JP2013166510A - タッチスイッチ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力動作の範囲が物理的に規制されていることにより、操作部に対する入力動作を確実に行うことができるタッチスイッチ構造を提供する。
【解決手段】本タッチスイッチ構造1は、車両の電子機器を操作するために、車両の内装部品(シートクッション101)に設置されるタッチスイッチ構造であって、内装部品には凹部11が形成されており、この凹部の内壁には、面状の操作部121,122が埋め込まれていることを特徴とする。また、本タッチスイッチ構造では、凹部の内壁が底部分(底壁11A)を有しており、この底部分に、操作部が埋め込まれていることができる。
【選択図】図2
【解決手段】本タッチスイッチ構造1は、車両の電子機器を操作するために、車両の内装部品(シートクッション101)に設置されるタッチスイッチ構造であって、内装部品には凹部11が形成されており、この凹部の内壁には、面状の操作部121,122が埋め込まれていることを特徴とする。また、本タッチスイッチ構造では、凹部の内壁が底部分(底壁11A)を有しており、この底部分に、操作部が埋め込まれていることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、タッチスイッチ構造に関する。更に詳しくは、入力動作の範囲が物理的に規制されていることにより、操作部に対する入力動作を確実に行うことができるタッチスイッチ構造に関する。
従来のタッチスイッチ構造として、中央が凸となる略半球面形状の操作部を有する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような構造では、略半球面形状の操作部を手のひらで撫でる操作を入力動作とすることが開示されている。
上記特許文献1の技術では、凸形状の操作部には操作可能な範囲が規制されていないので、操作範囲から手が外れてしまうおそれがあった。また、操作部が凸形状であることから、操作部に不用意に触れて意図しない入力動作を行ってしまう場合があり、誤操作してしまうおそれがあった。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、入力動作の範囲が物理的に規制されていることにより、操作部に対する入力動作を確実に行うことができるタッチスイッチ構造を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の電子機器を操作するために、前記車両の内装部品に設置されるタッチスイッチ構造であって、前記内装部品には凹部が形成されており、前記凹部の内壁には、面状の操作部が埋め込まれていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記内装部品の前記凹部の内壁は、底部分を有しており、前記底部分に、前記操作部の少なくとも一部が埋め込まれていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載において、前記操作部は、前記凹部の内壁のうち、凹み始めの部分の近傍に埋め込まれていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載において、前記操作部は、前記凹部の内壁の略全体に埋め込まれていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記内装部品の前記凹部の内壁は、底部分を有しており、前記底部分に、前記操作部の少なくとも一部が埋め込まれていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載において、前記操作部は、前記凹部の内壁のうち、凹み始めの部分の近傍に埋め込まれていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載において、前記操作部は、前記凹部の内壁の略全体に埋め込まれていることを要旨とする。
本発明のタッチスイッチ構造によると、タッチスイッチ構造が設けられる内装部品には凹部が形成されており、この凹部の内壁に面状の操作部を埋め込むようにしている。このように、操作部が凹部内に設けられていることから、入力動作の範囲を規制することができる。その結果、操作部に対する入力動作を確実に行うことができる。また、凹部の内壁に面状の操作部が埋め込まれているので、操作部に不用意に触れてしまうことを防止でき、意図しない入力動作を防止することができる。
また、内装部品の凹部の内壁が底部分を有しており、この底部分に操作部の少なくとも一部が埋め込まれている場合は、操作部が凹部の奥まった位置に設けられるので、操作部に不用意に触れてしまうことをより確実に防止することができる。
更に、操作部が、凹部の内壁のうち、凹み始めの部分の近傍に埋め込まれている場合は、操作部の位置をより容易に認識することができる。
また、操作部が凹部の内壁の略全体に埋め込まれている場合は、凹部の位置が操作部の位置に略対応しているので、操作部の位置をより容易に認識することができる。
また、内装部品の凹部の内壁が底部分を有しており、この底部分に操作部の少なくとも一部が埋め込まれている場合は、操作部が凹部の奥まった位置に設けられるので、操作部に不用意に触れてしまうことをより確実に防止することができる。
更に、操作部が、凹部の内壁のうち、凹み始めの部分の近傍に埋め込まれている場合は、操作部の位置をより容易に認識することができる。
また、操作部が凹部の内壁の略全体に埋め込まれている場合は、凹部の位置が操作部の位置に略対応しているので、操作部の位置をより容易に認識することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係るタッチスイッチ構造の設置例を示す斜視図である。
実施例に係るタッチスイッチ構造を示す斜視図である。
図2のI−I線断面図である。
実施例に係るタッチスイッチ構造の概略ブロック図である。
他の実施形態に係るタッチスイッチ構造を説明するための図である。
他の実施形態に係るタッチスイッチ構造を説明するための図である。
他の実施形態に係るタッチスイッチ構造を説明するための図である。
他の実施形態に係るタッチスイッチ構造を説明するための図である。
他の実施形態に係るタッチスイッチ構造を説明するための図である。
他の実施形態に係るタッチスイッチ構造を説明するための図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本実施形態に係るタッチスイッチ構造(1)は、車両の電子機器を操作するために、車両の内装部品に設置されるタッチスイッチ構造であって、内装部品には凹部(11)が形成されており、凹部の内壁には、面状の操作部(121,122,123,124,12)が埋め込まれていることを特徴とする。
本実施形態に係るタッチスイッチ構造に用いられるタッチスイッチとしては、例えば、静電容量式、抵抗式、感圧式等のタッチセンサやメンブレンスイッチ等、電気的、物理的にタッチを検出するものを挙げることができる。
本実施形態に係るタッチスイッチ構造に用いられるタッチスイッチとしては、例えば、静電容量式、抵抗式、感圧式等のタッチセンサやメンブレンスイッチ等、電気的、物理的にタッチを検出するものを挙げることができる。
上記「凹部」の大きさ、配置形態、個数等は特に問わない。この凹部は、例えば、1本の指で操作することを想定した場合、その開口長さ(L)が30〜100mm(好ましくは30〜50mm)であることができる(例えば、図2等参照)。また、凹部は、例えば、その開口幅(W)が、例えば、10〜30mm(好ましくは15〜20mm)であることができる(例えば、図2等参照)。更に、凹部は、例えば、その深さ(D)が1〜10mm(好ましくは1〜5mm)であることができる(例えば、図3等参照)。この凹部は、例えば、底部分(11A)を有することができる。また、凹部は、例えば、側壁(11B)を有することができる。更に、凹部は、その側壁が開口に向かって拡開するようなテーパ状であることができる(例えば、図2、図3等参照)。
上記「操作部」の大きさ、個数等は特に問わない。操作部は、例えば、上記センサの検出部や、上記スイッチの操作部であることができる。また、操作部への入力動作の形態としては、例えば、接触、近接、押圧、摺動等の入力動作であることができる。また、これらの入力動作の2以上を組み合わせた入力動作としてもよい。
なお、上記「埋め込まれている」状態とは、操作部の一部が凹部の内壁の表面に露出した状態(例えば、図3、図5、図6、図7等参照)であってもよいし、操作部が凹部の内壁に埋没した状態(例えば、図8等参照)であってもよい。また、操作部が内装部品を構成する表皮等の表装材に覆われた状態(例えば、図3等参照)であってもよい。
なお、上記「埋め込まれている」状態とは、操作部の一部が凹部の内壁の表面に露出した状態(例えば、図3、図5、図6、図7等参照)であってもよいし、操作部が凹部の内壁に埋没した状態(例えば、図8等参照)であってもよい。また、操作部が内装部品を構成する表皮等の表装材に覆われた状態(例えば、図3等参照)であってもよい。
上記「電子機器」としては、例えば、パワーシート、パワーウインドウ、スライドドア、サンルーフ、サンシェード、ランプ類、エアコン、カーオーディオ等を挙げることができる。
また、上記「内装部品」としては、例えば、車両用シート(例えば、図1等参照)、車両天井部、ダッシュボード、インストルメントパネル、センターコンソール等を挙げることができる。
また、上記「内装部品」としては、例えば、車両用シート(例えば、図1等参照)、車両天井部、ダッシュボード、インストルメントパネル、センターコンソール等を挙げることができる。
本実施形態に係るタッチスイッチ構造としては、例えば、上記凹部の内壁が底部分を有しており、この底部分に上記操作部の少なくとも一部が埋め込まれている形態であることができる(例えば、図1、図2、図3等参照)。
本実施形態に係るタッチスイッチ構造としては、例えば、上記操作部が、上記凹部の内壁のうち、凹み始めの部分の近傍に埋め込まれている形態であることができる(例えば、図5、図6等参照)。なお、上記「凹み始めの部分の近傍」とは、凹み始めの部分からの距離(R)が0〜10mm(好ましくは0〜5mm)の範囲にあることを意図している。
本実施形態に係るタッチスイッチ構造としては、例えば、上記操作部が、上記凹部の内壁の略全体に埋め込まれている形態であることができる(例えば、図7等参照)。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、車両用シートを前後方向に移動させるための駆動ユニット(本発明に係る電子機器として例示する)を操作するためのタッチスイッチ構造を例示する。
(1)タッチスイッチ構造の構成
本実施例に係るタッチスイッチ構造1は、図1に示すように、車両用シート(本発明に係る内装部品として例示する)100の着座部となるシートクッション101の側部に設置されている。車両用シート100は、電動でその位置を調整可能なパワーシートであり、図示しない駆動ユニットを本タッチスイッチ構造1で操作することにより、前後方向の位置調整を行うことができる。
本実施例に係るタッチスイッチ構造1は、図1に示すように、車両用シート(本発明に係る内装部品として例示する)100の着座部となるシートクッション101の側部に設置されている。車両用シート100は、電動でその位置を調整可能なパワーシートであり、図示しない駆動ユニットを本タッチスイッチ構造1で操作することにより、前後方向の位置調整を行うことができる。
図2及び図3に示すように、シートクッション101には凹部11が形成されており、この凹部11の内壁には、2つの面状の操作部121,122が埋め込まれている。凹部11の内壁は、底壁(本発明に係る底部分として例示する)11Aと、この底壁11Aから開口側に向かってテーパ状に拡開する側壁11Bと、を有している。そして、2つの操作部121,122は、凹部11の底壁11Aにそれぞれ埋め込まれている。また、凹部11は、車両の前後方向を長手方向とする略矩形状の平面形状をなしている。凹部11は、手の指先全体で操作することを想定し、その開口長さLが約100mmとされ、その開口幅Wが約50mmとされ、その深さDが約10mmとされている。操作部121,122は、底壁11Aの前方側寄り及び後方側寄りの位置にそれぞれ埋め込まれており、操作部121は車両用シート100の前方移動、操作部122は車両用シート100の後方移動にそれぞれ対応している。
本実施例において、シートクッション101は、ウレタンフォームからなるクッションパッド101Aに、織物を縫製してなる表装材としてのシートカバー101Bを被せた構成としている。操作部121,122は、静電容量式タッチセンサの電極であり、シートカバー101Bに織り込まれた導電糸としている。この導電糸は、その一部が、シートカバー101Bの表面に露出するように織り込まれているが、操作部121,122の表面に触れた感覚では、シートカバー101Bの他の表面との区別はつかない。
図4に示すように、操作部121,122は、それぞれECU(電子制御ユニット)13に接続されている。このECU13は、図示しないCPU、ROM及びRAMを有しており、ROMに保存された制御プログラムに従ってCPUが各種処理動作を実行し、また、RAMはデータの一時保存等に使用される。そして、操作部121,122の操作に基づいてECU13により駆動ユニットのモータ14が正逆駆動されるようになっている。
(2)タッチスイッチ構造の作用
次に、上記構成のタッチスイッチ構造1の作用について説明する。車両用シート100に着座した乗員が操作部121,122を操作しようとした場合、シートクッション101の側部に手を伸ばす。このとき、シートクッション101の側部に形成された凹部11の位置を触覚で探り当てることで、操作部121,122を視覚により確認しなくてもその位置を認識することができるようになっている。そして、凹部11の位置を確認すると、凹部11の内壁に沿って手を前方側又は後方側へ動かすことにより、操作部121又は操作部122に到達し、そこで手(指)が止まる。手(指)が止まることにより、必然的にセンサ位置に手(指)が到達する。手を操作部121,122に向けて動かして入力動作を行う際には、凹部11により手を動かせる範囲が規制されるので、凹部11の外側に手がはみ出してしまうことがない。そして、入力動作として操作部121,122にタッチすることで、車両用シート100を前方に移動させることができる。
次に、上記構成のタッチスイッチ構造1の作用について説明する。車両用シート100に着座した乗員が操作部121,122を操作しようとした場合、シートクッション101の側部に手を伸ばす。このとき、シートクッション101の側部に形成された凹部11の位置を触覚で探り当てることで、操作部121,122を視覚により確認しなくてもその位置を認識することができるようになっている。そして、凹部11の位置を確認すると、凹部11の内壁に沿って手を前方側又は後方側へ動かすことにより、操作部121又は操作部122に到達し、そこで手(指)が止まる。手(指)が止まることにより、必然的にセンサ位置に手(指)が到達する。手を操作部121,122に向けて動かして入力動作を行う際には、凹部11により手を動かせる範囲が規制されるので、凹部11の外側に手がはみ出してしまうことがない。そして、入力動作として操作部121,122にタッチすることで、車両用シート100を前方に移動させることができる。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例のタッチスイッチ構造1によると、タッチスイッチ構造1が設けられるシートクッション101の側部には凹部11が形成されており、この凹部11の内壁に、面状の操作部121,122が埋め込まれている。このように、操作部121,122が凹部11内に設けられているので、入力動作の範囲を規制することができる。その結果、操作部121,122に対する入力動作を確実に行うことができる。また、凹部11の内壁に面状の操作部121,122が埋め込まれているので、操作部121,122に不用意に触れてしまうことを防止でき、意図しない入力動作を防止することができる。
以上より、本実施例のタッチスイッチ構造1によると、タッチスイッチ構造1が設けられるシートクッション101の側部には凹部11が形成されており、この凹部11の内壁に、面状の操作部121,122が埋め込まれている。このように、操作部121,122が凹部11内に設けられているので、入力動作の範囲を規制することができる。その結果、操作部121,122に対する入力動作を確実に行うことができる。また、凹部11の内壁に面状の操作部121,122が埋め込まれているので、操作部121,122に不用意に触れてしまうことを防止でき、意図しない入力動作を防止することができる。
また、本実施例では、シートクッション101の側部の凹部11の内壁が底壁11Aを有しており、この底壁11Aに操作部121,122が埋め込まれている。このように、操作部121,122が凹部11の奥まった位置に設けられるので、操作部121,122に不用意に触れてしまうことをより確実に防止することができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例では、凹部11の内壁が底壁11Aを有しており、この底壁11Aに操作部121,122を埋め込むようにしたが、これに限定されず、例えば、凹部の内壁のうち、凹み始めの部分の近傍に操作部を設けるようにしてもよい。また、凹部11の内壁が底壁11Aと側壁11Bとを有している場合には、図5に示すように、凹部11の内壁のうち、凹み始めの部分の近傍であって、側壁11Bに操作部121,122を設けるようにしてもよいし、図6に示すように、凹部11の内壁のうち、凹み始めの部分の近傍であって、底壁11A及び側壁11Bに渡って操作部121,122を設けるようにしてもよい。更に、例えば、図7に示すように、凹部11の内壁の略全体に操作部12が埋め込まれた形態であってもよい。
また、上記実施例では、操作部121,122をシートカバー101Bに織り込まれた導電糸とし、その一部がシートカバー101Bの表面に露出するようにしたが、これに限定されず、例えば、図8に示すように、クッションパッド101Aに操作部121,122を埋め込むようにし、シートカバー101Bで覆う構成としてもよい。
また、上記実施例では、2つの操作部121,122を備えるタッチスイッチ構造1を例示したが、これに限定されず、例えば、1つまたは3つ以上の操作部を備えるタッチスイッチ構造としてもよい。複数の操作部を備えるタッチスイッチ構造の場合、上述の実施例のように、操作対象となる電子機器の操作に関連づけられた位置に操作部を配置することで、直感的な入力動作を行うことができる。
更に、操作に関連づけられた位置に操作部を配置する例を図9に示す。図9において、タッチスイッチ構造1は、シートクッション101の側部に、平面形状が略方形の凹部11が形成されている。凹部11の内壁は側壁11Bを有している。また、凹部11は、略方形状の各辺がそれぞれ車両の前後上下に対応する向きとなるように形成されており、各辺に対応する側壁11Bには、操作部121,122,123及び124が埋め込まれている。そして、各操作部121〜124は、車両用シート100全体の前後移動及びシートクッション101の上下移動にそれぞれ対応している。このような構成により、より直感的な入力操作を行うことができ、操作性に優れたタッチスイッチ構造を実現できる。
また、上記実施例では、操作部121,122にタッチする入力動作を例示したが、これに限定されず、例えば、手をかざす動作(近接)や、押圧する動作、撫でる動作(摺動)等の入力動作であってもよい。また、操作部に触れている時間が所定時間以上であるときにスイッチが入る所謂長押し動作としてもよい。更に、撫でる動作を入力動作とした場合、例えば、後方から前方に向かって撫でることにより車両用シートを前方に移動させたり、上方から下方に向かって撫でることによりシートクッションを下方に移動させたりなど、撫でる方向により異なる操作を行えるようにしてもよい。
更に、複数の操作部が設けられている場合、入力動作の形態として、複数の操作部に順次入力動作を行うとともに、操作部に触れる順番によって異なる操作を行えるようにしてもよい。例えば、図1〜図3に示すタッチスイッチ構造1の場合、操作部122に対して入力動作を行った直後に操作部121に対して入力動作を行うと、車両用シート100を前方に移動させることができるたり、操作部121に対して入力動作を行った直後に操作部122に対して入力動作を行うと、車両用シート100を後方に移動させたりする入力動作の形態であることができる。このような入力動作の形態とすることにより、意図せず電子機器を操作してしまうことを防止することができる。
また、上記実施例では、タッチスイッチ構造1がシートクッション101の側部に設置されている例を示したが、これに限定されず、例えば、図10に示すように、車両用シート100のシートクッション101の側部を覆うサイドシールド102が設けられている場合には、このサイドシールド102にタッチスイッチ構造1を設けるようにしてもよい。
更に、上記実施例では、車両用シート100のシートクッション101にタッチスイッチ構造1を設置するようにしたが、これに限定されず、例えば、車両天井部、ダッシュボード、インストルメントパネル、センターコンソール等に設置してもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
車両の電子機器を操作するためのタッチスイッチ構造に関する技術として広く利用される。
1;タッチスイッチ構造、11;凹部、11A;底壁、11B;側壁、12,121,122,123,124;操作部、13;ECU、14;モータ、100;車両用シート、101;シートクッション、101A;クッションパッド、101B;シートカバー、102;サイドシールド。
Claims (4)
- 車両の電子機器を操作するために、前記車両の内装部品に設置されるタッチスイッチ構造であって、
前記内装部品には凹部が形成されており、
前記凹部の内壁には、面状の操作部が埋め込まれていることを特徴とするタッチスイッチ構造。 - 前記内装部品の前記凹部の内壁は、底部分を有しており、
前記底部分に、前記操作部の少なくとも一部が埋め込まれている請求項1に記載のタッチスイッチ構造。 - 前記操作部は、前記凹部の内壁のうち、凹み始めの部分の近傍に埋め込まれている請求項1に記載のタッチスイッチ構造。
- 前記操作部は、前記凹部の内壁の略全体に埋め込まれている請求項1に記載のタッチスイッチ構造。
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Cited By (1)
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WO2022004031A1 (ja) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用内装品 |
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WO2022004031A1 (ja) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用内装品 |
EP4177113A4 (en) * | 2020-07-03 | 2024-02-14 | Ts Tech Co Ltd | INTERIOR ITEM FOR A VEHICLE |
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