JP2013169241A - 薬剤管理ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの低廉化と軽量化とを図ることができるとともに、不使用の薬剤収納空間を服用単位の薬剤よりも大きな表面積を有する常備薬等の管理にも便利に使用することができるようにする。
【解決手段】合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として一週間分の薬剤を少なくとも朝、昼、夕に区別した状態で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間Sを区画形成してある容器本体Aに、前記各薬剤収納空間Sを曜日単位で区画する仕切り体Cが脱着自在に設けられているとともに、前記薬剤収納空間Sを区画形成する側壁部1,2と底壁部3との少なくとも一方には、前記仕切り体Cを所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状又は凸状の係合部4が形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として一週間分の薬剤を少なくとも朝、昼、夕に区別した状態で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間Sを区画形成してある容器本体Aに、前記各薬剤収納空間Sを曜日単位で区画する仕切り体Cが脱着自在に設けられているとともに、前記薬剤収納空間Sを区画形成する側壁部1,2と底壁部3との少なくとも一方には、前記仕切り体Cを所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状又は凸状の係合部4が形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、看者固有の治療方針に基づいて投与される薬剤の一週間分を服用単位で分けて管理する薬剤管理ケースに関する。
薬剤の一週間分を服用単位で分けて管理する薬剤管理ケースとしては、次の二つの形態のものが存在する。
(1)上方に開口する合成樹脂製の容器本体と、当該容器本体における一方の長辺側の側壁に薄肉のヒンジ部を介して揺動開閉自在に一体形成される蓋体、及び、閉蓋時において容器本体と蓋体とにより形成された空間内に収納されるトレーとからなり、前記トレーには、上方に開口する7行・三列の薬剤収納空間に区画する周壁及び格子状の区画壁と各薬剤収納空間の底面を形成する半円筒状の底壁部とが一体形成されている薬剤管理ケース(例えば、特許文献1参照)。
(1)上方に開口する合成樹脂製の容器本体と、当該容器本体における一方の長辺側の側壁に薄肉のヒンジ部を介して揺動開閉自在に一体形成される蓋体、及び、閉蓋時において容器本体と蓋体とにより形成された空間内に収納されるトレーとからなり、前記トレーには、上方に開口する7行・三列の薬剤収納空間に区画する周壁及び格子状の区画壁と各薬剤収納空間の底面を形成する半円筒状の底壁部とが一体形成されている薬剤管理ケース(例えば、特許文献1参照)。
また、この薬剤管理ケースでは、トレーの第一列目の薬剤収納空間と第二列目の薬剤収納空間との隣接間に位置する区画壁部の上面には、1週間分の曜日を表示する表示部が形成されているとともに、トレーにおける第1行目の薬剤収納空間の前壁部の上面には、朝・昼・夜の一日の特定時間を表示する表示部が形成されている。
(2)上方に開口する紙製の容器本体と、当該容器本体における一方の長辺側の側壁に薄肉のヒンジ部を介して揺動開閉自在に一体形成される紙製の蓋体、及び、閉蓋時において容器本体と蓋体とにより形成された空間内に収納される仕切り枠とからなり、前記仕切り枠には、7行・四列の薬剤収納空間に区画する格子状の区画壁と各薬剤収納空間の底面を形成する傾斜姿勢の底壁部とが一体形成されている薬剤管理ケース(例えば、特許文献2参照)。
また、この薬剤管理ケースでは、容器本体の一方の長辺側の側壁内面とこれに対面する仕切り枠の第1列側の端部との間に、1週間分の曜日を表示してある角筒状の曜日表示体が脱着自在に設けられているとともに、容器本体の一方の短辺側の側壁内面とこれに対面する仕切り枠の第1行目側の端部との間には、朝・昼・夜・寝前の一日の特定時間を表示してある角筒状の時間帯表示体が脱着自在に設けられている。
前者の薬剤管理ケースでは、容器本体と蓋体とを樹脂で一体成形するため、金型が大きくなり、しかも、容器本体と蓋体とにより形成された空間内に収納されるトレーも樹脂で別途成形するため、製造コストの高騰化を招来するとともに、薬剤管理ケースが重量化する問題がある。
後者の薬剤管理ケースでは、容器本体と蓋体とを紙で一体形成するため、所定形状に打ち抜き形成された平紙を折畳んで組み立てる必要があり、しかも、容器本体と蓋体とにより形成された空間内に収納される仕切り枠を樹脂又は紙で別途製作する必要があるため、製造コストの高騰化を招来するとともに、薬剤管理ケースが重量化する問題がある。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、製造コストの低廉化と軽量化とを図ることができるとともに、不使用の薬剤収納空間を服用単位の薬剤よりも大きな表面積を有する常備薬等の管理にも便利に使用することのできる薬剤管理ケースを提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として一週間分の薬剤を少なくとも朝、昼、夕に区別した状態で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間を区画形成してある容器本体に、前記各薬剤収納空間を曜日単位で区画する仕切り体が脱着自在に設けられているとともに、前記薬剤収納空間を区画形成する側壁部と底壁部との少なくとも一方には、前記仕切り体を所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状又は凸状の係合部が形成されている点にある。
上記構成によれば、上方開口の薬剤収納空間を区画形成してある容器本体を合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として製作するため、容器本体を樹脂で射出成形する、又は、容器本体を紙で製作する場合に比して軽量化と製造コストの低廉化を図ることができる。
しかも、一週間分の薬剤を少なくとも朝、昼、夕に区別した状態で各別に収納可能な容器本体の各薬剤収納空間には、当該薬剤収納空間を曜日単位で区画する仕切り体が脱着自在に設けられているから、全ての仕切り体が装着された状態では、看者固有の治療方針に基づいて投与される薬剤の一週間分を服用単位で分けて管理することができるとともに、合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルム製の容器本体を頑丈に補強することができる。
また、不使用の薬剤収納空間がある場合では、それに設けられている仕切り体を取り外すことにより、この広い薬剤収納空間を服用単位の薬剤よりも大きな表面積を有する常備薬等の管理に便利に使用することができる。
さらに、薬剤収納空間を区画形成する側壁部と底壁部との少なくとも一方に、仕切り体を所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状又は凸状の係合部が形成されているので、仕切り体を所定仕切り位置に確実に保持することができるばかりでなく、この係合部の凹状又は凸状形成によって容器本体の側壁部又は底壁部若しくは両壁部を補強することができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記容器本体には、合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として成形された蓋体が脱着又は開閉自在に装着されている点にある。
上記構成によれば、容器本体と同様に、それに嵌合装着される蓋体も合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムで製作することにより、薬剤管理ケースの軽量化と製造コストの低廉化を促進することができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記仕切り体の上側辺には、その上側辺よりも下方に入り込む摘み操作用凹部が形成されている点にある。
上記構成によれば、容器本体の薬剤収納空間内に装着された仕切り体で区画されている薬剤収納最小単位空間内の収納薬剤を取り出す際、仕切り体の上側辺に形成した摘み操作用凹部から収納薬剤の上側部が露出するとともに、収納薬剤の上側部を摘んだ指と仕切り体とが干渉することを抑制することができるから、仕切り体で区画形成された薬剤収納最小単位空間の前後幅が狭い条件下でも収納薬剤を容易に取り出すことができる。
本発明による第4の特徴構成は、前記容器本体の各薬剤収納空間の底壁部のうち、前記仕切り体によって曜日単位で区画形成される最小区画底壁部分の上面が、曜日方向の一端側ほど下方に位置する傾斜上面に形成され、前記最小区画底壁部分の曜日方向の一端部には、前記最小区画底壁部分の傾斜上面に沿って低位側に移動される仕切り体の下端部の一側面を受止め可能な段差部が形成されている点にある。
上記構成によれば、容器本体の薬剤収納空間内の所定仕切り位置に仕切り体を装着する場合、この仕切り体の下端部の一側面が最小区画底壁部分の曜日方向の一端部に形成された段差部に当接するまで、仕切り体の下端部を最小区画底壁部分の傾斜上面に沿って低位側に滑り移動させるだけでよく、仕切り体を迅速・容易に装着することができる。
本発明による第5の特徴構成は、前記最小区画底壁部分の曜日方向の一端部には、前記仕切り体の下端部の一側面が前記段差部に当接したとき、当該仕切り体の下端部の少なくとも一部が上方から係合する前記係合部の下側係合凹部が形成されている点にある。
上記構成によれば、容器本体の薬剤収納空間内の所定仕切り位置に仕切り体を装着する場合、仕切り体の下端部を最小区画底壁部分の傾斜上面に沿って低位側に滑り移動させ、仕切り体の下端部の一側面が最小区画底壁部分の曜日方向の一端部に形成された段差部に当接した時点で、最小区画底壁部分の曜日方向の一端部に形成した係合部の下側係合凹部に対して、仕切り体の下端部の少なくとも一部を落し込み形態で係合させることができるから、仕切り体を位置ずれのない状態で迅速・容易に装着することができる。
本発明による第6の特徴構成は、前記容器本体の側壁部の上面には、前記仕切り体の下端部の一側面が前記段差部に当接したとき、当該仕切り体の両横側部に突出形成された上側係止片が上方から係合する前記係合部の上側係合凹部が形成されている点にある。
上記構成によれば、容器本体の薬剤収納空間内の所定仕切り位置に仕切り体を装着する場合、仕切り体の下端部を最小区画底壁部分の傾斜上面に沿って低位側に滑り移動させ、仕切り体の下端部の一側面が最小区画底壁部分の曜日方向の一端部に形成された段差部に当接した時点で、容器本体の側壁部の上面に形成された係合部の上側係合凹部に対して、仕切り体の両横側部に突出形成された上側係止片を落し込み形態で係合させることができるから、仕切り体を位置ずれのない状態で迅速・容易に装着することができる。
本発明による第7の特徴構成は、前記仕切り体が薬剤収納空間単位で色分けされている点にある。
上記構成によれば、容器本体の各薬剤収納空間内に装着されている仕切り体の色分けを見るだけで、朝、昼、夕のいずれに属する薬なのかを視覚的に簡単に区別することができ、薬の取り間違いを抑制することができる。
本発明による第8の特徴構成は、合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として一週間分の薬剤を曜日単位で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間を区画形成してある容器本体に、前記各薬剤収納空間を少なくとも朝、昼、夕に区別した状態で区画する仕切り体が脱着自在に設けられているとともに、前記薬剤収納空間を区画形成する側壁部と底壁部との少なくとも一方には、前記仕切り体を所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状又は凸状の係合部が形成されている点にある。
上記構成によれば、上方開口の薬剤収納空間を区画形成してある容器本体を合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として製作するため、容器本体を樹脂で射出成形する、又は、容器本体を紙で製作する場合に比して軽量化と製造コストの低廉化を図ることができる。
しかも、一週間分の薬剤を曜日単位で各別に収納可能な容器本体の各薬剤収納空間には、当該薬剤収納空間を少なくとも朝、昼、夕に区別した状態で区画する仕切り体が脱着自在に設けられているから、全ての仕切り体が装着された状態では、看者固有の治療方針に基づいて投与される薬剤の一週間分を服用単位で分けて管理することができるとともに、合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルム製の容器本体を頑丈に補強することができる。
また、不使用の薬剤収納空間がある場合では、それに設けられている仕切り体を取り外すことにより、この広い薬剤収納空間を服用単位の薬剤よりも大きな表面積を有する常備薬等の管理に便利に使用することができる。
さらに、薬剤収納空間を区画形成する側壁部と底壁部との少なくとも一方には、仕切り体を所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状又は凸状の係合部が形成されているので、仕切り体を所定仕切り位置に確実に保持することができるばかりでなく、この係合部の凹状又は凸状形成によって容器本体の側壁部又は底壁部若しくは両壁部を補強することができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図7は、看者固有の治療処方方針に基づいて投与される薬剤の一週間分を服用単位で分けて管理する場合に用いられる薬剤管理ケースを示す。
図1〜図7は、看者固有の治療処方方針に基づいて投与される薬剤の一週間分を服用単位で分けて管理する場合に用いられる薬剤管理ケースを示す。
この薬剤管理ケースは、合成樹脂製(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂)のシート又はフィルムを基材とする真空成形により形成された平面視矩形状の不透明な容器本体Aと、当該容器本体Aと同一の合成樹脂製のシート又はフィルムを基材とする真空成形により形成された透明な蓋体B、及び、容器本体Aに形成された一週間分の薬剤を朝、昼、夕、寝前の一日4回分に区別した状態で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間Sを曜日単位で7つの薬剤収納最小単位空間Saに区画する脱着自在な合成樹脂製(例えば、ABS樹脂)の複数個の仕切り体Cとから構成されている。
容器本体Aには、平面視矩形状の外周側の側壁部1と、この外周側の側壁部1で囲まれた内部空間を長辺方向で四つの薬剤収納空間Sに区画形成する三つの内部仕切り側の側壁部2、及び、外周側の側壁部1における内側壁面体1Aの下端縁と内部仕切り側の側壁部2における内側壁面体2Aの下端縁とに連続する底壁部3とが主要構成として備えられているとともに、薬剤収納空間Sを区画形成する側壁部1,2と底壁部3には、仕切り体Cを所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状の係合部4が形成されている。
外周側の側壁部1は、図3、図5に示すように、下向きに開口する状態で略コの字に屈曲形成されているとともに、容器本体Aの外周壁面を構成する外側壁面体1Bの高さ寸法は、容器本体Aの内周壁面を構成する前記内側壁面体1Aの高さ寸法よりも大に構成され、外側壁面体1Bの下端が載置面に接地した状態では、底壁部3の下面と載置面との間に空隙が形成される構成になっている。
外周側の側壁部1における外側壁面体1Bの上端縁と内側壁面体1Aの上端縁とに連続する水平な環状長方形の上側壁面体1Cのうち、短辺方向の一端側となる前側上面壁部分1Caの幅寸法は、左右の横側上面壁部分1Cb及び後側上面壁部分1Ccの各幅よりも大に構成されている。
そして、上側壁面体1Cの幅広の前側上面壁部分1Caには、4つの薬剤収納空間Sに対応する部位において1日の複数の服用時間帯である朝、昼、夕、寝前を表示する服用時間表示部D1と、服用者の氏名を表示する氏名表示部D2とが形成されているとともに、容器本体Aの短辺の一方となる左側の横側上面壁部分1Cbには、最手前側に日曜日が位置し、且つ、最奥側に月曜日が位置する状態で日曜日から月曜日までの曜日を表示する曜日表示部D3が形成されている。
この第1実施形態においては、容器本体Aの服用時間表示部D1には、朝、昼、夕、寝前を印刷してある服用時間表示テープT1が貼り付けられ、氏名表示部D2には、氏名を印刷してある氏名表示テープT2が貼り付けられ、曜日表示部D3には、日曜日から月曜日までの曜日を印刷してある曜日表示テープT3が貼り付けられる。
容器本体Aの外側壁面体1Bにおける長辺方向の複数箇所及ぶ短辺方向の複数箇所には、内方側に溝状に窪む横断面形状が略コの字状の補強縦溝部1bが屈曲形成されている。
内部仕切り側の側壁部2も、図5に示すように、下向きに開口する状態で略コの字に屈曲形成されているとともに、左右の内側壁面体2Aとこれらの上端縁に連続形成される水平な上側壁面体2Bとから構成されている。
容器本体Aの底壁部3のうち、仕切り体Cによって曜日単位で区画形成される最小区画底壁部分3Aの上面が、曜日方向の一端側ほど下方に位置する、例えば、当該実施形態では、服用時間表示部D1が存在する手前側ほど下方に位置する傾斜上面に構成され、この最小区画底壁部分3Aの曜日方向の一端部、つまり、服用時間表示部D1が存在する手前側の一端部には、最小区画底壁部分3Aの傾斜上面に沿って低位側に移動操作される仕切り体Cの下端部における手前側の一側面を受止め可能な段差部5が形成されている。
図3〜図5、図7に示すように、最小区画底壁部分3Aにおける服用時間表示部D1が存在する手前側の一端部には、仕切り体Cの下端部の一側面が段差部5に当接したとき、仕切り体Cの下端部の二箇所に突出形成した下側係合片6が上方から係合して当該仕切り体Cを所定仕切り位置に係合保持する係合部4の下側係合凹部4Aが上方に開口する状態で形成されている。
この下側係合凹部4Aは、最小区画底壁部分3Aの横幅寸法よりも小で、且つ、仕切り体Cの両下側係合片6の外側面間寸法よりも少し大きな溝状に屈曲形成されている。
容器本体Aのうち、外周側の側壁部1における上側壁面体1C及び内部仕切り側の側壁部2における上側壁面体2Bには、仕切り体Cの下端部の一側面が段差部5に当接したとき、仕切り体Cの両横側部の上端側に突出形成された上側係止片7が上方から係合して当該仕切り体Cを所定仕切り位置に係合保持する係合部4の上側係合凹部4Bが、上方及び薬剤収納空間S側に開口する状態で形成されている。
そのため、容器本体Aの各薬剤収納空間S内の所定仕切り位置に仕切り体Cを装着する場合、仕切り体Cの下端部を最小区画底壁部分3Aの傾斜上面に沿って低位側に滑り移動させ、仕切り体Cの下端部の一側面が最小区画底壁部分3Aの一端部に形成された段差部5に当接した時点で、最小区画底壁部分3Aの一端部に形成した係合部4の下側係合凹部4Aに対して仕切り体Cの下端部の両下側係合片6を落し込み形態で係合させることができる。
しかも、このとき、容器本体Aの外周側の側壁部1における上側壁面体1C及び内部仕切り側の側壁部2における上側壁面体2Bに形成された係合部4の上側係合凹部4Bに対して、仕切り体Cの両横側部に突出形成された上側係止片7を同時に落し込み形態で係合させることができから、仕切り体Cを位置ずれのない状態で迅速・容易に装着することができる。
尚、容器本体Aの各薬剤収納空間S内の所定仕切り位置に仕切り体Cを装着するにあたっては、上述の如く、仕切り体Cを最小区画底壁部分3Aの傾斜上面に沿って低位側に滑り移動させながら簡便に装着することができるが、係合部4の下側係合凹部4A及び上側係合凹部4Bの鉛直線上に仕切り体Cを位置合わせした状態で当該仕切り体Cを落し込み操作しながら下側係合凹部4A及び上側係合凹部4Bに係合させることもできる。
仕切り体Cは、図5に示すように、薄板状の仕切り板部8の下端部及び両横側部に、下側係合凹部4A及び上側係合凹部4Bの幅と同一又は若干小なる厚みで厚み方向の両側に突出する端縁補強リブ8A,8Bを形成し、この端縁補強リブ8A,8Bの一部を利用して前記下側係合片6及び上側係止片7が一体形成されている。
また、仕切り板部8の上下中間位置には、端縁補強リブ8A,8Bと同じ厚みで水平方向に横断する中央補強リブ8Cが一体形成されているとともに、仕切り板部8の上側辺8aの中間部位には、その上側辺8aよりも下方に入り込む半円状の摘み操作用凹部9が形成されている。
そのため、容器本体Aの薬剤収納空間S内に装着された仕切り体Cで区画されている薬剤収納最小単位空間Sa内の収納薬剤を取り出す際、仕切り体Cの上側辺8aの中間部位に形成した摘み操作用凹部9から収納薬剤の上側部が露出するとともに、収納薬剤の上側部を摘んだ指と仕切り体Cとが干渉することを抑制することができるから、仕切り体Cで区画形成された薬剤収納最小単位空間Saの前後幅が狭い条件下でも収納薬剤を容易に取り出すことができる。
また、前記各薬剤収納空間Sを曜日単位で区画する仕切り体Cは、各薬剤収納空間S単位で色分け形成されている。
例えば、服用時間帯が最も早い「朝」に対応する第1列目の薬剤収納空間Sに用いられる仕切り体Cは赤色に、服用時間帯が二番目となる「昼」に対応する第2列目の薬剤収納空間Sに用いられる仕切り体Cは緑色に、服用時間帯が三番目となる「夕」に対応する第3列目の薬剤収納空間Sに用いられる仕切り体Cは青色に、服用時間帯が最終となる「寝前」に対応する第4列目の薬剤収納空間Sに用いられる仕切り体Cは白色にそれぞれ設定してある。
例えば、服用時間帯が最も早い「朝」に対応する第1列目の薬剤収納空間Sに用いられる仕切り体Cは赤色に、服用時間帯が二番目となる「昼」に対応する第2列目の薬剤収納空間Sに用いられる仕切り体Cは緑色に、服用時間帯が三番目となる「夕」に対応する第3列目の薬剤収納空間Sに用いられる仕切り体Cは青色に、服用時間帯が最終となる「寝前」に対応する第4列目の薬剤収納空間Sに用いられる仕切り体Cは白色にそれぞれ設定してある。
このように容器本体Aの各薬剤収納空間S内に装着されている仕切り体Cの色分けを見るだけで、朝、昼、夕、寝前のいずれに属する薬剤なのかを視覚的に簡単に区別することができ、薬の取り間違いを抑制することができる。
蓋体Bは、平面視矩形状の天井壁面体11とそれの周縁に連続する周壁面体12とが主要構成として備えられ、周壁面体12の下端部には、容器本体Aの外周側の側壁部1に対して上方から嵌合可能で、且つ、嵌合状態では外周側の側壁部1の上側壁面体1Cに載置可能な環状載置面12aを備えた横断面形状がL字状の嵌合装着部12Aが形成されている。
また、蓋体Bの天井壁面体11には、該蓋体Bの長辺方向に沿って下方に溝状に窪む複数の補強横溝部11Aが、蓋体Bの短辺方向に所定間隔をおいて形成されている。
尚、上述の第1実施形態では、容器本体Aに、一週間分の薬剤を朝、昼、夕、寝前の一日4回分に区別した状態で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間Sを形成したが、容器本体Aに、一週間分の薬剤を朝、昼、夕の一日3回分に区別した状態で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間Sを形成してもよい。
また、上述の第1実施形態では、薬剤収納空間Sを区画形成する側壁部1,2と底壁部3に、仕切り体Cを所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状の係合部4を形成したが、この凹状の係合部4を、薬剤収納空間Sを区画形成する側壁部1,2又は底壁部3のいずれか一方に形成してもよい。
さらに、薬剤収納空間Sを区画形成する側壁部1,2と底壁部3との少なくとも一方に、仕切り体Cを所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凸状の係合部4を形成してもよい。
〔第2実施形態〕
図8は薬剤管理ケースの別の実施形態を示し、これは、前記仕切り体Cを、ハニカム状の中芯(リブ)構造を備える合成樹脂製ダンボール13を基材として、容器本体Aの各薬剤収納空間Sに脱着可能な形状に打ち抜き形成したものである。
図8は薬剤管理ケースの別の実施形態を示し、これは、前記仕切り体Cを、ハニカム状の中芯(リブ)構造を備える合成樹脂製ダンボール13を基材として、容器本体Aの各薬剤収納空間Sに脱着可能な形状に打ち抜き形成したものである。
この仕切り体Cの下端部には、最小区画底壁部分3Aにおける服用時間表示部D1が存在する手前側の一端部に形成された係合部4の下側係合凹部4Aに対して上方から係合可能な下側係合片6が一体形成されているとともに、仕切り体Cの両横側部の上端側には、外周側の側壁部1における上側壁面体1C及び内部仕切り側の側壁部2における上側壁面体2Bに形成された係合部4の上側係合凹部4Bに対して上方から係合可能な上側係止片7が一体形成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
図9、図10は薬剤管理ケースの別の実施形態を示し、これは、合成樹脂製(熱可塑性樹脂)のシート又はフィルムを基材とする真空成形により形成された平面視矩形状の不透明な容器本体Aと、当該容器本体Aと同一の合成樹脂製のシート又はフィルムを基材とする真空成形により形成された透明な蓋体(図示しないが、形状は第1実施形態と同一)、及び、容器本体Aに形成された一週間分の薬剤を曜日単位で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間Sを朝、昼、夕、寝前の一日4回分に区別した状態で区画する仕切り体Cとから構成されている。
図9、図10は薬剤管理ケースの別の実施形態を示し、これは、合成樹脂製(熱可塑性樹脂)のシート又はフィルムを基材とする真空成形により形成された平面視矩形状の不透明な容器本体Aと、当該容器本体Aと同一の合成樹脂製のシート又はフィルムを基材とする真空成形により形成された透明な蓋体(図示しないが、形状は第1実施形態と同一)、及び、容器本体Aに形成された一週間分の薬剤を曜日単位で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間Sを朝、昼、夕、寝前の一日4回分に区別した状態で区画する仕切り体Cとから構成されている。
容器本体Aには、平面視矩形状の外周側の側壁部1と、この外周側の側壁部1で囲まれた内部空間を短辺方向で7つの薬剤収納空間Sに区画形成する6つの内部仕切り側の側壁部2、及び、外周側の側壁部1における内側壁面体1Aの下端縁と内部仕切り側の側壁部2における内側壁面体2Aの下端縁とに連続する底壁部3とが主要構成として備えられているとともに、薬剤収納空間Sを区画形成する側壁部1,2と底壁部3には、仕切り体Cを所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状の係合部4が形成されている。
底壁部3の最小区画底壁部分3Aの境界相当部位には、仕切り体Cの下端部の中央に突出形成した下側係合片6が上方から係合して当該仕切り体Cを所定仕切り位置に係合保持する係合部4の下側係合凹部4Aが上方に開口する状態で形成されている。
容器本体Aのうち、外周側の側壁部1における上側壁面体1C及び内部仕切り側の側壁部2における上側壁面体2Bには、仕切り体Cの両横側部の上端側に突出形成された上側係止片7が上方から係合して当該仕切り体Cを所定仕切り位置に係合保持する係合部4の上側係合凹部4Bが、上方及び薬剤収納空間S側に開口する状態で形成されている。
内部仕切り側の側壁部2における各薬剤収納最小単位空間Saの長辺方向中間部には、それの上側辺となる上側壁面体2Bよりも下方に入り込む凹状の第2摘み操作用凹部14が形成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の各実施形態では、容器本体Aに対して蓋体Bを脱着自在に構成したが、この蓋体Bを容器本体Aに対して揺動開閉自在に枢支連結してもよく、さらに、蓋体Bを容器本体Aに対してスライド開閉自在に構成してもよい。
(1)上述の各実施形態では、容器本体Aに対して蓋体Bを脱着自在に構成したが、この蓋体Bを容器本体Aに対して揺動開閉自在に枢支連結してもよく、さらに、蓋体Bを容器本体Aに対してスライド開閉自在に構成してもよい。
(2)上述の第1実施形態では、前記各薬剤収納空間Sを曜日単位で区画する仕切り体Cを、各薬剤収納空間S単位で色分け形成したが、この仕切り体Cの形状を各薬剤収納空間S単位で変えてもよい。
また、前記各薬剤収納空間Sを曜日単位で区画する仕切り体Cを全て同一色又は同一形状に構成してもよい。
また、前記各薬剤収納空間Sを曜日単位で区画する仕切り体Cを全て同一色又は同一形状に構成してもよい。
(3)上述の各実施形態では、前記容器本体A及び蓋体Bを合成樹脂製(熱可塑性樹脂)のシート又はフィルムを基材とする真空成形により形成したが、真空圧空成形方法、圧空成形方法、加圧プレス成形方法で形成してもよい。
以上説明したように、製造コストの低廉化と軽量化とを図ることができるとともに、不使用の薬剤収納空間を服用単位の薬剤よりも大きな表面積を有する常備薬等の管理にも便利に使用することのできる薬剤管理ケースを提供することができる。
A 容器本体
B 蓋体
C 仕切り体
S 薬剤収納空間
1 側壁部
2 側壁部(外周側の側壁部)
3 底壁部(内部仕切り側の側壁部)
3A 最小区画底壁部分
4 係合部
4A 下側係合凹部
4B 上側係合凹部
5 段差部
6 下側係合片
7 上側係合片
9 摘み操作用凹部
B 蓋体
C 仕切り体
S 薬剤収納空間
1 側壁部
2 側壁部(外周側の側壁部)
3 底壁部(内部仕切り側の側壁部)
3A 最小区画底壁部分
4 係合部
4A 下側係合凹部
4B 上側係合凹部
5 段差部
6 下側係合片
7 上側係合片
9 摘み操作用凹部
Claims (8)
- 合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として一週間分の薬剤を少なくとも朝、昼、夕に区別した状態で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間を区画形成してある容器本体に、前記各薬剤収納空間を曜日単位で区画する仕切り体が脱着自在に設けられているとともに、前記薬剤収納空間を区画形成する側壁部と底壁部との少なくとも一方には、前記仕切り体を所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状又は凸状の係合部が形成されている薬剤管理ケース。
- 前記容器本体には、合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として成形された蓋体が脱着又は開閉自在に装着されている請求項1記載の薬剤管理ケース。
- 前記仕切り体の上側辺には、その上側辺よりも下方に入り込む摘み操作用凹部が形成されている請求項1又は請求項2記載の薬剤管理ケース。
- 前記容器本体の各薬剤収納空間の底壁部のうち、前記仕切り体によって曜日単位で区画形成される最小区画底壁部分の上面が、曜日方向の一端側ほど下方に位置する傾斜上面に形成され、前記最小区画底壁部分の曜日方向の一端部には、前記最小区画底壁部分の傾斜上面に沿って低位側に移動される仕切り体の下端部の一側面を受止め可能な段差部が形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬剤管理ケース。
- 前記最小区画底壁部分の曜日方向の一端部には、前記仕切り体の下端部の一側面が前記段差部に当接したとき、当該仕切り体の下端部の少なくとも一部が上方から係合する前記係合部の下側係合凹部が形成されている請求項4記載の薬剤管理ケース。
- 前記容器本体の側壁部の上面には、前記仕切り体の下端部の一側面が前記段差部に当接したとき、当該仕切り体の両横側部に突出形成された上側係止片が上方から係合する前記係合部の上側係合凹部が形成されている請求項4又は5記載の薬剤管理ケース。
- 前記仕切り体が、各薬剤収納空間単位で色分け形成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の薬剤管理ケース。
- 合成樹脂製シート又は合成樹脂製フィルムを基材として一週間分の薬剤を曜日単位で各別に収納可能な上方開口の薬剤収納空間を区画形成してある容器本体に、前記各薬剤収納空間を少なくとも朝、昼、夕に区別した状態で区画する仕切り体が脱着自在に設けられているとともに、前記薬剤収納空間を区画形成する側壁部と底壁部との少なくとも一方には、前記仕切り体を所定仕切り位置で脱着自在に係合保持する凹状又は凸状の係合部が形成されている薬剤管理ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012033195A JP2013169241A (ja) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | 薬剤管理ケース |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012033195A JP2013169241A (ja) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | 薬剤管理ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013169241A true JP2013169241A (ja) | 2013-09-02 |
Family
ID=49263620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012033195A Pending JP2013169241A (ja) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | 薬剤管理ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013169241A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019518575A (ja) * | 2016-05-04 | 2019-07-04 | ディストレイムド | 製剤のパッケージングの装置および方法、かかる製剤の保管および分配用の装置、ならびに分配の方法 |
-
2012
- 2012-02-17 JP JP2012033195A patent/JP2013169241A/ja active Pending
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JP2019518575A (ja) * | 2016-05-04 | 2019-07-04 | ディストレイムド | 製剤のパッケージングの装置および方法、かかる製剤の保管および分配用の装置、ならびに分配の方法 |
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