JP2013183310A - 画像処理装置、画面制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーが実際に表示されるアニメーション表示が遅いと感じたときに所定の操作を行うことにより、アニメーション表示を強制終了させて先の操作に基づく遷移後の操作画面を速やかに表示できるようにする。
【解決手段】画像処理装置1は、ユーザーによる操作が可能な操作画面を表示する表示部4aと、ユーザーによる操作を検知する操作検知部14と、表示部4aに表示する操作画面を、操作検知部14によって検知される画面遷移操作に基づいて別の操作画面に遷移させると共に、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示させる表示制御部15とを備える。表示制御部15は、アニメーション動画の表示処理中に、操作検知部14において更に所定の操作が検知された場合、当該アニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を表示させる。
【選択図】図2
【解決手段】画像処理装置1は、ユーザーによる操作が可能な操作画面を表示する表示部4aと、ユーザーによる操作を検知する操作検知部14と、表示部4aに表示する操作画面を、操作検知部14によって検知される画面遷移操作に基づいて別の操作画面に遷移させると共に、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示させる表示制御部15とを備える。表示制御部15は、アニメーション動画の表示処理中に、操作検知部14において更に所定の操作が検知された場合、当該アニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を表示させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像処理装置、画面制御方法およびプログラムに関し、特にユーザーが操作可能な操作画面をユーザーによる操作に基づいて画面遷移させる技術に関する。
従来、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯端末装置において、ユーザーによる操作に基づいて画面遷移を行う際にアニメーション表示を行うようにしたものが知られている。例えば、ユーザーがページ捲り操作を行うと、携帯端末装置において恰もページが捲られるかのようなアニメーション動画を表示するものや、ユーザーがアイコンに対するキー操作を行うとその操作に基づいて表示される操作画面をポップアップアニメーションとして表示するものなどが知られている。このようなアニメーション表示は、ユーザーに対して判り易い操作イメージを抱かせたり、或いは、アプリケーションを効果的に見せたりするために有用である。
一方、近年では、MFP(Multifunction Peripheral)などの画像処理装置においても、操作パネルに表示される操作画面をユーザーによる操作に基づいて遷移させる際、上記と同様にアニメーション動画を表示することで、ユーザーにとって判り易いユーザーインタフェースが提供されるようになってきている。しかし、画像処理装置において画面遷移が行われる度にアニメーション動画が表示されるようになると、そのアニメーション表示に時間がかかる。それ故、ユーザーが操作できない時間が発生し、それを煩わしいと感じるユーザーも存在する。一般に、画像処理装置では操作パネルに対する操作を行ってから遷移後の操作画面が表示されるまでの応答速度が0.1秒以下であれば、ほぼ全てのユーザーが快適な応答速度であると感じるが、アニメーション動画を表示する場合は遷移後の操作画面が表示されるまでに0.5秒程度を要するため、その時間差を遅いと感じるユーザーも存在するのが実情である。
従来、アニメーション表示を行うことによるユーザーの煩わしさを解消するため、例えば、携帯電話機の技術分野において、ユーザーの習熟度に応じてアニメーション表示を簡略化することにより、表示時間を短縮するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、MFPなどの画像処理装置は、携帯電話機などのユーザー専用機とは異なり、オフィスなどに設定されて多数のユーザーが使用するものである。そのため、上記特許文献1のように、画像処理装置を使用するユーザー毎に習熟度を判別しようとすると、ユーザー毎にキー操作を行った回数や操作時間などを記憶して管理しておかなければならず、そのためのデータでメモリ資源が占有されてしまう問題がある。
またMFPなどの画像処理装置は、画像処理に関する様々なジョブを実行するため、例えばジョブの実行中に装置負荷が大きくなり、通常よりもアニメーション表示に要する時間が長くなるケースが生じ得る。その場合には、操作に未熟なユーザーであってもアニメーション表示を煩わしく感じることがある。しかし、特許文献1の技術では、そのような場合に対処することができず、却ってアニメーション表示が操作性を低下させてしまうという問題がある。
それを防止するため、例えば、アニメーション動画の表示開始時にCPU占有率を検知し、そのCPU占有率が所定値以上であればアニメーション表示を行わないように制御することも考えられる。しかし、アニメーション動画の表示開始時に検知したCPU占有率が所定値以下であっても、その直後にCPU占有率が急上昇してしまった場合には、アニメーション表示が終了するまでに長時間を要することとなり、ユーザーの煩わしさを解消することができない。
そこで本発明は、上記課題を解決すべく、ユーザーが実際に表示されるアニメーション表示が遅いと感じたときに所定の操作を行うことにより、アニメーション表示を強制終了させて先の操作に基づく遷移後の操作画面を速やかに表示できるようにした画像処理装置、画面制御方法およびプログラムの提供を目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、ユーザーによる指示操作に基づいて画像処理に関するジョブを実行する画像処理装置であって、ユーザーによる操作が可能な操作画面を表示する表示手段と、ユーザーによる操作を検知する操作検知手段と、前記表示手段に表示する操作画面を、前記操作検知手段によって検知される画面遷移操作に基づいて別の操作画面に遷移させると共に、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、アニメーション動画の表示処理中に、前記操作検知手段において更に所定の操作が検知された場合、当該アニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、アニメーション動画の表示処理を中止することに伴ってアニメーション動画の表示処理を禁止する禁止情報を設定し、前記操作検知手段によってユーザーによる画面遷移操作が検知されたとき、前記禁止情報が設定されていればアニメーション動画を表示することなく、前記操作検知手段によって検知された画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、アニメーション動画の表示処理を中止することに伴い、当該アニメーション動画を表示する契機となった画面遷移操作に関連付けて禁止情報を設定し、前記操作検知手段によってユーザーによる画面遷移操作が検知されたとき、当該画面遷移操作に関連付けられた前記禁止情報が設定されていればアニメーション動画を表示することなく、当該画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示し、当該画面遷移操作に関連付けられた前記禁止情報が設定されていなければ当該画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項4にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、前記操作検知手段によって検知される画面遷移操作に応じて異なる表示態様のアニメーション動画を前記表示手段に表示させるものであり、アニメーション動画の表示処理を中止することに伴って当該アニメーション動画の表示態様に関連付けて禁止情報を設定し、前記操作検知手段によってユーザーによる画面遷移操作が検知されたとき、当該画面遷移操作を契機として表示されるアニメーション動画の表示態様に関連付けられた前記禁止情報が設定されていればアニメーション動画を表示することなく、当該画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示し、当該画面遷移操作を契機として表示されるアニメーション動画の表示態様に関連付けられた前記禁止情報が設定されていなければ当該画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項5にかかる発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、ジョブの実行中においてアニメーション動画の表示処理を中止することに伴って前記禁止情報を設定し、ジョブの実行が終了することに伴って前記禁止情報の設定を解除することを特徴とする構成である。
請求項6にかかる発明は、請求項2乃至5のいずれかに記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、前記操作検知手段によってジョブの実行開始指示が検知されることに伴って前記禁止情報の設定を解除することを特徴とする構成である。
請求項7にかかる発明は、請求項2乃至6のいずれかに記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、前記操作検知手段によってユーザーのログアウト操作が検知されることに伴って前記禁止情報の設定を解除することを特徴とする構成である。
請求項8にかかる発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、アニメーション動画の表示処理中に、前記所定の操作として、前記表示手段の動画表示領域に対するフリック操作が前記操作検知手段によって検知された場合、当該アニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項9にかかる発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置において、画像データを記憶する記憶手段を更に備え、前記表示制御手段は、前記表示手段に、ユーザーによる操作が可能な操作画面として、前記画像データに基づくサムネイル画像を生成してプレビュー表示を行うものであり、前記操作検知手段によってプレビュー対象となる画像を移動させるフリック操作が検知された場合には、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示するためのサムネイル画像生成処理を行ってアニメーション動画の表示を開始する構成であり、前記サムネイル画像生成処理を開始した後、アニメーション動画の表示処理が完了するまでに、前記操作検知手段において前回と同一のフリック操作が再度検知された場合、当該アニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項10にかかる発明は、ユーザーによる指示操作に基づいて画像処理に関するジョブを実行する画像処理装置において、表示手段に表示されるユーザーによる操作が可能な操作画面の画面遷移を制御する画面制御方法であって、ユーザーによる画面遷移操作を検知するステップと、前記画面遷移操作に基づき、前記表示手段に表示されている遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示する処理を開始するステップと、前記アニメーション動画の表示処理中に、ユーザーによる更なる所定の操作が検知された場合、前記アニメーション動画の表示処理を中止して前記画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させるステップと、を有することを特徴とする構成である。
請求項11にかかる発明は、ユーザーによる指示操作に基づいて画像処理に関するジョブを実行する画像処理装置において実行され、表示手段に表示されるユーザーによる操作が可能な操作画面の画面遷移を制御するプログラムであって、前記画像処理装置に、ユーザーによる画面遷移操作を検知するステップと、前記画面遷移操作に基づき、前記表示手段に表示されている遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示する処理を開始するステップと、前記アニメーション動画の表示処理中に、ユーザーによる更なる所定の操作が検知された場合、前記アニメーション動画の表示処理を中止して前記画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させるステップと、を実行させることを特徴とする構成である。
本発明によれば、ユーザーによる画面遷移操作に基づいてアニメーション動画の表示処理を行っている状態のとき、ユーザーによる更なる所定の操作が検知されると、当該アニメーション動画の表示処理を中止し、画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を速やかに表示することができる。それ故、ユーザーは、画像処理装置において実際に表示されるアニメーション表示を遅いと感じたときには所定の操作を行うことにより、画像処理装置におけるアニメーション表示を強制終了させて先の画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を速やかに表示させることが可能である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態における画像処理装置1の外観構成の一例を示す図である。この画像処理装置1は、例えばコピー機能、スキャン機能、プリント機能、FAX機能などの複数の機能を備えたMFPなどと呼ばれる装置であり、ユーザーによって指定された機能を動作させて画像処理に関するジョブを実行する。画像処理装置1の装置本体上部には、コピー機能、スキャン機能又はFAX機能が動作するとき、ユーザーによってセットされる原稿を読み取って画像データを生成するためのスキャナ部2が設けられている。また画像処理装置1の装置本体下部には、コピー機能、プリント機能又はFAX機能が動作するとき、出力対象となる画像データに基づいて印刷出力を行うためのプリンタ部3が設けられている。さらに画像処理装置1の装置本体正面側には、ユーザーが画像処理装置1を操作する際のユーザーインタフェースとなる操作パネル4が設けられている。
図2は、画像処理装置1の内部に設けられる制御機構を示すブロック図である。画像処理装置1は、装置全体の動作を統括的に制御するシステム制御部8と、操作パネル4を制御するパネル制御部10と、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続して他の機器と通信を行うネットワークインタフェース5と、原稿を読み取るスキャナ部2と、印刷出力を行うプリンタ部3と、公衆電話回線などを介してFAXデータの送受信を行うFAX部6と、画像データを記憶しておくための画像データ記憶部7とが、データ交換を行うためのブリッジ9に接続された構成となっている。
システム制御部8は、CPU8a、RAM8bおよびROM8cを備えており、電源投入に伴ってCPU8aがROM8cに記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、各部の動作を制御する。RAM8bは、CPU8aがプログラムを実行することに伴って発生する一時的なデータなどを記憶するものである。例えば、このシステム制御部8は、パネル制御部10から入力するユーザー情報に基づき、画像処理装置1を使用するユーザーの認証処理を行う。そしてユーザーを特定することができると、画像処理装置1は、その特定したユーザーをログインユーザーとして装置状態をログイン状態へ移行させる。その後、画像処理装置1は、パネル制御部10から入力する情報に基づき、ログインユーザーによって指定された機能を動作させると共に、ログインユーザーによって設定された情報を反映させる。そしてパネル制御部10からジョブの実行指示を入力すると、ネットワークインタフェース5、スキャナ部2、プリンタ部3、FAX部6および画像データ記憶部7のそれぞれを必要に応じて駆動制御し、ログインユーザーによって指定されたジョブの実行を制御する。また画像処理装置1は、パネル制御部10から入力する情報により、ログインユーザーがログアウト操作を行ったことを検知すると、装置状態をログイン状態から元のログアウト状態へと移行させる。このようにシステム制御部8は、パネル制御部20から入力する情報に基づいて各部の動作を制御する。ただし、システム制御部8は、パネル制御部20から入力する情報に限らず、ネットワークインタフェース5がネットワークを介して他の機器からジョブの実行指示を入力した場合には、それに基づいてジョブの実行を制御する。さらにFAX部6がFAXデータを受信した場合にも、それに基づくFAXジョブの実行を制御する。
パネル制御部10は、上述したようにユーザーインタフェースとなる操作パネル4を制御するものである。このパネル制御部10は、CPU11と、RAM12と、ROM13とを備えている。ROM13には、ユーザーが各種操作を行うための様々な画面情報が予め記憶されると共に、本発明にかかる画面制御を行うためのプログラムが予め記憶されている。CPU11は、そのプログラムを読み出して実行することにより、操作パネル4に対して行われる操作を検知する操作検知部14および操作パネル4に表示する操作画面を制御する表示制御部15として機能する。すなわち、表示制御部15は、ROM13に記憶されている様々な画面情報を読み出し、操作検知部14によって検知されるユーザー操作に基づいて操作画面の画面遷移を行うように構成される。尚、RAM12は、CPU11がプログラムを実行することに伴って発生する一時的なデータなどを記憶するものである。
図3は、本実施形態における操作パネル4を正面側から観た一構成例である。図3に示すように、操作パネル4は、カラー液晶ディスプレイなどで構成される表示部4aと、ユーザーが操作する操作部4bとを備えている。操作部4bは、例えば表示部4aの表示画面上に配置されたタッチパネルキーと、表示画面の周囲に配置された押しボタンキーとによって構成される。押しボタンキーの中には、ユーザーがログイン操作やログアウト操作を行う際に操作するキー18と、ユーザーがジョブの実行開始を指示する際に操作するスタートキー19とが含まれる。
図3の例ではユーザーAがログインした状態を示しており、表示部4aには、コピー機能に関する基本設定を行うための操作画面G10が表示されている場合を例示している。すなわち、図3の操作画面G10では、ユーザーが操作可能な操作キーとして、原稿キー21、カラーキー22、濃度キー23、用紙キー24、倍率キー25および応用設定キー26が表示されている。ユーザーは、操作画面G10において表示されている複数のキーの中からいずれかのキーを選択してキー操作を行うことにより、操作パネル4の表示部4aに表示される操作画面をそのキー操作に対応した別の操作画面に遷移させて所望の設定操作などを行っていくことができる。
上記のような操作画面G10は、図2に示す表示制御部15がROM13に予め格納されている画面情報に基づいて生成し、表示部4aへ出力することによって表示される。また操作検知部14は、上記のような操作画面G10が表示されている状態でユーザーによるキー操作を検知すると、ユーザーによって操作された操作キーに対応する操作情報を生成し、その操作情報を表示制御部15へ出力する。尚、操作検知部14は、ユーザーによる操作に基づいて生成する操作情報をシステム制御部8にも出力する。
表示制御部15は、操作検知部14から入力する操作情報に基づき、ユーザーによって行われたキー操作に対応する別の操作画面を生成して表示部4aへ出力することにより、キー操作に対応する遷移後の操作画面へ画面遷移を行うように構成される。すなわち、ユーザーによるキー操作は、表示部4aに表示される操作画面を別の画面に遷移させる画面遷移操作のひとつとなっている。
本実施形態の表示制御部15は、上記のようにして表示部4aに表示する操作画面を、操作検知部14によって検知される画面遷移操作に基づいて別の操作画面に遷移させるとき、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示部4aに表示する。
図4は、表示制御部15によって表示されるアニメーション動画の一例を示す図である。例えば操作パネル4の表示部4aに、図4(a)に示すような操作画面G10が表示されている状態で、ログインユーザーであるユーザーAが矢印F1で示すように応用設定キー26をキー操作した場合、表示制御部15は、そのキー操作に基づき、図4(a)に示す遷移前の操作画面G10から図4(d)に示す遷移後の操作画面G13へと操作画面を遷移させる。このとき、表示制御部15は、瞬時に遷移前の操作画面G10から遷移後の操作画面G13へと画面を遷移させるのではく、図4(b)および図4(c)に示すような複数の操作画面G11,G12を順次表示部4aに表示していくことにより、遷移前の操作画面G10から遷移後の操作画面G13に至るまでの画面遷移過程をポップアップアニメーションとして表示する。
図4の例では、ユーザーによって応用設定キー26が操作されると(図4(a)参照)、表示制御部15は、図4(b)に示すように応用設定キー26の近傍位置から新たな画面31を出現させた操作画面G11を表示し、その後、図4(c)に示すようにその画面31を次第に拡大表示していく操作画面G12を表示する。そして新たに出現した画面31が最終的に表示部4aの全画面にまで拡大されると、アニメーション動画の表示が終了し、遷移後の操作画面G13が表示されるようになる。尚、このようなアニメーション動画の表示時間は例えば0.5秒程度に設定される。
表示制御部15は、上記のようなポップアップアニメーションを表示する際、予め定められた動画表示パターンに基づいて複数フレーム分の操作画面G11,G12を順次生成していき、それらを順に表示部4aへ出力していく。尚、図例では、2枚の操作画面G11,G12によってアニメーション動画が構成される場合を示しているが、これに限られるものではない。例えば、ユーザーによる操作が検知されてから遷移後の操作画面G13を表示するまでの時間を0.5秒程度に設定する場合は、8枚程度の操作画面でアニメーション動画を構成することも可能である。
また表示制御部15は、画像データ記憶部7に記憶されている画像データに基づいてサムネイル画像を生成し、表示部4aに表示することによってプレビュー表示を行うことが可能である。表示制御部15は、画像データのプレビュー表示を行っているとき、操作検知部14によってプレビュー対象となる画像を移動させる操作が検知されると、遷移前の操作画面からプレビュー画像を更新した遷移後の操作画面へと画面を遷移させる。このときもまた、表示制御部15は、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示する。すなわち、本実施形態では、プレビュー表示中においてユーザーによって行われる画像を移動させる操作も、現在の操作画面を別の画面に遷移させる画面遷移操作のひとつとなっており、そのような操作が検知されることによりアニメーション動画が表示されるようになる。
図5は、プレビュー画像を更新する際に表示制御部15によって表示されるアニメーション動画の一例を示す図である。例えば操作パネル4の表示部4aに、図5(a)に示すような操作画面G20が表示されることにより、画像のプレビュー表示が行われる。すなわち、図5(a)に示す例では、操作画面G20にプレビュー表示領域32が含まれており、そのプレビュー表示領域32において5ページ分のサムネイル画像がページ順に並んだ状態で表示されている。またプレビュー表示領域32においては、中央に表示されるサムネイル画像がプレビュー対象の画像となっており、他の画像よりも大きなサイズでプレビュー表示される。そしてプレビュー対象でない画像は、中央の位置から離れる程、小さいサイズでプレビュー表示されるようになっている。
図5(a)に示すような操作画面G20が表示されている状態で、ログインユーザーであるユーザーAが4ページ目の画像41をプレビュー対象として大きく表示したいとき、図5(b)に示すように画像41をタッチ操作して矢印F1で示す方向に画像41を移動させるフリック操作を行う。操作検知部14によってそのような画像移動操作が検知されると、表示制御部15は、その画像移動操作に基づき、図5(b)に示す遷移前の操作画面G20から図5(d)に示す遷移後の操作画面G22へと操作画面を遷移させる。このとき、表示制御部15は、瞬時に遷移前の操作画面G20から遷移後の操作画面G22へと画面を遷移させるのではく、図5(c)に示すような画面遷移過程を示す画像移動途中の操作画面G21を表示部4aに表示することにより、遷移前の操作画面G20から遷移後の操作画面G22に至るまでの画面遷移過程を画像移動アニメーションとして表示する。尚、図5の例では、画面遷移過程を1枚の操作画面G21で示しているが、各ページの画像が移動していく過程を複数枚の操作画面G21で表現し、それら複数枚の操作画面G21によってアニメーション動画を構成することが好ましい。
表示制御部15は、上記のような画像移動アニメーションを表示する際、画像データ記憶部7に記憶されている画像データを読み出し、各ページのサムネイル画像を生成する際の縮小率などを変化させながら、複数枚の操作画面G21を順次生成していく。そして表示制御部15は、それら複数枚の操作画面G21を順に表示部4aへ出力していくことにより、プレビュー対象として選択された画像を中央位置で大きく表示するまでの過程を画像移動アニメーションとして表示する。尚、このような画像移動アニメーションについても通常は0.5秒程度で表示が終了するように設定される。
上記のように本実施形態の画像処理装置1は、ユーザーによる画面遷移操作が検知されると、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程がアニメーション動画として表示された後、ユーザーによる画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面が表示部4aに表示されるようになっている。また本実施形態の画像処理装置1は、上記のようなアニメーション動画の表示処理を開始してから終了するまでの間に、ユーザーによる更なる所定の操作が検知されると、そのようなアニメーション動画の表示処理を中止し、即時に遷移後の操作画面を表示部4aに表示するように構成される。すなわち、表示制御部15は、上記のようにしてアニメーション動画の表示処理を開始すると、その表示処理が終了するまでの間、操作検知部14によって検知されるユーザーの操作を監視する状態となる。そしてアニメーション動画の表示処理が終了するまでにユーザーが所定の操作を行った場合、表示制御部15は、アニメーション動画の表示処理を途中で強制的に終了させ、先の画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を表示部4aに表示する。
図6および図7は、アニメーション動画の表示処理が中止されて画面遷移が行われる場合の一態様を示す図である。図6は、図4に示したアニメーション動画が途中で中止される場合を示しており、図7は、図5に示したアニメーション動画が途中で中止される場合を示している。
まず図6(a)に示すように、操作画面G10に対してユーザーが矢印F1で示すように応用設定キー26をキー操作した場合、表示制御部15は、上述したようにポップアップアニメーションの表示処理を開始する。これに伴い、操作パネル4の表示部4aには、図6(b)に示すように、応用設定キー26の近傍位置から新たな画面31を出現させ、その画面31を次第に大きく拡大していく操作画面G11が表示されるようになる。つまり、操作画面G11において表示される画面31は、アニメーション動画の表示進行に伴って次第にその表示サイズが拡大されていく動画表示領域となっている。
このようなポップアニメーションの表示処理中に、ユーザーがアニメーションの表示時間が長いと感じると、図6(b)の操作画面G11において動画表示領域である画面31にタッチし、その画面31を表示部4aの表示画面外へフレームアウトさせるようなフリック操作を行う。操作検知部14によってそのような画面31に対するフリック操作が検知されると、表示制御部15は、そのタイミングでアニメーション動画の表示処理を中止し、図6(c)に示すように遷移後の操作画面G13を表示部4aに表示する。この場合、図4(c)に示した操作画面G12は表示部4aに表示されることなく、画面遷移後の操作画面G13が直ちに表示部4aに表示されるようになる。
次に図7(a)に示すように、画像のプレビュー表示が行われている操作画面G20に対してユーザーが矢印F1で示すように画像41を移動させるフリック操作を行った場合、表示制御部15は、上述したように画像移動アニメーションの表示処理を開始する。ただし、表示制御部15によって画像移動アニメーションの表示処理が開始されても、表示部4aにおいて画像移動アニメーションの表示が開始されるまでには一定の処理時間を要する。なぜなら、画像のプレビュー表示において画像を移動させていく操作画面G21を生成するためには、画像データ記憶部7に記憶されている画像データを縮小してサムネイル画像を生成する必要があり、そのようなサムネイル画像生成処理に時間を要するからである。特に、画像処理装置1において何らかのジョブが実行中である場合には、サムネイル画像生成処理に長時間を要することもある。そのような場合、ユーザーは、先に行った画像41を移動させるフリック操作が正常に受け付けられていないと思い、図7(b)に示すように、画像移動アニメーションが未だ表示されない操作画面G20の動画表示領域であるプレビュー表示領域32に対し、矢印F2で示すように、画像41を移動させるフリック操作を再度行うことになる。
そのため、画像移動アニメーションの表示処理を開始してからその表示処理が終了するまでに、操作検知部14によって前回と同一のフリック操作が再度検知された場合、表示制御部15は、そのタイミングで画像移動アニメーションの表示処理を中止し、図7(c)に示すように遷移後の操作画面G22を生成して表示部4aに表示する。この場合、表示部4aには、図5(c)に示したような画像移動アニメーションを表示する操作画面G21は表示されることなく、画面遷移後の操作画面G22が直ちに表示部4aに表示されるようになる。
このように本実施形態の画像処理装置1は、ユーザーによる操作に基づいて遷移前の操作画面から遷移後の操作画面へ画面遷移を行う際にその画面遷移過程をアニメーション動画として表示することができる構成であり、しかもそのアニメーション動画の表示処理を開始してから終了するまでの間に、ユーザーが所定の操作を行った場合にはそのアニメーション動画の表示処理を中止して直ちに遷移後の操作画面を表示することができるようになっている。そのため、画像処理装置1において実際にアニメーション動画の表示処理が行われている最中に、ユーザーが遅いと感じた場合には、操作パネル4に対して所定の操作を行うことにより、所望の操作画面を速やかに表示させることができる構成となっている。
また本実施形態では、ユーザーが動画表示領域に対して所定のフリック操作を行った場合にアニメーション動画の表示処理を中止する。フリック操作とするのは、ユーザーがアニメーション動画を飛ばしてしまいたい場合に行う操作として直感的に行える操作であること、および、アニメーション動画の表示処理中という比較的短い時間で簡単に行える操作であることに起因するものである。すなわち、アニメーション動画の表示処理を中止するために別途専用の動画中止キーを表示し、その動画中止キーに対する操作を検知することも考えられるが、その場合、ユーザーがアニメーション動画の表示処理を中止させるときには、表示部4aの表示画面内から動画中止キーを探し出す必要があり、目線移動などを伴うので即時に中止操作を行うことができず、操作性が低下するという不都合がある。それ故、上述したようにユーザーが直感的に行えるフリック操作を検知してアニメーション動画の表示処理を中止することが好ましい。
また表示制御部15は、ユーザーによって行われる操作に基づき、アニメーション動画の表示処理を中止させた場合には、それに伴ってアニメーション動画の表示処理を禁止する禁止情報を設定する。表示制御部15は、ユーザーによる画面遷移操作が検知されたとき、この禁止情報が設定されていれば、上述したようなアニメーション動画の表示処理を行うことなく、遷移前の操作画面から直ちに遷移後の操作画面を表示部4aに表示する。これにより、ユーザーは、画面遷移操作を行う度にアニメーション動画を中止させる操作を繰り返し行う必要がなくなるので、操作性がより一層向上する。
また上記のような禁止情報は、ログインユーザーが画像処理装置1からログアウトするまで保持される情報であっても良い。また例えば画像処理装置1においてジョブの実行中に禁止情報が設定された場合には、画像処理装置1において全てのジョブの実行が終了するまで保持される情報であっても良い。また禁止情報は、ユーザーによって行われた画面遷移操作に関連付けて設定され、その後、ユーザーによって同一又は同種の画面遷移操作が行われた場合にアニメーション動画の表示処理を禁止するものであっても良い。さらに禁止情報は、ポップアップアニメーションや画像移動アニメーションなどいったアニメーション動画の表示態様に関連付けて設定され、その後、同じ表示態様のアニメーション動画の表示処理を禁止するものであっても良い。本実施形態では、それら複数種類の禁止情報が設定される場合を例示する。
図8は、禁止情報を画面遷移操作やアニメーション動画の表示態様に関連付けて設定する場合の一例を示す図である。図8(a)は、ユーザーによって操作される操作キーに関連付けて禁止情報が設定される場合を示している。図8(a)のように、ユーザーが操作可能な操作キーごとに禁止情報が設定される場合、ユーザーは一の操作キーを操作することによって表示されるアニメーション動画を中止させると、それ以後、同一の操作キーを操作したときにはアニメーション動画の表示処理が行われない。これに対し、禁止情報の設定されていない他の操作キーを操作した場合には、アニメーション動画の表示処理が行われる。尚、図8(a)の例では、応用設定キーに関連付けられる禁止情報がオンになっているため、ユーザーによって応用設定キーが操作された場合にはアニメーション動画の表示処理が行われない。
図8(b)は、ユーザーによって選択される機能に関連付けて禁止情報が設定される場合を示している。例えばユーザーがコピー機能に対する画面遷移操作を行ってアニメーション動画の表示処理を中止させた場合、図8(b)に示すように、コピー機能に関連付けられた禁止情報がオンに設定される。この場合、ユーザーは、その後コピー機能に関する画面遷移操作を行っても、アニメーション動画の表示処理が行われなくなる。ただし、プリント機能、スキャン機能又はFAX機能に関する操作の場合には、アニメーション動画の表示処理が行われる。
図8(c)は、アニメーション動画の表示態様に関連付けて禁止情報が設定される場合を示している。例えばユーザーがポップアップアニメーションの表示処理を中止させた場合、図8(c)に示すように、ポップアップアニメーションに関連付けて禁止情報がオンに設定される。この場合、ユーザーは、その後ポップアップアニメーションを表示させる画面遷移操作を行っても、ポップアップアニメーションの表示処理が行われなくなる。ただし、ユーザーが画像移動アニメーションを表示させる操作を行った場合には、それに対応する画像移動アニメーションの表示処理は行われる。
このように禁止情報は、様々な情報に関連付けて設定することが可能である。そして上記各情報に関連付けられる禁止情報は、例えばジョブの実行指示が行われたタイミングや、ログアウト操作が行われたタイミングで、全てオフに設定解除すれば良い。これらのタイミングは、ログインユーザーによる操作が終了したタイミングであると考えられるからである。また、画像移動アニメーションは、上述したように画像のプレビュー表示が行われるプレビューモードにおいて表示されるアニメーション動画である。そのため、画像移動アニメーションの表示態様に関連付けて設定される禁止情報は、そのようなプレビューモードが終了するタイミングでオフに設定解除するようにしても良い。
したがって、画像処理装置1を使用するユーザーは、操作パネル4に対して画面遷移操作を行うことよって開始されるアニメーション動画の表示処理を中止させるフリック操作を1回行うと、それ以後、同種のアニメーション動画が表示されなくなる。
例えば、図6に示したように、ユーザーAが応用設定キー26を操作し(図6(a)の矢印F1)、それに伴うポップアップアニメーションの表示処理中に、順次ポップアップされる画面31をフレームアウトさせるようなフリック操作を行ってアニメーション動画の表示処理を中止させた場合(図6(b)の矢印F2)、応用設定キー26の操作などに関連付けて禁止情報がオンに設定される。この場合、ユーザーAがログアウトすることなく、再び応用設定キー26を操作したときには(図6(a)の矢印F1)、禁止情報がオンに設定されているので、図6(b)のようなアニメーション動画表示処理が開始されることなく、直ちに図6(c)のような操作画面G13が表示されるようになる。
同様に、図7に示したように、ユーザーAが画像を移動させるフリック操作を行い(図7(a)の矢印F1)、それに伴う画像移動アニメーションの表示処理中に、ユーザーAが再度同一のフリック操作を行ってアニメーション動画の表示処理を中止させた場合(図6(b)の矢印F2)、画像移動アニメーションなどに関連付けて禁止情報がオンに設定される。この場合、ユーザーAがログアウトすることなく、再び画像を移動させるフリック操作を行ったときには(図7(a)の矢印F1)、禁止情報がオンに設定されているので、図7(b)のようなアニメーション動画表示処理が開始されることなく、直ちに図7(c)のような操作画面G22が表示されるようになる。
次に本実施形態の画像処理装置1における処理シーケンスについて説明する。
まず図9は、ポップアップアニメーションを表示するキー操作が検知された場合に表示制御部15によって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。表示制御部15は、操作検知部14によってキー操作が検知されると、そのキー操作に基づいて行うアニメーション動画の表示処理が禁止情報によって禁止されていないことを確認する(ステップS10)。そして表示制御部15は、禁止情報によって禁止されていないことが確認できると(ステップS10でYES)、操作検知部14によって検知されたキー操作に基づき、遷移前の操作画面からの画面遷移過程をアニメーション動画として表示する処理を開始する(ステップS11)。これにより、表示部4aにおいてポップアップアニメーションが所定のフレームレートで表示されるようになる。表示制御部15は、ステップS11でアニメーション動画の表示処理を開始すると、その後はステップS12以降の処理を、アニメーション動画の表示処理と並行して行うようになる。
表示制御部15は、アニメーション動画の表示処理が終了したか否かを判断する(ステップS12)。そして表示処理が終了していない場合(ステップS12でNO)、さらに操作検知部14によってフリック操作が検知されたか否かを判断する(ステップS13)。ここでフリック操作が検知されていない場合には(ステップS13でNO)、ステップS12へ戻る。これに対し、操作検知部14によってフリック操作が検知された場合(ステップS13でYES)、表示制御部15は、そのフリック操作が動画表示領域に対するフリック操作であるか否かを判断する(ステップS14)。その結果、検知されたフリック操作が動画表示領域に対する操作でない場合には(ステップS14でNO)、ステップS12へ戻る。そして表示制御部15は、アニメーション動画の表示処理が終了するまでの間、ステップS13,S14の判断を繰り返し実行する。
そしてアニメーション動画の表示処理が終了するまでに、動画表示領域に対するフリック操作が検知された場合(ステップS14でYES)、表示制御部15は、そのタイミングにおいてジョブの実行中であるか否かを判断する(ステップS15)。その結果、ジョブ実行中である場合(ステップS15でYES)、表示制御部15は、ジョブ実行中のアニメーション動画の表示を禁止するための禁止情報をオンに設定する(ステップS16)。尚、このステップS16で設定される禁止情報は、何らかの情報に関連付けておく必要はない。これに対し、ジョブ実行中でない場合(ステップS15でNO)、表示制御部15は、操作キー、機能又はアニメーションの表示態様に関連付けて禁止情報をオンに設定する(ステップS17)。そして表示制御部15は、現在実行中であるアニメーション動画の表示処理を強制的に中止する(ステップS18)。
その後、表示制御部15は、操作検知部14によって検知された操作に基づく遷移後の操作画面を表示部4aに表示し、処理を終了する(ステップS19)。またアニメーション動画の表示処理が正常に終了した場合にも(ステップS12でYES)、表示制御部15は、キー操作に基づく遷移後の操作画面を表示部4aに表示し、処理を終了する(ステップS19)。さらに、ステップS10における判断の結果、キー操作に基づいて行うアニメーション動画の表示処理が禁止情報によって禁止されている場合(ステップS10でNO)、表示制御部15は、アニメーション動画の表示処理を開始することなく、キー操作に基づく遷移後の操作画面をそのまま表示部4aに表示し、処理を終了する(ステップS19)。
次に図10は、画像移動アニメーションを表示する画像移動操作が検知された場合に表示制御部15によって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。表示制御部15は、プレビューモードのとき、操作検知部14によって画像移動操作が検知されると、その操作に基づいて行うアニメーション動画の表示処理が禁止情報によって禁止されていないことを確認する(ステップS20)。そして表示制御部15は、禁止情報によって禁止されていないことが確認できると(ステップS20でYES)、操作検知部14によって検知された画像移動操作に基づき、遷移前の操作画面からの画面遷移過程を画像移動アニメーションとして表示する処理を開始する(ステップS21)。すなわち、表示制御部15は、画像データ記憶部7に記憶されている画像データに基づくサムネイル画像生成処理を開始し、画面遷移過程を表す複数の操作画面を順次生成していき、表示部4aに表示する。これにより、表示部4aにおいて画像移動アニメーションが表示されるようになる。ただし、サムネイル画像の生成処理を伴うため、表示部4aにおいて実際に画像移動アニメーションの表示が開始されるまでには一定の時間を要する。表示制御部15は、ステップS21でアニメーション動画の表示処理を開始すると、その後はステップS22以降の処理を、アニメーション動画の表示処理と並行して行うようになる。
表示制御部15は、アニメーション動画の表示処理が終了したか否かを判断する(ステップS22)。そして表示処理が終了していない場合(ステップS22でNO)、さらに操作検知部14によってフリック操作が検知されたか否かを判断する(ステップS23)。ここでフリック操作が検知されていない場合には(ステップS23でNO)、ステップS22へ戻る。これに対し、操作検知部14によってフリック操作が検知された場合(ステップS23でYES)、表示制御部15は、そのフリック操作が前回と同一のフリック操作であるか否かを判断する(ステップS24)。その結果、検知されたフリック操作が前回と同一の操作でない場合には(ステップS24でNO)、ステップS22へ戻る。そして表示制御部15は、アニメーション動画の表示処理が終了するまでの間、ステップS23,S24の判断を繰り返し実行する。
アニメーション動画の表示処理が終了するまでに、前回と同一のフリック操作が検知された場合(ステップS24でYES)、表示制御部15は、そのタイミングにおいてジョブの実行中であるか否かを判断する(ステップS25)。その結果、ジョブ実行中である場合(ステップS25でYES)、表示制御部15は、ジョブ実行中のアニメーション動画の表示を禁止するための禁止情報をオンに設定する(ステップS26)。尚、このステップS26で設定される禁止情報は、何らかの情報に関連付けておく必要はない。これに対し、ジョブ実行中でない場合(ステップS25でNO)、表示制御部15は、操作キー、機能又はアニメーションの表示態様に関連付けて禁止情報をオンに設定する(ステップS27)。そして表示制御部15は、現在実行中であるアニメーション動画の表示処理を強制的に中止する(ステップS28)。
その後、表示制御部15は、操作検知部14によって検知された画像移動操作に基づく遷移後の操作画面を生成して表示部4aに表示し、処理を終了する(ステップS29)。またアニメーション動画の表示処理が正常に終了した場合にも(ステップS22でYES)、表示制御部15は、画像移動操作に基づく遷移後の操作画面を表示部4aに表示し、処理を終了する(ステップS29)。さらに、ステップS20における判断の結果、画像移動操作に基づいて行うアニメーション動画の表示処理が禁止情報によって禁止されている場合(ステップS20でNO)、表示制御部15は、アニメーション動画の表示処理を開始することなく、画像移動操作に基づく遷移後の操作画面を生成して表示部4aに表示し、処理を終了する(ステップS29)。
次に図11は、禁止情報を設定解除するための処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、表示制御部15によって一定時間間隔で定期的に行われる処理である。表示制御部15は、この処理を開始すると、禁止情報がオンに設定されているか否かを判断する(ステップS30)。その結果、オンに設定されている禁止情報がない場合(ステップS30でNO)、表示制御部15は、この処理を終了する。これに対し、オンに設定されている禁止情報がある場合(ステップS30でYES)、表示制御部15は、その禁止情報に関連付けられた情報があるか否かを判断する(ステップS31)。そして禁止情報に関連付けられた情報がない場合(ステップS31でNO)、表示制御部15は、そのタイミングにおいてジョブの実行中であるか否かを判断し(ステップS32)、ジョブ実行中であればそのまま処理を終了する。これに対し、ジョブの実行が終了している場合(ステップS32でNO)、表示制御部15は、他の情報が関連付けられていない禁止情報をオフにリセットし、禁止情報の設定を解除する(ステップS33)。
一方、オンに設定されている禁止情報に他の情報が関連付けられている場合(ステップS31でYES)、表示制御部15は、現在のログインユーザーによってジョブの実行指示が行われたか否かを判断する(ステップS34)。ジョブの実行指示が行われていない場合(ステップS34でNO)、表示制御部15は、現在のログインユーザーによってログアウト操作が行われたか否かを判断する(ステップS35)。表示制御部15は、現在のログインユーザーによってジョブの実行指示が行われた場合(ステップS34でYES)、或いは、現在のログインユーザーによってログアウト操作が行われた場合(ステップS35でYES)、オンに設定されている禁止情報を全てオフにリセットし、禁止情報の設定を解除する(ステップS38)。
また、ログインユーザーによるログアウト操作が行われていない場合(ステップS35でNO)、表示制御部15は、オンに設定されている禁止情報が画像移動アニメーションに関する禁止情報であるか否かを判断する(ステップS36)。その結果、画像移動アニメーションに関する禁止情報でない場合には、処理を終了する。また画像移動アニメーションに関する禁止情報である場合(ステップS36でYES)、表示制御部15は、プレビューモードが終了したか否かを判断し(ステップS37)、プレビューモードが終了していれば、画像移動アニメーションに関する禁止情報をオフにリセットし、禁止情報の設定を解除する(ステップS38)。尚、プレビューモードが終了していない場合には、そのまま処理を終了する。
画像処理装置1において上述した処理が行われることにより、ログインユーザーが一度だけアニメーション動画の表示処理を中止させる操作を行うと、その後は禁止情報が設定されるため、ログインユーザーが前回と同様の操作を行ってもアニメーション動画の表示処理が行われなくなる。そして禁止情報は、ログインユーザーがログアウトするときには全て解除される。そのため、その後に別のユーザーがログインしたときにはその別のユーザーによって行われる画面遷移操作に基づいてアニメーション動画の表示処理を正常に開始することができるようになる。
以上のように本実施形態の画像処理装置1は、ユーザーによって行われる画面遷移操作に基づいて遷移前の操作画面から遷移後の操作画面へと画面遷移を行うとき、その遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示させる構成であり、そのアニメーション動画の表示処理中に、ユーザーが更に所定の操作を行った場合には、そのアニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を速やかに表示させるという特徴的構成を有している。
したがって、ユーザーは、画面遷移操作を行った後に画像処理装置1において実際に表示されるアニメーション動画が遅いと感じたときに、所定の操作を行えば、アニメーション動画の表示処理をキャンセルして速やかに画面遷移操作後の操作画面を表示させることができる。
例えば、画像処理装置1がアニメーション動画の表示処理を開始した直後に、ネットワークを介して受信したプリントジョブの実行を開始するような場合には、アニメーション動画の表示速度が途中で急激に低下する可能性がある。しかし、そのような場合でも本実施形態の画像処理装置1によれば、ユーザーがアニメーション動画の表示速度が低下したと感じたときにリアルタイムで所定の操作を行えば、アニメーション動画の表示処理を中止して速やかに遷移後の操作画面を表示させることができるようになる。つまり、本実施形態の画像処理装置1は、ユーザーの意志に基づいて速やかに画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を表示できる構成となっている。
また本実施形態の画像処理装置1は、アニメーション動画の表示処理を途中で中止することに伴い、それ以降のアニメーション動画の表示処理を禁止する禁止情報を設定する。そしてその後に、ユーザーによる画面遷移操作が検知されたときに、禁止情報が設定されていればアニメーション動画を表示することなく、その検知された画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を速やかに表示させる構成である。したがって、ユーザーは、アニメーション動画の表示処理中に少なくとも1回所定の操作を行ってアニメーション動画の表示処理を中止すれば、それ以降はアニメーション動画の表示を中止させる操作を行わずとも、速やかに画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面が表示されるようになる。それ故、ユーザーにとっては、同じ操作を繰り返し行う必要がなくなるので、操作性が向上する。
また本実施形態の画像処理装置1は、アニメーション動画の表示処理を途中で中止することに伴い、当該アニメーション動画を表示する契機となった画面遷移操作に関連付けて禁止情報を設定する。そしてその後に、ユーザーによる画面遷移操作が検知されたとき、その検知された画面遷移操作に関連付けられた禁止情報が設定されていればアニメーション動画を表示することなく、その画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を速やかに表示させる構成である。また、検知された画面遷移操作に関連付けられた禁止情報が設定されていない場合には、その画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示部4aに表示させる構成である。
このような構成によれば、ユーザーによる画面遷移操作に基づいて行うアニメーション動画の表示処理が所定の操作によって中止された場合、その後ユーザーが、禁止情報の関連付けられた画面遷移操作と同一又は同種の操作を行ったときにはそれに伴うアニメーション動画の表示処理を行うことなく、速やかに遷移後の操作画面を表示することができる。これに対し、その後、ユーザーが行う画面遷移操作が禁止情報の関連付けられた操作でない場合には、それに伴う画面遷移過程をアニメーション動画として表示することができる。したがって、上記構成の画像処理装置1は、ユーザーによる意志をより細かく反映して画面遷移過程をアニメーション動画として表示することができるようになる。
また本実施形態の画像処理装置1は、ポップアップアニメーションと画像移動アニメーションの複数のアニメーション表示態様のうちから、ユーザーによって行われる画面遷移操作に応じて、アニメーション動画として表示する表示態様を決定し、表示部4aに表示する。そしてアニメーション動画の表示処理を途中で中止するときには、そのアニメーション動画の表示態様に関連付けて禁止情報を設定する。さらにその後に、ユーザーによる画面遷移操作が検知されたとき、その検知された画面遷移操作を契機として表示されるアニメーション動画の表示態様に関連付けられた禁止情報が設定されていればアニメーション動画を表示することなく、その画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を速やかに表示させる構成である。また、検知された画面遷移操作を契機として表示されるアニメーション動画の表示態様に関連付けられた禁止情報が設定されていない場合、その画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示部4aに表示させる構成である。
このような構成によれば、ユーザーによる画面遷移操作に基づいて行うアニメーション動画の表示処理が所定の操作によって中止された場合、その後ユーザーが、同じ表示態様のアニメーション動画を表示させる画面遷移操作を行ったときにはそれに伴うアニメーション動画の表示処理を行うことなく、速やかに遷移後の操作画面を表示することができる。これに対し、その後ユーザーが行う画面遷移操作が先に中止されたアニメーション動画とは異なる表示態様のアニメーション動画を表示させるものである場合には、その画面遷移操作に伴う画面遷移過程をアニメーション動画として表示することができる。したがって、上記構成の画像処理装置1においても、ユーザーによる意志をより細かく反映して画面遷移過程をアニメーション動画として表示することができるようになる。
また本実施形態の画像処理装置1は、ジョブの実行中においてアニメーション動画の表示処理を中止した場合にはそれに基づいて禁止情報を設定すると共に、ジョブの実行が終了したときにはそれに伴って禁止情報の設定を解除する構成である。このような構成によれば、画像処理装置1においてジョブの実行中にアニメーション動画の表示がキャンセルされた場合には、少なくとも画像処理装置1においてジョブの実行が終了するまで、アニメーション動画の表示処理を禁止することができる。それ故、ジョブの実行中においては表示速度が低下する可能性があるアニメーション動画に対し、ユーザーが繰り返し中止操作を行わなければならないという煩雑さを解消することができる。
また本実施形態の画像処理装置1は、ユーザーによるジョブの実行開始指示が検知された場合、或いは、ユーザーのログアウト操作が検知された場合に、アニメーション動画の表示を禁止する禁止情報の設定を解除する構成である。すなわち、これらの操作は、いずれも画像処理装置1を使用するユーザーが操作パネル4に対する指示操作を完了させる操作であるため、そのような操作が検知されることに伴って禁止情報の設定を解除する。したがって、アニメーション動画の表示を中止したユーザーとは異なるユーザーが画像処理装置1を使用するときには、既に禁止情報の設定が解除されているため、正常に画面遷移過程をアニメーション動画として表示することができるようになる。
また本実施形態の画像処理装置1は、アニメーション動画の表示処理を中止させる所定の操作として、アニメーション動画の表示処理中に、その動画表示領域に対するフリック操作を検知する構成である。つまり、画像処理装置1は、アニメーション動画の表示処理中に、表示部4aに表示される動画表示領域に対してユーザーによるフリック操作が行われたことを検知した場合、そのアニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を速やかに表示させる構成である。フリック操作は、アニメーション動画の表示が遅いと感じたときにユーザーが直感的に行える簡単な操作である。それ故、ユーザーは、アニメーション動画の表示が遅いと感じたとき、即時にアニメーション動画の表示処理を中止させることができるようになる。
さらに本実施形態の画像処理装置1は、ユーザーによる操作が可能な操作画面として、画像データに基づくサムネイル画像を生成してプレビュー表示を行うことが可能である。画像処理装置1は、そのようなプレビュー表示を行っている状態で、ユーザーによるプレビュー対象となる画像を移動させるフリック操作を検知した場合には、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示するためのサムネイル画像生成処理を行ってアニメーション動画の表示を開始する。そしてサムネイル画像生成処理を開始した後、アニメーション動画の表示処理が完了するまでの間に、前回と同一のフリック操作を再度検知した場合、画像処理装置1は、アニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を速やかに表示させる構成である。
このような構成によれば、サムネイル画像生成処理に時間を要し、表示部4aにおいて未だアニメーション動画の表示が開始されていない状態であっても、ユーザーは、前回と同じフリック操作を再度行うことにより、アニメーション動画の表示処理を中止させることができる。ただし、ユーザーはアニメーション動画の表示処理を中止させることを意図していなくても良い。ユーザーは、プレビュー対象となる画像を移動させるフリック操作を行った後、表示部4aにおける操作画面に何ら変化が生じないときには、先のフリック操作が正常に受け付けられていないと思って再度同じフリック操作を繰り返し行うため、そのような同じフリック操作が繰り返し検知されたときにアニメーション動画の表示処理を中止させることができる。
以上、本発明に関する好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。以下、いくつかの変形例について説明する。
例えば、上記実施形態では、画像処理装置1がコピー機能、スキャン機能、プリント機能、FAX機能などの複数の機能を備えたMFPなどと呼ばれる装置で構成される場合を例示したが、必ずしもそのような装置には限られない。例えば、画像処理装置1は、コピー機能、スキャン機能、プリント機能およびFAX機能のうちの1つの機能だけを備えた単機能機であっても構わない。
また上記実施形態においては、アニメーション動画の表示態様として、ユーザーがキー操作を行った場合に表示されるポップアップアニメーションと、ユーザーが画像移動操作を行った場合に表示される画像移動アニメーションとの2つを例示したが、これらの以外の表示態様でアニメーション動画を表示するものであっても構わない。例えば、画像処理装置1が画像のプレビュー表示を行っている状態で、ユーザーが表示部4aの画面上に2本の指先をタッチし、それら2本の指先の間隔を縮めていくピンチイン操作を行った場合、そのピンチイン操作に基づいてプレビュー画像(サムネイル画像)を徐々に縮小していくアニメーション動画を表示しても良い。これとは反対に、ユーザーが2本の指先の間隔を広げていくピンチアウト操作を行った場合、そのピンチアウト操作に基づいてプレビュー画像(サムネイル画像)を徐々に拡大していくアニメーション動画を表示しても良い。この場合、ユーザーによって行われるピンチイン操作或いはピンチアウト操作が、現在の操作画面を別の操作画面に遷移させる画面遷移操作となる。そして、このような場合においても、アニメーション動画の表示処理が完了するまでに、ユーザーが再度同じ操作を繰り返し行ったときには、アニメーション動画の表示処理を途中で中止し、遷移後の操作画面を速やかに表示するようにすれば良い。
1 画像処理装置
4 操作パネル
4a 表示部(表示手段)
4b 操作部
10 パネル制御部
14 操作検知部(操作検知手段)
15 表示制御部(表示制御手段)
4 操作パネル
4a 表示部(表示手段)
4b 操作部
10 パネル制御部
14 操作検知部(操作検知手段)
15 表示制御部(表示制御手段)
Claims (11)
- ユーザーによる指示操作に基づいて画像処理に関するジョブを実行する画像処理装置であって、
ユーザーによる操作が可能な操作画面を表示する表示手段と、
ユーザーによる操作を検知する操作検知手段と、
前記表示手段に表示する操作画面を、前記操作検知手段によって検知される画面遷移操作に基づいて別の操作画面に遷移させると共に、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、アニメーション動画の表示処理中に、前記操作検知手段において更に所定の操作が検知された場合、当該アニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、アニメーション動画の表示処理を中止することに伴ってアニメーション動画の表示処理を禁止する禁止情報を設定し、前記操作検知手段によってユーザーによる画面遷移操作が検知されたとき、前記禁止情報が設定されていればアニメーション動画を表示することなく、前記操作検知手段によって検知された画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、アニメーション動画の表示処理を中止することに伴い、当該アニメーション動画を表示する契機となった画面遷移操作に関連付けて禁止情報を設定し、前記操作検知手段によってユーザーによる画面遷移操作が検知されたとき、当該画面遷移操作に関連付けられた前記禁止情報が設定されていればアニメーション動画を表示することなく、当該画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示し、当該画面遷移操作に関連付けられた前記禁止情報が設定されていなければ当該画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記操作検知手段によって検知される画面遷移操作に応じて異なる表示態様のアニメーション動画を前記表示手段に表示させるものであり、アニメーション動画の表示処理を中止することに伴って当該アニメーション動画の表示態様に関連付けて禁止情報を設定し、前記操作検知手段によってユーザーによる画面遷移操作が検知されたとき、当該画面遷移操作を契機として表示されるアニメーション動画の表示態様に関連付けられた前記禁止情報が設定されていればアニメーション動画を表示することなく、当該画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示し、当該画面遷移操作を契機として表示されるアニメーション動画の表示態様に関連付けられた前記禁止情報が設定されていなければ当該画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、ジョブの実行中においてアニメーション動画の表示処理を中止することに伴って前記禁止情報を設定し、ジョブの実行が終了することに伴って前記禁止情報の設定を解除することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記操作検知手段によってジョブの実行開始指示が検知されることに伴って前記禁止情報の設定を解除することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記操作検知手段によってユーザーのログアウト操作が検知されることに伴って前記禁止情報の設定を解除することを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、アニメーション動画の表示処理中に、前記所定の操作として、前記表示手段の動画表示領域に対するフリック操作が前記操作検知手段によって検知された場合、当該アニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。
- 画像データを記憶する記憶手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記表示手段に、ユーザーによる操作が可能な操作画面として、前記画像データに基づくサムネイル画像を生成してプレビュー表示を行うものであり、前記操作検知手段によってプレビュー対象となる画像を移動させるフリック操作が検知された場合には、遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として表示するためのサムネイル画像生成処理を行ってアニメーション動画の表示を開始する構成であり、前記サムネイル画像生成処理を開始した後、アニメーション動画の表示処理が完了するまでに、前記操作検知手段において前回と同一のフリック操作が再度検知された場合、当該アニメーション動画の表示処理を中止して遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。 - ユーザーによる指示操作に基づいて画像処理に関するジョブを実行する画像処理装置において、表示手段に表示されるユーザーによる操作が可能な操作画面の画面遷移を制御する画面制御方法であって、
ユーザーによる画面遷移操作を検知するステップと、
前記画面遷移操作に基づき、前記表示手段に表示されている遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示する処理を開始するステップと、
前記アニメーション動画の表示処理中に、ユーザーによる更なる所定の操作が検知された場合、前記アニメーション動画の表示処理を中止して前記画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させるステップと、
を有することを特徴とする画面制御方法。 - ユーザーによる指示操作に基づいて画像処理に関するジョブを実行する画像処理装置において実行され、表示手段に表示されるユーザーによる操作が可能な操作画面の画面遷移を制御するプログラムであって、前記画像処理装置に、
ユーザーによる画面遷移操作を検知するステップと、
前記画面遷移操作に基づき、前記表示手段に表示されている遷移前の操作画面から遷移後の操作画面に至るまでの画面遷移過程をアニメーション動画として前記表示手段に表示する処理を開始するステップと、
前記アニメーション動画の表示処理中に、ユーザーによる更なる所定の操作が検知された場合、前記アニメーション動画の表示処理を中止して前記画面遷移操作に基づく遷移後の操作画面を前記表示手段に表示させるステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012046144A JP2013183310A (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | 画像処理装置、画面制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012046144A JP2013183310A (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | 画像処理装置、画面制御方法およびプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013183310A true JP2013183310A (ja) | 2013-09-12 |
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ID=49273678
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012046144A Pending JP2013183310A (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | 画像処理装置、画面制御方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013183310A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016072841A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | ブラザー工業株式会社 | 情報処理装置、記録システム、及びプログラム |
EP3171583A1 (en) * | 2015-11-19 | 2017-05-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus with thumbnail display function |
JP2017103742A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-08 | 株式会社東芝 | 画像処理装置 |
JP2017173968A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 表示制御装置、電子機器及びプログラム |
JP2020074003A (ja) * | 2015-10-22 | 2020-05-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
2012
- 2012-03-02 JP JP2012046144A patent/JP2013183310A/ja active Pending
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