JP2013178975A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両に搭載される車両用前照灯において、前照灯内で結露が起こった場合であっても結露で生じた水によるLED光源の不具合を防止する。
【解決手段】車両用前照灯1は、LED光源2と、LED光源2を保持する本体3と、LED光源2からの光を上方に反射して開口41から出射する第1の反射板4と、本体3の上面31に取り付けられ開口41から出射された光を前方に反射する第2の反射板5と、を備える。また、車両用前照灯1は、第1の反射板4の開口41と本体3の上面31とを仕切り本体3の上面31よりも第2の反射板5側へ突設された凸条部6を備える。第2の反射板5上で結露が起こり、その結露で生じた水が第2の反射板5を伝って本体3の上面31に落ちてきても、その水が凸条部6により堰き止められるのでLED光源2の近傍に流れ込み難くなる。そのため、結露で生じた水によるLED光源2の不具合を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される車両用前照灯に関する。
LED光源は、低電力で高輝度の発光が可能で、近年、車両に搭載される車両用前照灯の光源としても使用されている。その一例として、LED光源と、このLED光源をその光軸が前方(水平)を向くように保持する本体と、この本体に取り付けられLED光源からの光を上方に反射する第1の反射板と、を備えた車両用前照灯が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、この車両用前照灯は、本体の上面に取り付けられ第1の反射板からの光を前方に反射する第2の反射板を備える。第2の反射板により反射された光は、所定のパターンで車両用前照灯から外部に出射される。
ところで、車両用前照灯において、光源を点灯すると光源からの熱によって前照灯内の空気が暖められて膨張し、光源を消灯すると前照灯内の空気が冷えて収縮する。この空気の膨張収縮によって生じる外部との気圧差をなくすために、一般的に、車両用前照灯には外部と連通した通気孔が設けられている。
特開2009−259667号公報
しかしながら、上記特許文献に記載の車両用前照灯では、LED光源を消灯した場合に通気孔から湿った空気が前照灯内に入ってくると、空気中の水分が第2の反射板上で結露して、結露で生じた水が第2の反射板を伝ってLED光源の近傍に流れ込むことがある。そのため、LED光源が濡れて、LED光源に不具合が起こる虞がある。
本発明は、上記課題を解決するものであって、車両に搭載される車両用前照灯において、前照灯内で結露が起こった場合であっても結露で生じた水によるLED光源の不具合を防止することができる車両用前照灯を提供することを目的とする。
本発明の車両用前照灯は、LED光源と、前記LED光源を搭載する搭載面を有する本体と、前記搭載面に取り付けられ一方側から前記LED光源を覆って他方側に開口を有し、該LED光源からの光を該LED光源の光軸方向と直交する方向に反射して前記開口から出射する第1の反射板と、前記第1の反射板の開口を覆うように前記本体の側面に取り付けられ該開口から出射された光を前記光軸方向に反射して所定のパターンで外部に出射する第2の反射板と、前記第1の反射板の開口と前記本体の側面とを仕切り該本体の側面よりも前記第2の反射板側へ突設された凸条部と、を備えたことを特徴とする。
前記本体は、前記凸条部と前記第2の反射板との間の側面に該搭載面と平行に伸びる凹条部を有することが好ましい。
前記第1の反射板は、前記開口とは反対側の端部にスリットを有することが好ましい。
前記第1の反射板は、その開口が下方を向くように前記搭載面に搭載されていることが好ましい。
前記第1の反射板は、所定形状に樹脂成型された支持体と、前記支持体の前記LED光源からの光が入射する面に設けられた光反射層と、を有することが好ましい。
上記車両用前照灯は、前記LED光源の側周を取り囲むように前記搭載面に取り付けられ該LED光源からその側方に出射された光を前記第1の反射板の方向に反射する第3の反射板を更に備え、前記第3の反射板は、所定形状に樹脂成型された支持体と、前記支持体の前記LED光源からの光が入射する面に設けられた光反射層と、を有し、前記第1の反射板と一体的に樹脂成型されていることが好ましい。
上記車両用前照灯は、前記LED光源を点灯制御する駆動回路を更に備え、前記駆動回路は、前記本体に内蔵されていることが好ましい。
上記車両用前照灯は、前記本体に取り付けられ前記LED光源からの熱を放熱するための放熱体を更に備えることが好ましい。
前記駆動回路は、前記放熱体に内蔵されていることが好ましい。
上記車両用前照灯は、前記LED光源及び第1の反射板から成る光源ユニットを複数備え、前記複数の光源ユニットの各々は、互いに異なる方向に光を出射するように前記搭載面に搭載され、前記第2の反射板は、前記本体の全周に亘って設けられていることが好ましい。
本発明によれば、第2の反射板上で結露が起こって結露で生じた水が第2の反射板を伝って本体の方に落ちてきても、その水が凸条部により堰き止められるのでLED光源の近傍に流れ込み難くなる。そのため、結露で生じた水によるLED光源の不具合を起こり難くすることができる。
本発明の実施形態に係る車両用前照灯の側断面図。 上記車両用前照灯を図1に示す矢印の方向から見た正面図。 上記車両用前照灯を前側から見た斜視図とその一部拡大図。 上記車両用前照灯を後側から見た斜視図。 他の実施形態に係る車両用前照灯の斜視図。 更に他の実施形態に係る車両用前照灯の斜視図。 上記車両用前照灯の側断面図。 上記実施形態の変形例に係る車両用前照灯の側断面図。 (a)は更に他の実施形態に係る車両用前照灯の正面図、(b)は同車両用前照灯を構成する第1の反射板の斜視図。 (a)は更に他の実施形態に係る車両用前照灯の側断面図、(b)は同車両用前照灯を構成する第1の反射板及び第3の反射板の側断面図、(c)は(b)に示す矢印の方向から同第1の反射板及び第3の反射板を見た図。 更に他の実施形態に係る車両用前照灯の正面図。 (a)(b)はそれぞれ更に他の実施形態に係る車両用前照灯の正面図。 更に他の実施形態に係る車両用前照灯の側断面図。 上記車両用前照灯を図13に示す矢印の方向から見た正面図。 (a)(b)はそれぞれ上記車両用前照灯を構成するLED光源に対する回路図。 更に他の実施形態に係る車両用前照灯の正面図。 上記車両用前照灯を構成するLED光源に対する回路図。 更に他の実施形態に係る車両用前照灯の正面図。 (a)(b)はそれぞれ上記実施形態の変形例に係る車両用前照灯の正面図。
本発明の実施形態に係る車両用前照灯について図1乃至図4を参照して説明する。図1では紙面の上方向及び下方向がそれぞれ車両用前照灯1の上方向及び下方向を示し、紙面の左方向及び右方向がそれぞれ車両用前照灯1の後方向及び前方向を示す。また、図2では紙面の上方向、下方向、左方向及び右方向が、それぞれ車両用前照灯1の上方向、下方向、左方向及び右方向を示す。
車両用前照灯1は、LED光源2と、LED光源2を保持する本体3と、を備える。本体3は、その内部が空洞となった扁平な直方体形状とされ、その4つの側面がそれぞれ上下左右方向を向くように配置されている。本体3は、その一方の端面がLED光源2を搭載する搭載面3Aとされる。LED光源2は、その光軸Axが前後方向と一致するように搭載面3Aに搭載されている。本体3は、所定の剛性を有し、かつ熱伝導性に優れた材料、例えば、アルミニウムにより構成される。また、本体3のうち少なくとも搭載面3Aは、高い光反射性を有するように構成されていることが好ましい。
また、車両用前照灯1は、LED光源2からの光を反射する第1の反射板4と、第2の反射板4からの光を更に反射して所定のパターンで外部に出射する第2の反射板5と、を備える。第1の反射板4は、楕円体面をその長軸及び短軸を通る平面で分割し更に長軸方向に2等分した(1/4)楕円体面形状とされ、その凹面が光反射面となっている。第1の反射板4は、その光反射面でLED光源2を下方側から覆うように搭載面3Aに取り付けられ、上端に開口41を有する。図例では、第1の反射板4は、その開口41が本体3の上面31よりも第2の反射板5側に位置するように搭載面3Aに取り付けられている。第1の反射板4は、LED光源2からの光を光軸Ax方向(前後方向)と直交する上方に反射して、反射した光を開口41から第2の反射板5に向けて出射する。
第2の反射板5は、椀形状とされ、その凹面が光反射面となっている。第2の反射板5は、その光反射面で第1の反射板4の開口41を覆うようにして、本体3の側面全周に亘って取り付けられている。第2の反射板5は、第1の反射板4の開口41から出射された光を光軸Ax方向(前方)に反射する。第2の反射板5で反射された光は、光軸Axに対して僅かに下方に傾斜したロービーム光となって車両用前照灯1から出射される(図1において光路の一例を一点鎖線矢印で示す)。
また、車両用前照灯1は、第1の反射板4の開口41と本体3の上面31とを仕切り本体3の上面31よりも第2の反射板5側へ突設された凸条部6を備える。図例では、凸条部6は、長細い板状部材とされ、その上端部が第1の反射板4の開口41と同じ高さになるように開口41の左右方向に亘って搭載面3Aに取り付けられている。凸条部6は、透光性材料、例えば、透明なアクリル樹脂や透明なポリカーボネート樹脂により構成される。
更に、車両用前照灯1は、LED光源2からの熱を放熱するための放熱体7を備える。放熱体7は、本体3の搭載面3Aとは反対側の面に取り付けられている。放熱体7は、複数の放熱フィンを有し、熱伝導性に優れた材料、例えば、アルミニウムや銅により構成される。放熱体7の外面には、外部機器との電気的接続に用いられるコネクタ71が設けられている。コネクタ71は、配電線によりLED光源2と接続され、例えば、LED光源2を点灯制御する外部の駆動回路と接続される。
LED光源2は、マトリクス状に配置された多数のLEDにより構成される。各々のLEDは、例えば、白色光を出射する白色LEDにより構成される。白色LEDは、例えば、青色光を出射するGaN系青色LEDチップと、このLEDチップからの青色光により励起されて黄色光を発する黄色蛍光体と、を有し、これら青色光と黄色光とを混色させることで白色光を出射する。
第1の反射板4及び第2の反射板5は、所定の剛性を有し、かつ光反射性及び熱伝導性に優れた金属材料、例えば、アルミニウムにより構成される。第2の反射板5の光反射面は、複数のスリット51によって複数の光反射面に分割されている。これら複数の光反射面は、それぞれ所定のパターンで光を反射するために、例えば、多数の四角形状の微少光反射面から成る傾斜や凹凸を有する。また、各々の光反射面は、光を集光する面と光を拡散する面とを有し、これらの面で生み出された光を合成して出射するように構成されている。また、各々の光反射面は、光を合成する際の色ばらつきや色むらを防止するために、自身に隣接する光反射面に対して段差をつけて配置されている。
また、第1の反射板4及び第2の反射板5は、それぞれそれらの光反射面とは反対側の面に複数の放熱フィン(不図示)を有する。このような放熱フィンは、光反射面とは反対側の面に設けられているので光の反射には影響しない。
本実施形態の車両用前照灯1によれば、第2の反射板5の光反射面で結露が起こって結露で生じた水が第2の反射板5の光反射面を伝って本体3の方に落ちてきても、その水が凸条部6により堰き止められるのでLED光源2の近傍に流れ込み難くなる。そのため、結露で生じた水によるLED光源2の不具合を防止することができる。
また、LED光源2を搭載する本体3及び本体3に取り付けられた第2の反射板5は、共に熱伝導性に優れた材料により構成されているので、LED光源2からの熱が本体3を介して第2の反射板5に伝熱される。これにより、第2の反射板5が暖められるので、第2の反射板5上での結露が起こり難くなって、第2の反射板5からの水滴の落下を少なくすることができる。
また、第2の反射板5及び第1の反射板4の各光反射面とは反対側の面に複数の放熱フィンが設けられているので、LED光源2からの熱を本体3経由でこれら第2の反射板5及び第1の反射板4へ伝熱して放熱することができる。そのため、放熱部材として放熱体7しか設けていない場合に比べて、放熱体7の大きさを小さくすることができ、これにより、車両用前照灯1を小型化及び軽量化することができる。
また、LED光源2からの光を第1の反射板4により車両用前照灯1の光出射方向(前方)と直交する上方に反射することで、光路長を長くして光出射範囲を大きくしている。そのため、光出射範囲を大きくしつつ、光源から出射された光の光路が前後方向に伸びている車両用前照灯に比べて奥行きを小さくして、車両用前照灯1を薄型化することができる。
また、本体3の搭載面3Aが高い光反射性を有するように構成されることで、LED光源2から出射された光が搭載面3Aによって前方に反射される。これにより、第1の反射板4により反射された光の一部が搭載面3A側に向かう場合でも、このような光を再び第1の反射板4及び開口41の方向に反射することができ、車両用前照灯1の光利用効率を向上することができる。
次に、他の実施形態に係る車両用前照灯について図5を参照して説明する。車両用前照灯11は、上記の車両用前照灯1の本体3の上面31に、凸条部6に接して凸条部6と平行に伸びる壁32を設けたものである。図例では、壁32は凸条部6よりも低く、かつ凸条部6よりも長く設けられている。壁32は、凸条部6と共に、第2の反射板5を伝って落ちてきた水をLED光源2の近傍に流れ込まないように堰き止める。なお、壁32の形状は、図例のものに限定されず、例えば、凸条部6と間隔を置いて設けられてもよいし、上面31の左右方向全幅に亘って設けられてもよい。
本実施形態の車両用前照灯11によれば、凸条部6に加えて壁32が第2の反射板5を伝って落ちてきた水を堰き止めるので、車両用前照灯1に比べて、より効率良くLED光源2周辺への水の流れ込みを防止することができる。
次に、更に他の実施形態に係る車両用前照灯について図6及び図7を参照して説明する。車両用前照灯12は、上記の車両用前照灯11の本体3の上面31において、壁32と第2の反射板5との間に搭載面3Aと平行に伸びる凹条部33を更に設けたものである。図例では、凹条部33は、上面31の左右方向全幅並びに本体3の左側側面及び右側側面の上下方向全幅に亘って互いに並走して2本設けられている。このような凹条部33は、第2の反射板5を伝って落ちてきた水を搭載面3Aと平行な方向に逃がす水路として機能する。なお、凹条部33は、1本だけ設けられてもよいし、3本以上設けられてもよく、また、本体3の上面31にだけ設けられてもよい。
また、車両用前照灯12は、LED光源2を点灯制御する駆動回路21を備える。駆動回路21は、本体3に内蔵され、LED光源2及びコネクタ71のそれぞれと配電線22により接続されている。また、駆動回路21は、熱伝導性に優れた材料から成る伝熱部材23により本体3と接続されている。駆動回路21で発生した熱は、伝熱部材23を介して本体3、更には放熱体7へ伝熱され、最終的に外部へ放熱される。
本実施形態の車両用前照灯12によれば、凹条部33が第2の反射板5を伝って落ちてきた水を搭載面3Aと平行な方向に逃がす水路として機能するので、車両用前照灯11に比べて、水が壁32や凸条部6まで達し難くなる。これにより、より効率良くLED光源2周辺への水の流れ込みを防止することができる。また、車両用前照灯1では別置きとなっていた駆動回路21が本体3に内蔵されているので、車両用前照灯1に比べて装置全体を小型化することができる。
次に、上記実施形態の変形例に係る車両用前照灯について図8を参照して説明する。車両用前照灯12aは、上記の車両用前照灯12を基に、駆動回路21を本体3にではなく放熱体7に内蔵したものである。駆動回路21は、伝熱部材23により放熱体7と接続されている。駆動回路21で発生した熱は、伝熱部材23を介して放熱体7へ伝熱され、最終的に外部へ放熱される。
本変形例の車両用前照灯12aによれば、LED光源2と駆動回路21とが互いに距離を置いて配置されるので、車両用前照灯12a内において熱が分散されて効率良く放熱することができる。
次に、更に他の実施形態に係る車両用前照灯について図9(a)(b)を参照して説明する。車両用前照灯13は、上記の車両用前照灯1と第1の反射板4の構造が異なる。車両用前照灯13の第1の反射板4は、その開口41とは反対側の端部にスリット42を有する。図例では、スリット42は開口により構成されている。スリット42を設けることで、スリット42及び開口41を通ってLED光源2の周辺を空気が流れる。なお、スリット42は、穴や筋状に入れられた切れ目により構成されていてもよい。
本実施形態の車両用前照灯13によれば、LED2光源の周辺を空気が流れるので、LED光源2を空冷することができる。また、仮に結露による水が凸条部6を乗り超えて第1の反射板4内に入ってきたとしても、そのような水はスリット42を通って下へと抜ける。そのため、第1の反射板4の内部に水が貯まるのを防止することができる。
次に、更に他の実施形態に係る車両用前照灯について図10(a)乃至(c)を参照して説明する。車両用前照灯14は、上記の車両用前照灯1と第1の反射板4の構造が異なる。車両用前照灯14の第1の反射板4は、所定形状に樹脂成型された支持体43と、支持体43のLED光源2からの光が入射する面に設けられた光反射層44と、を有する。支持体43は、耐熱性の樹脂、例えば、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂により構成される。光反射層44は、例えば、支持体43に銀やアルミニウム等の金属を蒸着させることで形成される、又は支持体43に金属反射板を取り付けることで形成される。また、第1の反射板4は、その開口41が本体3の搭載面3A上に位置するように設けられ、凸条部6と分離している。
また、車両用前照灯14は、LED光源2からその側方に出射された光を第1の反射板4の方向に反射する第3の反射板45を更に備える。第3の反射板45は、両端面が開口した円錐台面形状とされ、LED光源2の側周を取り囲んだ状態で小さい方の開口を介して搭載面3Aに取り付けられている。第3の反射板45は、所定形状に樹脂成型された支持体46と、支持体46のLED光源2からの光が入射する面に設けられた光反射層47と、を有する。支持体46及び光反射層47は、それぞれ支持体41及び光反射層47と同様の材料により構成される。
第3の反射板45の支持体46は、第1の反射板4の支持体43と一体的に樹脂成型される。この一体成型された部材は、その搭載面3Aと接する面に自身を搭載面3Aに取り付けるための脚部48を有し、この脚部48の先端に設けられた爪48aが搭載面3Aに設けられた穴に係止されることで本体3に取り付けられる。
本実施形態の車両用前照灯14によれば、LED光源2からその側方に出射された光を第3の反射板45によって第1の反射板4の方向に反射することができるので、車両用前照灯14の光利用効率を向上することができる。また、第3の反射板45がLED光源2の側周に配置されているので、仮に結露による水が凸条部6を乗り超えて第1の反射板4内に入ってきたとしても、そのような水は第3の反射板45により堰き止められてLED光源2に達しない。そのため、車両用前照灯1に比べて、より効率良くLED光源2周辺への水の流れ込みを防止することができる。更に、第1の反射板4及び第3の反射板45が互いに一体的に樹脂成型されているので、第1の反射板4に対する第3の反射板45の位置精度を高めることができる。
次に、更に他の実施形態に係る車両用前照灯について図11を参照して説明する。車両用前照灯15は、上記の車両用前照灯1と本体3の形状が異なる。車両用前照灯15の本体3は、円形の搭載面3Aを有する円柱形状とされる。本実施形態の車両用前照灯15によれば、第2の反射板5を伝って本体3の上面31に落ちてきた水が本体3の円周面に沿って速やかに下方に落ちるので、車両用前照灯1に比べて、LED光源2の近傍に水が流れ込み難くなる。
次に、更に他の実施形態に係る車両用前照灯について図12(a)(b)を参照して説明する。車両用前照灯16a、16bは、共に上記の車両用前照灯15と第2の反射板5の形状が異なる。図12(a)に示すように、車両用前照灯16aの第2の反射板5は、本体3の搭載面3A側から見たときに略矩形状とされる。図12(b)に示すように、車両用前照灯16bの第2の反射板5は、本体3の搭載面3A側から見たときに楕円形状とされる。本実施形態の車両用前照灯16a、16bによれば、第2の反射板5の形状を変更することで、同一のLED光源2及び本体3及び第1の反射板4を用いる場合であっても、外部に出射する光のパターンを変化させることができる。
次に、更に他の実施形態に係る車両用前照灯について図13乃至図15を参照して説明する。図13及び図14に示すように、車両用前照灯17は、上記の車両用前照灯1を基に、LED光源2とは別のLED光源2aと、LED光源2aからの光を反射する第1の反射板4aと、を更に設けたものである。以下では、LED光源2及び第1の反射板4をまとめて光源ユニット8と呼び、LED光源2a及び第1の反射板4aをまとめて光源ユニット8aと呼ぶ。凸条部6は、光源ユニット8と一体的に設けられ、光源ユニット8aには設けられていない。
LED光源2aは、LED光源2と同一構成とされる。LED光源2aは、その光軸Axが前後方向と一致するように本体3の搭載面3Aに搭載され、LED光源2よりも下方に配置される。第1の反射板4aは、LED光源2aを上方側から覆うように搭載面3Aに取り付けられ、LED光源2aからの光を反射して下端の開口41aから第2の反射板5に向けて出射する。第1の反射板4aの開口41aは、第1の反射板4の開口41よりも小さく構成されている。
第1の反射板4aの開口41aから出射された光は、第2の反射板5により反射されて光軸Axに対して僅かに上方に傾斜したハイビーム光となって車両用前照灯17から出射される(図13において光路の一例を二点鎖線矢印で示す)。第1の反射板4の開口41から出射された光は、既に説明したように、第2の反射板5により反射されてロービーム光となって車両用前照灯17から出射される(図13において光路の一例を一点鎖線矢印で示す)。
図15(a)に示すように、LED光源2、2aは、直列に駆動回路21に接続されている。LED光源2、2aを互いに接続する配電線と、LED光源2a及び駆動回路21を接続する配電線との間には、LED光源2aと並列にスイッチ24が設けられている。スイッチ24をオンにした状態で通電すると、LED光源2のみが発光して、車両用前照灯17からロービーム光のみが照射される。スイッチ24をオフにした状態で通電すると、LED光源2、2aの両方が発光して、車両用前照灯17からロービーム光とハイビーム光の両方が照射される。
また、図15(b)に示すように、LED光源2、2aは、それぞれ駆動回路21に並列に接続されてもよい。LED光源2と駆動回路21との間にはスイッチ24が設けられ、LED光源2aと駆動回路21との間にはスイッチ24aが設けられる。スイッチ24、24aを個別にオンオフすることで、LED光源2、2aの点灯は別個に制御される。
本実施形態の車両用前照灯17によれば、光源ユニット8、8aの各々から出射された光が第2の反射板5により反射されてそれぞれロービーム光及びハイビーム光となるので、1つの車両用前照灯17で2つの方向に配光することができる。このロービーム光及びハイビーム光の照射パターンは、スイッチ24(及びスイッチ24a)をオンオフすることで個別に制御することができる。
また、第1の反射板4の開口41を大きく、第1の反射板4aの開口41aを小さく構成することで、ロービーム光を広い範囲に照射される光とし、ハイビーム光を遠くまで届く光束の高い光とすることができる。
また、光源ユニット8、8aが共に本体3の搭載面3Aに搭載されているので、これら光源ユニット8、8aの本体3への取り付けを一方向から行うことができ、車両用前照灯17の組み立て操作が簡易である。
次に、更に他の実施形態に係る車両用前照灯について図16及び図17を参照して説明する。図16に示すように、車両用前照灯18は、4つの光源ユニット8a、8b、8c、8dを備える。これら光源ユニット8a乃至8dの各々は、互いに異なる方向に光を出射するように本体3の搭載面3Aに搭載されている。本体3は、搭載面3A側から見たときに略矩形状とされる。第2の反射板5は、搭載面3A側から見たときに本体3と相似な略矩形状とされる。
光源ユニット8aは、上記の車両用前照灯17のものと同一とされ、ハイビーム光を出射する。光源ユニット8bは、LED光源2bと、LED光源2bからの光を上方に反射する第1の反射板4bと、を有し、ロービーム光を出射する。第1の反射板4bは、上記の車両用前照灯13の第1の反射板4により構成され、その下端部にスリット42を有する。光源ユニット8cは、LED光源2cと、LED光源2cからの光を左下方に反射する第1の反射板4cと、を有し、左下方に照射されるハイビーム光を出射する。光源ユニット8dは、LED光源2dと、LED光源2dからの光を右下方に反射する第1の反射板4dと、を有し、右下方に照射されるハイビーム光を出射する。凸条部6は、光源ユニット8bと一体的に設けられ、光源ユニット8a、8c、8dには設けられていない。
図17に示すように、LED光源2a乃至2dは、それぞれ並列に駆動回路21に接続されている。LED光源2a乃至2dの回路には、それぞれスイッチ24a乃至24dが設けられている。これらスイッチ24a乃至24dを個別にオンオフすることで、LED光源2a乃至2dの点灯が個別に制御される。
本実施形態の車両用前照灯18によれば、スイッチ24a乃至24dを個別にオンオフすることで、LED光源2bからのロービーム光と、LED光源2a、2c、2dからのハイビーム光と、を種々のパターンで組み合わせて多様な配光を実現することができる。
次に、更に他の実施形態に係る車両用前照灯について図18を参照して説明する。車両用前照灯19は、車両用前照灯17を基に、光源ユニット8を取り除き、光源ユニット8aに凸条部6を設けたものである。凸条部6は、第1の反射板4aの開口41aと本体3の下面とを仕切り、本体3の下面よりも第2の反射板5側へ突設している。凸条部6は、図例では第1の反射板4aの開口41aの左右方向に亘って設けられ、搭載面3Aに取り付けられている。
本実施形態の車両用前照灯19によれば、第1の反射板4aの開口41aが下方を向き、LED光源2aの上方側は第1の反射板4aにより閉ざされている。そのため、第2の反射板5の上端部分で結露が起こって、その結露で生じた水が本体3の上面31を経て搭載面3Aに流れ込んできたとしても、その水は第1の反射板4aにより遮られてLED光源2に達しない。これにより、結露水によるLED光源2の不具合を防止することができる。
また、第1の反射板4aの開口41aに凸条部6が設けられているので、第2の反射板5の光反射面の下端部に溜まった結露水が振動等で上方に撥ねたとしても、そのような水が第1の反射板4aの内部に入り難くなる。これにより、結露水によるLED光源2の不具合を起こり難くすることができる。
次に、上記実施形態の変形例に係る車両用前照灯について図19(a)(b)を参照して説明する。図19(a)に示すように、車両用前照灯19aは、上記の車両用前照灯19を基に、2つの光源ユニット8c、8dを更に設けたものである。光源ユニット8c、8dは、上記の車両用前照灯18のものと同じとされる。光源ユニット8c、8dの開口は共に斜め下方を向いているので、これら光源ユニット8c、8dの内部には上方から落ちてきた結露水が流れ込まない。
本変形例の車両用前照灯19aによれば、上記の車両用前照灯19と同じ効果を得ることができる。また、光源ユニット8c、8dから出射された光がそれぞれ左上方及び右上方に照射されるハイビーム光となるので、車両用前照灯19に比べて広い範囲にハイビーム光を照射することができる。
図19(b)に示すように、車両用前照灯19bは、上記の車両用前照灯19aを基に、本体3の上面31と光源ユニット8c、8dとの間の高さより上側に位置する第2の反射板5を取り除いたものである。光源ユニット8a、8c、8dからの光は各々下方、左下方及び右下方に出射されて第2の反射板5の略下側半分で反射されるので、第2の反射板5の上側部分を取り除いても出射光パターンは影響を受けない。
本変形例の車両用前照灯19bによれば、上記の車両用前照灯19aと同じ効果を得ることができると共に、第2の反射板5の上端部分からの結露水そのものをなくすことができる。
なお、本発明に係る車両用前照灯は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、車両用前照灯は、必ずしも放熱体を備える必要はない。また、凸条部は、必ずしも本体の搭載面に取り付けられる必要はなく、本体上面の搭載面側の端部に設けられてもよい。また、第2の反射板は、必ずしも本体の側面全周に亘って設けられる必要はなく、少なくとも第1の反射板の開口を覆うように設けられていればよい。また、複数の光源ユニットを設ける場合には、光源ユニット毎にLED光源の光束、出力、又は発光色を異なったものにしてもよい。
1、11、12、12a、13、14、15、16a、16b、17、18、19、19a、19b 車両用前照灯
2、2a、2b、2c、2d LED光源
21 駆動回路
3 本体
31 本体の上面(側面)
33 凹条部
3A 搭載面
4、4a、4b、4c、4d 第1の反射板
41、41a (第1の反射板の)開口
42 スリット
43 (第1の反射板の)支持体
44 (第1の反射板の)光反射層
45 第3の反射板
46 (第3の反射板の)支持体
47 (第3の反射板の)光反射層
5 第2の反射板
6 凸条部
7 放熱体
8、8a、8b、8c、8d 光源ユニット
Ax LED光源の光軸

Claims (10)

  1. LED光源と、
    前記LED光源を搭載する搭載面を有する本体と、
    前記搭載面に取り付けられ一方側から前記LED光源を覆って他方側に開口を有し、該LED光源からの光を該LED光源の光軸方向と直交する方向に反射して前記開口から出射する第1の反射板と、
    前記第1の反射板の開口を覆うように前記本体の側面に取り付けられ該開口から出射された光を前記光軸方向に反射して所定のパターンで外部に出射する第2の反射板と、
    前記第1の反射板の開口と前記本体の側面とを仕切り該本体の側面よりも前記第2の反射板側へ突設された凸条部と、を備えたことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記本体は、前記凸条部と前記第2の反射板との間の側面に該搭載面と平行に伸びる凹条部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記第1の反射板は、前記開口とは反対側の端部にスリットを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記第1の反射板は、その開口が下方を向くように前記搭載面に搭載されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用前照灯。
  5. 前記第1の反射板は、所定形状に樹脂成型された支持体と、前記支持体の前記LED光源からの光が入射する面に設けられた光反射層と、を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の車両用前照灯。
  6. 前記LED光源の側周を取り囲むように前記搭載面に取り付けられ該LED光源からその側方に出射された光を前記第1の反射板の方向に反射する第3の反射板を更に備え、
    前記第3の反射板は、所定形状に樹脂成型された支持体と、前記支持体の前記LED光源からの光が入射する面に設けられた光反射層と、を有し、前記第1の反射板と一体的に樹脂成型されていることを特徴とする請求項5に記載の車両用前照灯。
  7. 前記LED光源を点灯制御する駆動回路を更に備え、
    前記駆動回路は、前記本体に内蔵されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の車両用前照灯。
  8. 前記本体に取り付けられ前記LED光源からの熱を放熱するための放熱体を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の車両用前照灯。
  9. 前記駆動回路は、前記放熱体に内蔵されていることを特徴とする請求項8に記載の車両用前照灯。
  10. 前記LED光源及び第1の反射板から成る光源ユニットを複数備え、
    前記複数の光源ユニットの各々は、互いに異なる方向に光を出射するように前記搭載面に搭載され、
    前記第2の反射板は、前記本体の全周に亘って設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の車両用前照灯。
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