JP2006211829A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 制御装置と駆動力源とを備えた電子機器において、電源ラインへの電力供給遮断時に制御装置のみならず駆動力源への電力供給もバックアップ可能にするとともに、バックアップ用コンデンサに充電された電力を、より効率的にバックアップ制御に利用して、バックアップ用コンデンサの小型化による電子機器の小型化を可能にする。
【解決手段】 逆流防止用ダイオードD1のアノード側においてACアダプタ20から電源ラインVccへの電力供給が遮断されたことを検出してバックアップ信号を出力する。所定のバックアップ制御の実行時には、記録制御部100への電力のみならず、上記キャッピング動作を行うためのCRモータ63等への電力も全てバックアップ用コンデンサC1から供給される。
【選択図】図4

Description

本発明は、直流電源から電源ラインへ電力供給されている間に充電され、直流電源から電源ラインへの電力供給がされなくなると、充電された電荷が電源ラインへ放電されて電源ラインへ所定量以上の電力供給がされる如く電源ラインに配設されたバックアップ用コンデンサを備えたバックアップ用電源回路に関する。
一般的な電子機器は、マイコン制御装置等を搭載しており、マイコン制御装置のコンピュータにて実行される制御プログラム等によって制御される。マイコン制御装置は、電源ONの間は、ロードされた制御プログラムやセンサ等により検出された電子機器の各種状態情報やそれらに基づく制御情報の演算結果等をメモリ上に展開して保持しているのが一般的である。これらのメモリ上に展開されている情報は、電子機器の電源OFF時には保持されず消えてしまうが、一部の情報を電源OFF時に予め不揮発性記憶媒体等に記憶して保持しておく必要がある場合もある。また、例えばインクジェットプリンタ等の記録装置は、電源OFF時に記録ヘッドのヘッド面をキャッピング装置等で封止しておく必要があるのが一般的である。
そのため、これらの電子機器は、マイコン制御装置が電源OFF時に一定時間電源ON状態を保持して所定の処理(以下、パックアップ処理という。)を実行した後、電源ラインを遮断して電子機器を電源OFF状態にするようになっているのが一般的である。また、一般的な電子機器は、通常、電源ON/OFFスイッチを備えており、電源ON/OFFスイッチによって電源ON/OFF操作が行われる。したがって、マイコン制御装置は、電源ON/OFFスイッチの操作状態或いはスイッチ接点の構成状態等を検出することで、電源ON/OFFスイッチによる電源OFF操作を検出して、上記バックアップ処理を実行することができる。
一方で電子機器においては、電源スイッチの接点で直接に電源ラインへの電力供給を遮断して電源OFFする構成を有するものがある。また、電源ONの状態から電源ON/OFFスイッチによらずに、電池を取り外したり電源コードを引き抜いたりする等によって電源OFFとなる場合もあり得る。これらの場合でも上記バックアップ処理を実行する間の電源を確保するためには、電池等の直流電源から電源ラインへの電力供給が遮断された後、バックアップ処理に必要な一定以上の電力を確保可能なバックアップ用電源回路を備えている必要がある。低コストで簡易な構成のバックアップ用電源回路としては、大容量のコンデンサ(以下、バックアップ用コンデンサという。)を有して構成されているものが一般的である。電子機器の電源ONの間にバックアップ用コンデンサに充電された電荷が電源OFF時に放電されてバックアップ処理時の電源として利用される(例えば、特許文献1を参照)。
特開平5−224786号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている従来技術においては、バックアップ用コンデンサによりバックアップされるのは、論理系(論理回路)の電源のみであり、駆動系(プリンタ回路、モータ等)への電力供給はバックアップされない。そのため、電源ON/OFFスイッチの接点により電源ラインを遮断した場合のみならず、いきなり電池を取り外すことによって電源OFFとなった場合には、その時点で既に電源ラインに電力供給がされていない状態になっているため、例えばインクジェットプリンタにおいて記録ヘッドのヘッド面をキャッピング装置等で封止する等の電源OFF時にすべきバックアップ処理動作が実行できないという課題が生じる。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、制御装置と駆動力源とを備えた電子機器において、電源ラインへの電力供給遮断時に制御装置のみならず駆動力源への電力供給もバックアップ可能にすることにある。
また、本発明のもう一つの課題は、バックアップ用コンデンサに充電された電力を、より効率的にバックアップ制御に利用することを可能にして、バックアップ用コンデンサの小型化による電子機器の小型化を可能にすることにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、電源ラインから電力供給される駆動力源と、前記電源ラインから電力供給され、所定の制御手順に基づく論理演算及び前記駆動力源の駆動制御を実行する制御装置とを備えた電子機器であって、直流電源から前記電源ラインへ電力供給されている間に充電され、前記直流電源から前記電源ラインへの電力供給がされなくなると、充電された電荷が前記電源ラインへ放電されて前記電源ラインへ所定量以上の電力供給がされる如く前記電源ラインに配設されるバックアップ用コンデンサと、前記バックアップ用コンデンサの放電電流が前記直流電源側へ流れ込まないように前記電源ラインに配設された逆流防止用ダイオードと、該逆流防止用ダイオードのアノード側において前記直流電源から前記電源ラインへの電力供給が遮断されたことを検出してバックアップ信号を出力するバックアップ信号出力回路とを備え、前記制御装置は、前記バックアップ信号出力回路が出力するバックアップ信号を検出した時点で所定のバックアップ制御を実行する、ことを特徴とした電子機器である。
このように、DCモータ等の駆動力源及びその駆動力源の駆動制御等を実行する制御装置へ直流電源の電力を供給する電源ラインにバックアップ用コンデンサが配設されている。電源ラインへの電力供給が遮断された後は、そのバックアップ用コンデンサから駆動力源及び制御装置へバックアップ用の電力が供給されるので、メモリ上の必要なデータを保存する等の論理的なバックアップ処理のみならず、駆動力源により駆動される被駆動装置の所定の動作をさせる等の物理的なバックアップ処理も可能になるという作用効果が得られる。
また、バックアップ用コンデンサの放電電流が直流電源側へ流れ込まないように逆流防止用ダイオードを電源ラインに配設する。制御装置へのバックアップ信号を出力するバックアップ信号出力回路は、その逆流防止用ダイオードのアノード側(直流電源の出力側)において直流電源から電源ラインへの電力供給が遮断されたことを検出してバックアップ信号を出力する。それによって、直流電源から電源ラインへの電力供給が遮断されたことをバックアップ信号出力回路が検出する際に、バックアップ用コンデンサの放電電流が直流電源側へ流れ込むことにより生じるバックアップ信号出力回路の検出遅れを防止できるので、バックアップ用コンデンサに充電されているバックアップ用の電力が無駄に消費されることを防止できる。
このように、直流電源から電源ラインへの電力供給が遮断された時点で即座にバックアップ信号を制御装置へ出力して、バックアップ用コンデンサに充電されているバックアップ用の電力が無駄に消費されることを防止できるので、バックアップ用コンデンサの放電開始直後からバックアップ用電力を効率的にバックアップ制御に利用することができる。したがって、バックアップ用コンデンサを小型化して電子機器全体を小型化することができるという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、前述した第1の態様において、二以上の前記直流電源からの電力供給が前記直流電源ごとに設けられた前記逆流防止用ダイオードでダイオードORされて前記電源ラインに電力供給される構成を有している、ことを特徴とした電子機器である。
このように、複数の直流電源からの電力供給がダイオードORされているので、いずれかの直流電源からの電源供給が途絶えても、他の直流電源から電源ラインへ電力が供給されるので、電子機器への電力供給の可用性を向上させることができる。また、態様の異なる直流電源を選択的に使用できるようにすることが可能になる。例えば、AC電源アダプタと電池とのいずれかの電源をユーザが使用状況等に応じて選択的に使用するといったことも可能になり、電子機器の利便性が向上する。
本発明の第3の態様は、前述した第1の態様又は第2の態様において、前記逆流防止用ダイオードのカソード側で前記電源ラインを遮断可能に前記電源ラインに配設された電源スイッチを備え、前記制御装置は、前記電源スイッチの接点入力により前記電源ラインが遮断されたことを検出した時点で所定のバックアップ制御を実行する、ことを特徴とした電子機器である。
このように、直流電源から電源ラインへの電力供給を電源スイッチの接点で直接遮断して電源OFFする構成とすると、電源スイッチの周辺回路等を簡略化でき、電子機器のコストを低減させることができる。そして、このような構成とした場合には、電源スイッチの接点状態を入力することにより電源ラインが遮断されたことを検出してバックアップ制御を実行することができる。また、この電源スイッチを逆流防止用ダイオードのカソード側の電源ラインを遮断可能に配設することによって、複数の直流電源からの電力供給がダイオードORされて電源ラインに電力供給されている構成であっても全ての直流電源からの電力供給を一接点で一括して遮断できる。したがって、接点数の少ない低コストなスイッチを採用することができ、電子機器のコストをより低減させることができる。
本発明の第4の態様は、前述した第1の態様〜第3の態様のいずれかにおいて、前記電源ラインから前記バックアップ用コンデンサの正極への充電経路と、該充電経路と異なる経路で前記バックアップ用コンデンサの正極から前記電源ラインへ放電するための放電経路と、前記充電経路に流れる充電電流を制限する充電電流制限抵抗と、前記放電経路の電流方向を放電方向にのみ制限する如く配設されたダイオードとを備えている、ことを特徴とした電子機器である。
このように、電源ラインからバックアップ用コンデンサの正極への充電経路と、その充電経路と異なる経路でバックアップ用コンデンサの正極から電源ラインへ放電するための放電経路とを設ける。そして、充電経路には、充電経路に流れる充電電流を制限する充電電流制限抵抗を設ける。直流電源から電源ラインへの電力供給時(電源ON時)には、充電経路を介して充電電流制限抵抗により電流制限されながらバックアップ用コンデンサへの充電がされるので、バックアップ用コンデンサへの突入電流を防止することができる。
また、放電経路には、放電経路の電流方向を放電方向にのみ制限する如くダイオードを設ける。それによって、直流電源から電源ラインへの電力供給時(電源ON時)に放電経路を介してバックアップ用コンデンサへ突入電流が流れることが防止される。そして、直流電源から電源ラインへの電力供給がされなくなった時点(電源OFF時)で、バックアップ用コンデンサに充電された電荷は、抵抗等による電流制限を受けることなく放電経路を介して放電される。
これにより、本発明の第4の態様に記載のバックアップ用電源回路によれば、前述した第1の態様〜第3の態様のいずれかに記載の発明による作用効果に加えて、抵抗(充電電流制限抵抗)とダイオ-ドとをパラレル接続(充電経路と放電経路)してバックアップ用コンデンサの充放電を行う回路構成によって、直流電源から電源ラインへの電力供給時(電源ON時)のバックアップ用コンデンサへの過大な突入電流を防止することができる。したがって、バックアップ用コンデンサへの過大な突入電流を低コストで確実に防止することができるという作用効果が得られる。
さらに、電力供給時(電源ON時)のバックアップ用コンデンサへの過大な突入電流を防止することができるので、電源ラインへの電力供給のON/OFF(電源ON/OFF)回路やその周辺回路等において、熱容量の小さな素子を採用することが可能になり、これらの回路を極めて少ない部品点数でより低コストに構成することができるという作用効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明に係る「電子機器」の一例としてのインクジェット式記録装置の概略構成について説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット式記録装置の要部平面図であり、図2はその側面図である。図3は、本発明に係るインクジェット式記録装置の概略のブロック図である。
インクジェット式記録装置50には、「被記録材」としての記録紙Pにインクを噴射して記録を行う記録ヘッド62を記録紙Pに対して主走査方向Xに走査させる「主走査駆動手段」として、主走査方向Xに移動可能にキャリッジガイド軸51に軸支されたキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録ヘッド62と後述するPWセンサ34とが搭載されており、CRモータ63(図3)の回転駆動力が図示していない無端ベルトによるベルト伝達機構によって伝達されて主走査方向Xに往復動する。記録ヘッド62のヘッド面と対向する位置には、記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pとのギャップを規定するプラテン52が設けられている。
キャリッジ61の主走査方向Xへの往復動領域の一端側の外側には、公知のキャッピング装置59が設けられている。記録を実行しない待機状態においては、キャリッジ61がキャッピング装置59の上まで移動して停止し、キャッピング装置59に配設されているキャップCPによって記録ヘッド62のヘッド面が封止される。このキャリッジ61の停止位置は、ホームポジションHPとして規定される。
また、インクジェット式記録装置50には、記録ヘッド62を記録紙Pに対して副走査方向Yに走査させる「副走査駆動手段」として、記録紙Pを副走査方向Yに搬送する搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53は、PFモータ58(図3)の回転駆動力が歯車伝達されて回転し、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は、複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記録紙Pの搬送に従動して回転する。搬送駆動ローラ53の外周面には、高摩擦抵抗を有する皮膜が施されている。搬送従動ローラ54によって、搬送駆動ローラ53の外周面に押しつけられた記録紙Pは、その外周面の摩擦抵抗によって搬送駆動ローラ53の外周面に密着し、搬送駆動ローラ53の回転によって副走査方向に搬送される。インクジェット記録装置50の「記録実行手段」は、上述した「主走査駆動手段」と「副走査駆動手段」とで構成され、キャリッジ61とプラテン52の間に記録紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド62を主走査方向Xに一往復させる間に記録ヘッド62から記録紙Pにインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって記録紙Pに記録が行われる。
搬送駆動ローラ53の副走査方向Yの上流側には、多数の記録紙Pを積重可能な「被記録材積重手段」としての給紙トレイ57が配設されている。給紙トレイ57は、例えば普通紙やフォト紙等の記録紙Pを給紙(給送)可能な構成となっている。給紙トレイ57の近傍には、給紙トレイ57に積重されている記録紙Pの最上位の記録紙Pを「記録実行手段」へ自動給送する「自動給送手段」としてのASF(オート・シート・フィーダー)が設けられている。ASFは、給紙トレイ57に設けられた給紙ローラ57b及び図示してない分離パッドを有する自動給紙機構である。給紙ローラ57bは、給紙トレイ57の一方側に配置されている。記録紙ガイド57aは、記録紙Pの幅に合わせて幅方向に摺動可能に給紙トレイ57に設けられている。そして、PFモータ58(図3)の回転駆動力が歯車伝達されて回転する給紙ローラ57bの回転駆動力と、分離パッドの摩擦抵抗により、給紙トレイ57に置かれた記録紙Pが給紙される。その際に、複数の記録紙Pが一度に給紙されることなく最上位の記録紙Pのみが正確に分離されて一枚ずつ自動給紙されるように構成されている。給紙ローラ57bと搬送駆動ローラ53との間には、公知の技術による紙検出器33が配設されている。
一方、記録実行後の記録紙Pを排紙する手段として、「排出駆動ローラ」としての排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56とが設けられている。排紙駆動ローラ55は、PFモータ58(図3)の回転駆動力が歯車伝達されて回転し、排紙駆動ローラ55の回転により、記録実行後の記録紙Pは副走査方向Yに排紙される。排紙従動ローラ56は、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触するように鋭角的に尖った歯付きローラになっている。複数の排紙従動ローラ56は、それぞれ個々に排紙駆動ローラ55に付勢され、記録紙Pが排紙駆動ローラ55の回転により排紙される際に記録紙Pに接して記録紙Pの排紙に従動して回転する。
そして、給紙ローラ57bや搬送駆動ローラ53及び排紙駆動ローラ55を回転駆動するPFモータ58(図3)、並びにキャリッジ61を主走査方向に駆動するCRモータ63(図3)は、後述する記録制御部100により駆動制御される。また、記録ヘッド62も同様に、記録制御部100により駆動制御されて記録紙Pの表面にインクを噴射する。
引き続き図1〜図3を参照しながら「制御装置」としての記録制御部100について説明する。
「制御装置」としての記録制御部100は、ROM101、RAM102、ASIC(特定用途向け集積回路)103、MPU104、「不揮発性記憶媒体」としての不揮発性メモリ105、PFモータドライバ106、CRモータドライバ107及びヘッドドライバ108を備えている。MPU104には、ASIC103を介して搬送駆動ローラ53の回転量を検出する「回転量検出手段」としてのロータリエンコーダ31、キャリッジ61の移動量を検出する「キャリッジ移動量検出手段」としてのリニアエンコーダ32、搬送される記録紙Pの先端及び後端を検出する紙検出器33、主走査方向Xの記録紙Pの端部を検出するためのPWセンサ34、及びインクジェット式記録装置50の電源をON/OFFするための電源スイッチ35の出力信号が入力される。
公知のロータリエンコーダ31は、搬送駆動ローラ53の回転に連動して回転するロータリスケール311と、ロータリスケール311の外周に沿って等間隔に形成されているスリットを検出するロータリスケールセンサ312とを有している(図2)。搬送駆動ローラ53の回転に伴い変化するロータリスケールセンサ312の出力信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。
公知のリニアエンコーダ32は、キャリッジ61の近傍に主走査方向Xと略平行に配置されたリニアスケール321と、キャリッジ61に搭載されたリニアスケール321に等間隔に形成されているスリットを検出するリニアスケールセンサ322とを有している(図2)。キャリッジ61の主走査方向Xの移動量に応じたパルスの周期が移動速度に伴い変化するリニアスケールセンサ322の出力信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。
公知の紙検出器33は、立位姿勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙Pの搬送方向(副走査方向Y)にのみ回動し得るよう記録紙Pの搬送経路内に突出する状態で枢支されたレバーを有し、このレバーの先端が記録紙Pに押されることでレバーが回動し、それによって記録紙Pが検出される構成を成す検出器である(図2)。紙検出器33は、給紙ローラ57bより給紙された記録紙Pの始端位置及び終端位置を検出し、その検出信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。PWセンサ34は、非接触の光学式センサで構成されており、記録紙Pの主走査方向Xの端部位置(記録紙Pの側端位置)を検出し、その検出信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。紙検出器33及びPWセンサ34の出力信号に基づいて記録紙Pの搬送位置や記録紙Pのサイズ等がMPU104において演算される。
記録制御部100のシステムバスには、ROM101、RAM102、ASIC103、MPU104及び不揮発性メモリ105が接続されている。MPU104は、インクジェット式記録装置50の記録制御を実行するための演算処理やその他必要な演算処理を行う。ROM101には、MPU104によるインクジェット式記録装置50の制御に必要な記録制御プログラム(ファームウェア)等が格納されており、記録制御プログラムの処理に必要な各種データ等は不揮発性メモリ105に記憶されている。RAM102は、MPU104の作業領域や記録データ等の格納領域として用いられる。
ASIC103は、DCモータであるPFモータ58及びCRモータ63の速度制御、並びに記録ヘッド62の駆動制御を行う為の制御回路を有している。MPU104から送られてくる制御命令、ロータリエンコーダ31の出力信号、及びリニアエンコーダ32の出力信号に基づいて、PFモータ58及びCRモータ63の速度制御を行う為の各種演算を行い、その演算結果に基づくモータ制御信号をPFモータドライバ106及びCRモータドライバ107へ送出する。また、MPU104から送出される記録データ等に基づいて、記録ヘッド62の制御信号を演算生成してヘッドドライバ108へ送出して記録ヘッド62を駆動制御する。ASIC103は、「情報処理装置」としてのパーソナルコンピュータ301等との情報伝送を実現する「情報伝送手段」としてホストIF112を有している。
つづいて、本発明に係る「電子機器」としてのインクジェット式記録装置50の電源系統について説明する。
図4は、インクジェット式記録装置50の概略の電源系統を示した回路図である。
電源ラインVccは、外付けのACアダプタ10及び着脱可能に内蔵されるリチウムイオン電池パック20(以下、電池パック20という。)から電力供給される。ACアダプタ10は、交流電力(AC100V等)を直流電力(DC20V)にAC−DC変換する。ACアダプタ10が出力する直流電力は、後述するバックアップ用コンデンサC1の放電電流がACアダプタ10側へ流れ込まないように電源ラインVccに配設された「逆流防止用ダイオード」としてのダイオードD1を介して電源ラインVccへ供給される。電池パック20は、複数のリチウムイオン電池を内蔵しており、フル充電された状態で約16.8Vの直流電力を出力する。電池パック20が出力する直流電力は、「逆流防止用ダイオード」としてのダイオードD2を介して電源ラインVccへ供給される。すなわち、電源ラインVccには、ACアダプタ10からの電力供給と電池パック20からの電力供給とが、ダイオードD1及びダイオードD2でダイオードORされて電力供給される。
電源ラインVccへ供給される電力は、「駆動力源」としてのPFモータ58、CRモータ63及び記録ヘッド62等(図3)へ電力供給されるとともに、DC−DCコンバータ30で制御電圧(3.3V)に変換されて記録制御部100等へ供給される。電源ラインVccには、電源スイッチ35(図3)が配設されており、電源スイッチ35の接点で電源ラインVccを直接接続/切断することで、インクジェット式記録装置50の電源ON/OFFを行うように構成されている。
電源ラインVccには、「バックアップ用電源回路」として以下の回路が構成されている。ACアダプタ10又は電池パック20から電源ラインVccへ電力供給されている間に充電され、ACアダプタ10又は電池パック20のいずれからも電源ラインVccへの電力供給がされなくなると、充電された電荷が電源ラインVccへ放電されて電源ラインVccへ所定量以上の電力供給がされる如くバックアップ用コンデンサC1が配設されている。電源ラインVccからバックアップ用コンデンサC1の正極(+極)への充電経路(符号A)には、充電経路を流れる充電電流を制限する充電電流制限抵抗R8が配設されている。また、充電経路(符号A)と異なる経路でバックアップ用コンデンサC1の正極(+極k)から電源ラインへ放電するための放電経路(符号B)には、放電経路の電流方向を放電方向(符号Bで示した方向)にのみ制限する如く配設されたダイオードD3が配設されている。
このような構成を有する「バックアップ用電源回路」は、インクジェット式記録装置50の電源ON時(電源スイッチ35の接点により電源ラインVccが接続された状態)には、充電経路(符号A)を介して充電電流制限抵抗R1により電流制限されながらバックアップ用コンデンサC1への充電がされるので、バックアップ用コンデンサC1への突入電流を防止することができる。また、放電経路(符号B)には、放電経路の電流方向を放電方向(符号Bで示した方向)にのみ制限する如くダイオードD3が設けられているので、インクジェット式記録装置50の電源ON時に放電経路(符号B)を介してバックアップ用コンデンサC1へ突入電流が流れることが防止される。
そして、インクジェット式記録装置50の電源OFF時(電源スイッチ35の接点により電源ラインVccが切断された状態)には、バックアップ用コンデンサC1に充電された電荷は、放電経路(符号B)を介して抵抗等による電流制限を受けることなく放電される。したがって、バックアップ用コンデンサC1への過大な突入電流を低コストで確実に防止することができる。それによって、電源ラインVccへの電力供給のON/OFF回路(電源スイッチ35)やその周辺回路等において、熱容量の小さな素子を採用することが可能になり、これらの回路を極めて少ない部品点数でより低コストに構成することができる。
このようにして、バックアップ用コンデンサC1への過大な突入電流を低コストで確実に防止することができる。
記録制御部100は、電源スイッチ35の接点構成状態を入力して、電源スイッチ35によるインクジェット式記録装置50の電源OFF操作を検出した際には、バックアップ用コンデンサC1から放電される電力を利用して、所定のバックアップ制御を実行する。また、電池パック20のみから電力供給されている状態では、電池電圧検出回路60によって検出されて記録制御部100へ出力される電池パック20の出力電圧が所定の電圧未満に低下した際にも同様に所定のバックアップ制御を実行する。当該実施例における「所定のバックアップ制御」は、メモリ(RAM102)上の必要なデータ等を不揮発性メモリ105に記憶(データバックアップ)する他、記録ヘッド62のヘッド面の乾燥によるノズル詰まり等を防止するために、キャリッジ61をホームポジションHPへ移動させ、記録ヘッド62のヘッド面をキャッピング装置59で封止(以下、キャッピング動作という。)する制御も含まれる。
したがって、上記の所定のバックアップ制御の実行時には、記録制御部100への電力(DC3.3V)のみならず、上記キャッピング動作を行うためのCRモータ63等への電力(DC14V以上)も全てバックアップ用コンデンサC1から供給される。そのため、バックアップ用コンデンサC1は、大容量のアルミ電界コンデンサ等が適しており、場合によっては、大容量のアルミ電界コンデンサを複数個並列に配設して構成しても良い。
このようにして、記録制御部100とPFモータ57、CRモータ63等とを備えたインクジェット式記録装置50において、電源ラインVccへの電力供給遮断時には、記録制御部100のみならずPFモータ57、CRモータ63等への電力供給もバックアップして、上記「所定のバックアップ制御」を実行することができる。
記録制御部100は、以下説明するバックアップ信号出力回路40から出力されるバックアップ信号を検出した場合にも、同様に上記「所定のバックアップ制御」を実行する。以下、引き続き図4を参照しつつ図5も参照しながらバックアップ信号出力回路40の構成及び動作について説明する。
図5は、バックアップ信号出力回路40のタイミングチャートである。
バックアップ信号出力回路40は、ACアダプタ10から電源ラインVccへの電力供給が遮断されたことを検出する第1トランジスタQ1と、電池パック20が取り外されて電池パック20から電源ラインVccへの電力供給が遮断されたことを検出する第2トランジスタQ2とを有している。また、バックアップ信号出力回路40は、第1トランジスタQ1及び第2トランジスタQ2出力がともに電源ラインVccへの電力供給が遮断されたことを検出した時点で、記録制御部100へバックアップ信号を出力する第3トランジスタQ3を有している。第1トランジスタQ1及び第2トランジスタQ2は、NPN形トランジスタであり、第3トランジスタQ3は、電界効果トランジスタ(FET)で構成されている。尚、第3トランジスタQ3に電界効果トランジスタ(FET)を採用しているのは、第2トランジスタQ2のVbe(ベース−エミッタ間電圧)でクランプされて第3トランジスタQ3がONできなくなることを防止するためである。
「逆流防止用ダイオード」としてのダイオードD1のアノード側において、ACアダプタ10の出力電圧が抵抗R1と抵抗R2とで分圧され、ツェナーダイオードZD1を介して第1トランジスタQ1のベースに接続されている。また、第2トランジスタQ2のベースには、制御電圧(3.3V)が抵抗R3と抵抗R4とで分圧されて印加されている。
まず、ACアダプタ20及び電池パック20の双方から電源ラインVccへ電力供給されている場合について説明する(図5の符号T1)。
ACアダプタ20から電源ラインVccへ電力供給がされ、電池パック20が装着されている間は、第1トランジスタQ1のベース電流が流れて第1トランジスタQ1がONし、抵抗R5を介してコレクタ電流が流れ、第1トランジスタQ1の出力(第3トランジスタQ3のゲート電圧)は、略GND電位(L)となる。また、第2トランジスタQ2のベースが電池パック20のショート端子SによりGNDに接続され、略GND電位(L)となる。それによって、第2トランジスタQ2がOFFし、第2トランジスタQ2の出力(第3トランジスタQ3のソース電圧)は、抵抗R6を介して略3.3V(H)となる。これにより、第3トランジスタQ3は、ゲート電圧がL、ソース電圧がHとなるためOFFした状態となり、バックアップ信号出力回路40の出力(第3トランジスタQ3のドレイン端子の電圧)は、H(ハイレベル)となる(図5の符号T1)。
つづいて、ACアダプタ20から電源ラインVccへ電力供給が遮断され、電池パック20のみから電源ラインVccへ電力供給されている場合について説明する(図5の符号T2)。
ACアダプタ20から電源ラインVccへ電力供給が遮断されると、第1トランジスタQ1のベース電流が流れなくなって第1トランジスタQ1がOFFし、第1トランジスタQ1の出力(第3トランジスタQ3のゲート電圧)は、略3.3V(H)となる。これにより、第3トランジスタQ3は、ゲート電圧がH、ソース電圧がHとなるためOFFした状態が維持され、バックアップ信号出力回路40の出力(第3トランジスタQ3のドレイン端子の電圧)は、H(ハイレベル)のままとなる(図5の符号T2)。
つづいて、電池パック20が取り外され、ACアダプタ20のみから電源ラインVccへ電力供給されている場合について説明する(図5の符号T3)。
電池パック20が取り外されると、電池パック20のショート端子Sによる第2トランジスタQ2のベースとGNDとの接続が解除され、第2トランジスタQ2のベース電流が流れるようになって第2トランジスタQ2がONする。それによって、抵抗R6を介してコレクタ電流が流れ、第2トランジスタQ2の出力(第3トランジスタQ3のソース電圧)は、略GND電位(L)となる。これにより、第3トランジスタQ3は、ゲート電圧がL、ソース電圧がLとなるためOFFした状態が維持され、バックアップ信号出力回路40の出力(第3トランジスタQ3のドレイン端子の電圧)は、H(ハイレベル)のままとなる(図5の符号T3)。
つづいて、ACアダプタ20及び電池パック20の双方から電源ラインVccへ電力供給されなくなった場合について説明する(図5の符号T4)。
ACアダプタ20から電源ラインVccへ電力供給が遮断されると、第1トランジスタQ1のベース電流が流れなくなって第1トランジスタQ1がOFFし、第1トランジスタQ1の出力(第3トランジスタQ3のゲート電圧)は、略3.3V(H)となる。電池パック20が取り外されると、電池パック20のショート端子Sによる第2トランジスタQ2のベースとGNDとの接続が解除され、第2トランジスタQ2のベース電流が流れるようになって第2トランジスタQ2がONする。それによって、抵抗R6を介してコレクタ電流が流れ、第2トランジスタQ2の出力(第3トランジスタQ3のソース電圧)は、略GND電位(L)となる。
これにより、第3トランジスタQ3は、ゲート電圧がL、ソース電圧がHとなってONし、バックアップ信号出力回路40の出力(第3トランジスタQ3のドレイン端子の電圧)は、略GND電位(L)となる。(図5の符号T4)。記録制御部100は、バックアップ信号出力回路40の出力がLになってことを検出して、前述した所定のバックアップ制御を実行する。
このように、記録制御部100へのバックアップ信号を出力するバックアップ信号出力回路40は、逆流防止用ダイオードD1のアノード側(ACアダプタ20の出力側)においてACアダプタ20から電源ラインVccへの電力供給が遮断されたことを検出してバックアップ信号を出力する。それによって、ACアダプタ20から電源ラインVccへの電力供給が遮断されたことをバックアップ信号出力回路40が検出する際に、バックアップ用コンデンサC1の放電電流がACアダプタ20側へ流れ込むことにより生じるバックアップ信号出力回路40の検出遅れを防止できるので、バックアップ用コンデンサC1に充電されているバックアップ用の電力が無駄に消費されることを防止できる。
このようにして、ACアダプタ20から電源ラインVccへの電力供給が遮断された時点で即座にバックアップ信号を記録制御部100へ出力することができるので、バックアップ用コンデンサC1の放電開始直後からバックアップ用電力を効率的にバックアップ制御に利用することができる。したがって、バックアップ用コンデンサC1を小型化してインクジェット式記録装置50全体を小型化することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
本発明に係るインクジェット式記録装置の概略の平面図である。 本発明に係るインクジェット式記録装置の概略の側面図である。 本発明に係るインクジェット式記録装置の概略のブロック図である。 インクジェット式記録装置の概略の電源系統を示した回路図である。 バックアップ信号出力回路のタイミングチャートである。
符号の説明
10 ACアダプタ、20リチウムイオン電池パック、30 DC−DCコンバータ、40 バックアップ信号出力回路、50 インクジェット式記録装置、51 キャリッジガイド軸、52 プラテン、53 搬送駆動ローラ、54 搬送従動ローラ、55 排紙駆動ローラ、56 排紙従動ローラ、57 給紙トレイ、57b 給紙ローラ、58 PFモータ、59 キャッピング装置、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、63 CRモータ、633 廃インクチューブ、100 記録制御部、101 ROM、102 RAM、103 ASIC、104 MPU、105 不揮発性メモリ、106 PFモータドライバ、107 CRモータドライバ、108 ヘッドドライバ、C1 バックアップ用コンデンサ、D1、D2 逆流防止用ダイオード、P 記録紙、X 主走査方向、Y 副走査方向

Claims (4)

  1. 電源ラインから電力供給される駆動力源と、
    前記電源ラインから電力供給され、所定の制御手順に基づく論理演算及び前記駆動力源の駆動制御を実行する制御装置とを備えた電子機器であって、
    直流電源から前記電源ラインへ電力供給されている間に充電され、前記直流電源から前記電源ラインへの電力供給がされなくなると、充電された電荷が前記電源ラインへ放電されて前記電源ラインへ所定量以上の電力供給がされる如く前記電源ラインに配設されるバックアップ用コンデンサと、
    前記バックアップ用コンデンサの放電電流が前記直流電源側へ流れ込まないように前記電源ラインに配設された逆流防止用ダイオードと、
    該逆流防止用ダイオードのアノード側において前記直流電源から前記電源ラインへの電力供給が遮断されたことを検出してバックアップ信号を出力するバックアップ信号出力回路とを備え、
    前記制御装置は、前記バックアップ信号出力回路が出力するバックアップ信号を検出した時点で所定のバックアップ制御を実行する、ことを特徴とした電子機器。
  2. 請求項1において、二以上の前記直流電源からの電力供給が前記直流電源ごとに設けられた前記逆流防止用ダイオードでダイオードORされて前記電源ラインに電力供給される構成を有している、ことを特徴とした電子機器。
  3. 請求項1又は2において、前記逆流防止用ダイオードのカソード側で前記電源ラインを遮断可能に前記電源ラインに配設された電源スイッチを備え、前記制御装置は、前記電源スイッチの接点入力により前記電源ラインが遮断されたことを検出した時点で所定のバックアップ制御を実行する、ことを特徴とした電子機器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、前記電源ラインから前記バックアップ用コンデンサの正極への充電経路と、
    該充電経路と異なる経路で前記バックアップ用コンデンサの正極から前記電源ラインへ放電するための放電経路と、
    前記充電経路に流れる充電電流を制限する充電電流制限抵抗と、
    前記放電経路の電流方向を放電方向にのみ制限する如く配設されたダイオードとを備えている、ことを特徴とした電子機器。
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