JP2013165002A - 荷電粒子線装置、試料マスクユニット、および変換部材 - Google Patents

荷電粒子線装置、試料マスクユニット、および変換部材 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のイオンミリング装置では、ミリング中の試料について、どの程度加工されているかをSEMにて観察して再度ミリングを実施するためには試料とマスクの位置関係を再調整する必要が生じる。このため、作業が煩雑になり、時間がかかるといった問題があった。本発明は、かかる点に鑑みて、マスクと試料との位置関係を保ったまま、ミリングされた試料を観察できる荷電粒子線装置、試料マスクユニット、および試料マスクユニットを荷電粒子線装置と観察装置で共用するための変換部材を提供することを目的とする。
【解決手段】イオンビームによって試料表面を加工する加工手段と、加工した面を観察する観察手段を有する荷電粒子線装置において、試料マスクユニットは、イオンビームによって加工された加工面が試料マスクユニットの構造物より観察用ビーム源に対して近い位置に固定されるように構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、走査電子顕微鏡(SEM)や透過型電子顕微鏡(TEM)などで観察される試料を作製するためのイオンミリング装置でミリングされた試料を観察できる荷電粒子線装置、および当該荷電粒子線装置で用いられる試料マスクユニット、および試料マスクユニットを荷電粒子線装置と観察装置で共用するための変換部材に関する。
イオンミリング装置は、金属、ガラス、セラミックなどの表面あるいは断面を、アルゴンイオンビームを照射するなどして研磨するための装置であり、電子顕微鏡により試料の表面あるいは断面を観察するための前処理装置として好適である。
電子顕微鏡による試料の断面観察において、従来は観察したい部位の近傍を例えばダイヤモンドカッター、糸のこぎり等を使用して切断した後、切断面を機械研磨し、電子顕微鏡用の試料台に取り付けて像を観察していた。
機械研磨の場合、例えば高分子材料やアルミニウムのように柔らかい試料では、観察表面がつぶれる、あるいは研磨剤の粒子によって深い傷が残るといった問題があった。又、例えばガラスあるいはセラミックのように固い試料では研磨が難しく、柔らかい材料と固い材料とが積層された複合材料では、断面加工が極めて難しいという問題があった。
これに対し、イオンミリングは、柔らかい試料でも表面の形態がつぶれることなく加工できる、固い試料および複合材料の研磨が可能である、鏡面状態の断面を容易に得ることができるという効果がある。
なお、イオンミリング装置では、試料の加工したい部分のみを加工用のビームで照射し加工を要さない部分は加工用のビームを非照射とするため、試料の加工を要さない部分をマスクで覆って加工している。
特許文献1には、イオンミリング装置の試料ホルダおよびホルダ固定具に関して記載されている。
特許文献2には、真空チャンバ内に配置され、試料にイオンビームを照射するためのイオンビーム照射手段と、前記真空チャンバ内に配置され、前記イオンビームにほぼ垂直な方向の傾斜軸をもつ傾斜ステージと、その傾斜ステージ上に配置され、前記試料を保持する試料ホルダと、前記傾斜ステージ上に位置し、前記試料を照射するイオンビームの一部を遮る遮蔽材とを備えた試料作製装置であり、前記傾斜ステージの傾斜角を変化させながら、前記イオンビームによる試料加工を行うようにし、試料の位置調整用の光学顕微鏡が試料ステージ引出し機構の上端部に取り付けられた試料作製装置が記載されている。
特許文献3には、SEM試料台を介さずに直接SEM試料台支持台に固定できるイオンミリング装置の試料ホルダに関して記載されている。
特開平9−293475号公報 特開2005−91094号公報 特開2007−018920号公報
従来のイオンミリング装置では、ミリング中の試料について、どの程度加工(ミリング)されているかをSEMにて観察する場合、ミリングされた試料を、試料とマスクの位置関係を固定している試料マスクユニットから取り外して、SEMでの観察位置に配置しなおす必要がある。
そのため、SEMにてミリングの状態を観察し、再度ミリングが必要と判断された場合、試料をSEMでの観察位置から取り外し、イオンミリング装置の試料マスクユニットに再度取り付けし、ミリングを再開する必要がある。しかし、この方法では、試料ホルダを試料マスクユニットから一度取り外ししてしまっているため、再度ミリングを実施するためには試料とマスクの位置関係を再調整する必要が生じる。このため、作業が煩雑になり、時間がかかるといった問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みて、マスクと試料との位置関係を保ったまま、ミリングされた試料を観察できるイオンミリング装置、走査電子顕微鏡、およびこれらの装置での加工方法または観察方法を提供することを目的とする。
イオンミリング装置で用いられる試料マスクユニットであって、前記試料を保持する試料ホルダと、前記試料ホルダに固定された前記試料の一部を前記イオンビームから遮蔽するマスクと、前記試料と前記マスクとの遮蔽位置関係を固定する位置決め部とを備える試料マスクユニットは、イオンビームで加工された試料の加工面を観察する状態に設置された場合に、前記加工面が前記試料マスクユニットの構造物より前記観察用ビーム源に対して近い位置に固定されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、イオンミリングされた試料を観察し、再度ミリングする場合の調整作業を容易にすることができる。
イオンミリング装置の概略構成図である。 従来の試料マスクユニットの概略構成図である。 実施例1の試料マスクユニットの概略構成図である。 試料マスクユニットと変換ホルダの概略構成図である。 従来の試料マスクユニットと変換ホルダの概略構成図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態と記述)を詳細に説明する。
以下で説明する実施例1,2においては試料断面のミリング加工および観察について説明するが、本発明は断面ミリング加工だけでなく、平面ミリング加工においても同様に適用できる。
<第一の実施形態>
本実施例は、イオンミリング装置、走査電子顕微鏡、光学式顕微鏡、観察手段と加工手段とを備えたその他荷電粒子線装置に適用可能である。
図1は、本実施例によるイオンミリング装置の構成を示したものである。図1の上図はイオンミリング装置の上面図であり、図1の下図はイオンミリング装置の側面断面図である。以下では、イオン源からアルゴンイオンビームを照射する場合について説明する。従って、以下でイオンビームはアルゴンイオンビームを意味するが、本実施例はアルゴンイオンビームに限定されない。
イオン源1はイオンビームを発生させ、試料に対してイオンビームが照射される。なお、図1の下図におけるイオンビームの方向は紙面手前方向から奥行き方向である。アルゴンイオンのイオン源1におけるアルゴンイオンの電流密度は、イオン源制御部9で制御される。真空チャンバ15は真空排気系制御部11にて真空排気系8を制御して、真空または大気の状態にでき、その状態を保持できる。真空チャンバの内部に試料マスクユニット21が設置されている。
試料マスクユニット21はマスク2と試料3との位置決め機構を有する部材である。具体的な試料マスクユニット21の構造については後述する。マスク2は、試料の加工が不要な部分に対して加工用のイオンビームが照射されないように、試料の加工が不要な部分を覆うものであって、イオンビームを透過しない部材で構成されている。したがってマスク2は試料3よりイオン源側に配置される。マスク2によりイオンビームの一部を遮蔽し、マスク2の端面に沿ってイオンビームによりミリング加工される。図1の例では試料の下部をマスク2で覆うことにより、試料3の下部(図1においてマスク2により隠れている部分)にはイオンビームが照射されない。以下で試料3の鏡面研磨面とは、試料3のうち、イオンビームの光軸(紙面垂直方向)に平行な面であって、イオンビームによりミリング加工された試料3の断面を指す。図1の例では、試料の鏡面研磨面は試料3のうち加工観察窓14と対向する面をいう。
真空チャンバ15は、通常真空雰囲気を形成するための空間を形成する直方体形状(箱型)、或いはそれに準ずる形状をなしている。真空チャンバ15の上面(重力のある環境で、重力場の向う方向と反対の方向)には加工観察窓14が設けられ、側面(上面に隣接する面であって、重力場の向う方向と垂直な方向)にはイオン源1および、試料微動機構6が設けられる。また、イオン源1と試料微動装置6は直交するように側面に配置される。さらに、加工観察窓14にスパッタされた粒子が堆積することを防ぐために、加工観察窓14の下部にシャッターを設置してもよい。
試料微動ベース5は、真空チャンバ15の側面に設けられた試料微動機構6を介して、真空チャンバ15の容器壁の一部を兼ねるフランジ12に配置されており、真空チャンバ15を大気状態に開放した時に、フランジ12をリニアガイド13に沿って引き出すことで、試料微動ベース5および、試料微動ベース5に設置された、試料3が固定された試料マスクユニット21を真空チャンバ15の外部へ引き出されるように構成されている。
また、試料微動ベース5には、試料保持部材(試料マスクユニット微動機構4を含む試料を保持する部材)を載置可能な回転体7が設けられている。回転体7は、試料保持部材を支持する支持台として機能する。また、試料微動ベース5は、回転体7により真空チャンバ15側面方向より照射されるイオンビームの光軸に対して任意の角度に回転傾斜できるように構成されており、回転傾斜させる方向と傾斜角度は、試料微動制御部10により制御される。試料微動ベース5を回転傾斜させることにより、試料ホルダ23に固定されている試料3を、イオンビームの光軸に対して所望の角度に設定することができる。試料マスクユニット微動機構4は、イオンビームの光軸に対して垂直方向の前後左右、すなわち、X方向とY方向に移動できるように構成される。
図2を用いて、従来の試料マスクユニットの構成を説明する。
上述の通り、試料マスクユニット21は、マスク2と試料3との位置決め機構を有する。具体的には、位置決め機構とはマスク2と試料3との位置関係を調整する手段と、調整された位置関係を固定する手段を有するものであって、少なくとも試料ホルダ23とその回転機構、マスク2とその微調整機構とを一体にしたものを称する。また、これに試料マスクユニット微動機構4を取り付けたものを、試料マスクユニット21と称することもある。
図2では、試料ホルダの回転機構28として試料ホルダ回転リング22と、試料ホルダ回転ねじが備えられており、イオンビームの光軸51に対して、垂直に試料ホルダを回転できるようにしている。試料ホルダ回転リング22は、試料ホルダ回転機構28を回すことによって回転するように構成されており、逆回転は試料ホルダ回転機構28の先に取り付けられたばねのばね圧で戻るようになっている。
マスク2は、マスクホルダ25にマスク固定ねじ27により固定される。マスクホルダ25は、マスク微調整機構(すなわちマスク位置調整部)26を操作することによって、リニアガイド24に沿って移動し、これにより試料3とマスク2の位置が微調整される。試料3は、試料ホルダ23に接着固定される。試料ホルダ23は、試料ホルダ回転リング22に挿入され、試料ホルダ23の高さ方向の位置を調整し、試料ホルダ23はマスク2に密着され固定される。
ここで問題になるのは、試料3の鏡面研磨面の観察である。
図2に示す従来の試料マスクユニットでは、試料3の鏡面研磨面側には、試料ホルダ回転リング22、マスク微調整機構26、試料ホルダ回転機構28および、試料マスクユニット微動調整機構29といった、試料マスクユニット21の構成部品および機構部が配されている。このため、鏡面研磨面に垂直な方向から観察する場合、前述の構成部品および機構部が観察視野と干渉したり、鏡面研磨面と観察用の光源または荷電粒子線源との間の距離を短くしたりすることができないといった不都合が生じる。また、試料3周辺にマスク2以外の構成部品や機構部が配されている場合、断面ミリング加工の際に、回転傾斜により試料3およびマスク2以外の部分にイオンビームが誤って照射され、イオンビームによりスパッタされた粒子が、試料3に堆積および、付着する可能性がある。
そこで、本実施例の試料マスクユニット21では、試料が試料マスクユニットに固定され、かつ、観察装置または観察手段を有するイオンミリング装置に設置された状態において、試料の鏡面研磨面(加工面)が位置調整機構等の試料マスクユニットの構造物より観察用の光源または荷電粒子線源に対して近い位置に固定されるように、試料マスクユニットが構成されている。以下、具体的に本実施例の試料マスクユニットを説明する。
図3に本実施例の試料マスクユニット21を示す。試料3の鏡面研磨面側が試料マスクユニット21の端部になるように固定する。また、試料マスクユニット21の構成部品である、試料ホルダ回転リング22および、試料ホルダ回転機構28を、試料3の鏡面研磨面の内側になるよう配置する。また、マスク微調整機構26および、試料マスクユニット微動調整機構29を、試料3の鏡面研磨面と反対側に配置する。試料マスクユニット21の機構部を試料3の鏡面研磨面側と逆側に集中して配置する構成とする。
なお、ここではマスク微調整機構26および試料マスクユニット微動調整機構29は鏡面研磨面と反対側に配置するとしたが、鏡面研磨面と異なる方向の面であればよい。すなわち、これらの機構は観察用の光源に対向する面とは異なる面に配置されていればよい。また、上記では試料ホルダ回転リング22および、試料ホルダ回転機構28を観察用の光源に対向する面に設けられる構成としたが、これらの機構が試料マスクユニットの他の面に設けられていてもよい。重要なのは、試料マスクユニットの観察用の光源に対向する面に設けられる機構が、試料の鏡面研磨面より観察用の光源に対して遠くなるように、試料マスクユニットが構成されることである。
なお、本実施例では図1の加工観察窓の外側に観察用の光学系が設けられることとしているので、試料に対する観察用の光源の方向は、試料に対する加工観察窓14の方向と一致する。
上述のように試料マスクユニット21の構成部品を配置することで、試料3の鏡面研磨面に垂直な方向(観察用の光源方向)には、干渉する部品等が無くなるため、試料3の鏡面研磨面に垂直な方向からの観察が可能となる。また、試料3の鏡面研磨面と鏡面研磨面に垂直な方向からの観察用の光源または荷電粒子線源との間の距離を短くすることも可能となる。さらに、試料3の鏡面研磨面の方向(ミリング加工の光軸方向)にも、干渉する部品等が無くなるため、断面ミリング加工の際に、回転傾斜により試料3およびマスク2以外の部分にイオンビームが誤って照射されることが無くなることで、イオンビームによりスパッタされた粒子が、試料3に堆積および、付着することを防ぐことが可能となる。本実施例では、試料3の鏡面研磨面の方向(ミリング加工の光軸方向)にも鏡面研磨面に垂直な方向(観察用の光源方向)にも干渉する部品等がないため、ミリング加工した試料の鏡面研磨面を観察する場合にユーザの利便性を向上させることができる。
以上の試料マスクユニットを用いることで、図1に示すような、真空チャンバ15の上面に加工観察窓14、側面にイオン源1を設けられたイオンミリング装置において、試料マスクユニット21から試料ホルダ23を取り外すことなく、加工観察窓14を通して、試料3の鏡面研磨面に垂直な方向から、加工状態を確認することが可能となる。したがって、イオンミリングされた試料を観察し再度ミリングする場合であっても、マスクと試料の位置合わせの調整作業が不要となる。
加工観察窓14の上部に、光学顕微鏡を設置することにより、ミリング加工の進捗が確認できる。所望の加工範囲まで加工が完了した時点で、加工を終了し、試料を取り出すことができるため、スループットの向上につながる。光学顕微鏡は、光源から出る光を集束して試料上に照射する光学系を有するものであり、説明は省略するが、一般的な構成のものであればよい。
さらに、前述した光学顕微鏡に代えて、加工観察窓14の上部に、電子顕微鏡を設置してもよい。電子顕微鏡は、電子源から出る電子線を集束して試料上に照射する電子光学系を有するものであり、特に電子線によって試料上を走査することで試料からの二次電子や反射電子を検出する走査電子顕微鏡が好適である。電子顕微鏡についての詳しい説明は省略するが、一般的な構成のものであればよい。ミリング加工の進捗を確認するときは、まずミリング加工を一度停止し、電子顕微鏡による観察を行う。所望の加工範囲が得られていない場合は、電子ビーム照射を停止し、再度イオンビームを照射し、ミリング加工を再開する。所望の加工範囲が得られている場合は、必要となる倍率まで拡大し、画像を取得することができるため、さらなるスループットの向上につながる。
なお、上記では光学顕微鏡と電子顕微鏡での観察について述べたが、特定の方向から試料の表面を観察する手段であれば、これ以外の観察手段であっても良い。
近年、特に半導体分野で、複合材料を電子顕微鏡で断面観察することが重要となってきており、複合材料の断面を鏡面研磨する重要性が増している。本実施例により、ミリング中の試料をSEMにて観察した後、ミリング位置への再調整作業を介さずに、容易に再度ミリングを実施することが可能となり、きわめて効率的である。
<第2の実施形態>
本実施例は、イオンミリング装置、試料の加工手段を備えたその他荷電粒子線装置に適用可能である。特に、加工した試料を走査電子顕微鏡、光学式顕微鏡等、別の観察装置で観察する場合に好適である。
試料3の鏡面研磨面の加工状態の確認は、イオンミリング装置の加工観察窓14からの観察に限定されるものではない。加工観察窓14に電子顕微鏡を設置する場合、装置が大型化し、また装置が高価になってしまう。そのため、より詳細に試料3の鏡面研磨面を観察する場合、イオンミリング装置から取り出して、SEMや光学顕微鏡等の観察装置で観察する必要がある。以下ではSEMにて観察する例を説明する。
従来の方法では、SEMにて観察する場合、試料3を固定した試料ホルダ23を、イオンミリング装置の試料マスクユニット21から取り外して、SEM試料台支持部に、試料ホルダ23を直接もしくは、SEM試料台を介して固定し、試料3の鏡面研磨面の加工状態を観察する。再度加工が必要と判断された場合、試料ホルダ23をSEM試料台支持部もしくは、SEM試料台から取り外し、イオンミリング装置の試料マスクユニット21に再度取り付け後、ミリング位置への再調整作業が必要となる。そのため、作業が煩雑になり、時間がかかるといった問題がある。
そこで本実施例では、再加工の際に必要となるミリング位置への再調整作業を不要とすることで、容易に試料3の鏡面研磨面の加工状態をSEMにて観察する方法について説明する。この場合、実施例1とは異なり、イオンミリング装置の真空試料室から一旦試料を取り出して、SEMの試料室に試料を移す作業が必要となる。
ミリング位置への再調整作業を不要とするためには、試料マスクユニット21から試料ホルダ23を取り外すことなく、SEMにて試料3の鏡面研磨面の加工状態を観察することができれば良い。そこで、試料マスクユニット21をSEMの試料台支持部に固定するための変換ホルダを準備する。
図4は、第一の実施形態に示す図3の試料マスクユニット21を、SEMの試料台支持部に固定するための変換ホルダに装着した例である。
本実施例の変換ホルダは、少なくとも試料マスクユニットに取り付けられる試料マスクユニット用取付部と、SEMの試料台支持部に取り付けられるSEM試料台支持部用取付部とを有する。さらに試料マスクユニットの位置決めを行うための位置決め固定手段を有する。より具体的には、以下で詳しく説明する。
試料マスクユニット21には、試料微動ベース5に固定するための、試料マスクユニット固定部30、試料マスクユニット固定部ねじ32および、再現性のある決まった位置に設置するための、試料マスクユニット位置決め機構31が備わっている。試料マスクユニット位置決め機構31によって、観察装置の試料ホルダ固定部に対する試料マスクユニット21の位置および方向が一意に決められる。したがって、イオンミリング装置による加工と、顕微鏡等の観察装置による観察を繰り返しても、毎回同じ位置および方向で試料を観察できるため、容易に加工の進み具合を確認しながら加工することができる。
試料マスクユニット固定部30、試料マスクユニット固定部ねじ32、試料マスクユニット位置決め機構31は、試料マスクユニットが観察装置に設置された場合において、試料マスクユニット21のうち観察用光源に対向する面とは異なる面に設けられている。図4では観察用光源に対向する面と反対側の面にこれらが設けられている例を示しているが、これに限られない。試料マスクユニット固定部30、試料マスクユニット固定部ねじ32、試料マスクユニット位置決め機構31に対して変換ホルダ41が取り付けられる。
変換ホルダ41には、試料微動ベース5と同様に、試料マスクユニット21を固定するための、変換ホルダ支持部42、変換ホルダ支持部ねじ穴44および、再現性のある決まった位置に設置するための、変換ホルダ位置決め機構43を設ける。これらは試料マスクユニット固定部30、試料マスクユニット固定部ねじ32、試料マスクユニット位置決め機構31に係合するものであって、試料マスクユニット21の位置決め機構31と、変換ホルダ41の位置決め機構43の位置を合わせ、試料マスクユニット固定部30と変換ホルダ支持部42を、試料マスクユニット固定部ねじ32と変換ホルダ支持部ねじ穴44にて固定することで、試料マスクユニット21は、変換ホルダ41に対し、再現性のある決まった位置に固定される。
ここで、再現性のある決まった位置に設置するための、試料マスクユニット位置決め機構31および、変換ホルダ位置決め機構43は、図4に示すような、ピンとホールに限定されるものではない。例えば、キーと溝でも構わないし、ピンとホールの設置も逆でも構わない。なお、位置決め機構の数は、1つに限定されるものではなく、複数設置しても構わない。試料マスクユニット21と、変換ホルダ41が、再現性のある決まった位置に固定されればよい。
また、試料マスクユニット21と変換ホルダ41を固定するための方法は、図4に示すような、試料マスクユニット固定部30と変換ホルダ支持部42を、試料マスクユニット固定部ねじ32と変換ホルダ支持部ねじ穴44にて固定する方法に限定されるものではない。試料マスクユニット固定部30と変換ホルダ支持部42の凹凸は逆でも構わないし、円形で無くても良い。試料マスクユニット固定部ねじ32と変換ホルダ支持部ねじ穴44の構造も逆でも構わないし、数量も1つに限定されるものではない。変換ホルダ支持部42を複数の止めネジで押さえこみ固定しても構わないし、割りピンを差し込んで固定しても構わないし、凸部をクランピングして固定しても構わない。試料マスクユニット21と、変換ホルダ41が、固定されればよい。
試料マスクユニット21を装着した変換ホルダ41は、SEM試料台支持部取付機構45とSEM試料台支持部を固定することで、SEM試料台支持部に取り付けられる。これによって、試料3を固定した試料ホルダ23を試料マスクユニット21から取り外すことなく、SEMにて試料3の鏡面研磨面の加工状態を観察することが可能となる。
SEM試料台支持部取付機構45は、変換ホルダ41とSEM試料台支持部との位置関係および方向を一意に固定するものであるのが望ましい。これによって、上述の試料マスクユニット位置決め機構31によって固定された、観察装置の試料ホルダ固定部に対する試料マスクユニット21の位置および方向を保ったまま、SEM観察することができる。
また、試料3を固定した試料ホルダ23を試料マスクユニット21から取り外していないことから、イオン源1と試料3との加工位置関係および、マスク2と試料3との遮蔽位置関係といった、ミリングを実施するために調整された位置関係は、試料マスクユニット21によって保持されているため、SEMにて試料3の鏡面研磨面の加工状態を観察した後、ミリング位置への再調整作業を介さずに、イオンミリング装置の試料微動ベース5に固定し、再度ミリングを実施することが可能となる。
さらに、試料マスクユニット21は、変換ホルダ41に対し、再現性のある決まった位置に固定されることから、SEM試料台支持部に対しても、試料3の鏡面研磨面が再現性のある決まった位置に固定されるため、再ミリング後、再度SEMにて観察する場合、再ミリング前の同一観察視野にて、試料3の鏡面研磨面の加工状態をSEMにて観察することが可能となる。
なお、本実施例では、試料マスクユニット21と変換ホルダ41の固定は、試料マスクユニット21と、試料微動ベース5との着脱機構を用いたが、その機構に限定されるものではない。試料マスクユニット21と、真空チャンバ15から別体に構成されるマスク2と試料3との遮蔽位置関係を観測する光学顕微鏡との着脱機構を用いても良いし、変換ホルダ41のために専用の着脱機構を備えても良い。
また、本実施例では、試料マスクユニット21は変換ホルダ41を介して、SEM試料台支持部に固定したが、これに限定されるものではない。試料マスクユニット21をSEM試料台支持部へ直接固定できるように、試料マスクユニット21とSEM試料台支持部に、再現性のある決まった位置に固定できる位置決め機構と、着脱機構を備えても良い。
図5は、本実施例との比較のために、従来例の構造である図2に示す試料マスクユニット21を、SEMの試料台支持部に固定するための変換ホルダに装着した例である。
従来例の試料マスクユニット21であっても、変換ホルダ41を介してSEM試料台支持部に固定することにより、試料3を固定した試料ホルダ23を試料マスクユニット21から取り外すことなく、SEMにて試料3の鏡面研磨面の加工状態を観察することができるが、従来例の試料マスクユニット21にあっては、試料3の鏡面研磨面側に、試料ホルダ回転リング22、マスク微調整機構26、試料ホルダ回転機構28および、試料マスクユニット微動調整機構29といった、試料マスクユニット21の構成部品および機構部が配されているため、鏡面研磨面に垂直な方向からの観察ができない。従って、前述の構成部品および機構部が観察視野と干渉することを回避するため、試料マスクユニット21を変換ホルダ41にて斜めに固定しSEM試料台支持部に固定する必要があり、鏡面研磨面に対し斜めの方向からしか観察することができないという不都合があった。
しかしながら、本実施例の試料マスクユニット21にあっては、第一の実施形態でも示したように、試料3の鏡面研磨面側が試料マスクユニット21の端部になるよう、試料マスクユニット21の構成部品を配置することで、試料3の鏡面研磨面と鏡面研磨面に垂直な方向からのSEM用の電子源との間には、干渉する部品等が無くなるため、SEMによる観察においても、試料3の鏡面研磨面に垂直な方向から加工状態の観察が可能となる。
以上のことから、本実施例の試料マスクユニット21は、変換ホルダ41を介してSEM試料台支持部に取り付けることができる。これによって、観察のためにイオンミリング装置の真空チャンバから観察装置の試料室に試料を移動する場合において、イオンミリング装置によるミリング加工および、SEMによるミリング加工された試料3の鏡面研磨面の加工状態の観察を、再調整作業不要で繰り返し実施することが可能となる。
さらに、変換ホルダ41が再現性のある決まった位置に固定できる位置決め機構を備えることで、イオンミリング装置とは別の装置に試料を移し変えて観察する場合であっても、試料3を固定した試料ホルダ23を試料マスクユニット21から取り外すことなく、イオン源1と試料3との加工位置関係および、マスク2と試料3との遮蔽位置関係といった、ミリングを実施するために調整された位置関係を保持したまま、観察することができる。
1 イオン源
2 マスク
3 試料
4 試料マスクユニット微動機構
5 試料微動ベース
6 試料微動機構
7 回転体
8 真空排気系
9 イオン源制御部
10 試料微動制御部
11 真空排気系制御部
12 フランジ
13,24 リニアガイド
14 加工観察窓
15 真空チャンバ
21 試料マスクユニット
22 試料ホルダ回転リング
23 試料ホルダ
25 マスクホルダ
26 マスク微調整機構
27 マスク固定ねじ
28 試料ホルダ回転機構
29 試料マスクユニット微動調整機構
30 試料マスクユニット固定部
31 試料マスクユニット位置決め機構
32 試料マスクユニット固定部ねじ
41 変換ホルダ
42 変換ホルダ支持部
43 変換ホルダ位置決め機構
44 変換ホルダ支持部ねじ穴
45 変換ホルダSEM試料台支持部取付機構
51 イオンビームの光軸

Claims (8)

  1. イオンビームによって試料表面を加工する加工手段と、加工した面を観察する観察手段を有する荷電粒子線装置において、
    真空チャンバに取り付けられ、試料にイオンビームを照射するイオンビーム源と、
    前記試料を保持する試料ホルダと、前記試料ホルダに固定された前記試料の一部を前記イオンビームから遮蔽するマスクと、前記試料と前記マスクとの遮蔽位置関係を固定する位置決め部とを備える試料マスクユニットと、
    前記試料の前記イオンビームによって加工された加工面の観察に用いる光または荷電粒子線を発生する観察用ビーム源と、
    前記光または荷電粒子線を集束して前記加工面に照射する観察用光学系と、
    を備え、
    前記試料マスクユニットは、前記加工面が前記試料マスクユニットの構造物より前記観察用ビーム源に対して近い位置に固定されるように構成されていることを特徴とする荷電粒子線装置。
  2. 請求項1に記載の荷電粒子線装置において、さらに、
    前記試料マスクユニットは前記遮蔽位置関係を調整するマスク位置調整部とを備え、
    前記マスク位置調整部は、前記試料マスクユニットのうち前記観察用ビーム源に対向する面とは異なる面に配置されていることを特徴とする荷電粒子線装置。
  3. イオンビームによって試料を加工するイオンミリング装置と、前記イオンビームによって加工された前記試料の加工面を観察用ビーム源から発生する光または荷電粒子線によって観察する観察装置と、で共用される試料マスクユニットに取り付けられる変換部材であって、
    前記試料マスクユニットは、
    前記試料を保持する試料ホルダと、
    前記試料ホルダに固定された前記試料の一部を前記イオンビームから遮蔽するマスクと、
    前記試料と前記マスクとの遮蔽位置関係を固定する位置決め部とを備え、
    前記試料マスクユニットは、前記試料マスクユニットが前記観察装置に設置された場合に、前記加工面が、前記試料マスクユニットの構造物より前記観察用ビーム源に対して近い位置に固定されるように構成されており、
    当該変換部材は、前記試料マスクユニットに係合する第一の取付部と、前記観察装置の試料ホルダ固定部に係合する第二の取付部とを有し、
    前記第一の取付部は、前記試料マスクユニットが前記観察装置に設置された場合に前記試料マスクユニットのうち前記観察用ビーム源に対向する面とは異なる面に取り付けられることを特徴とする変換部材。
  4. 請求項3に記載の変換部材において、さらに、
    前記変換部材は、前記観察装置の試料ホルダ固定部に対する前記試料マスクユニットの位置および方向を一意に固定する位置決め固定手段を有することを特徴とする変換部材。
  5. イオンビームによって試料を加工するイオンミリング装置と、前記イオンビームによって加工された前記試料の加工面を観察用ビーム源から発生する光または荷電粒子線によって観察する観察装置と、で共用される試料マスクユニットにおいて、
    前記試料マスクユニットは、
    前記試料を保持する試料ホルダと、
    前記試料ホルダに固定された前記試料の一部を前記イオンビームから遮蔽するマスクと、
    前記試料と前記マスクとの遮蔽位置関係を固定する位置決め部とを備え、
    前記試料マスクユニットが前記観察装置に設置された場合に、
    前記加工面が、前記試料マスクユニットの構造物より前記観察用ビーム源に対して近い位置に固定されるように構成されていることを特徴とする試料マスクユニット。
  6. 請求項5に記載の試料マスクユニットにおいて、さらに、
    前記試料マスクユニットは前記遮蔽位置関係を調整するマスク位置調整部とを備え、
    前記マスク位置調整部は、前記試料マスクユニットが前記観察装置に設置された場合に前記試料マスクユニットのうち前記観察用ビーム源に対向する面とは異なる面に配置されていることを特徴とする試料マスクユニット。
  7. 請求項5に記載の試料マスクユニットにおいて、
    前記試料マスクユニットは、前記イオンミリング装置の試料ホルダ固定部に係合する第一の取付部と、前記観察装置の試料ホルダ固定部に係合する第二の取付部とを、備えた変換部材を介して、観察装置の試料ホルダ固定部に取り付けられることを特徴とする試料マスクユニット。
  8. 請求項7に記載の試料マスクユニットにおいて、
    前記変換部材は、前記観察装置の試料ホルダ固定部に対する前記試料マスクユニットの位置および方向を一意に固定する位置決め固定手段を有することを特徴とする試料マスクユニット。
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