JP2013171016A - 放射性ダストの除染装置とその方法 - Google Patents

放射性ダストの除染装置とその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ろ過エレメントに捕捉された放射性ダストを、機械的に分離し、浮遊させたのち集塵してろ過エレメントを除染する放射性ダストの除染装置を提供する。
【解決手段】汚染されたろ過エレメントEを収容する除染室1と、ろ過エレメントEを除染室1に出入れする搬送装置4を備えている。除染室1の内部に、ろ過エレメントEに捕捉された放射性ダストを分離し浮遊させる分離装置5を設ける。除染室1内に浮遊する放射性ダストを集塵装置6で集塵してろ過する。分離装置5は、ろ過エレメントEを叩打する打撃体20と、加圧空気をろ過エレメントへ向かって噴出するエアノズル21を含んで構成する。ろ過エレメントEを打撃体20で叩打して、放射性ダストをろ過エレメントEから分離し、分離した放射性ダストをエアノズル21で浮遊させて集塵装置6で回収する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、放射性物質で汚染された空調機のエアフィルターから、放射性物質が付着している放射性ダストを分離して浄化するための、放射性ダストの除染装置とその方法に関する。除染対象としては、空調機のエアフィルター以外に、放射性物質を吸着した吸着材を液中でこし取ったのち乾燥させたろ過材、あるいは放射性物質と化学結合した結合材を液中でこし取ったのち乾燥させたろ過材などがある。
発電所の事故等に伴って放射性物質が自然界に放出された場合には、発電所の周辺地域の環境が広範囲にわたって汚染される。汚染された地域のビル、工場、病院などでは、外気を取込む空調機のエアフィルターが放射性物質で汚染されてしまう。そのため、汚染されたエアフィルターの取扱い、および処分の仕方に細心の注意が必要となる。また、汚染されたエアフィルターを一個所に集積すると膨大な量となるため、汚染されたエアフィルターを減容化して、最終処分すべき放射性汚染物質の量を減らす必要がある。
上記のような放射性汚染物質の減容化に関して、放射性汚染物の表面を熱分解可能なブラスト材で浄化し、あるいは、放射性汚染物質を水洗いして吸着材に吸着ないしは化学結合させて、除染の対象となる汚染物を減容化することが従来から行われている。例えば、特許文献1においては、放射性物質で汚染された原子力設備の金属部品、あるいはセラミックス製の部品の表面に、硬質プラスチック粒子(ブラスト材)を加圧空気と共に吹付けて、部品の表面を浄化している(以下、この種の除染法を単にブラスト除染法と言う。)。この除染法によれば、浄化後の硬質プラスチック粒子を回収したのち、加熱分解することにより最終的な除染の対象となる汚染物を減容化できる。
ブラスト除染法は特許文献2にも開示されており、そこでは、ドライアイス粒子(ブラスト材)を加圧空気でコンクリート床面に吹付けて床表面を剥離し、剥離物質とドライアイス粒子を回収して、除染対象を剥離物質のみに限定して減容化を実現している。また、特許文献3においては、放射性廃液を収容するタンク内に粉末状の活性炭を投入して撹拌し、放射性廃液に含まれる放射性物質を活性炭に吸着させている。さらに、吸着後の活性炭と廃液とをろ過して活性炭を乾燥し、さらに活性炭を焼却炉で焼却して最終処分すべき放射性汚染物を減容化している。
本発明においては、加圧空気を噴出する弾性変形可能なエアチューブを打撃体にしてろ過エレメントを叩打するが、この種の打撃体は特許文献4に公知である。そこでは、エア供給パイプの先端に空気噴射ノズルを固定し、空気噴射ノズルに軟質材で形成した複数のエアパイプを固定している。この空気噴射具は、空調ダクトの内部に堆積した塵埃を除去する際に使用されており、エアパイプから噴出される加圧空気の吹飛ばし作用と、加圧空気の噴出反力でエアパイプが暴れまわるときの叩打作用とで塵埃をダクト内面から分離する。
特開2007−309831号公報(段落番号0006、図1) 特開2002−196097号公報(段落番号0006、図1) 特開平09−230094号公報(段落番号0032、図1) 実開平06−052981号公報(段落番号0006、図2)
特許文献1、2のブラスト除染法によれば、金属表面や、コンクリート床面に付着している放射性物質を、加圧空気と共に吹付けられるブラスト材で浄化でき、最終処分の対象となる放射性汚染物を減容化することができる。しかし、ブラスト除染法は、除染対象が金属あるいはコンクリート床面などの硬い物である場合に有効ではあるが、空調機のエアフィルターのように除染対象が軟らかい物である場合に、エアフィルターが砕片化されるだけで放射性物質を除去するのには適さない。
特許文献3の放射性廃液の処理方法によれば、放射性物質を粉末状の活性炭に吸着させて放射性廃液を浄化できる。また、吸着後の活性炭と廃液とをろ過して活性炭を乾燥し、さらに焼却炉で焼却して最終処分の対象となる放射性汚染物を減容化できる。しかし、活性炭をろ過する過程で、粉末状の活性炭がろ過材に捕捉されるのを避けられないため、別途ろ過材の除染を行う必要がある。
本発明の目的は、エアフィルターあるいはろ過材などのろ過エレメントに付着している放射性物質を分離でき、さらに、最終処分の対象となる放射性汚染物を減容化できる放射性ダストの除染装置とその方法を提供することにある。
本発明に係る放射性ダストの除染装置は、放射性ダストが捕捉された状態のろ過エレメントEを収容する除染室1と、ろ過エレメントEを搬送する搬送装置4を備えている。除染装置は、さらに、除染室1の内部に配置されて、ろ過エレメントEに捕捉された放射性ダストを分離し浮遊させる分離装置5と、除染室1内に浮遊する放射性ダストを集塵しろ過する集塵装置6とを備えている。分離装置5は、ろ過エレメントEを叩打する打撃体20と、加圧空気をろ過エレメントEへ向かって噴出するエアノズル21を含んで構成する。ろ過エレメントEを打撃体20で叩打して、放射性ダストをろ過エレメントEから分離し、分離した放射性ダストをエアノズル21で浮遊させて集塵装置6で回収することを特徴とする。
打撃体20は、加圧空気を送給する送給通路23に接続されて、加圧空気を噴出する弾性変形可能な軟質のエアチューブ25からなる。エアチューブ25はエアノズル21を兼ねていて、その先端から加圧空気を噴出供給できる。加圧空気を噴出するときの噴出反力によって、ランダムに暴れ動くエアチューブ25の叩打作用と、エアチューブ25から噴出される加圧空気による飛散作用とで、放射性物質をろ過エレメントEから分離し浮遊させる。
図3に示すように、打撃体20を構成する送給通路23の先端に複数の分岐パイプ24を配置する。各分岐パイプ24に複数のエアチューブ25を設ける。
図2に示すように、エアチューブ25は、弾性変形可能な軟質のチューブ本体26と、チューブ本体26の先端に固定した叩打体27とで構成する。
放射性物質または放射性ダストを吸着する吸着材を、除染室1の内部へ供給する吸着材供給装置7を設ける。除染室1内で放射性物質を吸着した吸着材と、ろ過エレメントEから分離された放射性ダストを集塵装置6で回収してろ過エレメントEの除染を行う。
除染室1の入口2および出口3のそれぞれに、ろ過エレメントEから分離した放射性ダストの飛散を防ぐ遮蔽カーテン9を配置する。除染室1の内部を、集塵装置6を構成するブロワー32の吸引作用で常に負圧状態に保持した状態でろ過エレメントEの除染を行う。
本発明に係る放射性ダストの除染方法においては、放射性ダストが付着しているろ過エレメントEを除染室1内へ搬送する搬送工程と、除染室1の内部に配置した分離装置5で、ろ過エレメントEに捕捉された放射性ダストを分離し浮遊させる分離工程と、除染室1内に浮遊する放射性ダストを集塵装置6で集塵しろ過する集塵工程とを含む。分離装置5は、ろ過エレメントEを叩打する打撃体20と、加圧空気をろ過エレメントへ向かって噴出するエアノズル21を備えている。分離工程において、ろ過エレメントEを打撃体20で叩打して放射性ダストをろ過エレメントEから分離し、分離した放射性ダストをエアノズル21から噴出される加圧空気の噴出作用で浮遊させることを特徴とする。
打撃体20は、加圧空気を送給する送給通路23と、エアノズル21を兼ねて送給通路23に接続される弾性変形可能な軟質のエアチューブ25とを含む。分離工程において、エアチューブ25が加圧空気を噴出するときの噴出反力によってランダムに暴れ動くときの叩打作用と、エアチューブ25から噴出される加圧空気の噴出作用で、放射性物質をろ過エレメントEから分離し浮遊させる。
エアチューブ25は弾性変形可能な軟質のチューブ本体26と、チューブ本体26の先端に固定した叩打体27とで構成する。分離工程において、チューブ本体26および叩打体27でろ過エレメントEを叩打して放射性ダストを分離する。
分離工程において、吸着材供給装置7で吸着材を除染室1の内部へ供給し、除染室1の内部に浮遊する放射性ダストおよび吸着材を、エアチューブ25から噴出される加圧空気の噴出作用で撹拌して、放射性物質を吸着材に吸着させる。集塵工程において、放射性ダストおよび吸着材を集塵装置6で回収してろ過エレメントEの除染を行う。
除染室1の内部を、集塵装置6を構成するブロワー32の吸引作用で常に負圧状態に保持した状態でろ過エレメントEの除染を行う。
本発明においては、打撃体20で叩打して放射性ダストをろ過エレメントEから分離し、エアノズル21で浮遊させたのち集塵装置6で回収することにより、ろ過エレメントEを除染し浄化できるようにした。このように、ろ過エレメントEを除染すると、最終処分の対象となる放射性汚染物を放射性ダストのみに限ることができるので、放射性ダストが捕捉されたろ過エレメントEをいきなり最終処分する場合に比べて、処分対象を著しく減容化できる。また、除染されたろ過エレメントEは浄化されているので、以後の取扱いを容易に行なうことができ、例えば、廃棄処分し、あるいは焼却処分するなど、2次汚染を生じることもなく最終処理を行なうことができる。場合によっては、浄化されたろ過エレメントEをリサイクル処理して再使用することができる。ろ過エレメントEから分離し、浮遊させた放射性ダストを集塵装置6で回収するので、分離した放射性ダストが除染装置の周囲に拡散するのを防止でき、従って、ろ過エレメントEを除染する際に、周囲の環境が放射性汚染物質で2次汚染されるのを防止できる。
軟質のエアチューブ25で打撃体20を構成し、エアチューブ25がエアノズル21を兼ねるようにすると、加圧空気を噴出するときの噴出反力によって、ランダムに暴れ動くエアチューブ25の叩打作用と、エアチューブ25から噴出される加圧空気による飛散作用とで、放射性ダストをろ過エレメントEから分離し浮遊させることができる。従って、打撃体20とノズル21を個別に設ける場合に比べて、分離装置5の構造を簡素化して、除染装置の全体コストを低コスト化できる。また、ランダムに暴れ動くエアチューブ25の叩打作用で、放射性ダストをろ過エレメントEから分離するので、例えば、エアチューブ25に相当する打撃具をモーターの動力で回転駆動して、ろ過エレメントEの表面を叩打する場合に比べて、放射性ダストを効果的に分離できる。
送給通路23の先端に複数の分岐パイプ24を配置し、各分岐パイプ24に複数のエアチューブ25を設ける除染装置によれば、エアチューブ25がろ過エレメントEの表面を叩打する機会を大幅に増加できる。従って、ろ過エレメントEに捕捉された放射性ダストをエアチューブ25でさらに確実に分離して、ろ過エレメントEの除染度合をさらに向上することができる。また、エアチューブ25の叩打機会が増える分だけ、ろ過エレメントEの浄化をより短い時間で行うことができる。
軟質のチューブ本体26と、チューブ本体26の先端に固定した叩打体27とでエアチューブ25を構成すると、エアチューブ25が暴れ動くときのランダムな叩打作用に加えて、叩打体27の叩打作用によっても、放射性ダストをろ過エレメントEから分離できる。また、叩打体27の重量の分だけ、叩打体27が暴れ動くときの運動慣性力が大きくなるので、ろ過エレメントEをより強い力で叩打して、ろ過エレメントEの内部に捕捉された放射性ダストをより確実に分離することができる。
除染装置に吸着材供給装置7を付加し、吸着材を除染室1へ供給しながらろ過エレメントEの除染を行うと、除染の過程でろ過エレメントEから分離した放射性物質または放射性ダストを吸着材で吸着し保持できる。従って、分離した放射性物質または放射性ダストがろ過エレメントEに再付着し、あるいは除染室1の内面壁などに付着するのを防止でき、ろ過エレメントEから分離した放射性物質または放射性ダストを集塵装置6で効果的に回収することができる。
集塵装置6のブロワー32の吸引作用で、除染室1の内部を常に負圧状態に保持した状態でろ過エレメントEの除染を行うと、入口2および出口3に設けた遮蔽カーテン9の隙間から外部の空気が流入する状態で除染処理を行うことができる。また、エアチューブ25で吹飛ばされた放射性ダストが、入口2および出口3の外へ飛出るのを遮蔽カーテン9で防止できる。従って、ろ過エレメントEから分離された放射性物質または放射性ダストが除染室1の外へ漏出るのを確実に防止して、除染装置の周囲の環境を常に清浄な状態に保持でき、従って、除染装置によるろ過エレメントEの除染を安全に行える。
本発明に係る除染方法においては、分離工程において、分離装置5でろ過エレメントEに捕捉された放射性ダストを分離し浮遊させ、集塵工程において、集塵装置6で集塵しろ過することによりろ過エレメントEを除染し浄化できるようにした。このように、各工程を経てろ過エレメントEを除染すると、放射性ダストのみを最終処分すればよいので、射性ダストが捕捉されたろ過エレメントEを最終処分する場合に比べて、処分対象を著しく減容化できる。また、ろ過エレメントEから分離し、浮遊させた放射性ダストを集塵装置6で回収するので、分離した放射性ダストが除染装置の周囲に拡散するのを防止でき、従って、ろ過エレメントEを除染する際に、周囲の環境が放射性汚染物質で2次汚染されるのを防止できる。
分離工程において、エアチューブ25が加圧空気の噴出反力によってランダムに暴れ動くときの叩打作用と、エアチューブ25から噴出される加圧空気の噴出作用で、放射性ダストをろ過エレメントEから分離し浮遊させると、エアチューブ25に加圧空気を供給するだけで、放射性ダストの分離を行える。従って、例えばエアチューブ25に相当する打撃具をモーターの動力で回転駆動して放射性ダストを分離し、さらにエアノズル21から加圧空気を噴出して放射性ダストを浮遊させる場合に比べて、分離装置5を駆動するためのエネルギー消費を削減し、除染装置の運転コストを削減できる。
分離工程において、チューブ本体26および叩打体27でろ過エレメントEを叩打して放射性ダストを分離すると、エアチューブ25が暴れ動くときのランダムな叩打作用と、叩打体27の叩打作用とで、放射性ダストをろ過エレメントEから分離できる。とくに、叩打体27はその重量の分だけ、叩打体27が暴れ動くときの運動慣性力が大きくなるので、ろ過エレメントEをより強い力で叩打することができ、ろ過エレメントEの内部にまで叩打衝撃を作用させて、エレメント内部に捕捉された放射性ダストをさらに確実に分離することができる。
分離工程において、吸着材供給装置7で吸着材を除染室1の内部へ供給しながらろ過エレメントEの除染を行うと、除染の過程でろ過エレメントEから分離した放射性物質または放射性ダストを吸着材で吸着し保持できる。従って、分離した放射性物質または放射性ダストがろ過エレメントEに再付着し、あるいは除染室1の内面壁などに付着するのを防止でき、ろ過エレメントEから分離した放射性物質または放射性ダストを集塵装置6で効果的に回収することができる。
除染室1の内部を負圧状態に保持した状態でろ過エレメントEの除染を行うと、除染室1の入口2および出口3から外部の空気が流入する状態で除染処理を行うことができる。従って、ろ過エレメントEから分離された放射性物質または放射性ダストが除染室1の外へ漏出るのを確実に防止して、除染装置の周囲の環境を常に清浄な状態に保持でき、従って、除染装置によるろ過エレメントEの除染を安全に行える。
本発明に係る除染装置を概念的に示す概略正面図である。 本発明に係る打撃体を示す正面図である。 本発明に係る打撃体の配置例を示す平面図である。 本発明に係る集塵装置を概念的に示す説明図である。 本発明に係る吸着材供給装置の概略構造を示す概念図である。 本発明に係る吸着材分離装置の概略構造を示す概念図である。
(実施例) 図1ないし図6は、本発明に係る除染装置の実施例を示す。この実施例に係る除染装置は、例えば、放射性物質で汚染された地域のビル、工場、病院などに設置された空調機のエアフィルター(ろ過エレメント)Eを除染対象として除染処理を行なう。空調機のエアフィルターEは空気中の浮遊ダストをろ過して捕捉しており、この浮遊ダストに放射性物質が付着して放射性ダストとなっている。
図1において除染装置は、エアフィルターEを収容する除染室1を備えており、その入口2および出口3に臨んでエアフィルターEを一方向へ搬送する搬送装置4が設けてある。また、除染室1の内部には、エアフィルターEに捕捉された放射性ダストを分離し浮遊させる分離装置5が配置され、除染室1の外に除染室1内に浮遊する放射性ダストを集塵しろ過する集塵装置6が設けてある。符号7は、吸着材を除染室1の内部へ供給する吸着材供給装置である。図示していないが、除染装置の全体は、放射線の透過を遮断する遮蔽シールドの内部に配置して周囲の環境から隔離しておくことが好ましい。
除染室1は中空箱状に形成されて、その左右の対向壁の上下中途部に入口2および出口3が開口され、出口3側の壁の下方に集塵口8が開口してある。また、入口2および出口3には、エアフィルターEから分離した放射性ダストの飛散を防ぐ遮蔽カーテン9が配置してある。遮蔽カーテン9は、帯状の軟質プラスチックシートの一群を、隣接部分が互いに内外に重なる状態で配置して構成してある。一群の軟質プラスチックシートは、その上端のみが固定支持してあって、エアフィルターEの通過を許しながら、入口2および出口3を遮蔽できるように構成してある。
搬送装置4は、除染室1の左右両側に配置される搬入コンベア11および排出コンベア12と、除染室1の内部に配置される送給コンベア13および搬送体14と、エアフィルターEの下面を支持するすのこ状の支持枠18などで構成してある。搬入コンベア11は入口2の外面側に配置してあり、エアフィルターEを入口2を介して送給コンベア13へ送給する。送給コンベア13は、上下一対の搬送ベルト15を、前後2個所に配置して構成してあり、エアフィルターEの前後縁の上下面を、それぞれ上下一対の搬送ベルト15で挟持した状態で、搬送体14へ向かってエアフィルターEを搬送する。搬送ベルト15のベルト幅は小さいので、エアフィルターEのろ過面の殆どを、前後の搬送ベルト15の間に露出させることができる。搬送体14は、回転駆動される軸体16の周面に、弾性変形可能な一群の搬送チューブ17を固定して構成してあり、一群の搬送チューブ17でエアフィルターEの表面を叩打しながら、エアフィルターEを出口3を介して排出コンベア12へ送給する。搬送装置4は、分離装置5による放射性ダストの分離に要する時間に対応して間欠的に駆動される。
分離装置5は、エアフィルターEを叩打する打撃体20と、加圧空気をエアフィルターEへ向かって噴出するエアノズル21と、加圧空気を分離装置5へ送給するコンプレッサー22などで構成する。図2および図3に示すように打撃体20は、加圧空気を送給する送給通路23と、送給通路23の先端に接続される複数の分岐パイプ24・24と、各分岐パイプ24に接続されて加圧空気を噴出する複数個のエアチューブ25とで構成してある。エアチューブ25は、弾性変形可能な軟質プラスチック製のチューブ本体26と、チューブ本体26の先端に固定したリング状の叩打体27とで構成してあり、エアチューブ25自体がエアノズル21を兼ねている。叩打体27は、アルミニウム、ステンレス鋼材などの金属材で筒状に形成してある。
集塵装置6は、集塵口8から導出される集塵通路30の中途部に配置されるフィルターユニット31と、フィルターユニット31の出口側に接続されるブロワー32などで構成してある。図4に示すように、フィルターユニット31は、バグフィルター33と、バグフィルター33の出口側に接続されるヘパフィルター34とで構成してある。ヘパフィルター34の内部には、プレフィルター35と、プレフィルター35よりろ過能力が高いメインフィルター36とが配置してある。符号37はバグフィルター33の回収タンクである。
図5において、吸着材供給装置7は、吸着材を収容するタンク39と、吸着材の供給状態を調整する電磁操作式の開閉弁40と、開閉弁40の下方に配置したインゼクター41などで構成する。開閉弁40を開放し、さらにインゼクター41のノズル42に加圧空気を送給することにより、吸着材を加圧空気とともに供給口43へ送給して除染室1の内部に供給することができる。
吸着材は、プルシアンブルーのナノ粒子の分散液に、綿あるいはウールなどの短繊維を浸漬したのち乾燥したものであり、空気中に容易に浮遊させることができる。プルシアンブルーの代わりに、大日精化工業株式会社の無機顔料(商品名紺青)、あるいはゼオライトを使用して、その微粉末の分散液に、綿あるいはウールなどの短繊維を浸漬したのち乾燥して吸着材とすることができる。
除染装置を稼動する場合には、搬入コンベア11を起動して、その上面に載置したエアフィルターEを除染室1の内部に送込み、その上下面を一対の搬送ベルト15で挟持した状態のままで、エアフィルターEを出口3の側へゆっくりと搬送する。送給コンベア13と搬送体14が起動したのち、分離装置5と吸着材供給装置7を起動させて放射性ダストの分離を行う。さらに、集塵装置6を起動させて、除染室1の内部に浮遊する放射性ダストおよび吸着材を回収する。
除染室1の内部では、吸着材供給装置7から送給される吸着材をエアフィルターEの下面に吹付けて除染室1内に浮遊させる。この状態で、エアチューブ25に加圧空気を送給することにより、チューブ本体26の先端からから加圧空気を噴出させて、浮遊している状態の吸着材を撹拌することができる。同時に、加圧空気を噴出するときの噴出反力によってチューブ本体26がランダムに暴れ動くので、図6に示すようにチューブ本体26、およびその先端に設けた叩打体27がエアフィルターEを叩打して、放射性ダストをエアフィルターEからはたき落として分離できる。その間にも、エアフィルターEはゆっくりと出口3の側へ搬送される。吸着材はエアフィルターEに接触して放射性物質を吸着し、さらに除染室1内に浮遊する放射性ダストに接触して放射性物質を吸着する。
分離装置5によってエアフィルターEから分離された放射性ダスト、および放射性物質を吸着した吸着材は、いずれも集塵装置6で集塵されてフィルターユニット31へ送給される。このとき、集塵装置6を構成するブロワー32が吸引する空気量は、分離装置5および吸着材供給装置7から噴出供給される空気量より充分に大きく設定してある。従って、分離装置5および集塵装置6が作動している状態の除染室1の内部の圧力は、常に負圧状態に保持されており、エアフィルターEから分離された放射性ダストや吸着材が入口2あるいは出口3から漏洩することはない。
以上のように、分離装置5で除染処理されたエアフィルターEは、搬送体14を通過する間に、再び一群の搬送チューブ17で上下両面が叩打されて、その表面に付着している放射性ダストおよび吸着材がはたき落とされたのち、出口3を介して排出コンベア12へ送給される。さらに、排出コンベア12で除染処理後のエアフィルターEを収容するコンテナへと搬出される。エアフィルターEが出口3の外へ送給された時点で、分離装置5および吸着材供給装置7は停止される。また、搬送装置4は、分離装置5による放射性ダストの分離に要する時間に対応して間欠的に駆動される。
集塵装置6で集塵されて、フィルターユニット31に達した放射性ダストと吸着材は、まずバグフィルター33でろ過されて、バグフィルター33を通過する間に95%以上がろ過されて、回収タンク37に回収される。また、バグフィルター33を通過した後の集塵空気に含まれる微細な浮遊塵は、プレフィルター35でろ過され、さらにプレフィルター35を通過したより小さな浮遊塵がメインフィルター36でろ過される。従って、ヘパフィルター34へ送られたろ過前の集塵空気は、プレフィルター35とメインフィルター36を通過する間に各フィルターエレメントに捕捉されて99パーセント以上が回収される。バグフィルター33の回収タンク37に回収された放射性ダストおよび吸着材は、焼却処理して減容化する。同様に、バグフィルター33のフィルターエレメント、および、プレフィルター35、およびメインフィルター36のフィルターエレメントは、焼却処理し、あるいは化学処理して減容化する。また、ブロワー32から排出された空気は、吸着剤が分散された吸着液をくぐらせることにより、排出空気に含まれる微量の放射性物質を吸着して除去できる。
本発明に係る放射性ダストの除染方法は、以下の各工程を経ることにより放射性ダストを除染することができる。
放射性ダストの除染方法は、放射性ダストが付着しているろ過エレメントEを除染室1内へ搬送する搬送工程と、除染室1の内部に配置した分離装置5で、ろ過エレメントEに捕捉された放射性ダストを分離し浮遊させる分離工程と、除染室1内に浮遊する放射性ダストを集塵装置6で集塵しろ過する集塵工程とを含む。分離装置5は、ろ過エレメントEを叩打する打撃体20と、加圧空気をろ過エレメントへ向かって噴出するエアノズル21を備えている。分離工程において、ろ過エレメントEを打撃体20で叩打して放射性ダストをろ過エレメントEから分離し、分離した放射性ダストをエアノズル21から噴出される加圧空気の噴出作用で浮遊させることを特徴とする。
打撃体20は、加圧空気を送給する送給通路23と、エアノズル21を兼ねて送給通路23に接続される弾性変形可能な軟質のエアチューブ25とを含む。上記の除染方法の分離工程において、エアチューブ25が加圧空気を噴出するときの噴出反力によってランダムに暴れ動くときの叩打作用と、エアチューブ25から噴出される加圧空気の噴出作用で、放射性物質をろ過エレメントEから分離し浮遊させるようにする。
エアチューブ25は弾性変形可能な軟質のチューブ本体26と、チューブ本体26の先端に固定した叩打体27とで構成する。上記の除染方法の分離工程において、チューブ本体26および叩打体27でろ過エレメントEを叩打して放射性ダストを分離する。
上記の除染方法の分離工程において、吸着材供給装置7で吸着材を除染室1の内部へ供給し、除染室1の内部に浮遊する放射性ダストおよび吸着材を、エアチューブ25から噴出される加圧空気の噴出作用で撹拌して、放射性物質を吸着材に吸着させる。さらに、集塵工程において、放射性ダストおよび吸着材を集塵装置6で回収してろ過エレメントEの除染を行う。
上記の除染方法において、除染室1の内部を、集塵装置6を構成するブロワー32の吸引作用で常に負圧状態に保持した状態でろ過エレメントEの除染を行う。
上記の実施例では、エアフィルターEの放射性ダストを捕捉した側のみをエアチューブ25で叩打するようにしたが、エアフィルターEの上下両面をエアチューブ25で叩打することができる。また、エアフィルターEは水平に搬送する必要はなく、垂直に搬送して、その前後面に配置したエアチューブ25で同時に叩打する。除染室1の内部における送給コンベア13の搬送長さが充分に大きく設定してある場合には、搬送装置4を連続して作動させて、エアフィルターEが除染室1の内部を通過する間に除染を行うことができる。ろ過エレメントEとしては、エアフィルター以外に、放射性物質を吸着した吸着材を液中でこし取ったのち乾燥させたろ過材、あるいは放射性物質と化学結合した結合材を液中でこし取ったのち乾燥させたろ過材などであってもよい。
エアフィルターEの除染室1内への搬入および搬出は、工業用ロボットで行なうことができ、その場合には除染室1の出入口を密閉した状態で除染作業を行うことができる。打撃体20は、モーターで回転駆動される駆動軸と、駆動軸の先端に固定した複数の鞭状体で構成することができる。その場合には、鞭状体の叩打作用と、除染室1の周囲壁に設けたエアノズル21から噴出される圧縮空気の吹飛ばし作用とによって、ろ過エレメントEに捕捉されている放射性ダストを分離し浮遊させることができる。
1 除染室
4 搬送装置
5 分離装置
6 集塵装置
20 打撃体
21 エアノズル
25 エアチューブ
26 チューブ本体
27 叩打体

Claims (11)

  1. 放射性ダストが捕捉された状態のろ過エレメント(E)を収容する除染室(1)と、ろ過エレメント(E)を搬送する搬送装置(4)と、
    除染室(1)の内部に配置されて、ろ過エレメント(E)に捕捉された放射性ダストを分離し浮遊させる分離装置(5)と、
    除染室(1)内に浮遊する放射性ダストを集塵しろ過する集塵装置(6)とを備えており、
    分離装置(5)が、ろ過エレメント(E)を叩打する打撃体(20)と、加圧空気をろ過エレメント(E)へ向かって噴出するエアノズル(21)を含んで構成されており、
    ろ過エレメント(E)を打撃体(20)で叩打して、放射性ダストをろ過エレメント(E)から分離し、分離した放射性ダストをエアノズル(21)で浮遊させて集塵装置(6)で回収することを特徴とする放射性ダストの除染装置。
  2. 打撃体(20)が、加圧空気を送給する送給通路(23)に接続されて、加圧空気を噴出する弾性変形可能な軟質のエアチューブ(25)からなり、
    エアチューブ(25)はエアノズル(21)を兼ねていて、その先端から加圧空気を噴出供給でき、
    加圧空気を噴出するときの噴出反力によって、ランダムに暴れ動くエアチューブ(25)の叩打作用と、エアチューブ(25)から噴出される加圧空気による飛散作用とで、放射性物質をろ過エレメント(E)から分離し浮遊させる請求項1に記載の放射性ダストの除染装置。
  3. 打撃体(20)を構成する送給通路(23)の先端に複数の分岐パイプ(24)が配置されており、
    各分岐パイプ(24)に複数のエアチューブ(25)が設けてある請求項2に記載の放射性ダストの除染装置。
  4. エアチューブ(25)が、弾性変形可能な軟質のチューブ本体(26)と、チューブ本体(26)の先端に固定した叩打体(27)とで構成してある請求項2または3に記載の放射性ダストの除染装置。
  5. 放射性物質または放射性ダストを吸着する吸着材を、除染室(1)の内部へ供給する吸着材供給装置(7)が設けられており、
    除染室(1)内で放射性物質を吸着した吸着材と、ろ過エレメント(E)から分離された放射性ダストを集塵装置(6)で回収してろ過エレメント(E)の除染を行う請求項1から4のいずれかひとつに記載の放射性ダストの除染装置。
  6. 除染室(1)の入口(2)および出口(3)のそれぞれに、ろ過エレメント(E)から分離した放射性ダストの飛散を防ぐ遮蔽カーテン(9)が配置されており、
    除染室(1)の内部を、集塵装置(6)を構成するブロワー(32)の吸引作用で常に負圧状態に保持した状態でろ過エレメント(E)の除染を行う請求項1から5のいずれかひとつに記載の放射性ダストの除染装置。
  7. 放射性ダストが付着しているろ過エレメント(E)を除染室(1)内へ搬送する搬送工程と、
    除染室(1)の内部に配置した分離装置(5)で、ろ過エレメント(E)に捕捉された放射性ダストを分離し浮遊させる分離工程と、
    除染室(1)内に浮遊する放射性ダストを集塵装置(6)で集塵しろ過する集塵工程とを含み、
    分離装置(5)は、ろ過エレメント(E)を叩打する打撃体(20)と、加圧空気をろ過エレメントへ向かって噴出するエアノズル(21)を備えており、
    分離工程において、ろ過エレメント(E)を打撃体(20)で叩打して放射性ダストをろ過エレメント(E)から分離し、分離した放射性ダストをエアノズル(21)から噴出される加圧空気の噴出作用で浮遊させることを特徴とする放射性ダストの除染方法。
  8. 打撃体(20)が、加圧空気を送給する送給通路(23)と、エアノズル(21)を兼ねて送給通路(23)に接続される弾性変形可能な軟質のエアチューブ(25)とを含み、
    分離工程において、エアチューブ(25)が加圧空気を噴出するときの噴出反力によってランダムに暴れ動くときの叩打作用と、エアチューブ(25)から噴出される加圧空気の噴出作用で、放射性物質をろ過エレメント(E)から分離し浮遊させる請求項7に記載の放射性ダストの除染方法。
  9. エアチューブ(25)が弾性変形可能な軟質のチューブ本体(26)と、チューブ本体(26)の先端に固定した叩打体(27)とで構成されており、
    分離工程において、チューブ本体(26)および叩打体(27)でろ過エレメント(E)を叩打して放射性ダストを分離する請求項8に記載の放射性ダストの除染方法。
  10. 分離工程において、吸着材供給装置(7)で吸着材を除染室(1)の内部へ供給し、除染室(1)の内部に浮遊する放射性ダストおよび吸着材を、エアチューブ(25)から噴出される加圧空気の噴出作用で撹拌して、放射性物質を吸着材に吸着させ、
    集塵工程において、放射性ダストおよび吸着材を集塵装置(6)で回収してろ過エレメント(E)の除染を行う請求項8または9に記載の放射性ダストの除染方法。
  11. 除染室(1)の内部を、集塵装置(6)を構成するブロワー(32)の吸引作用で常に負圧状態に保持した状態でろ過エレメント(E)の除染を行う請求項7から10のいずれかひとつに記載の放射性ダストの除染方法。
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