JP2013181034A5

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Info

Publication number: JP2013181034A5
Application number: JP2013107244A
Authority: JP
Filing date: 2013-05-21
Publication date: 2014-07-10
Anticipated expiration: 2023-03-04

Claims

β−セクレターゼによるアミロイド前駆体タンパク質（ＡβＰＰ）の切断を阻害しそしてアミロイドβペプチド（Ａβ）の蓄積を阻害するようにＡβＰＰのβ−セクレターゼ切断部位にまたがるエピトープに対する免疫応答を誘発する、抗原ペプチドの免疫化有効量、および薬学的に許容され得る担体、希釈剤、賦形剤、アジュバント、または補助剤を含む、免疫化組成物であって、該抗原ペプチドが、配列番号１又は配列番号１の部分からなり、ただし、該部分は、配列番号１の残基４〜８を含む、免疫化組成物。
抗原ペプチドがディスプレイビヒクルの表面上に提示される、請求項１記載の免疫化組成物。
ディスプレイビヒクルが、コア分子上に構築された、分枝を提供するように少なくとも二官能性である、そしてそれに抗原ペプチドが共有結合によって連結される１６個までの末端官能基を含む、樹状ポリマーを含む、請求項２記載の免疫化組成物。
樹状ポリマーが、それに抗原ペプチドが連結される８個の末端官能基を含む、請求項３記載の免疫化組成物。
抗原ペプチドが配列番号５、または配列番号１の残基１〜８を含む、請求項２記載の免疫化組成物。
抗原ペプチドが配列番号１の２つの重複する部分を含み、その各々がＶａｌＬｙｓＸａａＡｓｐＡｌａ（ここでＸａａはＭｅｔまたはＬｅｕである）を含む、請求項４記載の免疫化組成物。
２つの重複する部分が同一である、請求項６記載の免疫化組成物。
コア分子がリジンである、請求項３記載の免疫化組成物。
樹状ポリマーに連結されたアジュバント特性を有する分子をさらに含む、請求項３記載の免疫化組成物。
抗原ペプチドがリポソームに被包されている、請求項１記載の免疫化組成物。
抗原ペプチドがウイルスディスプレイビヒクル上に提示される、請求項２記載の免疫化組成物。
ウイルスディスプレイビヒクルが繊維状バクテリオファージである、請求項１１記載の免疫化組成物。
抗原ペプチドが配列番号５、または配列番号１の残基１〜８を含む、請求項３または１１記載の免疫化組成物。
β−セクレターゼによるアミロイド前駆体タンパク質（ＡβＰＰ）の切断を阻害しそしてアミロイドβペプチド（Ａβ）の蓄積を阻害するようにＡβＰＰのβ−セクレターゼ切断部位にまたがるエピトープに対する免疫応答を誘発することができる、長さ６〜１４アミノ酸残基からなる単離された抗原ペプチドであって、該抗原ペプチドが、配列番号１又は配列番号１の部分からなり、ただし、該部分は、配列番号１の残基４〜８を含む、抗原ペプチド。
抗原ペプチドが配列番号１の残基１〜８を含む、請求項１４記載の単離された抗原ペプチド。
抗原ペプチドが配列番号５のアミノ酸配列を含む、請求項１４記載の単離された抗原ペプチド。
ＡβＰＰのβ−セクレターゼ切断部位にまたがるエピトープを結合する抗体の抗原結合部分を含む、分子であって、ＡβＰＰのβ−セクレターゼ切断部位にまたがるエピトープへの分子の結合が、β−セクレターゼによるＡβＰＰの切断を阻害することができる、分子。
モノクローナル抗体または単鎖抗体である、請求項１７記載の分子。
その表面上に請求項１８記載の分子を提示する繊維状バクテリオファージディスプレイビヒクルであって、分子が、単鎖抗体である、繊維状バクテリオファージディスプレイビヒクル。
請求項１９記載の繊維状バクテリオファージディスプレイビヒクル、および薬学的に許容され得る担体、賦形剤、希釈剤、または補助剤を含む、医薬組成物。
アミロイドβの形成を阻害するために嗅覚系に投与される、請求項２０記載の医薬組成物。
請求項１７記載の分子を含む、ＡβＰＰのβ−セクレターゼ切断の阻害のためのおよびアミロイドβペプチド（Ａβ）の蓄積の阻害のための医薬組成物。