JP2013177875A - ガスタービンエンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】タービン動翼に対向して配置されるシュラウドを備えるガスタービンエンジンにおいて、シュラウドに設けられるフィルム冷却孔が閉塞することを防止する。
【解決手段】シュラウドは、タービン動翼に対向する面に設けられる溝部20と、溝部20の底部に開口される複数のフィルム冷却孔21とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】シュラウドは、タービン動翼に対向する面に設けられる溝部20と、溝部20の底部に開口される複数のフィルム冷却孔21とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、ガスタービンエンジンに関するものである。
ターボファンエンジン等のガスタービンエンジンでは、タービン動翼に対向してシュラウドが設けられている。このシュラウドは、タービン動翼のチップ側に配置されており、燃焼器からタービンに向けて流れる燃焼ガスの流路の一部を構成している。
タービン動翼やシュラウドは、燃焼器から排出される高温の燃焼ガスに晒されることから、一般的に冷却機構が備えられている。例えば、特許文献1には、翼面に冷却空気を流すフィルム冷却孔を備えるタービン翼が提案されている。
ところで、シュラウドを冷却する場合も、特許文献1のようにシュラウドに対してフィルム冷却孔を設け、当該フィルム冷却孔からシュラウドの表面に冷却空気を供給する構造を採用することが考えられる。
しかしながら、熱変形によって、タービン動翼やシュラウドが膨張し、タービン動翼のチップがシュラウドの表面に僅かに擦れる(以下、ラビングする)ことがある。このようにタービン動翼のチップがシュラウドの表面に擦れると、摩擦熱等によってタービン動翼先端あるいはシュラウドの表層が溶融し、長期的にフィルム冷却孔を塞いでしまう場合がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、タービン動翼に対向して配置されるシュラウドを備えるガスタービンエンジンにおいて、シュラウドに設けられるフィルム冷却孔が閉塞することを防止することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、タービン動翼のチップに対向して配置されるシュラウドを備えるガスタービンエンジンであって、上記シュラウドは、上記タービン動翼に対向する面に設けられる溝部と、溝部の底部に開口される複数のフィルム冷却孔とを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記溝部が、上記タービン動翼の漏れ流れに対して垂直な方向に伸びて、漏れ流れの方向に複数配列されているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記フィルム冷却孔は、上記溝部の底部側の開口部が冷却空気供給側の開口部に対して漏れ流れの下流側となるように傾斜されて配置されているという構成を採用する。
本発明によれば、シュラウドの表層に溝部が設けられ溝部の底部にフィルム冷却孔が開口されている。このため、ラビングする場合であっても、タービン動翼のチップがフィルム冷却孔の開口部分に接触することを防止することができる。この結果、ラビング時に動翼先端部材またはシュラウド材の溶融が起こった場合でも、この溶融物がフィルム冷却孔を閉塞することを防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るガスタービンエンジンの一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。また、以下の実施形態においては、ガスタービンエンジンの一例であるターボファンエンジンを取り上げて説明を行う。ただし、本発明は、ターボファンエンジンに限定されるものではなく、ガスタービンエンジンであれば適用することが可能である。
図1は、本実施形態のターボファンエンジン1の概略構成を示す断面図である。この図に示すように、本実施形態のターボファンエンジン1は、ファンカウル2と、コアカウル3と、ファン4と、低圧圧縮機5と、高圧圧縮機6と、燃焼器7と、高圧タービン8と、低圧タービン9と、シャフト10と、主ノズル11とを備えている。
ファンカウル2は、ターボファンエンジン1のなかで最も上流側に配置された円筒形部材であり、空気の流れ方向の上流端及び下流端が開口端とされ、上流端が空気取込口として機能するものである。また、ファンカウル2は、図1に示すように、その内部にコアカウル3の上流側及びファン4を収容している。
コアカウル3は、ファンカウル2よりも小径の円筒形部材であり、ファンカウル2と同様に、空気の流れ方向の上流端及び下流端が開口端とされている。このコアカウル3は、ターボファンエンジン1の主要部である低圧圧縮機5と、高圧圧縮機6と、燃焼器7と、高圧タービン8と、低圧タービン9と、シャフト10と、主ノズル11等を内部に収容している。
そして、本実施形態においては、軸方向(図1の左右方向)においてコアカウル3が存在しない領域ではファンカウル2の内部空間が、軸方向においてコアカウル3が存在する領域ではファンカウル2とコアカウル3で挟まれた空間が空気流の流れるダクト12として機能する。
なお、コアカウル3の内部は、ファンカウル2に取込まれた空気の一部及び燃焼器7で生成される燃焼ガスが通る流路(以下、コア流路と称する)とされている。また、図1に示すように、ファンカウル2とコアカウル3とは、空気の流れ方向から見て同心円状に配置されており、隙間を空けて配置されている。そして、ファンカウル2とコアカウル3との隙間は、ファンカウル2内に取込まれた空気のうち、コア流路に流れこまない残部を外部に排出するバイパス流路とされている。また、ファンカウル2及びコアカウル3は、不図示のパイロンにより航空機の機体に取り付けられている。
ファン4は、ファンカウル2内に流れ込む空気流を形成するものであり、シャフト10に固定される複数のファン動翼4aと、バイパス流路に配置される複数のファン静翼4bとを備えている。なお、後に詳説するシャフト10は、空気の流れ方向から見て、半径方向に2つに分割されている。より詳細には、シャフト10は、芯部である中実の第1シャフト10aと、第1シャフト10aを囲って外側に配置される中空の第2シャフト10bとによって構成されている。そして、ファン動翼4aは、シャフト10の第1シャフト10aに固定されている。
低圧圧縮機5は、図1に示すように、高圧圧縮機6よりも上流側に配置されており、ファン4によってコア流路に送り込まれた空気を圧縮するものである。この低圧圧縮機5は、シャフト10の第1シャフト10aに固定される動翼5aと、コアカウル3の内壁に固定される静翼5bとを備えている。なお、環状に配置された複数の静翼5bとその軸方向下流側に環状に配置された複数の動翼5aで1段の翼列をなす。そして、低圧圧縮機5は、軸方向に配置された複数段の翼列により構成される。
高圧圧縮機6は、図1に示すように、低圧圧縮機5よりも下流側に配置されており、低圧圧縮機5から送り込まれた空気をさらに高圧に圧縮するものである。この高圧圧縮機6は、シャフト10の第2シャフト10bに固定される動翼6aと、コアカウル3の内壁に固定される静翼6bとを備えている。なお、低圧圧縮機5と同様に、環状に配置された複数の静翼6bとその軸方向下流側に環状に配置された複数の動翼6aで1段の翼列をなす。そして、高圧圧縮機6は、軸方向に配置された複数段の翼列により構成される。
燃焼器7は、高圧圧縮機6の下流側に配置されており、高圧圧縮機6から送り込まれる圧縮空気と、不図示のインジェクタから供給される燃料との混合気を燃焼することによって燃焼ガスを生成するものである。
高圧タービン8は、燃焼器7の下流側に配置されており、燃焼器7から排出される燃焼ガスから回転動力を回収し、高圧圧縮機6を駆動するものである。この高圧タービン8は、シャフト10の第2シャフト10bに固定される複数のタービン動翼8aと、コア流路に固定される複数のタービン静翼8bと、シュラウド8cとを備えており、タービン静翼8bで整流された燃焼ガスをタービン動翼8aで受けて第2シャフト10bを回転駆動する。シュラウド8cは、タービン動翼8aのチップに対向して設けられており、燃焼器7から排出された燃焼ガスの流路の一部を形成している。このシュラウド8cについては、後に詳しく説明する。
低圧タービン9は、高圧タービン8の下流側に配置されており、高圧タービン8を通過した燃焼ガスからさらに回転動力を回収し、ファン4、低圧圧縮機5を駆動するものである。この低圧タービン9は、シャフト10の第1シャフト10aに固定される複数のタービン動翼9aと、コア流路に固定される複数のタービン静翼9bと、シュラウド9cとを備えており、タービン静翼9bによって整流された燃焼ガスをタービン動翼9aで受けて第1シャフト10aを回転駆動する。シュラウド9cは、燃焼器7から排出された燃焼ガスの流路の一部を形成している。低圧タービンシュラウド9cは高圧タービンシュラウド8cと同様に、タービン動翼9aのチップに対向して設けられることもあれば、タービン動翼9aのチップ部に、タービン動翼9aと一体となって形成される場合もある。
シャフト10は、空気の流れ方向に向いて配置される棒状部材であり、タービン(高圧タービン8及び低圧タービン9)にて回収された回転動力をファン4及び圧縮機(低圧圧縮機5及び高圧圧縮機6)に伝達するものである。このシャフト10は、上述のように、半径方向に2つ分割されて、第1シャフト10aと、第2シャフト10bとによって構成されている。そして、第1シャフト10aは、上流側に低圧圧縮機5の動翼5a及びファン4のファン動翼4aが取り付けられ、下流側に低圧タービン9のタービン動翼9aが取り付けられている。また、第2シャフト10bは、上流側に高圧圧縮機6の動翼5aが取り付けられ、下流側に高圧タービン8のタービン動翼8aが取り付けられている。
主ノズル11は、低圧タービン9のさらに下流側に設けられると共に、ターボファンエンジン1の後方に向けて低圧タービン9を通過した燃焼ガスを噴射するものである。そして、この主ノズル11から燃焼ガスが噴射される際の反作用によってターボファンエンジン1の推力が得られる。
続いて、図2及び図3を参照して、シュラウド8cについてより詳細に説明する。なお、シュラウド9cが高圧タービンシュラウド8cのような形態をとる場合は、上述のように異なる位置に設置されているものの、類似の構成をとる。このため、以下の説明では、図を参照しながらシュラウド8cについて説明し、シュラウド9cの説明は省略する。
図2は、シュラウド8cの一部を示す概略図であり、(a)が斜視図、(b)が(a)のA−A線断面図、(c)が(a)のB−B線断面図である。これらの図に示すように、シュラウド8cは、タービン動翼8aに対向する面(燃焼ガス流路面)に設けられる溝部20と、溝部20の底部に開口される複数のフィルム冷却孔21とを備える。
溝部20は、シュラウド8cの燃焼ガス流路面の表層にて燃焼ガス流路面から一定の深さで直線状に設けられており、等間隔で複数設けられている。図3は、タービン動翼8aと溝部20との関係を示す模式図である。この図に示すように、複数の溝部20は、おおよそタービン動翼8aの腹側8a2から背側8a1へ向かう方向に配列されている。
フィルム冷却孔21は、シュラウド8cの冷却空気供給側から溝部20の底部に貫通される貫通孔であり、溝部20の長手方向に等間隔で複数設けられている。各フィルム冷却孔21には、不図示の冷却空気供給部から冷却空気が供給される。なお、冷却空気供給部は、例えば、高圧圧縮機6から圧縮空気を抽気し、これを冷却空気としてフィルム冷却孔21に供給する。
フィルム冷却孔21に供給された冷却空気は、フィルム冷却孔21を抜けてシュラウド8cの燃焼ガス流路面に沿って流れる。これによってシュラウド8cが冷却される。
以上のような本実施形態のターボファンエンジン1では、シュラウド8cの表層に溝部20が設けられ溝部20の底部にフィルム冷却孔21が開口されている。このため、熱変形によってタービン動翼8a及びシュラウド8cが膨張し、タービン動翼8aのチップがシュラウド8cの燃焼ガス流路面とラビングする場合であっても、タービン動翼8aのチップがフィルム冷却孔21の開口部分に接触することを防止することができる。この結果、ラビング時に動翼8aの先端部またはシュラウド8cの燃焼ガス流路面で溶融が起こった場合でも、この溶融物がフィルム冷却孔21を閉塞することを防止することができる。
また、本実施形態のターボファンエンジン1では、溝部20が、タービン動翼8aの腹側8a2から背側8a1に向かう方向に複数配列されている。タービン動翼8aのチップとシュラウド8cとの間では、高圧の腹側8a2から背側8a1に向けて漏れ流れRが生じる(図3参照)。これに対して、溝部20がタービン動翼8aの腹側8a2から背側8a1に向かう方向に複数配列されることで、ラビリンスシール効果が生まれ、漏れ流れRの流量を小さくすることが可能となる。すなわち、本実施形態のターボファンエンジン1では、溝部20が、タービン動翼8aの漏れ流れRに対して垂直な方向に伸びて、漏れ流れRの方向に複数配列されている。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、溝部20にフィルム冷却孔21が一列に配列された構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、図4(a)に示すように、1つの溝部20に対して、フィルム冷却孔21を複数列(図4(a)においては3列)配列する構成を採用することも可能である。
また、図4(b)に示すように、溝部20の底部側の開口部が冷却空気供給側の開口部に対して漏れ流れRの下流側となるように傾斜されて配置されているフィルム冷却孔22を備える構成を採用することも可能である。このような構成を採用することによって、フィルム冷却孔22から漏れ流れRに沿って冷却空気が噴き出されるため、シュラウド8c(9c)の表面に対する冷却空気の密着性を向上させ、冷却効率を向上させることが可能となる。
1……ターボファンエンジン(ガスタービンエンジン)、2……ファンカウル、3……コアカウル、4……ファン、4a……ファン動翼、4b……ファン静翼、5……低圧圧縮機、5a……動翼、5b……静翼、6……高圧圧縮機、6a……動翼、6b……静翼、7……燃焼器、8……高圧タービン、8a……タービン動翼、8a1……背側、8a2……腹側、8b……タービン静翼、8c……シュラウド、9……低圧タービン、9a……タービン動翼、9b……タービン静翼、9c……シュラウド、10……シャフト、10a……第1シャフト、10b……第2シャフト、11……主ノズル、12……ダクト、20……溝部、21……フィルム冷却孔、22……フィルム冷却孔、R……漏れ流れ
Claims (3)
- タービン動翼のチップに対向して配置されるシュラウドを備えるガスタービンエンジンであって、
前記シュラウドは、前記タービン動翼に対向する面に設けられる溝部と、溝部の底部に開口される複数のフィルム冷却孔とを備えることを特徴とするガスタービンエンジン。 - 前記溝部が、前記タービン動翼の漏れ流れに対して垂直な方向に伸びて、漏れ流れの方向に複数配列されていることを特徴とする請求項1記載のガスタービンエンジン。
- 前記フィルム冷却孔は、前記溝部の底部側の開口部が冷却空気供給側の開口部に対して漏れ流れの下流側となるように傾斜されて配置されていることを特徴とする請求項1または2記載のガスタービンエンジン。
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