JP2013169687A - スロッタ装置及びシートの溝切り加工方法と製函機 - Google Patents

スロッタ装置及びシートの溝切り加工方法と製函機 Download PDF

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Abstract

【課題】スロッタ装置及びシートの溝切り加工方法と製函機において、装置の簡素化を可能とする。
【解決手段】回転自在に支持されて外周の一部にスロッタナイフ80,83が設けられる第1、第2スロッタヘッド35,36と、第1、第2スロッタヘッド35,36を駆動回転可能な第1、第2モータ85,86と、第1、第2スロッタヘッド35,36の下方に回転自在に支持されて段ボールシートSを搬送可能な下刃39,40と、下刃39,40を駆動回転可能な第3モータ87と、第1、第2モータ85,86により第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を下刃39,40の回転速度と異なる速度に制御可能な制御装置91とを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、段ボール箱を製造する過程で溝切り加工を行うスロッタ装置及びシートの溝切り加工方法、並びに製函機に関するものである。
一般的な製函機は、シート材(例えば、段ボールシート)を加工することで箱体(段ボール箱)を製造するものであり、給紙部、印刷部、排紙部、ダイカット部、フォルディング部、カウンタエゼクタ部とから構成されている。給紙部は、テーブル上に積み重ねられた段ボールシートを、一枚ずつ送り出して一定の速度で印刷部に送るものである。印刷部は、印刷ユニットを有し、段ボールシートに印刷を行うものである。排紙部は、印刷された段ボールシートに、折り線となる罫線を形成すると共に、フラップをなす溝や接合用の糊代片の加工を施すものである。ダイカット部は、罫線、溝、糊代片が形成された段ボールシートに、手穴用の穴開け加工を施すものである。フォルディング部は、罫線、溝、糊代片、手穴が加工された段ボールシートを移動しながら、糊代片に糊を塗布して罫線に沿って折り畳み、糊代片を接合することで扁平状の段ボール箱を製造するものである。そして、カウンタエゼクタ部は、段ボールシートが折り畳まれて糊付けされた段ボール箱を積み重ね、所定数のバッチに仕分けして排出するものである。
このような製函機の排紙部では、回転する罫線ロールが印刷済の段ボールシートに罫線を形成すると共に、スロッタヘッドがフラップをなす溝切り加工を施している。この場合、スロッタヘッドは、外周における周方向の一部に切刃が固定して構成されるものであり、この切刃が搬送中の段ボールシートに所定長さの溝を形成する。この場合、スロッタヘッドは、溝の長さに対して切刃の周方向長さが設定され、箱深さに対して切刃以外の回転体の周方向長さが設定される。ところが、溝の長さや箱深さは、段ボールシート(段ボール箱)の仕様により多種類設定されるものであり、多種類の段ボールシートに対してスロッタヘッドを構成する場合、このスロッタヘッドの径を大きくしたり、2つのスロッタヘッドを設けてその間に搬送ローラを設けたりする必要があり、装置の大型化や高コスト化を招いてしまう。
このような問題を解決するものとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された段ボールシート加工装置は、長尺段ボールシートの中間部が通過する時には、シリンダを低速回転とし、長尺段ボールシートの後部がシリンダの下方を通過する時には、シリンダを長尺段ボールシートの搬送速度と同速または高速回転とし、シリンダの回転刃で所定のスロット加工を行うものである。
特開平05−124135号公報
上述した従来の段ボールシート加工装置にあっては、段ボールシートの中間部が通過する時には、上下のシリンダを低速回転とし、段ボールシートの後部が通過する時には、上下のシリンダを高速回転として回転刃でスロット加工している。この場合、上下のシリンダが回転することで、上下の回転刃が段ボールシートをスロット加工しており、シリンダの回転刃がスロット加工しているとき、段ボールシートは、前後の搬送ローラに支持されて搬送可能となっている。即ち、上下のシリンダ(上下の回転刃)に対して、その前後に上下の搬送ローラが必要となってしまう。
本発明は上述した課題を解決するものであり、装置を大型化することなく多種類のシートに応じた加工を行うことができるスロッタ装置及びシートの溝切り加工方法と製函機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のスロッタ装置は、回転自在に支持されて外周の一部に切刃が設けられる上スロッタヘッドと、前記上スロッタヘッドを駆動回転可能な上駆動装置と、前記上スロッタヘッドの下方に回転自在に支持されてシートを搬送可能な下刃と、前記下刃を駆動回転可能な下駆動装置と、前記上駆動装置により前記上スロッタヘッドの回転速度を前記下刃の回転速度と異なる速度に制御可能な制御装置と、を備えることを特徴とするものである。
従って、上駆動装置により上スロッタヘッドを駆動回転し、下駆動装置により下刃を回転し、両者の間にシートを挿入することで、このシートを搬送しながら溝切り加工を行うことができる。そして、制御装置は、上駆動装置により上スロッタヘッドの回転速度を下刃の回転速度と異なる速度に制御することで、所定の領域で溝切り加工長さなどに応じて上スロッタヘッドが高速回転または低速回転することとなり、シートを搬送しながら所望の形状に容易に加工することが可能となり、装置を大型化することなく多種類のシートに応じた加工を行うことができる。
本発明のスロッタ装置では、前記下刃は、前記上スロッタヘッドに対向して配置される下スロッタヘッドであり、前記下駆動装置により駆動回転可能であることを特徴としている。
従って、上スロッタヘッドの回転速度を下スロッタヘッドの回転速度と異なる速度に制御することで、所定の領域で溝切り加工長さなどに応じて上スロッタヘッドが高速回転または低速回転することとなり、シートを搬送しながら所望の形状に容易に加工することができる。
本発明のスロッタ装置では、前記制御装置は、前記シートの搬送位置に応じて、前記上駆動装置により前記上スロッタヘッドの回転速度を前記下刃の回転速度より高速または低速に変更することを特徴としている。
従って、制御装置は、上スロッタヘッドによる溝切り加工時と搬送時とで異なる速度に制御することで、溝切り加工長さに拘わらず、シートを搬送しながら所望の形状に容易に加工することができる。
本発明のスロッタ装置では、前記制御装置は、前記上スロッタヘッドが前記シートに溝切り加工を行わない搬送位置にあるとき、前記上駆動装置により前記上スロッタヘッドの回転速度を前記下刃の回転速度より低速に変更することを特徴としている。
従って、制御装置は、上スロッタヘッドがシートに溝切り加工を行わないとき、上駆動装置により上スロッタヘッドの回転速度を低速にすることで、上スロッタヘッドの径を拡大することなく、シートの溝切り加工や搬送を行うことができる。
本発明のスロッタ装置では、前記制御装置は、前記上駆動装置により、前記上スロッタヘッドにおける前記シートの搬送位置での回転速度を、前記上スロッタヘッドにおける前記シートの溝切り加工位置での回転速度より、低速側に変更することを特徴としている。
従って、制御装置は、上駆動装置により上スロッタヘッドがシートを搬送するときの回転速度を、シートを溝切り加工するときの回転速度より低速側にすることで、上スロッタヘッドの径や切刃の周方向長さを拡大することなく、シートの溝切り加工や搬送を行うことができる。
本発明のスロッタ装置では、前記上スロッタヘッドと前記下刃は、前記シートを挟持して搬送可能であることを特徴としている。
従って、上スロッタヘッドと下刃によりシートを高精度に搬送することができる。
本発明のスロッタ装置では、前記上スロッタヘッドは、前記下刃との間で前記シートを挟持すると共に、前記切刃とは相対回転自在な搬送ローラが設けられることを特徴としている。
従って、上スロッタヘッドの搬送ローラと下刃でシートを挟持して搬送することが可能となり、上スロッタヘッドの回転速度が変更されても、下刃によりシートを適正に搬送することができる。
本発明のスロッタ装置では、前記搬送ローラは、前記シートを介して前記下刃と連れ回り可能であることを特徴としている。
従って、搬送ローラは、シートを介して下刃から回転力が伝達されて連れ回りすることから、別途、駆動装置などを不要として装置を簡素化することができると共に、省エネ効果を奏することができる。
本発明のスロッタ装置では、前記搬送ローラは、前記下刃と同期して駆動回転可能に連結されることを特徴としている。
従って、搬送ローラは、下刃と同期して駆動回転可能に連結されていることから、別途、駆動装置などを不要として装置を簡素化することができると共に、省エネ効果を奏することができ、また、搬送ローラとシートとの間のスリップを防止してシートを適正に搬送することができる。
本発明のスロッタ装置では、前記搬送ローラを駆動回転可能な搬送ローラ用駆動装置が設けられ、前記制御装置は、前記搬送ローラ用駆動装置により前記搬送ローラを前記下刃と同期して駆動回転可能であることを特徴としている。
従って、搬送ローラは、搬送ローラ用駆動装置により下刃と同期して駆動回転可能であることから、搬送ローラとシートとの間のスリップを防止してシートを適正に搬送することができる。
本発明のスロッタ装置では、前記上スロッタヘッドと同心上に相対回転自在に支持されて全周に切刃が設けられるスリッタヘッドと、前記スリッタヘッドの下方に回転自在に支持されてシートを搬送可能なスリッタヘッド用下刃とが設けられ、前記スリッタヘッドは、前記スリッタヘッド用下刃と同期して回転可能であることを特徴としている。
従って、スリッタヘッドは、上スロッタヘッドの回転速度の影響を受けずに、スリッタヘッド用下刃と同期して回転することから、スリッタヘッドは、スリッタヘッド用下刃との間で切刃によりシートを切断することが可能となり、上スロッタヘッドの回転速度が変更されても、シートを適正に切断することができる。
本発明のスロッタ装置では、前記上スロッタヘッドは、前記切刃の径方向に対向してカウンタウエイトが設けられることを特徴としている。
従って、上スロッタヘッドは、切刃とカウンタウエイトが径方向に対向していることで、重量バランスが安定して回転することとなり、シートの溝切り加工精度を向上することができる。
また、本発明のシートの溝切り加工方法は、外周の一部に切刃を有する上スロッタヘッドと下刃とを回転すると共に、前記上スロッタヘッドと前記下刃との間にシートを通過させることで、前記上スロッタヘッドにより前記シートに溝切り加工を行うシートの溝切り加工方法において、前記上スロッタヘッドが前記シートに溝切り加工を行わない位置で、前記上スロッタヘッドを前記下刃より低速回転することを特徴とするものである。
従って、溝切り加工長さなどに拘わらず、シートを搬送しながら所望の形状に容易に加工することが可能となり、別途搬送ローラなどを設ける必要はなく、また、上スロッタヘッドの径を拡大することなく、シートの溝切り加工や搬送を行うことができる。
また、本発明の製函機は、シートを供給する給紙部と、前記シートに対して印刷を行う印刷部と、前記シートに対して表面に罫線加工を行うと共に溝切り加工を行う排紙部と、前記シートを折り畳んで端部を接合することで箱体を形成するフォルディング部と、前記箱体を計数しながら積み上げた後に所定数ごとに排出するカウンタエゼクタ部と、を備え、前記排紙部は、回転自在に支持されて外周の一部に切刃が設けられる上スロッタヘッドと、前記上スロッタヘッドを駆動回転可能な上駆動装置と、前記上スロッタヘッドの下方に回転自在に支持されてシートを搬送可能な下刃と、前記下刃を駆動回転可能な下駆動装置と、前記上駆動装置により前記上スロッタヘッドの回転速度を前記下刃の回転速度と異なる速度に制御可能な制御装置と、を有することを特徴とするものである。
従って、給紙部からのシートに対して印刷部で印刷が行われ、排紙部で罫線加工と溝切り加工が行われ、フォルディング部で折り畳んで端部が接合されて箱体が形成され、カウンタエゼクタ部で箱体が計数されながら積み上げる。このとき、溝切り加工長さなどに応じて所定の領域で上スロッタヘッドを高速回転または低速回転することとなり、シートを搬送しながら所望の形状に容易に加工することが可能となり、装置を大型化することなく多種類の段ボール箱を製造することができる。
本発明のスロッタ装置とシートの溝切り加工方法と製函機によれば、切刃を有する上スロッタヘッドの回転速度を下スロッタヘッド回転速度と異なる速度に制御するので、シートを搬送しながら所望の形状に容易に加工することが可能となり、装置を大型化することなく多種類のシートに応じた加工を行うことができると共に、多種類の段ボール箱を製造することができる。
図1は、本発明の実施例1に係る製函機を表す概略構成図である。 図2は、実施例1のスロッタ装置を表す概略構成図である。 図3は、実施例1のスロッタ装置を表す斜視図である。 図4は、実施例1のスロッタ装置におけるスリッタヘッドの要部断面図である。 図5は、実施例1のスロッタ装置におけるスリッタヘッドの斜視図である。 図6は、実施例1のスロッタ装置における第1スロッタヘッドの要部断面図である。 図7は、実施例1のスロッタ装置における第1スロッタヘッドの要部断面図である。 図8は、段ボールシートに対するスロッタ回転速度を表す概略図である。 図9は、実施例1のスロッタ装置による溝切り加工を表す説明図である。 図10は、実施例1のスロッタ装置による溝切り加工を表す説明図である。 図11は、実施例1のスロッタ装置による溝切り加工を表す説明図である。 図12は、加工前の段ボールシートの斜視図である。 図13は、罫線加工及び溝切加工後の段ボールシートの斜視図である。 図14は、折り畳み途中の状態を表す段ボールシートの斜視図である。 図15は、折り畳み接合された段ボール箱の斜視図である。 図16は、本発明の実施例2に係るスロッタ装置を表す概略構成図である。 図17は、段ボールシートに対するスロッタ回転速度を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るスロッタ装置及びシートの溝切り加工方法と製函機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本発明の実施例1に係る製函機を表す概略構成図、図2は、実施例1のスロッタ装置を表す概略構成図、図3は、実施例1のスロッタ装置を表す斜視図、図4は、実施例1のスロッタ装置におけるスリッタヘッドの要部断面図、図5は、実施例1のスロッタ装置におけるスリッタヘッドの斜視図、図6及び図7は、実施例1のスロッタ装置における第1スロッタヘッドの要部断面図、図8は、段ボールシートに対するスロッタ回転速度を表す概略図、図9から図11は、実施例1のスロッタ装置による溝切り加工を表す説明図、図12は、加工前の段ボールシートの斜視図、図13は、罫線加工及び溝切加工後の段ボールシートの斜視図、図14は、折り畳み途中の状態を表す段ボールシートの斜視図、図15は、折り畳み接合された段ボール箱の斜視図である。
実施例1の製函機は、図1に示すように、段ボールシート(シート材)Sを加工することで段ボール箱(箱体)Bを製造するものである。この製函機は、段ボールシートS及び段ボール箱Bを搬送する方向Dに直線状をなして配置された給紙部11、印刷部21、排紙部31、ダイカット部41、フォルディング部51、カウンタエゼクタ部61とから構成されている。
給紙部11は、段ボールシートSを一枚ずつ送り出して一定の速度で印刷部21に送るものである。この給紙部11は、テーブル12と、前当て13と、供給ローラ14と、吸引装置15と、フィードロール16とを有している。テーブル12は、多数枚の段ボールシートSを積み重ねて載置可能であると共に、昇降可能に支持されている。前当て13は、テーブル12上に積み重ねられた段ボールシートSの前端位置を位置決めすることができ、下端部とテーブル12との間に1枚の段ボールシートSが通過可能な隙間が確保されている。供給ローラ14は、テーブル12に対応して段ボールシートSの搬送方向Dに複数配置されてなり、テーブル12が下降したときに、積み重ねられた多数枚の段ボールシートSのうちの最下位置にあるテーブル12を前方に送り出すことができる。吸引装置15は、積み重ねられた段ボールシートSを下方、つまり、テーブル12や供給ローラ14側に吸引するものである。フィードロール16は、供給ローラ14により送り出された段ボールシートSを印刷部21に供給することができる。
印刷部21は、段ボールシートSの表面に多色刷り(本実施例では、4色刷り)を行うものである。この印刷部21は、4つの印刷ユニット21A,21B,21C,21Dが直列をなして配置され、段ボールシートSの表面に4つのインキ色を使用して印刷を行うことができる。各印刷ユニット21A,21B,21C,21Dは、ほぼ同様に構成され、印刷シリンダ22、インキ供給ロール(アニロックスロール)23、インキチャンバ24、受ロール25を有している。印刷シリンダ22は、その外周部に印版26が取付けられ、回転可能に設けられている。インキ供給ロール23は、印刷シリンダ22の近傍にて印版26に対接するように配置され、回転可能に設けられている。インキチャンバ24は、インキを蓄えるものであり、インキ供給ロール23の近傍に設けられている。受ロール25は、印刷シリンダ22との間で段ボールシートSを挟持することで、所定の印圧を付与しながら搬送するものであり、印刷シリンダ22の下方に対向して回転可能に設けられている。なお、図示しないが、各印刷ユニット21A,21B,21C,21Dは、その前後に上下一対の送りロールが設けられている。
排紙部31は、段ボールシートSに対して、罫線加工を施すと共に溝切り加工を施すものである。この排紙部31は、第1罫線ロール32と、第2罫線ロール33と、スリッタヘッド34と、第1スロッタヘッド35と、第2スロッタヘッド36を有している。
第1罫線ロール32は、円形状に形成され、段ボールシートSの搬送方向Dに直交する水平方向に所定間隔で複数(本実施例では、4個)配置され、図示しない駆動装置により回転可能となっている。第2罫線ロール33は、円形状に形成され、段ボールシートSの搬送方向Dに直交する水平方向に所定間隔で複数(本実施例では、4個)配置され、図示しない駆動装置により回転可能となっている。この場合、下側に配置された第1罫線ロール32は、段ボールシートSの裏面(下面)に罫線加工を施すものであり、下側に配置された第2罫線ロール33は、第1罫線ロール32と同様に、段ボールシートSの裏面(下面)に罫線加工を施すものであり、各罫線ロール32,33に対向する上方位置に、受ロール37,38が同期して回転可能に設けられている。
スリッタヘッド34及び第1スロッタヘッド35は、円形状に形成され、段ボールシートSの搬送方向Dに直交する水平方向に所定間隔で複数(本実施例では、5個)配置され、図示しない駆動装置により回転可能となっている。スリッタヘッド34は、1個で構成され、搬送される段ボールシートSにおける幅方向の端部に対応して設けられており、この段ボールシートSにおける幅方向の端部を切断することができる。第1スロッタヘッド35は、4個で構成され、搬送される段ボールシートSにおける幅方向の所定の位置に対応して設けられており、この段ボールシートSにおける所定の位置に溝切り加工を行うことができる。第2スロッタヘッド36は、同様に4個で構成され、搬送される段ボールシートSにおける幅方向の所定の位置に対応して設けられており、この段ボールシートSにおける所定の位置に溝切り加工を行うことができる。この場合、スリッタヘッド34及び第1、第2スロッタヘッド35,36は、対向する下方位置に下刃39,40が同期して回転可能に設けられている。
ダイカット部41は、段ボールシートSに対して、手穴用の穴開け加工を施すものである。このダイカット部41は、上下一対の送り駒42と、アンビルシリンダ43及びヘッドシリンダ44を有している。送り駒42は、段ボールシートSを上下から挟持して搬送するものであり、回転可能に設けられている。アンビルシリンダ43及びヘッドシリンダ44は、それぞれ円形状に形成され、図示しない駆動装置により同期して回転可能となっている。この場合、アンビルシリンダ43は、外周部にアンビルが形成される一方、ヘッドシリンダ44は、外周部における所定の位置にヘッド及びダイが形成されている。
フォルディング部51は、段ボールシートSを搬送方向Dに移動させながら折り畳み、幅方向の両端部を接合して扁平状の段ボール箱Bを形成するものである。このフォルディング部51は、上搬送ベルト52と、下搬送ベルト53,54と、成形装置55とを有している。上搬送ベルト52及び下搬送ベルト53,54は、段ボールシートS及び段ボール箱Bを上下から挟持して搬送するものである。成形装置55は、左右一対の成形ベルトを有し、この成形ベルトにより段ボールシートSにおける幅方向の各端部を下方に折り曲げながら折り畳むものである。また、フォルディング部51は、糊付装置56が設けられている。この糊付装置56は、グルーガンを有し、所定のタイミングで糊を吐出することで、段ボールシートSにおける所定の位置に糊付けを行うことができる。
カウンタエゼクタ部61は、段ボール箱Bを計数しながら積み重ねた後、所定数のバッチに仕分けした後、排出するものである。このカウンタエゼクタ部61は、ホッパ装置62を有している。このホッパ装置62は、段ボール箱Bが積み重ねられる昇降自在なエレベータ63を有し、このエレベータ63には、整形手段としての図示しない前当板と整角板とが設けられている。なお、ホッパ装置62の下方に、搬出コンベア64が設けられている。
ここで、上述した実施例1の製函機にて、段ボールシートSから段ボール箱Bを製造する動作を、図1、図10乃至図15に基づいて説明する。
実施例1の製函機にて、段ボールシートSは、図12に示すように、表ライナ301と裏ライナ302との間に波形を成す中芯303が糊付けされて形成されたものである。この段ボールシートSは、製函機の前工程にて、2つの折り線311,312が形成されている。この折り線311,312は、製函機にて製造された段ボール箱Bを、後に組み立てる際にフラップを折るためのものである。このような段ボールシートSは、図1に示すように、給紙部11のテーブル12上に積み重ねられる。
給紙部11にて、テーブル12上に積み重ねられている多数枚の段ボールシートSは、まず、前当て13により位置決めされ、次に、テーブル12が下降することで、複数の供給ローラ14により最下位置にある段ボールシートSが送り出される。すると、この段ボールシートSは、一対のフィードロール16により所定の一定側で、印刷部21に供給される。
印刷部21にて、各印刷ユニット21A,21B,21C,21Dでは、インキ供給ロール23の表面にインキチャンバ24からインキが供給されており、印刷シリンダ22及びインキ供給ロール23が回転すると、インキ供給ロール23の表面のインキが印版26に転移される。そして、印刷シリンダ22と受ロール25との間に段ボールシートSが搬送されると、この段ボールシートSが印版26と受ロール25とにより挟持され、この段ボールシートSに印圧が付与されることでその表面に印刷が施される。印刷された段ボールシートSは、送りロールにより排紙部31に搬送される。
排紙部31にて、まず、段ボールシートSが第1罫線ロール32を通過するとき、図13に示すように、段ボールシートSの裏面側、つまり、裏ライナ302側に罫線322,323,324,325が形成される。また、段ボールシートSが第2罫線ロール33を通過するとき、第1罫線ロール32と同様に、段ボールシートSの裏面側、つまり、裏ライナ302側に罫線322,323,324,325が再形成される。次に、この罫線322,323,324,325が形成された段ボールシートSがスリッタヘッド34を通過するとき、段ボールシートSにおける端部330が切断位置321の位置で切断される。
そして、段ボールシートSが第1スロッタヘッド35を通過するとき、罫線322,323,324,325の位置に溝331a,332a,333aが形成されると共に、端部326aが切断される。また、段ボールシートSが第2スロッタヘッド36を通過するとき、罫線322,323,324,325の位置に溝331b,332b,333bが形成されると共に、端部326bが切断されて糊代片334が形成される。その後、罫線322,323,324,325の位置に溝331a,332a,333a,331b,332b,333bと糊代片334が形成された段ボールシートSは、ダイカット部41に搬送される。
ダイカット部41にて、図1に示すように、段ボールシートSがアンビルシリンダ43とヘッドシリンダ44との間を通過するとき、手穴341,342が形成される。そして、手穴341,342が形成された段ボールシートSは、フォルディング部51に搬送される。
フォルディング部51にて、段ボールシートSは、上搬送ベルト52及び下搬送ベルト53,54により搬送方向Dに移動されながら、糊付装置56により糊代片334により糊が塗布されてから、成形装置55により、図14に示すように、罫線322,324を基点として下方に折り畳まれる。この折り畳みが180度近くまで進むと折り畳み力が強くなり、糊代片334とこの糊代片334に重なる段ボールシートSの端部とが押えられて互いに密着され、段ボールシートSの両端部が接合され、図15に示すように、段ボール箱Bとなる。このとき、段ボール箱Bは、接合箇所において2つの隙間351が形成される。そして、この段ボール箱Bは、図1に示すように、カウンタエゼクタ部61に搬送される。
カウンタエゼクタ部61にて、良品と検出された段ボール箱Bは、ホッパ装置62に送られる。このホッパ装置62に送られた段ボール箱Bは、搬送方向Dの先端部が前当板に当たり、整角板により整形された状態でエレベータ63上に積み重ねられる。そして、所定数の段ボール箱Bがエレベータ63上に積み重ねられると、このエレベータ63が下降し、所定数の段ボール箱Bが1バッチとなって搬出コンベア64により排出され、製函機の後行程に送られる。
ここで、本発明のスロッタ装置としての排紙部31について詳細に説明する。
排紙部31は、図2及び図3に示すように、段ボールシートSに対して、罫線加工を施すと共に溝切り加工を施すものである。この排紙部31は、第1罫線ロール32と受ロール37、第2罫線ロール33と受ロール38、スリッタヘッド34及び第1スロッタヘッド(上スロッタヘッド)35と下刃(下スロッタヘッド)39、第2スリッタヘッド(上スロッタヘッド)36と下刃(下スロッタヘッド)40から構成されている。
上下一対のロール軸71,72は、各端部が図示しないフレームに回転自在に支持されており、下ロール軸71に4個の第1罫線ロール32が軸方向に所定間隔をあけて固定され、上ロール軸72に4個の受ロール37が軸方向に所定間隔をあけて固定されている。また、上下一対のロール軸73,74は、各端部が図示しないフレームに回転自在に支持されており、下ロール軸73に4個の第2罫線ロール33が軸方向に所定間隔をあけて固定され、上ロール軸74に4個の受ロール38がその軸方向に所定間隔をあけて固定されている。
この場合、各第1罫線ロール32と各受ロール37、各第2罫線ロール33と各受ロール38は、上下に対向して配置されている。また、各第1罫線ロール32は、その下流側に各第2罫線ロール33が水平方向に所定隙間をあけて配置されている。そして、第1罫線ロール32と第2罫線ロール33は、ロール軸71,73の軸方向における同位置に配置されており、第1罫線ロール32の径に対して第2罫線ロール33の径が小さく設定されている。
従って、第1罫線ロール32と受ロール37とは上下に対向して配置され、段ボールシートSがこの第1罫線ロール32と受ロール37の間に侵入すると、第1罫線ロール32の外周部と受ロール37の外周部とが段ボールシートSを挟持し、この段ボールシートSが両者の間を通過するときに下面に罫線が形成される。また、第2罫線ロール33と受ロール38とは上下に対向して配置され、段ボールシートSがこの第2罫線ロール33と受ロール38の間に侵入すると、第2罫線ロール33の外周部と受ロール38の外周部とが段ボールシートSを挟持し、この段ボールシートSが両者の間を通過するときに下面に罫線が再形成される。この場合、段ボールシートSは、同位置に第1罫線ロール32と第2罫線ロール33が転動することで、一つの罫線が形成される。
また、上下一対のスロッタ軸75,76は、各端部が図示しないフレームに回転自在に支持されており、上スロッタ軸75に1個のスリッタヘッド34と4個の第1スロッタヘッド35が軸方向に所定間隔をあけて固定され、下スロッタ軸76に5個の下刃39が軸方向に所定間隔をあけて固定されている。この場合、1個のスリッタヘッド34に対応して1個の下刃(スリッタヘッド用下刃)39が配置され、4個の第1スロッタヘッド35に対応して4個の下刃(スロッタヘッド用下刃)39が配置される。また、上下一対のスロッタ軸77,78は、各端部が図示しないフレームに回転自在に支持されており、上スロッタ軸77に4個の第2スロッタヘッド36が軸方向に所定間隔をあけて固定され、下スロッタ軸78に4個の下刃40がその軸方向に所定間隔をあけて固定されている。
そして、1個のスリッタヘッド34は、外周部にスリッタナイフ(切刃)79が固定され、4個の第1スロッタヘッド35は、それぞれ外周部にスロッタナイフ(切刃)80が固定されている。また、4個の第1スロッタヘッド35は、それぞれ外周部にスロッタナイフ80に対向してカウンタウエイト81が固定されている。また、4個の第2スロッタヘッド35は、それぞれ外周部にスロッタナイフ(切刃)83が固定されると共に、スロッタナイフ83に対向してカウンタウエイト84が固定されている。この場合、スリッタヘッド34のスリッタナイフ79は、全周に設けられ、各スロッタヘッド34,35のスロッタナイフ80,83は、周方向の一部に設けられている。そして、各スロッタヘッド34,35にて、スロッタナイフ80,83とカウンタウエイト81,84は、ほぼ同様の重量であって、径方向に対向した位置に固定されている。
また、スリッタヘッド34及び各第1スロッタヘッド35と各下刃39、各第2スロッタヘッド36と各下刃40は、上下に対向して配置されている。また、スリッタヘッド34及び各第1スロッタヘッド35は、各第2罫線ロール33の下流側に水平方向に所定隙間をあけて配置され、各第1スロッタヘッド35は、その下流側に各第2スロッタヘッド36が水平方向に所定隙間をあけて配置されている。そして、各第2罫線ロール33とスリッタヘッド34及び各第1スロッタヘッド35は、スロッタ軸73,76の軸方向における同位置に配置されており、各第1スロッタヘッド35と各第2スロッタヘッド36は、スロッタ軸75,77の軸方向における同位置に配置されている。
従って、スリッタヘッド34及び第1スロッタヘッド35と下刃39とは上下に対向して配置され、段ボールシートSがこのスリッタヘッド34及び第1スロッタヘッド35と下刃39の間に侵入し、両者の間を通過するとき、スリッタヘッド34のスリッタナイフ79により端部が切断されると共に、第1スロッタヘッド35のスロッタナイフ80により溝切り加工される。なお、段ボールシートSは、第1スロッタヘッド35と下刃39の間を通過するとき、外周部にスロッタナイフ80が設けられていない領域では、第1スロッタヘッド35の外周部と下刃39の外周部とに挟持されて搬送される。また、第2スロッタヘッド36と下刃40とは上下に対向して配置され、段ボールシートSがこの第2スロッタヘッド36と下刃40の間に侵入し、両者の間を通過するとき、第2スロッタヘッド36のスロッタナイフ84により溝切り加工される。なお、段ボールシートSは、第2スロッタヘッド36と下刃40の間を通過するとき、外周部にスロッタナイフ83が設けられていない領域では、第2スロッタヘッド36の外周部と下刃40の外周部とに挟持されて搬送される。
そして、スロッタ軸75は、第1モータ(上駆動装置)85が駆動連結され、この第1モータ85により第1スロッタヘッド35を駆動回転することができる。また、スロッタ軸77は、第2モータ(上駆動装置)86が駆動連結され、この第2モータ86により第2スロッタヘッド36を駆動回転することができる。また、ロール軸71,72,73,74及びスロッタ軸76,78は、第3モータ(下駆動装置)87が駆動連結され、この第3モータ87により罫線ロール32,33と受ロール37,38と下刃39,40を同期して駆動回転することができる。この場合、第3モータ87と各ロール軸71,72,73,74及び各スロッタ軸76,78とは、図示しないギヤにより駆動連結されている。
各モータ85,86,87は、モータドライバ88,89,90が接続され、このモータドライバ88,89,90は、制御装置91に接続されている。また、第1、第2モータ85,86は、その回転位置を検出するロータリエンコーダ92,93が装着され、検出結果が制御装置91に入力される。更に、第1、第2スロッタヘッド35,36の回転位置を検出するロータリエンコーダ94,95が装着され、検出結果が制御装置91に入力される。また、製函機における給紙部11(図1参照)は、段ボールシートSの位置を検出する位置センサ96が設けられており、検出結果が制御装置91に入力される。また、制御装置91は、操作装置97が接続されており、操作装置97からの操作信号に基づいて各モータ85,86,87を制御可能となっている。
そして、制御装置91は、ロータリエンコーダ92,93が検出した各モータ85,86の回転位置、ロータリエンコーダ94,95が検出した第1、第2スロッタヘッド35,36の回転位置、位置センサ96が検出した段ボールシートSの搬送位置に基づいて第1、第2モータ85,86を制御する。即ち、制御装置91は、段ボールシートSの搬送位置に対して第1、第2スロッタヘッド35,36の回転位置が適正位置となるように、つまり、各スロッタナイフ80,83が段ボールシートSの適正位置(溝331a,332a,333a,331b,332b,333b)を加工することができるように、第1、第2モータ85,86の回転速度を制御する。この場合、制御装置91は、各モータ85,86の回転位置によりフィードバック制御を行っている。
そして、本実施例にて、制御装置91は、第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を各下刃39,40の回転速度と異なる速度に制御する。この場合、各下刃39,40の回転速度とは、段ボールシートSの搬送速度である。
スリッタヘッド34は、図4及び図5に示すように、スロッタ軸75に軸受34aを介して回転体34bが回転自在に支持され、この回転体34aの外周の全周にスリッタナイフ79が配置され、固定部材34cにより挟持された状態で締結ボルト34dにより固定されている。一方、受ローラ39は、スロッタ軸76に回転体39aが固定され、この回転体39aの外周に受リング39bが配置され、締結ボルト39cにより固定されている。
この場合、スリッタヘッド34は、スロッタ軸75と相対回転自在な回転体34aにスロッタナイフ79が固定されており、受ローラ39における一対の受リング39bは、その間にスロッタナイフ80が侵入する空間部39dが形成されている。そして、スリッタヘッド34は、スリッタナイフ79が受ローラ39の空間部39dに侵入することで、この段ボールシートSの端部の切断を行うことができる。
このとき、第1スロッタヘッド35(スロッタ軸75)の回転速度と下刃39の回転速度と異なる速度であっても、スリッタヘッド34は、スロッタ軸75に対して相対回転自在であると共に、スリッタナイフ79が受ローラ39の空間部39dに侵入して接触していることから、第1スロッタヘッド35(スロッタ軸75)の回転速度に影響を受けることなく、下刃39の回転力により連れ回りし、段ボールシートSを切断することができる。
また、第1スロッタヘッド35は、図6に示すように、スロッタ軸75に回転体35aが固定され、この回転体35aの外周の一部にスロッタナイフ80が配置され、固定部材35bにより挟持された状態で締結ボルト35cにより固定されている。また、第1スロッタヘッド35は、スロッタナイフ80における厚さ方向の両側に位置して、回転体35aの外周部に軸受35dを介して搬送ローラ35eが装着されている。一方、受ローラ39は、スロッタ軸76に回転体39aが固定され、この回転体39aの外周に受リング39bが配置され、締結ボルト39cにより固定されている。
この場合、第1スロッタヘッド35における一対の搬送ローラ35eは、その間にスロッタナイフ80が配置されており、受ローラ39における一対の受リング39bは、その間にスロッタナイフ80が侵入する空間部39dが形成されている。そして、第1スロッタヘッド35のスロッタナイフ80が受ローラ39と対向しているときは、スロッタナイフ80が空間部39dに侵入し、一対の搬送ローラ35eと一対の受リング39bが段ボールシートSを挟持して搬送し、この段ボールシートSに対して溝切り加工を行うことができる。一方、図7に示すように、第1スロッタヘッド35のスロッタナイフ80が受ローラ39と対向しないときは、一対の搬送ローラ35eと一対の受リング39bが段ボールシートSを挟持して搬送することができる。
このとき、第1スロッタヘッド35の回転速度と下刃39の回転速度と異なる速度であっても、搬送ローラ35eは、第1スロッタヘッド35に対して相対回転自在であることから、搬送ローラ35eと受リング39bが段ボールシートSを挟持し、下刃39の回転力により段ボールシートSを搬送することができる。即ち、搬送ローラ35eは、段ボールシートSを介して受ローラ39(受リング39b)から回転力を受けて連れ回り可能であることから、下刃39の回転速度(周速)と搬送ローラ35eの回転速度(周速)がほぼ同速となり、この速度が段ボールシートSの搬送速度となる。
そのため、本実施例では、図2に示すように、制御装置91は、段ボールシートSの搬送位置に応じて、第1、第2モータ85,86により第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を下刃39,40の回転速度より低速に変更する。即ち、制御装置91は、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSに溝切り加工を行わない搬送位置にあるとき、第1、第2モータ85,86により第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を下刃39,40の回転速度より低速に変更する。この場合、制御装置91は、第1、第2モータ85,86により、第1、第2スロッタヘッド35,36における段ボールシートSの搬送位置での回転速度を、第1、第2スロッタヘッド35,36における段ボールシートSの溝切り加工位置での回転速度より低速側に変更することとなる。
即ち、図8に示すように、各下刃39,40の周速(回転速度)、つまり、段ボールシートSの搬送速度がVであるとき、第1、第2スロッタヘッド35,36の周速(回転速度)V1を段ボールシートSの搬送位置に応じて変更する。即ち、図8に実線で示すように、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工するとき、第1、第2スロッタヘッド35,36の周速を各下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)Vと同じ速度Vとし、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工しないときは、第1、第2スロッタヘッド35,36の周速を各下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)より低速V1とする。
つまり、図8及び図9に示すように、段ボールシートSが搬送されて第1スロッタヘッド35に到達すると、第1スロッタヘッド35のスロッタナイフ80が段ボールシートSに対して溝331aを加工することから、この領域A1にて、第1スロッタヘッド35の周速を下刃39の周速(段ボールシートSの搬送速度)Vと同じ速度Vとする。そして、図8及び図10に示すように、第1スロッタヘッド35による段ボールシートSの溝331aの加工が完了し、段ボールシートSの箱深さとなる領域が第1スロッタヘッド35に到達すると、第1スロッタヘッド35のスロッタナイフ80が上方に回転して段ボールシートSに対して溝切り加工を行わないことから、この領域A2にて、第1スロッタヘッド35の周速を下刃39の周速(段ボールシートSの搬送速度)Vより遅い周速とする。この領域A2のうち、前半の領域A21では、第1スロッタヘッド35を所定速度まで減速し、後半の領域A22では、第1スロッタヘッド35を下刃39の周速まで加速する。
その後、段ボールシートSが第2スロッタヘッド36に到達すると、第2スロッタヘッド36のスロッタナイフ83が段ボールシートSの溝331aに入り込んで空振りする。そして、図8及び図11に示すように、段ボールシートSの箱深さとなる領域が第2スロッタヘッド36にも到達すると、この領域A2にて、第2スロッタヘッド36の周速を下刃40の周速(段ボールシートSの搬送速度V)より遅い周速とする。この領域A2のうち、前半の領域A21では、第2スロッタヘッド36を所定速度まで減速し、領域A22では、第2スロッタヘッド36を下刃40の周速まで加速する。
そして、図8及び図9に示すように、段ボールシートSの後端が第2スロッタヘッド36に到達すると、第2スロッタヘッド36のスロッタナイフ83が段ボールシートSに対して溝331bを加工することから、この領域A3にて、第2スロッタヘッド36の周速を下刃40の周速(段ボールシートSの搬送速度)Vと同じ速度Vとする。
なお、ここでは、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工するときの周速を、各下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)とし、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工しないときの周速を各下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)より低速としたが、この制御方法に限定されるものではない。
例えば、図8に一点差線(V2)で示すように、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工する領域A1,A3にて、第1、第2スロッタヘッド35,36の周速を各下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)Vより所定速度だけ低速Vaとし、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工せずに搬送だけする領域A2にて、第1、第2スロッタヘッド35,36の周速を各下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)より、更に低速Va1とする。
また、図8に二点差線(V3)で示すように、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工する領域A1,A3にて、第1、第2スロッタヘッド35,36の周速を各下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)Vより所定速度だけ低速Vbとし、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工せずに搬送だけする領域A2にて、第1、第2スロッタヘッド35,36の周速を各下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)より更に低速Vb1とする。
このように図8に実線で示すような第1、第2スロッタヘッド35,36における領域A1,A3と領域A2の各周速の関係だけでなく、この関係に対して図5に一点鎖線または二点差線で示すように、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331aを加工する領域A1,A3における周速を低下させる一方、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSの溝331aを加工せずに搬送だけする領域A2における周速を上昇することで、領域A21,A22における第1、第2スロッタヘッド35,36の周速の減速度及び加速度を低減し、領域A1,A3と領域A2の周速差を減少することができ、モータ85,86の負荷が軽減される。
このように実施例1のスロッタ装置にあっては、回転自在に支持されて外周の一部にスロッタナイフ80,83が設けられる第1、第2スロッタヘッド35,36と、第1、第2スロッタヘッド35,36を駆動回転可能な第1、第2モータ85,86と、第1、第2スロッタヘッド35,36の下方に回転自在に支持されて段ボールシートSを搬送可能な下刃39,40と、下刃39,40を駆動回転可能な第3モータ87と、第1、第2モータ85,86により第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を下刃39,40の回転速度と異なる速度に制御可能な制御装置91とを設けている。
従って、第1、第2モータ85,86により第1、第2スロッタヘッド35,36を駆動回転し、第3モータ87により下刃39,40を回転し、両者の間に段ボールシートSを挿入することで、この段ボールシートSを搬送しながら所定の位置に溝切り加工を行うことができる。そして、制御装置91は、第1、第2モータ85,86により第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を下刃39,40の回転速度と異なる速度に制御することで、所定の領域で溝切り加工長さや箱深さに応じて第1、第2スロッタヘッド35,36の速度が変更されることとなり、段ボールシートSを搬送しながら所望の形状に容易に加工することが可能となり、装置を大型化することなく多種類の段ボールシートSシートに応じた加工を行うことができる。
また、実施例1のスロッタ装置では、制御装置91は、段ボールシートSの搬送位置に応じて、第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を下刃39,40の回転速度より低速に変更している。即ち、制御装置91は、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSに溝切り加工を行わない搬送領域にあるとき、第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を下刃39,40の回転速度より低速に変更している。
従って、第1、第2スロッタヘッド35,36は、段ボールシートSに溝切り加工を行わないとき、低速回転することで、第1、第2スロッタヘッド35,36の径を拡大することなく、下刃39,40による段ボールシートSの適正な搬送を行うことができる。
また、実施例1のスロッタ装置では、制御装置91は、第1、第2スロッタヘッド35,36における段ボールシートSの搬送位置での回転速度を、第2スロッタヘッド35,36における段ボールシートSの溝切り加工位置での回転速度より低速側に変更している。従って、第1、第2スロッタヘッド35,36の径やスロッタナイフ80,83の周方向長さを拡大することなく、段ボールシートSの溝切り加工や搬送を適正に行うことができ、装置を簡素化することができる。この場合、第1、第2スロッタヘッド35,36を設けて段ボールシートSにおける前後の溝切り加工を別々に行うことで、第1、第2スロッタヘッド35,36における径やスロッタナイフ80,83の周方向長さを縮小することが可能となる。
また、実施例1のスロッタ装置では、第1、第2スロッタヘッド35,36と下刃39,40は、段ボールシートSを挟持して搬送可能としている。この場合、第1、第2スロッタヘッド35,36にスロッタナイフ80,83とは相対回転可能な搬送ローラ35eを設けている。従って、第1、第2スロッタヘッド35,36の搬送ローラ35eと下刃39,40とで段ボールシートSを挟持して搬送することが可能となり、第1、第2スロッタヘッド35,36の周速が下刃39,40の周速に対して異なっても、段ボールシートSを適正で、且つ、高精度に搬送することができる。
そして、この搬送ローラ35eは、段ボールシートSを介して下刃39,40と連れ回り可能であることから、別途、駆動装置などを不要として装置を簡素化することができると共に、省エネ効果を奏することができる。
また、実施例1のスロッタ装置では、上スロッタヘッド35が装着されたスロッタ軸75に軸受34aによりスリッタヘッド34を相対回転自在に支持し、このスリッタヘッド34を下刃39と同期して回転可能としている。従って、スリッタヘッド34は、上スロッタヘッド35の回転速度の影響を受けずに、下刃39から段ボールシートSを介して回転力を受けて同期回転することから、上スロッタヘッド35の回転速度が変更されても、段ボールシートSを適正に切断することができる。
また、実施例1のスロッタ装置では、第1、第2スロッタヘッド35,36は、スロッタナイフ80,83の径方向に対向してカウンタウエイト81,84を設けている。従って、スロッタナイフ80,83とカウンタウエイト81,84が径方向に対向していることで、第1、第2スロッタヘッド35,36の回転時に、重量バランスが安定することとなり、段ボールシートSの溝切り加工精度を向上することができる。
また、実施例1のシートの溝切り加工方法にあっては、第1、第2スロッタヘッド35,36と下刃39,40を回転すると共に、その間に段ボールシートSを通過させることで、第1、第2スロッタヘッド35,36により段ボールシートSに溝切り加工を行うことができ、第1、第2スロッタヘッド35,36が段ボールシートSに溝切り加工を行わずに搬送だけする領域で、第1、第2スロッタヘッド35,36を低速回転している。従って、溝切り加工長さなどに拘わらず、段ボールシートSを搬送しながら所望の形状に容易に加工することが可能となり、別途搬送ローラなどを設ける必要はなく、また、第1、第2スロッタヘッド35,36の径を拡大することなく、段ボールシートSの溝切り加工や搬送を行うことができる。
また、実施例1の製函機にあっては、給紙部11と印刷部21と排紙部31とダイカット部41とフォルディング部51とカウンタエゼクタ部61とを設け、排紙部31として、スロッタナイフ80,83が設けられる第1、第2スロッタヘッド35,36と、段ボールシートSを搬送可能な下刃39,40と、第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を下刃39,40の回転速度と異なる速度に制御可能な制御装置91を設けている。
従って、給紙部11からの段ボールシートSに対して、印刷部21で印刷が行われ、排紙部31で罫線加工と溝切り加工が行われ、ダイカット部41で穴開け加工が行われ、フォルディング部51で折り畳んで端部が接合されて段ボール箱Bが形成され、カウンタエゼクタ部61で段ボール箱Bが計数されながら積み上げる。このとき、排紙部31で溝切り加工が行われるとき、第1、第2スロッタヘッド35,36の回転速度を高速または低速に変更することで、段ボールシートSを搬送しながら所望の形状に容易に加工することが可能となり、装置を大型化することなく多種類の段ボール箱を製造することができる。
なお、この実施例1では、第1スロッタヘッド35に軸受35dを介して搬送ローラ35eを相対回転自在に設け、段ボールシートSを介して受ローラ39から回転力を受けて連れ回り可能としたが、この構成に限定されるものではない。例えば、第3モータにより下刃39が駆動回転可能であることから、搬送ローラ35eが下刃39と同期して駆動回転することができるように、図示しないギヤにより駆動連結してもよい。また、別途、搬送ローラ35eを駆動回転可能な第4モータ(搬送ローラ用駆動装置)を設け、この第4モータにより搬送ローラ35eを下刃39と同期して駆動回転するようにしてもよい。
この場合、搬送ローラ35eを下刃39と同期して駆動回転可能に連結することで、別途、駆動装置などを不要として装置を簡素化することができると共に、省エネ効果を奏することができ、また、搬送ローラ35eと段ボールシートSとの間のスリップを防止してこの段ボールシートSを適正に搬送することができる。また、搬送ローラを駆動回転可能な第4モータを設け、制御装置97により第4モータを駆動制御し、搬送ローラ35eを下刃39と同期して駆動回転可能とすることで、搬送ローラ35eと段ボールシートSとの間のスリップを防止してこの段ボールシートSを適正に搬送することができる。
図16は、本発明の実施例2に係るスロッタ装置を表す概略構成図、図17は、段ボールシートに対するスロッタ回転速度を表す概略図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2において、図16に示すように、排紙部101は、段ボールシートSに対して、罫線加工を施すと共に溝切り加工を施すものである。この排紙部101は、第1罫線ロール32と受ロール37、第2罫線ロール33と受ロール38、スリッタヘッド102及び第1スロッタヘッド(上スロッタヘッド)103と下刃(下スロッタヘッド)104から構成されている。
上下一対のスロッタ軸105,106は、各端部が図示しないフレームに回転自在に支持されており、上スロッタ軸105に1個のスリッタヘッド102と4個のスロッタヘッド103が軸方向に所定間隔をあけて固定され、下スロッタ軸106に5個の下刃104が軸方向に所定間隔をあけて固定されている。そして、1個のスリッタヘッド102は、外周部にスリッタナイフ(切刃)107が固定され、4個のスロッタヘッド103は、それぞれ外周部にスロッタナイフ(切刃)108が固定されると共に、カウンタウエイト109が固定されている。この場合、スリッタヘッド102のスリッタナイフ107は、全周に設けられ、各スロッタヘッド103のスロッタナイフ108は、周方向の一部に設けられている。また、スロッタナイフ108とカウンタウエイト109は、ほぼ同様の重量であって、径方向に対向した位置に固定されている。
従って、スリッタヘッド102及びスロッタヘッド103と下刃104とは上下に対向して配置され、段ボールシートSがこのスリッタヘッド102及びスロッタヘッド103と下刃104の間に侵入すると、スリッタヘッド102により段ボールシートSの端部が切断されスロッタヘッド103により段ボールシートSが溝切り加工される。
そして、スロッタ軸105は、第1モータ(上駆動装置)111が駆動連結され、この第1モータ111によりスリッタヘッド102及びスロッタヘッド103を駆動回転することができる。また、ロール軸71,72,73,74及びスロッタ軸106は、第3モータ(下駆動装置)112が駆動連結され、この第3モータ112により罫線ロール32,33と受ロール37,38と下刃104を同期して駆動回転することができる。
各モータ111,112は、モータドライバ113,114が接続され、このモータドライバ113,114は、制御装置115に接続されている。また、第1モータ111は、その回転位置を検出するロータリエンコーダ116が装着され、検出結果が制御装置115に入力される。更に、スロッタヘッド103の回転位置を検出するロータリエンコーダ117が装着され、検出結果が制御装置115に入力される。また、段ボールシートSの位置を検出する位置センサ96が設けられており、検出結果が制御装置115に入力される。また、制御装置115は、操作装置118が接続されており、操作装置118からの操作信号に基づいて各モータ111,112を制御可能となっている。
そして、制御装置115は、ロータリエンコーダ116が検出した第1モータ111の回転位置、ロータリエンコーダ117が検出したスロッタヘッド103の回転位置、位置センサ96が検出した段ボールシートSの搬送位置に基づいて第1モータ111を制御する。即ち、制御装置115は、段ボールシートSの搬送位置に対してスロッタヘッド103の回転位置が適正位置となるように、つまり、スロッタナイフ108が段ボールシートSの適正位置(溝331a,332a,333a,331b,332b,333b)を加工することができるように、第1モータ111の回転速度を制御する。この場合、制御装置115は、第1モータ111の回転位置によりフィードバック制御を行っている。
そして、本実施例にて、制御装置115は、スロッタヘッド103の回転速度を下刃104の回転速度と異なる速度に制御する。この場合、下刃104の回転速度とは、段ボールシートSの搬送速度である。具体的に、制御装置115は、段ボールシートSの搬送位置に応じて、第1モータ111によりスロッタヘッド103の回転速度を下刃104の回転速度より高速または低速に変更する。即ち、制御装置115は、スロッタヘッド103が段ボールシートSに溝切り加工を行う加工位置にあるとき、第1モータ111によりスロッタヘッド103の回転速度を下刃104の回転速度より高速に変更する。また、スロッタヘッド103が段ボールシートSに溝切り加工を行わない搬送位置にあるとき、第1モータ111によりスロッタヘッド103の回転速度を下刃104の回転速度より低速に変更する。
この場合、制御装置115は、第1モータ111により、スロッタヘッド103における段ボールシートSの搬送位置での回転速度を、スロッタヘッド103における段ボールシートSの溝切り加工位置での回転速度より低速側に変更する。即ち、下刃104による段ボールシートSの搬送速度に対して、スロッタヘッド103が段ボールシートSの溝切り加工を行うときは高速側に変更し、スロッタヘッド103が段ボールシートSの溝切り加工を行わずに搬送するときは低速側に変更する。
即ち、図17に示すように、下刃104の周速(回転速度)、つまり、段ボールシートSの搬送速度がVであるとき、スロッタヘッド103の周速(回転速度)V11を段ボールシートSの搬送位置に応じて変更する。即ち、スロッタヘッド103が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工する(領域A1,A3)とき、スロッタヘッド103の周速を下刃104の周速(段ボールシートSの搬送速度)Vより高速とし、スロッタヘッド103が段ボールシートSの溝331a(332a,333a)を加工せずに搬送だけする(領域A2)ときは、スロッタヘッド103の周速を下刃104の周速(段ボールシートSの搬送速度)より低速とする。
この場合、この領域A1,A3のうち、前半の領域A11,A31では、スロッタヘッド103を所定速度まで加速し、後半の領域A12,A32では、スロッタヘッド103を下刃104の周速まで減速する。また、この領域A2のうち、前半の領域A21では、スロッタヘッド103を所定速度まで減速し、後半の領域A22では、スロッタヘッド103を下刃104の周速まで加速する。
このように実施例2のスロッタ装置にあっては、回転自在に支持されて外周の一部にスロッタナイフ108が設けられるスロッタヘッド103と、スロッタヘッド103を駆動回転可能な第1モータ111と、スロッタヘッド103の下方に回転自在に支持されて段ボールシートSを搬送可能な下刃104と、下刃104を駆動回転可能な第2モータ112と、第1モータ111によりスロッタヘッド103の回転速度を下刃104の回転速度と異なる速度に制御可能な制御装置115とを設けている。
従って、所定の領域で溝切り加工長さや箱深さに応じてスロッタヘッド103が高速回転または低速回転することとなり、段ボールシートSを搬送しながら所望の形状に容易に加工することが可能となり、別途搬送ローラなどを設ける必要はなく、段ボールシートSシートに応じた加工を行うことができる。
また、実施例2のスロッタ装置では、制御装置115は、段ボールシートSの搬送位置に応じて、第1モータ111によりスロッタヘッド103の回転速度を下刃104の回転速度より高速または低速に変更している。即ち、制御装置115は、スロッタヘッド103が段ボールシートSに溝切り加工を行う加工領域にあるとき、スロッタヘッド103の回転速度を下刃104の回転速度より高速に変更し、スロッタヘッド103が段ボールシートSに溝切り加工を行わない搬送領域にあるとき、スロッタヘッド103の回転速度を下刃104の回転速度より低速に変更している。
従って、スロッタヘッド103は、段ボールシートSに溝切り加工を行うときには低速回転し、段ボールシートSに溝切り加工を行わないときに低速回転することで、溝切り加工長さや箱深さに拘わらず、スロッタヘッド103の径やスロッタナイフ108の周方向長さを拡大することなく、段ボールシートSを適正に搬送しながら、所望の形状に容易に加工することができる。
なお、上述した実施例1では、2つのスロッタヘッド35,36と2つの下刃39,40を設け、スロッタヘッド35,36が段ボールシートSに溝切り加工を行う加工領域にあるときはその周速を下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)とし、スロッタヘッド35,36が段ボールシートSに溝切り加工を行わない搬送領域にあるときはその周速を下刃39,40の周速(段ボールシートSの搬送速度)より低速としたが、この方法に限定されるものではない。即ち、実施例2のように、スロッタヘッド35,36が段ボールシートSに溝切り加工を行う加工領域にあるときはその周速を下刃104の周速(段ボールシートSの搬送速度)より高速としてもよい。
また、上述した各実施例では、製函機を、給紙部11、印刷部21、排紙部31、ダイカット部41、フォルディング部51と、カウンタエゼクタ部61により構成したが、段ボールシートSに手穴341,342が不要な場合には、ダイカット部41をなくして構成してもよい。
11 給紙部
21 印刷部
31 排紙部
34 スリッタヘッド
35 第1スロッタヘッド(上スロッタヘッド)
36 第2スロッタヘッド(上スロッタヘッド)
39,40 下刃(下スロッタヘッド)
41 ダイカット部
51 フォルディング部
61 カウンタエゼクタ部
79 スリッタナイフ(切刃)
80,83 スロッタナイフ(切刃)
81,84 カウンタウエイト
85 第1モータ(上駆動装置)
86 第2モータ(上駆動装置)
87 第3モータ(下駆動装置)
91 制御装置
101 排紙部
102 スリッタヘッド
103 スロッタヘッド(上スロッタヘッド)
104 下刃(下スロッタヘッド)
107 スリッタナイフ(切刃)
108 スロッタナイフ(切刃)
109 カウンタウエイト
111 第1モータ(上駆動装置)
112 第2モータ(下駆動装置)
115 制御装置
B 段ボール箱(箱体)
S 段ボールシート(シート)
D 搬送方向

Claims (14)

  1. 回転自在に支持されて外周の一部に切刃が設けられる上スロッタヘッドと、
    前記上スロッタヘッドを駆動回転可能な上駆動装置と、
    前記上スロッタヘッドの下方に回転自在に支持されてシートを搬送可能な下刃と、
    前記下刃を駆動回転可能な下駆動装置と、
    前記上駆動装置により前記上スロッタヘッドの回転速度を前記下刃の回転速度と異なる速度に制御可能な制御装置と、
    を備えることを特徴とするスロッタ装置。
  2. 前記下刃は、前記上スロッタヘッドに対向して配置される下スロッタヘッドであり、前記下駆動装置により駆動回転可能であることを特徴とする請求項1に記載のスロッタ装置。
  3. 前記制御装置は、前記シートの搬送位置に応じて、前記上駆動装置により前記上スロッタヘッドの回転速度を前記下刃の回転速度より高速または低速に変更することを特徴とする請求項1または2に記載のスロッタ装置。
  4. 前記制御装置は、前記上スロッタヘッドが前記シートに溝切り加工を行わない搬送位置にあるとき、前記上駆動装置により前記上スロッタヘッドの回転速度を前記下刃の回転速度より低速に変更することを特徴とする請求項3に記載のスロッタ装置。
  5. 前記制御装置は、前記上駆動装置により、前記上スロッタヘッドにおける前記シートの搬送位置での回転速度を、前記上スロッタヘッドにおける前記シートの溝切り加工位置での回転速度より、低速側に変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のスロッタ装置。
  6. 前記上スロッタヘッドと前記下刃は、前記シートを挟持して搬送可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のスロッタ装置。
  7. 前記上スロッタヘッドは、前記下刃との間で前記シートを挟持すると共に、前記切刃とは相対回転自在な搬送ローラが設けられることを特徴とする請求項6に記載のスロッタ装置。
  8. 前記搬送ローラは、前記シートを介して前記下刃と連れ回り可能であることを特徴とする請求項7に記載のスロッタ装置。
  9. 前記搬送ローラは、前記下刃と同期して駆動回転可能に連結されることを特徴とする請求項7に記載のスロッタ装置。
  10. 前記搬送ローラを駆動回転可能な搬送ローラ用駆動装置が設けられ、前記制御装置は、前記搬送ローラ用駆動装置により前記搬送ローラを前記下刃と同期して駆動回転可能であることを特徴とする請求項7に記載のスロッタ装置。
  11. 前記上スロッタヘッドと同心上に相対回転自在に支持されて全周に切刃が設けられるスリッタヘッドと、前記スリッタヘッドの下方に回転自在に支持されてシートを搬送可能なスリッタヘッド用下刃とが設けられ、前記スリッタヘッドは、前記スリッタヘッド用下刃と同期して回転可能であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載のスロッタ装置。
  12. 前記上スロッタヘッドは、前記切刃の径方向に対向してカウンタウエイトが設けられることを特徴とする請求項1から11のいずれか一つに記載のスロッタ装置。
  13. 外周の一部に切刃を有する上スロッタヘッドと下刃とを回転すると共に、前記上スロッタヘッドと前記下刃との間にシートを通過させることで、前記上スロッタヘッドにより前記シートに溝切り加工を行うシートの溝切り加工方法において、前記上スロッタヘッドが前記シートに溝切り加工を行わない位置で、前記上スロッタヘッドを前記下刃より低速回転することを特徴とするシートの溝切り加工方法。
  14. シートを供給する給紙部と、
    前記シートに対して印刷を行う印刷部と、
    前記シートに対して表面に罫線加工を行うと共に溝切り加工を行う排紙部と、
    前記シートを折り畳んで端部を接合することで箱体を形成するフォルディング部と、
    前記箱体を計数しながら積み上げた後に所定数ごとに排出するカウンタエゼクタ部と、
    を備え、
    前記排紙部は、
    回転自在に支持されて外周の一部に切刃が設けられる上スロッタヘッドと、
    前記上スロッタヘッドを駆動回転可能な上駆動装置と、
    前記上スロッタヘッドの下方に回転自在に支持されてシートを搬送可能な下刃と、
    前記下刃を駆動回転可能な下駆動装置と、
    前記上駆動装置により前記上スロッタヘッドの回転速度を前記下刃の回転速度と異なる速度に制御可能な制御装置と、
    を有することを特徴とする製函機。
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