JPS6185072A - 正弦波発生回路 - Google Patents

正弦波発生回路

Info

Publication number
JPS6185072A
JPS6185072A JP59207335A JP20733584A JPS6185072A JP S6185072 A JPS6185072 A JP S6185072A JP 59207335 A JP59207335 A JP 59207335A JP 20733584 A JP20733584 A JP 20733584A JP S6185072 A JPS6185072 A JP S6185072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
base
sine wave
primary winding
magnetic core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59207335A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0638713B2 (ja
Inventor
Hiroji Kato
加藤 博二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59207335A priority Critical patent/JPH0638713B2/ja
Publication of JPS6185072A publication Critical patent/JPS6185072A/ja
Publication of JPH0638713B2 publication Critical patent/JPH0638713B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/53Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M7/537Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
    • H02M7/5383Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a self-oscillating arrangement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種電気機器に使用される主として直流電圧を
正弦波交番電圧に変換する正弦波発生回路に関するもの
である。
従来例の構成とその問題点 近年の電気機器の小型化、軽量化、低価格化の要求は激
化の一途をたどり、上記要求にともない、′電気機器に
使用される正弦波発生回路についても小型化、軽量化、
低価格化の要求は目ざましいものである。
以下図面を参照しながら上述した従来の正弦波発生回路
について説明する。
第1図は従来の正弦波発生回路の構成を示すものである
第1図においては1は磁心8に磁束を発生させる1次巻
線、2はトランジスタ4にベース電流を供給するベース
巻線、3は磁心8の磁束により出力電圧を発生する出力
巻線、4は1次巻線1に流れる電流を断続するトランジ
スタ、5はトランジスタ4に流れるベース電流を制限す
るベース抵抗、6は発振用コンデンサ、7は回路を起動
させる起動抵抗、8は1次巻ls1、ベース巻、I!2
、出方巻線3と同一の磁気回路を構成する磁心、9は1
次巻線1と共振回路を構成するコンデンサ、1oはこの
ように構成されたブロッキングオシレーターを動作させ
る直流電源である。
以上のように構成された正弦波発生回路について以下そ
の動作を説明する。
起動抵抗7、ベース抵抗S、ベース巻線2を通じてトラ
ンジスタ4のベースに電流が流れると、トランジスタ4
のコレクタ電流は増加する。1次巻線1、及びベース巻
線2は互いに正帰環が行われるよう、極性が定められて
いるためベース巻線2に発生した電圧は発振用コンデン
サ6、ベース抵抗6、ベース巻線2、トランジスタ4の
ベースを通じて流れるため、トランジスタ4のコレクタ
電流はさらに増加しようとするが、コンデンサ9及び1
次巻線1とで並列共振回路を構成しているため、トラン
ジスタ4のコレクタ電流は前記並列共振回路の固有側槽
数で決まる正弦波電流となる、このためベース巻線2に
発生する電圧も正弦波電圧となり、発振用コンデンサ6
、ベース抵抗5、ベース巻線2を通じて流れるベース電
流も正弦波電流となるためトランジスタ4のコレクタ電
流は正弦波振動を保つ。この時、トランジスタ4のコレ
クタ電圧はコレクタ電流に逆比例するため、コレクタ電
流波形の極性を反転させた正弦波電圧波形となる。
時間が経過し正弦波振動が進行すると、ベース巻線2に
発生する電圧は極性が反転し、トランジスタ4はカット
オフとなるが、コンデンサ9及び1次巻線1とで構成さ
れる並列共振回路は正弦波振動が接続するため、トラン
ジスタ4のコレクタ電圧波形は連続した正弦波電圧波形
となる。
さらに正弦波振動が進行するとベース巻線2に発生する
電圧の極性は再び反転し、トランジスタ4に再びベース
電流が流れ上記動作をくりかえし、連続した正弦波電圧
を発生させる。
しかし上記のような構成では発生する正弦波の正負対称
性を得るために、トランジスタ4がカットオフしている
期間中にコンデンf9.1次巻線1とで構成される並列
共振回路の正弦波振動が減衰しないよう、磁心損失の極
めて少ないフェライトコアを使用しなければならず、フ
ェライトコアの磁束密度の上限が3000ガウス程度と
低いため、磁心8が大型化し、重く、高価になるという
欠点を有していた。
又、小型化、軽量化のため磁束密度を3000ガウス以
上にするためにケイ・素鋼板からなる積層磁心を使用す
れば、磁心損失が大きいため、G −11クラスの方向
性ケイ素鋼板を使用したとして −も、磁心損失はフェ
ライトコアに比して1o数倍にもなり、トランジスター
4がカットオフしている期間中のコンデンサ9.1次巻
線1とで構成される並列共振回路の正弦波振動は著るし
く減衰し、発生する正弦波の正負の対称性は著るしくア
ンバランスとなり実用に耐えない欠点を有していた。
又、ケイ素鋼板を積層してなる磁心の損失を軽減しよう
と磁束密度を低下させれば、必然的に磁心形状が大型化
し、高価となり、重くなるという欠点を有していた。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑み小型、軽量、低価格とす
ることのできる正弦波発生回路を提供するものである。
発明の構成 この目的を達成するだめに本発明の正弦波発生回路は、
1次巻線、出力巻線、ベース巻線、トランジスタ、ベー
ス抵抗、起動抵抗、及び発振用、コンデンサからなるブ
ロッキングオシレーターと、上記1次巻線、出力巻線の
少なくともどちらか一方の巻線と並列に接続されたコン
デンサを有し、磁路中に空隙を設けたケイ素鋼板を積層
してなる磁心を上記1次巻線、ベース巻線、出力巻線、
各々に鎖交させて構成されている。
この構成にすることより重く、高価で、大型なフェライ
トコアが不要となり、小型、軽量、低価格な正弦波発生
回路を提供できることになる。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
第2図は本発明の第1の実施例における正弦波発生回路
の構成を示すものであり、第3図は第2図中に示される
1次巻線11、ベース巻線12、出力巻線13、磁心1
8とで構成されるトランスの構造図である。
11は磁心18に磁束を発生させる1次巻線、12はト
ランジスタ14にベース電流を供給するベース巻線、1
3は磁心18の磁束により出力電圧を発生する出力巻線
、14は1次巻線11に流れる電流を断続するトランジ
スタ、15はトランジスタ14に流れるベース電流を制
限するベース抵抗、16は発振用コンデンサ、17は回
路を起動させる起動抵抗、19は1次巻線11と共振回
路を構成するコンデンサ、20はこのように構成された
ブロッキングオシレーターを動作させる直流電源で、以
上は第1図の構成と同じものである。
18は磁路中に空隙を設けたケイ素鋼板を積層してなる
。1次巻線11、ベース巻線12、出力巻線13各々に
鎖交する磁心である。
第3図について11は1次巻線、12はベース巻線、1
3は出力巻線であり、以上は第2図の構成と同じもので
ある。18は磁路中に空隙21を設けたケイ素鋼板を積
層してなる磁心で、第2図の構成と同じものである。2
1は磁心18の磁路中に設けられた空隙である。
以上のように構成された正弦波発生回路について以下そ
の動作について説明する。
回路の動作原理及び各部の波形は第1図の従来例と同一
であるので省略する。
以下本発明に用いられる磁路中に空隙21を設けた積層
磁心18について説明する。
第4図(alは第2図のコンデンサ19及び1次巻線1
1で構成される並列共振回路の理想等価回路であシ、第
4図伽)は磁心損失を考慮した実際の等価回路である。
第4図(a) 、 (blについて Cはコンデンサ19の容量。
Lは1次巻線11のインダクタンス。
第4図(b)について Rは磁心18の磁心損失を抵抗に換算したものである。
インダクタンスLは磁心18の比透磁率、1次巻線11
の巻数、磁心断面積、磁路長によって決まり磁心18の
材質が決まれば比透磁率、最大磁束密度が決まり、又1
次巻線11に印加される電圧、及び出力巻線から取り出
す電力が決まれば、磁路長、磁心断面積、1次巻線11
の巻数が決ま−るためある個有の値を持つことになる。
このだめ希望する周波数で発振させるためには容量Cを
次の(1)式で表わされる値にする必要がある。
C=(1/L)x(1/2・π・f)2・・・・・・・
・・(1)的な並列共振回路を第4図(、)のように構
成すればインダクタンスLに蓄えられたエネルギーは全
て容量Cに移るため正弦波振動は永久に持続することに
なるが、実際にはインダクタンスLを構成する磁心18
に損失があるため、実際の等価回路は第4図(blで示
されるI、CR並列共振回路となシインダクタンスLに
電圧が発生する毎にインダクタンスLに蓄えられたエネ
ルギーは抵抗Rで消費されて消失し、正弦波振動は徐々
に減衰する。
この減衰する度合を示すパラメーターとして一般にQと
呼ばれる(2)式又は(3)式で表わされる値を用い、
Qが大きい程、正弦波振動が減衰しないことを表わす。
Q = R/ωL    ω=2・π・f  ・・・・
・・(2)O=UωCω=2πf     ・・・・・
・(3)(2)及び(3)式よりωを消去すると(4)
式が導き出される。
(4)式から判明するようにQを上げ正弦波振動が減衰
しないようにするには抵抗Rを大きくすれば良いことは
自明であるが、抵抗Rを大きくする。すなわち磁心損失
を減少させるには磁束密度を下げる。又はフェライトコ
アを使用しなければならず、大型化、高価格化7重くな
るという従来の欠点を有する。
本発明による磁路中に空隙21を設けたケイ素鋼板を積
層してなる磁心18を使用すれば、磁束密度、磁路長、
鉄心断面積、1次巻線110巻数を何ら変更することな
くインダクタンスLを低減できるためQは大きくなる。
又インダクタンスLの低減により発振周波数を同一に保
つために容量Cを大きくでき、インダクタンスLの低減
と合せてQを飛躍的に大きくでき、第2図の正弦波発生
回路は波形の正負対称性に優れた正弦波を発生する。
なお、本実施例では磁心形状を内鉄型とし、出力巻線1
3を1次巻線11、ベース巻線12と分離した構成にな
っているが、第5図のように同一個所に重ねて巻いても
良い。又磁心18の型状は第6図(a)(b)(C)に
示すように外鉄型とし第6図(a)のようにセンターギ
ャップ21.第6図(b)のように両足ギャップ21、
第6図(C)のように通じギャップ21としても良い。
発明の効果 以上のように本発明は1次巻線あるいは出方巻線にコン
デンサが接続されたブロッキングオシレーターと、磁路
中に空隙を設けたケイ素鋼板を積層してなる磁心を使用
することにより従来の大型で高価で重いフェライトコア
に替えて従来使用不可能であったケイ素鋼板を積層して
なる磁心を使用できるだめ、小型、低価格、軽量な正弦
波発生回路とする事ができ、その実用効果は絶大なるも
のがある。・
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の正弦波発生回路の構成を示す回路図、第
2図は本発明の正弦波発生回路の一実施例の回路図、第
3図は本発明の正弦波回路に用いる要部の構成図、第4
図fa)(b)は第2図の回路図の部分的な等価回路図
、第6図は本発明の第2の実施例の要部の構成図、第6
図(a)(b)(c)は本発明の第3、第4.第6の実
施例の磁心の構成図である。 11・・・・・・1次巻線、12・・・・・・ベース巻
線、13・・・・・・出力巻線、14・・・・・・トラ
ンジスタ、16・・・・・・ベース抵抗、16・・・・
・・発振用コンデンサ、17・・・・・・起動抵抗、1
8・・・・・・磁心、19・・・・・・コンデンサ、2
o・・・・・・直流電源、21・・・・・・空隙。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第3図 第4図 (α)(b) 第5図 ム 手続補正書 昭和6Q年 7月37日 2発明の名称 正弦波発生回路 3補正をする者 事件との関係      特  許   出  願  
人住 所  大阪府門真市大字門真1006番地名 称
 (582)松下電器産業株式会社代表者    山 
 下  俊  彦 4代理人 〒571 住 所  大阪府門真市大字門真1006番地松下電器
産業株式会社内 6、補正の内容 (1)明細書を別紙の通り全文補正いたします。 (2)図面の第1図〜第3図を別紙のように補正いたし
ます。 (3)図面の第7図〜第10図を別紙のように追加しま
す。 明    細    書 1、発明の名称 正弦波発生回路 2、特許請求の範囲 1次巻線、1以上の出力巻線、ベース巻線、トランジス
タ、ベース抵抗、起動抵抗、及び発振用コンデンサーか
らなるプロツキフグオシレーターと、上記1次巻線、出
力巻線の少なくとも°どれか」の巻線と並列に接続され
たコンデンサを有し磁路中に空隙を設けたケイ素鋼板を
積層してなる磁心を上記1次巻線、ベース巻線、出力巻
線各々に鎖交させた正弦波発生回路。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は各種電気機器に使用される主として直流電圧を
正弦波交番電圧に変換する正弦波発生回路に関するもの
である。 従来例の構成とその問題点 近年の電気機器の小型化、軽量化、低角格化の要求は激
化の一途をたどり、上記要求にともない、電気機器に使
用される正弦波発生回路についても小型化、軽量化、低
価格化の要求は目ざましいものである。 以下図面を参照しながら上述した従来の正弦波発生回路
について説明する。 第1図は従来の正弦波発生回路の構成を示すものである
。 第1図においては1は磁心8に磁束を発生させる1次巻
線、2はトランジスタ4にベース電流全供給するベース
巻線、3は磁心8の磁束により出力電圧を発生する出力
巻線、4は1次巻線1に流れる電流を継続するトランジ
スタ、5はトランジスタ4に流れるベース電流を制限す
るベース抵抗、6は発振用コンデンサ、7は回路を起動
させる起動抵抗、8は1次巻線1、ベース巻線2、出力
巻線3と同一の磁気回路を構成する磁心、9は1次巻線
1と共振回路全構成するコンデンサ、10はこのように
構成されたブロッキングオシレーターを動作させる直流
電源である。 以上のように構成された正弦波発生回路について以下そ
の動作を説明する。 起動抵抗7、ベース抵抗6、ベース巻線2を通じてトラ
ンジスタ40ベースに電流が流れると、トランジスタ4
のコレクタ電流は増加する。1次巻線1、及びベース巻
線2は互いに正帰環が行われるよう、極性が定められて
いるためベース巻線2に発生した電圧は発振用コンデン
サ6、ベース抵抗5、ベース巻線2、トランジスタ4の
ベースを通じて流れるため、トランジスタ4のコレクタ
電流はさらに増加しようとするが、コンデンサ9及び1
次巻線1とで並列共振回路全構成しているため、トラン
ジスタ4のコレクタ電流は前記並列共振回路の固有周波
数で決まる正弦波電流となる。 このためベース巻婢2に発生する電圧も正弦波電圧とな
り、発振用コンデンサ6、ベース抵抗6、ベース巻線2
を通じて流れるベース電流も正弦波電流となるためトラ
ンジスタ4のコレクタ電流は正弦波振動を保つ。この時
、トランジスタ4のコレクタ電圧はコレクタ電流に逆比
例するため、コレクタ電流波形の極性を反転てせた正弦
波電圧波形となる。 時間が経過し正弦波振動が進行すると、ベース巻線2に
発生する電圧は極性が反転し、トランジスタ4はカット
オフとなるが、コンデンサ9及び1次巻線1とで構成さ
れる並列共振回路は正弦波振動が接続するため、トラン
ジスタ4のコレクタ電圧波形は連続した正弦波電圧波形
となる。 さらに正弦波振動が進行するとベース巻線2に発生する
電圧の極性は再び反転し、トランジスタ4に再びベース
電流が流れ上記動作をくりかえし、連続した正弦波電圧
を発生させる・ しかし上記のような構成では発生する正弦波の正負対称
性を得るために、トランジスタ4がカットオフしている
期間中にコンデンサ9,1次巻線1とで構成される並列
共振回路の正弦波振動が減衰しないよう、磁心損失の極
めて少ないフェライトコアを使用しなければならず、フ
ェライトコアの磁束密度の上限が3oooガウス程度と
低いため、磁心8が大型化し、重く、高価になるという
欠点を有していた。 又、小型化、軽量化のため磁束密度13000ガウス以
上にするためにケイ素鋼板からなる積層磁心を使用すれ
ば、磁心損失が大きいため、G−11クラスの方向性ケ
イ素鋼板を使用したとしても、磁心損失はフェライトコ
アに比して10数倍にもなり、トランジスター4がカッ
トオフしている期間中のコンデンサ9.1次巻線1とで
構成される並列共振回路の正弦波振動は著るしく減衰よ
発生する正弦波の正負の対称性は著るしくアンバランス
となり実用に耐えない欠点を有していた。 又、ケイ素鋼板を積層してなる磁心の損失全軽減しよう
と磁束密度を低下させれば、必然的にs心形状が大型化
し、高価となり、重くなるという欠点を有していた。 発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑み小型、軽量、低価格とす
ることのできる正弦波発生回路全提供するものである。 発明の構成 この目的を達成するために本発明の正弦波発生回路は、
1次巻線、1つ以上の出力巻線、ベース巻線、トランジ
スタ、ベース抵抗、起動抵抗、及び発振用コンデンサか
らなるプロジキングオンレーターと、上記1次巻線、出
力巻線の少なくともどれか1個の巻線と並列に接続され
たコンデンサを有し、磁路中に空隙を設けたケイ素鋼板
を積層してなる磁心全上記1次巻線、ベース巻線、出力
巻線、各々に鎖交させて構成袋れている。 この構成にすることより重く、高価で、大型なフェライ
トコアが不要となり、小型、軽量、低価格な正弦波発生
回路を提供できることになる。 実施例の説明 以下本発明の一実捲例について図面を参照しながら説明
する。 第2図は本発明の第1の実施例における正弦波発生回路
の構成を示すものであり、第3図は第2図中に示される
1次巻線1、ベース巻線2、出力巻線3、磁心8&とで
構成されるトランスの構造図である。 1は磁心8aに磁束を発生させる1次巻線、2はトラン
ジスタ4にベース電流を供給するベース巻線、3は磁心
8aの磁束により出力電圧を発生する出力巻線、4は1
次巻線1に流れる電流を断続スるトランジスタ、6はト
ランジスタ4に流れるベース電流を制限するベース抵抗
、6は発振用コンデンサ、7は回路を起動させる起動抵
抗、9ば1次巻線1と共振回路を構成するコンデンサ、
10はこのように構成されたブロッキングオシレーター
を動作させる直流電源で、以上は第1図の構成と同じも
のである。8aは磁路中に空隙を設けたケイ素鋼板を積
層してなる。1次巻線1、ベース巻線2、出力巻線3各
々に鎖交する磁心である。 第3図について1は1次巻線、2はベース巻線、3は出
力巻線であり、以上は第2図の構成と同じものである。 8arli磁路中に空隙11を設けたケイ素鋼板を積層
してなる磁心で、第2図の構成と同じものである。11
は磁心8aの磁路中に設けられた空隙である。 以上のように構成された正弦波発生回路について以下そ
の動作について説明する。 回路の動作原理及び各部の波形は第1図の従来例と同一
であるので省略する。 以下本発明に用いられるs路中に空隙11を設けた積層
磁心8bについて説明する。 第4図(&)は第1図及び第2図のコンデンサ9及び1
次巻線1で構成される並列共振回路の理想等価回路であ
り、第4図(1))は磁心損失を考慮した実際の等価回
路である。 第4図(a) 、 (b)について Cはコンデンサ9の容量。 Lば1矢線11のインダクタンス。 第4図(′b)について Rは磁心8及び8aの磁心損失全抵抗に換算したもので
ある。 インダクタンスLは磁心8の比透磁率、1次巻線1の巻
数、磁心断面積、磁路長によって決まり磁心8の材質が
決まれば比透磁率、最大磁束密度が決まり、又1次巻線
1に印加される電圧、及び出力巻線から取り出す電力が
決まれば、磁路長。 磁心断面積、1次巻線1の巻数が決まるためある個有の
値を持つことになる。このため希望する周波数で発振さ
せるためには容量Cを次の(1)式で表わされる値にす
る必要がある。 C=(1/L)X(1/2・π・f)2  ・・・・・
・ (1)このように定められたL・及びCを用いて理
想的な並列共振回路を第4図(&)のように構成すれば
インダクタンスLに蓄えられたエネルギーは全て容量C
に移るため正弦波振動は永久に持続することになるが、
実際にはインダクタンスLを構成する磁心8に損失があ
るため、実際の等価回路は第4図(b)で示されるLC
R並列共振回路となりインダクタンスLに電圧が発生す
る毎にインダクタンスLに蓄えられたエネルギーは抵抗
Bで消費されて消失し、正弦波振動は徐々に減衰する。 この減衰する度合を示すノ(2メーターとして一般にQ
と呼ばれる(2)式又は(3)式で表わされる値を用い
、Qが大きい程、正弦波振動が減衰しないことを表わす
。 Q=R/ωL    ω=2−re−f   ・−−(
2)Q=l’iωCω=2πf     ・・・・・ 
伸)(2)式及び(3)式よりωを消去すると(4)式
が導き出される。 (4)式から判明するようKQを上げ正弦波振動が減衰
しないようにするには抵抗Rを大きくすれば良いことは
自明であるが、抵抗Rを大きくする。すなわち磁心損失
を減少させるには磁束密度を下げる。又は極めて損失の
少ないフェライトコアを使用しなければならず、大型化
、高価格化2重くなるという従来の欠点となる。上記の
従来の欠点に対して本発明による磁路中に空隙11を設
けたケイ素鋼板を積層してなる磁心8&を使用すれば、
磁束密度、磁路長、鉄心断面積、1次巻線1の巻数を何
ら変更することなくインダクタンスLを低減できるため
Rは一定でもQは犬・きくなる。又、(1)式から判る
ようにインダクタンスLの低減にともない発振周波数を
同一に保つために容量Cを大きくでき、インダクタンス
Lの低減と合せてQを飛躍的に大きくでき、第2図の正
弦波発生回路は波形の正負対称性に優れた正弦波を発生
する。 なお、本実施例では磁心形状を内鉄型とし、出力巻線3
を1次巻線1、ベース巻線2と分離した構成になってい
るが、第6図のように同一個所に重ねて巻いても良い。 又磁心8aの型状は第6図(a)(b)(c)に示すよ
うに外鉄型とし第6図(a)のようにセンターギャップ
11.第6図(b)のように両足ギャップ11、第6図
(C)のように通しギャップ11としても良い。 又、第2図では1次巻線1にコンデンサ・9を並列に接
続しているが、第7図の様に出力巻線3に並列にコンデ
ン′+j9を接続しても、本発明の効果は変らない。又
、第8図の様に1次巻線1及び出力巻線3に同時にコン
デンサ9を接続しても良し第9図の様に複数の出力巻線
3a 、3bに各々コンデンサ9を接続しても良い、更
に、第10図の様に1次巻線1、及び複数の出力巻線+
3a 、3b各々にコンデンサ9を接続しても良い。 発明の効果 以上のように本発明は1次巻線あるいは出力巻線にコン
デンサが接続されたブロッキングオシレーターと、磁路
中に空隙を設けたケイ素鋼板を積層してなる磁心を使用
することにより従来の大型で高価で重いフェライトコア
に替えて従来使用不可能であまたケイ素鋼板を積層して
なる磁心を使用できるため、小型、低価格、軽量な正弦
波発生回路とする事ができ、その実用効果は絶大なるも
のがある。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来の正弦波発生回路の構成を示す回路図、第
2図は本発明の正弦波発生回路の一実施例の回路図、第
3図は本発明の正弦波回路に用いる要部の構成図、第4
図(&)(b)は第2図の回路図の部分的な等価回路図
、第5図は本発明の第2の実施例の要部の構成図、第6
図(&)tb)(C)は本発明の第3、第4.第5の実
施例の磁心の構成である。第7図、第8図、第9図、第
10図は本発明の第6゜第7.第8.第9の実施例の回
路図である。 1・・・・・1次巻線、2・・・・・・ベース巻線、3
・・・・・・出力巻線、4・・・・・・トランジスタ、
5・・・・ベース抵抗、6・・・・・・発振用コンデン
サ、7・・・・・・起動抵抗、8・・・・・・磁心、9
・・・・・・コンデンサ、10・・・・・直流電源、。 11・・・・・・空隙、Sa・・・・・・磁心、3λ・
・・・・・出力巻線、3b・・・・・・出力巻線。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 第7図 第 8 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1次巻線、出力巻線、ベース巻線、トランジスタ、ベー
    ス抵抗、起動抵抗、及び発振用コンデンサーからなるブ
    ロッキングオシレーターと、上記1次巻線、出力巻線の
    少なくともどちらか一方の巻線と並列に接続されたコン
    デンサを有し磁路中に空隙を設けたケイ素鋼板を積層し
    てなる磁心を上記1次巻線、ベース巻線、出力巻線各々
    に鎖交させた正弦波発生回路。
JP59207335A 1984-10-02 1984-10-02 正弦波発生回路 Expired - Lifetime JPH0638713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59207335A JPH0638713B2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02 正弦波発生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59207335A JPH0638713B2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02 正弦波発生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6185072A true JPS6185072A (ja) 1986-04-30
JPH0638713B2 JPH0638713B2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=16538039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59207335A Expired - Lifetime JPH0638713B2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02 正弦波発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0638713B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013175654A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 薄型トランス
JP2013175657A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 薄型コアコイルおよび薄型トランス
US11788271B2 (en) 2018-03-09 2023-10-17 Cetres Holdings, Llc Reinforced stud-framed wall

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112091U (ja) * 1982-01-25 1983-07-30 松下電工株式会社 トランジスタインバ−タ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112091U (ja) * 1982-01-25 1983-07-30 松下電工株式会社 トランジスタインバ−タ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013175654A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 薄型トランス
JP2013175657A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 薄型コアコイルおよび薄型トランス
US11788271B2 (en) 2018-03-09 2023-10-17 Cetres Holdings, Llc Reinforced stud-framed wall

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0638713B2 (ja) 1994-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1095601A (en) Regulating transformer with magnetic shunt
CN111628656B (zh) 一种磁集成全桥llc谐振变换器
GB2090705A (en) Welder power supply
JPH0355609A (ja) インバーター電源の改良
NO814020L (no) Laminert kjerne for elektromagnetisk apparat.
CN206481223U (zh) 一种谐振电感及谐振变换器
US3341766A (en) Choked ferroresonant transformer system
JPS6185072A (ja) 正弦波発生回路
US3584290A (en) Regulating and filtering transformer
RU2328051C2 (ru) Трансформатор
Van Rensburg et al. The role of magnetizing and leakage inductance in transformer coupling circuitry
JPH03268311A (ja) 変圧器鉄心
JPH0461211A (ja) 磁気鉄心
Seltzman et al. Design and modeling of nanocrystalline iron core resonant transformers for pulsed power applications
CN108667336A (zh) 双极性脉冲发生器
RU2386207C2 (ru) Коммутационный способ возбуждения параметрического резонанса электрических колебаний и устройство для его осуществления
KR840002386B1 (ko) 전원장치
Lundmark et al. Comparison between hexa-and conventional E-type core three-phase transformers
JP2022061926A (ja) トランスの高効率化方法。
Da Silva et al. Coupled Inductor Design Algorithm for E-Type Ferrite and Toroidal Kool mμ Cores
Huzayyin Utilizing the nonlinearity of a magnetic core inductor as a source of variable reactive power compensation in electric power systems
JP2019129303A (ja) トランスの効率アップ方法。
García-Díaz et al. Fixed Frequency Resonant Converter Controlled with Variable Inductor for Electrostatic Precipitator EPE 2019 ECCE Europe Conference
CN207883465U (zh) 一种电力变压器铁芯结构
SU115906A1 (ru) Однокаскадный самовозбуждающийс ультразвуковой генератор

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term