JP2013179960A - 手乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】いたずら操作を防止するとともに、カバーの開閉を制限できるロック機構を設けながら、意匠性と利便性の向上を図ることができる手乾燥装置を得ること。
【解決手段】本発明は、手を出し入れできる広さの手挿入部と、手挿入部に向かって空気を送出するノズルと、ノズルから空気を送出する高圧空気流発生装置と、高圧空気流発生装置を内部に備えたケーシングと、ケーシングの外側に開閉可能に設けられケーシングの一部を覆うカバーと、カバーのうちケーシングと対向する部分に設けられた突起部と、ケーシングに設けられて、カバーが閉じた状態において突起部が挿入されて突起部を挟持し、突起部の挿抜時に突起部に押し広げられて弾性変形する挟持部32と、挟持部32の弾性変形を制限する位置と許可する位置とに切替可能とされたロック手段33を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、洗浄後の濡れた手を乾燥させるための手乾燥装置に関する。
従来より、温風空気や高速空気を濡れた手に当てることで手を乾燥させる手乾燥装置が知られている。例えば、特許文献1には、一端に設けられたヒンジ構造により本体箱体と連結された操作部蓋体(カバー)を備える手乾燥装置が開示されている。このヒンジ構造を支点として回動して操作部蓋体を開くことで、内側の操作部に設けられた電源スイッチ、ヒータスイッチ、および風量調節器が操作可能となる。
操作部蓋体には、操作部蓋体の開閉を規制する操作部鍵機構が設けられている。この操作部鍵機構の鍵の差し込み部の形状には、特定の溝もしくは突起がある。この差し込み部形状に合うように製作された専用鍵を差し込むことで操作部鍵機構を回転させる(解除する)ことができるようにされている。操作部鍵機構を回転させると、先端が背面パネルの一部と重なり、操作部蓋体を開かないようにすることができる。
国際公開第2009/130769号
しかしながら、上記従来の手乾燥装置では、操作部蓋体は外郭の一部に設けられ、その操作部蓋体にある操作部鍵機構の鍵の差し込み部は、使用者に目立つ位置にあるため意匠性が非常に悪いという問題があった。また、操作部蓋体の開閉を規制する操作部鍵機構は専用鍵を必要とするため、操作部蓋体の開閉のときに専用鍵を用意しなくてはならず、手間がかかるという課題があった。また、専用鍵がないと操作部蓋体を開閉できないため、手乾燥装置に異常があった場合に、すぐに電源スイッチを切れないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、いたずら操作を防止するとともに、カバーの開放を制限できるロック機構を設けながら、意匠性と利便性の向上を図ることができる手乾燥装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、手を出し入れできる広さの手挿入部と、手挿入部に向かって空気を送出するノズルと、ノズルから空気を送出する高圧空気流発生装置と、高圧空気流発生装置を内部に備えたケーシングと、ケーシングの外側に開閉可能に設けられケーシングの一部を覆うカバーと、カバーのうちケーシングと対向する部分に設けられた突起部と、ケーシングに設けられて、カバーが閉じた状態において突起部が挿入されて突起部を挟持し、突起部の挿抜時に突起部に押し広げられて弾性変形する挟持部と、挟持部の弾性変形を制限する位置と許可する位置とに切替可能とされたロック手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、位置の切替によって挟持部の弾性変形を制限してカバーの開放を制限できるロック手段を備えることで、いたずら操作を防止するとともに、カバーの開放を制限できるロック機構を設けながら、意匠性と利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置の外観を示す正面図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置の側面断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のカバーを開いた状態の外観を示す斜視図である。 図4は、保持手段部分を拡大した部分拡大断面図であって、図1に示すA−A線に沿った矢視断面図である。 図5は、保持手段部分を拡大した部分拡大斜視図である。 図6は、保持手段部分の部分拡大図であって、ロック時の状態を示す図である。 図7は、保持手段部分の部分拡大図であって、ロック解除時の状態を示す図である。 図8は、保持手段部分を上方から見た断面図であって、ロック時の状態を示す図である。 図9は、保持手段部分を上方から見た断面図であって、ロック解除時の状態を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置の外観を示す正面図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置の側面断面図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置のカバーを開いた状態の外観を示す斜視図である。図に示すように、手乾燥装置の外殻をなすケーシング1は、正面に手挿入口2を有し、手挿入口2に続く処理空間として手挿入部3を備えており、手を挿抜できるようにしてある。手挿入部3は、ケーシング1の正面下部に、正面と両側面が開放した開放シンク状の凹部として形成される。
手挿入部3の下部を形成する水受け部4と奥側とには、その端縁部に曲面構成の立ち上がりによる防壁構造が設けられ、側方や前方に水が飛散しないようになっている。水受け部4の底部は前方に向かって下傾していて、その傾斜の下端に排水口5が設けられている。
水受け部4の下方には排水口5から滴下する水を貯留するドレン容器6が、抜き差し自在に設けられている。なお、手挿入部3の内面には、シリコン系もしくはフッ素系等の撥水性コーティング、酸化チタン等の親水性を有するコーティング、または抗菌剤が含浸され、内面に汚れが付着するのを軽減したり、細菌が繁殖したりするのを低減するようにしてある。手挿入部3の上部には、手挿入部3に向かって下方に高速空気を吹き出すノズル7が設けられる。ノズル7の背面側の近傍には手挿入部3の手の有無を検知する手検知センサー8が設けられている。
手挿入部3の上方には、ケーシング1と背面側の手乾燥装置の外殻をなすベースとで箱体状の空間が構成される。この箱体状の空間内には、DCブラシレスモーター(整流子モーターまたは誘導電動機でもよい)とDCブラシレスモーターによって回転するターボファンとにより構成された高圧空気流発生装置9と、高圧空気流発生装置9の吸気側と手挿入部3より上方でケーシング1の正面に設けられた内部吸気口10を連通する内部吸気通路11と、高圧空気流発生装置9の排気側とノズル7とを連通する排気通路13と、手検知センサー8の手の検知に応じて高圧空気流発生装置9を運転させる制御回路(図示せず)が組み込まれている。
排気通路13の途中であってノズル7より上流側近傍には、高圧空気流発生装置9から送られてくる空気を加熱して温風化させるヒーター15が設けられている。また、手挿入部3の上部であってケーシング1の正面の外側には、手乾燥装置の外殻をなし、左側の端がケーシング1に回転可能に支持されて手乾燥装置の正面側に開閉自在で、かつケーシング1から着脱することもできるカバー16が取り付けられている。
ケーシング1の左右の側面の一部に、背面側から前面側に向かうにしたがって、左右方向における中央側に向かって傾斜する傾斜部17aを設けている。また、ケーシング1の正面と側面との稜線の一部および側面の一部が凹む凹部17を設けている。すなわち、ケーシング1の側面において、傾斜部17aとその他の部分との間には段差が設けられることになる。この段差部分をつなげることで、傾斜部17a部分が、ケーシング1の側面の一部を凹ませた凹部17となる。傾斜部17aは凹部17の底面となる。
カバー16を閉じた状態では、カバー16の外周は、凹部17以外の部分ではケーシング1に当接する。また、凹部17部分では、カバー16の外周が凹部17に当接せず、カバー16と凹部17との間に形成された空間が外部吸気口18となる。外部吸気口18は、外部に向かって開口する。すなわち、外部吸気口18は、カバー16とケーシング1とに跨って形成されている。
カバー16の外周より内側には、内部吸気口10と外部吸気口18を連通する外部吸気通路19が、カバー16とケーシング1により構成される。すなわち、カバー16とケーシング1とに跨って外部吸気通路19が構成されている。これは、カバー16とケーシング1との間に外部吸気通路19が形成されているともいえる。
図3に示すように、カバー16を開いて現れるケーシング1の正面には、ケーシング1に設けられた内部吸気口10を覆い、外部吸気口18から外部吸気通路19を通って内部吸気口10から高圧空気流発生装置9へ吸い込まれる空気中の塵埃を除去する樹脂製または金属製のフィルター20が設けられる。フィルター20は、前後方向の抜き差し動作で着脱できるようにケーシング1に取付けられている。
フィルター20の面積は外部吸気口18および外部吸気通路19の通風方向に対する断面積よりも大きくしてある。ケーシング1の正面であってフィルター20の近傍には、操作スイッチ21の操作部が正面側に向かうように設けられ、使用者が正面側から視認しやすく操作しやすくなっている。
操作スイッチ21には、制御回路(図示せず)への通電の入り切りを行う電源スイッチ21aと、吹出しノズル7からの吹き出し風の風速の強弱を切り替えたり、ヒーター15の入り切りを行う切替スイッチ21bがある。なお、フィルター20はHEPAフィルターや抗菌フィルターであってもよい。
カバー16は、ケーシング1に対して閉じた状態を保持手段30によって保持される。図4は、保持手段30部分を拡大した部分拡大断面図であって、図1に示すA−A線に沿った矢視断面図である。保持手段30は、突起部31と挟持部32を有する。
突起部31は、カバー16のうちケーシング1に対向する部分に設けられる。突起部31は、カバー16が回転可能に支持される端部(正面視における左端)と反対側の端部(正面視における右端)に設けられる。突起部31は、図4に示すように、カバー16側である根元部分から先端部分に向かうにしたがって太くなり、その途中からさらに先端に向かって細くなる断面形状を呈している。
挟持部32は、ケーシング1に設けられる。挟持部32は、カバー16が閉じた状態で突起部31と対向する位置に設けられる。挟持部32は、カバー16側に向けて立設されて弾性変形可能な2本の弾性体32aを有する。2本の弾性体32aに挟まれた空間は、カバー16を閉じた状態で突起部31が納まる空間となる。
2本の弾性体32aに挟まれた空間は、突起部31の断面形状と略同じ形状を呈している。したがって、先端側での2本の弾性体32aの間隔は、突起部31の先端より太く、突起部31の太い部分よりも細くなっている。そのため、2本の弾性体32aの間に挟持された突起部31は、弾性体32aに引っ掛かって挟持部32から抜けにくくなる。これにより、カバー16を閉じた状態に保持することができる。
カバー16が閉じられた状態から、カバー16の右端側を開方向にある程度の力を加えて引っ張ることで、2本の弾性体32aが押し広げられるように弾性変形する。これにより、挟持部32から突起部31が抜き取られ、カバー16を開くことができる。
また、カバー16が開いた状態から、カバー16の右端側を閉方向に押し込むことで、2本の弾性体32aが押し広げられるように弾性変形する。これにより、2本の弾性体32aに挟まれた空間に突起部31が挿入され、カバー16を閉じることができる。
なお、カバー16を閉じた状態では、カバー16の外周は、凹部17以外はケーシング1に当接する。この状態で、挟持部32の復元力によって、突起部31がさらに後方(閉方向)に押し込まれるような突起部31と挟持部32との位置関係を定めておくことで、より強固にカバー16の閉状態を保持することができる。これにより、例えばカバー16のがたつきを防止することができる。
このように、カバー16を開ける時は、外部吸気口18に手を掛けてカバー16を手前に引けばカバー16を開けることができる。カバー16は保持手段30によって固定されているため、ある程度の力を加えないとカバー16は開かないようになっている。すなわち、誤ってカバー16に手が触れたり、カバー16を叩いたりした程度ではカバー16が開くことはない。これにより、カバー16を開けてフィルター20を清掃したり、操作スイッチ21で設定を変えたりする本体の清掃者や管理者などのカバー16を開くことを認知しているもの以外は、カバー16を容易に開けることがないような構造とすることができる。
次にロック機構について説明する。図5は、保持手段30部分を拡大した部分拡大斜視図である。図6は、保持手段30部分の部分拡大図であって、ロック時の状態を示す図である。図7は、保持手段30部分の部分拡大図であって、ロック解除時の状態を示す図である。図8は、保持手段30部分を上方から見た断面図であって、ロック時の状態を示す図である。図9は、保持手段30部分を上方から見た断面図であって、ロック解除時の状態を示す図である。
本実施の形態1にかかる手乾燥装置のロック機構では、ケーシング1の側方から保持手段30部分にロック手段33を差し込むことで、挟持部32の弾性変形を制限し、カバー16が開かないように強制することができる。
具体的には、ロック手段33は、差込部34、落下防止部35、ツマミ36を有する。差込部34は、2つ設けられている。図6に示すように、ロック手段33を保持手段30部分に対して挿入方向に移動させると、挟持部32の2本の弾性体32aのそれぞれの外側であって、弾性体32aの弾性変形を制限する領域(図4に示す領域B,弾性体32aが弾性変形する方向側の近傍)に2つの差込部34が挿入される。これにより、弾性体32aが押し広げられないように規制された状態となる(ロック時)。したがって、カバー16を開こうとしても弾性体32aの弾性変形が規制されるため、挟持部32から突起部31が抜けにくくなり、いたずらなどでカバー16が開けられることを防ぐことができる。
また、カバー16が開くようにするとき(ロック解除時)は、ツマミ36を外側へ引っ張って抜取方向に移動させることで、図7に示すように、弾性体32aの弾性変形を制限する領域から差込部34が外れるため、弾性体32aの弾性変形が可能となる。そのため、弾性体32aを押し広げてカバー16を開けることが可能となる。
落下防止部35は、差込部34よりも先端側に設けられる。また、落下防止部35は、挟持部32の2本の弾性体32aのそれぞれの外側であって、弾性体32aの弾性変形を制限しない領域(図4に示す領域C)に挿入される。落下防止部35によって弾性体32aの弾性変形が制限されないので、カバー16の開放は妨げられない。そして、図7や図9に示すように、ロック解除時であっても、落下防止部35が保持手段30部分に差し込まれた状態が維持される。これにより、ロック解除時にロック手段33がケース1から脱落してしまうのを防ぐことができる。
また、保持手段30がケーシング1の凹部17部分に設けられているので、図8に示すように、ロック時の正面視においてカバー16の外周より内側にロック手段33を配置することができる。これにより、通常の使用状態において使用者からツマミ36が見えにくく、いたずらなどでロック手段33が操作されにくくなる。また、ロック手段33を見えにくくすることで、意匠性を低下させずに済む。
また、図9に示すように、ロック解除時にはカバー16の外周より外側にツマミ36が配置される。そのため、ツマミ36を視覚的に確認すれば、ロック時状態であるかロック解除状態であるかを容易に把握でき、カバー16を閉じた際にロック時状態に戻すのを忘れにくくなる。なお、ロック解除時にもツマミ36がカバー16の外周よりも内側に配置されるように構成しても構わない。
また、鍵などを別途持参することなく、ツマミ36を操作するだけでロック解除状態にしてカバー16を開くことができる。そのため、手乾燥装置に異常が発生した際に、瞬時にロックを解除して、電源スイッチ21aを切ることができ、安全性の向上を図ることができる。
次に、手を乾燥させる使用時の動作について説明する。カバー16を開き、電源スイッチ21aを入り(ON)にすると、制御回路(図示せず)に通電されカバー16を閉じて使用可能状態となる。そして、使用者が濡れた手を手挿入口2から手挿入部3内に手首付近まで入れると、手検知センサー8によって手の挿入が検知され、制御回路(図示せず)の処理により高圧空気流発生装置9が作動する。
高圧空気流発生装置9が作動すると、手乾燥装置の外の空気がケーシング1に設けられた傾斜部17aおよび吸気口壁に沿って背面側から正面側に向かって流れて外部吸気口18から吸い込まれる。外部吸気口18から吸い込まれた空気は、外部吸気通路19を通り、フィルター20で塵埃が除去されて内部吸気口10に吸い込まれる。
内部吸気口10に吸い込まれた空気は、内部吸気通路11を通って、内部吸気口10の位置より一旦上がり、高圧空気流発生装置9の上方を通って背面側に向かい、下方に移動して高圧空気流発生装置9の吸込側から吸い込まれる。高圧空気流発生装置9は吸気側から吸い込んだ空気を排気側から高圧空気に変換して排気し、排気された高圧空気は排気通路13を通りノズル7から高い運動エネルギーを持つ高速空気流に変換され手挿入部3内に下方に向かって吹き出される。
ノズル7から吹き出された高速空気流は、手挿入部3に挿入されている濡れた手に当り、手に付着した水分を手の表面から剥離して吹き飛ばして手を乾燥させることができる。さらに、手挿入部3内で手を挿抜させることによって、手全体に付着していた水滴のほとんどが排除され、手が乾燥処理される。
なお、切替スイッチ21bでヒータスイッチを入り(ON)にしている場合には、ヒーター15が通電され排気通路13を通る高圧空気が加熱されるため、ノズル7からは温風が吹き出され冬場などにおいても使用感がよい。
手の乾燥処理終了後、手を手挿入部3から抜き出すと、手が抜かれたことを手検知センサー8が検知し、高圧空気流発生装置9が停止する。手から吹き飛ばされた水滴は、前傾構造の水受け部4において排水口5に向かって流下し、排水口5からドレン容器6に収容される。
以上のように、本発明にかかる手乾燥装置は、手に付着した水滴を高圧空気流によって乾燥させる手乾燥装置に有用である。
1 ケーシング
2 手挿入口
3 手挿入部
4 水受け部
5 排水口
6 ドレン容器
7 ノズル
8 手検知センサー
9 高圧空気流発生装置
10 内部吸気口
11 内部吸気通路
13 排気通路
15 ヒーター
16 カバー
17 凹部
17a 傾斜部(底面)
18 外部吸気口
19 外部吸気通路
20 フィルター
21 操作スイッチ
21a 電源スイッチ
21b 切替スイッチ
30 保持手段
31 突起部
32 挟持部
32a 弾性体
33 ロック手段
34 差込部
35 落下防止部
36 ツマミ

Claims (5)

  1. 手を出し入れできる広さの手挿入部と、
    前記手挿入部に向かって空気を送出するノズルと、
    前記ノズルから空気を送出する高圧空気流発生装置と、
    前記高圧空気流発生装置を内部に備えたケーシングと、
    前記ケーシングの外側に開閉可能に設けられ前記ケーシングの一部を覆うカバーと、
    前記カバーのうち前記ケーシングと対向する部分に設けられた突起部と、
    前記ケーシングに設けられて、前記カバーが閉じた状態において前記突起部が挿入されて前記突起部を挟持し、前記突起部の挿抜時に前記突起部に押し広げられて弾性変形する挟持部と、
    前記挟持部の弾性変形を制限する位置と許可する位置とに切替可能とされたロック手段を備えることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記カバーは前記ケーシングの正面に設けられ、
    前記ロック手段は、前記挟持部の弾性変形を制限する位置で、正面視において前記カバーより内側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記ケーシングの側面と前記カバーの側面とに跨って形成されて前記ケーシングおよび前記カバーの外部の空気を吸い込む吸気口をさらに備え、
    前記ケーシングの側面の一部に形成された凹部が前記吸気口の一部を構成し、
    前記挟持部は、凹部の底面に設けられ、
    前記ロック手段は、前記挟持部に対して前記ケーシングの側方から挿抜可能に設けられることを特徴とする請求項2に記載の手乾燥装置。
  4. 前記ロック手段は、挿入方向に移動させることで前記挟持部の弾性変形を制限する位置に移動し、抜取方向に移動させることで前記挟持部の弾性変形を許可する位置に移動する差込部と、前記挟持部の弾性変形を許可する状態において前記ケーシングから前記ロック手段が抜け落ちるのを防止する落下防止部と、を有することを特徴とする請求項3に記載の手乾燥装置。
  5. 前記差込部は、挿入方向に移動させることで前記挟持部の変形方向側の近傍に差し込まれることを特徴とする請求項4に記載の手乾燥装置。
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