JP2013177119A - 作業車両 - Google Patents

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忠義 青木
由貴夫 ▲高▼村
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Abstract

【課題】バッテリボックス内の空間を有効に利用する。
【解決手段】作業車両は、側部から外方に張り出された張り出し部の近傍下方にバッテリボックス300を備える。バッテリボックス300は、背面板317と正面板331と底板311と前方側板318と後方側板319とで略直方体形状の収容空間を画成し、点検窓蓋の下方に形成した第2空間302にバッテリ305を収容し、張り出し部の下方においてバッテリボックス300の上面を覆う天板の下方に形成した第1空間301にディスコネクトスイッチ装置420を収容した。ディスコネクトスイッチ装置420の操作レバー421は、作業車両の後輪とバッテリボックス300との間の作業スペースからディスコネクトスイッチ装置420を操作できるように、前方側板318側に配設した。
【選択図】図12

Description

本発明は、バッテリを収容するバッテリボックスを備えた作業車両に関する。
ホイールローダなどの作業車両に搭載されるバッテリは、たとえばバッテリボックスに収容されることなどによって雨水や埃等から保護されている。バッテリボックスには、バッテリの他、作業車両のメンテナンスに必要なグリースガンや工具類等も収容可能に構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
日本国特開平7−179153号公報
ホイールローダなどの作業車両の車体後方の側部にバッテリボックスを配置する場合には、建屋カバーなどがフレームに対して側方に張り出すレイアウトが採用される場合がある。このため、バッテリボックスを作業車両のフレームに取り付けようとする場合、バッテリボックスに対してフレームから張り出した車体の一部(建屋カバーなどの車体張り出し部)との位置関係を考慮し配置する必要がある。バッテリボックスを車体張り出し部の下方に配置すると、車体張り出し部を避けて点検窓を配置したとしても目視点検を適切に行うことができないおそれがある。
車体側方側からの点検の容易性を重視し、バッテリボックス内においてバッテリをフレームにおける取付部から側方側へ離れた位置に配置すると、目視点検の容易性は改善されるものの、バッテリボックス内の空間における作業車両の取付部近傍、すなわち車体張り出し部の下方にバッテリが配置されないデッドスペースが形成されてしまう。
請求項1に係る発明は、作業車両の後輪の後方、かつ、作業車両の側部に取り付けられたバッテリボックスと、バッテリボックス内に収容されるバッテリと、バッテリと作業車両内に搭載される負荷とを電気的に接続する電気配線と、バッテリと負荷との電気的接続を遮断するディスコネクトスイッチ装置とを備え、バッテリボックスは、略直方体形状を呈し、バッテリボックスは、作業車両の側部に取り付けられる背面板、ならびに、背面板と対向して配置される正面板、正面板と背面板との間に配される底板および一対の側板と、バッテリボックスの上面を覆う天板と、バッテリを目視点検するために、正面板側においてバッテリボックスの上面に設けられた点検窓と、点検窓を開閉可能に取り付けられた点検窓蓋と、ディスコネクトスイッチ装置を保持するブラケットと、ディスコネクトスイッチ装置の操作部を覆うスイッチカバーとを有し、背面板と正面板と底板と一対の側板とで略直方体形状の収容空間が画成され、収容空間は、バッテリを収容するバッテリ収容空間と、ディスコネクトスイッチ装置を収容するスイッチ収容空間とを有し、バッテリ収容空間は、点検窓蓋の下方に形成され、スイッチ収容空間は、天板の下方に形成され、一対の側板のうちの作業車両の後輪側に位置する一の側板には、スイッチ収容空間とバッテリボックスの外部とを連通する開口が設けられ、ブラケットは、ディスコネクトスイッチ装置をスイッチ収容空間内で保持するスイッチ保持板を有し、スイッチ保持板は、ディスコネクトスイッチ装置の操作部が開口側である一方に突出するように、かつ、ディスコネクトスイッチ装置の配線接続部が他方に突出するように、ディスコネクトスイッチ装置を保持し、スイッチカバーは、開口を開閉可能に取り付けられ、バッテリボックスと、作業車両の後輪との間にはディスコネクトスイッチ装置を操作するための作業スペースが設けられていることを特徴とする作業車両である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の作業車両において、電気配線は、バッテリの第1極と、作業車両内に搭載された電気機器とを電気的に接続する第1配線と、バッテリの第2極と、ディスコネクトスイッチ装置の配線接続部の第1端子とを電気的に接続する第2配線と、ディスコネクトスイッチ装置の配線接続部の第2端子と、作業車両内に搭載された電気機器とを電気的に接続する第3配線とを有し、背面板には、第1配線が挿通される配線挿通孔と、作業車両内に搭載された電気機器と電気的に接続され、作業車両の側部から外方に突設された中継端子が挿通される端子挿通孔とが設けられ、端子挿通孔からスイッチ収容空間内に突出するように挿通された中継端子に第3配線が接続されることで、ディスコネクトスイッチ装置の配線接続部の第2端子と、作業車両内に搭載された電気機器とが中継端子を介して電気的に接続されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の作業車両において、保持板は、作業車両の側部側から外方に向かうにつれて一の側板と保持板との間隔が広くなるように、一の側板に対して傾斜して取り付けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の作業車両において、スイッチカバーを覆う水侵入防止カバーをさらに備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の作業車両において、作業車両の側部から外方に張り出された張り出し部をさらに有し、バッテリボックスは、天板が張り出し部によって覆われるように張り出し部の下方に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、バッテリボックスにおけるバッテリの配置されない空間にディスコネクトスイッチ装置を配置し、バッテリボックスの外側からディスコネクトスイッチ装置を操作できるようにしたため、バッテリボックス内の空間を有効に利用することができ、ディスコネクトスイッチ装置を作業車両に取り付けるための空間を個別に設ける必要がない。
図1は、本実施の形態に係る作業車両の一例であるホイールローダの側面図。 図2は、ホイールローダの平面図。 図3は、後部車体の斜視図。 図4は、バッテリボックスの取付位置を示す斜視図。 図5は、バッテリボックスの分解図。 図6は、図4のVI−VI矢視断面図。 図7は、バッテリボックスの上部近傍の断面の拡大図。 図8は、ディスコネクトスイッチ装置組立体が装着されたバッテリボックスを示す外観斜視図。 図9は、ディスコネクトスイッチ装置組立体に設けられたスイッチカバーを開放した状態を示す外観斜視図。 図10は、バッテリボックスに装着された状態のディスコネクトスイッチ装置組立体を示す外観斜視図。 図11は、ディスコネクトスイッチ装置と、ブラケットとを示す外観斜視図。 図12は、バッテリボックスを示す平面図。 図13(a)(b)は、ディスコネクトスイッチ装置組立体の外観斜視図。 図14は、ラバーカバーの取り付けを説明する図。 図15は、ディスコネクトスイッチ装置組立体に代えて、塞ぎ板が装着されたバッテリボックスを示す外観斜視図。 図16は、レバーホルダーを示す外観斜視図。
図面を参照して、本発明による作業車両の一実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態に係る作業車両の一例であるホイールローダ100の側面図であり、図2は、このホイールローダ100の平面図である。図3は、後部車体120の斜視図である。
ホイールローダ100は、アーム111、バケット112、前輪113等を有する前部車体110と、運転室121、機械室(エンジン室)122、冷却器室126、後輪123等を有する後部車体120とで構成される。不図示のエンジンが取り付けられるエンジン室122は、建屋カバー130とエンジンフード140とで覆われている。エンジンフード140には、エンジンの駆動に必要な空気を外部から取り込むための吸気管145と、排気ガスを排気するためのテールパイプ171が取り付けられている。
冷却器室126は、エンジン室122の後方に設けられており、エンジン室122とは不図示の隔壁によって仕切られている。冷却器室126の側面は、建屋カバー130の一部と冷却器用建屋カバー132とで覆われ、冷却器室126の上面は、冷却器用建屋カバー132で覆われている。冷却器用建屋カバー132は、後方で開口している。当該開口部分は、開閉可能に取り付けられたグリル200によって覆われている。
後部車体120の後方にはカウンタウエイト124が取り付けられている。エンジン室122の前方には、作動油タンク125が設けられている。後部車体120の下部側方で、カウンタウエイト124の前方には、後述するバッテリボックス300が左右にそれぞれ取り付けられている。
アーム111はアームシリンダ117の駆動により上下方向に回動(俯仰動)し、バケット112はバケットシリンダ115の駆動により上下方向に回動(クラウドまたはダンプ)する。前部車体110と後部車体120はセンタピン101により互いに回動自在に連結され、ステアリングシリンダ116の伸縮により後部車体120に対し前部車体110が左右に屈折する。説明の便宜上、本実施の形態では各図に記載したように前後左右方向および上下方向を規定する。
冷却器室126には、ファンモータで駆動される空冷ファンおよびファンシュラウドを備える不図示の空冷ファンユニットと、不図示のラジエータフレームとが配設されている。ラジエータフレームには、エンジンの冷却水を冷却する不図示のラジエータや、作動油の冷却用の不図示のオイルクーラ、エンジンの過給器で加圧された空気を冷却する不図示のインタークーラ等が取り付けられている。
図4はバッテリボックス300の取付位置を示す斜視図であり、図5はバッテリボックス300の分解図である。図6は図4のVI−VI矢視断面図であり、図7はバッテリボックス300の上部近傍の断面の拡大図である。ホイールローダ100の左右にそれぞれ設けられたバッテリボックス300は、左右で略対称の形状であり、同様の構造である。以下の説明では、ホイールローダ100の右側に設けられたバッテリボックス300について説明し、左側に設けられたバッテリボックス300についての説明を省略する。なお、バッテリボックス300の後部車体120への取付面側をバッテリボックス300の背面側とし、ファスナー(止め金具)335が設けられた面側をバッテリボックス300の正面側として説明する。
図4に示すように、バッテリボックス300は、ホイールローダの後輪123の後方、かつ、建屋カバー130や冷却器用建屋カバー132の近傍下方におけるホイールローダの側部128に取り付けられている。バッテリボックス300は、カウンタウエイト124に近接して配置され、バッテリボックス300と後輪123との間には、メンテナンス時に点検者が近づけるように点検スペースが設けられており、点検スペースにおけるホイールローダの側部128には点検用ステップ129が設けられている。
点検者は、建屋カバー130を開放し、点検用ステップ129を用いるなどして建屋カバー130の内側に収容される燃料フィルタ(不図示)やエアクリーナ(不図示)等を点検することができる。
図5および図6に示すように、バッテリボックス300は、略直方体形状を呈し、バッテリボックス本体310と、バッテリボックス本体310に取り付けられるバッテリボックスカバー330とを備えている。バッテリボックス本体310は、底板311と、前方側板318と、後方側板319と、天板315と、背面板317とを有する。
底板311には、底板折り曲げ部312が設けられている。前方側板318および後方側板319のそれぞれには、側板折り曲げ部314が設けられている。バッテリボックス300では、バッテリボックス本体310とバッテリボックスカバー330とによって、略直方体形状の内部収容空間が画成されている。内部収容空間は、後述のディスコネクトスイッチ装置420を収容する第1空間301と、バッテリ305を収容する第2空間302とを含んで構成される。第1空間301および第2空間302については、後述する。
底板311の正面側の端部は、略90度下方に折り曲げられていて、底板折り曲げ部312とされている。すなわち、底板折り曲げ部312は、底板311よりも下方に存在している。そのため、バッテリボックス本体310の正面は開放されている。底板折り曲げ部312には、バッテリボックスカバー330を取り付けるボルトが貫通するボルト孔312aが設けられている。
前方側板318は、バッテリボックス本体310の車両前方側の板であり、後方側板319は、バッテリボックス本体310の車両後方側の板である。前方側板318および後方側板319の上端で、後述する天板315と接続されていない部分は、それぞれバッテリボックス300の内側に略90度折り曲げられていて、側板折り曲げ部314とされている。側板折り曲げ部314には、バッテリボックスカバー330を取り付けるボルトが貫通するボルト孔314aが設けられている。
天板315は、バッテリボックス本体310の上面を覆う板であり、バッテリボックス300の背面側にのみ設けられている。天板315は、前方側板318および後方側板319のそれぞれの上端、および、後述する背面板317の上端と接続されている。天板315よりも正面側は、バッテリボックス本体310の上面の開口部分とされている。すなわち、バッテリボックス本体310は、天板315の正面側(右側)端部からバッテリボックス本体310の正面にかけて開放されている。天板315の下面には、その正面側端部近傍で、かつ車両前後方向の略中央付近にバッテリボックスカバー取付部316が設けられている。バッテリボックスカバー取付部316は、図7に示すように、天板315の下面に取り付けられたL字状の部材316aと、この部材316aに取り付けられた雌ねじ部316bとを有する。
図6に示すように、背面板317は、バッテリボックス本体310の背面を覆う板である。背面板317には、バッテリボックス300を後部車体120の側部128に取り付けるための、ボルトが貫通するボルト孔317aが設けられている(図5参照)。
図5に示すように、バッテリボックスカバー330は、点検窓333を有し、略L字状に折り曲げられた部材である。L字状に曲げられた部材のバッテリボックス正面側を正面板331と呼び、上面側をカバー天板332と呼ぶ。正面板331の下方には、バッテリボックスカバー330をバッテリボックス本体310に取り付ける際にボルトが貫通するボルト孔331aが設けられている。カバー天板332には、バッテリボックスカバー330をバッテリボックス本体310に取り付ける際にボルトが貫通するボルト孔332aが設けられている。
点検窓333は、バッテリボックス300の上面に配置されるカバー天板332の背面側端部近傍から正面板331の上部にかけて設けられた開口である。点検窓333の大きさは、バッテリ305を目視点検するために、十分な大きさに形成されている。点検窓333の背面側端部近傍には蝶番を介して点検窓蓋334が点検窓333を開閉可能に取り付けられている。点検窓蓋334は、点検窓333を閉じた状態でファスナー(止め金具)335によって係止可能である。なお、ファスナー335には施錠をすることができる。すなわち、ファスナー335で点検窓蓋334を係止した状態で、図6に示す孔335aに、たとえば南京錠の掛け金を通してファスナー335を施錠することで、点検窓蓋334を施錠できる。
図5に示すように、点検窓333の背面側端部周縁であり、かつ、カバー天板332の前後方向略中央の下面には、取付部336が設けられている。取付部336は、図7に示すように、カバー天板332の下面に取り付けられたL字状の部材であり、図5に示すように、ボルト352を貫通させるためのボルト孔336aが設けられている。
図6に示すように、バッテリボックス本体310は、後部車体120の側部128に突設されたボルト120aをボルト孔317a(図5参照)に挿通させ、ナット351をボルト120aに螺合させることで、後部車体120に固定される。バッテリボックスカバー330は、ボルト352,353(図5参照)でバッテリボックス本体310に固定される。すなわち、図5および図7に示すように、取付部336のボルト孔336aに挿通させたボルト352をバッテリボックスカバー取付部316の雌ねじ部316bへ螺合させて、取付部336とバッテリボックスカバー取付部316とを結合する。図5に示すバッテリボックスカバー330のボルト孔331aおよびバッテリボックス本体310のボルト孔312aにボルト353を挿通させ、図6に示すようにナット354に螺合させることで、正面板331を底板折り曲げ部312に固定する。図5に示すバッテリボックスカバー330のボルト孔332aおよびバッテリボックス本体310のボルト孔314aにボルト353を挿通させ、不図示のナットに螺合させることで、カバー天板332を側板折り曲げ部314に固定する。
このように構成されるバッテリボックス300では、バッテリボックス本体310からバッテリボックスカバー330を取り外さなくても、点検窓蓋334を開くだけで点検窓333を介してバッテリボックス300内に収容されているバッテリ305を容易に点検できる。
図4および図6に示すように、バッテリボックス300が後部車体120の側部128に取り付けられると、天板315の上方に建屋カバー130や冷却器用建屋カバー132の一部(以下、車体張り出し部139と記す)が配置されることになる。車体最後部に設けられた冷却器室126は、その前方に設けられたエンジン室122よりもホイールローダ100の幅方向に張り出すように形成されている。冷却器室126の側部を覆う建屋カバー130および冷却器用建屋カバー132は、ホイールローダ100の車体フレームである側部128よりも外方かつ側方に張り出しており、これらの建屋カバー130および冷却器用建屋カバー132によって、車体張り出し部139が構成されている。天板315は、車体張り出し部139の下方においてバッテリボックス300の上面を覆うように設けられている。図6に示すように、バッテリボックスカバー取付部316は、点検窓蓋334が車体張り出し部139に干渉することなく略90度回動できるような位置に設けられている。このように、バッテリボックス300は、天板315の上方が車体張り出し部139によって覆われるように、車体張り出し部139の下方かつ、車体張り出し部139よりもホイールローダ100の内側、すなわち後部車体120の側部(車体フレーム)128側に入り込んで設けられている。
上記したように、図5および図6に示すバッテリボックス300の内部には、後部車体120の側部128に取り付けられる背面板317と、背面板317に対向して配置される正面板331と、正面板331と背面板317との間に配される底板311、前方側板318および後方側板319と、天板315およびカバー天板332とにより略直方体形状の内部収容空間が画成されている。
内部収容空間は、図5および図6に示すA−A仮想断面で区画される第1空間301と第2空間302とを有している。第1空間301は、後部車体120の側部128から外方に張り出された車体張り出し部139の下方、すなわち天板315の下方に位置するように、バッテリボックス300の背面側、すなわち後部車体120側に形成されている。第2空間302は、点検窓蓋334の下方に位置するように、バッテリボックス300の正面側に形成されている。
図5および図6に示すように、バッテリ305は、第2空間302に収容されている。第1空間301よりも後部車体120から側方側へ離れた位置にバッテリ305が配置されているため、点検者は、車体側方側から点検窓蓋334を開放してバッテリ305の点検を容易に行うことができる。これに対して、バッテリ305を天板315の下方に形成される第1空間301に配置させた場合には、バッテリ305の端子などが配置されるバッテリ上部と、オペレータとの間を結ぶ視線を、開放した点検窓蓋334や天板315、車体張り出し部139が遮ってしまうため、点検が困難になったり、点検が行えないおそれがある。
このように、車体張り出し部139の下方であって、車体張り出し部139の近傍にバッテリボックス300を取り付けた場合、第1空間301は必然的に形成されるが、この第1空間301はバッテリ305を配置することのできないデッドスペースとなっている。デッドスペースである第1空間301を有効に利用するためにメンテナンス用の工具などを収納することが考えられる。しかしながら、第1空間301に工具などを収納すると、工具がバッテリ305の奥(バッテリボックス300の背面側)に配置されることになるため、工具の取り出しや収納が困難となる。工具の取り出しや収納を行うために、バッテリボックスカバー330を取り外す必要性が生じる可能性もある。
本実施の形態では、第1空間301を有効に利用するために、第1空間301にディスコネクトスイッチ装置420を配設し、バッテリボックス300の外側からディスコネクトスイッチ装置420を操作できる構成とした。
図8〜図13を参照してディスコネクトスイッチ装置組立体400について詳細に説明する。図8はディスコネクトスイッチ装置組立体400が装着されたバッテリボックス300を示す外観斜視図であり、図9はディスコネクトスイッチ装置組立体400に設けられたスイッチカバー440を開放した状態を示す外観斜視図である。
図8および図9に示すように、ディスコネクトスイッチ装置組立体400は、バッテリボックス300の前方側板318に装着され、バッテリボックス300の外側から操作可能とされている。上記したように、バッテリボックス300と後輪123との間は、図示しない燃料フィルタやエアクリーナ等のメンテナンス時に点検者が近づける点検スペースとして確保されている。この点検スペースは、ディスコネクトスイッチ装置420を外側から操作するための作業スペースとしても利用できる。
図9に示すように、ディスコネクトスイッチ装置組立体400は、ディスコネクトスイッチ装置420と、ディスコネクトスイッチ装置420を保持するブラケット410と、ブラケット410に対して回動可能に取り付けられるスイッチカバー440とを含んで構成されている。
ディスコネクトスイッチ装置420は、バッテリ305とホイールローダ内に搭載された電気機器(負荷)との電気的接続を遮断する装置である。図面を参照してディスコネクトスイッチ装置420について詳述する。図10は、バッテリボックス300に装着された状態のディスコネクトスイッチ装置組立体400を示す外観斜視図であり、図11はディスコネクトスイッチ装置420と、ブラケット410とを示す外観斜視図である。図12は、バッテリボックス300を示す平面図である。図10〜図12では、バッテリボックス300を二点鎖線で示している。
図9および図10に示すように、ディスコネクトスイッチ装置420は、第1端子422aおよび第2端子422bと、回動操作される操作レバー421とを備えている。ディスコネクトスイッチ装置420の操作レバー421がオフ位置(後部車体120側)に操作されると、第1端子422aと第2端子422bとの電気的接続が遮断され、その結果、バッテリ305と負荷(不図示)との電気的接続が遮断される。操作レバー421がオン位置(下側)に操作されると、第1端子422aと第2端子422bとが電気的に接続され、その結果、バッテリ305と負荷(不図示)とが電気的に接続される。
ホイールローダ100の点検を行うときには、ディスコネクトスイッチ装置420の操作レバー421をオフ位置に操作する。バッテリ305と負荷との電気的接続が遮断されるため、安全に点検作業を行うことができる。なお、ホイールローダ100を除雪車として利用する場合において、夏季などにホイールローダ100を長期に亘って休車させるときに、ディスコネクトスイッチ装置420によりバッテリ305と負荷との電気的接続を遮断しておくこともある。
図10に示すように、バッテリボックス300の内部収容空間には、第1〜第3ケーブル424〜426が引き回されている。第1ケーブル424は、バッテリ305の第1極305aと、ホイールローダ100内に搭載された電気機器(負荷)とを電気的に接続するケーブル(電気配線)である。第1ケーブル424は、後部車体120の側部128を貫通し、背面板317に形成されたケーブル挿通孔317bからバッテリボックス300内に引き込まれ、バッテリ305の第1極305aに接続されている。
第2ケーブル425は、バッテリ305の第2極305bと、ディスコネクトスイッチ装置420のケーブル接続部422の第1端子422aとを電気的に接続するケーブル(電気配線)であり、バッテリボックス300内で引き回されている。第3ケーブル426は、ディスコネクトスイッチ装置420のケーブル接続部422の第2端子422bと、ホイールローダ100内に搭載された電気機器(負荷)とを電気的に接続するケーブル(電気配線)であり、バッテリボックス300内で引き回されている。
図10および図11に示すように、背面板317には、端子挿通孔317cが設けられている。端子挿通孔317cには、後部車体120の側部128から外方に突設する中継端子127が挿通されている。中継端子127は、ホイールローダ100内に搭載された電気機器(負荷)と電気的に接続されている。
図10に示すように、バッテリボックス300が後部車体120の側部128に取り付けられると、中継端子127が端子挿通孔317cから第1空間301内に突出するように、中継端子127が端子挿通孔317cに挿通される。
中継端子127には第3ケーブル426の一端が接続され、他端は、ディスコネクトスイッチ装置420のケーブル接続部422の第2端子422bに接続されている。第3ケーブル426により、ホイールローダ100内に搭載された電気機器(負荷)とディスコネクトスイッチ装置420とが中継端子127を介して電気的に接続される。
なお、バッテリ305の第1極305aは正負極のいずれかであり、第1極305aが正極である場合には第2極305bは負極であり、第2極305bが負極である場合には第1極305aは正極である。
図11に示すように、バッテリボックス300の前方側板318には、第1空間301とバッテリボックス300の外部とを連通する略矩形状の開口318aが設けられている。ディスコネクトスイッチ装置組立体400は、前方側板318の開口318aを塞ぐように取り付けられている。
図11〜図13を参照してブラケット410について詳細に説明する。図13(a)はディスコネクトスイッチ装置組立体400の外観斜視図であり、図13(b)は図13(a)のB方向から見たディスコネクトスイッチ装置組立体400の外観斜視図である。図11および図13に示すように、ブラケット410は、バッテリボックス300の前方側板318に取り付けられる取付板412と、取付板412に固着され、ディスコネクトスイッチ装置420を第1空間301内で保持するスイッチ保持板411とを有している。取付板412は、矩形平板状に形成されている。取付板412には、前方側板318の開口318aと略同一形状の開口412aと、取付板412の四隅においてボルト452が装着されるボルト孔415とが設けられている。図11に示すように、前方側板318の開口318aの周囲にもボルト孔451が形成され、ボルト452がボルト孔415,451に挿通され、ナット453がボルト452に螺合されることで、取付板412が前方側板318に取り付けられる。
図12に示すように、スイッチ保持板411は、曲げ成形により平面視L字状に形成されている。屈曲部を境界としてL字状に曲げられた後部車体120側の部位を内側板部411aと呼び、バッテリボックス正面側の部位を外側板部411bと呼ぶ。図11に示すように、内側板部411aの背面側端部および外側板部411bの正面側端部には取付部413(内側板部411aの取付部については不図示)が設けられ、それぞれ開口412aの上下方向に延びる縁近傍に接続されている。
図12に示すように、内側板部411aは、後部車体120の側部128側から外方に向かうにつれて前方側板318と内側板部411aとの間隔が広くなるように、前方側板318に対して傾斜している。これにより、点検スペースからの操作性が良好となる。なお、図12に示すように、本実施の形態では、側部128に対して前方側板318を垂直に配置するのではなく、垂直面からわずかに車両後方に傾斜させ、より点検スペースからの操作性を向上させている。
図10および図11に示すように、ディスコネクトスイッチ装置420は、スイッチ保持板411の内側板部411aにボルト429、ナット(不図示)により固定されている。図12に示すように、ディスコネクトスイッチ装置420の操作レバー420は、取付板412側に突出し、ディスコネクトスイッチ装置420のケーブル接続部422は、バッテリボックス300の第1空間301に突出する。換言すれば、内側板部411aは、ディスコネクトスイッチ装置420の操作レバー421が取付板412側である一方に突出するように、かつ、ディスコネクトスイッチ装置420のケーブル接続部422が他方に突出するように、ディスコネクトスイッチ装置420を保持している。
図面を参照してスイッチカバー440について説明する。図9および図13に示すように、スイッチカバー440は、取付板412の開口412aの後部車体120側の縁に配設される蝶番によって開口412aを(すなわち開口318aを)開閉可能に取り付けられている。スイッチカバー440は、オン位置にある操作レバー421と対向する面に凹部441が形成され、スイッチカバー440を閉じたときに操作レバー421が干渉しない構成とされている。
図12に示すように、スイッチカバー440が閉じられると、ブラケット410とスイッチカバー440とで略三角柱形状の凹空間が形成される。この凹空間はバッテリボックス300の第1空間301内に配置され、凹空間にはディスコネクトスイッチ装置420の操作レバー421が配設される、すなわちディスコネクトスイッチ装置420の操作レバー421はスイッチカバー440により覆われ、バッテリボックス300から外側に突出していない。スイッチカバー440は、開口412aを閉じた状態でファスナー(止め金具)435(図13(a)参照)によって係止可能である。
図14は、ラバーカバー500の取り付けを説明する図である。ラバーカバー(水侵入防止カバー)500は、略矩形のシート状であって、上辺近傍に形成される取付部501と、下辺近傍に形成される挿入片502と、取付部501と挿入片502との間に形成される中央部503とを有している。取付部501およびスイッチカバー440には、ボルト550が挿通されるボルト孔が設けられている。
ラバーカバー500の中央部503は、スイッチカバー440の凹部441の形成に伴って外方に突出するように形成される凸部442やファスナー435を覆う部位であり、側面視で略コ字状に成形されている。なお、中央部503は柔軟性のある平板のゴム部材でもよい。
スイッチカバー440の下端近傍には、平面視コ字状の下部保持バー446が設けられている。挿入片502は、この下部保持バー446に挿入可能な大きさに形成されている。
ラバーカバー500は、ボルト550、ナット(不図示)によりスイッチカバー440に取り付けられ、挿入片502が下部保持バー446に挿入される(図8参照)。ラバーカバー500は、スイッチカバー440の全体を覆うことのできるサイズに形成されている。ラバーカバー500が装着されることで、雨天時等にスイッチカバー440と取付板412の開口412aとの間の隙間から水が侵入することを防止できる。その結果、前方側板318の開口318a(図11参照)からバッテリボックス300内への水の侵入が防止される。ラバーカバー500が装着されることで、後輪123から跳ね上げられる土砂などからスイッチカバー440のヒンジ部やファスナー435が保護される。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)背面板317と正面板331と底板311と前方側板318と後方側板319とで略直方体形状の収容空間を画成し、点検窓蓋334の下方に形成した第2空間302にバッテリ305を収容し、天板315の下方に形成した第1空間301にディスコネクトスイッチ装置420を収容した。ディスコネクトスイッチ装置420の操作レバー421は、ホイールローダの後輪123とバッテリボックス300との間の作業スペースからディスコネクトスイッチ装置420を操作できるように、前方側板318側に配設した。
バッテリボックス300の第1空間301は、車体張り出し部139の下方にバッテリボックス300が取り付けられることにより必然的に形成されるデッドスペースとなるが、本実施の形態では、第1空間301にバッテリボックスの外側から操作できるディスコネクトスイッチ装置420を設けたので、第1空間301を有効的に利用できる。
(2)ディスコネクトスイッチ装置420の操作レバー421は、燃料フィルタやエアクリーナ等のメンテナンスを行うために必然的に設けられる点検スペースを利用して、操作できる位置に配置されている。そのため、ホイールローダ100の点検スペースを有効に利用することができる。
(3)前方側板318の開口318aにブラケット410を取り付けることで、ディスコネクトスイッチ装置420を第1空間301内に配置させた。ブラケット410は、ボルト452により着脱可能とされている。これにより、ディスコネクトスイッチ装置420を保持したブラケット410に代えて、図15に示すように、矩形平板状の塞ぎ板460をボルト452により装着することができる。つまり、ディスコネクトスイッチ装置420をバッテリボックス300に収容しない仕様(以下、標準仕様と記す)と、ディスコネクトスイッチ装置420をバッテリボックス300に収容する仕様(以下、オプション仕様と記す)との間での仕様変更が容易である。
すなわち、標準仕様のホイールローダ100には塞ぎ板460を取り付けて開口318aを塞ぎ、オプション仕様のホイールローダ100には、開口318aを塞ぐようにディスコネクトスイッチ装置組立体400を装着すればよい。したがって、ディスコネクトスイッチ装置420を付属するオプション仕様と、付属しない標準仕様とで、ディスコネクトスイッチ装置組立体400と塞ぎ板460とを除き、バッテリボックス300の形状、構造が同一となるため、製作作業効率の向上を図ることができる。
(4)図10に示したように、背面板317に、第1ケーブル424が挿通されるケーブル挿通孔317bと、ホイールローダ100の側部128から外方に突設された中継端子127が挿通される端子挿通孔317cとを設けた。これにより、ディスコネクトスイッチ装置420を備えない標準仕様の場合には、第2ケーブル425をバッテリ305の第2極305bと、中継端子127とに接続する。一方、ディスコネクトスイッチ装置420を備えるオプション仕様の場合には、第2ケーブル425をバッテリ305の第2極305bと、ディスコネクトスイッチ装置420のケーブル接続部422に接続し、第3ケーブル426をディスコネクトスイッチ装置420のケーブル接続部422と、中継端子127とに接続すればよい。つまり、本実施の形態では、端子挿通孔317cから第1空間301内に突出する中継端子127を設けたので、標準仕様とオプション仕様との間での仕様変更が容易となる。
(5)スイッチカバー440は、オン位置にある操作レバー421と対向する面に凹部441が形成され、スイッチカバー440を閉じたときに操作レバー421が干渉しない構成とされている。操作レバー421がオフ位置にあるときには、スイッチカバー440を閉じることができないため、バッテリボックス300の点検作業が終了した後に、ディスコネクトスイッチ装置420をオン位置に操作し忘れることを防止できる。
(6)スイッチカバー440を覆うラバーカバー500をさらに備えたので、取付板412の開口412aと、スイッチカバー440との隙間から水が侵入することが防止される。その結果、前方側板318の開口318aからバッテリボックス300内への水の侵入が防止されるため、バッテリ305の短絡を防止することができる。ラバーカバー500を備えたので、後輪123から跳ね上げられる土砂などからスイッチカバー440のヒンジ部やファスナー435を保護することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
[変形例]
(1)操作レバー421はディスコネクトスイッチ装置420から着脱可能としてもよい。取り外した操作レバー421は、図16に示すように、ブラケット410の内側板部411aに三角柱形状の凹空間に向かって突設されるレバーホルダー600に保持するようにできる。レバーホルダー600は、操作レバー421を吊り下げることができるように、L字状の操作レバー421の把持部421aが挿通可能な孔を有する板状部材である。作業時に操作レバー421をディスコネクトスイッチ装置420から取り外し、レバーホルダー600に保持させておけば、作業中に操作レバー421が誤ってオン位置に回動されることを確実に防止できる。
(2)上記した実施の形態では、第1空間301と第2空間302とを、それぞれ直方体形状の空間として説明したが、本発明はこれに限定されない。
(3)上記した実施の形態では、バッテリボックスカバー330のカバー天板332と正面板331に点検窓333としての開口を設けたが、本発明はこれに限定されない。正面板331側においてバッテリボックス300の上面に設けられた点検窓であればよく、正面板331に開口を形成せずに、カバー天板332にのみ点検窓を形成してもよい。
また、上記した実施の形態では、バッテリボックス300を車体張り出し部139の近傍下方に配置したが、バッテリボックス300の配置位置はこれに限定されない。
さらに、上記した実施の形態では、ブラケット410が取付板412とスイッチ保持板411とを有するように構成したが、ブラケット410によってディスコネクトスイッチ装置420を保持することができれば、取付板412は必ずしも必要ではない。
(4)上記した実施の形態では、作業車両の一例としてホイールローダ100を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、たとえば、ブルドーザ、ホイールショベル、フォークリフト、テレハンドラー、リフトトラック等、他の作業車両であってもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
100 ホイールローダ、101 センタピン、110 前部車体、111 アーム、112 バケット、113 前輪、115 バケットシリンダ、116 ステアリングシリンダ、117 アームシリンダ、120 後部車体、120a ボルト、121 運転室、122 エンジン室、123 後輪、124 カウンタウエイト、125 作動油タンク、126 冷却器室、127 中継端子、128 側部、129 点検用ステップ、130 建屋カバー、132 冷却器用建屋カバー、139 車体張り出し部、140 エンジンフード、145 吸気管、171 テールパイプ、200 グリル、300 バッテリボックス、301 第1空間、302 第2空間、305 バッテリ、305a 第1極、305b 第2極、310 バッテリボックス本体、311 底板、312 底板折り曲げ部、312a ボルト孔、314 側板折り曲げ部、314a ボルト孔、315 天板、316 バッテリボックスカバー取付部、316a 部材、316b 雌ねじ部、317 背面板、317a ボルト孔、317b ケーブル挿通孔、317c 端子挿通孔、318 前方側板、318a 開口、319 後方側板、330 バッテリボックスカバー、331 正面板、331a ボルト孔、332 カバー天板、332a ボルト孔、333 点検窓、334 点検窓蓋、335 ファスナー、335a 孔、336 取付部、336a ボルト孔、351 ナット、352 ボルト、353 ボルト、354 ナット、400 ディスコネクトスイッチ装置組立体、410 ブラケット、411 スイッチ保持板、411a 内側板部、411b 外側板部、412 取付板、412a 開口、413 取付部、415 ボルト孔、420 ディスコネクトスイッチ装置、421 操作レバー、421a 把持部、422 ケーブル接続部、422a 第1端子、422b 第2端子、424 第1ケーブル、425 第2ケーブル、426 第3ケーブル、429 ボルト、435 ファスナー、440 スイッチカバー、441 凹部、442 凸部、446 下部保持バー、451 ボルト孔、452 ボルト、453 ナット、460 塞ぎ板、500 ラバーカバー、501 取付部、502 挿入片、503 中央部、550 ボルト、600 レバーホルダー

Claims (5)

  1. 作業車両の後輪の後方、かつ、前記作業車両の側部に取り付けられたバッテリボックスと、
    前記バッテリボックス内に収容されるバッテリと、
    前記バッテリと前記作業車両内に搭載される負荷とを電気的に接続する電気配線と、
    前記バッテリと前記負荷との電気的接続を遮断するディスコネクトスイッチ装置とを備え、
    前記バッテリボックスは、略直方体形状を呈し、
    前記バッテリボックスは、
    前記作業車両の側部に取り付けられる背面板、ならびに、前記背面板と対向して配置される正面板、前記正面板と前記背面板との間に配される底板および一対の側板と、
    前記バッテリボックスの上面を覆う天板と、
    前記バッテリを目視点検するために、前記正面板側において前記バッテリボックスの上面に設けられた点検窓と、
    前記点検窓を開閉可能に取り付けられた点検窓蓋と、
    前記ディスコネクトスイッチ装置を保持するブラケットと、
    前記ディスコネクトスイッチ装置の操作部を覆うスイッチカバーとを有し、
    前記背面板と前記正面板と前記底板と前記一対の側板とで略直方体形状の収容空間が画成され、
    前記収容空間は、前記バッテリを収容するバッテリ収容空間と、前記ディスコネクトスイッチ装置を収容するスイッチ収容空間とを有し、
    前記バッテリ収容空間は、前記点検窓蓋の下方に形成され、
    前記スイッチ収容空間は、前記天板の下方に形成され、
    前記一対の側板のうちの前記作業車両の後輪側に位置する一の側板には、前記スイッチ収容空間と前記バッテリボックスの外部とを連通する開口が設けられ、
    前記ブラケットは、前記ディスコネクトスイッチ装置を前記スイッチ収容空間内で保持するスイッチ保持板を有し、
    前記スイッチ保持板は、前記ディスコネクトスイッチ装置の操作部が前記開口側である一方に突出するように、かつ、前記ディスコネクトスイッチ装置の配線接続部が他方に突出するように、前記ディスコネクトスイッチ装置を保持し、
    前記スイッチカバーは、前記開口を開閉可能に取り付けられ、
    前記バッテリボックスと、前記作業車両の後輪との間には前記ディスコネクトスイッチ装置を操作するための作業スペースが設けられていることを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記電気配線は、
    前記バッテリの第1極と、前記作業車両内に搭載された電気機器とを電気的に接続する第1配線と、
    前記バッテリの第2極と、前記ディスコネクトスイッチ装置の前記配線接続部の第1端子とを電気的に接続する第2配線と、
    前記ディスコネクトスイッチ装置の前記配線接続部の第2端子と、前記作業車両内に搭載された電気機器とを電気的に接続する第3配線とを有し、
    前記背面板には、前記第1配線が挿通される配線挿通孔と、前記作業車両内に搭載された電気機器と電気的に接続され、前記作業車両の側部から外方に突設された中継端子が挿通される端子挿通孔とが設けられ、
    前記端子挿通孔から前記スイッチ収容空間内に突出するように挿通された前記中継端子に前記第3配線が接続されることで、前記ディスコネクトスイッチ装置の前記配線接続部の第2端子と、前記作業車両内に搭載された前記電気機器とが前記中継端子を介して電気的に接続されることを特徴とする作業車両。
  3. 請求項1または2に記載の作業車両において、
    前記保持板は、前記作業車両の側部側から外方に向かうにつれて前記一の側板と前記保持板との間隔が広くなるように、前記一の側板に対して傾斜して取り付けられていることを特徴とする作業車両。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の作業車両において、
    前記スイッチカバーを覆う水侵入防止カバーをさらに備えることを特徴とする作業車両。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の作業車両において、
    前記作業車両の側部から外方に張り出された張り出し部をさらに有し、
    前記バッテリボックスは、前記天板が前記張り出し部によって覆われるように前記張り出し部の下方に配置されることを特徴とする作業車両。
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