JP2013181566A - 四方弁とそれを備えたヒートポンプ装置 - Google Patents

四方弁とそれを備えたヒートポンプ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】切り換え動作性が向上した低熱損失型の四方弁とそれを備えたヒートポンプ装置を提供する。
【解決手段】高圧三方弁10を、高圧入口14を有する筒状の本体12と、2箇所に出口16、18を有する弁座20と、ピストン22a、22bと、高圧入口14と出口との連通状態を切り換えるスライド弁26とで構成する。低圧三方弁30を、筒状の本体32と、2箇所に入口36、38を有するとともに、これら入口の間に低圧出口34を有する弁座40と、筒状のガイド42a、42bと、2つの弁部44a、44bを連結した弁体46とからなり、低圧出口34と入口36、38との連通状態を切り換える逆止弁で構成する。高圧三方弁10の一方の出口18と、低圧三方弁30の一方の入口38とを連通するとともに、高圧三方弁10の他方の出口16と、低圧三方弁30の他方の入口36とを連通した。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクルに用いられる四方弁とそれを備えたヒートポンプ装置に関するものである。
従来、空気調和装置等の冷凍サイクルに用いられる四方弁が知られている(例えば、特許文献1〜7参照)。このような四方弁に関して、本発明者は既に特願2011−066734および特願2011−066735に示す構造を提案している。先の発明では、本体および弁座を通して熱が伝わることで、高温・高圧の冷媒は低温・低圧の冷媒によって冷却され、低温・低圧の冷媒は高温・高圧の冷媒によって加熱されるという、四方弁の内部で生じる熱損失の低減を図ると同時に、低コストで搭載スペースの小型化を図っている。
図7に示すように、本発明者が先に提案した四方弁100Aは、高圧三方弁10と低圧三方弁30とからなる。高圧三方弁10は、高圧入口14を有する筒状の本体12と、2箇所に出口16、18を有する弁座20と、ピストン22a、22bと、高圧入口14と出口16、18との連通状態を切り換えるスライド弁26とで構成してある。また、低圧三方弁30は、筒状の本体32と、2箇所に入口36、38を有するとともに、これら入口の間に低圧出口34を有する弁座40と、ピストン42a、42bと、低圧出口34と入口36、38との連通状態を切り換えるスライド弁46とで構成してある。
そして、高圧三方弁10の一方の出口18と、低圧三方弁30の一方の入口38とを連通するとともに、高圧三方弁10の他方の出口16と、低圧三方弁30の他方の入口36とを連通している。このように、高圧三方弁10および低圧三方弁30の本体、本体内部が同様の構造であることから、部品の共通化や従来品の流用が可能となり、製造コストの抑制を図ることができる。
また、この四方弁100Aは、パイロット四方弁60(電磁弁)を備えている。パイロット四方弁60は、高圧入口管14の圧力と低圧出口管34の圧力との差圧により高圧三方弁10のピストン22a、22bを作動させるためのものであり、流路切換部60aと電磁コイル60bとで構成され、高圧連通口78aと低圧連通口78bと連通口78c、78dを有する。
高圧連通口78aはキャピラリ62を介して高圧入口管14(作動室R)に接続し、低圧連通口78bはキャピラリ64を介して低圧出口管34に接続し、他の二つの連通口78c、78dはキャピラリ66、68を介して高圧三方弁10の両端の作動室R、Rにそれぞれ接続してある。また、低圧三方弁30の作動室S、Sは入口管36、38にキャピラリ70、72を介してそれぞれ接続してある。
この四方弁100Aにおいて、弁の連通状態を切り換える場合には、パイロット四方弁60からキャピラリ66、68を通じて作動室R、Rに高圧と低圧を送り込むことで高圧三方弁10のスライド弁26を動かして連通状態を切り換える。そうすると、この差圧変化が低圧三方弁30に伝わってスライド弁46が移動して連通状態が切り換わる。
例えば、高圧三方弁10の本体内部の高圧の冷媒が出口管18と連通管52を通じて低圧三方弁30の入口管38に導かれると、低圧三方弁30の本体内部の作動室Sはこの高圧の冷媒で充満する。作動室Sは作動室Sとキャピラリ72で連通しているので、ピストン42bの右側に高圧の冷媒が入り、この高圧の冷媒でピストン42bが左方向に動く。ここで、高圧または低圧の冷媒の片方が各本体内部で静止していることから、熱が伝わりにくくなり、内部熱損失を低減することができる。
一方、逆止弁からなるガス作動三方弁を用いた冷凍サイクル装置が知られている(例えば、特許文献8参照)。図8に示すように、特許文献8に記載のガス作動三方弁1は、弁体2内に連結杆3で連結される第1の弁4と第2の弁5からなる弁体6がスライド自在に収容されたものである。弁4、5は弁体2に設けられる第1、第2の弁座7、8をスライド位置に応じて開閉できる逆止弁の構造となっている。この場合、図外の電磁三方弁を切り換えることにより、冷媒の流れ方向が切り換わり、その冷媒の流動力でガス作動三方弁1が切り換わって冷凍サイクルが反転するようになっている。
特許第3407866号公報 特開昭58−40457号公報 特許第3987356号公報 特開2010−242969号公報 特許第3295710号公報 特開平11−287352号公報 特許第4294683号公報 特開昭57−150763号公報
ところで、図7の四方弁100Aの切り換え動作において、高圧三方弁10はパイロット四方弁60からの差圧で、低圧三方弁30はキャピラリ70、72からの差圧で作動させる構造であるため、高圧三方弁10が先に切り換わり、それに伴い入口管38と入口管36の圧力が切り換わってから、低圧三方弁30が切り換わるようになっている。よって、高圧三方弁10の切り換え動作に対して低圧三方弁30の切り換え動作に遅れが生じるおそれがあった。このため、切り換えが完了するまでの間、高圧と低圧が連通するといった状態が発生する。また、確実に切り換えを完了させるために四方弁100Aが接続されている冷媒回路の圧縮機の回転数を大きくしたり、膨張弁の開度を小さくする必要があるため、冷凍サイクルの運転効率が低下するおそれがあった。こうしたことから、四方弁100Aの切り換え動作性を向上することが求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、切り換え動作性が向上した低熱損失型の四方弁とそれを備えたヒートポンプ装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る四方弁は、両端が閉じられ、側部に高圧入口を有する筒状の本体と、本体内側の側部に設けられ、筒軸方向の2箇所に出口を有する弁座と、この弁座上を筒軸方向に移動するピストンと、このピストンとともに移動して、前記高圧入口と前記出口との連通状態を切り換えるスライド弁とから構成される高圧三方弁と、両端が閉じられた筒状の本体と、本体内側に設けられ、筒軸方向の2箇所に入口を有するとともに、これら入口の間に低圧出口を有する弁座と、前記弁座の両側に設けられ、前記各入口から本体内部の各端側に至る流路を本体との間で画成する筒状のガイドと、前記各ガイド内に移動可能に設けられ、前記ガイドとの間で流路を有する2つの弁部を筒軸方向に連結した弁体とからなり、前記弁部が前記ガイド内を移動して前記弁座を開閉することで前記低圧出口と前記入口との連通状態を切り換える逆止弁から構成される低圧三方弁とを備え、前記高圧三方弁の一方の前記出口と、前記低圧三方弁の一方の前記入口とを連通するとともに、前記高圧三方弁の他方の前記出口と、前記低圧三方弁の他方の前記入口とを連通したことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る四方弁は、上述した請求項1において、前記高圧三方弁の前記高圧入口の圧力と前記低圧三方弁の前記低圧出口の圧力との差圧により前記高圧三方弁のピストンを作動させるようにした電磁弁をさらに備え、この電磁弁の高圧連通口を前記高圧入口に接続し、低圧連通口を前記低圧出口に接続し、他の二つの連通口を前記高圧三方弁の本体内部の両端に接続したことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る四方弁は、上述した請求項1または2において、前記高圧三方弁と前記低圧三方弁の本体の筒軸方向を互いに平行にし、両端を面一に揃えて近接配置したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る四方弁は、上述した請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記高圧三方弁の2箇所の前記出口に接続した2本の配管を所定の長さで曲げて、前記低圧三方弁の2箇所の前記入口に接続した2本の配管に対してそれぞれ接続したことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る四方弁は、上述した請求項1〜4のいずれか一つにおいて、前記高圧三方弁の2箇所の前記出口に接続した2本の配管の中心間寸法と、前記低圧三方弁の2箇所の前記入口に接続した2本の配管の中心間寸法とを同一寸法に構成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る四方弁は、上述した請求項1〜5のいずれか一つにおいて、前記高圧三方弁の2箇所の前記出口に接続した2本の配管の径を、前記低圧三方弁の2箇所の前記入口に接続した2本の配管の径よりも小径に構成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係るヒートポンプ装置は、上述した請求項1〜6のいずれか一つに記載の四方弁を備え、この四方弁を介して圧縮機、室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器を配管で接続した冷凍サイクルとすることを特徴とする。
本発明に係る四方弁によれば、両端が閉じられ、側部に高圧入口を有する筒状の本体と、本体内側の側部に設けられ、筒軸方向の2箇所に出口を有する弁座と、この弁座上を筒軸方向に移動するピストンと、このピストンとともに移動して、前記高圧入口と前記出口との連通状態を切り換えるスライド弁とから構成される高圧三方弁と、両端が閉じられた筒状の本体と、本体内側に設けられ、筒軸方向の2箇所に入口を有するとともに、これら入口の間に低圧出口を有する弁座と、前記弁座の両側に設けられ、前記各入口から本体内部の各端側に至る流路を本体との間で画成する筒状のガイドと、前記各ガイド内に移動可能に設けられ、前記ガイドとの間で流路を有する2つの弁部を筒軸方向に連結した弁体とからなり、前記弁部が前記ガイド内を移動して前記弁座を開閉することで前記低圧出口と前記入口との連通状態を切り換える逆止弁から構成される低圧三方弁とを備え、前記高圧三方弁の一方の前記出口と、前記低圧三方弁の一方の前記入口とを連通するとともに、前記高圧三方弁の他方の前記出口と、前記低圧三方弁の他方の前記入口とを連通するので、熱損失の低減を図れると同時に、低コストかつ小型化が図れる。特に、低圧三方弁は、圧縮機を起動した直後の僅かな差圧で作動可能な逆止弁の構造であることから、その切り換え動作性を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るヒートポンプ装置によれば、上記の四方弁を備え、この四方弁を介して圧縮機、室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器を配管で接続した冷凍サイクルとしたので、熱損失の低減を図れると同時に、四方弁の占有スペースが小さい低コストのヒートポンプ装置を提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る四方弁の実施例を示す図である。 図2−1は、本発明に係る四方弁に用いる低圧三方弁の拡大図であり、(a)は側面断面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図である。 図2−2は、本発明に係る四方弁に用いる低圧三方弁の他の実施例を示す側面断面図である。 図3は、本発明に係るヒートポンプ装置および空気調和装置の冷房時の実施例を示す図である。 図4は、本発明に係るヒートポンプ装置および空気調和装置の暖房時の実施例を示す図である。 図5は、本発明に係る四方弁の実施例を示す斜視図である。 図6は、本発明に係る四方弁の三面図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 図7は、従来の四方弁を示す図である。 図8は、従来の逆止弁からなるガス作動三方弁を示す図である。
以下に、本発明に係る四方弁とそれを備えたヒートポンプ装置(空気調和装置を含む)の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[四方弁]
まず、本発明に係る四方弁について説明する。
図1に示すように、本発明に係る四方弁100は、高圧三方弁10と低圧三方弁30とを備える。
高圧三方弁10は、両端が閉じられ、側部に高圧入口管14(高圧入口)を有する筒状の本体12からなる。この本体内側の側部には、筒軸方向の2箇所に出口管16、18(出口)を有する弁座20が設けてあり、この弁座20上を筒軸方向に移動するピストン22a、22bと、ドーム状のスライド弁26が配置してある。
ピストン22a、22bは連結板24で連結されている。また、スライド弁26は連結板24に設けた図示しない孔に固定され、ピストンおよび連結板とともに筒軸方向に移動して高圧入口管14と出口管16、18の連通状態を切り換えるようになっている。
低圧三方弁30は、両端が閉じられた筒状の本体32からなる。この本体内側には、筒軸方向の2箇所に入口管36、38(入口)を有するとともに、これら入口管36、38の間に低圧出口管34(低圧出口)を有する弁座40が設けてある。
図2−1に示すように、弁座40の両側には筒状のガイド42a、42bが設けてある。各ガイド内には2つの逆止弁の弁部44a、44bが筒軸方向に移動可能に設けてあり、互いに先端が連結軸44cで筒軸方向に連結されて弁体46を構成している。ガイド42a、42bは、入口管36、38から本体内部の各端側に至る流路Tを本体32内壁との間で画成するようにしてある。また、弁部44a、44bは、円錐形状の弁部先端44a1、44b1と、断面四角形状の弁部本体44a2、44b2とからなり、筒状のガイド42a、42bとの間で流路Tを形成している。
ここで、ガイド42aおよび42bの低圧出口管34側には、弁座部40aおよび40bが設けられている。低圧三方弁30は、弁体46が弁座40の左側の弁座部40aまたは右側の弁座部40bのいずれか一方を開閉することで低圧出口管34と入口管36、38との連通状態を切り換え可能な構造となっている。この動作の一例について図2−1を参照しながら説明する。
入口管38を通じて作動室Sに入り込む高圧の冷媒は、ガイド42bの外周側の流路Tを本体の右端側に向けて流れて反転し、弁部本体44b2を後方から押す。これにより、先端44b1がガイド42b内を左方向に動いて弁座40の右側の弁座部40bに当接してこれを閉塞する。一方、反対側の弁部先端44a1は連結軸44cを介してガイド42a内を左方向に動いて弁座40の左側の弁座部40aを開放する。この場合、入口管36を通じて作動室Sに入り込む低圧の冷媒は、ガイド42aの外周側の流路Tを本体の左端側に向けて流れて反転し、弁部本体44a2とガイド42aとの間の流路Tおよび連結軸44cの周囲を通り抜けて弁座40中央の低圧出口管34から流出する。
このように、筒状のガイド42a、42bを介して逆止弁46を筒状の本体32に収容することで、従来の図7の四方弁100Aと同様のコンパクト性を維持することができる。また、図7のようにキャピラリ70、72を通じて低圧三方弁30に冷媒を送る必要がないため、装置を簡略化することができる。
ここで、逆止弁46自体は、流体力により低差圧でも動作可能な切り換え性に優れた弁であり、高圧三方弁10の切り換え後、圧縮機の起動直後の僅かな差圧と冷媒の流体力でも切り換え動作する。例えば、従来の図7の四方弁100Aにおいては0.5MPa程度の差圧が必要であるが、本発明では0.01Mpa程度の非常に小さな差圧で動作することができる。このように、本発明では切り換え動作性が向上することから、圧縮機運転開始後(再起動直後)に回転数を上げなくて済むため、の高圧と低圧の連通時間が短縮され、サイクル運転効率が向上する。
なお、上記の低圧三方弁30において、ガイド42a、42bと本体32との間に形成される流路Tの面積およびガイド42a、42bと弁部本体44a2、44b2との間の流路Tの面積、弁部先端44a1、44b1と弁座部40a、40bとの間で形成される流路面積、連結軸44cの周囲の流路面積は、極端な圧損を起こさないような面積に設定することが好ましい。
また、上記においては、逆止弁の弁座を一個の弁座40で構成した場合について説明したが、図2−2に示すように、低圧出口管34の左右両側に分離した左右別体の弁座41a、41bで構成しても上記と同様の作用効果を奏することができる。
また、図1に示すように、高圧三方弁10の出口管16と低圧三方弁30の入口管36は連通管50を介して連通してあり、高圧三方弁10の出口管18と低圧三方弁30の入口管38は連通管52を介して連通してある。なお、図1の例では、図示しない室内熱交換器(蒸発器)出口側からの低温低圧の冷媒が入口管36から本体32の内部に入って、逆止弁のガイド42aおよび弁部44aで流向が転換されて低圧出口管34から圧縮機の吸入口側(不図示)に出る一方、高圧三方弁10からの高温高圧の冷媒が連通管52、入口管38を経由して図示しない室外熱交換器(凝縮器)入口側へ出る場合が示してある。
また、本発明の四方弁100は、高圧三方弁10および低圧三方弁30の筒状の本体12、32が類似形状の部材であり、それぞれ高圧入口管14と低圧出口管34を接続するための孔の有無の点で相違するだけである。このため、上記の特許文献5等の従来の四方弁の構成部品をわずかに改造した部品を流用して構成することができる。したがって、本発明の四方弁は、従来品を流用可能な簡素な構成であることから、新たな製造ラインを増設することなく容易に製作でき、製造コストの抑制を図ることができる。
また、本発明に係る四方弁100は、高圧三方弁10と低圧三方弁30の外部に設けたパイロット四方弁60(電磁弁)を備えている。このパイロット四方弁60は、高圧入口管14の圧力と低圧出口管34の圧力との差圧により高圧三方弁10のピストン22a、22bを作動させるためのものであり、流路切換部60aと電磁コイル60bとからなる。流路切換部60aは高圧連通口78aと低圧連通口78bと連通口78c、78dを有する。
高圧連通口78aはキャピラリ62を介して高圧入口管14(さらに本体内部の作動室R)に接続し、低圧連通口78bはキャピラリ64を介して低圧出口管34に接続し、他の二つの連通口78c、78dはキャピラリ66、68を介して高圧三方弁10の本体内部の両端のピストンに仕切られた作動室R、Rにそれぞれ接続してある。
この四方弁100の構成において、弁の連通状態を切り換える場合には、パイロット四方弁60からキャピラリ66、68を通じて作動室R、Rに高圧と低圧を送り込むことで高圧三方弁10のピストン22a、22bを作動させ、スライド弁26を動かして高圧三方弁10の連通状態を切り換える。一方、この差圧の変化が低圧三方弁30の逆止弁に伝わって弁体46が移動し、低圧三方弁30の連通状態が切り換わる。
例えば、高圧三方弁10の本体内部の高圧の冷媒が出口管18と連通管52を通じて低圧三方弁30の入口管38に導かれると、低圧三方弁30の本体内部の作動室Sはこの高圧の冷媒が充満する。一方、作動室Sには低圧の冷媒が入るので、この高圧と低圧の差圧によって弁体46が左方向に動く。すると、弁部44bは弁座部40bを閉塞する一方、弁部44aは弁座部40aを開放する。これにより、入口管36と低圧出口管34とが連通する一方、入口管38と低圧出口管34との連通が遮断される。このように、高圧三方弁10と低圧三方弁30を一個の電磁弁で作動でき、電磁弁の数が少なくて済むのでコスト低減を図ることができる。
なお、パイロット四方弁の代わりにパイロット三方弁を用いてもスライド弁26を作動させることができる。この場合には、高圧入口管14へのキャピラリ62による連通接続を行わないようにする。
また、この四方弁100の構成においては、高圧三方弁10と低圧三方弁30の内部はそれぞれ高圧と低圧の冷媒が混在した状態となっている。より具体的には、高圧三方弁10の本体内部は、高圧入口管14から出口管18にかけて高圧の冷媒が流れており、出口管16内および弁座20とスライド弁26とに囲まれた領域には連通管50から導かれた低圧の冷媒が静止している。
一方、低圧三方弁30の本体内部はこれとは逆に、入口管36と低圧出口管34とを低圧の冷媒が流れており、作動室S内と入口管38内に連通管52から導かれた高圧の冷媒が静止している。このように、高圧または低圧の冷媒の片方が各本体内部で静止していることから、熱が伝わりにくくなり、内部熱損失を低減することができる。
上記の実施の形態において、高圧三方弁10の2箇所の出口管16、18の中心間寸法と、低圧三方弁30の2箇所の入口管36、38の中心間寸法とを同一寸法に構成すれば、連通管50、52の接続が容易となり、組み立て作業性が向上する。
また、高圧三方弁10の高圧入口管14および出口管16、18を同一径および肉厚の配管で構成してもよい。このようにすれば、部材の共通化を図ることができ、製作コストをさらに抑制することができる。低圧三方弁30についても同様に、低圧出口管34および入口管36、38を同一径および肉厚の配管で構成することで製作コストを抑制することができる。
このように、本発明の四方弁によれば、各三方弁内の高低圧の片方が静止冷媒となることで、熱交換による損失を低減でき、冷暖房効率を向上することができる。また、従来の四方弁部品を大幅に流用して組み立て可能な簡素な構成であることから、新たな製造ラインを増設することなく、低コストで製造することができる。また、一個の電磁弁で切換動作が可能であることから、コスト低減を図ることができる。さらに、配管系の簡素化、電磁コイル数の削減により、能力の大きなシステムでもコストアップを抑制でき、搭載スペースの小型化を図ることができる。
[ヒートポンプ装置および空気調和装置]
次に、本発明に係るヒートポンプ装置およびヒートポンプ装置に属する空気調和装置について図3および図4を参照しながら説明する。
(冷房時)
図3に示すように、本発明のヒートポンプ装置200および空気調和装置300は、四方弁100を介して圧縮機80、アキュムレータ82、室外熱交換器84(凝縮器)、膨張弁86、室内熱交換器88(蒸発器)を配管で接続した冷凍サイクルを有している。
冷房時においては、図3に示すように、パイロット四方弁60でキャピラリ62、68を連通させるとともに、キャピラリ64、66を連通させることで高圧三方弁10のピストン22a、22bを作動し、スライド弁26を図中左側に移動させた状態となっている。この場合、高圧三方弁10の出口管16、低圧三方弁30の入口管36、作動室Sは低圧となる一方、出口管18、入口管38、作動室Sは高圧となるので、低圧三方弁30の逆止弁の弁体46は高圧と低圧の差圧によって左方に押され、弁座部40bを閉塞するとともに弁座部40aを開放した状態となっている。
この冷房時の回路構成において、圧縮機80の吐出口から出た高圧の冷媒は、四方弁100の高圧入口管14と出口管18と連通管52を通って室外熱交換器84に入る。そして、膨張弁86を介して室内熱交換器88から出る低圧の冷媒は、入口管36から低圧三方弁30の本体内部を通過し、低圧出口管34から出てアキュムレータ82を介して圧縮機80の吸入口に入る。
(暖房時)
また、暖房時においては、図4に示すように、パイロット四方弁60でキャピラリ62、66を連通させるとともに、キャピラリ64、68を連通させることでピストン22a、22bを作動し、スライド弁26を図中右側に移動させた状態となっている。この場合、高圧三方弁10の出口管18、低圧三方弁30の入口管38、作動室Sは低圧となる一方、出口管16、入口管36、作動室Sは高圧となるので、低圧三方弁30の逆止弁の弁体46は高圧と低圧の差圧によって右方に押され、弁座部40aを閉塞するとともに弁座部40bを開放した状態となっている。
この暖房時の回路構成において、圧縮機80の吐出口から出た高圧の冷媒は、四方弁100の高圧入口管14と出口管16と連通管50を通って室内熱交換器88に入る。そして、膨張弁86を介して室外熱交換器84から出る低圧の冷媒は、入口管38から低圧三方弁30の本体内部を通過し、低圧出口管34から出てアキュムレータ82を介して圧縮機80の吸入口に入る。
このため、本発明のヒートポンプ装置200および空気調和装置300によれば、四方弁100の内部熱損失の低減を図ることができる。
[四方弁の配置レイアウト]
ところで、本発明の四方弁100は、高圧三方弁10と低圧三方弁30の本体12、32を筒軸方向に互いに略平行にし、その両端を略面一に揃えて近接配置したレイアウトとすることができる。
例えば、図5および図6に示すように、高圧三方弁10と低圧三方弁30の本体12、32どうしを前後に並べて近接配置し、高圧三方弁10の下側に延びる出口管16、18に連通した連通管50、52を、低圧三方弁30の下側に延びる入口管36、38側に曲げて接続部54、56で繋げた配置レイアウトとしてもよい。この場合、互いの位置が上下に多少ずれた配置としても構わない。こうすることで、四方弁をコンパクトかつ断熱上有利な形態とすることができる。このため、上述したように内部熱損失の低減を図れると同時に、ヒートポンプ装置200や空気調和装置300などに対する搭載スペースの小型化(省スペース化)が図れる。また、配管使用量を抑制することもできる。
こうした配置レイアウトにおいては、本体どうしを連結する連通管52等の長さが短いほど小型化(省スペース化)が図られる半面、配管部分を介して高圧三方弁10から低圧三方弁30へ伝熱してしまうため、高圧三方弁10から低圧三方弁30への伝熱を抑えるために最適な寸法が実際には要求される。そこで、図6に示すように、低圧三方弁の入口管36、38の径をDとし、入口管36、38に対する高圧三方弁の連通管50、52の接続部から低圧三方弁の入口管36、38の本体側接続端部までの高さ(所定の長さ)をLとした場合において、四方弁の高圧の冷媒から低圧の冷媒への配管を通じて生じる熱損失と、L/Dとの関係を検討しておく。
一般に、配管部分の伝熱による熱損失はLを長くしていくと低下するが、ある長さからほとんど変化しなくなる。例えば、2D≦L≦20Dとすれば、上記の省スペース化と低熱損失とを両立することが可能となるため、上記の寸法を2D≦L≦20Dを満足するように設定すれば最適である。つまり、高さLを低圧三方弁の入口管38等の径Dの2〜20倍の範囲内とすればよい。なお、接続部のろう付け接合の作業性を考慮すれば、3〜5D≦L程度とすることがより望ましい。
また、四方弁の熱損失は外気温が低いほど大きくなる。寒冷地(外気が−20℃)において外気が−7℃のL/D=20の場合と同等の相対熱損失とするためには、L/D=30程度が必要である。したがって、寒冷地で本発明の四方弁を用いる場合のL/Dについては、こうした特性に留意して設定する必要がある。
上記の実施の形態において、高圧三方弁の出口管18等の径Dを、低圧三方弁の入口管38等の径Dよりも小径に構成すれば、さらに小型化を図ることができるとともに、高圧高温側の出口管18の伝熱面積が減るので、熱損失をより低減させることができる。
また、この径Dを小さくすることと併せて、密度の高い冷媒のみが流れる高圧三方弁10を低圧三方弁30よりも小型化することによって、外気への放熱損失分を低減して熱損失の低減効果を高めつつ、小型化によるコスト低減が可能である。これは、特に寒冷地で使用するヒートポンプ装置に有効であり、四方弁の大きな放熱ロスを低減するために断熱材で四方弁全体を覆わなくて済むので、よりコスト低減につながる。また、これは能力の大きなシステムにおいても特に有効であり、低圧三方弁の低圧の圧力損失を下げるために配管径を大きく設定する場合に、高圧三方弁は必要以上に大きくしないようにするのが望ましい。
なお、この径Dを小さくし過ぎると流速増加によって圧損が増加し、熱伝達率が上昇して熱損失が増大するおそれがあるので、ヒートポンプ装置への搭載スペース、使用する冷媒の圧力損失特性、ヒートポンプ装置を使用する気候条件(温暖地域、寒冷地域等)に応じて適切に設定することが望ましく、例えば、R410AやHFO系冷媒を使用する場合においては、0.3〜0.5D以上とすることが望ましい。
また、上記の実施の形態において、本発明の四方弁100の配置レイアウトとしては図5および図6に示したレイアウトのほか種々な態様を考えることができるが、例えば、本体どうしを上下に配置したレイアウトとしてもよいし、本体どうしを前後に配置したレイアウトとしてもよい。
また、パイロット四方弁60の配置についても、図6に示すように高圧三方弁10の側面側に配置したレイアウトのほか種々の態様を考えることができるが、例えば、パイロット四方弁60を低圧三方弁30の本体32の上側に配置したレイアウトとしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る四方弁によれば、両端が閉じられ、側部に高圧入口を有する筒状の本体と、本体内側の側部に設けられ、筒軸方向の2箇所に出口を有する弁座と、この弁座上を筒軸方向に移動するピストンと、このピストンとともに移動して、前記高圧入口と前記出口との連通状態を切り換えるスライド弁とから構成される高圧三方弁と、両端が閉じられた筒状の本体と、本体内側に設けられ、筒軸方向の2箇所に入口を有するとともに、これら入口の間に低圧出口を有する弁座と、前記弁座の両側に設けられ、前記各入口から本体内部の各端側に至る流路を本体との間で画成する筒状のガイドと、前記各ガイド内に移動可能に設けられ、前記ガイドとの間で流路を有する2つの弁部を筒軸方向に連結した弁体とからなり、前記弁部が前記ガイド内を移動して前記弁座を開閉することで前記低圧出口と前記入口との連通状態を切り換える逆止弁から構成される低圧三方弁とを備え、前記高圧三方弁の一方の前記出口と、前記低圧三方弁の一方の前記入口とを連通するとともに、前記高圧三方弁の他方の前記出口と、前記低圧三方弁の他方の前記入口とを連通するので、熱損失の低減を図れると同時に、低コストで搭載スペースの小型化が図れる。特に、低圧三方弁は、圧縮機を起動した直後の僅かな差圧で作動可能な逆止弁の構造であることから、その切り換え動作性を向上することができる。
また、本発明に係るヒートポンプ装置によれば、上記の四方弁を備え、この四方弁を介して圧縮機、室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器を配管で接続した冷凍サイクルを有するので、熱損失の低減を図れると同時に、四方弁の占有スペースが小さい低コストのヒートポンプ装置を提供することができる。
以上のように、本発明に係る四方弁とそれを備えたヒートポンプ装置は、冷凍サイクルの内部熱損失を低減するのに有用であり、特に、低コストで搭載スペースの小型化を図るのに適している。
10 高圧三方弁
12,32 本体
14 高圧入口管(高圧入口)
16,18 出口管(出口)
20,40 弁座
22a,22b ピストン
24 連結板
26 スライド弁
30 低圧三方弁
34 低圧出口管(低圧出口)
36,38 入口管(入口)
40a,40b 弁座部
42a,42b ガイド
44a,44b 弁部
44a1,44b1 弁部先端
44a2,44b2 弁部本体
44c 連結軸
46 弁体(逆止弁)
50,52 連通管
54,56 接続部
60 パイロット四方弁(電磁弁)
62,64,66,68 キャピラリ
78a 高圧連通口
78b 低圧連通口
78c,78d 連通口
80 圧縮機
82 アキュムレータ
84 室外熱交換器(凝縮器)
86 膨張弁
88 室内熱交換器(蒸発器)
〜R,S,S 作動室
,T 流路
100 四方弁
200 ヒートポンプ装置
300 空気調和装置

Claims (7)

  1. 両端が閉じられ、側部に高圧入口を有する筒状の本体と、本体内側の側部に設けられ、筒軸方向の2箇所に出口を有する弁座と、この弁座上を筒軸方向に移動するピストンと、このピストンとともに移動して、前記高圧入口と前記出口との連通状態を切り換えるスライド弁とから構成される高圧三方弁と、
    両端が閉じられた筒状の本体と、本体内側に設けられ、筒軸方向の2箇所に入口を有するとともに、これら入口の間に低圧出口を有する弁座と、前記弁座の両側に設けられ、前記各入口から本体内部の各端側に至る流路を本体との間で画成する筒状のガイドと、前記各ガイド内に移動可能に設けられ、前記ガイドとの間で流路を有する2つの弁部を筒軸方向に連結した弁体とからなり、前記弁部が前記ガイド内を移動して前記弁座を開閉することで前記低圧出口と前記入口との連通状態を切り換える逆止弁から構成される低圧三方弁とを備え、
    前記高圧三方弁の一方の前記出口と、前記低圧三方弁の一方の前記入口とを連通するとともに、前記高圧三方弁の他方の前記出口と、前記低圧三方弁の他方の前記入口とを連通したことを特徴とする四方弁。
  2. 前記高圧三方弁の前記高圧入口の圧力と前記低圧三方弁の前記低圧出口の圧力との差圧により前記高圧三方弁のピストンを作動させるようにした電磁弁をさらに備え、
    この電磁弁の高圧連通口を前記高圧入口に接続し、低圧連通口を前記低圧出口に接続し、他の二つの連通口を前記高圧三方弁の本体内部の両端に接続したことを特徴とする請求項1に記載の四方弁。
  3. 前記高圧三方弁と前記低圧三方弁の本体の筒軸方向を互いに平行にし、両端を面一に揃えて近接配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の四方弁。
  4. 前記高圧三方弁の2箇所の前記出口に接続した2本の配管を所定の長さで曲げて、前記低圧三方弁の2箇所の前記入口に接続した2本の配管に対してそれぞれ接続したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の四方弁。
  5. 前記高圧三方弁の2箇所の前記出口に接続した2本の配管の中心間寸法と、前記低圧三方弁の2箇所の前記入口に接続した2本の配管の中心間寸法とを同一寸法に構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の四方弁。
  6. 前記高圧三方弁の2箇所の前記出口に接続した2本の配管の径を、前記低圧三方弁の2箇所の前記入口に接続した2本の配管の径よりも小径に構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の四方弁。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の四方弁を備え、この四方弁を介して圧縮機、室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器を配管で接続した冷凍サイクルを有することを特徴とするヒートポンプ装置。
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