JP2013184765A - 用紙排出装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ジャムの発生を迅速に検出し、搬送路内における用紙の折れ曲がり及び紙詰まりを防止する。
【解決手段】用紙排出装置は、印刷用の用紙を巻回したロール紙を回転可能に支持するロール紙支持部と、用紙のカールの山側に配置された第1の搬送ガイドと、用紙のカールの谷側に配置された第2の搬送ガイドと、用紙を引き出して搬送路内を搬送する搬送ローラと、第1の搬送ガイドにおいて搬送ローラよりも搬送方向の下流側に、用紙の最小カール量以上の深さで凹状に形成され、下流側の上端部が用紙排出口に直結された溝部と、この溝部内に配置され、溝部内への用紙の入り込みを検出し、検出信号を出力するセンサと、検出信号の入力時にジャム検出を行って搬送ローラの駆動を停止させ、検出信号が一定時間内に停止した場合に搬送ローラの駆動を再開する制御部と、を備える。
【選択図】図6
【解決手段】用紙排出装置は、印刷用の用紙を巻回したロール紙を回転可能に支持するロール紙支持部と、用紙のカールの山側に配置された第1の搬送ガイドと、用紙のカールの谷側に配置された第2の搬送ガイドと、用紙を引き出して搬送路内を搬送する搬送ローラと、第1の搬送ガイドにおいて搬送ローラよりも搬送方向の下流側に、用紙の最小カール量以上の深さで凹状に形成され、下流側の上端部が用紙排出口に直結された溝部と、この溝部内に配置され、溝部内への用紙の入り込みを検出し、検出信号を出力するセンサと、検出信号の入力時にジャム検出を行って搬送ローラの駆動を停止させ、検出信号が一定時間内に停止した場合に搬送ローラの駆動を再開する制御部と、を備える。
【選択図】図6
Description
本発明の実施形態は、用紙排出装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
用紙に印刷するプリンタなどの画像形成装置や印刷された用紙を搬送する用紙排出装置においては、搬送途中において何らかの理由でジャムが発生する場合がある。
例えば、銀行の自動預払機やコンビニエンスストアのマルチメディアステーションに搭載されるプリンタにおいては、顧客が印刷された用紙の取り出しを急ぐあまり、用紙排出口を手で塞いでしまうと、狭い搬送路内で用紙が折れ曲がった状態で詰まってしまい、装置が正常に動作しない原因ともなる。このため、ジャムの発生を検出した場合には、狭い搬送路内で用紙が折れ曲がった状態で詰まってしまうことを回避すべく、用紙の搬送力を低く抑えていた。
しかし、近年では環境対策のため用紙厚の薄い用紙が採用されている。従って、用紙の搬送力を低く抑えたとしても、用紙のコシが弱く狭い搬送路内で用紙が折れ曲がって詰まり易くなっている。また、銀行の自動預払機やマルチメディアステーションでは管理者が近傍にいないことも多く、詰まった用紙を取り除いて装置を復旧するまでには時間を要してしまう。
そこで、ジャムの発生を迅速に検出でき、搬送路内における用紙の折れ曲がり及び紙詰まりを防止できる用紙排出装置及び画像形成装置が求められている。
本発明の一実施形態の用紙排出装置は、印刷用の用紙を巻回したロール紙を回転可能に支持するロール紙支持部と、用紙のカールの山側に配置された第1の搬送ガイドと、この第1の搬送ガイドと対向して、用紙のカールの谷側に配置され、第1の搬送ガイドと共に搬送路を形成する第2の搬送ガイドと、搬送路上に複数対設けられ、回転駆動によってロール紙支持部から用紙を挟みながら引き出して搬送路内を搬送する搬送ローラと、第1の搬送ガイドにおいて搬送ローラよりも搬送方向の下流側に、用紙の最小カール量以上の深さで凹状に形成され、下流側の上端部が用紙排出口に直結された溝部と、この溝部内に配置され、溝部内への用紙の入り込みを検出し、検出信号を出力するセンサと、センサからの検出信号の入力時にジャム検出を行って搬送ローラの駆動を停止させると共に、検出信号が一定時間内に停止した場合に搬送ローラの駆動を再開する制御部と、を備える。
また、本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、印刷用の用紙を巻回したロール紙を回転可能に支持するロール紙支持部と、用紙のカールの山側に配置された第1の搬送ガイドと、この第1の搬送ガイドと対向して、用紙のカールの谷側に配置され、第1の搬送ガイドと共に搬送路を形成する第2の搬送ガイドと、搬送路上に複数対設けられ、回転駆動によってロール紙支持部から用紙を挟みながら引き出して搬送路内を搬送する搬送ローラと、用紙に画像形成する画像形成部と、用紙を搬送路内で裁断するカッタと、第1の搬送ガイドにおいて搬送ローラよりも搬送方向の下流側に、用紙の最小カール量以上の深さで凹状に形成され、下流側の上端部が用紙排出口に直結された溝部と、この溝部内に配置され、溝部内への用紙の入り込みを検出し、検出信号を出力するセンサと、センサからの検出信号の入力時にジャム検出を行って搬送ローラの駆動を停止させると共に、検出信号が一定時間内に停止した場合に搬送ローラの駆動を再開する制御部と、を備える。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置について図面を用いて詳細に説明する。ここでは、画像形成装置として、銀行の自動預払機やマルチメディアステーション等の端末を想定しているが、用紙を排出する他の装置も含むものとする。また、用紙は、紙媒体以外のシート状の各種記録媒体を含むものとする。尚、画像形成装置内で用いられる用紙排出装置については、同様の構成であるため、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の全体構成例を示す図であり、図2は、図1に示す画像形成装置1の第1の搬送ガイド12Aの溝部21付近の斜視図である。
ロール紙支持部10は、印刷用の用紙Pを巻回したロール紙11を回転可能に支持する。第1の搬送ガイド12A及び第2の搬送ガイド12Bは、用紙Pの搬送路を形成する。第1の搬送ガイド12Aは、用紙Pのカールの山側に配置される。これに対し、第2の搬送ガイド12Bは、第1の搬送ガイド12Aと対向して、用紙Pのカールの谷側に配置される。
搬送ローラ13は、搬送路上に複数対設けられており、後述する搬送ローラ駆動部193の制御によって回転し、ロール紙支持部10に支持されたロール紙11から用紙Pを挟みながら引き出して搬送路内を搬送する。画像形成部14は、制御部19の制御によって駆動し、用紙P上に画像形成する。画像形成部14は、サーマルヘッド、ドットインパクトヘッド、インクジェットヘッドのいずれでもよい。画像形成部14の用紙Pを挟んで対向する位置には、プラテン15が設けられている。カッタ16は、制御部19の制御によって駆動し、用紙Pを搬送路内で裁断する。
溝部21は、第1の搬送ガイド12Aにおいて搬送ローラ13よりも用紙搬送方向の下流側に、用紙Pの最小カール量以上の深さDで凹状に形成され、下流側の上端部が用紙排出口に直結されている。本実施形態においては、用紙Pの最小カール量は、ロール紙11のコア芯径とするが、周知の方法で予め測定されたカール量を基準としてもよい。
センサ22は、溝部21内部に設置され、搬送時の用紙Pが溝部21内に入り込んだことを検出する。図1に示すセンサ22は、用紙Pのカール山側の面に向けて発光する発光素子22Aと、用紙Pから反射された反射光を受光し、反射光の強度に基づく信号を出力する受光素子22Bと、を備える反射式センサである。図1に示すように、搬送時の用紙Pの下面に対して垂直方向で対向させずに溝部21内で斜めに配置した場合は焦点距離を考慮することなくセンサ22を選定でき、かつ、紙粉などがセンサ面に付着し難いというメリットがある。尚、ジャムではない場合の誤検出を避けるため、排紙時の用紙Pの下面に対して垂直方向で対向するように配置する場合には焦点距離は溝部21の深さよりも小さいものを選定する。
制御部19は、センサ22からの検出信号の入力時にジャム検出を行って搬送ローラ13の駆動を停止させると共に、検出信号が一定時間内に停止した場合に搬送ローラ13の駆動を再開する制御を行う装置およびプログラムである。制御部19は、検出信号の強度に基づいてセンサ22から用紙Pまでの距離を演算するが、この距離と信号の継続時間に基づいてジャムが発生したものと判定すると更に検出精度が向上するため好適である。
LED23は、第2の搬送ガイド12B側にセンサ22の受光素子22Bと対向して配置され、センサ22の受光素子22Bに向けて発光する。センサ22の発光素子22Aとは別の光源であるLED23を更に設けることによって、制御部19は、センサ22から出力される信号の強度の変化に基づいて搬送路内において用紙Pの先端部が通過したことを迅速に検出することが可能となる。この場合、制御部19は用紙Pの先端部の通過を検出した後に出力された信号に基づいてジャム検出を行えば十分となる。
図3は、図1に示す画像形成装置1の制御系の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、画像形成装置1の制御部19は、CPUなどの演算部191と、記憶装置内(図示省略する)内に記憶され、演算部191によって実行される各種のプログラムから構成されている。ここでは、画像形成処理を行う画像処理部192、搬送ローラ13を駆動する搬送ローラ駆動部193、カッタ16を駆動するカッタ駆動部194、センサからの出力信号に基づいて用紙Pの搬送状況を判定する検出信号判定部195、エラー発生時にモニタ(図示省略する)上に警告メッセージを表示する警告メッセージ表示部196、警告音を出力する警告音出力部197、ホストコンピュータなどの上位機種との通信を仲介する行う通信I/F部198を備えている。
センサ22から検出信号が入力されると、検出信号判定部195は搬送状況の判定を行う。この結果、センサ22から入力した値が正常値、すなわち搬送路内でジャム等の異常は発生していないと判定された場合には、搬送ローラ駆動部は搬送ローラ13を順方向(用紙排出方向)に駆動させると共に、画像処理部192は画像形成部14に画像形成を実行させ、カッタ駆動部194はカッタ16を駆動させる。
これに対し、センサ22から入力された検出信号の値が異常値、すなわち、検出信号判定部195における搬送状況の判定結果が搬送不能と判定された場合には、画像処理部192、搬送ローラ駆動部193及びカッタ駆動部194はそれぞれ停止制御を行う。そして、警告メッセージ表示部196はモニタ(図示省略する)上に警告メッセージを表示し、警告音出力部197はスピーカ(図示省略する)から警告音を出力する。更に、通信I/F部198はホストコンピュータなどの上位機種がネットワーク接続されている場合には、上位機種に対してエラー発生の旨を通報する。
以下、本実施形態に係る画像形成装置1における制御部19の動作を図4乃至図9に基づいて段階的に説明する。図4乃至図9は、図1に示す画像形成装置1における搬送路内の状態をそれぞれ説明する断面図である。
図4では、搬送ローラ13を回転させたことで、用紙Pが矢印X1方向に搬送され、用紙Pの先端部が用紙搬送方向の最下流に配置されている搬送ローラ13を通過したばかりの状態を示している。LED23からはセンサ22の受光素子22Bに向けて発光しているが、用紙Pの先端部は発光領域に達していないため、検出されていない。
図5は、図4の状態から矢印X1方向に用紙Pを搬送した状態を示している。ここでは、用紙Pの先端部にLED23から照射されているLED光が当たり、遮られている。このため、センサ22の受光素子22Bにおける入射光に変化が生じ、出力信号の強度も変わる結果、制御部19においては用紙Pの先端部の通過を検出できる。
図6は、図5の状態から矢印X1方向に用紙Pを搬送した際に、用紙Pの先端部がユーザの手で塞がれた状態を示している。ここでは、用紙Pの下面側とセンサ22との距離が所定の範囲に達していないため、制御部19はセンサ22からの検出信号の強度に基づいて搬送方向への搬送を継続する。
図7は、図6の状態から矢印X1方向に用紙Pを搬送した際に、用紙Pの先端部付近が用紙P自体のカール方向、ここでは下方向に撓んで溝部21の凹形状に沿うように内部へ入り込み、排出不能となった状態を示している。用紙Pの下面側とセンサ22との距離が所定の範囲に達しているため、制御部19はセンサ22からの検出信号の強度に基づいて搬送方向の下流側で搬送不能、すなわち、ジャムが発生したものと判定して、搬送ローラ13の駆動を停止させている。この時、ユーザに注意を促すメッセージの表示や警告ランプの点灯、あるいは警告音の発生などを行うものとする。
図8は、図7の状態から障害物である手を除去した後の状態を示している。障害物が無くなったことで、用紙Pの先端部は溝部21の形状に沿って撓んだ分だけ自動的に排出口から排出される。このため、センサ22および制御部19によるジャム検出状態は解除される。
図9は、図8の状態から一定時間経過後に矢印X1方向に用紙Pを規定量だけ搬送した状態を示している。ジャム検出は解除されたことに伴い、更に規定量だけ搬送することで用紙Pの排紙長を長くし、ユーザが用紙Pを取り易い状態となっている。
このように、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、用紙Pの排出方向下流側で搬送不能となった場合、用紙Pが搬送路内で波打つ前にジャムを検出できるため、排出時における用紙Pの紙折れや紙詰まりを防止できる。特に、用紙厚が薄く、テンションが弱い用紙Pを排出する場合に効果的である。
また、装置を大きくすることなく、搬送路に生じたジャムを高精度に検出することができるという効果もある。上記のようにセンサ22として反射型センサを採用した場合には、透過型センサより部品点数が少なく、組立工数も少なくて済み、安価に画像形成装置1を製造できるという効果もある。
<変形例>
上記実施形態においては、用紙排出口を塞いでいた障害物を除いたあとは用紙P自体のテンションを利用して先端部を排出していたが、センサ22および制御部19によってジャムの発生を検出した後に、所定の条件の下で用紙Pを規定量だけフィードバックさせ、その後に排出するとしてもよい。図10は、図1に示す画像形成装置の変形例(1)における搬送路内の状態を説明する断面図である。ここでは、制御部19は、センサ22からの検出信号の入力がジャム検出の後に一定時間継続した場合、例えばジャムが検出されているにも関わらずユーザが用紙排出口を塞ぎ続けたような場合には、搬送ローラ13を用紙排出方向とは逆方向に所定時間だけ駆動させ、用紙Pを規定量だけフィードバックさせている。フィードバックさせる量は、溝部21に沿うように撓んだ分よりも多く設定した量とすると好適である。この結果、溝部21内に入り込んだ用紙Pの先端部が搬送ローラ13によって再度プレスされるため、再度排出する際に用紙Pのカール量を更に抑えることが可能となる。
上記実施形態においては、用紙排出口を塞いでいた障害物を除いたあとは用紙P自体のテンションを利用して先端部を排出していたが、センサ22および制御部19によってジャムの発生を検出した後に、所定の条件の下で用紙Pを規定量だけフィードバックさせ、その後に排出するとしてもよい。図10は、図1に示す画像形成装置の変形例(1)における搬送路内の状態を説明する断面図である。ここでは、制御部19は、センサ22からの検出信号の入力がジャム検出の後に一定時間継続した場合、例えばジャムが検出されているにも関わらずユーザが用紙排出口を塞ぎ続けたような場合には、搬送ローラ13を用紙排出方向とは逆方向に所定時間だけ駆動させ、用紙Pを規定量だけフィードバックさせている。フィードバックさせる量は、溝部21に沿うように撓んだ分よりも多く設定した量とすると好適である。この結果、溝部21内に入り込んだ用紙Pの先端部が搬送ローラ13によって再度プレスされるため、再度排出する際に用紙Pのカール量を更に抑えることが可能となる。
また、上記の実施形態においてはセンサ22として反射型センサを用いたが、機械型センサを用いることもできる。図11及び図12は、図1に示す画像形成装置の変形例(2)における搬送路内の状態を説明する断面図である。これらの図に示されるセンサ22は、溝部21の内部に設けられ、用紙Pからの押圧力に基づいて支点221を中心に回転駆動するアクチュエータ222と、アクチュエータ222の駆動量が規定量を超えた場合にOFFの状態(図11)からONの状態(図12)に切り替わり、検出信号を出力するスイッチ223と、を有する機械型センサである。反射式センサの場合と異なり、用紙Pと溝部21の内部で接触しなければジャムの発生を検出できないが、装置の製造コストや部品点数を抑えられる効果がある。
また、機械型センサのアクチュエータの種類は図11及び図12で示したものに限定されない。例えば、図13及び図14は、図1に示す画像形成装置の変形例(3)における搬送路内の状態を説明する断面図である。これらの図に示されるセンサ22では、溝部21の底部からバネ224の弾性力によって上方に突出したアクチュエータ225が用紙Pからの押圧力に基づいて下方向に駆動することでスイッチ226がOFFの状態(図13)からONの状態(図14)に切り替わるように構成されている。機械型センサの種類は任意に変更可能である。
更に、上記実施形態においては、印刷用の用紙を巻回したロール紙を使用するものとして説明を行ったが、これに限るものではない。例えば、使用される印刷用の用紙は、巻回したロール紙ではなく、いわゆるカット紙であってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…画像形成装置、10…ロール紙支持部、11…ロール紙、12A…第1の搬送ガイド、12B…第2の搬送ガイド、13…搬送ローラ、14…画像形成部、15…プラテン、16…カッタ、19…制御部、21…溝部、22…センサ、22A…発光素子、22B…受光素子、23…LED、191…演算部、192…画像処理部、193…搬送ローラ駆動部、194…カッタ駆動部、195…検出信号判定部、196…警告メッセージ表示部、197…警告音出力部、198…通信I/F部。
Claims (10)
- 印刷用の用紙を巻回したロール紙を回転可能に支持するロール紙支持部と、
前記用紙のカールの山側に配置された第1の搬送ガイドと、
この第1の搬送ガイドと対向して、前記用紙のカールの谷側に配置され、前記第1の搬送ガイドと共に搬送路を形成する第2の搬送ガイドと、
前記搬送路上に複数対設けられ、回転駆動によって前記ロール紙支持部から前記用紙を挟みながら引き出して前記搬送路内を搬送する搬送ローラと、
前記第1の搬送ガイドにおいて前記搬送ローラよりも搬送方向の下流側に、前記用紙の最小カール量以上の深さで凹状に形成され、前記下流側の上端部が用紙排出口に直結された溝部と、
この溝部内に配置され、前記溝部内への前記用紙の入り込みを検出し、検出信号を出力するセンサと、
前記センサからの検出信号の入力時にジャム検出を行って前記搬送ローラの駆動を停止させると共に、前記検出信号が一定時間内に停止した場合に前記搬送ローラの駆動を再開する制御部と、
を備える用紙排出装置。 - 前記制御部は、前記センサからの検出信号の入力が前記ジャム検出後も一定時間継続された場合に、前記搬送ローラを用紙排出方向とは逆方向に所定時間だけ駆動させ、前記用紙をバックフィードさせた後に、順方向へ駆動させることを特徴とする請求項1記載の用紙排出装置。
- 前記センサは、
前記用紙に向けて発光する発光素子と、
前記用紙から反射された反射光を受光し、前記反射光の強度に基づく前記検出信号を出力する受光素子と、
を備える反射式センサであり、
前記制御部は、
前記検出信号の強度と前記信号の継続時間に基づいて前記ジャム検出を行うことを特徴とする請求項2記載の用紙排出装置。 - 前記第2の搬送ガイド側に前記センサの前記受光素子に向けて発光するLEDを更に備え、
前記制御部は、前記センサから入力された前記検出信号の強度の変化に基づいて前記搬送路内における前記用紙の先端部の通過を検出することを特徴とする請求項3記載の用紙排出装置。 - 前記センサは、
前記溝部の内部に設けられ、前記用紙からの押圧力に基づいて駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータの駆動量が規定量を超えた場合にOFFからONに切り替わり、前記検出信号を出力するスイッチと、
を備える機械型センサであり、
前記制御部は、前記センサから入力された前記検出信号の継続時間に基づいて前記ジャム検出および前記取出し動作の検出を行うことを特徴とする請求項2記載の用紙排出装置。 - 印刷用の用紙を巻回したロール紙を回転可能に支持するロール紙支持部と、
前記用紙のカールの山側に配置された第1の搬送ガイドと、
この第1の搬送ガイドと対向して、用紙のカールの谷側に配置され、前記第1の搬送ガイドと共に搬送路を形成する第2の搬送ガイドと、
前記搬送路上に複数対設けられ、回転駆動によって前記ロール紙支持部から前記用紙を挟みながら引き出して前記搬送路内を搬送する搬送ローラと、
前記用紙に画像形成する画像形成部と、
前記用紙を前記搬送路内で裁断するカッタと、
前記第1の搬送ガイドにおいて前記搬送ローラよりも搬送方向の下流側に、前記用紙の最小カール量以上の深さで凹状に形成され、前記下流側の上端部が用紙排出口に直結された溝部と、
この溝部内に配置され、前記溝部内への前記用紙の入り込みを検出し、検出信号を出力するセンサと、
前記センサからの検出信号の入力時にジャム検出を行って前記搬送ローラの駆動を停止させると共に、前記検出信号が一定時間内に停止した場合に前記搬送ローラの駆動を再開する制御部と、
を備える画像形成装置。 - 前記制御部は、前記センサからの検出信号の入力が前記ジャム検出後も一定時間継続された場合に、前記搬送ローラを用紙排出方向とは逆方向に所定時間だけ駆動させ、前記用紙をバックフィードさせた後に、順方向へ駆動させることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
- 前記センサは、
前記用紙に向けて発光する発光素子と、
前記用紙から反射された反射光を受光し、前記反射光の強度に基づく前記検出信号を出力する受光素子と、
を備える反射式センサであり、
前記制御部は、
前記検出信号の強度と前記検出信号の継続時間に基づいて前記ジャム検出を行うことを特徴とする請求項6または請求項7記載の画像形成装置。 - 前記第2の搬送ガイド側に前記センサの前記受光素子に向けて発光するLEDを更に備え、
前記制御部は、前記センサから入力された前記検出信号の強度の変化に基づいて前記搬送路内における前記用紙の先端部の通過を検出することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。 - 前記センサは、
前記溝部の内部に設けられ、前記用紙からの押圧力に基づいて駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータの駆動量が規定量を超えた場合にOFFからONに切り替わり、前記検出信号を出力するスイッチと、
を備える機械型センサであり、
前記制御部は、前記センサから入力された前記検出信号の継続時間に基づいて前記ジャム検出および前記取出し動作の検出を行うことを特徴とする請求項6または請求項7記載の画像形成装置。
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