JP2013165126A - 半導体集積回路並びに半導体集積回路の設計方法及び設計装置 - Google Patents

半導体集積回路並びに半導体集積回路の設計方法及び設計装置 Download PDF

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Abstract

【課題】LSIの領域を有効活用すること。
【解決手段】本発明にかかる半導体集積回路の設計方法は、マクロ回路の本体部分の外周に所定幅の予備領域を設定し、マクロ回路を搭載する半導体集積回路の基板ノイズ解析の結果に基づいて当該マクロ回路へのガードリングの要否を判定し、ガードリングが必要と判定した場合、予備領域をガードリングの敷設領域とし、ガードリングが不要と判定した場合、予備領域を他の回路のための信号配線領域とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体集積回路並びに半導体集積回路の設計方法及び設計装置に関する。
LSI(Large Scale Integration)に搭載するマクロのうち外部からのノイズに対する感度が高い(外部からのノイズに弱い)ものについては、当該マクロの設計(レイアウト)時に、基板ノイズ伝播防止用つまりノイズ遮断目的のために予めガードリングの敷設を行っている。これにより、当該マクロのLSI搭載後のマクロ外からのノイズ伝播を抑制する対策がなされていた。ここで、一般的なガードリングの敷設の手法としては、P+拡散層,ノンドープ,フローティングNウェル,ディープNウェル等の領域でマクロをドーナツ形状で囲むと共に、その領域を電源やグランド等の電源配線で接地する手法がある。特許文献1及び2には、このようなガードリングに関する技術が開示されている。
また、特許文献3には、耐圧性能に優れる半導体装置に関する技術が開示されている。特許文献3にかかる半導体装置は、第1導電型の不純物を有する第1半導体領域と、第1半導体領域の表面側の中央領域に形成されているとともに第2導電型の不純物を含む第2半導体領域と、第1半導体領域の表面側の第2半導体領域の外側を一巡する領域内に形成されているとともに第2導電型の不純物を含む複数の拡散領域を備えている。当該半導体装置は、第2半導体領域の外側を一巡する領域の少なくとも一部において、島状の拡散領域が連なった状態で形成されていることを特徴とする。
尚、特許文献4には、設計対象となる半導体装置の回路面積を縮小するための回路解析方法に関する技術が開示されている。
特開2008−53257号公報 特開2008−235296号公報 特開2007−227620号公報 特開2009−140216号公報
しかしながら、上述したガードリング領域を設けることは、LSIの領域を有効活用できないおそれがあるという問題点がある。それは、実際にマクロをLSIに搭載した場合、LSIの動作条件によっては、LSIからのノイズ発生が少なく、マクロへの影響が問題ないこともあり得る。このような場合には、結果的にガードリング領域が不要といえる。しかし、上述した特許文献1〜3では、予めガードリング領域を敷設することを決定しておく必要がある。この場合には、マクロに設けられたガードリングは過剰品質であり、LSIのコストに不利となる。一方、ガードリング領域の有無の両方のマクロを用意することは、マクロ設計や情報データベース管理、さらにはコスト面で問題がある。
本発明の第1の態様にかかる半導体集積回路は、
論理回路の外周に所定幅の予備領域を含み、
当該論理回路を基板に搭載した際にガードリングが必要な場合には前記予備領域をガードリングの敷設領域とし、当該ガードリングが不要な場合には前記予備領域を他の論理回路のための信号配線領域として用いる。
本発明の第2の態様にかかる半導体集積回路の設計方法は、
マクロ回路の本体部分の外周に所定幅の予備領域を設定し、
前記マクロ回路を搭載する半導体集積回路の基板ノイズ解析の結果に基づいて当該マクロ回路へのガードリングの要否を判定し、
前記ガードリングが必要と判定した場合、前記予備領域をガードリングの敷設領域とし、
前記ガードリングが不要と判定した場合、前記予備領域を他の回路のための信号配線領域とする。
本発明の第3の態様にかかる半導体集積回路の設計装置は、
マクロ回路の本体部分の外周に所定幅の予備領域が設定された当該マクロ回路を搭載する半導体集積回路の基板ノイズ解析の結果に基づいて当該マクロ回路へのガードリングの要否を判定し、
前記ガードリングが必要と判定した場合、前記予備領域をガードリングの敷設領域とし、
前記ガードリングが不要と判定した場合、前記予備領域を他の回路のための信号配線領域とする。
本発明の第1乃至第3の態様により、ハードマクロの設計時においては、ガードリング領域の敷設を行わずに予備領域としておくため、当該ハードマクロをLSIに搭載する際に、ガードリングの要否を判定した結果必要でない場合には、当該予備領域を他の論理回路のための信号配線領域として有効活用することができる。
本発明により、LSIの領域を有効活用するための半導体集積回路並びに半導体集積回路の設計方法及び設計装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかるマクロ外周部に、ガードリングエリア領域(P+拡散領域)を備えたマクロ回路の概念を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる図1のマクロガードリング部分のシリコン基板下を含む断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる図1のマクロで、ガードリング不要時のマクロ周辺図である。 本発明の実施の形態1にかかる図3のマクロガードリング部分のシリコン基板下ならびに配線構造を含む断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる図1のマクロで、ガードリング敷設を施したマクロの図である。 本発明の実施の形態1にかかる図5のマクロガードリング部分のシリコン基板下ならびに配線構造を含む断面図である。 本発明の実施の形態2にかかるマクロ外周部に、ガードリングエリア領域(ゲート電極)を備えたマクロ回路の概念を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる図7のマクロガードリング部分のシリコン基板下を含む断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる図7のマクロで、ガードリング不要時のマクロ周辺図である。 本発明の実施の形態2にかかる図7のマクロガードリング部分のシリコン基板下ならびに配線構造を含む断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる図7のマクロで、ガードリング敷設を施したマクロ回路の概念を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる図11のマクロガードリング部分のシリコン基板下ならびに配線構造を含む断面図である。 本発明の実施の形態3にかかるマクロ外周部に、ガードリングエリア領域(Nウェル上のP+/N+拡散,とPウェル上のP+/N+拡散)を備えたマクロの図である。 本発明の実施の形態3にかかる図13のマクロガードリング部分のシリコン基板下を含む断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる図13のマクロで、ガードリング不要時のマクロ周辺図である。 本発明の実施の形態3にかかる図15のマクロガードリング部分のシリコン基板下ならびに配線構造を含む断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる図13のマクロで、ガードリング敷設を施したマクロの図である。 本発明の実施の形態3にかかる図17のマクロガードリング部分のシリコン基板下ならびに配線構造を含む断面図である。 本発明の実施の形態4にかかるRTLレベルからのマクロガードリング設置フロー図(前半)である。 本発明の実施の形態4にかかるRTLレベルからのマクロガードリング設置フロー図(後半)である。 本発明の実施の形態4にかかるゲートレベルからのマクロガードリング設置フロー図(前半)である。 本発明の実施の形態4にかかるゲートレベルからのマクロガードリング設置フロー図(後半)である。
本発明にかかる半導体集積回路は、論理回路の外周に所定幅の予備領域を含み、当該論理回路を基板に搭載した際にガードリングが必要な場合には前記予備領域をガードリングの敷設領域とし、当該ガードリングが不要な場合には前記予備領域を他の論理回路のための信号配線領域として用いるものである。
また、本発明にかかる半導体集積回路の設計方法は、マクロ回路の本体部分の外周に所定幅の予備領域を設定し、前記マクロ回路を搭載する半導体集積回路の基板ノイズ解析の結果に基づいて当該マクロ回路へのガードリングの要否を判定し、前記ガードリングが必要と判定した場合、前記予備領域をガードリングの敷設領域とし、前記ガードリングが不要と判定した場合、前記予備領域を他の回路のための信号配線領域とする。
また、本発明にかかる半導体集積回路の設計装置は、マクロ回路の本体部分の外周に所定幅の予備領域が設定された当該マクロ回路を搭載する半導体集積回路の基板ノイズ解析の結果に基づいて当該マクロ回路へのガードリングの要否を判定し、前記ガードリングが必要と判定した場合、前記予備領域をガードリングの敷設領域とし、前記ガードリングが不要と判定した場合、前記予備領域を他の回路のための信号配線領域とする。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<発明の実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかるマクロ回路MC1の概念を示す図である。マクロ回路MC1は、マクロ本体Mの外周部に、P+拡散領域の予備領域B1を備えるように設計されたものである。予備領域B1は、ガードリング領域として用いることが可能な領域であり、P+拡散領域であるものとする。
図2は、本発明の実施の形態1にかかるマクロ回路MC1のシリコン基板下を含む断面図である。PウェルPW1及びPW2は、図1のマクロ本体Mに対応し、P+拡散B11及びB12は、図1の予備領域B1に対応する。
図3は、本発明の実施の形態1にかかるマクロ回路MC1をLSIに搭載したときにガードリングが不要となる場合におけるマクロ周辺図である。ガードリングが不要となる場合とは、例えば、LSIの動作条件によっては、LSIからのノイズ発生が少なく、マクロ回路MC1への影響が問題ない場合が該当する。このとき、本発明の実施の形態1では、予備領域B1のシリコン基板の上を自由な配線領域とし、LSI内の他の論理回路のための配線領域として使用可能とする。図3では、予備領域B1の上に信号配線SW11及びSW12が配線されていることを示している。図4は、図3の場合におけるシリコン基板下及び配線構造を含む断面図である。ここでは、P+拡散B11の上に信号配線SW11が、P+拡散B12の上に信号配線SW12がそれぞれ配線されていることを示す。
図5は、本発明の実施の形態1にかかるマクロ回路MC1をLSIに搭載したときにガードリングが必要となる場合におけるマクロ周辺図である。ガードリングが必要となる場合とは、例えば、LSIからのノイズ発生によりマクロ回路MC1への影響が無視できない場合が該当する。このとき、本発明の実施の形態1では、予備領域B1上に拡散コンタクトD1及びGND電源配線G1を敷設することで、予備領域B1をマクロ本体Mに対するガードリング領域として用いることを示す。つまり、予備領域B1上に拡散コンタクトD1及びGND電源配線G1の配線パタンを設けた構造を示す。ここで、拡散コンタクトD1は、予備領域B1とGND電源配線G1を接続する。
図6は、図5の場合におけるシリコン基板下及び配線構造を含む断面図である。ここでは、P+拡散B11の上に拡散コンタクトD11及びGND電源配線G11が、P+拡散B12の上に拡散コンタクトD12及びGND電源配線G12がそれぞれ敷設されていることを示す。P+拡散B11とGND電源配線G11とは、拡散コンタクトD11を介して接続されることを示す。また、P+拡散B12とGND電源配線G12とは、拡散コンタクトD12を介して接続されることを示す。これにより、P+拡散B11及びP+拡散B12に電界が生じ、ガードリングとして機能する。
このように、本発明の実施の形態1では、まず、マクロ回路MC1の設計時においては、予備領域B1をガードリング領域又は他の論理回路のための配線領域のいずれとしても使用可能にしている。そして、マクロ回路MC1をLSIに搭載する際のチップレイアウト時に、LSIの動作条件に応じて予備領域B1の用途をガードリング領域又は他の論理回路のための配線領域として決定した上で敷設するものである。このため、マクロ回路MC1にノイズの影響が小さい場合には、予備領域B1を他の論理回路の配線領域として用いることでLSIの領域を有効活用することができる。ここで、本発明の実施の形態1では、予備領域B1をP+拡散領域により実現している。
言い換えると、本発明の実施の形態1は、マクロの外周部に、基板ノイズ伝播を防止するためのガードリング形成のためのガードリング領域を備えたマクロであって、チップレイアウト時に、前記エリアに固定電位の配線を敷設し、ガードリングを生成することを特徴とするものである。つまり、マクロの設計時には、ガードリング領域のみを確保しておき、LSIのレイアウト時にガードリングを行うことで、ガードリング不要の場合は、その領域をLSIの信号配線領域として有効利用し、またガードリング敷設を行う場合は、ガードリングありマクロを作成し、外部からのノイズにより耐性の高いチップレイアウトを行うことができる。
<発明の実施の形態2>
図7は、本発明の実施の形態2にかかるマクロMの外周部に、予備領域B2としてゲート電極を備えたマクロ回路MC2の図である。図8は、本発明の実施の形態2にかかる図7のマクロ回路MC2のマクロガードリング部分(予備領域B2)のシリコン基板下を含む断面図である。PウェルPW3及びPW4は、PウェルPW1及びPW2と接続している。ゲート電極B21及びB22は、図7の予備領域B2に対応する。ゲート酸化膜GOX1は、PウェルPW3とゲート電極B21を接続する。ゲート酸化膜GOX2は、PウェルPW4とゲート電極B22を接続する。
図9は、本発明の実施の形態2にかかるマクロ回路MC2をLSIに搭載したときにガードリングが不要となる場合におけるマクロ周辺図である。このとき、本発明の実施の形態2では、予備領域B2のシリコン基板の上(配線領域部分)は、自由な配線領域とし、LSI内の他の論理回路のための配線領域として使用可能とする。図9では、予備領域B2の上に信号配線SW21及びSW22が配線されていることを示している。
図10は、図9の場合におけるシリコン基板下及び配線構造を含む断面図である。ここでは、ゲート電極B21の上に信号配線SW21が、ゲート電極B22の上に信号配線SW22がそれぞれ配線されていることを示す。つまり、ゲート酸化膜GOX1及びGOX2並びにゲート電極B21及びB22を除くシリコン基板の上は、配線パタンが占有していることを示す。
図11は、本発明の実施の形態2にかかるマクロ回路MC2をLSIに搭載したときにガードリングが必要となる場合におけるマクロ周辺図である。このとき、本発明の実施の形態2では、予備領域B2上にVDD電源配線VD1及びVD2並びにゲートコンタクトD2を敷設することで、予備領域B2をマクロ本体Mに対するガードリング領域として用いることを示す。つまり、予備領域B2の上に配線パタンを設けた構造となっている。ここで、ゲートコンタクトD2は、ゲート電極である予備領域B2とVDD電源配線VD1及びVD2とを接続する。
図12は、本発明の実施の形態2にかかる図11の場合におけるシリコン基板下及び配線構造を含む断面図である。ここでは、シリコン基板上のゲート酸化膜GOX1及びゲート電極B21の上にゲートコンタクトD21及びVDD電源配線VD21が、シリコン基板上のゲート酸化膜GOX2及びゲート電極B22の上にゲートコンタクトD22及びVDD電源配線VD22がそれぞれ敷設されていることを示す。ゲート電極B21とVDD電源配線VD21は、ゲートコンタクトD21を介して接続されることを示す。また、ゲート電極B22とVDD電源配線VD22は、ゲートコンタクトD22を介して接続されることを示す。これにより、ガードリングとして機能する。
このように、本発明の実施の形態2においてもマクロ回路MC2の設計時に、ゲート酸化膜GOX1及びGOX2並びにゲート電極B21及びB22により予備領域B2を設けている。よって、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
<発明の実施の形態3>
図13は、本発明の実施の形態3にかかるマクロMの外周部に、予備領域B31〜B34を備えたマクロ回路MC3の図である。ここで、予備領域B31はNウェル上に形成したP+拡散、予備領域B32はNウェル上に形成したN+拡散、予備領域B33はPウェル上に形成したN+拡散、予備領域B34はPウェル上に形成したP+拡散で実現されている。
図14は、本発明の実施の形態3にかかる図13のマクロ回路MC3のマクロガードリング部分(予備領域B31〜B34)のシリコン基板下を含む断面図である。シリコン基板下のNウェルN上に形成したP+拡散NP及びN+拡散NNと、PウェルP上に形成したN+拡散PN及びP+拡散PPとの領域の構造を示す。
図15は、本発明の実施の形態3にかかる図13のマクロ回路MC3をLSIに搭載したときにガードリングが不要となる場合におけるマクロ周辺図である。このとき、本発明の実施の形態3では、予備領域B31〜B34のシリコン基板の上(配線領域部分)は、自由な配線領域となり、LSI内の他の論理回路のための配線領域として使用可能とする。図15では、予備領域B31〜B34の上に信号配線SW31及びSW32が配線されていることを示している。
図16は、図15の場合におけるシリコン基板下及び配線構造を含む断面図である。ここでは、NウェルN上に形成したP+拡散NP及びN+拡散NNと、PウェルP上に形成したN+拡散PN及びP+拡散PPとの上に、信号配線SW32が配線されていることを示している。つまり、図16は、シリコン基板上に配線パタンが占有していることを示す。
図17は、本発明の実施の形態3にかかるマクロ回路MC3をLSIに搭載したときにガードリングが必要となる場合におけるマクロ周辺図である。このとき、本発明の実施の形態3では、予備領域B31上にGND電源配線G31を敷設し、予備領域B34上にGND電源配線G32を敷設し、予備領域B32及びB33上にVDD電源配線VD3を敷設することで、予備領域B31〜B34をマクロ本体Mに対するガードリング領域として用いることを示す。ここで、拡散コンタクトD3のそれぞれは、予備領域B31〜B34のいずれかとGND電源配線G31、G32又はVDD電源配線VD3とを接続する。
図18は、本発明の実施の形態3にかかる図17の場合におけるシリコン基板下及び配線構造を含む断面図である。NウェルN上に形成したP+拡散NPとGND電源配線G31は、拡散コンタクトD31を介して接続され、NウェルN上に形成したN+拡散NNとVDD電源配線VD3は、拡散コンタクトD32を介して接続され、PウェルP上に形成したN+拡散PNとVDD電源配線VD3は、拡散コンタクトD33を介して接続され、PウェルP上に形成したP+拡散PPとGND電源配線G32は、拡散コンタクトD34を介して接続されていることを示す。これにより、ガードリングとして機能する。
このように、本発明の実施の形態3においてもマクロ回路MC3の設計時に、NウェルN上に形成したP+拡散NP及びN+拡散NNを予備領域B31及びB32とし、PウェルP上に形成したN+拡散PN及びP+拡散PPを予備領域B33及びB34として設けている。よって、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
<発明の実施の形態4>
本発明の実施の形態4では、上述した発明の実施の形態1〜3にかかるマクロ回路MC1〜MC3をLSIに搭載する場合におけるLSIのレイアウト設計方法を説明する。本発明の実施の形態4にかかるレイアウト設計方法は、例えば、当該レイアウト設計方法を実装したコンピュータプログラムを情報処理装置内の制御装置により実行することによっても実現可能である。この場合、当該情報処理装置は、半導体集積回路の設計装置といえる。その際、当該情報処理装置は、以下で用いられる各種情報を格納するための記憶装置も備えるものとする。
図19及び図20は、本発明の実施の形態4にかかるRTLレベルからのマクロガードリング設置フロー図である。まず、前提として、上述した記憶装置には、予めLSIネット情報101、LSIフロアプラン情報102、LSI動作情報103、セルライブラリ情報104、シリコン基板下プロセス情報107及びマクロノイズ感度情報109が格納済みであるものとする。
ここで、LSIネット情報101は、RTLレベルのネット情報である。LSIフロアプラン情報102は、LSIのサイズやLSIのハードマクロならびにRTLレベルの階層マクロの配置情報を含む情報である。LSI動作情報103は、RTLレベルのLSIの動作情報である。セルライブラリ情報104は、論理合成を行うために必要なプリミティブセルの遅延及び消費電力並びにセル動作や端子特性等の動作情報である。シリコン基板下プロセス情報107は、設計対象のシリコン基板下におけるプロセス情報である。マクロノイズ感度情報109は、LSIに搭載するマクロ回路におけるノイズの感度情報である。
この場合において、まず、当該情報処理装置は、消費電力見積もり処理を行う(S11)。消費電力見積もり処理では、LSIネット情報101、LSIフロアプラン情報102、LSI動作情報103を入力とし、セルライブラリ情報104に基づいて、ゲートレベルへの仮想論理合成並びに消費電力計算及びタイミングウィンドウ計算を行う。ここで、これらの処理については、例えば、Synopsys社のDesignCompiler/PowerCompilerやApache社のPowerTheator等のツールと同等の機能で実現可能である。そして、消費電力見積もり処理では、LSIのサイズ情報やハードマクロやRTLレベルの配置情報とともに、上記計算結果を、LSI消費電力情報105として記憶装置に格納する。
次に、当該情報処理装置は、LSI電流波形マップ作成処理を行う(S12)。LSI電流波形マップ作成処理では、LSI消費電力情報105を入力し、ハードマクロ及びゲートレベルのセル毎に電流波形作成を行う。そして、LSI電流波形マップ作成処理では、ハードマクロ及びRTLレベルの配置情報からゲートレベルに座標変換した配置情報とともに、LSI電流波形マップ情報106として記憶装置に格納する。
続いて、当該情報処理装置は、LSI基板ノイズ解析処理を行う(S13)。LSI基板ノイズ解析処理では、LSI電流波形マップ情報106と、シリコン基板下プロセス情報107を入力し、シリコン基板下の寄生情報抽出及びシリコン基板下のRCネットワーク作成を行う。ここで、寄生情報抽出及びRCネットワーク作成は、例えば、Cadence社のAssureと同等の機能で実現可能である。また併せて、LSI基板ノイズ解析処理では、ハードマクロやゲートレベルの電流波形情報をノイズ源とした、基板ノイズ伝播シミュレーションを行い、着目しているハードマクロへ伝播する基板ノイズ波形情報算出を行う。ここで、これらの処理については、例えば、Apache社のRedhawkや、特許文献4に記載される手法で実現可能である。そして、LSI基板ノイズ解析処理では、当該計算結果をLSI基板ノイズ情報108として記憶装置に格納する。
その後、当該情報処理装置は、着目マクロ部分のノイズ判定処理を行う(S14)。ノイズ判定処理では、LSI基板ノイズ情報108の着目マクロの基板ノイズ波形情報をもとに、FFT変換処理でノイズ波形の周波数成分とノイズレベル算出を行う。そして、ノイズ判定処理では、マクロノイズ感度情報109に含まれるマクロのノイズに対するピークノイズ値許容情報と周波数成分許容情報をもとに、着目マクロへの伝播ノイズが問題あるか否かを判定する。
ステップS14で問題なしと判定された場合、当該情報処理装置は、マクロのガードリング解除処理を行う(S15)。つまり、上述した実施の形態1〜3におけるガードリング不要の場合となる。このとき、ガードリング解除処理では、マクロのガードリングエリア領域(予備領域B1等)の配線禁止情報の解除を行う。併せて、ガードリング解除処理では、LSI配線エリア情報ガードリングエリア追加110の当該ガードリングエリア領域を配線可能エリア情報として記憶装置に格納する。
その後、当該情報処理装置は、LSIのレイアウト処理を行う(S16)。LSIのレイアウト処理では、LSI配線エリア情報ガードリングエリア追加110を入力とし、配線時にその情報をもとに信号配線を行う。
ステップS14で問題ありと判定された場合、当該情報処理装置は、マクロのガードリング設定処理を行う(S17)。つまり、上述した実施の形態1〜3におけるガードリング必要の場合となる。このとき、ガードリング設定処理では、マクロのガードリングエリア領域(予備領域B1等)をガードリング設置領域として設定する。そして、ガードリング設定処理では、LSI配線エリア情報ガードリングエリア不可侵情報111の当該ガードリングエリア領域を配線不可能エリア情報として記憶装置に格納する。
その後、当該情報処理装置は、マクロのガードリング生成を含むLSIのレイアウト処理を行う(S18)。マクロのガードリング生成としては、例えば、上述した実施の形態1では、予備領域B1上に拡散コンタクトD1及びGND電源配線G1を敷設することに相当する。実施の形態2及び3についても同様である。そして、LSIのレイアウト処理では、LSI配線エリア情報ガードリングエリア不可侵情報111を入力とし、マクロの外周部のガードリングエリア領域上でのガードリング生成を含むLSIレイアウトを行う。
図21及び図22は、本発明の実施の形態4にかかるゲートレベルからのマクロガードリング設置フロー図である。まず、前提として、上述した記憶装置には、予めLSIゲートネット情報201、LSIセル配置情報202、LSIゲート動作情報203、セルライブラリ情報204、シリコン基板下プロセス情報207及びマクロノイズ感度情報209が格納済みであるものとする。
ここで、LSIゲートネット情報201は、LSIのゲートレベルのネット情報である。LSIセル配置情報202は、LSIのサイズやLSIのハードマクロならびにゲートレベルのセルの配置情報を含む情報である。LSIゲート動作情報203は、LSIのゲートレベルの動作情報である。セルライブラリ情報204は、論理合成を行うために必要なプリミティブセルの遅延及び消費電力並びにセル動作や端子特性等の動作情報である。シリコン基板下プロセス情報207は、設計対象のシリコン基板下におけるプロセス情報である。マクロノイズ感度情報209は、LSIに搭載するマクロ回路におけるノイズの感度情報である。
この場合において、まず、当該情報処理装置は、ゲート消費電力見積もり処理を行う(S21)。ゲート消費電力見積もり処理では、LSIゲートネット情報201、LSIセル配置情報202、LSIゲート動作情報203を入力とし、セルライブラリ情報204に基づいて、ゲートレベルの消費電力計算及びタイミングウィンドウ計算を行う。ここで、これらの処理については、例えば、Synopsys社のPrimetime−PXやApache社のPowerTheatorやCadence社のEPS等のツールと同等の機能で実現可能である。そして、ゲート消費電力見積もり処理では、LSIのサイズ情報やハードマクロやゲートレベルのセル配置情報とともに、上記計算結果を、LSIゲート消費電力情報205として記憶装置に格納する。
次に、当該情報処理装置は、LSI電流波形マップ作成処理を行う(S22)。LSI電流波形マップ作成処理では、LSIゲート消費電力情報205を入力し、ハードマクロ及びゲートレベルのセル毎に電流波形作成を行う。そして、LSI電流波形マップ作成処理では、ハードマクロ及びゲートレベルのセル配置情報とともに、LSI電流波形マップ情報206として記憶装置に格納する。
続いて、当該情報処理装置は、LSI基板ノイズ解析処理を行う(S23)。LSI基板ノイズ解析処理では、LSI電流波形マップ情報206と、シリコン基板下プロセス情報207を入力し、シリコン基板下の寄生情報抽出及びシリコン基板下のRCネットワーク作成を行う。ここで、寄生情報抽出及びRCネットワーク作成は、例えば、Cadence社のAssureと同等の機能で実現可能である。また併せて、LSI基板ノイズ解析処理では、ハードマクロやゲートレベルの電流波形情報をノイズ源とした、基板ノイズ伝播シミュレーションを行い、着目しているハードマクロへ伝播する基板ノイズ波形情報算出を行う。ここで、これらの処理については、例えば、Apache社のRedhawkや、特許文献4に記載される手法で実現可能である。そして、LSI基板ノイズ解析処理では、当該計算結果をLSI基板ノイズ情報208として記憶装置に格納する。
その後、当該情報処理装置は、着目マクロ部分のノイズ判定処理を行う(S24)。ノイズ判定処理では、LSI基板ノイズ情報108の着目マクロの基板ノイズ波形情報をもとに、FFT変換処理でノイズ波形の周波数成分とノイズレベル算出を行う。そして、ノイズ判定処理では、マクロノイズ感度情報209に含まれるマクロのノイズに対するピークノイズ値許容情報と周波数成分許容情報をもとに、着目マクロへの伝播ノイズが問題あるか否かを判定する。
ステップS24で問題なしと判定された場合、当該情報処理装置は、マクロのガードリング解除処理を行う(S25)。つまり、上述した実施の形態1〜3におけるガードリング不要の場合となる。このとき、ガードリング解除処理では、マクロのガードリングエリア領域(予備領域B1等)の配線禁止情報の解除を行う。併せて、ガードリング解除処理では、LSI配線エリア情報ガードリングエリア追加210の当該ガードリングエリア領域を配線可能エリア情報として記憶装置に格納する。
その後、当該情報処理装置は、LSIのレイアウト処理を行う(S26)。LSIのレイアウト処理では、LSI配線エリア情報ガードリングエリア追加210を入力とし、配線時にその情報をもとに信号配線を行う。
ステップS24で問題ありと判定された場合、当該情報処理装置は、マクロのガードリング設定処理を行う(S27)。つまり、上述した実施の形態1〜3におけるガードリング必要の場合となる。このとき、ガードリング設定処理では、マクロのガードリングエリア領域(予備領域B1等)をガードリング設置領域として設定する。そして、ガードリング設定処理では、LSI配線エリア情報ガードリングエリア不可侵情報211の当該ガードリングエリア領域を配線不可能エリア情報として記憶装置に格納する。
その後、当該情報処理装置は、マクロのガードリング生成を含むLSIのレイアウト処理を行う(S28)。マクロのガードリング生成としては、例えば、上述した実施の形態1では、予備領域B1上に拡散コンタクトD1及びGND電源配線G1を敷設することに相当する。実施の形態2及び3についても同様である。そして、LSIのレイアウト処理では、LSI配線エリア情報ガードリングエリア不可侵情報211を入力とし、マクロの外周部のガードリングエリア領域上でのガードリング生成を含むLSIレイアウトを行う。
このように、本発明の実施の形態4により、マクロ回路MC1〜MC3をLSIに搭載する場合において、LSIのレイアウト時に当該マクロ回路へのノイズの影響度合いに応じて予備領域をガードリング領域又は配線領域として活用することができる。
<その他の発明の実施の形態>
本発明は、マクロのガードリング構造とガードリング設置手法に関し、アナログ・ディジタル混載のLSIの設計に適用することができる。また、本発明にかかるマクロを搭載したあらゆるLSIにも応用することが可能である。本発明により、極力、LSIコストに不利とならないマクロガードリング構造ならびにマクロのガードリング設置手法を実現することができる。
また、従来は、実際にマクロをLSIに搭載した場合、LSIの動作条件によっては結果的にガードリング不要となる場合もあった。この場合、ガードリング領域は冗長エリアとなってしまう。上述した特許文献1〜3では、マクロを搭載するLSIの動作条件等を考慮することなしに、予めマクロに基板ノイズ伝播用のガードリングの敷設を行っていた。
そこで、本発明では、この冗長エリアの有効活用を実現するものである。すなわち、本発明は、マクロの外周部に、基板ノイズ伝播を防止するためのガードリング形成のためのガードリング領域を備えたマクロであって、チップレイアウト時に、前記エリアに固定電位の配線を敷設し、ガードリングを生成することを特徴とするマクロ、ならびに前記マクロを有するチップで、チップレイアウト時に、基板ノイズ解析を実施し、その結果をもとに、ガードリングを生成する手法を持ち、ガードリング不要時には、ガードリング形成エリアを、信号配線領域として使用するガードリング設置手法である。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
101 LSIネット情報
102 LSIフロアプラン情報
103 LSI動作情報
104 セルライブラリ情報
105 LSI消費電力情報
106 LSI電流波形マップ情報
107 シリコン基板下プロセス情報
108 LSI基板ノイズ情報
109 マクロノイズ感度情報
110 LSI配線エリア情報ガードリングエリア追加
111 LSI配線エリア情報ガードリングエリア不可侵情報
201 LSIゲートネット情報
202 LSIセル配置情報
203 LSIゲート動作情報
204 セルライブラリ情報
205 LSIゲート消費電力情報
206 LSI電流波形マップ情報
207 シリコン基板下プロセス情報
208 LSI基板ノイズ情報
209 マクロノイズ感度情報
210 LSI配線エリア情報ガードリングエリア追加
211 LSI配線エリア情報ガードリングエリア不可侵情報
MC1 マクロ回路
MC2 マクロ回路
MC3 マクロ回路
M マクロ本体
B1 予備領域
B11 P+拡散
B12 P+拡散
PW1 Pウェル
PW2 Pウェル
PW3 Pウェル
PW4 Pウェル
SW11 信号配線
SW12 信号配線
SW21 信号配線
SW22 信号配線
SW31 信号配線
SW32 信号配線
D1 拡散コンタクト
D11 拡散コンタクト
D12 拡散コンタクト
G1 GND電源配線
G11 GND電源配線
G12 GND電源配線
B2 予備領域
B21 ゲート電極
B22 ゲート電極
GOX1 ゲート酸化膜
GOX2 ゲート酸化膜
VD1 VDD電源配線
VD2 VDD電源配線
VD21 VDD電源配線
VD22 VDD電源配線
D2 ゲートコンタクト
D21 ゲートコンタクト
D22 ゲートコンタクト
B31 予備領域
B32 予備領域
B33 予備領域
B34 予備領域
N Nウェル
NP P+拡散
NN N+拡散
P Pウェル
PN N+拡散
PP P+拡散
D3 拡散コンタクト
D31 拡散コンタクト
D32 拡散コンタクト
D33 拡散コンタクト
D34 拡散コンタクト
G31 GND電源配線
G32 GND電源配線
VD3 VDD電源配線

Claims (5)

  1. 論理回路の外周に所定幅の予備領域を含み、
    当該論理回路を基板に搭載した際にガードリングが必要な場合には前記予備領域をガードリングの敷設領域とし、当該ガードリングが不要な場合には前記予備領域を他の論理回路のための信号配線領域として用いる半導体集積回路。
  2. 前記予備領域は、P+拡散領域、ゲート電極又はP+拡散領域及びN+拡散領域のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. マクロ回路の本体部分の外周に所定幅の予備領域を設定し、
    前記マクロ回路を搭載する半導体集積回路の基板ノイズ解析の結果に基づいて当該マクロ回路へのガードリングの要否を判定し、
    前記ガードリングが必要と判定した場合、前記予備領域をガードリングの敷設領域とし、
    前記ガードリングが不要と判定した場合、前記予備領域を他の回路のための信号配線領域とする
    半導体集積回路の設計方法。
  4. 前記ガードリングが必要と判定した場合、前記予備領域に固定電位の配線を敷設することにより前記ガードリングの敷設領域とすることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路の設計方法。
  5. マクロ回路の本体部分の外周に所定幅の予備領域が設定された当該マクロ回路を搭載する半導体集積回路の基板ノイズ解析の結果に基づいて当該マクロ回路へのガードリングの要否を判定し、
    前記ガードリングが必要と判定した場合、前記予備領域をガードリングの敷設領域とし、
    前記ガードリングが不要と判定した場合、前記予備領域を他の回路のための信号配線領域とする
    半導体集積回路の設計装置。
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