JP2014020073A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性が向上する制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置1は、主に、窓ガラス34を駆動する駆動部10と、それぞれに駆動部10の異なる駆動位置が割り当てられ、なされた操作に基づいて割り当てられた第1の駆動位置に対応する第1の検出信号を出力するようにそれぞれが構成された複数の検出部(第2の検出部12〜第4の検出部14)と、操作がなされた検出部から出力された第1の検出信号に対応する第1の駆動位置に窓ガラス34を駆動するように駆動部10を制御する制御部17と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置に関する。
従来の技術として、複数のウインドウガラスと、ウインドウガラスごとに設けられたパワーウインドウ用モータと、パワーウインドウ用モータごとに設けられた前席右側操作スイッチ、後席右側操作スイッチ、前席左側操作スイッチ及び後席左側操作スイッチと、すべてのウインドウガラスを設定された開度で開くことができる換気用操作スイッチと、を備えたパワーウインドウ制御回路が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このパワーウインドウ制御回路は、換気用操作スイッチが操作されると、すべてのウインドウガラスを予め定められた開度で開かせることができる。
特開平7−229359号公報
しかし、従来のパワーウインドウ制御回路は、換気用操作スイッチを操作すると、すべてのウインドウガラスが開いてしまい、所望のウインドウガラスのみを予め定められた開度で開くことができない。よって、従来のパワーウインドウ制御回路は、所望のウインドウガラスのみを開く場合には、操作スイッチを調整しながら操作しなければならないので、操作性が良くない。
従って、本発明の目的は、操作性が向上する制御装置を提供することにある。
本発明の一態様は、駆動対象物を駆動する駆動部と、それぞれに駆動部の異なる駆動位置が割り当てられ、なされた操作に基づいて割り当てられた第1の駆動位置に対応する第1の検出信号を出力するようにそれぞれが構成された複数の検出部と、操作がなされた検出部から出力された第1の検出信号に対応する第1の駆動位置に駆動対象物を駆動するように駆動部を制御する制御部と、を備えた制御装置を提供する。
本発明によれば、操作性を向上させることができる。
図1(a)は、実施の形態に係る制御装置が配置された車両の右後ドアの概略図であり、(b)は、制御装置の概略図である。 図2は、実施の形態に係る制御装置のブロック図である。 図3は、実施の形態に係る制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図4(a)は、変形例1に係る制御装置の概略図であり、(b)は、変形例2に係る制御装置の概略図であり、(c)は、変形例3に係る制御装置の概略図である。 図5は、変形例5に係る制御装置の概略図である。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る制御装置は、駆動対象物を駆動する駆動部と、それぞれに駆動部の異なる駆動位置が割り当てられ、なされた操作に基づいて割り当てられた第1の駆動位置に対応する第1の検出信号を出力するようにそれぞれが構成された複数の検出部と、操作がなされた検出部から出力された第1の検出信号に対応する第1の駆動位置に駆動対象物を駆動するように駆動部を制御する制御部と、を備える。
この制御装置は、駆動位置が割り当てられた複数の検出部を有しているので、長押しのような操作を行うことなく、所望の駆動位置だけ駆動対象物を駆動することができる。
[実施の形態]
(制御装置の構成)
図1(a)は、実施の形態に係る制御装置が配置された車両の右後ドアの概略図であり、(b)は、制御装置の概略図である。図2は、実施の形態に係る制御装置のブロック図である。図1(b)では、検出部と、検出部に割り当てられた駆動位置に基づいて駆動された窓ガラスと、を対応付けて図示している。図1(b)では、窓ガラス34に斜線を施して窓枠と見分けがつき易いようにしている。なお、実施の形態に係る各図において、部品と部品との比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
この制御装置1は、一例として、車両3の窓ガラスの駆動を制御するものである。図1(a)では、車両3の右後ドア30に配置された制御装置1を示している。なお制御装置1は、駆動対象物としての窓ガラスの駆動に限定されず、シートの駆動、車両の天井に配置されるサンルーフの駆動等に用いられるものである。以下では、制御装置1が、右後ドア30の窓ガラス34の駆動の制御を行う場合について説明する。
制御装置1は、図1(a)に示すように、右後ドア30のパネル31に取り付けられた肘掛32の上面33に配置されている。なお制御装置1は、図示しない他のドアの肘掛にも配置されている。
制御装置1は、主に、駆動対象物としての窓ガラス34を駆動する駆動部10と、それぞれに駆動部10の異なる駆動位置が割り当てられ、なされた操作に基づいて割り当てられた第1の駆動位置に対応する第1の検出信号を出力するようにそれぞれが構成された複数の検出部(第2の検出部12〜第4の検出部14)と、操作がなされた検出部から出力された第1の検出信号に対応する第1の駆動位置に窓ガラス34を駆動するように駆動部10を制御する制御部17と、を備えて概略構成されている。
この異なる駆動位置とは、一例として、後述する第2の検出部12に割り当てられた駆動位置d、第3の検出部13の駆動位置d、及び第4の検出部14の駆動位置dを示している。
また第1の駆動位置とは、操作がなされた検出部に割り当てられた駆動位置を示している。例えば、第2の検出部12に操作がなされた場合、第1の駆動位置は、第2の検出部12に割り当てられた後述する駆動位置dが対応する。従って第1の検出信号とは、駆動位置dに対応する後述する検出信号Sが対応する。
また制御装置1は、さらに、なされた操作に基づいて最小の駆動位置に対応した第2の検出信号(検出信号S)を出力する第1の操作検出部としての第5の検出部15と、なされた操作に基づいて最大の駆動位置に対応した第3の検出信号(検出信号S)を出力する第2の操作検出部としての第1の検出部11と、を備えている。
ここで、最小の駆動位置とは、図1(b)に示す駆動位置dである。駆動位置dは、窓ガラス34が全開となる駆動位置であるので、窓ガラス34は、図1(b)の紙面下側にこれ以上駆動されない。また最大の駆動位置とは、図1(b)に示す駆動位置dである。駆動位置d1は、窓ガラス34が全閉となる駆動位置であるので、窓ガラス34は、図1(b)の紙面上側にこれ以上駆動されない。
(駆動部10の構成)
駆動部10は、パネル31の内側に配置されている。この駆動部10は、駆動力を生成するモータ10aと、駆動力により窓ガラス34を上方向及び下方向に駆動する機構部10bと、を備えて概略構成されている。
モータ10aは、制御部17から出力される駆動信号に基づいて正逆回転するように構成されている。またモータ10aは、位置情報を出力するように構成されている。制御部17は、この位置情報に基づいて窓ガラス34の駆動位置を算出する。駆動位置は、例えば、全閉状態を基準として算出される。
(検出部の構成)
本実施の形態の制御装置1は、一例として、第1の検出部11〜第5の検出部15を備えて概略構成されている。なお検出部の数は、これに限定されず、任意である。
第1の検出部11〜第5の検出部15は、例えば、操作者の体の一部(例えば、指)や専用のペンで操作面(操作面110、操作面120、操作面130、操作面140及び操作面150)に触れることにより、触れた操作面上の位置を検出するタッチセンサである。タッチセンサとしては、例えば、静電容量式等の周知のタッチセンサを用いることが可能である。
この第1の検出部11〜第5の検出部15は、例えば、タッチ操作とフリック操作とを検出することができるように構成されている。このタッチ操作とは、例えば、指で操作面に接触する操作を示す。またフリック操作とは、例えば、検出部を指ではらうような操作を示す。
第1の検出部11〜第5の検出部15は、図2に示すように、検出信号S〜検出信号Sを出力するように構成されている。
第2の検出部12〜第4の検出部14は、一例として、図1(b)に示すように、操作面の形状が同じ矩形状である。第2の検出部12〜第4の検出部14は、並んで配置され、第2の検出部12は、車両3の前方側に配置され、第4の検出部14は、車両3の後方側に配置されている。なお、第2の検出部12〜第4の検出部14の形状、面積及び配置は、上記の例に限定されず任意である。
第1の検出部11及び第5の検出部15は、一例として、操作面の形状が同じ矩形状で、かつ第2の検出部12〜第4の検出部14の操作面の面積よりも小さくなるように構成されている。なお第1の検出部11及び第5の検出部15の形状、面積及び配置は、上記の例に限定されず任意である。従って、第1の検出部11〜第5の検出部15の形状、面積及び配置は、上記の例に限定されず任意である。
第1の検出部11〜第5の検出部15には、駆動位置d〜駆動位置dが割り当てられている。駆動位置dは、一例として、窓ガラス34の開度が0%、つまり窓ガラス34が全閉状態となる駆動位置である。駆動位置dは、一例として、窓ガラス34の開度が100%、つまり窓ガラス34が全開状態となる駆動位置である。
駆動位置d〜駆動位置dは、一例として、窓ガラス34の開度が0%より大きくて、100%より小さい範囲に設定される。駆動位置dは、例えば、数cm程度、窓ガラス34を開けて外気を取り入れたい場合等に使用し易いように開度が設定される。また駆動位置dは、例えば、駆動位置dよりさらに数cm程度、窓ガラス34を開けたい場合等に使用し易いように開度が設定される。また駆動位置dは、例えば、窓ガラス34を半分程度開けたい場合等に使用し易いように開度が設定される。従って、駆動位置dは、一例として、窓ガラス34の開度がおよそ10%程度である。駆動位置d3は、一例として、窓ガラス34の開度がおよそ15%程度である。駆動位置dは、一例として、窓ガラス34の開度がおよそ50%程度である。各駆動位置は、例えば、これらの開度から設定される。
(制御部17の構成)
制御部17は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工等を行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等から構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部6が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果等を格納する記憶領域として用いられる。また制御部17は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。
制御部17は、駆動部10と、第1の検出部11〜第5の検出部15と、に電気的に接続されている。
制御部17は、第1の検出部11〜第5の検出部15から取得する検出信号S〜検出信号Sに基づいて操作面になされた操作を判断するように構成されている。
制御部17は、第1の検出部11から出力される検出信号S、及び第5の検出部15から出力される検出信号Sに基づいてタッチ操作がなされたと判断するように構成されている。この際、制御部17は、取得した検出信号Sに基づいて駆動位置dに窓ガラス34が駆動されるような駆動信号を生成して駆動部10に出力する。また制御部17は、取得した検出信号Sに基づいて駆動位置dに窓ガラス34が駆動されるような駆動信号を生成して駆動部10に出力する。制御部17は、第1の検出部11及び第5の検出部15になされた操作は、タッチ操作として判断する。
また制御部17は、第2の検出部12〜第4の検出部14になされた操作においては、タッチ操作かフリック操作かを判断するように構成されている。なお、制御部17は、例えば、2点以上の点で指の接触が検出された場合、最後に離れた指の位置に基づいてタッチ操作がなされた検出部の判断を行うものとする。
制御部17は、例えば、第3の検出部13になされた操作がタッチ操作である場合、第3の検出部13から取得した検出信号Sに基づいて検出信号Sに対応する駆動位置dに、窓ガラス34が駆動されるような駆動信号を生成して駆動部10に出力する。
また制御部17は、例えば、第2の検出部12から第4の検出部14に向かってフリック操作が行われた場合、第2の検出部12から取得した検出信号S、第3の検出部13から取得した検出信号S、及び第4の検出部14から取得した検出信号Sの少なくとも2つの検出信号に基づいて第2の検出部12から第4の検出部14に向かってフリック操作が行われたと判断する。
具体的には、制御部17は、例えば、検出信号を取得し、予め定められた期間内に他の検出部から検出信号が出力されない場合、つまり、取得した検出信号が1つの検出部から出力されたものである場合、なされた操作がタッチ操作であると判断する。
また制御部17は、例えば、検出信号を取得し、予め定められた期間内に他の検出部から検出信号が出力された場合、つまり、隣り合う検出部から検出信号が出力された場合、なされた操作がフリック操作であると判断する。さらに制御部17は、取得した検出信号を出力した検出部と、続いて検出信号を出力した検出部と、の位置関係からフリック操作の方向を判断する。
制御部17は、第1の方向にフリック操作がなされた場合、予め定められた開度で、窓ガラス34を開ける方向に駆動するための駆動信号を出力する。言い換えるなら、フリック操作では、予め定められた駆動量で窓ガラス34を駆動することが可能となる。
また制御部17は、第1の方向の反対方向の第2の方向にフリック操作がなされた場合、予め定められた駆動量で、窓ガラス34を閉める方向に駆動するための駆動信号を出力する。この第1の方向とは、例えば、第2の検出部12から第4の検出部14に向かう方向である。また第2の方向とは、例えば、第4の検出部14から第2の検出部12に向かう方向である。
フリック操作がなされた場合、制御部17は、一例として、窓ガラス34を数cm程度開ける、又は閉めるように窓ガラス34を駆動させる駆動信号を出力する。従って繰り返しフリック操作を行った場合、制御部17は、フリック操作を行った回数分、窓ガラス34を駆動させる。
以下に、本実施の形態に係る制御装置1の動作について、図3のフローチャートに従って説明する。
(動作)
まず、操作者が制御装置1に操作を行う。
制御部17は、取得した検出信号に基づいてなされた操作がタッチ操作であるのか、フリック操作であるのかを判断する(S1)。
制御部17は、なされた操作がタッチ操作だと判断すると、続いて、指が離れた位置から操作がなされた検出部を判断する(S2)。
制御部17は、判断された検出部に割り当てられた駆動位置となるように窓ガラス34を駆動する(S3)。具体的には、制御部17は、操作がなされた検出部に割り当てられた駆動位置に対応する駆動信号を生成し、駆動部10に出力する。駆動部10は、取得した駆動信号に基づいて窓ガラス34を駆動する。
制御部17は、駆動部10から取得した位置情報に基づいて駆動されている窓ガラス34の駆動位置を算出し、目標とする駆動位置まで窓ガラス34が駆動された後、駆動信号を停止する。
ここでステップ1において、なされた操作がフリック操作である場合、制御部17は、フリック操作の方向を算出する(S4)。
制御部17は、算出された方向に基づいて窓ガラスを駆動する(S5)。具体的には、制御部17は、算出された方向が第1の方向である場合、予め定められた駆動位置となるように窓ガラス34を開ける方向に駆動する駆動信号を駆動部10に出力する。また制御部17は、算出された方向が第2の方向である場合、予め定められた駆動位置となるように窓ガラス34を閉める方向に駆動する駆動信号を駆動部10に出力する。
制御部17は、駆動部10から取得した位置情報に基づいて駆動されている窓ガラス34の駆動位置を算出し、目標とする駆動位置まで窓ガラス34が駆動された後、駆動信号を停止する。
なお、制御装置1は、例えば、駆動されている途中で、操作がなされた場合、当該操作に基づいて窓ガラス34を駆動するものとする。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る制御装置1は、操作性を向上させることができる。具体的には、制御装置1は、検出部ごとに駆動位置が設定されている。従って操作者は、所望の駆動位置が割り当てられた検出部に操作を行うことにより、スイッチの押し下げや引き上げにより窓ガラスの開度を調整する場合と比べて、所望の駆動位置に窓ガラス34を容易に駆動することができ、操作性が向上する。また制御装置1は、予め定められた駆動位置に、少ない操作数で駆動することができるので、操作者の操作時間が短縮されると共に、操作者の操作負荷が軽減される。
また窓ガラス34を数cm程度開ける操作は、押し下げや引き上げにより窓ガラスの開度を調整するスイッチでは、難しい。しかし、制御装置1は、第2の検出部12又は第3の検出部13にタッチ操作を行うことにより、窓ガラス34を数cm程度、容易に開けることができる。
また制御装置1は、窓ガラス34を全閉にする第1の検出部11、及び全開にする第5の検出部15を備えている。従って、制御装置1は、第1の検出部11又は第5の検出部15に操作を行うことにより、全閉又は全開するためにスイッチを継続的に押し下げたり、引き上げたりする場合と比べて、容易に全閉又は全開を実行することが可能となり、操作性が向上する。
制御装置1は、第2の検出部12〜第4の検出部14に対してフリック操作を行うことにより、予め定められた駆動量だけ、窓ガラス34を駆動することができるので、操作性が向上する。
以下に、制御装置1の変形例1〜変形例4を説明する。
(変形例1)
図4(a)は、変形例1に係る制御装置の概略図である。なお、以下において、実施の形態と同様の機能及び構成を有する部分には、実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
変形例1に係る制御装置1は、なされた押し下げ操作(プッシュ操作)に基づいて検出信号を出力する複数の検出部を備えて概略構成されている。この検出部は、図4(a)に示すように、プッシュ操作に基づいて検出信号を出力する第1のスイッチ11a〜第5のスイッチ15aである。なお、スイッチの数は、これに限定されず、任意である。
この第1のスイッチ11aは、実施の形態の第1の検出部11に対応している。従って第1のスイッチ11aが操作されると、制御部17は、取得した検出信号Sに基づいて駆動位置d、すなわち窓ガラス34を全閉にする駆動信号を生成し、駆動部10に出力する。
この第2のスイッチ12aは、実施の形態の第2の検出部12に対応している。従って第2のスイッチ12aが操作されると、制御部17は、取得した検出信号Sに基づいて駆動位置dに窓ガラス34を駆動する駆動信号を生成し、駆動部10に出力する。
この第3のスイッチ13aは、実施の形態の第3の検出部13に対応している。従って第3のスイッチ13aが操作されると、制御部17は、取得した検出信号Sに基づいて駆動位置dに窓ガラス34を駆動する駆動信号を生成し、駆動部10に出力する。
この第4のスイッチ14aは、実施の形態の第4の検出部14に対応している。従って第4のスイッチ14aが操作されると、制御部17は、取得した検出信号Sに基づいて駆動位置dに窓ガラス34を駆動する駆動信号を生成し、駆動部10に出力する。
この第5のスイッチ15aは、実施の形態の第5の検出部15に対応している。従って第5のスイッチ15aが操作されると、制御部17は、取得した検出信号Sに基づいて駆動位置d、すなわち窓ガラス34を全開にする駆動信号を生成し、駆動部10に出力する。
この変形例1に係る制御装置1は、プッシュ操作を実施の形態のタッチ操作とし、スイッチの操作面をなぞって複数のスイッチを押し下げる操作を実施の形態のフリック操作として、窓ガラス34を駆動するように構成されている。
変形例1に係る制御装置1は、プッシュ操作により検出部を操作するので、意図しない操作を抑制することができる。
(変形例2)
図4(b)は、変形例2に係る制御装置の概略図である。
変形例2に係る制御装置1は、図4(b)に示すように、さらに、なされた押し下げ操作及び引き上げ操作に基づいて検出信号を出力するスイッチ16を備えて概略構成されている。
この変形例2に係る制御装置1は、実施の形態に係る制御装置1に、さらにスイッチ16を加えたものである。このスイッチ16は、押し下げ操作及び引き上げ操作が可能となるように構成されている。
変形例2に係る制御装置1は、第1の検出部11〜第5の検出部15と、スイッチ16と、を組み合わせて操作することが可能となるので、より操作性が向上する。
(変形例3)
図4(c)は、変形例3に係る制御装置の概略図である。
変形例3に係る制御装置1は、図4(c)に示すように、さらに複数の駆動対象物の駆動を切り替える切替スイッチを備えて概略構成されている。具体的には、制御装置1は、駆動対象物となる複数の窓ガラスを切り替える切替スイッチ21を有し、駆動部10は、複数の窓ガラスごとに駆動する構成を有し、制御部17は、切替スイッチ21が出力する切替信号に基づいて駆動する窓ガラスを選択し、当該窓ガラスを駆動する駆動部を制御するように構成されている。
切替スイッチ21は、一例として、第1のスイッチ21aと、第2のスイッチ21bと、第3のスイッチ21cと、第4のスイッチ21dと、を備えて概略構成されている。この切替スイッチ21は、例えば、運転席側のドアに設けられるものである。また第1のスイッチ21a〜第4のスイッチ21dは、一例として、車両3の左右方向に一列に並んで、肘掛32の上面33に配置されている。なお切替スイッチ21の配列は、上記に限定されず、任意で良い。例えば、切替スイッチ21の配列は、後述するように、操作する窓ガラスの配置に合わせて2列に配置されても良い。
この第1のスイッチ21a〜第4のスイッチ21dは、一例として、押しボタンスイッチである。第1のスイッチ21a〜第4のスイッチ21dは、その先端が押し下げられることにより、オンとなり制御部17に信号を出力するように構成されている。なお、第1のスイッチ21a〜第4のスイッチ21dは、上記の押しボタンスイッチに限定されず、タッチセンサ等のタッチ操作又はプッシュ操作を検出するものであれば良い。
第1のスイッチ21aは、車両3の前方左側の窓ガラスを選択するスイッチである。第2のスイッチ21bは、前方右側の窓ガラスを選択するスイッチである。第3のスイッチ21cは、後方左側の窓ガラスを選択するスイッチである。第4のスイッチ21dは、後方右側の窓ガラスを選択するスイッチである。上述のように、切替スイッチ21の配列を2列にする場合、図4(c)の紙面において、第1のスイッチ21aと第3のスイッチ21cと、及び第2のスイッチ21bと第4のスイッチ21dと、が縦に並ぶ。さらに第1のスイッチ21aと第2のスイッチ21bと、及び第3のスイッチ21cと第4のスイッチ21dと、が横に並ぶ。この配列により、操作者は、より直感的に制御装置1を操作することができる。
例えば、操作者が後方左側の窓ガラスの開閉を行いたい場合、操作者は、第3のスイッチ21cを押し下げ、続いて所望の駆動位置となるように第1の検出部11〜第5の検出部15を操作すれば良い。
この制御装置1は、駆動する窓ガラスを選択する切替スイッチ21を備えているので、窓ガラスの選択が容易で操作性が向上する。また制御装置1は、切替スイッチ21を備えているので、省スペースとなる。
(変形例4)
図5は、変形例5に係る制御装置の概略図である。図5は、一例として、右後ドア30のパネル31側から制御装置1を見た概略図である。従って、第1の検出部11〜第5の検出部15は、操作者側の開口330の側面331に配置されている。
変形例5に係る制御装置1の複数の検出部は、開口内に配置される。具体的には、制御装置1は、図5に示すように、複数の検出部(第1の検出部11〜第5の検出部15)が、車両3のドアの肘掛32に形成された開口330の側面331に配置されている。
この開口330の幅は、一例として、標準的な指の太さより少し広くなるように形成される。操作者は、この開口330に指を挿入して、制御装置1に操作を行うことにより、窓ガラスの開閉を行うことができる。制御装置1は、開口330の側面331に配置されているので、意図しない操作を防止することができる。
なお制御部17は、なされた操作の軌跡の長さに応じて駆動量を変更する構成であっても良い。つまり、制御部17は、フリック操作の軌跡の長さに応じて駆動量を変更するように構成されても良い。
また制御部17は、なされた操作の速度に応じて駆動量を変更する構成であっても良い。つまり、制御部17は、フリック操作の速度に応じて駆動量を変更するように構成されても良い。
また制御部17は、なされた操作の速度に応じて駆動対象物の駆動速度を変更する構成であっても良い。つまり、制御部17は、フリック操作の速度に応じて窓ガラスの駆動速度を変更するように構成されても良い。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…制御装置
3…車両
6…制御部
10…駆動部
10a…モータ
10b…機構部
11〜15…第1の検出部〜第5の検出部
11a〜15a…第1のスイッチ〜第5のスイッチ
16…スイッチ
17…制御部
21…切替スイッチ
21a〜21d…第1のスイッチ〜第4のスイッチ
30…右後ドア
31…パネル
32…肘掛
33…上面
34…窓ガラス
110,120,130,140,150…操作面
330…開口
331…側面

Claims (5)

  1. 駆動対象物を駆動する駆動部と、
    それぞれに前記駆動部の異なる駆動位置が割り当てられ、なされた操作に基づいて割り当てられた第1の駆動位置に対応する第1の検出信号を出力するようにそれぞれが構成された複数の検出部と、
    操作がなされた検出部から出力された前記第1の検出信号に対応する前記第1の駆動位置に前記駆動対象物を駆動するように前記駆動部を制御する制御部と、
    を備えた制御装置。
  2. さらに、なされた操作に基づいて最小の駆動位置に対応した第2の検出信号を出力する第1の操作検出部と、
    なされた操作に基づいて最大の駆動位置に対応した第3の検出信号を出力する第2の操作検出部と、
    を備える請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記駆動部は、車両の窓ガラスを前記駆動対象物として駆動する請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記駆動対象物となる複数の窓ガラスを切り替える切替スイッチを有し、
    前記駆動部は、前記複数の窓ガラスごとに駆動する構成を有し、
    前記制御部は、前記切替スイッチが出力する切替信号に基づいて駆動する窓ガラスを選択し、当該窓ガラスを駆動する駆動部を制御する請求項1乃至3の何れか1項に記載の制御装置。
  5. 前記複数の検出部は、開口内に配置される請求項1乃至4の何れか1項に記載の制御装置。
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