JP2013166294A - 印刷装置およびその制御方法 - Google Patents

印刷装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013166294A
JP2013166294A JP2012030410A JP2012030410A JP2013166294A JP 2013166294 A JP2013166294 A JP 2013166294A JP 2012030410 A JP2012030410 A JP 2012030410A JP 2012030410 A JP2012030410 A JP 2012030410A JP 2013166294 A JP2013166294 A JP 2013166294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
carriage
power supply
operation mode
printing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012030410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5978641B2 (ja
Inventor
清司 ▲高▼松
Seiji Takamatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012030410A priority Critical patent/JP5978641B2/ja
Publication of JP2013166294A publication Critical patent/JP2013166294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5978641B2 publication Critical patent/JP5978641B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】印刷装置へのUSBバスパワーの給電電力を監視してこれに適切に対処する。
【解決手段】電力測定回路を用いてバスパワー用電源ラインの供給電力Psupを入力し(S110)、供給電力Psupが閾値P1未満の場合には紙送りローラーの改行動作中にキャリッジの加速動作を開始しキャリッジの加速動作中に印刷ヘッドのインク吐出動作を開始する通常モードを選択し(S140)、供給電力Psupが閾値P1以上で且つ閾値P2未満の場合には改行動作が完了した後にキャリッジの加速動作を開始しその加速動作中に印刷ヘッドのインク吐出動作を開始する第1低速モードを選択し(S150)、供給電力Psupが閾値P2以上の場合には改行動作が完了した後にキャリッジの加速動作を開始しその加速動作から等速動作に移行したときに印刷ヘッドのインク吐出動作を開始する第2低速モードを選択する(S160)。
【選択図】図4

Description

本発明は、USBバスパワーによる給電を受けて動作する印刷装置およびその制御方法に関する。
従来より、USB(Universal Serial Bus)インターフェースからの電力(USBバスパワー)だけで動作するデバイスが提案されている。かかるデバイスとして、特許文献1には、USBバスパワーで動作するデジタルビデオカメラ(撮像装置)が記載されている。このデジタルビデオカメラは、主電源(AC電源またはバッテリー)からの電力を入力する端子と、USBバスパワーを入力する端子と、各端子毎に供給される電力が十分であるか否かを検出する電源検出部と、主電源の電力をデジタルビデオカメラの全てのブロックに供給するための主電源用スイッチと、USBバスパワーをデジタルビデオカメラの一部のブロックのみに供給するためのバスパワー用スイッチと、を備える。このデジタルビデオカメラでは、主電源からの電力が十分であるか否かを判定し、主電源からの電力が十分である場合にはデジタルビデオカメラとしての通常の動作の全てが可能となるように主電源用スイッチをオンとすると共にバスパワー用スイッチをオフとし、主電源からの電力が十分でない場合にはさらにUSBバスパワーからの電力が十分であるか否かを判定し、USBバスパワーからの電力が十分である場合には主電源用スイッチをオフとすると共にバスパワー用スイッチをオンとしている。これにより、消費電力が比較的高いデジタルビデオカメラでも、USBバスパワーを用いて動作させることを可能としている。
特開2005−71274号公報
このように、USBバスパワーを用いて動作する機器では、USBバスパワーの給電電力が制限されているため、システムダウンを起こすことのないようUSBバスパワーの給電電力を監視し、適切に対処することが求められる。特に、印刷装置は消費電力が比較的高いことから、USBバスパワーを監視して適切に対応することは、印刷装置の正常な動作を確保する上で極めて重要な課題として考えることができる。
本発明の印刷装置およびその制御方法は、印刷装置へのUSBバスパワーの給電状態を監視して適切に対処することを主目的とする。
本発明の印刷装置およびその制御方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の印刷装置は、
USBバスパワーによる給電を受けて動作する印刷装置であって、
前記USBバスパワーの給電電力を測定する給電電力測定手段と、
前記USBバスパワーの給電規格値の範囲内で動作するよう前記給電電力測定手段により測定された給電電力に基づいて消費電力のピークが異なる複数の動作モードから一つの動作モードを選択して実行する動作モード選択実行手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の印刷装置では、USBバスパワーの給電電力を測定し、USBバスパワーの給電規格値の範囲内で動作するよう測定された給電電力に基づいて消費電力のピークが異なる複数の動作モードから一つの動作モードを選択して実行する。これにより、印刷装置へのUSBバスパワーの給電状態を監視してこれに適切に対処することができる。
こうした本発明の印刷装置において、前記動作モード選択実行手段は、印刷速度が異なる複数のモードのうち前記測定された給電電力が高いほど印刷速度が遅くなる動作モードを選択して実行する手段であるものとすることもできる。第1の駆動部と第2の駆動部とを含む複数の駆動部の動作に伴って印刷を実行する態様の本発明の印刷装置において、前記動作モード選択実行手段は、前記測定された給電電力が所定値未満の場合には前記第1の駆動部の動作と前記第2の駆動部の動作とが重なる動作モードを選択して実行し、前記測定された給電電力が前記所定値以上の場合には前記第1の駆動部の動作と前記第2の駆動部の動作とが重ならない動作モードを選択して実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、消費電力のピークをより確実に抑制することができ、USBバスパワーの給電能力が比較的低い場合であっても印刷を実行することが可能となる。
また、複数の駆動部の動作に伴って印刷を実行する態様の本発明の印刷装置において、前記複数の駆動部として、搬送用モーターの駆動により記録媒体を搬送する搬送手段と、記録液体を前記記録媒体に吐出する吐出ヘッドと、キャリッジモーターの駆動により前記吐出ヘッドを前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動させるキャリッジと、を備え、前記動作モード選択実行手段は、前記測定された給電電力が第1の閾値未満の場合には前記記録媒体の搬送動作と前記キャリッジの加速動作とが重なる動作モードを選択して実行し、前記測定された給電電力が前記第1の閾値以上の場合には前記記録媒体の搬送動作と前記キャリッジの加速動作とが重ならない動作モードを選択して実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、USBバスパワーの給電能力が比較的低い場合であっても印刷品質を確保しつつ印刷を実行することが可能となる。
さらに、複数の駆動部の動作に伴って印刷を実行する態様の本発明の印刷装置において、前記複数の駆動部として、搬送用モーターの駆動により記録媒体を搬送する搬送手段と、記録液体を前記記録媒体に吐出する吐出ヘッドと、キャリッジモーターの駆動により前記吐出ヘッドを前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動させるキャリッジと、を備え、前記動作モード選択実行手段は、前記測定された給電電力が第2の閾値未満の場合には前記キャリッジの加速動作と前記吐出ヘッドの吐出動作とが重なる動作モードを選択して実行し、前記測定された給電電力が前記第2の閾値以上の場合には前記キャリッジの加速動作と前記吐出ヘッドの吐出動作とが重ならない動作モードを選択して実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、USBバスパワーの給電能力が比較的低い場合であっても印刷品質を確保しつつ印刷を実行することが可能となる。
本発明の印刷装置の制御方法は、
USBバスパワーによる給電を受けて動作する印刷装置の制御方法であって、
前記USBバスパワーの給電電力を測定し、前記USBバスパワーの給電規格値の範囲内で動作するよう前記測定された給電電力に基づいて消費電力のピークが異なる複数の動作モードから一つの動作モードを選択して実行する
ことを要旨とする。
この本発明の印刷装置の制御方法によれば、USBバスパワーの給電電力を測定し、USBバスパワーの給電規格値の範囲内で動作するよう測定された給電電力に基づいて消費電力のピークが異なる複数の動作モードから一つの動作モードを選択して実行する。これにより、印刷装置へのUSBバスパワーの給電状態を監視してこれに適切に対処することができる。
プリントシステムの概略構成図。 コンピューター10およびプリンター20の機能ブロック図。 電源回路50の概略構成図。 バスパワー供給時印刷処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 通常モード印刷における消費電力の時間変化を示す説明図。 第1低速モード印刷における消費電力の時間変化を示す説明図。 第2低速モード印刷における消費電力の時間変化を示す説明図。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、プリントシステムの構成の概略を示す構成図であり、図2は、プリントシステムを構成するコンピューター10およびプリンター20の機能ブロックを示すブロック図であり、図3は、電源回路50の構成の概略を示す構成図である。本実施形態のプリントシステムは、コンピューター10とプリンター20とをUSBケーブル60を介して接続されたものとして構成されている。
コンピューター10は、図2に示すように、中央演算処理装置としてのCPU12や各種アプリケーションやユーザーファイル,プリンタードライバーなどが記憶されたハードディスクドライブ(HDD)13,データを一時的に記憶するRAM14などが組み込まれたコンピューター本体11と、入力装置としてのキーボード(およびマウス)16と、表示装置としてのディスプレイ19とを備える汎用のコンピューターとして構成されている。コンピューター本体11は、CPU12やHDD13,RAM14の他に、キーボード16からの文字入力を行なうインターフェース15や、USBポート17aに接続されたUSBケーブル60を介して周辺機器(本実施形態ではプリンター20)との通信を行なうUSB2.0規格準拠のUSBホストコントローラー17、ディスプレイ19の表示制御を行なう表示用コントローラー18を備えており、これらはバスを介して電気的に接続されている。ここで、USBコントローラー17は、USBバスパワード(USBバスパワー)による駆動に対応している。USBコントローラー17は、供給電流を監視しており、供給電流が上限値を超えると、USBポート17aをシャットダウンして給電を停止する。なお、USBバスパワーは、USB2.0規格によれば給電電圧が5V(±10%)で最大電流が500mAまでとされているが、その給電能力はホスト機器毎に異なる。
本実施形態のプリンター20は、印刷機構40を内蔵するインクジェット方式のプリンターとして構成されている。印刷機構40は、図2に示すように、左右方向(主走査方向)にループ状に架け渡されたキャリッジベルト43により駆動されガイド42に沿って左右に往復するキャリッジ41と、キャリッジ41にシアン・マゼンタ・イエロー・ブラック等の各色のインクを供給するインクカートリッジ44と、圧電素子に電圧を印加して変形させることにより各インクカートリッジ44から供給された各インクに圧力をかけてノズルから用紙Sに向けてインクを吐出する印刷ヘッド45と、キャリッジベルト43を駆動してキャリッジ41を主走査方向に往復動させるキャリッジモーター46と、キャリッジ41の移動方向に直交する副走査方向に用紙Sを搬送する紙送りローラー47と、紙送りローラー47を駆動する紙送りモーター48と、を備える。ここで、印刷ヘッド45はヘッドドライバー45a(図3参照)により駆動され、キャリッジモーター46はモータドライバー46a(図3参照)により駆動され、紙送りモーター48はモータドライバー48a(図3参照)により駆動される。なお、インクカートリッジ44は、本実施形態では、印刷機構40の下方に取り付けられており、インクカートリッジ44がキャリッジ41上に搭載されていない、いわゆるオフキャリッジタイプである。勿論、インクカットリッジをキャリッジ41上に搭載するオンキャリッジタイプを採用するものとしても構わない。
また、本実施形態のプリンター20は、その制御系としては、図2に示すように、プリンター全体の制御を司るメインコントローラー30と、メモリーカードスロット37に挿入されたメモリーカードMCに対してデータの書き込みと読み出しとを制御するメモリーカードコントローラー38と、印刷機構40の制御を司るプリンターASIC49と、ホスト機器としてのコンピューター10と通信するためのUSBデバイスコントローラー58と、プリンター20のパワーデバイス(印刷ヘッド45やキャリッジモーター46,紙送りモーター48など)とロジックデバイス(メインコントローラー30やメモリーカードコントローラー38,プリンターASIC49,USBデバイスコントローラー58など)に対して動作に必要な電力を供給する電源回路50と、を備える。なお、プリンター20は、本実施形態では、メインコントローラー30とメモリーカードコントローラー38とプリンターASIC49とUSBデバイスコントローラー58とが1チップ上に集積されたシステムオンチップ(以下、SOCという)21として構成されている(図3参照)。
メインコントローラー30は、CPU31を中心とするマイクロプロセッサーとして構成されており、各種処理プログラムや各種データ、各種テーブルなどを記憶するROM32と、一時的にデータを記憶するRAM33と、書き換え可能で電源を切ってもデータは保持されるフラッシュメモリー34と、電源ボタン36からの操作信号を入力するインターフェース35(I/F)とを備える。このメインコントローラー30は、メモリーカードスロット37に挿入されているメモリーカードMCから画像ファイルをメモリーカードコントローラー38を介して入力し、印刷機構40の駆動状態を検出する各種センサ(例えば、キャリッジ41のポジションを検出するキャリッジポジションセンサや紙送りモーター48の回転角を検出する回転角センサなど)からの検出信号をプリンターASIC49を介して入力し、コンピューター10からの受信データをUSBデバイスコントローラー58を介して入力している。また、メインコントローラー30は、コンピューター10側へ送信する送信データをUSBデバイスコントローラー58に出力し、印刷機構40の駆動指令をプリンターASIC48に出力している。
USBデバイスコントローラー58は、本実施形態では、USB2.0規格準拠のUSBコントローラーとして構成されており、USBケーブル60を介して通信データのやり取りを行なう。USBケーブル60は、VBUSラインおよびグランド(GND)ラインからなる電源系ラインと、D+ラインおよびD−ラインからなる信号系ラインとを有しており、一端にはコンピューター10側のUSBポート17aに接続される標準Aプラグが設けられ、他端にはプリンター20側のUSBポート58aに接続される標準Bプラグが設けられている。
電源回路50は、家庭用の交流電力(AC100VやAC200Vなど)を直流電力(DC20Vなど)にAC−DC変換するACアダプタ70からの電力とUSBのVBUSラインからの電力(USBバスパワー)とをプリンター20のパワーデバイスやロジックデバイスに供給可能な回路として構成されている。この電源回路50は、図3に示すように、パワーデバイスとしてヘッドドライバー45aやモータードライバー46a,48aに電力を供給する駆動系電力ライン51と、VBUSラインからの電力(USBバスパワー)をダイオードD1を介して駆動系電力ライン51に供給するバスパワー用電源ライン52と、ACアダプター70からの電力をダイオードD2を介して電力ライン51に供給するAC電源用電源ライン53と、駆動系電力ライン51の直流電力を電圧変換(降圧)してロジックデバイスとしてのSOC21に供給するDC/DCコンバーター54と、バスパワー用電源ライン52に接続されVBUSラインから供給される電力を測定する電力測定回路55と、を備える。
電力測定回路55は、USBバスパワーの供給電圧と供給電流とを計測するための回路として構成されており、図3に示すように、バスパワー用電源ライン52に直列接続された電流検出用の抵抗R1と、抵抗R1の両端に接続された入力用の抵抗R2および抵抗R3と、グランドに接続された出力用の抵抗R4と、コレクタ端子が抵抗R2に接続されると共にエミッタ端子が抵抗R4に接続されたnpn型のバイポーラトランジスター56と、入力端子(+)が抵抗R2とバイポーラトランジスター56のコレクタ端子との接続点に接続され入力端子(−)が抵抗R3に接続され出力端子がバイポーラトランジスター56のベース端子に接続されたオペアンプ57と、グランドに接続された抵抗R5と、抵抗R5とバスパワー用電源ライン52とに接続された抵抗R6と、を備える。ここで、抵抗R1の抵抗値は例えば0.1Ωに設定され、抵抗R2の抵抗値は例えば1kΩに設定され、抵抗R3の抵抗値は例えば1kΩに設定され、抵抗R4の抵抗値は例えば20kΩに設定されている。電流検出用の抵抗R1と入力用の抵抗R2,R3と出力用の抵抗R4とオペアンプ57とバイポーラトランジスター56は、抵抗R1を流れる電流I1を検出するハイサイド電流検出回路を構成している。この電流検出回路では、オペアンプ57の二つの入力端子の入力電流が等しくなるよう調整すると、抵抗R1に電流I1が流れているときには、抵抗R2に次式(1)に示す電流I2が流れ、バイポーラトランジスター56のエミッタ端子に電流I2と出力用の抵抗R4との積に相当する電圧が出力電圧Voutとして出力される。SOC21(メインコントローラー30)は、出力電圧Voutを入力することにより、出力電圧Voutに基づいて次式(2)により抵抗R1を流れる電流I1、即ち、バスパワー用電源ライン52の供給電流Iを演算することができる。また、抵抗R5の抵抗値は例えば10kΩに設定され、抵抗R6の抵抗値は例えば10kΩに設定されている。この抵抗R5,R6は互いに直列接続された分圧回路を構成している。SOC21(メインコントローラー30)は、抵抗R5と抵抗R6との接続点の電圧を入力することにより、入力した電圧と抵抗R5,R6の分圧比とに基づいてバスパワー用電源ライン52の供給電圧Vを演算することができる。
I2=I1×R1/R2 (1)
I1=R2/R1×Vout/R4 (2)
次に、こうして構成された本実施形態のプリンター20では、コンピューター10のプリンタードライバーからUSBケーブル60を介して印刷指示を受け付けると、まず、紙送りモーター48を駆動制御することにより紙送りローラー47を回転させて用紙を給紙する給紙動作を行なう。用紙が給紙されると、キャリッジモーター46を駆動制御することによりキャリッジ41を主走査方向に移動させながらキャリッジ41に搭載された印刷ヘッド45からインクを吐出する印字動作と、紙送りモーター48を駆動制御することにより紙送りローラー47を回転させて用紙を改行する改行動作とを繰り返す。なお、キャリッジ41の移動は、その移動速度が目標速度となるようキャリッジモーター46を駆動制御することにより行なわれ、加速動作と等速動作と減速動作の3つの動作を伴う。印刷が完了すると、紙送りモーター48を駆動制御することにより紙送りローラー47を回転させて印刷した用紙を排紙する排紙動作を行なう。
次に、コンピューター10からバスパワーの供給を受けている状態で印刷を実行する際の動作について説明する。図4は、メインコントローラー30のCPU31により実行されるバスパワー供給時印刷処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、バスパワー用電源ライン52から給電されている状態で印刷指示が受け付けられたときに実行される。
バスパワー供給時印刷処理ルーチンが実行されると、メインコントローラー30のCPU31は、まず、前述した給紙動作を行ない(ステップS100)、USBバスパワーの供給電力Psupを入力する(ステップS110)。ここで、供給電力Psupは、電力測定回路55により測定される供給電圧Vと供給電流Iとの積により演算されたものを入力するものとした。USBバスパワーの供給電力Psupを入力すると、入力した供給電力Psupが閾値P1未満か否か(ステップS120)、入力した供給電力Psupが閾値P2未満か否か(ステップS130)をそれぞれ判定する。ここで、閾値P1,P2は、供給電力PsupがUSB給電の規格値(USB2.0規格の場合には、2.5W)に至るまでを段階的に判定するための閾値であり、閾値P2はUSB規格値よりも若干小さな値に定められ、閾値P1は閾値P2よりも小さな値に定められている。
供給電力Psupが閾値P1未満と判定されると、供給電力PsupがUSBバスパワーの供給規格値に至るまでに余裕があると判断し、印刷モードを通常モードに設定する(ステップS140)。また、供給電力Psupが閾値P1以上で且つ閾値P2未満と判定されると、供給電力PsupがUSBバスパワーの供給規格値に近づいていると判断し、印刷モードを印刷速度が通常モードよりも遅くなる第1低速モードに設定し(ステップS150)、供給電力Psupが閾値P2以上と判定されると、供給電力PsupがUSBバスパワーの供給規格値までほとんど余裕がないと判断し、印刷モードを印刷速度が第1低速モードよりも更に遅くなる第2低速モードに設定する(ステップS160)。そして、設定した印刷モードに従って1走査分の印刷処理を実行する(ステップS170)。ここで、1走査分の印刷処理には、キャリッジ41を主走査方向に移動させながら印刷ヘッド45からインクを吐出する印字動作と、紙送りにより用紙を改行する改行動作とが含まれる。1走査分の印刷処理が完了すると、印刷が完了したか否かを判定する(ステップS180)。印刷が完了していないと判定されると、ステップS110に戻ってステップS110〜S170の処理を繰り返し、印刷が完了したと判定されると、排紙動作を行なって(ステップS190)、本ルーチンを終了する。
通常モードは、本実施形態では、紙送りローラー47の改行動作中にキャリッジ41の加速動作を開始し、キャリッジ41の加速動作中に印刷ヘッド45のインク吐出動作を開始する印刷モードである。キャリッジ41の加速動作は、紙送りローラー47の改行動作が完了するタイミングで印刷ヘッド45のインク吐出が開始されるように開始タイミングが合わせられる。これにより、改行動作に要する時間の一部を短縮でき、印刷時間を短縮することができる。一方、キャリッジ41の加速動作中の印刷ヘッド45のインク吐出動作は、キャリッジ41を用紙の印字エリアに近い位置で待機させた状態で行なわれる。これにより、キャリッジ41の移動距離は短くなるから、1走査分の印刷時間を短縮することができる。図5に、通常モード印刷における紙送り動作による消費電力とキャリッジ動作による消費電力とヘッド駆動による消費電力と全体の消費電力の時間変化を示す。通常モードでは、図5に示すように、紙送りローラー47の改行動作による電力消費とキャリッジ41の加速動作による電力消費とが重なり、キャリッジ41の加速動作による電力消費と印刷ヘッド45のインク吐出動作による電力消費とが重なるため、全体の消費電力のピークは比較的高い値(図5中の「Pmax1」参照)を示す。
第1低速モードは、本実施形態では、紙送りローラー47の改行動作が完了した後にキャリッジ41の加速動作を開始し、キャリッジ41の加速動作中に印刷ヘッド45のインク吐出動作を開始する印刷モードである。図6に、第1低速モード印刷における紙送り動作による消費電力とキャリッジ動作による消費電力とヘッド駆動による消費電力と全体の消費電力の時間変化を示す。第1低速モードでは、図6に示すように、キャリッジ41の加速動作による電力消費と印刷ヘッド45のインク吐出動作による電力消費とが重なるものの、紙送りローラー47の改行動作による電力消費とキャリッジ41の加速動作による電力消費とは重ならないため、全体の消費電力のピークは通常モード時の値(Pmax1)に比して低い値(図6中の「Pmax2」参照)を示す。
第2低速モードは、本実施形態では、紙送りローラー47の改行動作が完了した後にキャリッジ41の加速動作を開始し、キャリッジ41の加速動作から等速動作に移行したときに印刷ヘッド45のインク吐出動作を開始する印刷モードである。図7に、第2低速モード印刷における紙送り動作による消費電力とキャリッジ動作による消費電力とヘッド駆動による消費電力と全体の消費電力の時間変化を示す。第2低速モードにおける印刷処理では、図7に示すように、紙送りローラー47の改行動作による電力消費とキャリッジ41の加速動作による電力消費と印刷ヘッド45のインク吐出動作による電力消費のいずれもが重ならないため、全体の消費電力のピークは第1低速モード時の値(Pmax2)に比して低い値(図7中の「Pmax3」参照)を示す。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の電力測定回路55と供給電力Psupを演算するメインコントローラー30とが本発明の「給電電力測定手段」に相当し、図4のバスパワー供給時印刷処理ルーチンを実行するメインコントローラー30が「動作モード選択実行手段」に相当する。なお、本実施形態では、本発明のプリンター20の動作を説明することにより本発明の印刷装置の制御方法の一例も明らかにしている。
以上説明した本実施形態のプリンター20によれば、電力測定回路55を用いてバスパワー用電源ライン52の供給電力Psupを測定し、供給電力Psupが閾値P1未満の場合には紙送りローラー47の改行動作中にキャリッジ41の加速動作を開始しキャリッジ41の加速動作中に印刷ヘッド45のインク吐出動作を開始する通常モードを選択して印刷処理を実行し、供給電力Psupが閾値P1以上で且つ閾値P2未満の場合には紙送りローラー47の改行動作が完了した後にキャリッジ41の加速動作を開始しキャリッジ41の加速動作中に印刷ヘッド45のインク吐出動作を開始する第1低速モードを選択して印刷処理を実行する。そして、供給電力Psupが閾値P2以上の場合には紙送りローラー47の改行動作が完了した後にキャリッジ41の加速動作を開始しキャリッジ41の加速動作から等速動作に移行したときに印刷ヘッド45のインク吐出動作を開始する第2低速モードを選択して印刷処理を実行する。これにより、供給電力Psupが高いほど印刷の実行に伴う消費電力のピークを小さくすることができる。この結果、USBバスパワーが供給規格値を超えないように監視しつつ印刷処理を実行することができる。
本実施形態では、印刷モードとして、紙送りローラー47の改行動作中にキャリッジ41の加速動作を開始しキャリッジ41の加速動作中に印刷ヘッド45のインク吐出動作を開始する通常モードと、紙送りローラー47の改行動作が完了した後にキャリッジ41の加速動作を開始しキャリッジ41の加速動作中に印刷ヘッド45のインク吐出動作を開始する第1低速モードと、紙送りローラー47の改行動作が完了した後にキャリッジ41の加速動作を開始しキャリッジ41の加速動作から等速動作に移行したときに印刷ヘッド45のインク吐出動作を開始する第2低速モードとを備えるものとしたが、これらの印刷モードのうちの一部のモードを省略するものとしてもよいし、他の印刷モードを用意するものとしてもよい。後者の場合、例えば、紙送りローラー47の改行動作の速度(紙送り速度)が異なる複数の印刷モードを用意するものとしてもよいし、キャリッジ41の移動速度が異なる複数の印刷モードを用意するものとしてもよい。なお、キャリッジ41の移動速度が遅くなると、印刷ヘッド45の駆動間隔も長くなる。また、USBバスパワーの供給電力Psupが高いほど消費電力のピークが低くなる印刷モードを選択するものであれば、選択可能な複数の印刷モードの数は2種類であってもよいし、4種類以上であってもよい。この場合、選択可能な複数の印刷モードは如何なる組み合わせによるものとしてもよい。
本実施形態では、プリンター20をAC電源からの給電を受けて動作するよう構成するものとしたが、プリンター20に着脱可能なバッテリーを備えるものとしてバッテリーからの給電を受けて動作するよう構成するものとしてもよいし、プリンター20側に複数のUSBポートを備えるものとしてホスト機器側の複数のUSBポートからの給電をプリンター20側の複数のUSBポートで同時に受けるものとしてもよい。
本実施形態では、電力測定回路55において、電流検出用の抵抗R1と入力用の抵抗R2,R3と出力用の抵抗R4とオペアンプ57とバイポーラトランジスター56とにより抵抗R1を流れる電流I1を検出するハイサイド電流検出回路を構成するものとしたが、ローサイド電流検出回路により構成するものとしてもよい。また、バスパワー用電源ライン52から供給される電力の測定が可能なものであれば、如何なる検出回路を用いるものとしてもよい。
本実施形態では、本発明をコンピューター10のUSBポート17aからUSBバスパワーの供給を受けて動作するものに適用して説明したが、USBバスパワーの供給元をコンピューター10とするものに限られず、USBバスパワーを供給可能な如何なるホスト機器としてもよい。
本実施形態では、本発明を印刷装置の形態として説明したが、印刷装置の制御方法の形態とするものとしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
10 コンピューター、11 コンピューター本体、12 CPU、13 ハードディスクドライブ(HDD)、14 RAM、15 インターフェース(I/F)、16 キーボード、17 USBホストコントローラー、17a USBポート、18 表示用コントローラー、19 ディスプレイ、20 プリンター、21 システムオンチップ(SOC)、30 メインコントローラー、31 CPU、32 ROM、33 RAM、34 フラッシュメモリー、35 インターフェース(I/F)、36 電源ボタン、37 メモリーカードスロット、38 メモリーカードコントローラー、40 印刷機構、41 キャリッジ、42 ガイド、43 キャリッジベルト、44 インクカートリッジ、45 印刷ヘッド、45a ヘッドドライバー、46 キャリッジモーター、46a モータードライバー、47 紙送りローラー、48 紙送りモーター、48a モータードライバー、49 プリンターASIC、50 電源回路、51 電源ライン、52 バスパワー用電源ライン、53 AC電源用電源ライン、54 DC/DCコンバーター、55 電力測定回路、56 バイポーラトランジスター、57 オペアンプ、58 USBデバイスコントローラー、58a USBポート、60 USBケーブル、70 ACアダプター、R1〜R6 抵抗、D1,D2 ダイオード。

Claims (6)

  1. USBバスパワーによる給電を受けて動作する印刷装置であって、
    前記USBバスパワーの給電電力を測定する給電電力測定手段と、
    前記USBバスパワーの給電規格値の範囲内で動作するよう前記給電電力測定手段により測定された給電電力に基づいて消費電力のピークが異なる複数の動作モードから一つの動作モードを選択して実行する動作モード選択実行手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置であって、
    前記動作モード選択実行手段は、印刷速度が異なる複数のモードのうち前記測定された給電電力が高いほど印刷速度が遅くなる動作モードを選択して実行する手段である
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 第1の駆動部と第2の駆動部とを含む複数の駆動部の動作に伴って印刷を実行する請求項2記載の印刷装置であって、
    前記動作モード選択実行手段は、前記測定された給電電力が所定値未満の場合には前記第1の駆動部の動作と前記第2の駆動部の動作とが重なる動作モードを選択して実行し、前記測定された給電電力が前記所定値以上の場合には前記第1の駆動部の動作と前記第2の駆動部の動作とが重ならない動作モードを選択して実行する手段である
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3記載の印刷装置であって、
    前記複数の駆動部として、搬送用モーターの駆動により記録媒体を搬送する搬送手段と、記録液体を前記記録媒体に吐出する吐出ヘッドと、キャリッジモーターの駆動により前記吐出ヘッドを前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動させるキャリッジと、を備え、
    前記動作モード選択実行手段は、前記測定された給電電力が第1の閾値未満の場合には前記記録媒体の搬送動作と前記キャリッジの加速動作とが重なる動作モードを選択して実行し、前記測定された給電電力が前記第1の閾値以上の場合には前記記録媒体の搬送動作と前記キャリッジの加速動作とが重ならない動作モードを選択して実行する手段である
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項3または4記載の印刷装置であって、
    前記複数の駆動部として、搬送用モータの駆動により記録媒体を搬送する搬送手段と、記録液体を前記記録媒体に吐出する吐出ヘッドと、キャリッジモータの駆動により前記吐出ヘッドを前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に移動させるキャリッジと、を備え、
    前記動作モード選択実行手段は、前記測定された給電電力が第2の閾値未満の場合には前記キャリッジの加速動作と前記吐出ヘッドの吐出動作とが重なる動作モードを選択して実行し、前記測定された給電電力が前記第2の閾値以上の場合には前記キャリッジの加速動作と前記吐出ヘッドの吐出動作とが重ならない動作モードを選択して実行する手段である
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. USBバスパワーによる給電を受けて動作する印刷装置の制御方法であって、
    前記USBバスパワーの給電電力を測定し、前記USBバスパワーの給電規格値の範囲内で動作するよう前記測定された給電電力に基づいて消費電力のピークが異なる複数の動作モードから一つの動作モードを選択して実行する
    ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
JP2012030410A 2012-02-15 2012-02-15 印刷装置およびその制御方法 Active JP5978641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012030410A JP5978641B2 (ja) 2012-02-15 2012-02-15 印刷装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012030410A JP5978641B2 (ja) 2012-02-15 2012-02-15 印刷装置およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013166294A true JP2013166294A (ja) 2013-08-29
JP5978641B2 JP5978641B2 (ja) 2016-08-24

Family

ID=49177136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012030410A Active JP5978641B2 (ja) 2012-02-15 2012-02-15 印刷装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5978641B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016201909A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 株式会社バッファロー 電気機器、及びその制御方法
WO2020027536A1 (ko) * 2018-07-30 2020-02-06 주식회사 빅솔론 인쇄장치의 제어 방법 및 이를 수행하기 위한 인쇄장치
JP7459662B2 (ja) 2020-05-29 2024-04-02 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11243651A (ja) * 1997-12-17 1999-09-07 Canon Inc 電力制御システム及び電力制御方法
JP2001100868A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Minolta Co Ltd 携帯機器
JP2001195160A (ja) * 2000-01-12 2001-07-19 Roland Corp バス接続形デバイス
JP2004034455A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Canon Inc プリンタ装置
JP2004202713A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Ricoh Co Ltd 画像出力装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11243651A (ja) * 1997-12-17 1999-09-07 Canon Inc 電力制御システム及び電力制御方法
JP2001100868A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Minolta Co Ltd 携帯機器
JP2001195160A (ja) * 2000-01-12 2001-07-19 Roland Corp バス接続形デバイス
JP2004034455A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Canon Inc プリンタ装置
JP2004202713A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Ricoh Co Ltd 画像出力装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016201909A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 株式会社バッファロー 電気機器、及びその制御方法
WO2020027536A1 (ko) * 2018-07-30 2020-02-06 주식회사 빅솔론 인쇄장치의 제어 방법 및 이를 수행하기 위한 인쇄장치
JP7459662B2 (ja) 2020-05-29 2024-04-02 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5978641B2 (ja) 2016-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10406837B2 (en) Printing apparatus and leakage detection method of the same
US7508161B2 (en) Electronic device and power supply method
US9203992B2 (en) Information processing apparatus and control method
JP5978640B2 (ja) 印刷装置およびその制御方法
JP5978641B2 (ja) 印刷装置およびその制御方法
JP2014188931A (ja) 印刷装置
US7052105B2 (en) Battery residual capacity detection method and printing apparatus using the method
US9195287B2 (en) Power supply system has relaxation circuit which is enabled simultaneously with the outputting of reset signal to relax an output voltage
JP2014000743A (ja) 記録装置
JP2006277346A (ja) ホスト機器、通信システム及び電力供給方法
US9088677B2 (en) Print apparatus for communicating with host machine and image read apparatus via communication interface
JP2009165268A (ja) 電源装置および電気機器
JP2009113207A (ja) 電池残量検出方法
JP2013239060A (ja) 印刷装置用の電源回路
US8757759B2 (en) Temperature detecting apparatus
JP5523184B2 (ja) 記録装置
JP2005250739A (ja) 電子機器
JP2004195806A (ja) 携帯型プリント装置の電池残量表示法
US11579821B2 (en) Printing apparatus
JP2021162357A (ja) 電子機器
JP2020059197A (ja) 記録装置及び記録ヘッドの回復方法
JP2006211829A (ja) 電子機器
JP2015217534A (ja) 制御システム、画像形成装置、制御方法およびプログラム
JP2016107446A (ja) 記録装置及び記録ヘッドの故障検出方法
JP2003072105A (ja) 印刷装置及び印刷装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5978641

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150