JP2013175780A - 太陽電池の製造方法 - Google Patents

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【課題】本発明は、低流量の水素ガスで微結晶シリコンの形成が可能なPCVD法を提供し、より廉価な微結晶シリコン太陽電池を提供することを目的とする。
【解決手段】微結晶シリコンをPCVD法により形成する方法において、真空室内に、両端部がそれぞれ高周波電源とアースとに接続されたアンテナを複数、一平面内に配列してアレイアンテナ構造として配置し、基板を該アレイアンテナに対向して配置し、該基板の温度を150〜250℃とし、水素ガスとシランガスとを含む混合ガスを導入し、前記複数のアンテナに高周波電力を供給してプラズマを発生させ、水素ガス/シランガス流量比を1〜10の範囲で調節して、前記基板上に結晶シリコンに起因する520cm−1付近のラマン散乱強度Icと非晶質シリコンに起因する480cm−1付近のラマン散乱強度Iaとの比Ic/Iaが2〜6となる微結晶シリコン膜を形成することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は微結晶シリコン膜形成方法及び太陽電池に係り、特に原料ガス中の水素ガス流量を低減した微結晶シリコン膜形成方法に関する。
従来、大面積の太陽電池には、プラズマCVD法により作製した非晶質シリコン(a−Si)膜が主に用いられてきたが、太陽光スペクトルを赤外域から紫外域まで効率良く吸収して発電効率を向上させるために、a−Si膜と微結晶シリコン(μc−Si)膜を積層したタンデム構造の太陽電池が注目され、一部実用化されている。
この微結晶シリコン膜は、主に平行平板型(容量結合型)のプラズマCVD装置を用いて、a−Si膜とは異なる成膜条件で作製される。一般には、a−Si膜に比べて、大きな水素ガス流量(水素ガス/シランガス流量比)で、より大きな高周波電力を供給して作製される。即ち、結晶化に必要な水素ラジカルを多量に生成するためにシランに比べて大量の水素ガス(20倍程度以上)を流し、この水素ガスを分解するためにより大きな電力を供給する。また、基板温度は、通常は300〜400℃程度が好適に用いられるが、例えばタンデム構造のように下地層にa−Si膜が形成されている場合は、200〜250℃以下に抑える必要がある。また、基板温度を低くすると、結晶化には一層大流量の水素ガスが必要となるといわれている。
このプラズマCVD装置からは、シランガスや水素ガスの未反応ガス及び反応生成ガス等の有毒、危険性ガスが放出されるが、通常、安全を確保するために、排気ガスを不燃性の窒素ガス等で希釈して水素ガス濃度を爆発限界濃度以下にした後、除害装置でシラン系ガス等を処理して、大気中に放出している。
特開平2003−158276 特開平2004−143592
Solar Energy Materials & Solar Cells, 62, 97-108 (2000). 電子技術総合研究所報告第864号、46−57頁.
上述したように、水素ガスの希釈用不燃性ガスには、通常、比較的廉価な窒素ガスが用いられるが、微結晶シリコンの場合は、大量の水素ガスが用いられ、しかもそのほとんどが未反応のまま排出されるため、窒素ガスのコストが問題となる。即ち、例えば、大型基板の微結晶シリコン形成用原料ガスとしては、シランガス流量が1L(リットル)/minの場合、一般的には20L/min以上の水素ガス流量が必要となる。大量に水素を使用することによって水素ガスに要するコストが増大するばかりでなく、排気用ポンプも大型化し微結晶シリコン太陽電池のコストアップとなる。それに加えて、排気ガス中の20L/minの水素ガスを爆発限界濃度(4%)以下に希釈するためには、500L/minという大量の窒素ガスが必要となり、微結晶シリコン太陽電池のコストアップの一因となっていた。
さらに、非晶質シリコン膜と微結晶シリコン膜のタンデム構造の太陽電池の場合は、微結晶シリコン成膜時も基板温度は非晶質シリコン膜と同程度と低く抑える必要があることから、水素ガス流量はより一層増加し、太陽電池のコストをさらに押し上げることになっていた。
このような状況おいて、本発明者は、水素ガス流量を低減すべく、従来の平行平板型プラズマCVD法に限らず種々の形成方法並びにそれらの形成条件の検討を行った。その過程で、一端を高周波電源に接続し、他端を接地した構成のアンテナを複数、基板全体を覆うように配置してプラズマを発生させる方法が、微結晶シリコンの形成に適しており、従来に比べて水素ガス流量を低く抑えても太陽電池に適した微結晶シリコンを形成できることを見出した。
かかる知見を基に、太陽電池に好適な微結晶シリコン膜を安定して作製すべくさらに検討を加えて、本発明の完成に至ったものである。即ち、本発明は、従来に比べて低流量の水素ガスで、またより低い基板温度で微結晶シリコンを形成可能なプラズマCVD法を提供することを目的とし、さらにはより廉価な微結晶シリコン太陽電池を提供することを目的とする。
本発明の微結晶シリコン膜形成方法は、微結晶シリコンをプラズマCVD法により形成する方法において、真空室内に、両端部がそれぞれ高周波電源とアースとに接続されたアンテナを複数、一平面内に配列してアレイアンテナ構造として配置し、基板を該アレイアンテナに対向して配置し、該基板の温度を150〜250℃とし、水素ガスとシランガスとを含む混合ガスを導入し、前記複数のアンテナに高周波電力を供給してプラズマを発生させ、水素ガス/シランガス流量比を1〜10の範囲で調節して、前記基板上に結晶シリコンに起因する520cm−1付近のラマン散乱強度Icと非晶質シリコンに起因する480cm−1付近のラマン散乱強度Iaとの比Ic/Iaが2〜6となる微結晶シリコン膜を形成することを特徴とする。
本発明の微結晶シリコン膜は、520cm−1のラマン散乱強度Ic(ピーク強度)と480cm−1のラマン散乱強度Ia(ピーク強度)との比Ic/Iaが2〜6となる微結晶シリコンであり、この微結晶シリコンと非晶質シリコンを組み合わせることにより、薄層でありながら太陽光の有効利用が可能となり、発電効率に優れた太陽電池を構築することができる。
また、水素ガス/シランガス流量比を1〜7の範囲で調節して微結晶シリコン膜を形成するのが好ましい。
本発明において、前記アンテナは中央で折り返えした形状とし、隣り合うアンテナ間で高周波電力の位相差制御するのが好ましく、このような構成とすることにより、例えば、棒状のアンテナを用いる場合に比べて、より大面積の基板により均一膜厚の微結晶シリコン薄膜を形成することができる。
本発明において、前記アレイアンテナを3層以上とし、同時に3以上の領域で放電させるのが好ましい。この場合、アレイアンテナ間に2つの基板を配置する構成となり、生産性を向上させるだけでなく、アレイアンテナが1〜2で放電ゾーンが1〜2の場合に比べ、より一層水素ガス流量を抑えることが可能となる。
さらに、本発明の微結晶シリコン膜形成方法は、微結晶シリコンを誘導結合型プラズマCVD法により形成する方法において、真空室内に基板を配置し、該基板の温度を150〜250℃とし、水素ガスとシランガス混合ガスを導入し、高周波電力を供給してプラズマを発生させ、水素ガス/シランガス流量比を1〜10の範囲で調節して、前記基板上にIc/Iaが2〜6となる微結晶シリコン膜を形成することを特徴とする。さらに、水素ガス/シランガス流量比を1〜7の範囲で調節して微結晶シリコン膜を形成するのが好ましい。
本発明により、即ち、誘導結合型のプラズマCVD法、特にはアレイアンテナを用いたプラズマCVD法を用いることにより、平行平板型(容量結合型)プラズマCVD法に比べて、より少ない水素ガス流量で微結晶シリコンを安定して形成することができる。例えば基板温度が200℃と低温であっても、水素ガス/シランガス流量比が10以下、さらには4以下とすることが可能となり、従来不可能であったこのような低水素ガス流量であっても、太陽電池の発電効率の向上に好適なIc/Ia=2〜6の微結晶シリコンを安定して形成することができる。この結果、水素ガス希釈用の不活性ガスコスト及び装置コストを大幅に削減することが可能となり、太陽電池の低価格化に資することができる。
本発明の微結晶シリコンの形成方法に好適に用いられるプラズマCVD装置の模式的断面図である。 図1のプラズマCVD装置を横方向から見た模式的断面図である。 微結晶シリコンの結晶化度Ic/Iaと水素ガス/シランガス流量比との関係を示すグラフである。 微結晶シリコンの電気伝導度と水素ガス/シランガス流量比との関係を示すグラフである。
以下に、図1及び2に示したプラズマCVD装置を用いて本発明の微結晶シリコン形成方法を説明する。図1は基板の搬送方向に垂直な方向から見た模式的断面図であり、図2は搬送方向から見た模式的断面図である。
図1に示すように、プラズマCVD装置は、ガス導入口2と排気口3を有する真空室1と、その内部にU字形状に折り曲げられたアンテナ11を一平面内に配置したアレイアンテナと、アンテナに高周波電力を供給する高周波電源5と、ガス導入口2に接続された原料ガスの供給源4と、排気口3に連結されたメカニカルブースタポンプ7,ロータリーポンプ9及び除害装置10と、から構成される。アンテナの各々は、その一端の給電部12を同軸ケーブル16を介して高周波電源5に接続し、他端は真空室1の壁に連結して接地され、基板13全体を覆うように複数個、所定の間隔を開けて配置されている。さらに、図2に示すように、複数のアレイアンテナが所定の間隔を開けて配置されている。基板13は、アレイアンテナに面してそれぞれのアレイアンテナの両側に配置され、真空室壁面に基板加熱用のヒータ(不図示)が配置されている。
原料ガス供給源は、シランガス及び水素ガスのシリンダとマスフローコントローラ等からなり、所定の流量、流量比に調節されたガスが、ガス導入口から真空室内に導入される。なお、図1に示した原料ガス導入方法の他に、例えば複数のガス噴出口を形成した中空構造のアンテナを用い、アンテナの接地部から原料ガスをアンテナ内部に導入し、噴出口から真空室内に放出する構成としても良い。
排気装置は、図1の例では、メカニカルブースタポンプ7とロータリーポンプ9とから構成され、ロータリーポンプ9の排出口が除害装置10に連結されている。なお、希釈用の窒素ガス供給源8がロータリーポンプ9と除害装置10間の配管に連結されている。
一般的なa-Si/μc−Siタンデム型太陽電池は、透明導電膜の形成されたガラス基板にp型a−Si、i型a−Si、n型a−Si、p型μc−Si、i型μc−Si、n型μc−Si、裏面電極の順に形成される。図1に示したプラズマCVD装置を用いて、例えば、i型μc−Siタンデム型太陽電池の製造方法を説明する。
不図示のゲートバルブを開け、基板13を支持するホルダ14のキャリア15をi型μc−Si形成室となる真空室1内に搬送し、各アレイアンテナに対向して基板13を配置する。図2に示すように、アレイアンテナを挟むように2枚の基板が配置される構成となる。基板上には、すでに他のプラズマCVD室でp型μc−Si膜が形成されている。ゲートバルブを閉じ、ヒータ(不図示)により基板をμc−Si膜形成用の温度(例えば200℃)に加熱調節する。原料ガスの供給源4から、原料ガスである水素ガスとシランガスを真空室内に導入し、水素ガス/シランガス流量比を1〜10の範囲に調節し真空室内を所定の圧力に調節する。ここで、高周波電源から、各アンテナに所定電力の高周波電力を供給し、プラズマを発生させる。このようにして、アレイアンテナの数の放電ゾーンが形成され、同時に放電ゾーン数の2倍の数の基板にi型μc−Si膜を形成することができる。基板上に所定膜厚のμc−Si膜が堆積した時点で高周波電力の供給を停止する。
以上のようにして、微結晶シリコン膜を堆積することにより、基板温度が200℃と低温であっても、例えば、水素ガス/シランガス流量比を1とした場合であっても、Ic/Iaが2〜6の微結晶シリコンを再現性良く作製することができる。従って、希釈用窒素ガス流量を大幅に減ずることができ、太陽電池製造コストを低減させることが可能となる。
i層の形成が終わった基板は、n型μc−Si膜形成装置に搬送され、n層を形成する。さらには裏面電極等が形成されて太陽電池が完成する。
なお、プラズマ密度の均一性を向上させるには、プラズマ密度分布に対応して、アンテナ表面に誘電体被膜を形成する、又は誘電体被膜の厚さを調整する、さらにはアンテナ径を変えることが有効である。また、アンテナに供給する高周波電力の位相を調節し、隣接する電極間で高周波の位相差を制御することにより、基板面全体のプラズマ密度を一層均一化させ、微結晶シリコン膜の膜厚均一性及び膜質均一性を一層向上させることができる。
次に、種々の条件でシリコン膜を具体的に作製し、結晶性及び光電特性の評価を行った。シリコン薄膜の作製には、ガス導入方法以外は図1に示した構成のプラズマCVD装置を用いた。
アンテナとしては、多数のガス噴出孔(ピッチ50mm)が形成された直径8mmのSUS製パイプを、長さ1.6m、中心間距離が35mmとなるU字型アンテナを用い、これを25本配置してアレイアンテナとした。ここで、隣り合うアンテナのパイプ中心間距離は70mmとした。さらに、このアレイアンテナを3列配置し、アレイアンテナとの間隔が35mmとなるように基板を配置した。
なお、本実施例で用いたプラズマCVD装置のガス導入口は各アンテナの接地部に設けられており、シランガスと水素ガスの混合ガスは、アンテナのガス噴出孔を介して真空室内に放出される構成となっている。
また、基板として、1.2×1.6mのガラス基板を用いて、高周波電源としては、85MHzの電源を用いた。
成膜条件としては、シランガス流量が250〜1500ml/min、水素ガス流量が0〜40,000ml/min、水素ガス/シランガス流量比が0〜40、圧力が2〜29Pa、アンテナの1本あたりの投入パワーが20〜428W、基板温度が150〜250℃の範囲の種々の条件で、シリコン薄膜を形成し、それぞれのサンプルについて、ラマンスペクトルを測定するとともに、光電流及び暗電流を測定した。結果を図3、4に示す。
図3は、水素ガス/シランガス流量比と、結晶シリコンに起因する520cm−1のラマンピーク強度Icと非晶質シリコンに起因する480cm−1のラマンピーク強度Iaとの比Ic/Iaとの関係を示すグラフである。図中、●は3つのアレイアンテナ全てに高周波電力を供給し、3つのゾーンにプラズマを発生させた場合のデータであり、△は2つのアレイアンテナ、□及び■は1つのアレイアンテナのみに電力を供給してそれぞれ2及び1つの放電ゾーンを形成した場合のデータである。
平行平板型プラズマCVD装置においても同様であったが、流量比を10以下とすると、Ic/Ia=2〜6の微結晶シリコンの形成は困難であった。しかし、図が示す通り、流量比は10のみならず1の場合であっても、微結晶シリコンが形成されていることが分かる。また、現在のところ理由は明らかではないが、放電ゾーン数を3にすることにより、より少ない水素ガス流量で、微結晶シリコンを形成することができる。
また、図4は、明暗時の電気伝導度σph、σdと流量比との関係を示すグラフである。なお、σphは100mW/cmのAM(エアマス)1.5を照射した時の伝導度である。図3及び図4を比較すると、Ic/Ia=2〜6の微結晶シリコンのσph/σd比はいずれも100前後の値になり、太陽電池に好適な微結晶シリコン薄膜が形成されていることが分かる。
以上、アレイアンテナを用いた誘導結合型プラズマCVD法について説明してきたが、本発明はこれらに限定されるものではなく、例えば、特開平10−265212や特開平2001−35697等に記載された外部アンテナ方式あるいは内部アンテナ方式にも適用することができる。
また、i層をa−Si膜とμc−Si膜のタンデム構造としたpin型太陽電池について説明してきたが、本発明はこれに限るものではなく、pin型のほか、pn型、ショットキー型太陽電池を構成する種々の形態の微結晶シリコン膜の形成に適用できるものである。
1 真空室、
2 ガス導入口、
3 排気口、
4 原料ガス供給源、
5 高周波電源、
7 メカニカルブースタポンプ、
8 希釈ガス供給源、
9 ロータリーポンプ、
10 除害装置、
11 アンテナ、
12 給電部、
13 基板、
14 基板ホルダ、
15 キャリア、
16 同軸ケーブル。

Claims (1)

  1. 微結晶シリコンをプラズマCVD法により形成するステップであって
    真空室内に、誘導結合型アンテナを配置し、該基板の温度を150〜250℃とし、水素ガスとシランガスとを含む混合ガスを導入し、複数の前記アンテナに高周波電力を供給してプラズマを発生させ、水素ガス/シランガス流量比を1〜10の範囲で調節して、前記基板上に結晶シリコンに起因する520cm−1付近のラマン散乱強度Icと非晶質シリコンに起因する480cm−1付近のラマン散乱強度Iaとの比Ic/Iaが2〜6となる微結晶シリコン膜を形成し、
    前記アンテナは両端部がそれぞれ高周波電源とアースとに接続された形状とし、一平面内に配列してアレイアンテナ構造として配置し、基板を該アレイアンテナに対向して配置し、隣り合うアンテナ間で高周波電力の位相差制御し、前記アレイアンテナを複数列配置し、該アレイアンテナを挟み込むように2枚の基板を配置する構成とし、前記アレイアンテナを3層以上とし、同時に3以上の領域で放電させるステップと、
    非晶質シリコン膜を形成するステップと、
    を含み、非晶質シリコン膜と微結晶シリコン膜を積層してタンデム構造にすることを特徴とする太陽電池の製造方法。
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