JP2013171781A - モジュラプラグ構造 - Google Patents

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【課題】通信ケーブルの複数本の信号線を、順番を保持しつつ同時に差し込む必要性をなくして、より簡易かつ容易な接続作業を実現することができるモジュラプラグ構造を提供すること。
【解決手段】複数の信号線Sの先端を内部に差し込で全体を覆う状態にする外装ケース11と、該外装ケースの一端側の開口部11aから差し込んだ信号線S毎の絶縁被覆内の導通心線に接触するとともに外装ケースの外面から導通接触可能に露出する複数の端子電極31と、を備えるモジュラプラグ10であって、開口部の反対側に、端子電極との導通接触箇所を通過させた複数の信号線Sを貫通させる挿通穴21が開口されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、モジュラコンセントに差し込んで信号をやり取り可能に接続するケーブル先端に取り付けるモジュラプラグ構造に関する。
電話器やパーソナルコンピュータなどに付随する各種機器の間では、通信ケーブルを配索して、電気容量の小さな電気信号のやり取りを実現しており、この通信ケーブルの端部には、相手側のモジュラコンセント(ジャックともいう)に差し込んで端子電極同士を導通接続させることができるように、例えば、図7に示すような、所謂、モジュラプラグ100が取り付けられている。
この種のモジュラプラグとしては、例えば、通信ケーブルの端部から複数本の信号線をむき出して位置決めするブロック内に樹脂を射出して成形した後に、その信号線を外部端子と導通接触させる端子電極が配列されている外装ケース内に、その成形端部を差し込んで信号線の導通心線を導通接続させるものがある(例えば、特許文献1)。
また、モジュラプラグには、射出成形によらずに手作業で作製する場合があり、この場合には、外装ケース(外装本体部)内の寸法に合わせた長さ分だけ信号線をむき出した状態にした通信ケーブルの端部を差し込んで、その信号線を個々の端子電極に対応するように位置決めした状態を維持しつつ、端子電極を導通心線に導通接触させる作業を行うことになる(例えば、特許文献2)。なお、その通信ケーブルは、外装ケースにおける端子電極の反対側で挟み込むようにして抜けてしまわないようにする構造を備えている。
特開2007−335395号公報 特開2008−277053号公報
しかしながら、この特許文献2に記載のように、手作業で作製するモジュラプラグ100にあっては、例えば、図8(a)に示すように、端子電極101が外装ケース111の先端側に位置して、後端側に位置するストッパ102をその外装ケース111の絶縁被覆に圧接させることにより引き抜きを制限する簡易な構造になっている。この外装ケース111自体は小型で小さいことから、その通信ケーブルCの端部から露出させて端子電極101に導通接続させる信号線Sの長さも、短くせざるを得ない。
このため、通信ケーブルCを構成する複数本の信号線Sは、図8(b)に示すように、短いまま端子電極101に対応するように順番を保持したまま広げた状態にしつつ、外装ケース111内に差し込むのと同時に、対応する端子電極101に導通接続可能に位置決めする必要がある。この作業は、作業性が悪く、時間が掛かり、熟練が必要であると共に線の順番間違い等、失敗することもある。この問題を解消するために、特許文献2では、専用の治具を準備することを提案しているが、狭いスペースで作業するため、より簡易に作業できるようにすることが求められる。
そこで、本発明は、通信ケーブルの複数本の信号線を、順番を保持しつつ同時に差し込む必要性をなくして、より簡易かつ容易な接続作業を実現することができるモジュラプラグ構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するモジュラプラグ構造の発明の一態様は、複数の信号線の先端を内部に差し込で全体を覆う状態にする外装本体部と、該外装本体部の一端側の差込口から差し込んだ前記信号線毎の絶縁被覆内の導通心線に接触するとともに前記外装本体部の外面から導通接触可能に露出する複数の端子電極と、を備えるモジュラプラグ構造であって、前記外装本体部の前記差込口の反対側に、当該差込口から差し込んで前記端子電極との導通接触箇所を通過させた前記複数の信号線を貫通させる貫通穴が開口されていることを特徴とするものである。
このように本発明の一態様によれば、複数の信号線は、長めに露出させても(むき出しても)、外装本体部の先端側(差込口の反対側)に準備されている貫通穴から引き出すことができ、個々に端子電極に対応するように位置決めすることができる。したがって、短く露出する信号線を同時に差し込んで位置決めする必要はなく、簡易な構造で容易に接続作業を行うことができ、作業性を向上させることができる。
本発明に係るモジュラプラグ構造の一実施形態の全体構成を示す図であり、(a)はその外観斜視図、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 その要部部品を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその接続側から見た上面図である。 その図2と異なる要部部品を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその接続側から見た上面図である。 その接続作業を説明する図であり、(a)と(b)はモジュラプラグを異なる方向から見た斜視図である。 その接続作業を説明する図であり、(a)はその接続対象の通信ケーブルの端部の状態を示す平面図、(b)はその通信ケーブルをモジュラプラグに差し込んだ際の状態を示す透視側面図である。 その接続作業を説明する図であり、その作業終了時の状態を示す接続側から見た透視上面図である。 その関連技術を説明する図であり、そのモジュラプラグの外観斜視図である。 その関連技術の接続作業を説明する図であり、(a)はその通信ケーブルをモジュラプラグに差し込んだ際の状態を示す透視側面図、(b)はその接続対象の通信ケーブルの端部の状態を示す平面図である。
本発明の実施形態の一態様としては、数の信号線の先端を内部に差し込で全体を覆う状態にする外装本体部と、該外装本体部の一端側の差込口から差し込んだ前記信号線毎の絶縁被覆内の導通心線に接触するとともに前記外装本体部の外面から導通接触可能に露出する複数の端子電極と、を備えるモジュラプラグ構造であって、前記外装本体部の前記差込口の反対側に、当該差込口から差し込んで前記端子電極との導通接触箇所を通過させた前記複数の信号線を貫通させる貫通穴が開口されている構成を備えるのに加えて、次の構成を備えてもよい。
第1の他の態様としては、前記貫通穴から露出させる前記複数の信号線のそれぞれを、前記複数の端子電極との導通接触箇所に位置決めする位置決め溝が形成されていてもよい。
この態様では、長めに露出させて外装本体部の先端側の貫通穴から引き出す信号線は、端子電極に対応するように位置決め溝により位置決めすることができ、より容易に接続作業を行うことができる。
第2の他の態様としては、前記貫通穴は、閉塞材を充填されて、あるいは、閉塞部材を設置されて閉塞されていてもよい。
この態様では、信号線を引き出す貫通穴は、閉塞材や閉塞部材により閉じることができ、無用なホコリなどが進入してしまうことを制限することができる。
第3の他の態様としては、前記端子電極には、前記信号線の延在方向に対して交差する方向に延在して、該信号線に当該端子電極を導通接触させる方向に押し込む際に、当該信号線を切断する切断刃が形成されていてもよい。
この態様では、貫通穴から引き出した信号線は、延在方向に対する交差方向の内部に向かって端子電極を押し込んで導通接触させる際に、その押し込み作業時に切断刃が切り込んで不要な部分を切断することができ、外装本体部から露出する部分を切断する工程を省略することができるとともに、その不要な信号線を外装本体部の内部で切断して除去することができる。
第4の他の態様としては、前記切断刃は、前記外装本体部の外面から露出して外部装置の電極と導通接触する前記端子電極の導通接触部に対して、前記信号線の延在方向に向かって当該端子電極の隣接箇所毎に前後にずれて形成されていてもよい。
この態様では、信号線を切断する切断刃は、信号線の延在方向に向かって前後にずれることにより、その信号線の隣接間隔を小さくすることができ(規格標準の寸法内に収めることができ)、端子電極などの寸法精度を不必要に高くする必要が生じることを回避することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図6は本発明に係るモジュラプラグ構造の一実施形態を示す図である。
図1において、モジュラプラグ(以下では単にプラグともいう)10は、不図示のパーソナルコンピュータなどをネットワーク機器に接続する際に使用する、8線(8端子)の通信ケーブルC(図4等を参照)の端部を外装ケース(外装本体部)11の内部に開口部(差込口)11aから差し込んで全体を覆う状態に取り付けるようになっており、その通信ケーブルCの端部から露出させている心線の信号線Sをそれぞれ導通接続させる8つの端子電極31がその外装ケース11の先端側に形成されているスリット14内に差し込で戻らないように押し込まれた状態で並列されている。
また、モジュラプラグ10は、外装ケース11や端子電極31などの外形寸法等が相手側のパーソナルコンピュータなどに準備されているモジュラジャック(コンセント)に差し込んで通信可能に導通接続させた状態を維持するように、基本的な寸法・構造等が規格標準で規定されている(図7に示す従来品も同様)。例えば、外装ケース11は、先端側の端子電極31の反対側から開口部11a側に向かって延在する係合爪12が基端側の連結部13と共に一体成形されており、その連結部13の角部13aをパーソナルコンピュータ側の不図示のモジュラジャックに準備されている引掛部内に係合させて不用意に外れてしまうことがないようになっている。
このモジュラプラグ10は、外装ケース11内に開口部11aから差し込んだ通信ケーブルCが不用意に抜けてしまうことを制限するストッパ部材15が準備されており、このストッパ部材15は、外装ケース11の開口部11a側で幅方向を回転軸として回転させることにより、断面三角形の頂部15aを通信ケーブルCの絶縁被覆に食い込ませて引き抜き方向への移動を制限するようになっている。
また、このモジュラプラグ10は、不図示の圧接工具を利用して端子電極31を内部側に押し込むことで、外装ケース11内に差し込んだ通信ケーブルC端部から露出させている信号線Sに導通接触させるようになっている。このとき、端子電極31は、先端側(図2や図3の接触電極部33の接触刃33a)を信号線Sの絶縁被覆に食い込ませて導通接触させて接続させるようになっている。
このため、通信ケーブルCは、ストッパ部材15を絶縁被覆に食い込ませるとともに、端部から露出させている信号線Sに端子電極31を導通接触させることから、図8を用いて上述するように、その端部から外装ケース11の先端までの極端に短い長さで露出させた信号線Sに対して作業せざるを得なかった。つまり、通信ケーブルCは、端部で露出させている短い信号線Sをそれぞれ対応する端子電極31に位置決めさせている状態を維持しつつ外装ケース11の開口部11aから一度に差し込む方向に移動させる必要がある。そして、この通信ケーブルCは、その位置決めが確保されている場合に、端子電極31を圧接工具で内部側に押しこんでそれぞれの信号線Sに導通接触させ、この後に、ストッパ部材15を回転させることによりモジュラプラグの取付作業(接続作業)を完了することができ、この接続作業は大変な熟練あるいは特殊工具が必要な作業となっている。
このことから、このモジュラプラグ10は、外装ケース11の開口部11aから内部に差し込む通信ケーブルCの延長方向の先端面に、その信号線Sを貫通させて引き出すことができるように幅方向に延在する挿通穴(貫通穴)21が形成されている。その外装ケース11の挿通穴21の内側には、通信ケーブルCの端部から露出する信号線Sを挿通穴21に案内する案内斜面11bを備えているとともに、その案内斜面11bや端子電極31に対面する対向面には、挿通穴21内に挿し込む信号線Sの両側に位置して横ずれを制限する位置決め溝を形成するリブ状の案内突起22が形成されている。なお、外装ケース11の案内斜面11bや案内突起22は、図7に示す従来品でも備えているが、後述するように、本実施形態のように挿通穴21を備える構造においてより有効に機能する。また、本実施形態では、リブ状の案内突起22を並列させて溝形状を形成することにより案内・位置決めをするようにしているが、これに限るものではなく、例えば、1つずつ独立して貫通する案内穴を並列させることにより案内・位置決めをするようにしてもよいことは言うまでもない。
さらに、このモジュラプラグ10は、端子電極31として、図2および図3に示すように、2種の端子電極31A、31Bを準備して、外装ケース11にセッティングするようになっている。
端子電極31A、31Bは、端子電極31として機能するように外装ケース11の幅方向に直線的に並列される端子電極部32と、外装ケース11内に差し込んだ通信ケーブルCの信号線Sに向かって押し込まれることにより刃物状に形成されている先端側の接触刃33aがその絶縁被覆を切り裂くように食い込んで導通接触させる接触電極部33と、外装ケース11内に差し込んだ通信ケーブルCの信号線Sに向かって押し込まれることにより刃物状に形成されている先端側の切断刃35aがその絶縁被覆と共に導通心線を切断する刃物部35と、を共通に備えている。
端子電極部32は、モジュラプラグ10の上記モジュラジャックへの差込方向に延在する平面形状として形成されており、その端辺32aが外装ケース11の外面側で露出する姿勢になるようにセッティングされる。
接触電極部33は、端子電極部32と同一方向に延在する2枚で一対の平面形状として、言い換えると、通信ケーブルCの端部から露出して位置決めされる信号線Sの延在方向に一致する2枚の平面形状に形成されており、それぞれ端子電極部32から離隔する方向に延在して先端側ほど薄く形成されている逆U字形状の接触刃33aを備えている。
刃物部35は、一対の接触電極部33の外側に位置して、その平面形状に対して直交して端子電極部32から離隔する方向に延在する姿勢になるように形成されており、その先端側ほど薄く形成されている平刃として機能する切断刃35aを備えている。この刃物部35は、接触電極部33の接触刃33aが通信ケーブルCの信号線Sの導通心線に接触するのと同時に、あるいは、その接触後に切断刃35aがその信号線S(絶縁被覆と導通心線)を切断する高さになるように作製されている。なお、この刃物部35は、信号線Sを絶縁被覆も含めて完全に切断するように作製してもよく、あるいは、絶縁被覆の一部を残して切断した後に、余分な信号線Sを除去する際に容易に引き千切ることができる高さに設定してもよい。
この端子電極31A、31Bは、端子電極部32と接触電極部33が平面形状のまま連結部34、36を介して連続するように一体成形されており、端子電極31Aは、図2に示すように、刃物部35が端子電極部32の外辺と一致する位置になるように、また、端子電極31Bは、刃物部35が端子電極部32の中間位置になるように作製されている。このため、端子電極31A、31Bは、端子電極部32が一列に並列されている状態で外装ケース11の外面側で露出する状態でも、接触電極部33は刃物部35と共に導通接触させる通信ケーブルCの信号線Sの延在方向に対して前後する位置に位置決めされる。よって、端子電極31A、31Bは、接触電極部33が信号線Sに導通接触されるとともに、刃物部35同士が導通接触することなく、切断刃35aがその信号線Sを切断することができるようにレイアウトされている。言い換えると、モジュラプラグ10の規定標準の寸法形状内に端子電極31A、31Bを並列させつつ隣接させるために、無用に寸法精度を高くする必要なく、前後にずらした刃物部35を備えさせることができる。
これにより、モジュラプラグ10は、図4〜図6に示すように、通信ケーブルCの信号線Sを端部から長めに露出させた状態にして、その信号線Sを1本ずつ案内斜面11bにより案内させつつ端子電極31に対応する位置の案内突起22間に挿し込んで位置決めさせるとともに挿通穴21から引き出すことができ、この後に、ストッパ部材15を回転させて不用意に通信ケーブルCが外装ケース11から抜けてしまうことがないように処置する。この後に、不図示の圧接工具を用いて端子電極31の端子電極部32を内部に向かって(信号線Sの延在方向に対する交差方向に)押し込むことにより、接触電極部33の先端側接触刃33aを通信ケーブルCの信号線Sの絶縁被覆に食い込ませて導通接触させることができる。また、同時に、その接触電極部33よりも先端側に位置する刃物部35の切断刃35aにより信号線Sを切断して余分な部分を除去することができる(挿通穴21から出ている不要な信号線Sを切断除去する作業を省略することができる)。
このように本実施形態においては、通信ケーブルCの端部から信号線Sを長めに露出させて端子電極31に対応するように案内突起22により位置決めしつつ挿通穴21から引き出して、その端子電極31と導通接続させることができ、複数本の短い信号線Sの順番を保持しつつ同時に差し込んで位置決めする熟練の必要な接続作業に代えて、容易かつ簡易に接続作業を完了することができる。したがって、熟練するまでもなく、また、専用の治具を準備することなく、従来使用していた工具のみで容易かつ簡易な接続作業を実現することができる。
ここで、本実施形態の他の態様としては、特に図示することは省略するが、モジュラプラグ10の先端側に開口する挿通穴21を、同一寸法に形成されている閉塞部材を押し込んで接着剤などで固定することにより、あるいは、直接接着剤を充填などすることにより、端子電極31側の内部にホコリや液体等が浸入してしまうことを回避するようにしてもよい。
また、切断刃35aは、先端側が直線状の平刃に限らず、U字に窪んで切断対象を逃がすことなく切断できるようにしてもよく、また、信号線Sが位置ずれしない場合には、その信号線Sの線径程度の幅に形成してもよい。
本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、各請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
10 モジュラプラグ
11 外装ケース
11a 開口部
11b 案内斜面
12 係合爪
13 連結部
13a 角部
15 ストッパ部材
21 挿通穴
22 案内突起
31、31A、31B 端子電極
32 端子電極部
33 接触電極部
33a 接触刃
34、36 連結部
35 刃物部
35a 切断刃
100 モジュラプラグ
C 通信ケーブル
S 信号線

Claims (5)

  1. 複数の信号線の先端を内部に差し込で全体を覆う状態にする外装本体部と、該外装本体部の一端側の差込口から差し込んだ前記信号線毎の絶縁被覆内の導通心線に接触するとともに前記外装本体部の外面から導通接触可能に露出する複数の端子電極と、を備えるモジュラプラグ構造であって、
    前記外装本体部の前記差込口の反対側に、当該差込口から差し込んで前記端子電極との導通接触箇所を通過させた前記複数の信号線を貫通させる貫通穴が開口されていることを特徴とするモジュラプラグ構造。
  2. 前記貫通穴から露出させる前記複数の信号線のそれぞれを、前記複数の端子電極との導通接触箇所に位置決めする位置決め溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモジュラプラグ構造。
  3. 前記貫通穴は、閉塞材を充填されて、あるいは、閉塞部材を設置されて閉塞されていることを特徴とする請求項1または2に記載のモジュラプラグ構造。
  4. 前記端子電極には、前記信号線の延在方向に対して交差する方向に延在して、該信号線に当該端子電極を導通接触させる方向に押し込む際に、当該信号線を切断する切断刃が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のモジュラプラグ構造。
  5. 前記切断刃は、前記外装本体部の外面から露出して外部装置の電極と導通接触する前記端子電極の導通接触部に対して、前記信号線の延在方向に向かって当該端子電極の隣接箇所毎に前後にずれて形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のモジュラプラグ構造。
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