JP2013170810A - 温調器異常検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温調器の異常をより正確に検知できる温調器異常検出装置を提供する。
【解決手段】温度調節システム100において、冷温器20が作用する前の流体の温度を、入口温度測定手段61が第1の温度(入口温度Tin)として測定する。冷温器20が作用した後の流体の温度を、出口温度測定手段62が第2の温度(出口温度Tout)として測定する。流量測定手段65が流体の流量測定値Fを測定する。制御部40は、入口温度Tinおよび出口温度Toutとの差分と、流量測定値Fとに基づいて、実際に流体に与えられた実測熱量dQ’を算出し、さらに実測熱量dQ’に基づいて冷温器20の異常の有無を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、温調器異常検出装置に関する。
特定の装置や空間を通って流体の冷媒が流動する構成において、入口および出口で流体の温度を測定し、これによって装置等の異常を検知する技術が知られている。たとえば特許文献1では、ケースの入口および出口で空気温度を測定し、温度差が小さい場合に冷却ファンの故障と判定することが記載されている。
特開2005−293971号公報
特許文献1の構成では、温調対象である電池1と冷却ファン3を備えるケース4に流入する空気温度とケース4から流出する空気温度とに基づいて冷却ファン3の故障を検知しているため、温度異常の要因として冷却ファン3以外の要因があり、正確に冷却ファン3の故障を検知できない虞がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、流体を加熱または冷却する温調器の異常をより正確に検知できる装置を提供することを目的とする。
上述の問題を解決するため、この発明に係る温調器異常検出装置は、流体を加熱または冷却する温調器の異常を検知する温調器異常検出装置であって、温調器に流入する流体の温度を、第1の温度として測定する入口温度測定手段と、温調器から流出する流体の温度を、第2の温度として測定する出口温度測定手段と、第1の温度および第2の温度の差分に基づき、実測熱量を算出する実測熱量算出手段と、実測熱量算出手段で算出された実測熱量に基づき、温調器の異常の有無を判定する異常算出手段とを備える。
この装置によれば、温調器と熱交換する前後の流体の温度差に基づいて異常の有無を判定する。
流体の流量を測定する流量測定手段を備え、実測熱量は、第1の温度および第2の温度の差分と、流量とに基づいて算出されてもよい。
温調器を制御するための温調器指令値に基づいて温調器の熱量を推定する推定手段を備え、異常の有無は、実測熱量と、推定熱量とに基づいて判定されてもよい。
温調器指令値は、電流または電圧を表す指令値であってもよい。
温調器は電熱線もしくは熱電素子を備え、電流または電圧は、電熱線もしくは熱電素子を流れる電流または電熱線もしくは熱電素子に印加される電圧であってもよい。
本発明の装置によれば、流体を加熱または冷却する温調器について、当該温調器が作用する前後の流体の温度差に基づいて異常の有無を判定するので、より正確に温調器の異常を判定できる。
本発明の実施の形態1に係る温度調節システムの構成の例を示す図である。 実施の形態1に係る、冷温器の異常を検知するための動作を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係る、冷温器の異常を検知するための動作を説明するフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1に係る温度調節システム100の構成を示す。温度調節システム100は、冷温対象10の温度を調節するための装置として機能するとともに、温度の調節に関わる冷温器20の異常を検知する温調器異常検出装置としても機能する。なお、後述するように、本明細書において「冷温器」とは加熱機能および冷却機能のいずれか一方を備えていればよく、必ずしも双方の機能を備えるものに限らない。また、以降、冷温器20の名称を温調器20としても参照するが、これらの名称は同一の構成要素を指す。
温度調節システム100は、温度を調節するための対象として、冷温対象10を含む。冷温対象10は、たとえば電池または電池を含む構造であるが、これに限らない。
温度調節システム100は、冷媒として流体が流動する経路である冷媒経路50を備える。この流体はたとえば空気であるが、冷媒として機能する公知の様々な流体を用いることができる。
また、温度調節システム100は、流体を加熱または冷却する冷温器20を備える。冷温器20は温調器である。冷温器20はたとえば電熱線を備えてもよく、またはペルチェ素子等の熱電素子を備えてもよい。電熱線の場合には、冷温器20は流体を加熱する。熱電素子の場合には、熱電素子に対する制御に応じ、冷温器20は流体を加熱または冷却する。
温度調節システム100は、流体を流動させる流動器30をさらに備える。流動器30はたとえばポンプやファン等、流体を流動させる機能を持つ機器によって構成することができる。流動器30の作用により、冷媒経路50内の流体は冷媒経路50内を循環する。図1の例では矢印Aの方向に循環するものとする。
また、図1の例では、冷媒経路50において、冷温器20、流動器30および冷温対象10は上流からこの順で設けられている(なお流体は循環しているので、ここで上流・下流とは相対的な表現である)。たとえば、冷媒経路50内の流体は、流動器30によって流動作用を受けて冷媒経路50内を循環する。冷温器20へ流入した流体は、温調器20と熱交換を行って冷却され、流動器30を介して冷温対象10に流入する。冷温対象10に流入した流体は、冷温対象10から熱を奪って冷温対象10を冷却した後、再度温調器20に流入する。なお、冷温器20、流動器30および冷温対象10は図1とは異なる順で配置されてもよい。
さらに、温度調節システム100は、温度調節システム100の全体を制御する制御部40を備える。制御部40はマイクロプロセッサ等の演算手段を備える。
温度調節システム100は、冷温器20に流入する流体の温度を第1の温度として測定する入口温度測定手段61と、冷温器20から流出する流体の温度を第2の温度として測定する出口温度測定手段62とを備える。本明細書では、第1の温度を入口温度Tinとし、第2の温度を出口温度Toutとする。入口温度Tinは、冷温器20と熱交換する前の流体の温度であり、出口温度Toutは、冷温器20と熱交換した後の流体の温度である。冷温器20は、冷媒経路50の一部を構成する2つの開口として入口および出口を備えてもよく、入口温度Tinは入口における流体の温度であってもよく、出口温度Toutは出口における流体の温度であってもよい。
また、温度調節システム100は、冷温対象10の温度を対象温度Txとして測定する対象温度測定手段63を備える。入口温度測定手段61、出口温度測定手段62および対象温度測定手段63は、たとえば公知の温度センサを用いて構成することができる。
冷温器20は、外部から入力される指令値(冷温器指令値D1)に基づいて動作するよう構成されている。たとえば冷温器20が電熱線を備える場合、冷温器指令値D1は、電熱線に流れる電流または電熱線に印加される電圧を表す値である。また、冷温器20が熱電素子を備える場合、冷温器指令値D1は、熱電素子に流れる電流または熱電素子に印加される電圧を表す値である。
温度調節システム100は、冷温器20における冷温器指令値D1を測定する冷温器指令値測定手段64を備える。冷温器指令値測定手段64は、冷温器20に送信される信号である冷温器指令値D1の値を直接測定してもよいし、冷温器指令値D1に基づいて実現された冷温器20の状態に基づいて、間接的に冷温器指令値D1の値を測定してもよい。本実施形態では、間接的に温調器指令値D1の値を測定しており、冷温器指令測定値Iを測定している。たとえば、冷温器20の電熱線に流れる電流を、冷温器指令測定値Iとして測定することができる。
この冷温器指令値測定手段64は、測定した冷温器指令測定値Iを外部(たとえば制御部40)に送信する。
流動器30は、外部から入力される指令値(流動器指令値D2)に基づいて動作するよう構成されている。流動器30は、冷媒経路50内を循環する流体の流量を、流動器指令値D2に応じて変更する。
温度調節システム100は、冷媒経路50内を循環する流体の流量を測定する流量測定手段65を備える。測定される値を流量測定値Fとする。流量測定値Fは、たとえば単位時間あたりに冷媒経路50の所定の断面を通過した流体の体積を表す値である。
この流量測定手段65は、測定した流量測定値Fを外部(たとえば制御部40)に送信する。
制御部40は、このように測定される入口温度Tin、出口温度Tout、対象温度Tx、冷温器指令測定値Iおよび流量測定値Fを受信し、これらに基づいて温度調節システム100の動作を制御する。
以上のような構成を有する温度調節システム100の動作を、以下に説明する。
温度調節システム100は、従来の温度調節システムと同様に、冷温対象10の温度を調節するための動作を行う。たとえば、制御部40は対象温度Txを受信し、これに応じて冷温器指令値D1および流動器指令値D2を生成し、それぞれ冷温器20および流動器30に送信する。また、冷温器20は冷温器指令値D1を受信して流体を加熱または冷却し、流動器30は流動器指令値D2に応じて流体を流動させる。このような冷温対象10の温度を調節するための構成は、本明細書において説明するものに限らず、公知の構成であればどのような構成を用いてもよい。
図2は、本実施形態に係る温度調節システム100において、冷温器20の異常を検知するための動作を説明するフローチャートである。
まず、温度調節システム100は、流体に与えられたと推定される熱量を、推定熱量dQとして算出する(ステップS1)。このステップS1では、冷温器指令値測定手段64が冷温器指令測定値Iを測定し、入口温度測定手段61が冷温器20を動作させる前の入口温度Tinを測定し、出口温度測定手段62が冷温器20を動作させる前の出口温度Toutを測定し、それぞれ制御部40に送信する。また、制御部40が入口温度Tin、出口温度Toutおよび冷温器指令測定値Iを受信し、これらの関数として推定熱量dQを算出する。このように、温度調節システム100は推定手段を備える。
ステップS1において、冷温器20が電熱線を備えるものである場合には、dQ=I・Rとして算出することができる。ただしRは電熱線の抵抗値である。
また、冷温器20が熱電素子を備えるものである場合には、dQ=A・T・I±(I・R/2)−KΔTとして算出することができる。ここで、±の符号は電圧の方向を表し、Aは熱電素子の性能に依存する定数であり、Tは熱電素子の一方の電極の表面温度であり、Rは熱電素子の抵抗値であり、Kは熱の伝わりやすさを表す定数であり、ΔTは熱電素子の両電極間の温度差である。Tは温調器20を動作させる前の入口温度Tinと温調器20を動作させる前の出口温度Toutから熱電素子の一方の電極の表面温度を推定する。温調器20を動作させる前の入口温度Tinと出口温度Toutとは、ほぼ同じであるため、どちらか一方の温度から熱電素子の一方の電極の表面温度を推定してもよい。
ΔTはたとえば冷温器指令測定値Iの関数として定義することができる。制御部40はこの関数すなわちΔT=f(I)を表す計算式を記憶してもよく、この関数に冷温器指令測定値Iを代入してΔTの値を決定してもよい。
なお、推定熱量dQは負の値となる場合もある。この場合、流体には負の推定熱量dQが与えられた、すなわち−dQに相当する絶対値を持つ熱量が流体から奪われたということになる。
次に、温度調節システム100は、実際に流体に与えられた熱量を、実測熱量dQ’として算出する(ステップS2)。このステップS2では、入口温度測定手段61が入口温度Tinを測定し、出口温度測定手段62が出口温度Toutを測定し、流量測定手段65が流量測定値Fを測定し、それぞれ制御部40に送信する。また、制御部40が、入口温度Tin、出口温度Toutおよび流量測定値Fを受信し、これらの関数として実測熱量dQ’を算出する。このように、温度調節システム100は実測熱量算出手段を備える。
実測熱量dQ’は、たとえばdQ’=ρ・F・c・(Tout−Tin)という式を用いて算出することができる。ただし、ρは流体の密度であり、cは流体の比熱である。このように、制御部40は、流量測定値Fに基づいて、かつ、入口温度Tinと出口温度Toutとの差分に基づいて、実測熱量dQ’を算出する。
なお、実測熱量dQ’は負の値となる場合もある。この場合、流体には負の実測熱量dQ’が与えられた、すなわち−dQ’に相当する絶対値を持つ熱量が流体から奪われたということになる。
次に、制御部40は、推定熱量dQと実測熱量dQ’との比を、熱量比Xaとして算出する(ステップS3)。すなわちXa=dQ/dQ’である。
次に、制御部40は、熱量比Xaに基づき、冷温器20の異常の有無を判定する(ステップS4〜S7)。具体的には、まずXa<0.9であるか否かを判定し(ステップS4)、Xa<0.9であれば異常ありと判定する(ステップS6)。したがって、ステップS6において冷温器20の異常が検知されることになる。また、Xa<0.9でない場合には、さらにXa>1.1であるか否かを判定し(ステップS5)、Xa>1.1であれば異常ありと判定する(上記ステップS6)。Xa>1.1でなければ異常なしと判定する(ステップS7)。
このように、制御部40は、推定熱量dQと実測熱量dQ’とに基づき、これらの比が所定の上限と下限によって定まる範囲内であれば異常なしと判定し、そうでなければ異常ありと判定する。このように、温度調節システム100は異常算出手段を備える。
以上のように、実施の形態1に係る温度調節システム100によれば、冷温器20が作用する前後の流体の温度差(Tout−Tin)に基づいて実測熱量dQ’を算出し、この実測熱量dQ’に基づいて異常の有無を判定するので、より正確に冷温器20の異常を判定できる。さらに、流体に与えられたと推定される熱量を推定熱量dQとして算出し、この推定熱量dQも異常の判定に用いるので、推定値と実測値とを比較して判定することができ、さらに正確に冷温器20の異常を判定できる。
なお、従来の構成として、冷温器20の内部に温度センサ等を配置し、直接的に電熱線や熱電素子の動作状態を測定するものもある。しかしながら、冷温器は冷温効率を高めるために細密に構造が設計されているため、後付で温度センサ等を設置すると流体の流動性が失われ、冷温効率が低下する。
これに対し、実施の形態1に係る温度調節システム100によれば、冷温器20の内部には追加の構成要素を設置する必要がないので、流体の流動性が低下せず、高い冷温効率を維持することができる。
また、従来の構成では、冷温器指令測定値Iに相当する値(電流や電圧等)のみに基づいて冷温器の異常を判定するものもある。しかしながら、そのような構成では電流や電圧等に影響を出さない異常(冷温特性の変化等)を検知できない。
これに対し、実施の形態1に係る温度調節システム100によれば、入口温度Tinおよび出口温度Toutも判定に利用するので、冷温器指令測定値Iに影響を出さない冷温特性の変化も適切に検知することができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、推定熱量dQと実測熱量dQ’との比でなく、これらの差に基づいて異常を判定するものである。実施の形態2に係る温度調節システムの構成は、図1の温度調節システム100と同様である。
図3は、本実施形態に係る温度調節システムにおいて、冷温器の異常を検知するための動作を説明するフローチャートである。
まず温度調節システムは、推定熱量dQおよび実測熱量dQ’を算出する(ステップS11およびS12)。この動作は実施の形態1(図2)のステップS1およびS2と同様である。
次に、制御部は、推定熱量dQと実測熱量dQ’との差の絶対値を、熱量差Xbとして算出する(ステップS13)。すなわちXb=|dQ’−dQ|である。
次に、制御部は、熱量差Xbに基づき、冷温器の異常の有無を判定する(ステップS14〜S16)。具体的には、Xb>10であるか否かを判定し(ステップS14)、Xb>10であれば異常ありと判定し(ステップS15)、そうでなければ異常なしと判定する(ステップS16)。
このように、制御部は、推定熱量dQと実測熱量dQ’とに基づき、これらの差の絶対値が所定の上限以下であれば異常なしと判定し、そうでなければ異常ありと判定する。
以上のように、実施の形態2に係る温度調節システムによれば、冷温器が作用する前後の流体の温度差(Tout−Tin)に基づいて実測熱量dQ’を算出する点については実施の形態1と同様であり、この実測熱量dQ’に基づいて異常の有無を判定するので、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
上述の実施の形態1および2において、以下のような変形を施すことができる。
入口温度測定手段61および出口温度測定手段62は、冷温器20にできるだけ近い位置に設置されることが望ましいが、離れた位置に設置されてもよい。
判定に用いる物理量は熱量に限らず、流体温度であってもよく、他の物理量であってもよい。たとえば流体温度を用いる場合には、まず入口温度Tin、冷温器指令測定値Iおよび流量測定値Fに基づいて出口温度の推定値Tout’を算出し、その後に推定値Tout’と、実際に測定された出口温度Toutと比較して異常判定を行ってもよい。
冷媒経路50は、閉じた経路でなくともよい。たとえば流体として大気や水流を用いる場合には、冷温器20の上流および冷温対象10の下流がそれぞれ開放されていてもよい。また、流動器30を備えないものであってもよい。
異常判定に用いる閾値は、実施の形態1の「0.9」および「1.1」や、実施の形態2の「10」に限らず、当業者が適宜決定することができる。また、この閾値は、外部の状況(たとえば外気温)に応じて制御部40が決定するものであってもよい。たとえば外気温が所定の上限値より高い場合や所定の下限値より低い場合には、正常と判定される範囲が広くなるように閾値を調整してもよい。この調整は、たとえば実施の形態1の閾値「1.1」をより大きい値に変更することによって実現可能である。
冷温器20は電熱線や熱電素子に限らず、推定熱量を算出できるものであればどのような装置であってもよい。たとえばヒートポンプであってもよい。また、冷却能力のみを有し加熱能力を有さないものであってもよい。
10 冷温対象、20 冷温器、30 流動器、40 制御部(演算手段)、50 冷媒経路、61 入口温度測定手段、62 出口温度測定手段、63 対象温度測定手段、64 冷温器指令値測定手段、65 流量測定手段、100 温度調節システム(温調器異常検出装置、実測熱量算出手段、異常算出手段、推定手段)、
D1 冷温器指令値、D2 流動器指令値、dQ 推定熱量、dQ’ 実測熱量、F 流量測定値(流体の流量)、I 冷温器指令測定値、Tin 入口温度(第1の温度)、Tout 出口温度(第2の温度)、Tx 対象温度。

Claims (5)

  1. 流体を加熱または冷却する温調器の異常を検知する温調器異常検出装置であって、
    前記温調器に流入する流体の温度を、第1の温度として測定する入口温度測定手段と、
    前記温調器から流出する流体の温度を、第2の温度として測定する出口温度測定手段と、
    前記第1の温度および前記第2の温度の差分に基づき、実測熱量を算出する実測熱量算出手段と、
    前記実測熱量算出手段で算出された前記実測熱量に基づき、前記温調器の異常の有無を判定する異常算出手段と
    を備える、温調器異常検出装置。
  2. 前記流体の流量を測定する流量測定手段を備え、
    前記実測熱量は、前記第1の温度および前記第2の温度の差分と、前記流量とに基づいて算出される、請求項1に記載の温調器異常検出装置。
  3. 前記温調器を制御するための温調器指令値に基づいて前記温調器の熱量を推定する推定手段を備え、
    前記異常の有無は、前記実測熱量と、前記推定熱量とに基づいて判定される、請求項1または2に記載の温調器異常検出装置。
  4. 前記温調器指令値は、電流または電圧を表す指令値である、請求項3に記載の温調器異常検出装置。
  5. 前記温調器は電熱線もしくは熱電素子を備え、
    前記電流または電圧は、前記電熱線もしくは前記熱電素子を流れる電流または前記電熱線もしくは前記熱電素子に印加される電圧である、請求項4に記載の温調器異常検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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