JP2013171616A - 端子台及びこれを備えた回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リフロー方式によって半田接合が可能であり、低背型で大電流に対応可能な端子台及びこれを備えた回路基板を提供すること。
【解決手段】 基板上に設けられる回路パターンに電気的に接続される端子台であって、導電性素材により板状に形成され、端子が取り付けられる端子取付面を有する平面部と、複数の凸部が設けられた前記平面部の反対側に位置する底面部を備え、前記基板に設けられた凹部に、前記複数の凸部を嵌合することにより、前記底面部と前記回路パターンとを面接触で半田を介して導通させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、端子台及びこれを備えた回路基板に関する。
基板上に形成された回路パターン部と電気部品とを電気的に接続するインターフェースとして、端子台が知られている。この端子台は、基板上に搭載して使用され、この端子台には、電気部品の端子が固定される。端子台は通常、基板上に半田付けされることによって搭載されている。
このような端子台の一例として、図6のものが知られている。図6は、従来の端子台及びこれを備えた回路基板の部分分解斜視図である。図6に示すように、従来の端子台及びこれを備えた回路基板11は、基板12と、基板12の一方の主面12a上に形成された回路パターン13と、基板12の主面12a上に搭載され、回路パターン13のランド13aに電気的に接続される導電性の端子台14とを備えている。
図6に示すように、端子台14は、電気部品の端子5を取り付けて、基板12に形成された回路パターン13のランド13aを端子5と電気的に接続するためのものである。端子5は、一端側に電線(図示せず)が固定され、他端側に固定ネジ6を挿入するための貫通孔5aを有し、端子台14も、固定ネジ6を挿入するためのタップ部14cを有する。
従って、固定ネジ6を、端子5の貫通孔5a及び端子台14のタップ部14cのネジ挿入孔14c1に挿入して、内壁面14c2に係合させることにより、端子5が端子台14を介して基板12に接続され固定されるようになっている。尚、図6において、端子5及び固定ネジ6は、回路基板11を構成するものではない。
端子台14は、端子5が取り付けられる端子取付面14a1を有する台座部14aと、台座部14aに対し台座部14aの端子取付面14a1と反対側に延びる8本の固定用及び接続用のリード足14fとを備えている。
そして、リード足14fは接続用及び固定用に形成された基板12のスルーホール12b内に挿入され、リード足14fは、半田7によってスルーホール12b内で固定される。ここで、リード足14fと回路パターン13(ランド13a)とは、半田7を介して導通が図られる。
半田付けは、基板12の底面側(主面12aとは反対の面)から半田7を供給して行うフロー方式により行われている。フロー方式による半田付けは、半田ディップ槽に溶かしておいた半田の表層に基板12の底面側を浸すことによって、基板12のスルーホール12bを通じて半田7が供給されて、スルーホール12bの内部のリード足14fを半田付けするものである。
実公昭54−149648号公報
しかしながら、従来の端子台及びこれを備えた回路基板は、前述の如くフロー方式によって半田付けを行うものである。即ち、半田ディップ槽に溶かしておいた半田の表層に基板12の底面側を浸すことによって、基板12の底面側から半田7を供給してスルーホール12bの内部のリード足14fを半田付けするため、概して半田上がりが困難であり、半田上がりの確認及び半田付けの修正が必要となる場合があり、工数が増え、歩留まりが低下する可能性があった。
また、近年使用されている鉛フリー半田においては、その融点が鉛を使用した半田に比較して高いため、基板のスルーホール内の半田の上昇(半田上がり)がさらに悪化する可能性がある。
また、従来の端子台は、リード足を備えるディスクリート部品となっているため、基板のスルーホールへのリード足の挿入、フロー方式による半田付け、半田上がりの確認等の実装工数がかかり、実装工数の低減が求められている。
また、端子台が電源装置の出力部に使用され、外部装置への電源を供給する場合、端子台には高電圧・大電流に対応する必要がある。従来の端子台のような、リード足と、基板のスルーホールとが半田で固定される構成の場合、端子台のリード足と基板のランドとの半田を介した接触面積(導通面積)が比較的に小さいことから、大電流が流れた場合、不必要な電力損失(パターンロス)及びそれに伴う発熱が発生してしまう可能性があった。
また、電子機器の小型化が進む現代においては、端子台であっても、さらなる小型化、低背化が求められており、特に、端子台については、端子台上に固定ネジを介して圧着端子等の端子が装着され、さらにはその上方にカバー等が配される点を考慮すると、可能な限り低背型の端子台及びこれを備えた回路基板が求められている。
さらに、図6に示すような従来の端子台14では、当該端子台14を介して端子5がネジ固定される。このため、ネジ締めする際に端子台14に作用する回転トルクによる荷重が、基板12とリード足14fとの接続部である半田(図6において図示せず)にかかり、半田にストレスが残留する。
この場合、温度変化の激しい環境下で使用される場合、熱衝撃を繰り返す内に半田にクラックが生じる可能性がある。特に、図6では、回路基板11における回路パターン13(ランド13a)とリード足14fとが半田を介して接触しているため、半田にクラックが発生することにより、最終的には電気的接続が損なわれて機能が停止するという問題があった。
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、基板のランドに対して、板状体の端子台を面接触で固定する面実装端子台及びこれを備えた回路基板を実現するものである。即ち、リフロー方式による半田付けを可能として歩留まりの向上を図るとともに、リード足を有しないことから実装工数の低減を図り、また、基板のランドとの面接触により大電流にも対応したパターンロスを低減が可能であり、さらには、低背型の端子台を実現するとともに、端子台に位置決め用の凸部を設けたことから、半田にかかるストレスを軽減させて半田クラックの発生を防止した端子台及びこれを備えた回路基板を提供することを目的とするものである。
上記目標達成のため、本発明は、基板上に設けられる回路パターンに電気的に接続される端子台であって、導電性素材により板状に形成され、端子が取り付けられる端子取付面を有する平面部と、複数の凸部が設けられた前記平面部の反対側に位置する底面部を備え、前記基板に設けられた凹部に、前記複数の凸部を嵌合することにより、前記底面部と前記回路パターンとが面接触で半田を介して導通することを特徴とする。
また、本発明の端子台における前記端子取付面は、端子を固定するネジ挿入孔を形成するタップ部を備えることを特徴とする。
また、本発明の端子台における前記タップ部は、前記底面部から突出し、前記タップ部の外径よりも大きい前記基板に設けられた開口部内に挿入されることを特徴とする。
また、本発明の端子台における前記タップ部は、底面部から突出し、当該タップ部が前記複数の凸部として、前記基板に設けられた凹部に嵌合することを特徴とする。
また、本発明の前記端子台は、前記平面部から底面部まで貫通した孔部及び/又は切り欠きにより、前記回路パターンと前記端子台の間に介された半田の状況を確認可能であることを特徴とする。
また、本発明の端子台における前記凸部は、前記底面部の端部近傍において、底面部の中心部を挟んで対向するように配されることを特徴とする。
また、本発明の前記回路基板は、前記端子台を備えたことを特徴とする。
本発明の端子台及びこれを備えた回路基板によれば、半田付けにあたって、基板の底面側から半田を供給するフロー方式を採用する必要がなく、リフロー方式による半田付けが可能である。即ち、基板上に端子台を実装する際、端子台をマウンターによって自動実装可能であり、予め半田ペーストを塗布した基板上に端子台を載せ、水平搬送式の連続炉で半田接合を一括して行うことができる。
そのため、従来のリード足を有するディスクリート部品としての端子台に比較して、実装工程を大幅に削減することができる。そればかりか、従来の半田上がりの不良による歩留まりの低下や、半田上がりの確認及び半田付けの修正が必要となる場合を低減できるため、工数を削減し、スループットの向上が可能である。
また、リフロー方式による半田付けであることから、ディスクリート部品の半田付けであるフロー方式に比べて半田上がりが改善され、歩留まりが向上する。
また、端子台が電源装置の出力部に使用され、外部装置への電源を供給する場合であっても、本発明に係る端子台は、面実装端子台であって、端子台と基板のランドとが半田を介して面接触することから、その接触面積(導通面積)が大きく、電流容量が大きいことから、大電流が流れる場合であっても、不必要な電力損失(パターンロス)及びそれに伴う発熱も発生せず、高電圧・大電流に対応した、電源装置の出力部にも使用可能な端子台及びこれを備えた回路基板を提供可能である。
また、本発明に係る端子台は、面実装端子台であって、板状に形成され、基板に貼り付けるように実装されることから、低背型の端子台及びこれを備えた回路基板を実現するものであり、端子台上に固定ネジを介して圧着端子等の端子を装着、さらにはその上方にカバー等が装着しても、従来の端子台に端子等を装着した場合に比して低背化を実現できる。
また、本発明に係る端子台は、基板上のランドと端子台の半田付けの状態を確認するための確認孔を備えるため、ランドと端子台との半田を介した接合が良好な場合、半田フィレットが発生し、その発生により半田が溶融したことが容易に確認できる。
さらに、端子台の底面部に位置決め用の凸部を設けたことから、基板の凹部との嵌合により、端子台の位置決めがなされる。そのため、端子台を介して端子がネジ固定される場合、ネジ締めによって端子台に作用する回転トルクにより、半田に残留する荷重ストレスを軽減し、半田クラックの発生を防止可能であり、電気的接続が損なわれるようなことがない。
この場合、凸部は、端子台の底面部の端部側に配置されることにより、ネジ締めによる回転トルクによって、端子台の中心部を介して対向する凸部に挟まれた領域に位置する半田への荷重ストレスの残留をさらに防止可能である。
本発明に係る回路基板の実施形態を示す部分斜視図である。 図1の回路基板を示す分解斜視図である。 図1の端子台を示す下方斜視図である。 図1のIV−IV線に沿った断面図である。 図1のV−V線に沿った断面図である。 従来の端子台及びこれを備えた回路基板の部分分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図5を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係る回路基板の実施形態を示す部分斜視図である。図2は、図1の回路基板を示す分解斜視図である。図3は、図1の端子台を示す下方斜視図である。図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図である。図5は、図1のV−V線に沿った断面図である。本発明の実施形態において、前述の背景技術と同様な部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
尚、本発明に係る端子台及びこれを備えた回路基板は、基板上に設けられる回路パターンに電気的に接続される端子台が、導電性素材により板状に形成されたことにより、面実装端子として機能し、端子台と基板の回路パターン(ランド)とが面接触で半田を介して導通することにより、種々の効果を奏するものである。
[本実施形態に係る端子台及びこれを備えた回路基板の構成概要]
図1及び図2に示すように、本実施形態の回路基板1は、基板2と、基板1の一方の主面2a上に形成された回路パターン3と、基板2の主面2a上に搭載され、回路パターン部3のランド3a上に搭載(接合)され、電気的に接続される導電性で板状の端子台4とを備えている。
図2に示すように、端子台4は、電気部品の端子5を取り付けて、基板2に形成された回路パターン部3のランド3aを端子5と電気的に接続するためのものである。端子5は、一端側に電線(図示せず)が固定され、他端側に固定ネジ6を挿入するための貫通穴5aを有し、端子台4も、固定ネジ6を挿入するためのネジ挿入孔4c1を有する。
従って、固定ネジ6を、端子5の貫通穴5a及び端子台4のネジ挿入孔4c1に螺合させることにより、端子5が端子台4を介して基板2に接続され固定されるようになっている。尚、図2において、端子5及び固定ネジ6は、回路基板1を構成するものではない。端子5のような圧着端子ではなく、端子5に代えて、電源用ライン等に使用され、大電流に対応するバスバーを端子台4に固定することも可能である。
[端子台の構成]
図1乃至図3に示すように、端子台4は、銅等の導電性素材で構成され、全体形状が略矩形の板状に構成されている。端子台4は基板2のランド3a上に搭載(接合)されることとなるが、端子台4の基板への接合面を底面部4b、端子台4の接合面とは反対の面を平面部4aとする。本実施形態においては、端子台4の中心部C(図1参照)を囲む様に計4つの孔が形成されており、各々の孔は平面部4a側から底面部4b側へと貫通している。
中心部Cを挟んで対向する一対の孔は、タップが立てられた内壁面4c2によって形成されるネジ挿入孔4c1であり、端子5を固定するための固定ネジ6の雄ネジ部が螺合するものである。ネジ挿入孔4c1は、固定ネジ6との螺合強度を確保するため、図3及び図4に示すように、底面部4b側に円筒状に突出するタップ部4cを設けて、雌ネジが切られた内壁面4c2の面積を増やすことが可能である。
中心部Cを挟んで対向する他の一対の孔は、基板2上のランド3aと端子台4の半田付けの状態を確認するための確認孔4dである。ランド3aと端子台4との半田7を介した接合が良好な場合、図5に示すように半田フィレット7aが発生する。即ち、確認孔4dの底部におけるランドとの3aとの半田7を介した接触面に溶融半田の表面張力によって半田フィレット7aが発生し、この半田フィレット7aの発生により半田7が溶融したことが確認され、良好な半田付けがなされたことが容易に確認される。
尚、確認孔4dは、周囲が閉塞された孔となっているが、端子台4の側面部から伸びる切り欠き形状でも半田フィレット7aが発生するため、切り欠き形状とすることも可能である。
図3に示すように、端子台4の底面部4bにおいては、端子台4の中心部Cを挟んで対向し、かつ、矩形板状体の端子台4の角部近傍に位置決め用の凸部4eが配されている。凸部4eは、本実施の形態においては円柱状に構成され、基板2の主面に設けられた凹部2bに嵌合するものである。
凸部4eは、基板2に対する端子台4の位置決めを行うと共に、凹部2bとの嵌合によって、端子台4を介して端子5がネジ固定される場合における、端子台4に作用するネジ締めによる回転トルクにより半田7に加わる荷重ストレスが軽減され、半田クラックの発生を防止するものである。また、凸部4eは、端子台4の位置決め及び半田7に加わる荷重ストレスを軽減させるために、単数ではなく、複数存在することが必要である。
また、凸部4eは、端子台4の底面部4bの端部側に配置することにより、ネジ締めによる回転トルクによって、中心部Cを介して対向する凸部4eに挟まれた領域R(図3の一点鎖線内)に位置する半田7への荷重ストレスの残留をさらに防止可能である。
[基板の構成]
図1及び図2に示すように、基板2は絶縁部材としての硝子エポキシ樹脂材等からなり、基板2の表面に、銅箔等の導電体からなる回路パターン3を備え、回路パターン3のランド3a上において端子台4と半田7で接合されるものである。
図2、図4及び図5に示すように、ランド3aは、端子台4の形状に対応して大型に形成され、端子台4との接触面積(導通面積)を確保するものである。そのため、電流容量が大きく、大電流が流れる場合であっても、不必要な電力損失(パターンロス)及びそれに伴う発熱も発生せず、高電圧・大電流に対応した電源装置の出力部にも使用可能である。
また、基板2には、端子台4の形状に対応した加工が施されている。即ち、図2及び図5に示すように、端子台4の底面部4b側に配された凸部4eに対応して、凹部2bが形成されている。凸部4eは、凹部2bと嵌合して、端子台4の位置決め固定を行うためのものであり、そのため、凹部2bの形状は、凸部4eと嵌合うように形成される(図5参照)。尚、凹部2bは、凸部4eと嵌合可能であれば、基板を貫通する必要はない。
また、図2及び図4に示すように、本実施形態のように、端子台4の底面部4b側に円筒状のタップ部4cが突出する場合、同様に対応して基板2側にも開口部2cが形成される。タップ部4cは、雌ネジが切られた内壁面4c2を形成するにあたって、タップ加工を行うが、タップを立てることにより、タップ部4cの先端部4c3(図3及び図4参照)にバリの発生も想定される。
そのため、タップ部4cとは別に位置決め用の凸部4eを設けることにより、凸部4eにおいて位置決めを行い、タップ部4cは、基板2と間隙8を意図的に設けてタップを立てた場合のバリ等が基板2に干渉してしまうことを防止可能である。そのため、本実施形態においては、タップ部4cの外径よりも、基板2の開口部2cの内径が大きく形成されている。
また、タップ部4cの他に位置決め用の凸部4eを設ける場合、タップ部4cは、端子5の装着を考慮すると、端子台4の中よりの位置に形成される必要がある。タップ部4cとは別に位置決め用の凸部4eが設けられることにより、即ち、凸部4eを、端子台4の底面部4bの端部側に配置することにより、ネジ締めによる回転トルクによって、中心部Cを介して対向する凸部4eに挟まれた領域R(図3の一点鎖線内)に位置する半田7への荷重ストレスの残留を防止可能となる。
一方、タップ部4cの加工精度が高い場合は、タップ部4cの他に位置決め用の凸部4eを別個に設けることなく、タップ部4c自体を位置決め用の凸部4eとして使用可能である。
尚、本実施形態においては、ルーター加工の容易性から、凹部2bと開口部2cとは連続して設けられているが、当然、連続していない互いに各々が周囲を閉塞された、凹部2bと開口部2cとが連続していない構成でもよい。
[端子台の基板への固定]
端子台4の基板2への固定方法を説明するに、まず、ディスペンサによって、基板2のランド3a上に予め半田ペーストを塗布する。
次に、基板2上へ端子台4を載置する。端子台4は図1からも明らかなように、端子台4の中心部Cを囲むようにネジ挿入孔4c1及び確認孔4dが設けられており、当該中心部Cには特段の構成要素も配されていない。これにより、中心部Cをマウンターのマウンタヘッドにより真空吸着等することによって、端子台4を基板2のランド3a上へマウンターでの自動実装が可能となる。
その後、水平搬送式の連続炉により、基板2のランド3aと端子台4の底面部4bとの間に存在する半田ペーストを溶融させ、半田接合を一括して行い。端子台4の基板2への半田接合が完了する。
1 回路基板
2 基板
2a 主面
2b 凹部
2b1 内壁面
2c 開口部
2c1 内壁面
3 回路パターン
3a ランド
4 端子台
4a 平面部
4b 底面部
4c タップ部
4c1 ネジ挿入孔
4c2 内壁面
4c3 先端部
4d 確認孔
4e 凸部
5 端子
5a 貫通孔
6 固定ネジ
7 半田
7a 半田フィレット
8 間隙
11 回路基板
12 基板
12a 主面
12b スルーホール
13 回路パターン
13a ランド
14 端子台
14a 台座部
14a1 端子取付面
14c タップ部
14c1 ネジ挿入孔
14c2 内壁面
14f リード足

Claims (7)

  1. 基板上に設けられる回路パターンに電気的に接続される端子台であって、
    導電性素材により板状に形成され、
    端子が取り付けられる端子取付面を有する平面部と、
    複数の凸部が設けられた前記平面部の反対側に位置する底面部を備え、
    前記基板に設けられた凹部に、前記複数の凸部を嵌合することにより、前記底面部と前記回路パターンとが面接触で半田を介して導通することを特徴とする端子台。
  2. 前記端子取付面は、端子を固定するネジ挿入孔を形成するタップ部を備えることを特徴とする請求項1記載の端子台。
  3. 前記タップ部は、前記底面部から突出し、前記タップ部の外径よりも大きい前記基板に設けられた開口部内に挿入されることを特徴とする請求項2記載の端子台。
  4. 前記タップ部は、底面部から突出し、当該タップ部が前記複数の凸部として、前記基板に設けられた凹部に嵌合することを特徴とする請求項2に記載の端子台。
  5. 前記端子台は、前記平面部から底面部まで貫通した孔部及び/又は切り欠きにより、前記回路パターンと前記端子台の間に介された半田の状況を確認可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1に記載の端子台。
  6. 前記凸部は、前記底面部の端部近傍において、底面部の中心部を挟んで対向するように配されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち、いずれか1に記載の端子台。
  7. 請求項1乃至請求項6のうち、いずれか1に記載の端子台を備えたことを特徴とする回路基板。
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JP2018006262A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社豊田自動織機 端子台構造

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