JP2013175657A - 薄型コアコイルおよび薄型トランス - Google Patents

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Abstract

【課題】コアにギャップを設けつつ、渦電流による発熱を効果的に抑制し、焼損を防止する。
【解決手段】本発明の一態様による薄型コアコイル2は、コイル巻線を構成する渦巻き状の導体パターン28が主面に形成された複数の基板21が積層されてなる基板23Aと、基板23Aの上に積層され、かつ導体パターン28が形成されていない基板23Bとを有する多層基板20と、
多層基板20の下面側に配置された基部51aと、基部51aから立設され、渦巻き状の導体パターン28を径方向に挟む柱部51b及び51cと、これら柱部51b及び51cの間における基部51aから立設され、かつ導体パターン28により囲われた領域における多層基板20を貫通する貫通孔30に挿通された柱部51dとを含む第1のコア51と、柱部51dとの間にギャップを形成するように多層基板20の上面側に配置された第2のコア52とを有するコア50と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、薄型コアコイルおよび薄型トランスに関する。
従来、多層基板に内蔵したシートコイル及びコアを備える薄型コアコイルが知られている。また、多層基板に内蔵したシートコイルにより一次側巻線および二次側巻線を構成した薄型トランスも知られている。
一方、近年、電源モジュールの小型化および高効率化のため、高周波数(例えば数百kHz)で動作する薄型コアコイルや薄型トランスが求められている。
特許文献1には、出力チャンネル数分の被膜導体を並行に並べてなるフラットケーブル帯の二次巻線を有し、各チャンネルの出力バランスが均一な多チャンネル出力型トランスが開示されている。
特開2001−135532号公報
ところで、磁気飽和を防止し、かつコアのAL値を調整するために、コアにギャップを設けることが必要である。しかしながら、薄型トランスを数百kHzの高周波数で動作させた場合、コアのギャップ近傍において、コアから漏れた高周波磁束がシートコイルに鎖交し、巻線に渦電流が発生する。漏れ磁束による渦電流の影響は動作周波数が高いほど大きくなる。その結果、シートコイルが過剰に発熱して焼損に到るおそれがある。
そこで、本発明は、コアにギャップを設けつつ、渦電流による発熱を効果的に抑制して焼損を防止することが可能な薄型コアコイル及び薄型トランスを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る薄型コアコイルは、
コイル巻線を構成する渦巻き状の導体パターンが主面に形成された複数の基板が積層されてなる第1の基板と、前記第1の基板の上に積層され、かつ前記導体パターンが形成されていない第2の基板とを有する多層基板と、
前記多層基板の下面側に配置された基部と、前記基部から立設され、渦巻き状の前記導体パターンを径方向に挟む第1及び第2の柱部と、前記第1及び第2の柱部の間における前記基部から立設され、かつ前記導体パターンにより囲われた領域における前記多層基板を貫通する貫通孔に挿通された第3の柱部とを含む第1のコアと、前記第3の柱部との間にギャップを形成するように前記多層基板の上面側に配置された第2のコアとを有するコアと、
を備えることを特徴とする。
また、前記薄型コアコイルにおいて、
前記第1のコアの前記第1の柱部と前記第2のコアとの間、及び、前記第2の柱部と前記第2のコアとの間にもギャップが形成されていてもよい。
また、前記薄型コアコイルにおいて、
前記第1ないし第3の柱部と、前記第2のコアとの間のギャップの幅が一定であるようにしてもよい。
また、前記薄型コアコイルにおいて、
前記第2の基板は、前記導体パターンが形成されていない複数の基板が積層されてなるものであってもよい。
また、前記薄型コアコイルにおいて、
前記コアの前記ギャップを埋めるように、前記第1のコアと前記第2のコアとの間に絶縁材料が介装されていてもよい。
また、前記薄型コアコイルにおいて、
前記ギャップには、前記絶縁材料として、絶縁テープが介装されていてもよい。
また、前記薄型コアコイルにおいて、
前記コアは、フェライトからなるようにしてもよい。
本発明の一態様による薄型トランスは、
一次側巻線および二次側巻線を構成する渦巻き状の導体パターンが主面に形成された複数の基板が積層されてなる第1の基板と、前記第1の基板の上に積層され、かつ前記一次側巻線を構成する前記導体パターンが形成されていない第2の基板とを有する多層基板と、
前記一次側巻線と前記二次側巻線との間の磁路を形成するコアであって、前記多層基板の下面側に配置された基部、及び前記基部から立設された第1及び第2の柱部を含む第1のコアと、前記多層基板の上面側に配置された第2のコアとを有し、前記第1の柱部は、前記一次側巻線を構成する渦巻き状の前記導体パターンにより囲われた領域における前記多層基板を貫通する貫通孔に挿通され且つ前記第2のコアに当接せず、前記第2の柱部は、前記二次側巻線を構成する前記導体パターンにより囲われた領域における前記多層基板を貫通する貫通孔に挿通され且つ前記第2のコアに当接する、コアと、
を備えることを特徴とする。
また、前記薄型トランスは、
前記二次側巻線が、1つ又は電気的に接続された複数の前記導体パターンから構成され、第1の二次電圧を発生させる第1の二次側巻線と、前記第1の二次側巻線を構成しない1つ又は電気的に接続された複数の前記パターンから構成され、第2の二次電圧を発生させる第2の二次側巻線と、を有するようにしてもよい。
また、前記薄型トランスは、
前記第2の基板が、前記一次側巻線を構成する前記導体パターンが形成されていない複数の基板が積層されてなるものであってもよい。
また、前記薄型トランスは、
前記コアは、フェライトからなるようにしてもよい。
本発明の一態様に係る薄型コアコイルは、多層基板の上面側にコアのギャップを設け、かつ、多層基板を構成する複数の基板のうち少なくとも多層基板の最上層を構成する基板には、コイル巻線を構成する導体パターンを形成しない。このようにコイル巻線を構成する導体パターンをコアのギャップから離すことで、ギャップからの漏れ磁束による渦電流の影響を抑制する。これにより、本発明の薄型コアコイルによれば、コアにギャップを設けつつ、渦電流による発熱を効果的に抑制して焼損を防止することができる。
また、本発明の一態様に係る薄型トランスは、一次側巻線および二次側巻線を多層基板に内蔵したシートコイルで構成し、コアのギャップを一次側巻線の近傍に集中的に設け、かつ多層基板を構成する複数の基板のうち少なくとも多層基板の最上層を構成する基板には一次側巻線用の導体パターンを設けない。これにより、二次側巻線を構成する導体パターンとギャップからの漏れ磁束との鎖交数が減少するため、導体パターンにおける渦電流の発生を抑制し、二次側巻線の発熱を回避することができる。一方、一次側巻線の近傍のギャップからは磁束が漏れるものの、コアのギャップは一次側巻線を構成する導体パターンから離して設けられるため、一次側巻線の発熱を抑制することができる。よって、本発明の薄型トランスによれば、コアにギャップを設けつつ、渦電流による発熱を効果的に抑制して焼損を防止することができる。
本発明の一実施形態による薄型トランス及び薄型コアコイルを有するモジュールの平面図である。 図1に示すモジュールの多層基板の平面図である。 本発明の一実施形態による薄型コアコイルの断面図である。 本発明の一実施形態による薄型トランスの断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
(薄型コアコイル)
図1〜図3を用いて、本実施形態による薄型コアコイルについて説明する。図1は、本発明の一実施形態による薄型トランス1及び薄型コアコイル2を有するモジュールの平面図を示している。図2は、当該モジュールの多層基板20の平面図(上面図)である。図3は、本実施形態による薄型コアコイル2の断面図である。
図1に示すモジュールは、AC/DCコンバータ回路等の電力変換回路を構成する薄型トランス1及び薄型コアコイル(チョークコイル)2を有する。薄型トランス1は、コア40を有し、一次側巻線がボビン10に巻回された導線13で構成され、二次側巻線が多層基板20に内蔵されたシートコイル(渦巻き状の導体パターン22)で構成される。
薄型コアコイル2は、コイル巻線が内蔵された多層基板20と、第1のコア51及び第2のコア52を有するコア50とを備えている。コイル巻線は、電気的に接続された複数の導体パターン28から構成される。また、コア50は、例えばフェライトからなる。
まず、多層基板20の構成について、図2及び図3を用いて詳細に説明する。
多層基板20は、図3に示すように、基板23A(第1の基板)と、この基板23Aの上に積層された基板23B(第2の基板)とを有する。基板23Aは、図2に示すような渦巻き状の導体パターン28が主面に形成された複数の基板21が積層されてなる基板である。基板23Bには、図3に示すように、導体パターン28は形成されていない。導体パターン28は基板21の両面に形成されており、プリプレグ24が隣接する基板21の間、及び基板23Aと基板23Bの間に介装されている。導体パターン28は基板21の片面にのみ形成されていてもよい。導体パターン28同士は、基板21に設けられたビア29またはめっきスルーホール(図示せず)により電気的に接続され、コイル巻線を構成している。
なお、基板23Bは、図3では一枚の基板であるが、これに限らず、導体パターン28が形成されていない複数の基板が積層されたものであってもよい。
多層基板20の表面には、図1に示すように、チップ部品やIC等の各種の電子部品27がはんだ付けされている。
図2に示すように、多層基板20には、貫通孔25,30,31,32が設けられている。貫通孔25は、図2に示すように導体パターン22により囲われた領域を貫通するように形成され、薄型トランス1のコア40の柱部を挿通させる。貫通孔30,31,32は、それぞれ、第1のコア51の柱部51d,51b,51dを挿通させるために設けられている。
次に、コア50の構成について詳細に説明する。
第1のコア51は、図3に示すように、多層基板20の下面側に配置された基部51aと、基部51aから立設され、かつ渦巻き状の導体パターン28を径方向に挟む柱部51b,51cと、柱部51b,51cの間における基部51aから立設され、かつ導体パターン28により囲われた領域における多層基板20を貫通する貫通孔30に挿通された柱部51dとを含む。
一方、第2のコア52は、柱部51dとの間にギャップを形成するように多層基板20の上面側に配置されている。
このようにコア50のギャップは、多層基板20の上面側、即ち、導体パターン28が設けられていない基板23B側に設けられている。
上記のように本実施形態による薄型コアコイル2では、多層基板20の上面側にコア50のギャップを設け、かつ、多層基板20を構成する複数の基板のうち少なくとも多層基板20の最上層を構成する基板には、コイル巻線を構成する導体パターン28を形成しない。このようにコイル巻線を構成する導体パターン28をコア50のギャップから離すことで、ギャップからの漏れ磁束による渦電流の影響を抑制する。よって、本実施形態の薄型コアコイルによれば、コアにギャップを設けつつ、渦電流による発熱を効果的に抑制して焼損を防止することができる。
また、多層基板20の表層に導体パターン28を設けないため、導体パターン28の上方における基板23B上に(即ち、図2の導体パターン28が描かれた領域に)電子部品27を実装することができる。
なお、コア50のギャップは、図3に示すように、柱部51bと第2のコア52との間、および柱部51cと第2のコア52との間にも設けられてもよい。即ち、第1のコア51と第2のコア52は、互いに直接接しないようにギャップを設けて配設してもよい。ギャップの数を増やすことで、1つあたりのギャップの幅を小さくすることができる。その結果、導体パターン28とギャップ間の距離を小さくし、薄型コアコイル2の厚みを減らすことができる。さらに、好ましくは、図3に示すように、3本の柱部51b〜51dと、第2のコア52との間のギャップの幅を一定であるようにする。これにより、1つあたりのギャップ幅を最小にすることができる。
また、図3に示すように、第1のコア51と第2のコア52との間に絶縁材料53がコア50のギャップを埋めるように介装されていてもよい。この絶縁材料53として、コア50のギャップに絶縁テープが介装されていてもよい。
(薄型トランス)
次に、本実施形態による薄型トランスもついて、図4を用いて説明する。図4は本実施形態による薄型トランス3の断面図を示している。この薄型トランス3は、多層基板70と、第1のコア61及び第2のコア62を有し、一次側巻線と二次側巻線との間の磁路を形成するコア60とを備えている。コア60は、例えばフェライトからなる。
まず、多層基板70の詳細について説明する。
多層基板70は、一次側巻線を構成する渦巻き状の導体パターン74及び二次側巻線を構成する渦巻き状の導体パターン75が主面に形成された複数の基板71が積層されてなる基板73A(第1の基板)と、この基板73Aの上に積層された基板73B(第2の基板)とを有する。基板73Bには、一次側巻線を構成する導体パターン74が形成されていない。隣接する基板71の間、及び基板73Aと基板73Bの間にはプリプレグ72が介装されている。
導体パターン74同士は、基板71に設けられたビア78又はめっきスルーホールにより電気的に接続され、一次側巻線を構成している。同様に、導体パターン75同士は、基板71,73Bに設けられたビア79又はめっきスルーホールにより電気的に接続され、二次側巻線を構成している。
多層基板70には、図4に示すように、一次側巻線を構成する渦巻き状の導体パターン74により囲われた領域における多層基板70を貫通する貫通孔76、及び、二次側巻線を構成する導体パターン75により囲われた領域における多層基板70を貫通する貫通孔77が設けられている。
なお、基板73Bは、一次側巻線を構成する導体パターン74が形成されていない複数の基板が積層されたものとして構成されてもよい。導体パターン74,75は基板71,73Bの片面にのみ形成されていてもよい。
また、複数の二次電圧を出力するため、二次側巻線は複数のグループにより構成されてもよい。この場合、二次側巻線は、1つ又は電気的に接続された複数の導体パターン75から構成され、かつ第1の二次電圧を発生させる第1の二次側巻線と、第1の二次側巻線を構成しない1つ又は電気的に接続された複数の導体パターン75から構成され、かつ第2の二次電圧を発生させる第2の二次側巻線とを有する。
次に、コア60の詳細について説明する。
コア60の第1のコア61は、図4に示すように、多層基板70の下面側に配置された基部61a、及び基部61aから立設された柱部61b及び柱部61cを含む。
第2のコア62は、多層基板70の上面側に配置されている。
第1のコア61の柱部61bは、貫通孔76に挿通され、且つ第2のコア62に当接しない。柱部61cは、貫通孔77に挿通され、且つ第2のコア62に当接する。
なお、図4に示すように、コア60のギャップを埋めるように、第1のコア61と第2のコア62との間に絶縁材料63が介装されていてもよい。
上記のように、本実施形態による薄型トランス3は、一次側巻線および二次側巻線を多層基板70に内蔵したシートコイルで構成し、コア60のギャップを一次側巻線の近傍に集中的に設け、かつ多層基板70を構成する複数の基板のうち少なくとも多層基板70の最上層を構成する基板には一次側巻線用の導体パターン74を設けない。これにより、二次側巻線を構成する導体パターン75とギャップからの漏れ磁束との鎖交数が減少するため、導体パターン75における渦電流の発生を抑制し、二次側巻線の発熱を回避することができる。一方、一次側巻線の近傍のギャップからは磁束が漏れるものの、一次側巻線を構成する導体パターン74はコア60のギャップから離して設けられるため、一次側巻線の発熱を抑制することができる。
よって、本実施形態の薄型トランスによれば、コアにギャップを設けつつ、渦電流による発熱を効果的に抑制して焼損を防止することができる。
さらに、薄型トランスの二次側にはギャップを設けず、かつ二次側巻線は磁束漏れを減らし密結合可能なシートコイルで構成されるため、高精度な二次電圧を容易に出力することができる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1,3 薄型トランス
2 薄型コアコイル
10 ボビン
13 導線
20 多層基板
21 基板
22 導体パターン
23A 基板(第1の基板)
23B 基板(第2の基板)
24 プリプレグ
25 貫通孔
26 切り欠き部
27 電子部品
28 導体パターン
29 ビア
30,31,32 貫通孔
40,50 コア
51 第1のコア
51a 基部
51b,51c,51d 柱部
52 第2のコア
53 絶縁材料
60 コア
61 第1のコア
61a 基部
61b,61c 柱部
62 第2のコア
63 絶縁材料
70 多層基板
71 基板
72 プリプレグ
73A 基板(第1の基板)
73B 基板(第2の基板)
74,75 導体パターン
76,77 貫通孔
78,79 ビア

Claims (11)

  1. コイル巻線を構成する渦巻き状の導体パターンが主面に形成された複数の基板が積層されてなる第1の基板と、前記第1の基板の上に積層され、かつ前記導体パターンが形成されていない第2の基板とを有する多層基板と、
    前記多層基板の下面側に配置された基部と、前記基部から立設され、渦巻き状の前記導体パターンを径方向に挟む第1及び第2の柱部と、前記第1及び第2の柱部の間における前記基部から立設され、かつ前記導体パターンにより囲われた領域における前記多層基板を貫通する貫通孔に挿通された第3の柱部とを含む第1のコアと、前記第3の柱部との間にギャップを形成するように前記多層基板の上面側に配置された第2のコアとを有するコアと、
    を備えることを特徴とする薄型コアコイル。
  2. 前記第1のコアの前記第1の柱部と前記第2のコアとの間、及び、前記第2の柱部と前記第2のコアとの間にもギャップが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の薄型コアコイル。
  3. 前記第1ないし第3の柱部と、前記第2のコアとの間のギャップの幅が一定であることを特徴とする請求項2に記載の薄型コアコイル。
  4. 前記第2の基板は、前記導体パターンが形成されていない複数の基板が積層されてなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の薄型コアコイル。
  5. 前記コアの前記ギャップを埋めるように、前記第1のコアと前記第2のコアとの間に絶縁材料が介装されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の薄型コアコイル。
  6. 前記ギャップには、前記絶縁材料として、絶縁テープが介装されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の薄型コアコイル。
  7. 前記コアは、フェライトからなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の薄型コアコイル。
  8. 一次側巻線および二次側巻線を構成する渦巻き状の導体パターンが主面に形成された複数の基板が積層されてなる第1の基板と、前記第1の基板の上に積層され、かつ前記一次側巻線を構成する前記導体パターンが形成されていない第2の基板とを有する多層基板と、
    前記一次側巻線と前記二次側巻線との間の磁路を形成するコアであって、前記多層基板の下面側に配置された基部、及び前記基部から立設された第1及び第2の柱部を含む第1のコアと、前記多層基板の上面側に配置された第2のコアとを有し、前記第1の柱部は、前記一次側巻線を構成する渦巻き状の前記導体パターンにより囲われた領域における前記多層基板を貫通する貫通孔に挿通され且つ前記第2のコアに当接せず、前記第2の柱部は、前記二次側巻線を構成する前記導体パターンにより囲われた領域における前記多層基板を貫通する貫通孔に挿通され且つ前記第2のコアに当接する、コアと、
    を備えることを特徴とする薄型トランス。
  9. 前記二次側巻線は、1つ又は電気的に接続された複数の前記導体パターンから構成され、第1の二次電圧を発生させる第1の二次側巻線と、前記第1の二次側巻線を構成しない1つ又は電気的に接続された複数の前記パターンから構成され、第2の二次電圧を発生させる第2の二次側巻線と、を有することを特徴とする請求項8に記載の薄型トランス。
  10. 前記第2の基板は、前記一次側巻線を構成する前記導体パターンが形成されていない複数の基板が積層されてなることを特徴とする請求項8または9に記載の薄型トランス。
  11. 前記コアは、フェライトからなることを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の薄型トランス。
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