JP2013179582A - 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 NFCにおいて他の装置との近接の前に所望とする通信モードを選択することを目的とする。
【解決手段】 NFC機能の他に無線LAN通信機能を備えた第1の無線通信端末が、接続を希望する第2の無線通信端末に対して無線LAN通信のスキャン機能を用いて、NFCに関する情報を解析し、自身のNFCにおける通信モードを選択する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の無線通信方式を備える通信装置に関する。
近年、非接触ICカードの利用が増加している。このICカードの規格は国内外において複数の方式が存在しており、国際的な通信互換性を提供することを目的とした標準化団体において近接無線通信技術に関する通信規格が策定されている。この規格は、NFC(Near Filed Communication)と称される。NFCでは機器同士の通信機能として(1)ICカードとして利用できるカードエミュレーション機能(CE)、(2)ICカードの読み書きができるリーダー/ライター機能(R&W)、NFC対応の機器同士双方向通信を行う端末間通信機能(P2P)の3つのモードが規定されている。携帯電話等のデバイスでは、上記のNFCの通信規格を利用するためにそれぞれの機能に対応したアプリケーションソフトをダウンロードしたり予めインストールされているソフトウェアを用いていたりして、所望のサービスを実行する。
また、NFCではNFCインターフェースの動作を自機内からの電力供給で動作するモード(アクティブモード)と他装置から供給される電力(誘導起電力)で動作するモード(パッシブモード)とが規定されている。また、NFCリンクの生成時においては、Poll Device側が問い合せを実施することにより、Listen Device側のサポートプロトコル、サービスの情報を入手する手法が規定されている。
このNFCにおける動作モードであるListen Deviceは通常、パッシブモードで動作し、Poll Deviceは、アクティブモードで動作する。
このように、アクティブモードで動作する通信端末は、パッシブモードで動作する通信相手に電力を供給したり、接続を管理するポーリング動作を実施したりするためパッシブモードに比べて消費電力が大きい。
このようなNFCを利用する技術として、機器間で容量の大きい動画像データを送受信する際に、ペアリングだけをNFCで行い実際のデータ通信にはより高速なBluetooth(登録商標)や無線LANを使用する技術が規格化されている(非特許文献1)。上記のようなNFCと複数の無線通信機能を備えた通信機器は、機器同士を密着させることで高速データ通信に必要な無線設定パラメータ等をNFCで簡単に双方の機器に設定する事が出来る。
例えば、特許文献1、2では、通信距離の異なる複数の無線通信機能を備え、接続先の通信端末が参加中のネットワークに関する情報をNFCで送受信する。特許文献1、2は、通信端末が参加中のインフラストラクチャモードまたはアドホックモードの何れかのネットワークに関する無線接続情報をNFCで他の通信端末に送信し、他の通信端末が受信した無線接続情報を用いて通信装置が参加している無線LANネットワークへハンドオーバーする。
特開2011−182449号公報 特開2010−245748号公報
http://www.nfc−forum.org
NFCで通信を行う際にアクティブモードとパッシブモードとが規定されているが自装置も相手装置もパッシブモードであると通信ができないという問題がある。
また、NFCを利用したアプリケーションを実行したいけれども相手装置が該アプリケーションを実行する上で必要な通信機能に対応しているかは機器同士が近接する前では把握できなかった。したがって、機器同士を近接したにも関わらず所望のアプリケーションを実行できない恐れがあった。
本願発明は上述の問題に鑑み、機器同士を近接させる前に所望のモードで動作するよう制御することを目的とする。
本願発明は、上述の課題を解決するための手段として、第1の無線通信方式により通信を行う第1の通信手段と前記第1の無線通信方式より通信可能な範囲が広い第2の無線通信方式により通信を行う第2の通信手段を有する通信装置であって、前記第2の通信手段による他の装置との通信に基づいて、前記他の装置が第1の無線通信方式において対応している通信モードを判定する判定手段と、前記判定手段による判定に応じて、前記前記第1の通信手段の通信モードを選択する選択手段と、前記第1の通信手段により、前記選択手段により選択したモードにおいて、前記他の装置と通信することを特徴とする通信装置を提供することにある。
本発明によれば、機器同士を近接させる前に所望のモードで動作するよう制御することができる。
本発明の実施例におけるネットワークのシステム構成図である。 実施例における装置のブロック図である。 実施例における装置に機能構成図である。 実施例1における処理のシーケンスチャートである。 実施例1におけるカメラのフローチャートである。 実施例1における携帯電話のフローチャートである。 実施例1におけるネットワークのシステム構成図である。 実施例2におけるネットワークのシステム構成図である。 実施例2における処理のシーケンスチャートである。 実施例2におけるテレビのフローチャート 実施例2における携帯電話のフローチャート 実施例2におけるシステム構成図である。 実施例におけるWi−Fiデータフレームフォーマットの構成図である。
(実施例1)
(システム構成)
図1は、本実施形態に係る無線通信システムのネットワーク構成図である。図1において、101は携帯電話であり、近距離無線通信方式と近距離無線通信方式より通信可能な範囲が広い所定の通信方式よって無線通信回線を構築し、通信を行うことができる無線通信装置を備える。102はカメラであり、近距離無線通信方式と近距離無線通信方式より通信可能な範囲が広い所定の通信方式によって無線通信回線を構築し、通信を行うことができる無線通信装置を備える。
本実施形態においては、携帯電話101と、カメラ102との間には、近距離無線通信である第1の通信リンクが構築される以前に第2の通信リンクが構築される。なお、本実施形態において、第2の通信リンクで用いられる通信方式はIEEE802.11に準拠した無線LAN通信方式であり、図1では無線LANの機器同士を直接接続するアドホックネットワークを用いたネットワーク構成を説明している。なお、携帯電話101とカメラ102との間で用いる通信方式は、無線LANではないBluetooth(登録商標)等の他の無線通信方式であってもよい。
(装置構成)
図2は、本実施形態に係る携帯電話101およびカメラ102のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、本実施例とは無関係な装置固有の機能部(例えば、携帯電話101の携帯電話機能、カメラ102の撮像機能)に関する構成については、省略している。図2において、201は無線LANアンテナ、202は無線LANアンテナ201を介して無線信号の送受信を行う無線LAN通信部、203は不揮発メモリ部(ROM)である。204は揮発メモリ部(RAM)であり制御部205のワークメモリである。205は制御部であり、不揮発メモリ部203に記憶されているプログラムに基づき、後述する各機能構成や処理を各ハードウェアを制御することにより実現する。206は表示制御部であり、エラーメッセージやユーザーへの操作を促す通知メッセージを表示する液晶表示部210に表示する情報を制御する。207は機器制御のための情報入力および操作等を行うキー入力部である。208はNFCアンテナ、209はNFCアンテナ209を介して近接無線信号の送受信を行うNFC通信部である。
(装置のソフトウェア構成)
カメラ102と携帯電話101のソフトウェア構成について、図3を参照して説明する。
本実施形態では、カメラ102は、携帯電話101との間に直接通信の無線リンクを構築し、アプリケーションレイヤにおいては動画像データ等を送受信する機能を備える。携帯電話101は、画像データの受信アプリケーションとサーバー機能、および画像データの送信アプリケーションとクライアント機能を備え、相手通信装置に応じて前記サーバーとクライアントの機能を切り替える。
また、本実施形態では、アプリケーションレイヤのデータ送信機能とデータ受信機能とクライアント制御部ならびにサーバー制御部を実現するためのプログラムは、ROM203に格納されている。
301および311は無線LAN制御部でありIEEE802.11準拠(WLANプロトコル)のデータパケット等を取り扱う。TCP/IP処理部(302、312)はTCP/IPの通信プロトコルによる処理を行う。TCP/IP処理部(302、312)は、クライアント制御部303およびサーバー制御部313のそれぞれのデータパケットを取扱う。303はクライアント制御部であり、TCP/IP処理部302で使用する通信リンクと通信アプリ部304で使用する送信データの整合を制御する。313はサーバー制御部であり、TCP/IP処理部302で使用する通信リンクと通信アプリ部314で使用する受信データの整合を制御する機能を備え、携帯電話101とテレビ103に実装される。304は通信機能を制御する通信アプリ部であり、動画像データの送信サービスの起動を行うデータ送信機能を備える。314は通信機能を制御する通信アプリ部であり、動画像データを受信するデータ受信機能を備える。305および315はNFC制御部であり、Felica,ISO/IEC 14443(MIFARE)、ISO/IEC18092に準拠(NFCプロトコル)のデータパケット等を取り扱う。
(Wi−Fiフレームフォーマット)
図13は、本実施形態に係る携帯電話101およびカメラ102間で送受信されるWi−Fiデータのマネージメントフレームフォーマット(1301)を説明したメッセージ構成図である。図13において、フレームデータ1311は、ビーコン・フレームフォーマット1302、プローブ応答フレームフォーマット1303、およびプローブ要求フレームフォーマット1304を示す。また、SSID(1312)は、ビーコン・フレーム1302に含まれるSSID情報要素のフレーム1310を示したものであり、特に、SSID(1312)は、グループ識別子に関する情報を設定するエリアである。Element ID(1313)は、情報要素識別子を示し、Length(1314)は、最大32バイトのSSID(1315)領域に設定されるSSIDデータの長さを表す。
SSID(1316)は、プローブ応答フレーム1303に含まれるSSID情報要素のフレーム1310を示したものであり、SSID(1317)は、プローブ要求フレーム1304に含まれるSSID情報要素のフレーム1310を示したものである。
(システムおよび装置の動作)
以上の構成を有する通信システム、携帯電話101、カメラ102の動作について図を参照して説明する。図4は本実施形態に係る通信ネットワークを構成する携帯電話101、カメラ102のメッセージの送受信処理を説明したシーケンスチャートである。図5は、本実施形態に係る携帯電話101の処理フローチャートである。図6は、本実施形態に係るカメラ102の処理フローチャートである。また図7は、に係る無線通信システムの動作実施後のネットワーク構成図である。本実施形態では携帯電話101とカメラ102間で近接無線通信によりWLAN通信に用いるパラメータを共有しWLAN通信により画像を送受信する処理を例にして説明を行う。なお、携帯電話101およびカメラ102は、消費電力を低減させるため、NFC通信部208の起動時はパッシブモードで動作する。
カメラ102は、データ転送を希望するユーザーのキー入力部207の操作の検出に応じて通信アプリ部304を起動するとともにNFC制御部305によりNFC通信を開始可能に起動する(S601:YES)。通信アプリ部304は、データ通信の要請がなされた事をクライアント制御部303に通知し、クライアント制御部303は、TCP/IP処理部302を介して無線LAN制御部301にプローブ要求フレーム1304を送信するように制御する(S602)。無線LAN制御部301は、SSID情報要素1317にNFCに関する情報を要求するための文字列である“NFC”をコーディング(設定)したプローブ要求フレーム1304をブロードキャストでメッセージ(M401)送信する。(S602)
カメラ102から送信されたプローブ要求メッセージ(M401)は携帯電話101の無線LAN制御部311で受信されると、TCP/IP処理部312を介してサーバー制御部313に通知される。サーバー制御部313でプローブ要求である事が検出されると(S501:YES)、次にSSIDを解析する。そして、NFCに関する情報を要求するための文字列“NFC”とコーディングされている事を検出すると(S502:YES)、RAM204に記憶されている自装置のNFCに関する情報であるNFC情報を読みだす(S503)。
サーバー制御部313は、読みだしたNFC関連情報をカメラ102に返信するために、TCP/IP処理部312を介して無線LAN制御部311にプローブ応答フレーム1303を送信するように要請する。無線LAN制御部311は、SSID情報要素1316に読み出した“NFC関連情報”を設定したプローブ応答フレーム1303をカメラ102に対してメッセージ(M402)送信処理を起動する(S504)。そして、NFCの確立タイマーを起動する(S505)。この時の“NFC関連情報”は、例えば、“P2P Passive”というようにNFCにおいて対応可能な通信機能と設定されている通信モードとが識別可能な情報が含まれている。なお、“P2P”とは、端末間通信機能を実行可能であることを表しており、他にも“CE”はカードエミュレーション機能、“R&W”はリーダー/ライター機能が対応可能であることを示す情報とする。
携帯電話101から返信されたプローブ応答メッセージ(M402)はカメラ102の無線LAN制御部301で受信されると、TCP/IP処理部302を介してクライアント制御部303に通知される。クライアント制御部303でプローブ応答である事が検出されると(S603:YES)、SSID1316を解析し、応答信号を送信した装置が対応可能な通信機能と設定されている通信モードとを識別する。ここでは、SSIDには“P2P Passive”の文字列が記載されており、カメラ102は携帯電話101が端末間通信機能に対応してパッシブモードで動作していることを認識する。そして、カメラ102のクライアント制御部303は、取得した相手装置のNFC関連情報に基づいて、自装置に設定されているNFCに関するモードや設定が所望とするサービスを実行する上で適切かを判定する。そして、実行するサービスを行う上で自装置に設定されているモードや機能に変更が必要な場合は変更を行う。カメラ102のNFC通信部208に現在設定されている通信モードはパッシブモードである。即ち、相手装置もパッシブモードであり通信を行えないため自装置のモードを変更することを決定する。
クライアント制御部303は、NFC通信部208に設定されている通信モードをパッシブモードからアクティブモードに変更するためにNFC情報を含む接続要求メッセージ(M403)をNFC制御部305に送信する。NFC制御部305は、NFC通信部208の通信モードをパッシブモードからアクティブモードに変更する(S604)。カメラ102のクライアント制御部303は、NFCの確立タイマーを起動(S605)し、液晶表示部210を用いてカメラ102のNFCがレディー状態である事をユーザーに通知する。次にユーザーは、携帯電話101との間でデータ伝送処理を実施するネットワークを構築するため、携帯電話101のNFCアンテナ209とカメラ102のNFCアンテナ209を数センチメートルの距離に近接させる。
この時、カメラ102のNFC通信部208が、アクティブモードであることから、接続要求メッセージであるNFCポーリングメッセージ(M404)を携帯電話101のNFC通信部208に送信する。
次に携帯電話101のNFC通信部208は、タイムアウト以前に(S506:NO)、NFCポーリングメッセージ(M404)を受信すると、NFC応答メッセージ(M405)をカメラ102のNFC通信部208に返信する。また、携帯電話101のNFC通信部208は、NFCの接続検出をNFCアンテナ209とNFC制御部315を介してサーバー制御部313に通知し、(S507:YES)NFC中状態(S508)へ遷移する。
カメラ102のNFC通信部208は、タイムアウト以前に(S606:NO)、NFCポーリング応答メッセージ(M405)を受信すると、接続応答メッセージ(M406)をクライアント制御部303に通知する(S607:YES)。カメラ102のクライアント制御部303は、接続応答メッセージ(M406)を受信してNFCの確立を確認した後、無線パラメータ情報要求メッセージ(M407)をNFCを用いて携帯電話101に送信する(S608)。
携帯電話101のNFC制御部315では、NFCによりWLANパラメータ要求メッセージ(M408)を受信すると、サーバー制御部313に対して、WLANパラメータ要求メッセージ(M409)を送信する。携帯電話101のサーバー制御部313は、WLANパラメータ要求メッセージ(M409)を受信すると(S509:YES)、情報の記憶エリアであるRAM204に格納されているWLANパラメータ情報を読みだす。
次に、携帯電話101のサーバー制御部313は、読みだしたWLANパラメータ情報をカメラ102に返信するために、WLANパラメータ応答メッセージ(M410)を生成して、NFC制御部315に送信する(S510)。携帯電話101のサーバー制御部313は、無線LANの通信確立タイマーを起動し(S511)、無線LANの認証アソシエーション処理(M413)を起動する。(S512)携帯電話101のNFC制御部315は、NFCを用いてカメラ102に対してWLANパラメータ応答メッセージ(M411)を送信する。
カメラ102のNFC制御部305は、WLANパラメータ応答メッセージ(M411)を受信すると、クライアント制御部303にWLANパラメータ応答メッセージ(M412)を送信する。カメラ102のクライアント制御部303は、WLANパラメータ応答メッセージ(M412)を受信すると(S609:YES)、情報の記憶エリアであるRAM204にWLANパラメータ情報を格納する。次に、カメラ102のクライアント制御部303は、携帯電話101から受信したWLANパラメータ情報を無線LAN制御部301に設定する。(S610)この後、カメラ102のクライアント制御部303は、無線LANの通信確立タイマーを起動し(S611)、無線LAN制御部301を介して無線LAN通信部202に認証/アソシエーション処理(M413)の起動を指示する。(S612)カメラ102の無線LAN通信部202は、通信確立タイマーの満了以前に(S613:NO)携帯電話101との間で無線LANの認証/アソシエーション処理(M413)の完了を確認する。
カメラ102の無線LAN通信部202は、携帯電話101との間で無線LANの認証/アソシエーション処理の確立が確認されると、無線LAN制御部301を介してクライアント制御部303に通知する。カメラ102のクライアント制御部303は、携帯電話101との間で無線LANの認証/アソシエーション処理(M413)の完了を確認すると(S614:YES)通信中状態に遷移する。カメラ102のクライアント制御部303は、通信アプリ部304に対して携帯電話101に対する画像データの送信処理(M414)を要請する。
また、携帯電話101の無線LAN通信部202は、通信確立タイマーの満了以前に(S513:NO)カメラ102との間で無線LANの認証/アソシエーション処理(M413)の完了を確認する。携帯電話101の無線LAN通信部202は、カメラ102との間で無線LANの認証/アソシエーション処理(M413)が完了すると、無線LAN制御部311を介してサーバー制御部313に通知する。携帯電話101のサーバー制御部313は、携帯電話101との間で無線LANの認証/アソシエーション処理(M413)の完了を確認すると(S514:YES)通信中状態に遷移する。携帯電話101のサーバー制御部313は、通信アプリ部314に対してカメラ102からの送信される画像データの受信処理(M414)を要請する。
以上、説明のように動作することで、予め相手デバイスのNFCに関する通信機能や動作モードが、NFCのリンク確立前に判明するため、適切な動作モード等が選択することができる。また、近接無線通信より通信可能な範囲が広いWLAN通信方式において予め利用可能なNFCの通信機能が判るため、自動的に該当するアプリケーションを起動することが可能となり、ユーザー操作が簡易になる。
なお、SSID情報要素にNFCに関する情報要求する情報及びNFCに関する情報「文字列データ」を使用してコーディングするように説明しているが、コーディングされる識別情報は「数値データ」を使用してコーディングしてもよい。
また、カメラ102のクライアント制御部303でプローブ応答メッセージの検出後(S603:YES)、SSID1316を解析した際に、自身のNFCをパッシブモードからアクティブモードに変更するようにした。これは、相手通信装置である携帯電話101のNFCがアクティブモードと判断された場合、自身のパッシブモードを変更せず継続するように構成してもよい。
なお、無線LAN通信により取得した相手装置のNFC情報として含まれる対応可能な通信機能に基づいて、自装置の機能を選択するように構成してよい。例えば、別の装置からのメモリアクセスを受付けるカードエミュレーションモード、別の装置のメモリに読み書きを行うリーダー/ライターモード、別の装置との間で双方通信を行う端末間通信モードの何れに対応しているかを判定する構成として良い。そして、例えば、相手装置がICカードとして利用できるカードエミュレーション機能(CE)のみに対応していれば、自装置は、ICカードの読み書きができるリーダー/ライター機能(R&W)を選択して通信を行うようにする。
(実施例2)
実施例1では無線LAN通信のプロ―プ要求(探索要求)メッセージとその応答信号であるプローブ応答によりNFCに関する情報を含めて通信し、NFCに関するモードを選択する例について説明した。実施例2は、無線LAN通信によりNFCに関する情報を報知し、その情報を受信した他の装置がNFCに関するモード(サービス)を自動で選択する例を示す。実施例1と共通の部分を含むものであり、その特徴を示す無線通信装置の制御手順について、図2、図3、図8〜図12、図13を参照して実施例1と異なる部分のみ説明する。図8は、第2の実施例に係る無線通信システムのネットワーク構成図である。103はテレビであり、近距離無線通信方式と近距離無線通信方式より通信可能な範囲が広い所定の通信方式よって無線通信回線を構築し、通信を行うことができる無線通信装置を備える。なお、テレビ103の構成は図2および図3と同様であり、説明は省力する。
また、以下の説明では、テレビを例にとって説明しているが、これに限られない。例えば、テレビに代えてデータ伝送機能を備えた据置型のプリンタであってもよく、他にも、通信によりデータの送受信をする装置で出力機能を備えた装置の主な用途が何であってもよい。なお、本実施例での近接無線通信以外の通信方式は無線LANであり、本実施例において、無線LANのインフラストラクチャモードを用いたネットワーク構成を説明している。また、ここで、テレビ103と携帯電話101との間で用いる通信方式は、無線LANではないBluetooth(登録商標)等の他の無線通信方式であってもよい。
図8にシステムにおける本実施例に係る動作を図を参照して説明する。図9は、第2の実施例に係る通信ネットワークを構成する携帯電話101、テレビ103のメッセージの送受信処理を説明したシーケンスチャートである。図10は、本実施例に係るテレビ103の処理フローチャートである。また、図11は、本実施例に係る携帯電話101の処理フローチャートである。また図12は、第2の実施例に係る無線通信システムの動作実施後のネットワーク構成図である。本実施形態では携帯電話101とテレビ103間で近接無線通信によりWLAN通信に用いるパラメータを共有しWLAN通信により動画データを送受信する処理を例にして説明を行う。
テレビ103の通信アプリ部304は、起動時に無線LANの機器動作モードについてチェックを実施し、アクセスポイントモードの場合(S1001:YES)、情報の記憶エリアであるRAM204のNFC関連情報を読みだす。(S1002)また、テレビ103は、起動時の無線LANに関する機器動作モードを確認し、アクセスポイントモードでは無い(アドホックネットワークの)場合(S1001:NO)の動作については、第1の実施例と同様であるため説明は省略する。
次に、サーバー制御部313は、読みだしたNFC関連情報をビーコン信号に含めてネットワーク内に報知するために、TCP/IP処理部312を介して無線LAN制御部311にビーコン・フレーム1302を送信するように要請する。無線LAN制御部311は、SSID情報要素1312に“NFC関連情報”を設定したビーコン・フレーム1302をブロードキャストでメッセージ(M901)を報知する(S1003)。
この時の“NFC関連情報”は、例えば、“P2P Poll Dvice(active mode)”というようにNFCの通信機能とNFCの動作モードが文字列として含まれている。NFC接続処理(S507〜)以降の動作については、第1の実施例と同様であるため説明は省略する。
一方、動画データを送信する携帯電話101では、データ転送を希望するユーザーのキー入力部207の操作の検出に応じて通信アプリ部304を起動するとともにNFC制御部305によりNFCを開始する。携帯電話101の通信アプリ部304は、無線LAN通信のネットワーク検出手段を確認し、パッシブ・スキャンの場合(S1101:YES)、無線LAN制御部301にビーコン・フレーム1302を受信するように要請する。パッシブ・スキャンで無い場合(S1101:NO)、の動作(S602〜S608)については、第1の実施例と同様であるため説明は省略する。
テレビ103から送信されたビーコンメッセージ(M901)が携帯電話101の無線LAN制御部301で受信されると、TCP/IP手順部302を介してクライアント制御部303に通知される。クライアント制御部303でビーコン信号ある事が検出されると(S1102:YES)、次にSSIDを解析し、NFCに関する情報が含まれているかを判定する。クライアント制御部303は”P2P Poll Dvice(active mode)”を解読し、携帯電話101の記憶エリアであるRAM204のNFC情報格納エリアに格納する。(S604)そして、クライアント制御部303は報知信号を送信した装置が対応可能な通信機能と設定されている通信モードとを識別する。ここでは、SSIDには”P2P Poll Dvice(active mode)”の文字列が記載されており、携帯電話101はテレビ103が端末間通信機能に対応してポールデバイス(アクティブモード)で動作していることを認識する。そして、携帯電話101のクライアント制御部303は、取得した相手装置のNFC関連情に基づいて、自装置に設定されているNFCに関するモードや設定が所望とするサービスを実行する上で適切かを判定する。そして、実行するサービスを行う上で自装置に設定されているモードや機能に変更が必要な場合は変更を行う。この場合、携帯電話101のクライアント制御部303は、相手装置がポールデバイスとして動作し、更にアクティブモードであるため、パッシブモードで起動中のNFC通信部208の通信モードは変更しないことを決定する。
また、携帯電話101のクライアント制御部303は、パッシブモードで起動中のNFC通信部208の通信モードを継続する指示をNFC情報を含む接続要求メッセージ(M403)としてNFC制御部305に送信する。
携帯電話101のクライアント制御部303は、NFCの確立タイマーを起動(S605)し、液晶表示部210を用いて携帯電話101のNFCがレディー状態である事をユーザーに通知する。次にユーザーは、テレビ103との間でデータ伝送処理を実施するネットワークを構築するため、携帯電話101のNFCアンテナ209とテレビ103のNFCアンテナ209を数センチメートルの距離に近接させる。この時、テレビ103のNFC通信部208が、アクティブモードであることから、NFCポーリングメッセージ(M902)を携帯電話101のNFC通信部208に送信する。次に携帯電話101のNFC通信部208は、タイムアウト以前に(S606:NO)、NFCポーリングメッセージ(M902)を受信すると、NFC応答メッセージ(M903)をテレビ103のNFC通信部208に返信する。
また、携帯電話101のNFC通信部208は、NFCの接続検出をNFCアンテナ209とNFC制御部305を介してクライアント制御部303に通知し、(S607:YES)NFC中状態へ遷移する。携帯電話101と同様に、テレビ103のNFC制御部305は、タイムアウト以前に(S506:NO)、NFCポーリング応答メッセージ(M903)を受信すると、NFC中状態へ遷移する。次に、携帯電話101のNFC制御部305は、NFCが通信中状態に遷移した事を確認すると、接続要求メッセージ(M403)の応答として、接続応答メッセージ(M406)をクライアント制御部303に通知する。
また、無線LANパラメータ要求メッセージは、テレビ103のNFC通信部208からのポーリングメッセージ(M904)の後に、NFCポーリング応答メッセージ(M905)のペイロードデータとして送信される。また、テレビ103から返信される無線LANパラメータ応答メッセージは、テレビ103のNFC通信部208からのポーリングメッセージ(M906)のペイロードデータとして返信される。上記以外の携帯電話101のクライアント制御部303と通信アプリ部304の動作(S608〜S614)と、それに伴うメッセージM406,M407,M412〜M414については第1の実施例と同様である事から説明は省略する。
また、テレビ103のサーバー制御部313と通信アプリ部314の動作(S508〜S514)と、それに伴うメッセージM409,M410,M413、M414については第1の実施例と同様である事から説明は省略する。
以上、説明のように動作することで、予め相手デバイスのNFCに関する通信機能や動作モードが、NFCのリンク確立前に判明するため、適切な動作モード等が選択することができる。また、WLAN通信方式において予め利用可能なNFCの通信機能が判るため、自動的に該当するアプリケーションを起動することが可能となり、ユーザー操作が簡易になる。
なお、携帯電話101のクライアント制御部303でビーコンメッセージの検出後(1102:YES)、SSID1312を解析した際に、自身のNFCをパッシブモードのまま変更せずに継続するように説明した。これは、相手通信装置であるテレビ103のNFCの動作モードがLissen Device(パッシブモード)と判断された場合、自身のパッシブモードをアクティブモードに変更するように構成してもよい。
(実施例3)
NFCの通信規格では、サービス毎に使用する規格が異なる。例えばタスポ(Taspo)カードのほか欧州の交通関係のカードサービスで使用されるMIFARE(ISO 14443 TypeA)規格や、Suica、Edy、WAON等のサービスで使用されるFelica規格がある。
携帯電話やスマートフォンでは、上記のNFCのサービスを利用するためにそれぞれの規格に対応したアプリケーションソフトをダウンロードしたり予めインストールされているソフトウェアを利用したりする。
実施例3では、機器同士を近接させる前に利用可能なNFCの通信条件(通信機能、通信規格、サービス)を識別して、ユーザーの操作なしに所望のアプリケーションソフトが動作するよう制御する。実施例3は実施例1と同様のシステム構成を用いており、実施例1および実施例2と異なる点について説明を行う。
実施例3における “NFC関連情報”は、例えば、“CE Felica Edy”というように通信規格、提供可能なサービスが識別可能な情報として含まれている。この例では、カメラ102は携帯電話101がカードエミュレーション機能に対応してFelica規格のEdyサービスが動作していることを認識する。そして、予め取得した相手機器のNFC関連情報に基づいて、自装置の通信機能と通信規格と起動するサービスと言った通信条件を決定することができる。例えば、カメラ102は携帯電話101がカードエミュレーション機能、Felica規格、Edyサービスに対応していることを認識する。そして、NFC通信部208の通信機能をリーダー/ライター機能に設定する。次にNFC制御部305は、NFC通信部208の通信規格をFelicaに設定し、Edyサービスのアプリケーションソフトを起動する(S604)。
以上のように動作することで、予め相手デバイスのNFCに関する通信条件(通信機能、通信規格やサービス)が、NFCのリンク確立前に判明するため、適切なアプリケーションソフトが自動的に選択され、ユーザー操作が簡易になる。
また、無線LAN通信により取得した相手装置のNFC情報として含まれる対応可能な通信機能に基づいて、自装置の通信機能を選択するように構成してよい。例えば、相手装置がICカードの読み書きができるリーダー/ライター機能(R&W)のみに対応していれば、自装置は、ICカードとして利用できるカードエミュレーション機能(CE)を選択して通信を行うようにする。
また、無線LAN通信により取得した相手装置のNFC情報として含まれる対応可能な通信規格に基づいて、自装置の通信規格を選択するように構成してよい。例えば、他の装置が、Felica規格以外の、ISO 18092、ISO 14443 TypeA/TypeBの何れの通信規格に対応しているかを判定する構成として良い。
また、無線LAN通信により取得した相手装置のNFC情報として含まれる対応可能な通信規格に基づいて、自装置において実行するサービスを選択するように構成してよい。例えば、他の装置が、Edy以外の、TASPO、Suica、PASMO、WAON、その他のICカードサービスの何れに対応しているかを判定する構成として良い。
(その他の実施例)
上述の実施例では、カメラ102および携帯電話101のクライアント制御部303で無線LANメッセージの受信検出後(S603/S1102)、SSID1310を解析した際に、自身のNFCの通信モードを制御するように説明されていた。これは、相手通信装置のNFCが起動されていない、もしくはNFC機能が実装されていないと判断された場合、自身のNFCを停止するように構成してもよい。
また、カメラ102および携帯電話101のクライアント制御部303では、NFC詳細情報を含む無線LANメッセージを最初に返信した接続先、もしくは最初に受信した接続先との間で所定の動作を実施するように説明されていた。これは、NFC情報を含む応答メッセージを複数の通信装置から受信した場合クライアント制御部303が、受信した受信信号の電界強度測定した結果に基づいて接続する(対応するモードを決定する)通信装置を特定するように構成してよい。または無線LAN通信のMACアドレス等の装置の識別子を基に接続する(対応するモードを決定する)通信装置を特定するように構成してよい。
また、複数の通信装置から応答メッセージまたはビーコンを受信した場合、1台でもパッシブモードの端末が存在する場合、クライアント制御部303は自身をアクティブモードで起動するように構成されても本発明の実施例は同様に実現される。
また、複数の機能がサポート可能なことをNFC情報として含めてよい。例えば“P2P CE R/W Active”のように該当する文字列をNFC詳細情報として列挙するように構成されてよい。
またNFCの確立を確認した後、NFCポーリング/応答メッセージの送受信を繰り返し、WLANパラメータ情報を取得するように構成して良い。例えば、この場合のWLANパラメータ情報は、携帯電話101のNFC制御部315が、自装置内の記憶領域部204から読み出し、逐次、NFCポーリング応答メッセージに含めてカメラ102のNFC通信部208に送信する。カメラ102のNFC制御部305は、NFC通信部208で受信したNFCポーリング応答メッセージに含まれる無線パラメータ情報を、自装置内のRAM204に格納する。
また、実施例では、無線LANメッセージの受信検出後(S603/S1102)、SSID1310を解析した際に、NFCの通信条件として通信機能、通信規格、サービスの3つを判定するように説明されていた。これは、NFCのサービスから使用される通信規格が一意に決定されることから、通信規格を除く通信機能とサービスの2つの条件で判定するように構成しても良い。
また、複数の機能がサポート可能なことをNFC情報として含めてよい。例えば“P2P CE R/W ActiveEdy Pasmo Suica”のように該当する文字列をNFC詳細情報として列挙するように構成されてよい。
また、無線LAN通信による相手装置がカードエミュレーション機能で動作している判断した場合に、自装置の通信モードとしてアクティブモードを選択するようにしてよい。
また、無線LAN通信による相手装置がリーダー/ライター機能で動作している判断した場合に、自装置の通信モードにパッシブモードを選択するようにしてよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201 無線LANアンテナ
202 無線LAN通信部
203 ROM
204 RAM
205 制御部
206 表示制御部
207 キー入力部
208 NFC通信部
209 NFCアンテナ部
210 液晶表示部

Claims (14)

  1. 第1の無線通信方式により通信を行う第1の通信手段と前記第1の無線通信方式より通信可能な範囲が広い第2の無線通信方式により通信を行う第2の通信手段を有する通信装置であって、
    前記第2の通信手段による他の装置との通信に基づいて、前記他の装置が第1の無線通信方式において対応している通信モードを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定に応じて、前記前記第1の通信手段の通信モードを選択する選択手段と、
    前記第1の通信手段により、前記選択手段により選択したモードにおいて、前記他の装置と通信することを特徴とする通信装置。
  2. 前記判定手段は、前記第2の通信手段による他の装置との通信により、前記他の装置が他の通信装置から電力を供給されて通信を行うパッシブモードか自装置の電力を使用して通信するアクティブモードかを判定し、
    前記選択手段は、前記他の装置が前記パッシブモードであると判定された場合に、前記第1の通信手段のモードを前記アクティブモードに選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記判定手段は、前記第2の通信手段による他の装置との通信により、当該他の装置が別の装置からのメモリアクセスを受付けるカードエミュレーションモード、別の装置のメモリに読み書きを行うリーダー/ライターモード、別の装置との間で双方通信を行う端末間通信モードの何れに対応しているかを判定し、
    前記選択手段は、前記他の装置が対応する通信モードに応じた前記第1の通信手段の通信機能を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記第1の通信手段は、前記第1の通信手段を利用するアプリケーションの起動に応じて、前記パッシブモードにおいて動作することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記第2の通信手段による他の装置との通信に基づいて、当該他の装置が前記第1の無線通信方式による通信を行えるかを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により当該他の装置が前記第1の無線通信方式のよる通信を行えないと判定した場合に前記第1の通信手段による動作を停止する停止手段とを有することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記第2の通信手段による通信に基づいて、複数の他の装置が検出された場合、
    前記選択手段は、前記第2の通信方式において複数の他の装置から送信された各々の受信信号の電界強度に応じて特定した他の装置との通信に基づいて、前記第1の通信手段のモードを選択することを特徴とする請求項1乃至5何れか1項に記載の通信装置。
  7. 前記第2の通信手段による通信に基づいて、複数の他の装置が検出された場合、
    前記選択手段は、複数の他の装置各々の識別子に応じて特定した他の装置との通信に基づいて、前記第1の通信手段のモードを選択することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の通信装置。
  8. 前記第2の通信手段による通信に基づいて、複数の他の装置が検出された場合、
    前記選択手段は、複数の他の装置の少なくとも1台が前記パッシブモードである場合に
    前記アクティブモードを選択することを特徴とする請求項2に記載の通信装置
  9. 前記第1の無線通信方式がNFC(Near Filed Communication)であり、前記第2の無線通信方式がIEEE802.11に準拠した無線LAN通信方式であることを特徴とする請求項1乃至8何れか1項に記載の通信装置。
  10. 前記選択手段は、前記第2の通信手段により受信した他の装置から送信されたメッセージに含まれるネットワークの識別子に基づいて、前記第1の通信手段のモードを選択することを特徴とする請求項1乃至9何れか1項に記載の通信装置。
  11. 前記判定手段は、前記第2の通信手段による他の装置との通信により、当該他の装置の通信規格が、ISO 18092、ISO 14443 TypeA/TypeB、Felica規格、の何れに対応しているかを判定し、
    前記選択手段は、前記他の装置が対応する通信規格に応じた前記第1の通信手段の通信規格を選択することを特徴とする請求項1乃至10何れか1項に記載の通信装置。
  12. 前記判定手段は、前記第2の通信手段による他の装置との通信により、当該他の装置の通信サービスが、TASPO、Suica、PASMO、Edy、WAON、その他のICカードサービスの何れに対応しているかを判定し、
    前記選択手段は、前記他の装置が対応する通信サービスに応じた前記第1の通信手段の通信サービスを選択することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の通信装置。
  13. 第1の無線通信方式により通信を行う第1の通信手段と前記第1の無線通信方式より通信可能な範囲が広い第2の無線通信方式により通信を行う第2の通信手段を有する通信装置の制御方法であって、
    前記第2の通信手段による他の装置との通信に基づいて、前記他の装置が第1の無線通信方式において対応している通信モードを判定する判定工程と、
    前記判定工程による判定に応じて、前記前記第1の通信手段の通信モードを選択する選択工程と、
    前記選択工程により選択したモードにおいて、前記第1の通信手段が前記他の装置と通信することを特徴とする通信装置の制御方法。
  14. 請求項13に記載の制御方法を情報処理装置に実行させるためのプログラム。
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