JP2013174812A - レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高出力のパルスレーザ光を生成することが可能なレーザ装置を提供する。
【解決手段】レーザ装置1では、種光Lを複数のレーザ光Lに分波した後に、その複数のレーザ光Lを増幅装置14によって連続光増幅する。このため、パルスレーザ光を増幅する場合に比べて増幅率を高く設定できる。また、増幅されたレーザ光Lのそれぞれを回折格子16で合波して合波光Lを生成する際に、集光位置Pにおいて合波光Lの出力のピークが所定の時間間隔で繰り返し現れるように、レーザ光Lのそれぞれの位相を制御する。これにより、集光位置Pにおいて、高い増幅率でもって増幅された複数のレーザ光Lからパルスレーザ光が生成される。よって、このレーザ装置1によれば、高出力のパルスレーザ光を生成することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、パルスレーザ光を生成するレーザ装置に関する。
上記技術分野の従来の技術として、例えば、特許文献1に記載のモード同期レーザ装置が知られている。特許文献1に記載のモード同期レーザ装置は、レーザ共振器で発生する縦モードの周波数間隔の整数倍の周波数で変調されたレーザ光を、互いに異なる中心波長のスペクトル領域に利得を有する複数の増幅器(例えば光ファイバ増幅器等)で増幅することにより、複数の波長領域のパルスレーザ光を一度に生成している。
特開平6−90050号公報
ところで、パルスレーザ光は、単位時間当たりのエネルギー、すなわち平均パワーが同等である連続光に比べてピーク光強度が大きい。このため、パルスレーザ光を増幅する場合には、増幅器の損傷を防止する目的から、増幅率を制限する必要がある。このため、パルスレーザ光を増幅するレーザ装置にあっては、高出力のパルスレーザ光を生成することが困難である。
本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、高出力のパルスレーザ光を生成することが可能なレーザ装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るレーザ装置は、互いに周波数が異なる複数の連続レーザ光から構成されるレーザパルス列を発振する発振手段と、発振手段から発振されたレーザパルス列を互いに周波数が異なる複数の連続レーザ光に分波する分波手段と、分波手段で分波された連続レーザ光のそれぞれを増幅する増幅手段と、増幅手段で増幅された連続レーザ光のそれぞれを所定の位置において合波して合波光を生成する合波手段と、所定の位置において合波光の出力のピークが所定の時間間隔で繰り返し現れるように連続レーザ光のそれぞれの位相を制御する位相制御手段と、を備え、増幅手段は、励起光を発振する励起光源と、連続レーザ光のそれぞれと励起光とが入射する非線形結晶体とを含み、連続レーザ光のそれぞれと励起光とを光パラメトリック増幅の位相整合条件を満たすように非線形結晶体に入射させることによって、連続レーザ光のそれぞれを増幅することを特徴とする。
このレーザ装置では、レーザパルス列を複数の連続レーザ光に分波した後に、増幅手段においてその複数の連続レーザ光のそれぞれを増幅する。このため、パルスレーザ光を増幅する場合に比べて、増幅率を高く設定できる。また、そのようにして増幅された連続レーザ光のそれぞれを所定の位置で合波して合波光を生成する際に、その所定の位置において合波光の出力のピークが所定の時間間隔で繰り返し現れるように、連続レーザ光のそれぞれの位相を制御する。これにより、所定の位置において、増幅された複数の連続レーザ光によりパルスレーザ光が生成される。よって、このレーザ装置によれば、高出力のパルスレーザ光を生成することが可能となる。特に、このレーザ装置においては、非線形結晶体による光パラメトリック増幅を採用している。このため、このレーザ装置によれば、励起光の波長や、励起光と連続レーザ光との交差角度等を選択することにより、広範囲の波長帯域にわたっての増幅を行うことが可能となる。
本発明に係るレーザ装置においては、増幅手段は、励起光を収束光又は発散光として非線形結晶体に入射させることができる。この場合、位相パラメトリック増幅の位相整合条件を満たす波長を拡大することができる。
本発明に係るレーザ装置においては、増幅手段は、1つの連続レーザ光に対して複数の励起光を非線形結晶体に入射させることができる。この場合、1つの連続レーザ光が複数の励起光を用いて増幅されることとなるので、より高出力のパルスレーザ光を得ることが可能となる。
本発明に係るレーザ装置においては、非線形結晶体は、複数の非線形結晶部を含み、増幅手段は、1つの連続レーザ光を、複数の非線形結晶部を含むように非線形結晶体に入射させると共に、複数の励起光を非線形結晶部ごとに非線形結晶体に入射させることができる。この場合、非線形結晶部におけるレーザ損傷の発生が防止されるように各非線形結晶部に入射する励起光の強度を抑制しても、非線形結晶部の数を増加させることで、増幅後の連続レーザ光を高出力化することができる。
本発明に係るレーザ装置においては、発振手段は、略一定の周波数差で周波数が互いに異なる連続レーザ光から構成されるレーザパルス列を発振することができる。この場合、合波光の出力のピークが所定の時間間隔で繰り返し現れるようにするための位相の制御が容易となる。したがって、高出力のパルスレーザ光を容易に生成することができる。
本発明に係るレーザ装置は、発振手段から発振されたレーザパルス列を構成する連続レーザ光の間の周波数差を調整する周波数差調整手段をさらに備えることができる。この場合、連続レーザ光の間の周波数差を調節することにより、生成されるパルスレーザ光の繰り返し率を調節することができる。
本発明に係るレーザ装置においては、発振手段を、モード同期発振器又は高速電流変調の半導体レーザとすることができる。この場合、レーザ装置の小型軽量化及び低消費電力化を図ることができる。また、レーザ装置の機械的な安定性を向上することができる。さらには、レーザ装置の製造コストを低減することができる。
本発明に係るレーザ装置においては、位相制御手段は、合波光のスペクトル位相を計測すると共に、該計測の結果に基づいて連続レーザ光のそれぞれの位相を制御するものとすることができる。この場合、例えば、分波手段の前段にスペクトル位相変調器を設けることにより、連続レーザ光のそれぞれの位相を容易に制御することができる。
本発明によれば、高出力のパルスレーザ光を生成することが可能なレーザ装置を提供することができる。
光周波数コムを説明するためのグラフである。 本発明に係るレーザ装置の第1実施形態の概略構成を示す図である。 図2に示されたレーザ装置の部分拡大図である。 図2に示された増幅装置を説明するための図である。 図2に示された増幅装置を説明するための図である。 図2に示された周波数変調器の動作を説明するための図である。 本発明に係るレーザ装置の第2実施形態の概略構成を示す図である。 図2及び図7に示されたレーザ装置の変形例を説明するための図である。 図2及び図7に示されたレーザ装置の変形例を説明するための図である。 図2及び図7に示されたレーザ装置の変形例を説明するための図である。
以下、本発明に係るレーザ装置の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係るレーザ装置は、光周波数コムを実現するモード同期レーザをレーザ光源として用いる。そこで、まず、光周波数コム及びモード同期発振について説明する。
例えば、ファブリペロー共振器内においては、複数の縦モードのレーザ光が存在する。各縦モードのレーザ光の周波数は、共振器長をLとしたとき、図1に示されるように、△ν=c/2Lの間隔で周波数軸上に配列されている(cは光速)。このように、各レーザ光の周波数が等間隔で配列された状態を光周波数コムという。このような共振器を備えるレーザ光源において、各レーザ光に対して位相変調を行わなければ、レーザ光同士の位相の間隔がランダムであるため、それらの合波光であるレーザ光源の出力光の出力時間波形もランダムとなる。一方で、そのようなレーザ光源において、過飽和吸収素子や電気−光変調器や音響光学変調器を用いて、各レーザ光同士の位相が互いにそろうように各レーザ光の位相変調を行うことにより、出力光の出力時間波形が、繰り返し周期T(T=1/△ν)のパルス状となり、モード同期発振が得られる。このような発振手段は、高周波数の電流変調の半導体レーザのように、短パルスが所定の時間間隔で繰り返し現れるような光源であってもよい。
[第1実施形態]
図2は、本発明に係るレーザ装置の第1実施形態の概略構成を示す図である。図2に示されるように、本実施形態に係るレーザ装置1は、上述したような光周波数コムを実現するモード同期レーザ、或いは、高繰り返し電流変調の半導体レーザ等のレーザ光源(発振手段)10を備えている。レーザ光源10の出力光である種光Lは、パルス光(レーザパルス列)であって、一定の周波数差で互いに周波数が異なり互いに位相が同一の複数の連続レーザ光(レーザ光L)から構成されている。なお、ここでの連続レーザ光とは、その出力が時間に対して略一定であるようなレーザ光であり、パルスレーザ光とは、その出力のピークが所定の時間間隔で繰り返し現れるようなレーザ光である。
レーザ装置1は、レーザ光源10から発振された種光Lの光路上に順に配列された光アイソレータ11及び回折格子(分波手段)12をさらに備えている。光アイソレータ11は、レーザ光源10への戻り光を防止する。回折格子12は、種光Lを周波数ごとに複数(ここでは3つ)のレーザ光Lに分波する。つまり、回折格子12は、レーザ光源10から発振されたレーザパルス列を互いに周波数が異なる複数のレーザ光Lに分波する。換言すれば、回折格子12は、種光Lにおける光周波数コムを角度分散させる。さらに換言すれば、回折格子12は、種光Lを構成する複数のレーザ光Lを周波数ごとに空間的に配列する。このとき、レーザ光Lのそれぞれは、周波数の順に空間的に配列される。
レーザ装置1は、回折格子12で分波されたレーザ光Lの光路上に配置されたレンズ13をさらに備えている。レンズ13は、焦点距離がfであり、回折格子12における種光Lの入射位置Pから距離fだけ離れた位置に配置されている。したがって、回折格子12で分波されたレーザ光Lのそれぞれは、レンズ13を通過することによって、所定の間隔△xでもって互いに平行に進行し、レンズ13から距離fの位置においてそれぞれ集光される。
互いに隣り合うレーザ光L同士の間隔△xは、例えば次のように求めることができる。すなわち、図3に示されるように、波長λの所定のレーザ光Lの回折格子12における回折角をβ、回折次数をm(通常1次の回折(m=1)を用いる)、回折格子12の1m当たりの溝本数をN、回折格子12の溝間隔(1/N)をdとすると、回折格子12の角度分散dβ/dλは、
Figure 2013174812


と表される。また、逆線分散dλ/dxは、
Figure 2013174812

と表される。したがって、互いに隣り合うレーザ光L同士の波長間隔を△λとすると、互いに隣り合うレーザ光L同士の間隔△xは、
Figure 2013174812

と求められる。より具体的には、レンズ13の焦点距離fを1m、溝本数Nを1200g/mm、回折格子12に対する種光Lの入射角αを20degとしたとき、レーザ光Lの中心波長を1060nmとすると、その回折角βは68.43degとなる。このとき、波長間隔△λが0.375pm、37.5pm、0.375nmのそれぞれの場合の△xは、1.22μm、122μm、1.22mmとなる。
引き続いて、図2を参照してレーザ装置1の説明を続ける。図2に示されるように、レーザ装置1は、レンズ13を通過したレーザ光Lの光路上に一部配置された増幅装置(増幅手段)14をさらに備えている。増幅装置14は、レンズ13を通過したレーザ光Lのそれぞれを入射して、入射したレーザ光Lのそれぞれを増幅してレーザ光Lとして出射する。つまり、増幅装置14は、回折格子12において分波されたレーザ光Lのそれぞれを増幅する。以下に、増幅装置14の詳細について説明する。
増幅装置14は、光パラメトリック増幅によってレーザ光Lのそれぞれを増幅するために、励起光Lを発振する励起光源14aと、レーザ光Lと励起光Lとが入射する非線形結晶体14bとを有している。増幅装置14における光パラメトリック増幅は、非線形結晶体14bにおける2次の非線形光学効果を用いた増幅方式であり、励起光Lのエネルギーがレーザ光Lとアイドラー光(不図示)とに分配される過程によってレーザ光Lが増幅される。換言すれば、増幅装置14は、レーザ光Lのそれぞれと励起光Lとを光パラメトリック増幅の位相整合条件を満たすように非線形結晶体14bに入射させることによって、レーザ光Lのそれぞれを増幅する。
図4の(a)は非線形結晶体14bの側面図であり、図4の(b)は非線形結晶体14bの上面図である。図4の(a),(b)に示されるように、ここでは、1つのレーザ光Lに対して1つの励起光Lが非線形結晶体14bに入射させられる。非線形結晶体14bは、回折格子12で分散された各レーザ光Lと各励起光Lとが位相整合条件を満たすような角度(位相整合角φ)であらかじめカッティング・研磨されている。図4の(b)に示されるように、レーザ光Lと励起光Lとは同軸か、或いは数度の交差角ψでもって非線形結晶体14bに入射させられる。そうすると、レーザ光Lは、非線形結晶体14b中を励起光Lが伝搬している間に増幅されて出力される。
図4及び図5を参照してより具体的に説明する。非線形結晶体14bとしてタイプ1型のベータホウ酸バリウム(BBO)結晶を用いた場合、励起光Lの波長を527nmとし、レーザ光Lの中心波長を800nmとすると、励起光Lの非線形結晶体14bへの入射軸と非線形結晶体14bの結晶軸Axとの角度(位相整合角φ)が約24.1°となるように、且つ、励起光Lとレーザ光Lとの角度(交差角ψ)が約2.5°となるように光軸調整を行う。その結果、図5に示されるようなレーザ光Lの波長(シグナル波長)と位相整合角φとの関係(位相整合曲線)が得られる。
これにより、位相整合特性は、レーザ光Lの波長が約750nm〜1050nmの範囲にわたって、角度24°付近においてほぼ等しくなる。このような条件の下で、レーザ光Lと励起光Lとをほぼ同時に非線形結晶体14bに入射させると、各レーザ光Lが増幅される。なお、非線形結晶体14bとしては、例えば、上述したBBOの他に、リン酸二水素カリウム(KDP)や部分重水素置換KDP(DKDP)等の結晶を用いることができる。また、励起光Lは、平行光として非線形結晶体14bに入射させることができるが、収束光又は発散光として非線形結晶体14bに入射させてもよい。励起光Lを収束光又は発散光として非線形結晶体14bに入射させれば、位相パラメトリック増幅の位相整合条件を満たす波長を拡大することができる。
引き続いて、図2を参照してレーザ装置1の説明を続ける。図2に示されるように、レーザ装置1は、増幅装置14(非線形結晶体14b)から出射されたレーザ光Lの光路上に順に配置されたレンズ(合波手段)15及び回折格子(合波手段)16をさらに備えている。レンズ15は、焦点距離がfであり、非線形結晶体14bの略中心位置から距離fだけ離れた位置に配置されている。また、回折格子16は、レンズ15から距離fだけ離れた位置に配置されている。
したがって、非線形結晶体14bから出射されたレーザ光Lのそれぞれは、レンズ15を通過することにより回折格子16の集光位置Pに集光される。その結果、非線形結晶体14bから出射されたレーザ光Lが集光位置Pにおいて合波され、レーザ装置1の出力光としての合波光Lが生成される。このとき、レンズ15の焦点距離f及び回折格子16の溝密度を、レンズ13の焦点距離f及び回折格子12の溝密度と異ならせることにより、平行ビームである合波光Lのビーム径を所望の値とすることができる。
ここで、レーザ装置1は、位相制御装置(位相制御手段)17をさらに備えている。位相制御装置17は、回折格子16の集光位置Pにおいて、合波光Lの出力のピークが所定の時間間隔で繰り返し現れるように(すなわち、同じパルス時間波形が所定の時間間隔で繰り返し現れるように)種光Lを構成するレーザ光Lのそれぞれの位相を制御する。この位相の制御についてより具体的に説明する。
位相制御装置17は、スペクトル位相測定器(FROG等、J.Paye et al., Opt. Lett. 18, 1946-1948 (1993))18と、スペクトル位相変調器(例えば回折格子と液晶空間変調器から構成される4f光学系、或いは音響光学プログラマブル分散フィルター、P.Tournois et al., Opt. Commu. 140, 245-249 (1997))19とを有している。また、レーザ装置1には、合波光Lの一部を分岐するためのハーフミラー20と、ハーフミラー20で分岐された合波光Lをスペクトル位相測定器18に導くためのミラー21とが設けられている。
このような位相制御装置17においては、次のように種光Lを構成するレーザ光Lのそれぞれの位相を制御する。すなわち、位相制御装置17においては、合波光Lの一部がハーフミラー20及びミラー21によってスペクトル位相測定器18に入力される。スペクトル位相測定器18は、入力された合波光Lのスペクトル位相(位置Pから位置Pに至るまでの間に変化した位相)を計測する。スペクトル位相測定器18は、その計測結果を示す情報をスペクトル位相変調器19に送信(フィードバック)する。
そして、スペクトル位相変調器19は、スペクトル位相測定器18からの計測結果を示す情報に基づいて、合波光Lの出力のピークが所定の時間間隔で繰り返し現れるように(すなわち、同じパルス時間波形が所定の時間間隔で繰り返し現れるように)、種光Lを構成するレーザ光Lのそれぞれの位相を制御する。つまり、位相制御装置17は、合波光Lのスペクトル位相を計測すると共に、その計測結果に基づいてレーザ光Lのそれぞれの位相を制御する(ひいてはレーザ光Lのそれぞれの位相を制御する)。
このように、位相制御装置17が種光Lを構成する互いに周波数が異なる複数の連続レーザ光Lの位相を制御する(位置Pから位置Pに至るまでの間に付加された位相変化を周波数ごとに補正する)ことによって、回折格子16で生成される合波光Lが、モード同期発振された光周波数コムのレーザ光と等価であり、尚且つピーク強度が増大されたパルレーザ光となる。
なお、レーザ装置1は、種光Lの光路上における光アイソレータ11の前段に配置された周波数変調器(周波数差調整手段)22を備えている。周波数変調器22は、種光Lを構成するレーザ光L間の周波数差を調整する。これにより、種光Lを構成するレーザ光L間の周波数間隔(光周波数コムの間隔)を、図6に示されるように、例えば、100MHzから100kHzというように整数倍分の1にすることもできるし、100MHzから10GHzというように整数倍にすることもできる。
その結果、回折格子12で分波されて空間的に配列されたレーザ光L同士の間隔△xを任意に調整することができる。また、アプリケーションの要望により、合波光Lのパルス繰り返し率を可変にすることができる。なお、周波数変調器22は、ミラーペアにより構成されてもよいし、LN(リチウムニオブ酸)変調器であってもよい。さらに、合波光Lの繰り返しを高くするには、スペクトル位相変調器19として振幅、位相両方を変調できるものを用いてもよい。
以上のように構成されたレーザ装置1においては、まず、レーザ光源10から種光Lが発振される。レーザ光源10から発振された種光Lは、スペクトル位相変調器19及び光アイソレータ11を通過して回折格子12に到達する。回折格子12に到達した種光Lは、回折格子12によって周波数ごとに複数のレーザ光Lに分波される。なお、レーザ光Lのそれぞれの位相は、スペクトル位相変調器19によって、後に生成される合波光Lがパルスレーザ光となるように制御されている。
回折格子12で分波されたレーザ光Lのそれぞれは、レンズ13を通過することにより互いに平行に進行し、増幅装置14の非線形結晶体14bに入射する。このとき、励起光源14aからの励起光Lとレーザ光Lとが光パラメトリック増幅の位相整合条件を満たすように非線形結晶体14bに入射させられる。これにより、非線形結晶体14bにおいてレーザ光Lのそれぞれが増幅され、レーザ光Lとして出射される。
非線形結晶体14bから出射されたレーザ光Lのそれぞれは、レンズ15を通過することにより回折格子16上に集光される。そして、回折格子16上に集光されたレーザ光Lのそれぞれは、回折格子16により互いに合波され、パルスレーザ光である合波光Lとしてレーザ装置1から出力される。このとき出力される合波光Lの一部は、位相制御装置17のスペクトル位相測定器18に入力され、スペクトル位相の計測に供される。
以上説明したように、本実施形態に係るレーザ装置1においては、レーザパルス列である種光Lを複数のレーザ光Lに分波した後に、その複数のレーザ光Lのそれぞれを増幅装置14によって連続光増幅する。このため、パルスレーザ光を増幅する場合に比べて、その増幅率を高く設定できる。また、増幅されたレーザ光Lのそれぞれを回折格子16で合波して合波光Lを生成する際に、集光位置Pにおいて合波光Lの出力のピークが所定の時間間隔で繰り返し現れるように、種光Lを構成するレーザ光Lのそれぞれの位相を制御する。これにより、集光位置Pにおいて、高い増幅率でもって増幅された複数のレーザ光Lによりパルスレーザ光が生成される。よって、このレーザ装置1によれば、高出力のパルスレーザ光を生成することができる。
特に、本実施形態に係るレーザ装置1においては、非線形結晶体14bによる光パラメトリック増幅を採用している。このため、このレーザ装置1によれば、励起光Lの波長や、励起光Lとレーザ光Lとの交差角ψ等を選択することにより、広範囲の波長帯域にわたっての増幅を行うことが可能となる。
また、レーザ装置1においては、レーザパルス列である種光Lを連続レーザ光であるレーザ光Lに分波して連続光増幅した後に再度レーザパルス列に変換する。このように、レーザ装置1は、連続光増幅を行うので、パルスレーザ光を増幅する際の非線形光学効果(例えば、自己位相変調やビームブレークアップ等)や狭帯域化(パルス幅の増大)が生じない。したがって、レーザ装置1によれば、パルスレーザ光を増幅するレーザ装置に比べて、高ビーム品質であると共に高繰り返し且つ短パルスであるパルスレーザ光を生成することができる。
[第2実施形態]
図7は、本発明に係るレーザ装置の第2実施形態の概略構成を示す図である。図7に示されるように、本実施形態に係るレーザ装置1Aは、凸レンズ又は凹レンズのマルチレンズアレイ23を備える点、及び回折格子16を備えない点において、第1実施形態に係るレーザ装置1と相違している。
マルチレンズアレイ23は、レーザ光Lの光路上におけるレンズ15の光入射面側に配置されている。レーザ装置1Aは、このようなマルチレンズアレイ23を用いることにより、回折格子16を用いることなく、レーザ光Lのそれぞれを加工対象物O上に直接集光して、その位置において合波光Lを生成する。このように、レーザ装置1Aは、合波光Lを伝送する必要がない場合に適用することができる。なお、レーザ装置1Aにおいては、マルチレンズアレイ23の焦点距離を調整することにより、加工対象物O上での集光スポットのサイズを調整することができる。
また、レーザ装置1Aにおいては、レンズ15の後段にハーフミラー24を配置し、レーザ光Lのそれぞれの一部を分岐させ、スペクトル位相測定器18に入射させる。つまり、レーザ装置1Aにおいては、位相制御装置17は、レーザ光Lのそれぞれの位相を計測すると共に、その計測結果に基づいて種光Lを構成するレーザ光Lのそれぞれの位相を制御する。
このように構成されるレーザ装置1Aによっても、レーザ装置1と同様の理由から、高出力のパルスレーザ光を生成することができる。また、高ビーム品質であると共に高繰返し且つ短パルスであるパルスレーザ光を生成することができる。
以上の実施形態は、本発明に係るレーザ装置の一実施形態を説明したものである。したがって、本発明に係るレーザ装置は、上述したレーザ装置1,1Aに限定されない。本発明に係るレーザ装置は、特許請求の範囲に記した各請求項の要旨を変更しない範囲において、上述したレーザ装置1,1Aを任意に変形したものとすることができる。
例えば、上述したレーザ装置1,1Aにおいては、互いに周波数の異なるレーザ光Lの増幅光であるレーザ光Lのそれぞれの位相を、互いに同一となるように制御してもよいし、互いに異なるように制御してもよい。パルス時間波形とスペクトル位相分布とは複素フーリエ変換の関係にあるので、互いに周波数の異なるレーザ光Lの増幅光であるレーザ光Lのそれぞれの位相を、位相制御装置17を用いて(すなわちスペクトル位相変調器19を用いて)調整することにより、図8に示されるように、合波光Lにおいて任意のパルス出力波形を得ることができる。つまり、レーザ装置1,1Aにおいては、互いに異なる周波数のレーザ光L(レーザ光L)の位相を制御することによって、生成されるレーザパルスの時間波形を様々に制御することができる。
また、レーザ装置1,1Aにおいては、増幅装置14は、図9に示されるように、1つのレーザ光Lに対して複数の励起光L(ここでは励起光Lp1〜Lp3)を非線形結晶体14bに入射させることができる。複数の励起光Lが互いに波長が異なる場合には、それぞれの励起光Lが位相整合条件を満たす必要があることから、それぞれの励起光Lが所定の位相整合角となるようにミラーMによってその光路が調整される。このように、1つのレーザ光Lを複数の励起光Lを用いて増幅すれば、増幅後のレーザ光L2をより高出力化することが可能となる。
また、レーザ装置1,1Aにおいては、増幅装置14の非線形結晶体14bは、図10に示されるように、複数の非線形結晶部14cを有していてもよい。ここでは、光軸OAと直交する面に沿って、複数の非線形結晶部14cがマトリックス状に配置されている。各非線形結晶部14cは、レーザ光Lと励起光Lとが位相整合条件を満たすような角度でカッティングされている。この場合、複数の励起光Lは、光軸OAに沿って非線形結晶部14cごとに(或いは複数の非線形結晶部14cのまとまりごとに)非線形結晶体14bに入射させられる。また、1つのレーザ光Lは、光軸OAに沿って、複数の励起光Lが入射させられる複数の非線形結晶部14cを含むように非線形結晶体14bに入射させられる。このような構成によれば、非線形結晶部14cにおけるレーザ損傷の発生が防止されるように各非線形結晶部14cに入射する励起光Lの強度を調整しても、非線形結晶部14cの数を増加させることにより、増幅後のレーザ光Lを高出力化することができる。
また、レーザ装置1,1Aにおいて、合波光Lのピーク強度が回折格子16の損傷閾値を超える場合には、レンズ15の焦点距離fをレンズ13の焦点距離fに比べて数倍長くすることにより、回折格子16上での合波光Lのピーク強度を下げることもできる。
さらには、レーザ装置1,1Aにおいては、レーザ光源10としてモード同期発振器又は高速電流変調の半導体レーザを用いることができる。この場合、レーザ装置の小型軽量化及び低消費電力化を図ることができる。また、レーザ装置の機械的な安定性を向上することができる。さらには、レーザ装置の製造コストを低減することができる。
1,1A…レーザ装置、10…レーザ光源(発振手段)、12…回折格子(分波手段)、14…増幅装置(増幅手段)、14a…励起光源、14b…非線形結晶体、14c…非線形結晶部、15…レンズ(合波手段)、16…回折格子(合波手段)、17…位相制御装置(位相制御手段)、22…周波数変調器(周波数差調整手段)、L,L…レーザ光、L…合波光、L…励起光。

Claims (8)

  1. 互いに周波数が異なる複数の連続レーザ光から構成されるレーザパルス列を発振する発振手段と、
    前記発振手段から発振された前記レーザパルス列を互いに周波数が異なる複数の前記連続レーザ光に分波する分波手段と、
    前記分波手段で分波された前記連続レーザ光のそれぞれを増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段で増幅された前記連続レーザ光のそれぞれを所定の位置において合波して合波光を生成する合波手段と、
    前記所定の位置において前記合波光の出力のピークが所定の時間間隔で繰り返し現れるように前記連続レーザ光のそれぞれの位相を制御する位相制御手段と、を備え、
    前記増幅手段は、励起光を発振する励起光源と、前記連続レーザ光のそれぞれと前記励起光とが入射する非線形結晶体とを含み、前記連続レーザ光のそれぞれと前記励起光とを光パラメトリック増幅の位相整合条件を満たすように前記非線形結晶体に入射させることによって、前記連続レーザ光のそれぞれを増幅する、ことを特徴とするレーザ装置。
  2. 前記増幅手段は、前記励起光を収束光又は発散光として前記非線形結晶体に入射させる、ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ装置。
  3. 前記増幅手段は、1つの前記連続レーザ光に対して複数の前記励起光を前記非線形結晶体に入射させる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザ装置。
  4. 前記非線形結晶体は、複数の非線形結晶部を含み、
    前記増幅手段は、1つの前記連続レーザ光を、複数の前記非線形結晶部を含むように前記非線形結晶体に入射させると共に、複数の前記励起光を前記非線形結晶部ごとに前記非線形結晶体に入射させる、ことを特徴とする請求項3に記載のレーザ装置。
  5. 前記発振手段は、略一定の周波数差で周波数が互いに異なる前記連続レーザ光から構成される前記レーザパルス列を発振する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  6. 前記発振手段から発振された前記レーザパルス列を構成する前記連続レーザ光の間の周波数差を調整する周波数差調整手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項5に記載のレーザ装置。
  7. 前記発振手段は、モード同期発振器又は高速電流変調の半導体レーザである、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  8. 前記位相制御手段は、前記合波光のスペクトル位相を計測すると共に、該計測の結果に基づいて前記連続レーザ光のそれぞれの位相を制御する、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のレーザ装置。
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