JP2013174688A - 光学素子、表示装置、電子機器、製造装置、および製造方法 - Google Patents

光学素子、表示装置、電子機器、製造装置、および製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シール部の線幅を細くし、かつ必要とされる高さを有するシール部を形成する。
【解決手段】第1の基板24上に少なくとも2つの突起51−1,51−2を形成し、2つの突起の間にシール材71を充填し、第2の基板27を、第1の基板24に対向し、シール材71を介して接するように装着し、第1の基板24と第2の基板27の間に液晶材料を注入することで、液晶材料を含む液晶レンズパネルが構成される。この液晶レンズパネルを、画像を表示する表示部に積層することで、裸眼で3次元画像が見えるように制御することができる。
【選択図】図6

Description

本技術は、光学素子、表示装置、電子機器、製造装置、および製造方法に関する。詳しくは、液晶レンズなどのシール部を細くすることができる光学素子、表示装置、電子機器、製造装置、および製造方法に関する。
液晶表示装置は薄型にできることから色々な分野に用途が広がっている。液晶表示装置では画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等がマトリクス状に形成されたTFT基板に、画素電極と対応する場所にカラーフィルタ等が形成されたカラーフィルタ基板が対向し、TFT基板とカラーフィルタ基板の間に液晶が挟持されている。そして液晶材料による光の透過率を画素毎に制御することによって画像を形成している。
TFT基板には、縦方向に延在し、横方向に配列したデータ線と、横方向に延在して縦方向に配列した走査線とが存在し、データ線と走査線とで囲まれた領域に画素が形成される。画素は主として画素電極とスイッチング素子である薄膜トランジスタ(TFT)から構成される。このようにマトリクス状に形成された多くの画素によって表示領域が形成される。
TFT基板と対向基板は周辺に形成されたシール材を介して接着している。この場合、表示領域内においては、対向基板に形成された柱状スペーサを介して、TFT基板と対向基板との間隔を規定し、液晶層を所定の厚さにする。また、シール部には、シール材に対してグラスファイバを混入させて、グラスファイバの径によってシール部の厚さを規定している。
しかしながら、表示領域とシール部とで、TFT基板と対向基板のギャップの決め方が異なると、シール部の信頼性を損ねたり、ギャップの不均一による表示ムラが生じたりする。そこで、表示領域とシール部におけるTFT基板と対向基板との間隔を一定にするとともに、シール部の信頼性を向上させることについての提案が、特許文献1においてされている。また、特許文献2においては、突起を設置することで、シールの広がりを防止することが提案されている。
特開2010−139953号公報 特開2010−224491号公報
液晶表示装置においては、セルギャップは、2〜4μm程度である。例えば、携帯電話機などのディスプレイ用途の液晶セルにおいては、セルギャップのオーダーは3μm程度となる。しかしながら、液晶レンズやポリマー分散液晶のような用途の場合、10μm以上の大きなセルギャップが必要となる。このような大きなセルギャップが必要となる場合に、液晶を囲うシールも、そのセルギャップと同等の大きさ(高さ)を維持するためには、シールが太くなってしまう。そのため、シール部分が設けられている額縁の部分を狭額縁化することは困難であった。
表示領域は、モバイル機器などにおいても大画面化することが望まれているが、表示領域の周りに設けられている額縁の部分は、デザイン性の観点などから狭額縁化が望まれている。また、狭額縁化されることで、マザー基板における取り数を増やすことが可能となり、コストをダウンすることが可能となる。このような観点からも、狭額縁化が望まれているが、上記したように、シールの太さが太くなることで、狭額縁化は困難であった。
特許文献1では、シール内に柱状のスペーサを設け、表示領域とシール部におけるTFT基板と対向基板との間隔を一定にすることが提案されている。しかしながら、スペーサの高さを均一に揃える必要があり、そのようにするためには、精度高く製造する必要があり、コスト高になってしまう可能性があった。
特許文献2では、突起を設置してシールの広がりを防止することが提案されている。このように構成すると、シールの高さは、その線幅に依存してしまうため、太くなってしまう可能性があった。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、大きなセルギャップが必要とされるときであっても、シールを太くせずに対応できるようにするものである。
本技術の一側面の光学素子は、第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、前記2つの突起の間にシール材が充填され、第2の基板が、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着され、前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料が注入されている。
前記突起は、前記シール材の界面を制御するために設けられ、前記第1の基板と前記第2の基板の間の高さを前記シール材が確保するために設けられているようにすることができる。
前記2つの突起の少なくとも一方の突起の外側に、前記突起よりはみ出した前記シール材を止めるための突起がさらに形成されているようにすることができる。
前記シール材を止めるための突起は、前記2つの突起よりも低く形成されているようにすることができる。
前記2つの突起は、前記第1の基板と前記第2の基板とのギャップとして必要な高さを有するように形成されているようにすることができる。
前記第1の基板と前記第2の基板とのギャップとして必要な高さを有する突起がさらに形成されているようにすることができる。
前記液晶材料には、散布スペーサが含まれるようにすることができる。
前記シール材にはシリカビーズが含まれ、前記液晶材料には、前記シリカビーズまたは散布スペーサが含まれるようにすることができる。
前記第1の基板と前記第2の基板に間に設けられ、前記液晶材料が注入される部分に設けられるスペーサと、前記突起は、同一の材料で形成されているようにすることができる。
本技術の一側面の光学素子においては、第1の基板上に少なくとも2つの突起があり、2つの突起の間にシール材が充填され、第2の基板が、第1の基板に対向し、シール材を介して接するように装着され、第1の基板と第2の基板の間に液晶材料が注入されている。
本技術の一側面の表示装置は、画像表示を行う表示部と、前記表示部の表示面側に対向配置され、前記表示部からの光線の通過状態を選択的に変化させるレンズ部とを備え、前記レンズ部は、第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、前記2つの突起の間にシール材が充填され、第2の基板が、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着され、前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料が注入されている構成を有する。
本技術の一側面の電子機器は、画像表示を行う表示部と、前記表示部の表示面側に対向配置され、前記表示部からの光線の通過状態を選択的に変化させるレンズ部とを備え、前記レンズ部は、第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、前記2つの突起の間にシール材が充填され、第2の基板が、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着され、前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料が注入されている構成を有する。
本技術の一側面の表示装置および電子機器においては、画像表示を行う表示部と、表示部の表示面側に対向配置され、表示部からの光線の通過状態を選択的に変化させるレンズ部とが備えられる。そしてレンズ部は、第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、2つの突起の間にシール材が充填され、第2の基板が、第1の基板に対向し、シール材を介して接するように装着され、第1の基板と第2の基板の間に液晶材料が注入されている構成を有する。
本技術の一側面の製造装置は、第1の基板上に少なくとも2つの突起を形成し、前記2つの突起の間にシール材を充填し、第2の基板を、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように積層し、積層された前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料を注入することで、前記液晶材料を含む液晶レンズパネルを製造する。
前記突起を、前記シール材の界面を制御し、前記第1の基板と前記第2の基板の間の高さを前記シール材が確保できるように形成するようにすることができる。
前記2つの突起の少なくとも一方の突起の外側に、前記突起よりはみ出した前記シール材を止めるための突起をさらに形成するようにすることができる。
前記第1の基板上に、散布スペーサを散布する工程を含むようにすることができる。
前記第1の基板と前記第2の基板に間に設けられ、前記液晶材料が注入される部分に設けられるスペーサと、前記突起は、同一の材料で形成され、前記スペーサと前記突起を、前記第1の基板上に同一工程で形成するようにすることができる。
本技術の一側面の製造方法は、第1の基板上に少なくとも2つの突起を形成し、前記2つの突起の間にシール材を充填し、第2の基板を、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着し、前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料を注入することで、前記液晶材料を含む液晶レンズパネルを製造する。
本技術の一側面の製造装置および製造方法においては、第1の基板上に少なくとも2つの突起が形成され、2つの突起の間にシール材が充填され、第2の基板が、第1の基板に対向し、シール材を介して接するように装着され、第1の基板と第2の基板の間に液晶材料が注入されることで、液晶材料を含む液晶レンズパネルが製造される。
本技術の一側面によれば、大きなセルギャップが必要とされるときであっても、シールを太くせずに、液晶レンズなどを構成することが可能となる。
液晶レンズパネルを含む表示装置の構成を示す図である。 液晶レンズパネルの構成を示す図である。 本技術を適用した液晶レンズパネルの一実施の形態の構成を示す図である。 表面張力について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起について説明するための図である。 突起の形成について説明するための図である。
以下に、本技術の実施の形態について図面を参照して説明する。
[液晶レンズの構成について]
以下に説明する本技術は、液晶レンズに適用することができるため、ここでは液晶レンズを例にあげ、本技術について説明する。まず、液晶レンズについて説明を加える。液晶レンズは、例えば、専用メガネを必要としないで、観察者の左右の眼に視差を生じさせた視差画像を見せることにより立体視を実現する際に用いられる。
専用メガネを必要としない方法は、テレビジョン受像機の他、例えば、スマートフォン、携帯電話機、携帯ゲーム機、ネットブックコンピュータなどのように、携帯可能な電子機器のディスプレイに適用されることが想定される。
専用メガネを必要としない方法の具体的な実現方法としては、液晶ディスプレイなどの2次元表示装置の画面上に、2次元表示装置からの表示画像光を複数の視野角方向に偏向させる3次元表示用の光学デバイスとを組み合わせたものがある。
液晶レンズによる切り替え式のレンズアレイ素子が知られている。この液晶レンズアレイ素子は、レンズ効果の有無を電気的に切り替えることができる。したがって、2次元表示装置の画面上に液晶レンズアレイ素子を設けることにより、レンズ効果無しの状態による2次元表示モードと、レンズ効果有りの状態による3次元表示モードの2つの表示モードを切り替えることができる。
このような液晶レンズを、液晶ディスプレイ上に配置したときの概略図を、図1に示す。液晶レンズパネル11は、光学弾性体12を介して、LCD(Liquid Crystal Display)13上に積層される。ここでは、LCDを表示装置の例としてあげ説明を続けるが、有機EL(Electro−Luminescence)パネルなどの表示装置を用いることも可能である。
LCD13の詳細な構成は図示しないが、油状の透明な液晶組成物(液晶材料)が、2枚の透明な基板に挟まれ、周囲がシール材によってシールされ、液晶材料が漏れ出すことがないように構成されている。2枚の基板は、表側にカラーフィルタ基板(対向基板14)、裏側にアレイ基板15が配置される。アレイ基板15は、液晶側にTFTなどのアクティブ素子とサブ画素となる電極がアレイ(配列)状に作り込まれている。
LCD13には、液晶を封入した表裏の透明基板のさらに外側に、1組の偏光板(偏光フィルタ)16が設けられている。透過型のLCD13の場合、図示していない裏側の光源(バックライト)から出た光は、
光源→偏光板16→アレイ基板15→サブ画素の透明電極→配向膜→液晶→配向膜→共通透明電極→対向基板14(カラーフィルタ基板)→偏光板16
という順に各要素を通過する。
このような構成を有するLCD13上に、さらに光学弾性体12を介して、液晶レンズパネル11が積層されているために、偏光板16から光学弾性体12を介して、液晶レンズパネル11に光が到達する。そして、液晶レンズパネル11を通過した光が、観測者の目に届くように構成されている。このような構成を有する液晶レンズパネル11を含む表示装置は、裸眼3Dなどに用いられる。
図1では、液晶レンズパネル11を、LCD13の上側(観測者側)に配置したが、LCD13の下側(観測者側から対向する側)に配置することも可能である。LCD13の下側に液晶レンズパネル11を配置した場合、表示装置の視野角制御や配線などの遮光部の光を集めて高輝度パネルにしたりすることができる。
このような液晶レンズパネル11においては、貼り合わせの公差や光学弾性体の制御などで、外形寸法が積層するパネルより小さいくなることが求められ、狭額縁が要求されるため、液晶レンズパネル11のシール部を細く書く必要性がある。
[液晶レンズパネル11の構成例]
図2は、液晶レンズパネル11の断面図を示している。液晶レンズパネル11は、画面上の各領域のレンズ効果をその表示モードに応じて制御することにより、LCD13からの光線の通過状態を選択的に変化させる。図2に示す液晶レンズパネル11の構成は一例であり、構成や材料などは、適宜変更可能である。図2以外の図面を参照し、適宜、異なる構成や材料について説明を加えるとし、まず図2を参照し、液晶レンズパネル11の一例の構成について説明する。
液晶レンズパネル11は、間隔dを空けて互いに対向配置された第1の基板24および第2の基板27、並びにそれらの間に配置された液晶層21を備えている。配向膜25,28上には、第1の基板24と第2の基板27との間隔dを一様に保つために、ガラス材料または樹脂材料からなるスペーサ22が配置されている。第1の基板24および第2の基板27も、例えば、ガラス材料または樹脂材料などより成る透明基板である。
なお図2では、スペーサ22が備えられる構成を例示したが、スペーサ22を備えない構成とすることも可能である。後述するように、液晶レンズパネル11のシール部に設けられる突起51により、高さ方向(間隔d)が制御されるように構成することが可能であるため、その突起51で、液晶レンズパネル11の間隔dを確保し、液晶層21内にはスペーサ22を設けない構成とすることも可能である。
また、液晶層21内にスペーサ22を設けるようにした場合、上記したように、ガラス材料または樹脂材料からなるスペーサ22を散布(散布スペーサ)することが可能である。また、突起51と同じく、壁状や柱状で構成し、フォトスペーサとして構成することも可能である。
第1の基板24上における第2の基板27に対向する側には、第1の方向(同図のX軸方向)に延在する複数の透明電極が幅方向(同図のY軸方向)に間隔を空けて並列配置された第1の電極群26が形成されている。第1の基板24上にはまた、第1の電極群26を介して配向膜25が形成されている。
同様に、第2の基板27上における第1の基板24に対向する側には、第1の方向とは異なる第2の方向(同図のY軸方向)に延在する複数の透明電極が幅方向(同図のX軸方向)に間隔を空けて並列配置されてなる第2の電極群29が形成されている。第2の基板27上にはまた、第2の電極群29を介して配向膜28が形成されている。
液晶層21は、液晶材料23を含み、第1の電極群26と第2の電極群29とに印加される電圧に応じて液晶材料23の配列方向が変化することでレンズ効果が制御されるようになされている。液晶材料23は、屈折率異方性を有し、例えば長手方向と短手方向とで通過光線に対して屈折率の異なる屈折率楕円体の構造を有している。
なおここでは、第1の電極群26と第2の電極群29の両方がパターンニングされる例を例示したが、第1の電極群26と第2の電極群29のどちらか一方のみがパターンニングされる構成とすることも可能である。
例えば、レンズの縦横切り換えなどの手法を用いたり、他の用途の場合、電極の片方はパターンニングしない(有効画素部)、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極のベタ電極として構成することが可能である。
このように構成した場合、ベタ電極側が、静電気などの関係から観測者側に配置される。もう片方の電極群に、ITOなどの透明電極がパターンニングされる。例えば、所定の一定方向でラインとスペースを繰り返す構造のパターンニングとされる。このようなストライプ構造の場合、電極間の電界で屈折率分布ができ、レンズとして機能させることが可能となり、レンズの断面方向Xに対して垂直方向yに電極が伸びた構造とされる。本技術は、このような構造の液晶レンズパネル11に対しても適用できる。
[シールの高さについて]
液晶レンズパネル11とLCD13は、共に、液晶を1組の基板で挟む構成とされている点で共通している。そして、1組の基板は、液晶部分の周辺に形成されたシール材を介して接着されている。例えば、図3に示すように、液晶レンズパネル11を上側(観測者側)から見たとき、中央部分に、液晶レンズを構成する液晶層21が配置され、その周囲がシール材によってシールされ、液晶材料が漏れ出すことがないように構成されている。このシールは、LCD13の有効画素を囲うような位置であり、液晶レンズパネル11の該当する位置に構成されている。
また、本実施の形態においては、シール材は、第1の基板24または第2の基板27上に設けられた突起51−1と突起51−2の間に充填され、第1の基板24と第2の基板27を接着する構成とされている。なおここでは、シール材が、突起51−1と突起51−2の間に充填されるという表現を用いるが、この状態は、シール材が、突起51−1と突起51−2とにより構成される空間内に、隙間無く存在することを意味するとする。なお、後述するように、シール材は、印刷されたり、ディスペンサなどで塗布される。
図3に示した突起51−3は、液晶層21に、シール材が流れ出さないようにするために設けられている。突起51−1乃至51−3を個々に区別する必要がない場合、単に突起51と記述する。これらの突起51に関する詳細な説明は後述する。
図示はしないが、LCD13も液晶レンズパネル11と同様に、中央部分に、有効画素を形成する液晶材料を有し、その周囲がシール材によってシールされ、液晶材料が漏れ出すことがないように構成されている。
液晶レンズパネル11とLCD13は、共に、液晶材料が漏れ出すことないように、また上下の基板を接着するために、液晶材料の周囲にシール材が配置されている。上下の基板の接着は、シール材の表面張力を利用して接着が行われる。シール材の表面張力により生み出される高さで、上下の基板の間(セルギャップ)がまかなわれるように構成されている。
図4を参照し、シール材の表面張力について説明する。図4Aは、シール材の高さがあまり必要ないときの状態を示し、図4Bは、シール材の高さが必要な状態を示す。図4Aに示したシール材の高さは、高さH1であり、線幅は、幅W1である。図4Bに示したシール材の高さは、高さH2であり、線幅は、幅W2である。高さH1<高さH2であり、幅W1<幅W2である。このことから、シール材の高さを確保するには、幅が必要になることがわかる。すなわち、高さは表面張力に依存し、高くするのは、線幅が必要になることがわかる。
LCD13のセルギャップは、2〜4μm程度であり、携帯電話機などのディスプレイ用途の液晶セルにおいては、3μm程度となる。これに対して、液晶レンズパネル11のセルギャップは、10μm以上必要となる。図4Aに示した状態をLCD13とすると、高さH1は、3μm程度となる。図4Bに示した状態を液晶レンズパネル11とすると、高さH2は、10μm程度となる。
よって、LCD13の周辺に用いられるシール材の線幅は、幅W1ですむが、液晶レンズパネル11の周辺に用いられるシール材の線幅は、幅W2だけ必要である。しかしながら、貼り合わせの公差や光学弾性体の制御などで、外形寸法が積層するパネルより小さいことが求められ、狭額縁が要求され、シール材の線幅を細く書く必要性がある。よって、LCD13のシール材の線幅と同等か、それ以下の線幅であることが、液晶レンズパネル11のシール材の線幅にも求められている。
そこで、必要な高さを得られ、かつ線幅を細くするために、図3に示したように、突起51を設ける。図5Aは、図4Bに示した場合を示し、シール材の高さとして、高さH2が必要な場合、線幅は幅W2だけ必要なことを示している。これに対して図5Bは、高さは高さH2であるが、線幅は幅H1であり、例えば、図4Aに示したLCD13の線幅の幅W1と同じとされている。
図5Bを参照するに、第1の基板24の上に、突起51−1と突起52−2が設けられている。この突起51−1と突起51−2の間にシール材71が充填される。突起51は、高さH2よりも少し低い高さとされている。突起51の高さを、高さH3とする。この場合、高さH3<高さH2である。
図5Bに示すように、突起51の間に充填されたシール材71は、高さH3より上の部分で、表面張力により、高さH4分だけ高くなる。よって、シール材71の第1の基板24からの高さは、高さH3と高さH4を加算した高さとなる。
(高さH3+高さH4)が、高さH2と同等になれば、高さH2を確保できたことになる。換言すれば、突起51の高さH3を、シール材71の表面張力による高さH2を考慮し、全体として高さH2以上になるようにすれば、シール材71の第1の基板24から必要とされる高さH2を得ることが可能となる。
また突起51の高さH3は、図6に示したような状態も考慮して決定される。図6Aは、図5Bに示した状態である。図6Aに示したように、第1の基板24上に突起51−1と突起51−2が設けられ、その間にシール材71が充填されている状態で、第2の基板27を、第1の基板24に上方から近づけると、シール材71は、表面張力により得られる高さH4だけ突起51よりも高いため、シール材71の先端が、第2の基板27と接触する。さらに、第2の基板27を、第1の基板24に重ねると、図6Bに示したように、突起51の高さH3の分だけ、第1の基板24と第2の基板27が離れた状態で接着される。
図6Bに示すように、第1の基板24と第2の基板27は、突起51の高さH3の分だけ離れた状態で重ね合わされることになる。よって、突起51の高さH3を、液晶レンズパネル11のセルギャップとすれば、液晶レンズパネル11のセルギャップを確保できることになる。このように、突起51の高さは設定される。
なお、突起51でセルギャップを確保することについても、後述するが、必ずしも突起51の高さは、セルギャップと同等に構成されることを意味記載ではない。また突起51の高さH3をセルギャップと同等にした場合、高さH3は、図2における間隔dとなる。
図7は、突起51とシール材71を他の角度から見たときの図である。図7Aに示すように、突起51−1と突起51−2は、シール材71の伸びる方向に長い形状を有し、高さは、上記したように、セルギャップに依存する高さとされる。図7Bに示すように、上方から見たときには、突起51−1と突起51−2の間にシール材71が充填されている。
シール材71の界面端は、突起51−1と突起51−2の上面に接した状態で位置している。図7Aに示すように、シール材71は、表面張力により突起51よりも高い位置で、こぼれずに安定している状態を保っている。しかしながら、図6を参照して説明したように、第1の基板24と第2の基板27を接着した状態では、表面張力により得られていた高さH4の分だけ、第1の基板24と第2の基板27が接着されるよりも前の状態(図7Aに示した状態)よりもシール材71の高さは低くなっている。
そのため、図6Bに示したように、シール材71の高さH3の部分シール材71は、突起51の外側にはみ出してしまう可能性がある。図6Bを再度参照するに、突起51−1の図中左側に、はみ出した余剰なシール材71があり、突起51−2の図中右側に、はみ出した余剰なシール材71がある。はみ出した余剰なシール材71が、液晶レンズパネル11の液晶層21にまで流れ出てしまうようなことがあると、レンズとしての性能劣化などにつながるため、そのようなことが無いように防ぐ必要がある。
そこで、図8に示すように、突起51を増やすことが考えられる。図8Aに示したように、第1の基板24上に、4つの突起51を設ける。突起51−1と突起51−2は、上記してきた場合と同じく、シール材71の高さを確保するために設けられている。突起51−1の図中左側に設けられた突起51−4と、突起51−2の図中右側に設けられた突起51−3は、はみ出したシール材71を止めるために設けられている。
このように、シール材71の高さを確保するための突起51−1,51−2と、はみ出したシール材71を止めるための突起51−3,51−4を設けることで、図8Bのように、余剰なシール材71が、液晶層21にまで流れ出てしまうようなことを防ぐことが可能となる。
図8Bを参照するに、第1の基板24と第2の基板27が重ねられたとき、まず、突起51−1と突起51−2の間は、シール材71が充填された状態となる。そして、突起51−1を超えてはみ出た余剰なシール材71’は、突起51−1と突起51−4の間に収まり、突起51−4からさらにはみ出るようなことはないように制御される。同様に、突起51−2を超えてはみ出た余剰なシール材71”は、突起51−2と突起51−3の間に収まり、突起51−3からさらにはみ出るようなことはないように制御される。
ところで、はみ出る余剰なシール材71は、本来必要とされるシール材71(突起51−1と突起51−2の間に満たされるシール材71)よりも少ない量である。よって、図8Bに示したように、突起51−1と突起51−4の間には、余剰なシール材71’があるが、その量は、突起51−1と突起51−2の間に満たされるシール材71よりも少ない量である。同様に、突起51−2と突起51−3の間には、余剰なシール材71”があるが、その量は、突起51−1と突起51−2の間に満たされるシール材71よりも少ない量である。
換言すれば、余剰なシール材71’や余剰なシール材71”は、第1の基板24側に溜まり、第2の基板27まで達することは通常ない。余剰なシール材71は、本来ない方が好ましく、コストの面からも無駄になるため、できるだけ少ない方が良い。よって、このようなことからも、余剰なシール材71が少なく、突起51−4や突起51−3の上の方までは達することはないと考えられる。
そこで、突起51−3と突起51−4は、それぞれ、突起51−1や突起51−2と同じ高さである必要がなく、図9Aに示すように構成することも可能である。図9Aに示したように、シール材71の高さを確保するための突起51−1,51−2は、図8Aに示した場合と同様であるが、突起51−1の図中左側に設けられた突起51−4と、突起51−2の図中右側に設けられた突起51−3は、突起51−1や突起51−2よりも低く構成されている。
このように、はみ出した余剰なシール材71を止めるために設けられている突起51−3と突起51−4が、突起51−1や突起51−2よりも低くても、図9Bに示したように、余剰なシール材71’や、余剰なシール材71”が、突起51−3や突起51−4を超えてしまことはない。よって、はみ出る余剰なシール材71が、さらにはみ出るようなことを防ぐ目的で設けられる突起51−3や突起51−4は、他の突起51よりも低く構成しても良い。低く構成することで、突起51の材料を少なくすることができ、コストを下げたり、商品の軽量化に役立ったりする。
突起51−3や突起51−4の高さは、同じ高さであっても、異なる高さであっても良い。例えば、突起51−4が外側、突起51−3が内側(液晶材料23側)に構成されているとする。このとき、液晶材料23側にシール材71がはみ出し、接触するようなことがあると、液晶レンズパネル11の性能劣化につながる可能性があるため、そのようなことが無いように、内側に構成される突起51−3は、確実にはみ出した余剰なシール材71を止められる高さである必要がある。
突起51−3に対して、突起51−4は、外側に配置され、この突起51−4からさらに外側にシール材71がはみ出たとしても、他に与える悪影響は少ない。このようなことを考慮し、突起51−4は、突起51−3よりも、その高さは低く構成されるようにしても良い。さらに、突起51−4は設けない構成とすることも可能である。すなわち、シール材71の高さを確保するための突起51−1と突起51−2を設け、液晶材料23がある側にシール材71がはみ出ることを防止するために突起51−3を設ける構成とすることも可能である。この場合、突起51は3個となる。
なお、シール材71がはみ出るのを防ぐために、予めはみ出ない量のシール材71を突起51−1と突起51−2の間に充填することも考えられる。例えば、図10Aに示したように、突起51−1と突起51−2の間に充填されるシール材71の量を少なくし、突起51−1と突起51−2の間に収まる程度の量だけ充填したとする。このようなときに、第1の基板24と第2の基板27を重ねた状態を、図10Bに示す。
図10Bに示すように、シール材71は、第1の基板24に、第2の基板27が重ね合わされる際、突起51−1と突起51−2の間に押し込まれるため、シールはされる。しかしながら、体積が足りないため、穴が発生する可能性がある。図10Cは、上から見たときの図であるが、突起51−1と突起51−2の間にシール材71が充填されてはいるが、体積が少ないため、穴91−1や穴91−2が発生してしまう。このような穴91が発生すると、シール部の信頼性が低下する。
よって、シール部の信頼性を低下させることは好ましくないため、図10Aに示したように、シール材71を、はみ出さないように少ない量を充填するよりも、むしろ、例えば図9Aに示したように、はみ出たとしても、その余剰のシール材71を止める手段を設け、穴91がシール材71中に発生しないように構成する方が好ましい。
以下の説明においては、十分な量のシール材71が充填され、穴91が発生することはないとして説明を続ける。
図8や図9に示したように、はみ出る余剰なシール材71を止める突起51を設けた場合の他の例を、図11に示す。図11Aは斜め方向か見た図であり、図11Bは、上方向から見た図である。図11に示した例では、5つの突起51が構成されている。ここでは、図8に示した例にさらに1本の突起51が追加されたとして説明する。図8Aを参照して説明したように、図11においても、突起51−1と突起51−2は、シール材71の高さを確保するために設けられている。また、突起51−3と突起51−4は、それぞれはみ出した余剰なシール材71を受け止めるために設けられている。
そして、図11に示した例では、突起51−1と突起51−2の間に突起51−21が構成されている。この突起51−21は、シール材71の量を少なくするために設けられた突起である。また、この突起51−2は、第1の基板24と第2の基板27の間(セルギャップ)を確保し、強度を増すために設けられた突起である。このように、セルギャップを確保するための突起51も構成されるようにすることも可能である。また、図11では、突起51−21が、そのような突起であるとして説明するが、このような突起を複数設けても良い。
図12に、図11に示した構成から、突起51−4と突起51−3を不図示とした構成を示す。図12に示した構成では、第1の基板24上には、3つの突起51−1、突起51−2、突起51−3が設けられている。この場合も、突起51−21は、第1の基板24と第2の基板27のギャップを確保するために設けられている。すなわち、突起51−21は、高さ制御のために設けられている。
この高さ制御のための突起51−21は、図12に示したように、突起51−1や突起51−2よりも高さが高く構成されていても良い。換言すれば、シール材71の界面制御を行うための突起51−1と突起51−2よりも、基板間の高さを制御するための突起51−21は、その高さが高く構成されていても良い。
図12Bに示したように、第1の基板24と第2の基板27が重ね合わされたとき、突起51−21により高さが制御される。また、シール材71の高さは、突起51−1と突起51−2により制御され、シール材71が第2の基板27に接する十分な高さが確保されている。
図11や図12に示したように突起51を設けた場合も、穴91も発生せずに、線幅の制御も容易に行えるようになる。
ところで、突起51は、上から見たとき、図3に示したように、連続的に構成されている。一部を拡大して図示すると、図13Aのように構成されている。このような連続的に構成されている突起51−1と突起51−2の間にシール材71を充填した場合、図13Bに示すようにシール材71の線幅は、均一な幅として構成することが可能である。
図13Cに示したように、突起51−2は連続的に構成されているが、突起51−1は、不連続に構成されている場合、シール材71を充填すると、図13Dのような状況になる可能性がある。
図13Dを参照するに、突起51−1は不連続に構成されているため、切れ目となっている部分から、シール材71が出てしまっている。このように、突起51の切れ目などがあると、シール材71の線幅を均一なものとすることが困難となり、線幅が乱れてしまう可能性がある。よって、突起51は、連続的に構成されるのが好ましい。
しかしながら、再度図3を参照するに、注入口は開けておくことが好ましい。注入口側を開けておくことで、液晶が入りづらく、不良となる可能性を低減させることが可能となり、信頼性を向上させることが可能となる。よって、突起51は、連続的に構成されつつも、注入口側は開けられている構成とすることができる。
なお、突起51に切れ目を設けたとしても、シール材71の表面張力や塗布量(充填量)などに依存し、線幅が乱れること無く構成できる可能性もあり、そのようなときには、突起51を不連続に構成しても良い。図14に不連続に突起51を構成したときの上から見たときの図を示す。
図14は、不連続な突起51が配置されたときの上から見た図である。図14に示した例では、突起51−1乃至51−4は、不連続に構成されている。突起51−1の切れ目と、突起51−4の切れ目は互い違いに配置され、突起51−2の切れ目と、突起51−3の切れ目も互い違いに配置されている。換言すれば、突起51−1乃至51−4の切れ目は、一直線上に並ばないように配置されている。
図14に示した例の場合、突起51の切れ目から流れ出ない性質の表面張力を有するシール材71が用いられる。または流れ出ない程度の充填量ですむ場合に、突起51に切れ目が設けられる。また、仮に、シール材71を挟む突起51−1と突起51−2の切れ目からシール材71が流れ出たとしても、切れ目の部分に、突起51−3または突起51−4が配置されているため、この突起51−3と突起51−4で、流れ出てしまったシール材71を止めることができる。
図14に示したように、突起51−1と突起51−2に切れ目を設けた場合、第1の基板24と第2の基板27を重ね合わせたときに、シール材71にかかる圧力を、切れ目の部分から逃すことができる。また、突起51の材料を切れ目の分だけ削減することが可能となり、軽量化をはかることが可能となる。
図15に示した例は、図9などに示した例と同じく、第1の基板24上に突起51−1乃至51−4が設けられている。突起51−1と突起51−2は、それぞれ突起51−3と突起51−4よりも、その高さが低く構成されている。図15に示したように構成した場合、突起51−1と突起51−2は、上記してきた場合と同じく、シール材71の界面を制御し、シール材71の高さを確保するために設けられている。
突起51−3と突起51−4は、第1の基板24と第2の基板27との間隔を制御するために設けられている。この場合、図15Bに示すように、第1の基板24と第2の基板27が重ね合わされた場合、基板間のギャップは、突起51−4と突起51−3の高さと等しくなり、突起51−3と突起51−4で基板間のギャップが制御されていることになる。
また図15Bに示したように、突起51−1と突起51−2により挟まれているシール材71の表面張力により膨らんでいる部分は、第2の基板27により押し潰されている。このことにより、シール材71を介して、第1の基板24と第2の基板27が接着される。
また、図15Bに示したようにシール材71を、突起51−1、突起51−2の外側にはみ出すことが無いように制御できる。仮にはみ出したとしても、高さ制御のために設けられている突起51−3または突起51−4により止められるため、またその量は少なくなるため、他の部分に悪影響をおよぼすことはない。
このような構成の場合、外側に設けられた突起51−3と突起51−4は、不連続な形状で構成しても良い。図16を参照する。図16Aは、図15Aと同様の図である。図16Bは、図16Aに示したように突起51が配置されているとき、これらの突起51を上方から見たときの図である。
シール材71を挟む突起51−1と突起51−2は、連続的に構成されているが、突起51−4と突起51−3は、それぞれ、円柱形状の複数の突起が、直線上に並べられた構成とされている。この場合、突起51−4と突起51−3は、界面制御のために設けられているのではなく、基板間のギャップの制御のために設けられているため、図16Bに示したような不連続な構成としても、その役割を果たすことができる。
このように、シール材71の高さを制御する(界面を制御する)ための突起51は、連続的に構成されることが好ましく、基板間のギャップを制御するための突起51は、不連続に構成することも可能である。そこで、例えば、図17に示すような場合であっても、基板間のギャップを制御するための突起51は、連続または不連続に構成することができる。図17を参照する。
図17Aは、液晶レンズパネル11を横方向から見たときの図であり、図17Bと図17Cは、それぞれ上方向から見たときの図である。図17Aに示した構成は、図11Aに示した構成と同じく、突起51−1、突起51−2、および突起51−21が第1の基板24上に構成されている例である。図17Aに示した構成例では、突起51−3と突起51−4を図示していないが、備える構成とすることも勿論可能である。
突起51−1、突起51−2、および突起51−21のうち、突起51−1と突起51−2は、シール材71の高さ方向(界面)を制御するために設けられ、突起51−21は、第1の基板24と第2の基板27のギャップを制御するために設けられている。よってこのような場合、図17Bに示すように、突起51−1、突起51−2、および突起51−21をそれぞれ、連続的に構成することができる。
また図17Cに示すように、突起51−1、突起51−2、および突起51−21のうち、第1の基板24と第2の基板27のギャップを制御するために設けられている突起51−21は、不連続に構成することができる。また、不連続に構成する場合、図17Cに示すように、1つ1つの突起は円柱状に構成することができる。また図示はしないが、角柱などでも勿論良い。
また、円柱状に構成された1つ1つの突起は、直線的に配置しても良いし、図17Cに示すように、直線的ではない配置、例えばジグザグに配置しても良い。突起51−21は、第1の基板24と第2の基板27のギャップを制御するために設けられているが、上からの圧力に対する強度を増すために設けられていても良く、このような場合には、ジグザグに配置されるのも効果的である。
第1の基板24と第2の基板27のギャップを制御するために、シール材71に、真糸球(シリカビーズ)や硝子ロッドなどを混入しても良い。図18にシリカビーズで高さ制御を行う構成とした液晶レンズパネル11の構成例を示す。図18に示した構成においては、第2の基板27上に、突起51−1と突起51−2が構成されている。突起51−1と突起51−2との間の空間にシール材71が充填されており、そのシール材71にはシリカビーズ101が混入されている。
シール材71に混入されているシリカビーズ101により第1の基板24と第2の基板27の厚み方向の高さが制御される。このように、シリカビーズ101などを用いて、第1の基板24と第2の基板27の厚み方向の高さが制御されるようにしても良い。また、図中有効画素部との表記をした部分は、液晶レンズパネル11の液晶材料23が配置されている部分であり、図2を参照して説明したように、第1の基板24と第2の基板27の厚み方向の高さを制御するためのスペーサ22が設けられている部分である。
このスペーサ22を、シリカビーズ101で構成し、シリカビーズ101とスペーサ22の大きさが同一であるように構成すれば、液晶レンズパネル11の厚さ方向の高さを制御できる。
なお、散布スペーサとシリカビーズは、一般的には異なる材料で構成され、本実施の形態においても、そのように、スペーサ22とシリカビーズ101を異なる材料で構成することも可能である。シール剤71に混入されるシリカビーズ101と、液晶層21に設けられ、基板間のギャップを確保するためのスペーサ22に、それぞれ求められる特性が異なるため、求められる特性に合った材料や製造方法が適用されるのが好ましい。
例えば、液晶の配向に影響がないように、スペーサ22がコーティングされることがある。また、シール部のシール材71は硬化するため、シール材71内に混入されたシリカビーズ101の位置は固定されるが、液晶層21内(有効画素部内)のスペーサ22は、そのままではセル内で固定されないので、セル内で動かないように、固着するような材料で構成される。
また、シリカビーズ101は、上記したように、シール材71に混入され、スペーサ22は、溶剤に混ぜられ散布されることで、有効画素部に設けられる。スペーサ22を、有効画素部に散布することで設けるようにした場合、液晶レンズパネル11の製造工程中に、散布という工程が含まれる(製造については後述する)。
このように、スペーサ22とシリカビーズ101の材料や、材料に応じた製造工程などは、材料や製造工程に合わせて変更可能であり、本技術の適用範囲内である。
また、スペーサ22にシリカビーズを用いることも可能である。スペーサ22にシリカビーズを用いる場合、シール材71に混入されるシリカビーズ101と同材料とすることも可能である。この場合、スペーサ22としてのシリカビーズ101は、有効画素部に散布され、シール材71にはシリカビーズ101が混入されることで、液晶レンズパネル11が製造される。
本実施の形態においては、突起51で基板間の高さを制御し、液晶層21には、スペーサなどの高さを制御するための部材を形成しないように構成させることができる。
また、本実施の形態においては、突起51でシール材71の高さが得られるように制御し、シール材71にシリカビーズ101を混入し、そのシリカビーズ101により、基板間の高さを制御することができる。この場合、液晶層21には、スペーサなどの高さを制御するための部材を形成しないように構成することができる。
液晶層21にスペーサ22を設け、そのスペーサ22を突起51と同じ材料、行程で形成するようにしても良い。または、スペーサ22と突起51を異なる材料で形成し、例えば散布などの工程を経てスペーサ22を形成するようにしても良い。
このように、本実施の形態においては、液晶レンズパネル11の基板間の高さを制御するために、突起51と散布スペーサを組み合わせて用いる構成とすることもできるし、突起51とシリカビーズを組み合わせて用いる構成とすることもできるし、突起51のみを用いる構成とすることもできる。
図18Bに示した構成も、図18Aと基本的に同様の構成を有しているが、突起51−1と突起51−2が、第1の基板24の上に構成されている点が異なり、また、製造工程が異なる。図18Bに示した突起51−1と突起51−2が、液晶レンズパネル11を構成する他のレイヤーを製造する際に合わせて製造されるようにすると、生産性が良くなり、工程を増やさずに製造することが可能となる。例えばフォトリソグラフィーを用いて液晶レンズパネル11を製造する場合に、そのフォトリソグラフィーのマスクレイアウトを変えるだけで突起51の部分も製造できるようになるため、生産性が良くなり、工程を増やさずにすむ。よって、コストや歩留まりなどの点で有利となる。
例えば、液晶レンズパネル11においても、2つの異なるレイヤーの配線が交差している構造の場合、交差している配線の間(レイヤーの間)に、絶縁する目的で、有機絶縁膜を挟む構成とすることがある。このようなとき、有機絶縁層121が所定の厚みで、有効画素部に設けられる。一方で、シール材71が充填される部分には、有機絶縁層121が設けられない(シールの下は有機絶縁層121が抜かれる)ことで、突起51−1と突起51−2が構成される。すなわち、有機絶縁層121を製造する際、図18Bに示したように、突起51−1、突起51−2、有機絶縁層121の形状となるようなマスクを用いて作成することで、有機絶縁層121を製造する工程で、突起51−1と突起51−2も製造することが可能となる。
レンズの光学特性は、有効画素部の液晶層21の厚み、すなわちセルギャップで決まるが、セルギャップが同じでも、上記したように製造することで、シールギャップを広くすることが可能となる。すなわち、シール剤71は、突起51−1と突起51−2の間に充填され、突起51−1または突起51−2からこぼれない程度に充填されるのが好ましく、ディスペンサなどの塗布量の精度が良いのが好ましい。
ディスペンサの精度を良くするには、塗布量を多くすることが考えられる。図18Bに示したように、突起51−1と突起51−2が設けられる部分、換言すれば、シール材71が充填される部分は、有機絶縁層121が設けられていないため、その分、シール材71の体積を増すことが可能となる。シール材71の体積を増すことが可能となることで、上記したように、ディスペンサの精度を良くすることが可能となり、シールをより細い線幅で描き、かつ、線幅の精度のばらつきを抑えることが可能となる。
なおここでは、段差方向を例に有機絶縁層121を例にあげたが、セル内の層、電極などの積層など、多層で構成しても良い。
このように、シール材71の部分における第1の基板24と第2の基板27の厚み方向の高さを制御する仕組みと、液晶材料23が配置されている部分(有効画素部)の第1の基板24と第2の基板27の厚み方向の高さを制御する仕組み(スペーサ22)を同様にすることができる。このことについて、図19を参照してさらに説明する。
図19Aは、図6を参照して説明した構成を、液晶材料23の部分も含めて図示した図である。図19Aに示した構成においては、スペーサ22が、突起51−1や突起51−2と同じ高さで構成されている。すなわち、第1の基板24と第2の基板27の厚み方向の高さを、スペーサ22と突起51−1,51−2で制御している。このスペーサ22と突起51−1,51−2を、同じ工程、同じ材料で作成することで、液晶レンズパネル11の製造が容易になる。
図19Bは、図9を参照して説明した構成を、液晶材料23の部分も含めて図示した図である。図19Bに示した構成においても、図19Aと同じく、スペーサ22が、突起51−1や突起51−2と同じ高さで構成されている。すなわち、第1の基板24と第2の基板27の厚み方向の高さを、スペーサ22と突起51−1,51−2で制御している。このスペーサ22と突起51−1,51−2を、同じ工程、同じ材料で作成することで、液晶レンズパネル11の製造が容易になる。
また図19Bは、図12に対応する図でもある。図12に示した突起51−21は、液晶レンズパネル11の厚み方向の高さを制御するために設けられているが、この突起51−21に相当するのが、図19Bでは、突起51−1と突起51−2である。すなわち、突起51−1と突起51−2は、液晶レンズパネル11の厚み方向の高さを制御するために設けられているため、同じく液晶レンズパネル11の厚み方向の高さを制御するために設けられているスペーサ22と同じ高さに構成されている。
この液晶レンズパネル11の厚み方向の高さを制御するスペーサ22と突起51−1,51−2を、同じ工程、同じ材料で作成することで、液晶レンズパネル11の製造が容易になる。
なお、スペーサ22と突起51−1,51−2を、別の部材、別のレイヤー構成とすることも可能である。
[液晶レンズパネル11の製造について]
次に、液晶レンズパネル11の製造について説明する。液晶レンズパネル11の周辺部には、上記したように、突起51が設けられている。この突起51に係わる製造について図20を参照して説明する。
工程S1として、まず下地層が生成される。下地層は、図2に示したような構成の液晶レンズパネル11を製造する場合、ガラス材料などから成る第1の基板24および第2の基板27のそれぞれに、例えばITO(IndiumTin Oxide)膜などの透明導電膜を所定のパターンで形成して第1の電極群26および第2の電極群29が形成される。配向膜25,28は、ポリイミド等の高分子化合物を布で一方向に擦るラビング法や、SiO等の斜方蒸着法などにより形成される。これにより、液晶材料23の長軸を一方向に配向させることができる。
工程S2として突起51が形成される。配向膜25,28上には、第1の基板24と第2の基板27との間隔を一様に保つために、ガラス材料または樹脂材料からなるスペーサ22(図20では不図示)を分散配置される。
なお、図18などを参照して説明したように、突起51とスペーサ22を、異なる材料で構成し、スペーサ22を、例えば、散布により分散配置するようにした場合、スペーサ22を散布する散布スペーサの工程が、突起51を形成する工程S2の前または後に設けられる。
また、図18などを参照して説明したように、突起51とスペーサ22を同一の材料で、同じ工程で形成することも可能である。突起51とスペーサ22を同一の材料で、同じ工程で形成する場合、フォトリソグラフィーで、アクリル系のフォトレジストなどが用いられて形成されるようにすることができる。同一工程で、突起51とスペーサ22を形成するようにすれば、散布スペーサの工程を省略することができ、工程数を削減することができる。また突起51とスペーサ22を樹脂製とすることができる。
このように突起51は、写真現像技術を応用した微細パターン作成技術であるフォトリソグラフィーを適用して作成することができる。また、突起51の高さは、液晶レンズパネル11の場合比較的高くなるため、膜厚を厚くすることができ、スリットコーターを適用して膜を形成することができる。
スピンやスリットとスピンの組み合わせを適用することもできるが、スピンを伴わない塗布方法の方が良いと考えられる。またフィルムレジストなどを用いても良い。
また突起51を、インプリントなど、樹脂を金型成型などの手法や、サンドブラストなどで形成することもできる。この場合、工程S2として、突起51が形成された後、工程S3として、配向膜25などの下地層に相当する層が形成される。
なお、インプリントなどで、スペーサ22を、比較的高いアスペクトで形成するには、基板上に樹脂を残したままでないと形成できない可能性がある。このことを考慮し、有効画素部のスペーサ22とシール部の突起51をそれぞれ形成後に、電極構造が形成されるような工程としても良い。また、このような順序の工程とした場合においても、スペーサ22は、シリカビーズや樹脂を散布する方法を適用することは可能である。
工程S4として、ディスペンサや印刷などでシール材71が塗布される。上記したように、突起51のうち、シール材71の界面制御のために設けられている突起51の所にシール材71が塗布される。そして、工程S5として、第1の基板24と第2の基板27とが貼り合わされ、シール材71が硬化される。
突起51を図3に示したように、注入口を設けた構成とした場合、その注入口から、液晶材料23が第1の基板24と第2の基板27との間に注入され、その後、シール材71の注入口は封止される。そして、液晶組成物を等方相まで加熱してから、徐冷することにより、液晶レンズパネル11が製造される。
なお液晶滴下工法(ODF)を用いて、液状材料23を充填する場合、工程S4の後に、液晶材料23が滴下され、その後、工程S5にて、第1の基板24と第2の基板27とが貼り合わされる。
このようにして液晶レンズパネル11が製造されるため、突起51も、その製造過程で製造することができ、スペーサ22などと同一に作成することもできるため、工程数を増やすことなく突起51を作成することができる。
また、突起51を、第1の基板24または第2の基板27のどちらか一方の基板に形成し、他方の基板を貼り合わせるだけで、シールできるため、また上記したように穴などが、シール材71に発生することを防ぐことができる構成とされているため、信頼性の高いシールを提供でき、かつ容易に液晶レンズパネル11を製造することができる。
上記した実施の形態においては、液晶レンズパネル11を例にあげて説明した。液晶レンズパネル11を例にあげて説明したのは、第1の基板24と第2の基板27との厚さ方向の高さが、LCD13などと比較するとより高く必要なため、例としてあげ、説明した。しかしながら、本技術は、液晶レンズパネル11などの光学素子に適用が限定されることを意味するわけではない。例えば、本技術は、基板の種類に係わらず、2つの基板を、シール材を挟み、重ね合わせる場合に適用できる。よって、例えば、LCD13に対しても適用でき、LCD13のシール部に適用することも可能である。
また上記した実施の形態においては、液晶レンズパネル11を例にあげて説明したが、液体レンズなどの液晶以外のシールに対しても、本技術は適用できる。すなわち、本技術は、液体などを封止する際に適用できる。また、特に、基板間に広いギャップを得た状態で、封止する際に適用すると効果的である。また、特に、シールの線幅を細くしたいときに適用すると効果的である。
また上記した実施の形態においては、液晶レンズパネル11を例にあげて説明したが、液晶レンズのような光学素子以外の光学素子、例えば、液体レンズなどの光学素子に対しても、本技術を適用することは可能である。
また、本技術が適用された光学素子は、例えば、液晶ディスプレイなどの2次元表示装置の画面上に、2次元表示装置からの表示画像光を複数の視野角方向に偏向させる3次元表示用の光学素子として用いることができる。また液晶ディスプレイなどの所定の液体を封止することで構成される表示装置にも本技術を適用することができる。
また、本技術が適用された光学素子は、例えば、テレビジョン受像機、スマートフォン、携帯電話機、携帯ゲーム機、ネットブックコンピュータなどのような表示装置を含む電子機器に適用することも可能である。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、
前記2つの突起の間にシール材が充填され、
第2の基板が、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着され、
前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料が注入されている
光学素子。
(2)
前記突起は、前記シール材の界面を制御するために設けられ、前記第1の基板と前記第2の基板の間の高さを前記シール材が確保するために設けられている
前記(1)に記載の光学素子。
(3)
前記2つの突起の少なくとも一方の突起の外側に、前記突起よりはみ出した前記シール材を止めるための突起がさらに形成されている
前記(1)または(2)に記載の光学素子。
(4)
前記シール材を止めるための突起は、前記2つの突起よりも低く形成されている
前記(3)に記載の光学素子。
(5)
前記2つの突起は、前記第1の基板と前記第2の基板とのギャップとして必要な高さを有するように形成されている
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の光学素子。
(6)
前記第1の基板と前記第2の基板とのギャップとして必要な高さを有する突起がさらに形成されている
前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の光学素子。
(7)
前記液晶材料には、散布スペーサが含まれる
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の光学素子。
(8)
前記シール材にはシリカビーズが含まれ、
前記液晶材料には、前記シリカビーズまたは散布スペーサが含まれる
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の光学素子。
(9)
前記第1の基板と前記第2の基板に間に設けられ、前記液晶材料が注入される部分に設けられるスペーサと、前記突起は、同一の材料で形成されている
前記(1)乃至(8)のいずれかに記載の光学素子。
(10)
画像表示を行う表示部と、
前記表示部の表示面側に対向配置され、前記表示部からの光線の通過状態を選択的に変化させるレンズ部と
を備え、
前記レンズ部は、
第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、
前記2つの突起の間にシール材が充填され、
第2の基板が、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着され、
前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料が注入されている構成を有する
表示装置。
(11)
画像表示を行う表示部と、
前記表示部の表示面側に対向配置され、前記表示部からの光線の通過状態を選択的に変化させるレンズ部と
を備え、
前記レンズ部は、
第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、
前記2つの突起の間にシール材が充填され、
第2の基板が、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着され、
前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料が注入されている構成を有する
電子機器。
(12)
第1の基板上に少なくとも2つの突起を形成し、
前記2つの突起の間にシール材を充填し、
第2の基板を、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように積層し、
積層された前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料を注入することで、前記液晶材料を含む液晶レンズパネルを製造する
製造装置。
(13)
前記突起を、前記シール材の界面を制御し、前記第1の基板と前記第2の基板の間の高さを前記シール材が確保できるように形成する
前記(12)に記載の製造装置。
(14)
前記2つの突起の少なくとも一方の突起の外側に、前記突起よりはみ出した前記シール材を止めるための突起をさらに形成する
前記(12)に記載の製造装置。
(15)
前記第1の基板上に、散布スペーサを散布する工程を含む
前記(12)乃至(14)のいずれかに記載の製造装置。
(16)
前記第1の基板と前記第2の基板に間に設けられ、前記液晶材料が注入される部分に設けられるスペーサと、前記突起は、同一の材料で形成され、
前記スペーサと前記突起を、前記第1の基板上に同一工程で形成する
前記(12)乃至(14)のいずれかに記載の製造装置。
(17)
第1の基板上に少なくとも2つの突起を形成し、
前記2つの突起の間にシール材を充填し、
第2の基板を、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着し、
前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料を注入することで、前記液晶材料を含む液晶レンズパネルを製造する
製造方法。
11 液晶レンズパネル,24 第1の基板, 25 配向膜, 26 第1の電極群, 27 第2の基板, 28 配向膜, 29 第2の電極群, 51 突起

Claims (17)

  1. 第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、
    前記2つの突起の間にシール材が充填され、
    第2の基板が、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着され、
    前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料が注入されている
    光学素子。
  2. 前記突起は、前記シール材の界面を制御するために設けられ、前記第1の基板と前記第2の基板の間の高さを前記シール材が確保するために設けられている
    請求項1に記載の光学素子。
  3. 前記2つの突起の少なくとも一方の突起の外側に、前記突起よりはみ出した前記シール材を止めるための突起がさらに形成されている
    請求項1に記載の光学素子。
  4. 前記シール材を止めるための突起は、前記2つの突起よりも低く形成されている
    請求項3に記載の光学素子。
  5. 前記2つの突起は、前記第1の基板と前記第2の基板とのギャップとして必要な高さを有するように形成されている
    請求項1に記載の光学素子。
  6. 前記第1の基板と前記第2の基板とのギャップとして必要な高さを有する突起がさらに形成されている
    請求項1に記載の光学素子。
  7. 前記液晶材料には、散布スペーサが含まれる
    請求項1に記載の光学素子。
  8. 前記シール材にはシリカビーズが含まれ、
    前記液晶材料には、前記シリカビーズまたは散布スペーサが含まれる
    請求項1に記載の光学素子。
  9. 前記第1の基板と前記第2の基板に間に設けられ、前記液晶材料が注入される部分に設けられるスペーサと、前記突起は、同一の材料で形成されている
    請求項1に記載の光学素子。
  10. 画像表示を行う表示部と、
    前記表示部の表示面側に対向配置され、前記表示部からの光線の通過状態を選択的に変化させるレンズ部と
    を備え、
    前記レンズ部は、
    第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、
    前記2つの突起の間にシール材が充填され、
    第2の基板が、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着され、
    前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料が注入されている構成を有する
    表示装置。
  11. 画像表示を行う表示部と、
    前記表示部の表示面側に対向配置され、前記表示部からの光線の通過状態を選択的に変化させるレンズ部と
    を備え、
    前記レンズ部は、
    第1の基板上に少なくとも2つの突起を有し、
    前記2つの突起の間にシール材が充填され、
    第2の基板が、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着され、
    前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料が注入されている構成を有する
    電子機器。
  12. 第1の基板上に少なくとも2つの突起を形成し、
    前記2つの突起の間にシール材を充填し、
    第2の基板を、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように積層し、
    積層された前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料を注入することで、前記液晶材料を含む液晶レンズパネルを製造する
    製造装置。
  13. 前記突起を、前記シール材の界面を制御し、前記第1の基板と前記第2の基板の間の高さを前記シール材が確保できるように形成する
    請求項12に記載の製造装置。
  14. 前記2つの突起の少なくとも一方の突起の外側に、前記突起よりはみ出した前記シール材を止めるための突起をさらに形成する
    請求項12に記載の製造装置。
  15. 前記第1の基板上に、散布スペーサを散布する工程を含む
    請求項12に記載の製造装置。
  16. 前記第1の基板と前記第2の基板に間に設けられ、前記液晶材料が注入される部分に設けられるスペーサと、前記突起は、同一の材料で形成され、
    前記スペーサと前記突起を、前記第1の基板上に同一工程で形成する
    請求項12に記載の製造装置。
  17. 第1の基板上に少なくとも2つの突起を形成し、
    前記2つの突起の間にシール材を充填し、
    第2の基板を、前記第1の基板に対向し、前記シール材を介して接するように装着し、
    前記第1の基板と前記第2の基板の間に液晶材料を注入することで、前記液晶材料を含む液晶レンズパネルを製造する
    製造方法。
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