JP2013168834A - 投射型画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像信号の動画性能を向上させ、且つ、コントラストを向上させることができる投射型画像表示装置を提供する。
【解決手段】映像信号を分析する映像分析部42と、映像分析部で分析された分析データに基づいて、絞り機構の絞り量及び色バランス補正値及び明度補正値を設定する対応設定部41と、予め設定された黒時間量に基づいて、映像信号中の黒期間を設定する黒期間制御部44と、黒期間設定部にて設定された黒期間には、絞り機構の絞り量を全閉とし、それ以外の期間には設定部で設定された絞り量となるように、絞り機構に駆動信号を出力する絞り駆動部32と、対応設定部で設定された色バランス補正値及び明度補正値を用いて、映像信号の色バランス、及び明度を補正する映像処理部34とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、スクリーン等に画像を投影する投射型画像表示装置に係り、特に、画質を向上させる技術に関する。
スクリーン等に画像を投影する投射型画像表示装置は、照明系や投射系に光線の通過量を調整する絞り機構を設けることにより、投影する映像の明るさを調整し、且つ、コントラスト性能を高めるようにしている(例えば、特許文献1参照)。更に、絞り機構を映像信号と連動させて絞り量を制御することにより、見た目の動的なコントラストを高める方法も採用されている。
一方、液晶デバイスを用いた投射型画像表示装置では、液晶の応答特性の悪さから動画がぼける等の問題が発生し、動画性能が悪いことが指摘されている。そこで、映像を表示するフレーム周波数を高めたり、フレーム間に黒信号を挿入することにより、動画性能を向上させることが行われている。
特開2003−241311号公報
しかしながら、動画性能を向上させるためにフレーム周波数を高める方法を採用すると、映像の切り替えが速くなることにより、液晶が十分に反応する時間が確保できずに、明るさの性能に悪影響を及ぼすことがある。また、黒信号を挿入する方法を採用すると、液晶の応答特性が悪い場合には、早いタイミングから黒信号を入力する必要があるので、やはり明るさに悪影響を与えてしまう。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、映像信号の動画性能を向上させ、且つ、コントラストを向上させることができる投射型画像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、光源より照射される光の光量を絞り機構により制御し、投影レンズより射出映像をスクリーンに投射する投射型画像表示装置において、前記絞り機構を制御する制御部を備え、前記制御部は、映像信号を分析する映像分析部(42)と、前記映像分析部で分析された分析データに基づいて、前記絞り機構の絞り量及び色バランス補正値及び明度補正値を設定する設定部(41)と、予め設定された黒時間量に基づいて、映像信号中の黒期間を設定する黒期間制御部(44)と、前記黒期間設定部にて設定された黒期間には、前記絞り機構の絞り量を全閉とし、それ以外の期間には前記設定部で設定された絞り量となるように、前記絞り機構に駆動信号を出力する絞り駆動部(32)と、前記設定部で設定された色バランス補正値及び明度補正値を用いて、映像信号の色バランス、及び明度を補正する映像処理部(34)と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記黒時間量の入力を受け付ける操作部(35)を更に備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記設定部は、前記分析データと、絞り機構の絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値と、を対応させた対応テーブルを有し、前記分析データが与えられた際に、この対応テーブルを参照して、前記絞り機構の絞り量、前記色バランス補正値、及び前記明度補正値を設定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記設定部で設定された明度補正値を、前記黒期間に応じて調整する明度調整部(43)を更に備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記映像分析部は、入力信号の明度のヒストグラムに基づいて前記分析データを設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記映像分析部は、前記ヒストグラムのピーク値、或いは平均値に基づいて分析データを設定することを特徴とする。
本発明の投射型画像表示装置では、黒時間量が取得されると、これに応じて映像信号中の黒期間が設定され、この黒期間中は絞り機構の絞り量を全閉として黒画像とする。従って、映像信号の動的性能を向上させることができ、映像を鮮明に表示させることができる。また、分析データに基づいて、黒期間以外の期間における絞り量が設定されるので、コントラストを向上させることができ、また、絞り量に応じて色バランス補正値、及び明度補正値が設定されて色バランス及び明度が補正されるので、絞り量を変化させたことによる画質の劣化を防止することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る投射型画像表示装置の構成を模式的に示す説明図である。 ダイナミックアイリス制御部の詳細な構成を示すブロック図である。 絞り制御部の詳細な構成を示すブロック図である。 分析データに対する、絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値の対応を示す対応テーブルである。 本発明の一実施形態に係る投射型画像表示装置の、各種信号の変化を示すタイミングチャートである。 絞り量と、色度座標x、yとの関係を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る投射型表示装置の構成を模式的に示す説明図である。図示のように、この投射型画像表示装置は、光を照射する放電灯1と、回転放物面をなす反射面を有し放電灯1より照射される光を反射するリフレクタ2と、前記リフレクタ2で反射した光の光路上に設けられるコールドフィルタ3、第1のレンズアレイ4、第1絞り機構8、第2のレンズアレイ5、偏光変換素子6、及び重ね合わせレンズ7を備えている。
コールドフィルタ3は、リフレクタ2で反射した光に含まれる紫外線、赤外線を除去する。第1のレンズアレイ4は、リフレクタ2が光束を出射する開口を空間的に分割するように、後述する空間変調素子である反射型液晶表示素子17b,17g,17rの表示領域と相似である矩形形状の複数のレンズセルを2次元配列して構成されている。
第1のレンズアレイ4は、前記第1のレンズアレイ4の各レンズセルにそれぞれ対応した第2のレンズアレイ5のレンズセルに照明光を集光させ、第2のレンズアレイ5上に第1のレンズアレイ4のレンズセルと同数の2次光源像を形成する。
第1のレンズアレイ4を経た照明光は、第2のレンズアレイ(フライアイレンズ)5に入射される。第2のレンズアレイ5は、前記第2のレンズアレイの各レンズセルごとに、対応する第1のレンズアレイ4のレンズセル開口の像を反射型液晶表示素子17b,17g,17rの表示面上に結像させる。
また、第1のレンズアレイ4と第2のレンズアレイ5との間には、第1絞り機構8が設けられている。前記第1絞り機構8は、ダイナミックアイリス制御部30によりその絞り量が制御され、照明光の光束の一部を遮光することにより、投射型画像表示装置による表示画像のコントラスト及び輝度を調整することができる。また、第1絞り機構8は、2次光源像が形成される第2のレンズアレイ5の近傍に配置される。
第2のレンズアレイ5から射出される照明光は、偏光変換素子6に入射される。偏光変換素子6は、複数の偏光ビームスプリッタが並列に配列されて平板状に構成されている光学素子であり、ランダムな偏光方向を有する入射光を一定の偏光方向を持つ偏光に変換する。従って、偏光変換素子6からは一定の偏光方向を持つ偏光が射出する。
偏光変換素子6から射出される偏光(P偏光とする)は、重ね合わせレンズ7に入射される。重ね合わせレンズ7は、第1のレンズアレイ4の各レンズセルの像の中心を反射型液晶表示素子17b,17g,17rの中心に一致させ、第1のレンズアレイ4の各レンズセルの像が反射型液晶表示素子17b,17g,17rの表示面上で重なり合うように調整する。
重ね合わせレンズ7を射出したP偏光は、B/RG分離クロスダイクロイックミラー10で青色光と赤色・緑色光に分離される。青色光は、Bミラー11で光路が曲げられ、青色用フィールドレンズ14b、青色用WG−PBS15b、青色用波長板16bを通過して、青色用液晶表示素子17bに入射する。更に、青色用液晶表示素子17bで反射されて変調されたS偏光成分は青色用WG−PBS15bで反射され、クロスダイクロイックプリズム18に向かう。
一方、B/RG分離クロスダイクロイックミラー10で分離された赤色・緑色光は、RGミラー12で光路が曲げられ、RGダイクロイックミラー13で赤色光と緑色光に分離される。赤色光及び緑色光はそれぞれ、青色光の場合と同様、フィールドレンズ14r,14g,WG−PBS15r,15g、波長板16r,16gを通過し、反射型液晶表示素子11r,11gに入射する。更に、反射型液晶表示素子17r,17gで反射して変調されたS偏光成分は、WG−PBS15r,15gで反射され、クロスダイクロイックプリズム18に向かう。
そして、クロスダイクロイックプリズム18において3色の光が合成され、投射レンズ19でスクリーンに投影される。前記投射レンズ19は、第2絞り機構20を有している。
そして、上記の構成において、光に種々の波長が存在し、各波長毎に光の広がりが均一でない場合には、絞り機構8の絞り量を変化させると、投射レンズ19より投射される映像信号の色バランスが崩れることがある。
図6は、絞り量に対する色度座標x,yの変化を示す特性図であり、絞り量の変化に伴って色度座標x、yが変化する。具体的には、絞り量が増加すると、色度座標x、yが共に上昇する傾向にある。従って、映像信号に応じて絞り機構8の絞り量を動的に制御する場合には、これと連動して映像信号の色バランス、及び明度についても動的に補正する必要がある。本実施形態では、ダイナミックアイリス制御部30により、黒期間を設定して動的性能を向上させることに加え、絞り機構8の絞り量を設定し、更に、色バランス補正値、及び明度補正値を設定することにより、絞り量を変化させたことによる色バランスの変化、及び明度の変化を抑制し、画質の劣化を防止する。
次に、図1に示したダイナミックアイリス制御部30の詳細な構成について説明する。図2は、ダイナミックアイリス制御部30の構成を示すブロック図である。図示のように、ダイナミックアイリス制御部30は、絞り・映像制御部31と、絞り駆動部32と、タイミング調整部33と、映像処理部34と、を備えている。
タイミング調整部33は、操作部35と接続されており、該操作部35により入力される黒時間量のデータと、入力される映像信号に基づいて映像信号に含まれる同期信号を基準として絞り機構8を全閉とする期間を設定し、これをタイミング信号として絞り・映像制御部31に出力する。
絞り・映像制御部31は、入力される映像信号及びタイミング信号に基づいて、絞り機構8の適切な絞り量を算出し、絞り量データを絞り駆動部32に出力する。更に、絞り機構8の絞り量が変化すると、映像信号の色バランス、及び明度が変化するので、これらを補正するための補正データを映像処理部34に出力する。補正データの設定方法については後述する。
映像処理部34は、入力される映像信号と、絞り・映像制御部31より出力される補正データに基づいて、色バランスが変化しないように映像信号を調整し、更に、明度が適切になるように信号処理を行う。明度の調整は、入力される映像信号にオフセットを加えたり、ゲインを積算したり、或いはガンマカーブを制御することにより行うことができる。
絞り駆動部32は、絞り機構8に絞り量データを出力する。
以下、図3に示すブロック図を参照して、絞り・映像制御部31の詳細な構成について説明する。図3に示すように、絞り・映像制御部31は、対応設定部41と、映像分析部42と、明度調整部43、及び黒期間制御部44を備えている。
映像分析部42は、入力される映像信号に基づいて、前記映像信号の特徴を分析する。例えば、入力信号の明度を計算して、明度に対するヒストグラムを算出することが挙げられ、明度の最大値、或いは平均値を分析データとすることができる。そして、求められた分析データを対応設定部41に出力する。
対応設定部41は、メモリ機能を備えており、図4に示す如くの対応テーブルが記憶されている。この対応テーブルには、分析データに対する絞り機構8の絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値が設定されている。そして、映像分析部42より分析データが与えられた場合には、この分析データを対応テーブルに当てはめることにより、絞り機構8の絞り量、色バランス補正値、明度補正値を設定する。具体的には、分析データA0が与えられた場合には、絞り量はS10、色バランス補正値はC0、明度補正値はY0に設定されることとなる。なお、対応設定部41では、対応テーブルを用いて、絞り量、色バランス補正値、明度補正値を求める例について説明するが、分析データに基づいて演算によりそれぞれのデータを求めるようにすることも可能である。
明度調整部43は、タイミング調整部33(図2参照)より出力されるタイミング信号と、対応設定部41より出力される補正データ(色バランス補正値、明度補正値)とに基づき、映像のフレーム内に黒期間(絞り機構8を全閉とする期間)を設定する際に、所望の色バランス、及び明度が得られるように色バランス補正値、及び明度補正値を調整する。即ち、対応設定部41より出力される明度補正値は、絞り量に対する補正量であり、黒期間を考慮していないので、明度調整部43にて、この黒期間を考慮して明度補正値を調整する。具体的な処理としては、タイミング信号が規定する期間の長さに応じて入力される映像の明度補正値を演算することが挙げられる。勿論、明度調整部43に記憶部を設け、この記憶部に予め設定した調整量を用いて明度補正値を調整するようにしても良い。
黒期間制御部44は、対応設定部41より出力される絞り量のデータを図2に示す絞り駆動部32に出力し、更に、タイミング信号が規定する黒挿入期間において、絞り機構8を全閉状態とする絞り量のデータを絞り駆動部32に出力する。
そして、上述した絞り量、及び補正データは、映像信号に連動したものであるため、基本的にはフレーム毎に更新される。但し、データの処理量が大きい場合には、複数フレームに亘って処理することもできる。
次に、図5に示すタイミングチャートを参照して、分析データ、タイミング信号、及び絞り量の変化について説明する。図5(a)は、映像信号に含まれる垂直同期信号であり、例えば60Hzの画像の場合には、0.017秒(=1/60秒)の間隔で1フレーム分のデータが出力される。また、図5(b)は分析データを示し、(c)はタイミング信号を示し、(d)は絞り機構8の絞り量を示している。
図5(a)に示すように、時刻t0、t2、t4で垂直同期信号が発生しており、時刻t0〜t2期間のフレーム(第1フレームとする)では分析データはXとされ、時刻t2〜t4期間のフレーム(第2フレームとする)では分析データはYとされている。即ち、各フレームの分析データXとYが相違する場合には、時刻t0,t2,t4でそれぞれ絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値が更新されるので、図5(d)に示す第1フレームにおける絞り量と、第2フレームにおける絞り量は相違している。
また、第1フレームの時刻t1〜t2期間は黒期間とされ、同様に、第2フレームの時刻t3〜t4期間は黒期間とされている。従って、第1フレームでは、時刻t0〜t1期間では、分析データXに応じた絞り量で絞り機構8が制御され、その後、時刻t1〜t2期間では絞り量を全閉とする。同様に、第2フレームでは、時刻t2〜t3期間では、分析データYに応じた絞り量で絞り機構8が制御され、その後、時刻t3〜t4期間では絞り量を全閉とする。
つまり、本実施形態では、予め設定された黒時間量に基づいて、タイミング信号が生成され、このタイミング信号に基づいて黒期間が設定される。具体的には、図5(c)に示すようにタイミング信号が「H」とされた期間(t1〜t2、t3〜t4)が黒期間とされる。更に、タイミング信号が「L」とされた期間(絞り量が全閉とされない期間)では、図4に示された対応テーブルに基づいて、分析データに応じた絞り量が設定され、この絞り量となるように絞り機構8が制御される。また、分析データに応じた色バランス補正値、及び明度補正値が設定され、更に、黒期間に応じて明度補正値が調整されて、色バランス補正値、及び調整された後の明度補正値により映像信号が補正されることとなる。
このようにして、本実施形態に係る投射画像表示装置では、操作部35より入力された黒時間量に応じて映像データ中の黒期間が設定され、この黒期間中は絞り機構8の絞り量が全閉とされるので、映像の動的性能を向上させることができ、ひいては鮮明な映像を得ることができる。また、黒期間以外では、分析データに応じた絞り量となるように設定されるので、コントラストを向上させることができ、更に、色バランス補正値、及び明度補正値が設定されて映像信号を補正するので、絞り量を変更したことによる色バランスの変化、及び明度の変化を抑制することができる。
また、操作部35を用いて黒時間量(即ち、黒期間)を設定するので、互いにトレードオフの関係にある黒期間と明度の関係を操作者の設定により調整することが可能となり、例えば、明度が多少低下しても黒期間を長めに設定して動画性能を向上させるように設定したり、これとは反対に、黒期間を短めに設定して明度を高めるように設定することが可能となる。
更に、分析データが求められた際に、予め設定した対応テーブルを用いて絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値が設定されるので、補正データの設定を容易に行うことができる。また、明度調整部43を備えることにより、黒期間を設けたことによる明度の低下を調整するので、明度の変化をより一層抑制することができる。
更に、分析データとして明度のヒストグラムを用いるので、明度のバランスに応じた適切な絞り量の制御が可能となる。
以上、本発明の投射型画像表示装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、図1に示す照射系の絞り機構8の絞り量を制御する例について説明したが、図1に示す投射系の絞り機構20の絞り量を制御するようにしても良い。
本発明は、映像の動的性能を向上させ、且つ、映像を劣化させることなく絞り機構を制御して映像のコントラストを向上させることに利用することができる。
1 放電灯
2 リフレクタ
3 コールドフィルタ
4 第1のレンズアレイ
5 第2のレンズアレイ
6 偏光変換素子
7 レンズ
8 第1絞り機構
18 クロスダイクロイックプリズム
19 投射レンズ
20 第2絞り機構
30 ダイナミックアイリス制御部
31 絞り・映像制御部
32 駆動部
33 タイミング調整部
34 映像処理部
35 操作部
41 対応設定部
42 映像分析部
43 明度調整部
44 黒期間制御部

Claims (6)

  1. 光源より照射される光の光量を絞り機構により制御し、投影レンズより射出映像をスクリーンに投射する投射型画像表示装置において、前記絞り機構を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    映像信号を分析する映像分析部と、
    前記映像分析部で分析された分析データに基づいて、前記絞り機構の絞り量及び色バランス補正値及び明度補正値を設定する設定部と、
    予め設定された黒時間量に基づいて、映像信号中の黒期間を設定する黒期間制御部と、
    前記黒期間設定部にて設定された黒期間には、前記絞り機構の絞り量を全閉とし、それ以外の期間には前記設定部で設定された絞り量となるように、前記絞り機構に駆動信号を出力する絞り駆動部と、
    前記設定部で設定された色バランス補正値及び明度補正値を用いて、映像信号の色バランス、及び明度を補正する映像処理部と、
    を備えたことを特徴とする投射型画像表示装置。
  2. 前記黒時間量の入力を受け付ける操作部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の投射型画像表示装置。
  3. 前記設定部は、前記分析データと、絞り機構の絞り量、色バランス補正値、及び明度補正値と、を対応させた対応テーブルを有し、前記分析データが与えられた際に、この対応テーブルを参照して、前記絞り機構の絞り量、前記色バランス補正値、及び前記明度補正値を設定することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の投射型画像表示装置。
  4. 前記設定部で設定された明度補正値を、前記黒期間に応じて調整する明度調整部を更に備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の投射型画像表示装置。
  5. 前記映像分析部は、入力信号の明度のヒストグラムに基づいて前記分析データを設定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の投射型画像表示装置。
  6. 前記映像分析部は、前記ヒストグラムのピーク値、或いは平均値に基づいて分析データを設定することを特徴とする請求項5に記載の投射型画像表示装置。
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