JP2013168215A - 荷電粒子線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、自動ブライトネス・コントラスト調整を行うに当たり、適正な前処理条件を選択することができる荷電粒子線装置の提供を目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するために、荷電粒子線装置において、電気信号のノイズを除去する複数のノイズ除去フィルタと、前記ノイズ除去フィルタのうち一つを適用した後のコントラストノイズ比を計測する計測部と、当該計測部により計測されたコントラストノイズ比とあらかじめ設定されたしきい値との大小を判定する判定部を備える荷電粒子線装置を提案する。
【選択図】 図1

Description

本発明は荷電粒子線装置に係り、特に画像の輝度やコントラストを調整する機能を備えた荷電粒子線装置に関する。
走査電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope:SEM)によって得られる画像の輝度やコントラストを自動的に調整する機能として、自動ブライトネス・コントラスト調整(Auto Brightness Contrast Control:ABCC、或いは自動コントラスト・ブライトネス調整(Auto Contrast Brightness Control:ACBC))がある。
特許文献1には、検出される電気信号の最大値と最小値を用いてブライトネス/コントラストを自動調整する手段が開示されている。さらに特許文献1及び特許文献2には、画像のヒストグラムと累積度数分布を計算することにより、自動でブライトネス/コントラストを調整する方法が開示されている。画像を適切に処理して数値化された評価値を求め、評価値が設定値に近づくように装置のパラメータを可変させながら収束させる方法である。
特開2001−148230号公報 特開2001−243907号公報
ブライトネス/コントラストを自動調整する場合、ノイズを除去するための前処理を画像あるいは電気信号に施すことが望ましい。例えばデジタル画像を用いた調整の場合、平滑化フィルタやガウシアンフィルタ等の画像処理フィルタをかけて、ノイズ成分を除去することが望ましい。また、ビームの複数回の走査に基づいて得られる複数のフレーム画像を積算して、ノイズ除去することも考えられる。更に、電気信号を利用した調整の場合、ノイズ成分を除去するために、ローパスフィルタを使用することが考えられる。
上記手法は、いずれも画質向上と言う観点から有効な技術であると言えるが、ABCCを行う前処理として、以下の点を考慮して適正な条件に設定する必要がある。
例えば積算フレーム数が少ないとノイズ除去が十分ではなく、反対に積算フレーム数が大きいと、画像取得に時間がかかる。また、画像処理フィルタを用いる場合、例えば平滑化フィルタの半径が小さいと、その後のコントラスト調整を適正に行うことができず、平滑化フィルタの半径が大きいとコントラスト強調が過剰になってしまう可能性がある。更に、ローパスフィルタのカットオフ周波数が高すぎると、適正なコントラスト調整を行うことができず、またカットオフ周波数を小さくしすぎると、コントラスト強調が過剰となってしまう場合がある。特許文献1、2には以上のような前処理の適正化を実現する手法についての開示がない。
以下に、自動ブライトネス・コントラスト調整を行うに当たり、適正な前処理条件を選択することを目的とする荷電粒子線装置を説明する。
上記目的を達成するための一態様として、荷電粒子線を試料に照射し、前記試料から発生する荷電粒子信号を検出して電気信号に変換し、前記電気信号から画像を形成する荷電粒子線装置において、電気信号のノイズを除去する複数のノイズ除去フィルタと、前記ノイズ除去フィルタのうち一つを適用した後のコントラストノイズ比を計測する計測部と、当該計測部により計測されたコントラストノイズ比とあらかじめ設定されたしきい値との大小を判定する判定部を備える荷電粒子線装置を提案する。
また、上記目的を達成するための他の一態様として、荷電粒子線を試料に照射し、前記試料から発生する荷電粒子信号を検出して画像を形成する荷電粒子線装置において、前記画像のノイズを除去する複数の画像処理フィルタと、前記画像処理フィルタのうち一つを適用した後の画像ヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、前記ヒストグラムの幅とあらかじめ設定されたしきい値との大小を判定する判定部を備える荷電粒子線装置を提案する。
また、上記目的を達成するための更に他の一態様として、荷電粒子線を試料に照射し、前記試料から発生する荷電粒子信号を検出して画像を形成する荷電粒子線装置において、同一視野の画像を複数フレーム取得して積算する画像積算部と、複数フレーム積算後の画像ヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、前記ヒストグラムの幅とあらかじめ設定されたしきい値との大小を判定する判定部を備える荷電粒子線装置を提案する。
上記構成によれば、自動ブライトネス・コントラスト調整を行うに当たり、適正な前処理条件を選択することが可能となる。
自動ブライトネス/コントラスト調整機能を備えた電子顕微鏡の一例を示す図。 コントラストノイズ比判定に基づいて、ノイズ除去フィルタの変更の要否を判断する工程を示すフローチャート。 コントラストノイズ比判定部の一例を示す図。 フィルタ変更部の一例を示す図。 自動ブライトネス/コントラスト調整部の一例を示す図。 自動ブライトネス/コントラスト調整機能を備えた電子顕微鏡の一例を示す図。 画像のヒストグラム判定に基づいて、積算フレーム数の変更の要否を判断する工程を示すフローチャート。 画像ヒストグラム判定を行う判定部の一例を示す図。 自動ブライトネス/コントラスト調整部の一例を示す図。 自動ブライトネス/コントラスト調整機能を備えた電子顕微鏡の一例を示す図。 画像のヒストグラム判定に基づいて、画像処理フィルタの変更の要否を判断する工程を示すフローチャート。 自動ブライトネス/コントラスト調整機能を備えた電子顕微鏡の一例を示す図。 自動ブライトネス/コントラスト調整の条件を設定する設定ウィンドウを備えたGUI画面の一例を示す図。 ユーザ選択に基づいて自動ブライトネス/コントラスト調整条件を選択したときの処理工程を示すフローチャート。
荷電粒子線装置の一種である走査電子顕微鏡による撮像においては、ブライトネス/コントラストを適切に調整し画像のグレースケールを有効に使用することが重要である。このためブライトネス/コントラストの自動調整技術がある。更に、ノイズ除去等の観点から、ブライトネス/コントラスト調整の前に、適正な画像取得、画像処理、或いは信号処理を行うことが望ましい。
まず、画像取得の観点から言えば、例えば半導体デバイスのパターン寸法計測や欠陥検査を走査電子顕微鏡で行う場合、電子線による試料帯電の影響を最小限にするために単位面積あたりの照射電流量(以下、ドーズ量)を可能な範囲で小さくする。しかしながら、ドーズ量を小さくすると、画像の信号ノイズ比が低下し、試料構造が鮮明に見えずノイズ成分の多い画像となる。このような画像に対して画像処理等を施しても、ノイズが十分除去されず、正しくブライトネス/コントラストが調整されない。
例えばフレーム積算によるノイズ除去を行う場合、積算フレーム数が少ないと、積算によるノイズ除去が十分でないためにノイズが目立つ画像となり、ヒストグラムが広がってしまうためコントラスト強調を行うことができない。一方、十分フレーム積算を行うとノイズが除去されるためにヒストグラムが狭くなり、コントラスト強調を行うには好適であるが、画像取得に時間がかかり、観察効率が低下する。
また例えば、画像処理フィルタによるノイズ除去を行う場合、平滑化フィルタの半径が小さいと、ノイズ除去が十分でないためにノイズが目立つ画像となり、ヒストグラムが広がってしまうためコントラスト強調を行うことができない。一方、平滑化フィルタの半径を大きく取るとヒストグラムが狭く分布しコントラスト強調を行うには好適であるが、画像ボケが顕著になり、特にパターン密度の多い画像に対しては試料構造を反映しない画像となるため、コントラスト強調が過剰となって、調整後の画像は画素値が飽和してしまう。
さらに、ローパスフィルタによるノイズ除去を行う場合、ローパスフィルタのカットオフ周波数が高いと、ノイズ除去が十分でないためにノイズが目立つ画像となり、電気信号の最大値と最小値の差が大きくなり、コントラスト強調を行うことができない。一方、カットオフ周波数を小さくしすぎると、電気信号の最大値と最小値の差は小さくなるが、コントラスト強調が過剰となって、調整後の信号は信号波形が飽和してしまう。
以上のように、単にノイズ除去等の観点だけではなく、ABCCを行うことを考えたとき、前処理条件をより適切に設定することが望ましい。換言すれば、ブライトネス/コントラストの自動調整を行うために必要となる「前処理」の強さ(例えば積算フレーム数や画像処理フィルタの強度やローパスフィルタのカットオフ周波数)には最適値があり、その最適値を設定することができれば、適正なブライトネス/コントラスト調整が可能となることを示している。その最適値が画像によって変化するため、画像に応じた最適値で前処理を行うことが求められる。
以下に、画像の変化によらず、ブライトネス/コントラスト調整にとって、適正な前処理条件を見出す手法、及びその手法を実現する装置を説明する。
以下に、画質の良い電子顕微鏡像を安定して取得するため、自動ブライトネス/コントラスト調整の前処理の最適化を実現する装置を説明する。具体的には、荷電粒子線を試料に照射し、前記試料から発生する荷電粒子信号を検出して電気信号に変換し、前記電気信号から画像を形成することを特徴とする荷電粒子線装置において、電気信号のノイズを除去することを目的とするノイズ除去フィルタを複数備え、さらに自動ブライトネス/コントラスト調整手段を備え、前記ノイズ除去フィルタのうち一つを適用した後のコントラストノイズ比(CNR)を計測するCNR計測手段を備え、前記計測手段により算出されたCNRとあらかじめ設定されたしきい値との大小を判定する判定部を備えた荷電粒子線装置について説明する。
また、ノイズ除去フィルタが適正かどうか判定する判定部を備え、適正と判断した場合に自動ブライトネス/コントラスト調整を実施することを特徴とし、適正でないと判断した時にはノイズ除去フィルタを変更する例について説明する。
また、荷電粒子線を試料に照射し、前記試料から発生する荷電粒子信号を検出して画像を形成することを特徴とする荷電粒子線装置において、前記画像のノイズを除去することを目的とする画像処理フィルタを複数備え、さらに自動ブライトネス/コントラスト調整手段を備え、前記画像処理フィルタのうち一つを適用した後の画像ヒストグラムを算出するヒストグラム算出部を備え、画像処理フィルタが適正かどうか判定する判定部を備え、適正と判断した場合に自動ブライトネス/コントラスト調整を実施することを特徴とし、適正でないと判断した時には前記画像処理フィルタを変更する荷電粒子線装置について説明する。
また、荷電粒子線を試料に照射し、前記試料から発生する荷電粒子信号を検出して画像を形成することを特徴とする荷電粒子線装置において、前記画像の同一視野の画像を複数フレーム取得して積算する画像積算部を備え、さらに自動ブライトネス/コントラスト調整手段を備え、画像積算後の画像ヒストグラムを算出するヒストグラム算出部を備え、フレーム積算数が適正かどうか判定する判定部を備え、適正と判断した場合に自動ブライトネス/コントラスト調整を実施することを特徴とし、適正でないと判断した時にはフレーム積算数を変更する積算数変更手段を有する荷電粒子線装置について説明する。以下に説明する実施例では、ABCCを行う前の画像信号を用いて、画像評価を行っているため、ABCCによって画像状態が変化する前の信号に基づく適正な評価を行うことができる。
上述のように「前処理」が適正か否かの判断部を設けることによって、画像の状態によらず、ブライトネスコントラスト調整を正しく実施するための最適な前処理を実施することができ、その結果、画質の良い電子顕微鏡像(或いはイオン顕微鏡の場合は、イオン顕微鏡像)を安定して得ることができる。
図1は、自動ブライトネス/コントラスト調整機能を備えた電子顕微鏡の一例を示す図である。電子顕微鏡鏡筒101には電子源102が配置されており、電子線103が取り出される。前記電子線103は試料104に照射され、前記試料104から信号電子105が発生する。検出器106は信号電子を検出し、電気信号へ変換する。前記電気信号はプリアンプ107にて増幅され振幅の大きな電気信号となる。
自動ブライトネス調整を実施する際、前記振幅の大きな電気信号は、ノイズ除去フィルタ108を通過し、ノイズが一定量除去された電気信号となる。その後、前記ノイズが一定量除去された電気信号はコントラストノイズ比計測部109により、コントラスト量とノイズ量が計測され、両者の比であるコントラストノイズ比(以下、CNR:Contrast Noise Ratio)が得られる。その後判定部110にて、前記CNRはしきい値記憶部112にあらかじめ記憶されているCNRしきい値と比較される。比較の結果、前記CNRが前記CNRしきい値よりも大きい場合、自動ブライトネス/コントラスト調整部111により、自動ブライトネス/コントラスト調整が実施される。前記CNRが前記CNRしきい値よりも小さい場合、ノイズ除去フィルタは不適であったとして自動ブライトネス/コントラスト調整は実施されず、フィルタ変更部113により、前記ノイズ除去フィルタ108が変更される。前記ノイズ除去フィルタ108を変更した後、再度ノイズ量を計測し、上記と同様の判定を行う。
上記において、CNRしきい値はあらかじめ記憶されているものとしたが、ユーザが必要に応じて変更しても良い。また、観察する試料に応じてユーザが変更しても良い。特に、半導体パターンの検査計測を行う荷電粒子線装置においては、観察するパターンは設計データ、CADデータ、転写マスクデータ等の電子データとして装置に与えることができるため、これらのデータに基づきCNRしきい値を設定することも可能である。
上記の流れをフロー図としたものを図2に示す。まず、ステップ1にてノイズ除去フィルタの初期化を行う。これは、複数備えられているノイズ除去フィルタの中から一つを選択する作業であり、装置オペレータがその都度指定しても良いし、あらかじめ決められていても良い。さらにまた、直前に取得した画像等の情報から、学習的に選択されるものでも良い。ノイズ除去フィルタが初期化されたら、ステップ2にて画像取得を行う。続いてステップ3にてCNRの計測を行い、ステップ4にて計測されたCNRとCNRしきい値の比較・判定を実施する。判定の結果、CNRがCNRしきい値よりも大きければ、ステップ5にて自動ブライトネス/コントラスト調整を実施する。判定の結果、CNRがCNRしきい値よりも小さければ、ステップ6にてノイズ除去フィルタを変更し、ステップ2以降を繰り返す。
図3(a)、(b)は、コントラストノイズ比計測部109の具体的な形態を示している。前記振幅の大きな電気信号は、コントラストノイズ比計測部109に入力される。コントラストノイズ比計測部109において、前記振幅の大きな電気信号は、ローパスフィルタ301を通過し、ノイズのより少ない電気信号となる。続いて差分検出回路302にて、前記ノイズのより少ない電気信号と、ローパスフィルタを通過する前の前記振幅の大きな電気信号との差分が検出される。差分信号は、前記振幅の大きな電気信号に含まれるノイズ量になる。また、前記ノイズのより少ない電気信号は、ピーク・ボトム検出部303に送られ、信号の最大値と最小値が検出される。最大値と最小値の差は、前記振幅の大きな電気信号のコントラスト量になる。前記コントラスト量と前記ノイズ量は演算部304に送られ、割り算演算が施された結果、CNRが求められる。
図4は、フィルタ変更部113の実施形態の一例を示している。前記CNR値が前記CNRしきい値よりも大きい場合、フィルタ変更部113がフィルタ変更を行う。ここでは、ノイズ除去フィルタ108として抵抗とコンデンサからなるRCローパスフィルタを例として挙げる。まず、フィルタ遮断周波数計算部401が、さらに低い遮断周波数を実現する抵抗値とコンデンサ容量を計算する。計算結果に従い、抵抗可変手段402及びコンデンサ可変手段403はノイズ除去フィルタを構成する可変抵抗器404と可変コンデンサ405の定数をそれぞれ変更する。ここで、抵抗可変手段402及びコンデンサ可変手段403は機械的に可変抵抗器や可変コンデンサのツマミを回転するモータであっても良いし、複数個の抵抗器やコンデンサを切り替える電気式リレーやスイッチングトランジスタであっても良い。また、フィルタはローパスフィルタがノイズ除去にとって好適であるが、上述のRCフィルタと異なるLCフィルタや、オペアンプを用いたアクティブフィルタでも良い。
図5(a)は、自動ブライトネス/コントラスト調整部112の具体的な形態について示すものである。前記ノイズが一定量除去された電気信号は、ピーク検出回路501とボトム検出回路502へ送られ、電気信号振幅の最大値を最小値が計測される。計測された最大値と最小値を中央演算部503へ送り、ゲイン制御信号生成回路504とバイアス制御信号生成回路505を適切に調節することで、自動ブライトネス/コントラスト調整を実現できる。
図5(b)は、自動ブライトネス/コントラスト調整部112の別の具体的な形態について示すものである。前記ノイズが一定量除去された電気信号は、AD変換部506へ送られ、デジタル画像データに変換される。前記画像データはヒストグラム生成部507により輝度分布へと変換される。前記ヒストグラムはピーク検出部508とボトム検出部509へ送られ、輝度の最大値を最小値、あるいはそれらに準じた特徴量が算出される。算出された最大値と最小値を中央演算部503へ送り、ゲイン制御信号生成回路504とバイアス制御信号生成回路505を適切に調節することで、自動ブライトネス/コントラスト調整を実現できる。
図6は、自動ブライトネス/コントラスト調整機能を備えた電子顕微鏡の一例を示す図である。図1と同じ部位については、同じ符号を用いる。電子顕微鏡鏡筒101には電子源102が配置されており、電子線103が取り出される。前記電子線103は試料104に照射され、前記試料104から信号電子105が発生する。検出器106は信号電子を検出し、電気信号へ変換する。前記電気信号はプリアンプ107にて増幅され振幅の大きな電気信号となる。電気信号はアナログデジタル変換器601に送られ、デジタル画像に変換される。
自動ブライトネス調整を実施する際、前記デジタル画像は、フレーム積算装置602にて積算処理を実施する。その結果ノイズが一定量除去された画像となる。その後、前記ノイズが一定量除去された画像に対し、ヒストグラム算出部603にて画像ヒストグラムが算出される。その後、判定部604にて、フレーム積算数が適正であるか否か判定される。判定に用いるしきい値は、しきい値記憶手段605に記憶されている。判定の結果、フレーム積算数が適正と判断した場合、自動ブライトネス/コントラスト調整手段606により、自動ブライトネス/コントラスト調整が実施される。判定の結果、フレーム積算数が不適と判断した場合、フレーム積算数が不十分であったとして自動ブライトネス/コントラスト調整は実施されず、フレーム積算装置602にて前記ノイズが一定量除去された画像にさらにフレーム積算を加える。前記フレーム積算装置602を再度通過した画像は、ヒストグラム算出部603へ送られ、上記と同様の判定を繰り返す。
上記の流れをフロー図としたものを図7に示す。まず、ステップ1にてフレーム積算数の初期値(N枚)を定める。定める方法として装置オペレータがその都度指定しても良いし、あらかじめ決められていても良い。さらにまた、直前に取得した画像等の情報から、学習的に選択されるものでも良い。フレーム積算数が初期化されたら、ステップ2にて画像取得を行う。続いてステップ3にてヒストグラムの算出を行い、ステップ4にてフレーム積算数の判定を実施する。判定の結果、フレーム積算数が適正であれば、ステップ5にて自動ブライトネス/コントラスト調整を実施する。判定の結果、フレーム積算数が不適であれば、ステップ6にてフレーム積算数を一定量(n)増やし、ステップ2以降を繰り返す。
図8(a)は、判定部604の具体的な形態の一例を示している。前記ヒストグラム算出部603にて生成された画像ヒストグラムは、ピーク検出部801とボトム検出部802へ送られ、輝度の最大値を最小値、あるいはそれらに準じた特徴量が算出される。算出された最大値と最小値の差を幅と呼び、中央演算部803にてしきい値との大小関係が比較される。幅がしきい値より大きければフレーム積算数は不適と判定される。幅がしきい値より小さければ、フレーム積算数は適当と判定される。この方法は、フレーム積算数が不足していてノイズ量の多い画像はヒストグラムの幅が大きくなる事実を利用しているものである。
なお、ヒストグラムの幅を判定するしきい値はあらかじめ記憶されているものとしたが、ユーザが必要に応じて変更しても良い。また、観察する試料に応じてユーザが変更しても良い。特に、半導体パターンの検査計測を行う荷電粒子線装置においては、観察するパターンは設計データ、CADデータ、転写マスクデータ等の電子データとして装置に与えることができるため、これらのデータに基づきしきい値を設定することも可能である。
図8(b)は、判定部604の具体的な形態の別の例を示している。フレーム積差数N枚にて取得した画像に対し、前記ヒストグラム算出部603にて画像ヒストグラムを生成する。画像ヒストグラムはピーク検出部801とボトム検出部802へ送られ、輝度の最大値を最小値、あるいはそれらに準じた特徴量が算出される。算出された最大値と最小値の差を幅1と呼ぶ。さらに、フレーム積差数N+1枚にて取得した画像に対し、同様の処理を行い、輝度の最大値を最小値、あるいはそれらに準じた特徴量が算出する。この最大値と最小値の差を幅2と呼ぶ。中央演算部803では、幅1と幅2の差の絶対値としきい値との大小関係が比較される。幅1と幅2の差の絶対値がしきい値より大きければフレーム積算数は不適と判定される。幅1と幅2の差の絶対値がしきい値より小さければ、フレーム積算数は適当と判定される。この方法は、ノイズ量の多い画像のヒストグラム幅は、積算数を増やすことで明確に減少するという事実を利用しているものである。
図9は、自動ブライトネス/コントラスト調整手段606の具体的な形態について示すものである。前記ノイズが一定量除去された画像は、ヒストグラム生成部901へ送られ、輝度分布へと変換される。前記ヒストグラムはピーク検出部902とボトム検出部903へ送られ、輝度の最大値を最小値、あるいはそれらに準じた特徴量が算出される。算出された最大値と最小値を中央演算部904へ送り、ゲイン制御信号生成回路905とバイアス制御信号生成回路906を適切に調節することで、自動ブライトネス/コントラスト調整を実現できる。
図10は、自動ブライトネス/コントラスト調整機能を備えた電子顕微鏡の一例を示す図である。図1及び図6と同じ部位については、同じ符号を用いる。電子顕微鏡鏡筒101には電子源102が配置されており、電子線103が取り出される。前記電子線103は試料104に照射され、前記試料104から信号電子105が発生する。検出器106は信号電子を検出し、電気信号へ変換する。前記電気信号はプリアンプ107にて増幅され振幅の大きな電気信号となる。電気信号はアナログデジタル変換器601に送られ、デジタル画像に変換される。本発明の効果は、自動ブライトネス/コントラスト調整を実施する際に最も顕著となる。自動ブライトネス調整を実施する際、前記デジタル画像は、画像処理フィルタ1001にてノイズを一定量除去する。その後、前記ノイズが一定量除去された画像に対し、ヒストグラム算出部603にて画像ヒストグラムが算出される。その後、判定部604にて、画像処理フィルタが適正であるか否か判定される。
判定に用いるしきい値は、しきい値記憶手段605に記憶されている。判定の結果、画像処理フィルタが適正と判断した場合は、自動ブライトネス/コントラスト調整手段606により、自動ブライトネス/コントラスト調整が実施される。不適と判断した場合は、ノイズ除去が不十分であったとして自動ブライトネス/コントラスト調整は実施されず、フィルタ特性変更手段1002により、前記画像処理フィルタ1001が変更される。前記画像処理フィルタ1001を変更した後、再度ノイズ量を計測し、上記と同様の判定を行う。画像処理フィルタ1001としては、ガウシアンフィルタやメディアンフィルタ等の平滑化フィルタを想定している。フィルタ特性変更手段1002は、あらかじめ準備しておいた幾つかの画像処理フィルタの中から一つを選び画像へ適用させる作業を行う。例えばガウシアンフィルタの場合、フィルタに用いるガウス分布の広がりを変更することが一般的な形態である。
上記の流れをフロー図としたものを図11に示す。まず、ステップ1にて画像処理フィルタの初期化を行う。これは、複数備えられている画像処理フィルタの中から一つを選択する作業であり、装置オペレータがその都度指定しても良いし、あらかじめ決められていても良い。さらにまた、直前に取得した画像等の情報から、学習的に選択されるものでも良い。
画像処理フィルタが初期化されたら、ステップ2にて画像取得を行う。続いてステップ3にてヒストグラムの算出を行い、ステップ4にて画像処理フィルタが適正であるか判定を実施する。判定の結果、フィルタが適正であれば、ステップ5にて自動ブライトネス/コントラスト調整を実施する。判定の結果、フィルタが不適であれば、ステップ6にて画像処理フィルタを変更し、ステップ2以降を繰り返す。画像処理フィルタの変更に当たっては、あらかじめ優先順位を定めておく。例えば、メディアンフィルタで不十分なら、ガウシアンフィルタを適用し、その次は3X3平滑化フィルタを使用するな、といった順序である。あるいはフィルタはガウシアンフィルタに限定し、初期のガウス分布広がりを定め、ステップ6を実施する度に広がりを大きくしていく、という方法も考えられる。判定部604の構成は図8(a)、(b)に示したとおりである。
本実施例では、ユーザが自動ブライトネス/コントラスト調整機能の設定を変更する機能を有する荷電粒子線装置を説明する。図12は走査電子顕微鏡の一例を示す図、図13は自動ブライトネス/コントラスト調整の条件を設定する設定ウィンドウを備えたGUI画面の一例を示す図である。図12に例示する走査電子顕微鏡は、図1に例示した構成に加え、中央制御部1201及び表示画面1202と入力手段1203を備えている。前記入力手段1203はキーボード、タッチパネル、マウスなどであり、前記中央制御部1201に対してユーザは指示を出すことができる。ユーザが自動ブライトネス/コントラスト調整機能の設定を変更する際、前記表示画面1202には図13のような選択ウィンドウが表示される。選択ウィンドウでは、どのような前処理を実行してから自動ブライトネス/コントラスト調整を実施するかについてユーザが指定できる。いずれかの選択を行った場合の自動ブライトネス/コントラスト調整のフローを図14に示す。
ステップ0にて「高速調整」を選択した場合、ステップ1Aにてノイズ除去フィルタ108の遮断周波数はあらかじめ設定された初期値に固定される。その後CNR計測を実施せずにステップ5の自動ブライトネス/コントラスト調整機能が実施される。この場合、観察試料に応じた前処理の最適化は実施されないが、前処理時間を最短時間で実施することができるため、観察に要する時間を短縮することができる。
ステップ0にて「高コントラスト調整」を選択した場合、ステップ1Bにてノイズ除去フィルタ108の遮断周波数はあらかじめ設定された初期値に固定される。その後図2のフロー図と同様に前処理を最適化して自動ブライトネス/コントラスト調整機能を行う。この場合、第一の実施の形態と同一の効果が得られ、高コントラストな画像を得ることができる。
ステップ0にて「自動」を選択した場合、ノイズ除去フィルタ108の遮断周波数を初期値Fiとし、さらにFminを下限値とする。この遮断周波数FiとFminは、計測された密度の関数として算出しても良いし、計測された密度に応じて遮断周波数を割り当てるテーブルから求めても良い。ステップ1Cにてノイズ除去フィルタの遮断周波数をFiに設定する。ステップ2Cで画像取得を行い、ステップ3CにてCNR計測を実施する。ステップ4CでCNRの判定を行うが、[CNR>CNRしきい値]の判定あるいは[遮断周波数<Fmin]の判定のどちらかで真であれば自動調整を実施する.この判定式により、遮断周波数の下限値が設定され、ステップ2、3、4、6のループは有限回で必ず終了する。従って調整時間の長時間化を防ぎつつ「高速調整」が設定された時よりも高コントラストな画像が得られる。
ステップ0にて「ユーザ指定」を選択した場合、ユーザはテキストボックスに任意の遮断周波数を入力する。入力された遮断周波数をもつノイズ除去フィルタをステップ1Dで設定し、その後CNR計測を実施せずにステップ5の自動ブライトネス/コントラスト調整機能が実施される。
ユーザによる設定で高速調整と高コントラスト調整を選択させる形態は、上述した第二の実施の形態に基づく荷電粒子線装置および第三の実施の形態に基づく荷電粒子線装置においても、同様に適用できる。
101 電子顕微鏡鏡筒
102 電子源
103 電子線
104 試料
105 信号電子
106 検出器
107 プリアンプ
108 ノイズ除去フィルタ
109 コントラストノイズ比計測部
110 判定部
111 自動ブライトネス/コントラスト調整部
112 しきい値記憶部
113 フィルタ変更部

Claims (12)

  1. 荷電粒子線を試料に照射し、前記試料から発生する荷電粒子信号を検出して電気信号に変換し、前記電気信号から画像を形成する荷電粒子線装置において、
    電気信号のノイズを除去する複数のノイズ除去フィルタと、
    前記ノイズ除去フィルタのうち一つを適用した後のコントラストノイズ比を計測する計測部と、
    当該計測部により計測されたコントラストノイズ比とあらかじめ設定されたしきい値との大小を判定する判定部を備えることを特徴とする荷電粒子線装置。
  2. 請求項1において、
    前記判定部は、前記計測されたコントラストノイズ比に応じて、自動ブライトネス/コントラスト調整を実施するか否かを決定することを特徴とする荷電粒子線装置。
  3. 請求項1において、
    前記ノイズ除去フィルタを変更するフィルタ変更部を備え、
    前記判定部は、前記計測されたコントラストノイズ比に応じて、自動ブライトネス/コントラスト調整を実施するか否かを決定し、自動ブライトネス/コントラスト調整を実行しない場合に、前記フィルタ変更部は、前記ノイズ除去フィルタを変更することを特徴とする荷電粒子線装置。
  4. 請求項3において、
    前記計測部は、前記ノイズ除去フィルタの変更後、再度コントラストノイズ比を計測することを特徴とする荷電粒子線装置。
  5. 荷電粒子線を試料に照射し、前記試料から発生する荷電粒子信号を検出して画像を形成する荷電粒子線装置において、
    前記画像のノイズを除去する複数の画像処理フィルタと、
    前記画像処理フィルタのうち一つを適用した後の画像ヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、
    前記ヒストグラムの幅とあらかじめ設定されたしきい値との大小を判定する判定部を備えることを特徴とする荷電粒子線装置。
  6. 請求項5において、
    前記判定部は、前記判定結果に応じて、自動ブライトネス/コントラスト調整を実施するか否かを決定することを特徴とする荷電粒子線装置。
  7. 請求項5において、
    前記画像処理フィルタを変更するフィルタ変更部を備え、
    前記判定部は、前記判定結果に応じて、自動ブライトネス/コントラスト調整を実施するか否かを決定し、自動ブライトネス/コントラスト調整を実行しない場合に、前記フィルタ変更部は、前記画像処理フィルタを変更することを特徴とする荷電粒子線装置。
  8. 請求項7において、
    前記ヒストグラム算出部は、前記画像処理フィルタの変更後、再度画像ヒストグラムを算出することを特徴とする荷電粒子線装置。
  9. 荷電粒子線を試料に照射し、前記試料から発生する荷電粒子信号を検出して画像を形成する荷電粒子線装置において、
    前記画像の同一視野を複数フレーム画像取得して積算する画像積算部と、
    複数フレーム積算後の画像ヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、
    前記ヒストグラムの幅とあらかじめ設定されたしきい値との大小を判定する判定部を備えることを特徴とする荷電粒子線装置。
  10. 請求項9において、
    前記判定部は、前記算出されたヒストグラムに応じて、自動ブライトネス/コントラスト調整を実施するか否かを決定することを特徴とする荷電粒子線装置。
  11. 請求項9において、
    前記判定部は、前記算出されたヒストグラムに応じて、自動ブライトネス/コントラスト調整を実施するか否かを決定し、前記画像積算部は、自動ブライトネス/コントラスト調整を実施しない場合に、前記フレーム積算数を変更することを特徴とする荷電粒子線装置。
  12. 請求項11において、
    前記ヒストグラム算出部は、フレーム積算数の変更後、再度画像ヒストグラムを算出することを特徴とする荷電粒子線装置。
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