使用もできるので、かつらの着脱は利用者が自由に行うことができる。
本例は、ポリアセタール樹脂(POM)を用いて製造したかつら用クリップである。金属の反転力を利用したのではなく、合成樹脂の弾性変形力を利用して、湾曲バネ状に形成し、この湾曲バネを引き絞ってロックすることにより挟圧力を発生させている。このクリップを図8に示すようにかつらに取り付けて頭に装着して、金属探知機の検査試験を行ったところ、探知されずにスルーすることができた。したがって、飛行機の搭乗手続きや、出入国手続き及び重要な施設への出入りを安心して行うことができる。本例のかつらは金属製よりも非常に軽く、違和感が少ない。付け毛のような部分頭飾品の場合に、金属重量物では、増毛した部分の動きに違和感が出ることがあり、装着方法に工夫が必要であるが、本例は回りの毛髪と同調し違和感が無く、自由度が向上する。かつら使用者の精神的安定を保つことができ、日常生活の質を向上させることができる。
本例は、金属アレルギー患者でもかつらの使用が可能となり、病院の検査、治療でもかつらを装着したまま受診することが可能となる。
1 カツラ用クリップ
2 ベースフレーム
21 枠部材
21a 前枠
21b 側枠
21c 後枠
22 ピン
23 係合凹部
24 開口部
25 ロック部材
26 基部
26a 背面カーブ
26b 係止段部
27 腕部
27a 腕部先端
27b 湾曲部
28 上面
29 下面

3 くし歯体
31 くし歯部材
32 湾曲バネ部
33 つまみ部
34 軸穴
35 係止受部
36a 先端凸部
36b 中間凸部
36c 基部凸部
37 空隙
38 切欠
39 基部

41 穴
42 穴
46 縦突起
47 縦突起

110 かつら用クリップ
118 金属板バネ
114 くし歯
115 くし歯体
116 はと目
120 かつらの縁
本発明は、くし歯とベースフレームをプラスチック製で構成したかつら用クリップである。本発明の主な構成は、次のとおりである。
(1)プラスチック製ベースフレームとプラスチック製くし歯体から構成されるかつら用クリップであって、前記ベースフレームは、前後片及び側片からなる方形の枠部材と枠部材の後片に形成されたロック部材と側片に設けられたピン又は穴を備えており、前記くし歯体は、基部の前方に複数のくし歯が設けられており、基部の後方には空隙を設けたバネ部を介してつまみ部が設けられ、基部の左右側部には穴又はピンが形成されており、くし歯体とベースフレームは、回動自在に軸着され、両者はつまみ部がロック部材と係合可能な関係にあって、開放状態と挟持状態に姿勢が変更可能とされているかつら用クリップであり、ベースフレームに設けられたロック部材は後端部に段部が形成されており、くし歯体に備えられているくし歯とバネ部は基部で屈曲して設けられており、バネ部は湾曲してつまみ部に連なっていて、該湾曲部分の内湾空間はベースフレームの後片を跨ぐ大きさであって、つまみ部の空隙部側の内辺が前記ロック部材の段部に係合して、ベースフレームとくし歯体は挟持状態にロックを形成することを特徴とするかつら用クリップ。
(2)ベースフレームの前後片は緩く湾曲しており、くし歯体もベースフレームの湾曲に沿うように湾曲していて、両部材が密着した挟持状態を形成することを特徴とする(1)に記載のかつら用クリップ。
(3)くし歯体のくし歯部材には、上面及び/又は側面に凸部が形成されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載のかつら用クリップ。
(4)ベースフレーム前片の裏面に係合用凹部が形成されており、くし歯の上面に凸部が形成されており、係合凹部と係合凸部は挟持状態で係合することを特徴とする(1)〜()のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(5)ベースフレームの後片に形成されたロック部材は、前方内側に湾曲する腕部を備えており、開放状態方向への回動の際には、くし歯体の基部と接触して回動抵抗を発生させて、開放状態の姿勢維持機能を果たすことを特徴とする(1)〜()のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(6)ベースフレームの側片の厚みは、後片側が厚く前片側が薄くなるように形成されていることを特徴とする(1)〜()いずれかに記載のかつら用クリップ。
(7)ベースフレーム前片裏面とくし歯体のくし歯上面は、梨地状態とすることを特徴とする(1)〜()のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(8)かつら取り付け用の穴を、くし歯体のつまみ部及びベースフレームの前片に形成したことを特徴とする(1)〜()のいずれかに記載のかつら用クリップ。
(9)(1)〜()のいずれかに記載のかつら用クリップを取り付けたかつら製品及びヘアーアクセサリー。

Claims (10)

  1. プラスチック製ベースフレームとプラスチック製くし歯体から構成されるかつら用クリップであって、
    前記ベースフレームは、前後片及び側片からなる方形の枠部材と枠部材の後片に形成されたロック部材と側片に設けられたピン又は穴を備えており、
    前記くし歯体は、基部の前方に複数のくし歯が設けられており、基部の後方には空隙を設けたバネ部を介してつまみ部が設けられ、基部の左右側部には穴又はピンが形成されており、
    くし歯体とベースフレームは、回動自在に軸着され、両者はつまみ部がロック部材と係合可能な関係にあって、開放状態と挟持状態に姿勢が変更可能とされていることを特徴とするかつら用クリップ。
  2. ベースフレームに設けられたロック部材は後端部に段部が形成されており、
    くし歯体に備えられているくし歯とバネ部は基部で屈曲して設けられており、
    バネ部は湾曲してつまみ部に連なっていて、該湾曲部分の内湾空間はベースフレームの後片を跨ぐ大きさであって、つまみ部の空隙部側の内辺が前記ロック部材の段部に係合して、ベースフレームとくし歯体は挟持状態にロックを形成することを特徴とする請求項1記載のかつら用クリップ。
  3. ベースフレームの前後片は緩く湾曲しており、くし歯体もベースフレームの湾曲に沿うように湾曲していて、両部材が密着した挟持状態を形成することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のかつら用クリップ。
  4. くし歯体のくし歯部材には、上面及び/又は側面に凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のかつら用クリップ。
  5. ベースフレーム前片の裏面に係合用凹部が形成されており、くし歯の上面に凸部が形成されており、係合凹部と係合凸部は挟持状態で係合することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のかつら用クリップ。
  6. ベースフレームの後片に形成されたロック部材は、前方内側に湾曲する腕部を備えており、開放状態方向への回動の際には、くし歯体の基部と接触して回動抵抗を発生させて、開放状態の姿勢維持機能を果たすことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のかつら用クリップ。
  7. ベースフレームの側片の厚みは、後片側が厚く前片側が薄くなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載のかつら用クリップ。
  8. ベースフレーム前片裏面とくし歯体のくし歯上面は、梨地状態とすることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のかつら用クリップ。
  9. かつら取り付け用の穴を、くし歯体のつまみ部及びベースフレームの前片に形成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のかつら用クリップ。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のかつら用クリップを取り付けたかつら製品及びヘアーアクセサリー。
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