JP2008014820A - 試料台 - Google Patents

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Abstract

【課題】FIB加工時とSEM観察時とで試料台を共用するとともに、装置本体と試料台が衝突することを防止する。
【解決手段】試料台10は、断面の形状が略正方形にされており、搭載面10bに試料が搭載される。また、搭載面10bと対向する対向面10dには、FIB加工時に試料台10を試料ホルダ50に装着するための装着金具40が螺合される。また、搭載面10b及び対向面10dに隣接する側面10cには、SEM観察時に装着金具40が螺合される。また、側面10cと対向する側面10aには、試料を位置決めするための位置決め金具20が取り付けられる。位置決め治具20によって、試料の端面を搭載面10bと側面10aとで形成される角部の近傍に位置決めした後、試料が、固定金具30によって搭載面10bに固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、集束イオンビーム加工及び観察が行われる試料が固定され、試料ホルダに着脱自在に装着される試料台に関する。
近年、集束イオンビーム(FIB)加工と、走査型電子顕微鏡(SEM)の2つの機能を有するデュアルビーム装置が知られている。このようなデュアルビーム装置では、試料が搭載される試料台が試料ホルダに着脱自在に装着されて、FIB加工とSEMによる観察とが行われる。
また、前述の試料台は、FIB加工時に試料が搭載されるFIB加工用の試料台と、FIB加工によって加工された試料の断面をSEMによって観察する時に試料が搭載されるSEM用の試料台との2種類あり、同一の試料ホルダに装着される。このため、試料をFIB加工した後、その試料を断面方向からSEMによって観察する場合、FIB加工用の試料台からSEM用の試料台に載せ代える必要がある。このため、試料を載せ代える際に、試料を損傷・汚染させる恐れがある。さらに、SEM用試料台に載せ代えた後、装置本体への挿入高さを試料毎に調整する必要があり、高さ調整時に試料が損傷・汚染する恐れがある。
このような問題を解決するために、FIB加工後に試料台を交換せずに、そのまま試料台を回転させて試料ホルダに装着することにより、その試料を断面方向からSEMによって観察可能にしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−7536号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の試料台を使用すると、SEM観察時の試料の位置が、FIB加工時よりも低い位置となるため、SEMの分解能をあげるために、対物レンズと試料間の距離を変更した時に試料台が装置本体と衝突する恐れがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、FIB加工時とSEM観察時とで試料台を共用するとともに、SEMの分解能をあげるために、対物レンズと試料間の距離を変更した時に装置本体と衝突することを防止する試料台を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の試料台は、集束イオンビーム加工及び観察が行われる試料が固定され、試料ホルダに着脱自在に装着される試料台であり、前記試料が搭載される搭載面と、前記搭載面と対向し、前記集束イオンビーム加工時に前記試料ホルダに装着するための装着金具が取り付けられる対向面と、前記搭載面及び前記対向面に対して略直角に隣接し、前記観察時に前記装着金具が取り付けられる第1の側面と、前記第1の側面と対向し、前記試料を位置決めするための位置決め治具が取り付けられる第2の側面とを備え、前記搭載面、前記対向面、前記第1の側面、及び前記第2の側面に対して垂直な断面の形状が略正方形にされ、前記位置決め治具によって、前記試料の端面が前記搭載面と前記第2の側面とで形成される角部の近傍に位置決めされた後、前記試料が前記搭載面に固定されることを特徴とするものである。
また、前記位置決め治具は、前記端面と当接される当接部を備え、前記第2の側面と直交する方向にスライド自在に取り付けられ、前記当接部の位置が調節された後、ネジによって、前記第2の側面に固定されることが好ましい。さらに、前記当接部の位置を測定するための目盛りが設けられていることが好ましい。
また、前記試料は位置決めされた後、固定金具によって前記搭載面に固定されることが好ましい。さらに、前記固定金具は、前記集束イオンビームによって加工される前記試料の端面以外の略全域を覆うことが好ましい。
また、前記第1の側面と前記対向面とで形成される角部は、所定の角度で面取りされ、面取りされた斜面と対向する角部との距離が前記正方形の1辺の長さと略等しくされており、前記観察時に前記装着金具が前記斜面に装着されることが好ましい。なお、所定の角度とは、例えば、30度、45度、60度であり、任意の角度で面取りされる。
本発明の試料台によれば、搭載面、対向面、第1の側面、及び第2の側面に対して垂直な断面の形状が略正方形にされており、試料の端面が、搭載面と第2の側面とで形成される角部の近傍に位置決めされて搭載面に固定されるので、集束イオンビーム加工が終わった後、試料を90度回転させて試料の端面を走査型電子顕微鏡によって観察時する場合でも、試料ホルダに対する試料の端面の高さ変化が小さいため、走査型電子顕微鏡の分解能を上げるために、対物レンズと試料間の距離を変更した時に試料台が装置本体と衝突することが防止される。
また、位置決め治具が、試料台に対して第2の側面と直交する方向にスライド自在に取り付けられるので、当接部の位置を調節することが可能である。このため、第2の側面から試料の端面を厚み分だけ突出させて位置決めすることによって、観察時に試料台を90度回転させた時に、試料の端面の高さの変化をより小さくすることができる。
さらに、当接部の位置を測定するための目盛りが設けられているので、目盛りを見ながら当接部の位置を調節することができる。このため、試料の端面の位置を正確に位置決めすることができる。
また、位置決め治具によって位置決めされた後、固定金具によって試料が搭載面に固定されるので、導電性の接着剤を使用する場合と比べて、脱ガスによって試料の汚染や顕微鏡の分解能が低下することを防止できる。
さらに、固定金具によって、試料の端面以外の略全域を覆うので、チャージアップを抑制して、観察時の熱によって発生するドリフトの防止や、ノイズの発生によって観察画像が劣化することを防止できる。
また、第1の側面と対向面とで形成される角部を所定の角度で面取りし、さらに、面取りされた斜面と対向する角部との距離が正方形の1辺の長さと略等しくされているので、試料の加工後に、試料台を所定の角度で回転させて観察する場合でも、試料ホルダに対する試料端面の高さの変化を小さくすることができる。
図1に示す試料台10は、FIB/SEMのデュアルビーム装置に用いられる。このデュアルビーム装置では、FIBによる試料の加工とSEMによる試料の観察とが可能であり、試料ホルダ(図6参照)50を備えている。この試料ホルダ50には、FIB加工時及び観察時に、試料が固定された試料台10が装着される。この試料台10は、略立方体形状を有しており、導電性に優れ、且つ非磁性の材質(例えば、アルミやステンレス等)で形成されている。
また、試料台10の側面(第2の側面)10aには、位置決め治具20を取り付けるためのネジ穴11と、位置決め治具20をスライド移動させるためのガイド穴12a,12bとが形成されている。この位置決め治具20は、固定ネジ13によって試料台10に固定される。
また、試料が搭載される搭載面10bには、試料を固定する固定金具30を取り付けるためのネジ穴14a〜14fが形成されている。この固定金具30は、固定ネジ16によって試料台10の搭載面10bに固定される。さらに、この搭載面10bには、目盛り(図3参照)15a,15bが設けられている。また、側面10aと対向する側面(第1の側面)10cには、ネジ穴17が形成されている。このネジ穴17には、試料台10を試料ホルダ(図6参照)50に装着するための装着金具40が螺合されて取付けられる。
また、搭載面10bと対向する対向面10dには、ネジ穴19が形成されている。このネジ穴19には、ネジ穴17と同様に、装着金具40が螺合されて取付けられる。この装着金具40は、略円柱形状を有する本体41と、ネジ部42とを備えて構成されている。
次に、位置決め治具20の構成について説明する。図2(A)〜図2(C)に示すように、位置決め治具20は、平板状の本体21の両端部21a,21bが略直角に屈曲されてコの字形状にされている。また、両端部21a,21bの間隔は、試料台10の一辺の長さaと略同様にされている。また、本体21の内面には、円柱状のスライドガイド部22a,22bが両端部21a,21bの各々の近傍に形成されている。また、このスライドガイド部22a,22bは、両端部21a,21bと略平行にされている。
また、本体21の上部には、両端部21a,21bよりも突出され、試料の端面が当接される当接部23が形成されている。さらに、この位置決め治具20の中央には、挿通穴24が形成されている。このネジ穴24は、背面側から固定ネジを挿通するように形成されている。
この位置決め治具20を試料台10に取り付ける場合、図3(A)〜図3(C)に示すように、2つのスライドガイド部22a,22bを試料台10の各々のガイド穴12a,12bに挿入するとともに、固定ネジ13を挿通穴24に挿通させた後、ネジ穴11に螺合させることによって取付けられる。
また、試料台10の上面には、図3に示すように、目盛り15a,15bが形成されている。この目盛り15a,15bは、位置決め治具20の本体21を試料台10に当接させた時に、両端部21a,21bの先端が目盛り15a,15bの各々の「0」の位置を指すように、目盛りが刻まれている。このため、両端部21a,21bの先端の位置を調節することによって、側面10aと当接部23との間隔を調節することができる。
試料台10に取付けられた位置決め治具20の位置を調節する場合、目盛り15a,15bを見ながら、図4(A)に示すように、位置決め治具20をスライドガイド部22a,22bに沿って、矢印A方向にスライド移動させて、側面10aと当接部23との間隔を試料の厚みbと同じ寸法に合わせた後、固定ネジ13によって位置決め治具20を試料台10に固定する。または、位置決め治具20をスライドガイド部22a,22bに沿って移動させ、試料台10と密着させる。その後、固定ネジ13で固定し、、目盛り15a,15bを見ながら、試料の厚みb分だけ固定ネジ13を緩める方向に回転させることで、位置決め治具20をスライド移動させて位置を調節しても良い。
次に、固定金具30について説明する。図5(A)〜図5(C)に示すように、固定金具30は、平板状にされており、左右の両端部に長穴31a,31bが互いに略平行となるように形成されている。試料を試料台10の上面10bに固定する場合、位置決め治具20を固定し、試料を上面10bに載置した後、図4(A)に示すように、試料の端面を当接部23に当接させる。
その後、ネジ穴14a,14b、ネジ穴14c,14d、または、ネジ穴14e,14fのいずれか2つのネジ穴、例えば、ネジ穴14e,14fに固定ネジ16を螺合させることによって、試料を試料台10に固定する。その後、図4(B)に示すように、位置決め治具20が試料台10から取り外される。
次に、上記構成の試料台10の作用について説明する。試料を試料台10に固定する場合、最初に、位置決め治具20を試料台10に取り付ける。この時、試料台10のガイド穴12a,12bにスライドガイド部22a,22bを挿入し、試料の端面を合わせたい位置、すなわち、図4(A)に示すように、当接部23が厚さb分だけ試料台10から離間した位置になるように、目盛り15a,15bを見ながらセットする。その後、固定ネジ13によって位置決め治具20を固定する。
その後、試料の端面が当接部23に当接するように試料台10の上面にセットした後、固定金具30を試料の上面に当接するように配置する。その後、図4(A)に示すように、固定ネジ16を長穴31a,31bに挿通させ、さらに、試料台10に形成されたネジ穴14a〜14fのいずれか、例えば、ネジ穴14e,14fに螺合させることによって試料を固定する。固定金具30によって試料を試料台10に固定した後、図4(B)に示すように、位置決め治具20を試料台10から取り外す。
その後、図4に示すように、試料台10のネジ穴17,19に装着金具40をそれぞれ螺合させた後、FIB加工を行う時に、ネジ穴19に螺合された装着金具40を利用して、図6(A)に示すように、試料の上面が鉛直方向上方に向くように、試料ホルダ50に固定する。この試料ホルダ50への固定は、例えば、ネジ止めによって行われる。その後、試料台10が、図6(A)に示すように固定された状態で、試料の端面がFIB加工される。
その後、FIB加工による断面をSEMで観察する場合、試料台10を反時計方向に90度回転させて、ネジ穴17に螺合された装着金具40を利用して、図6(B)に示すように、試料の端面が鉛直上方を向くように、試料ホルダ50にネジ止めによって固定する。その後、試料台10が、図6(B)に示すように固定された状態で、SEMによって断面の観察が行われる。
この時、試料の端面は、試料台10から厚さb分だけ突出されており、試料台10が一辺の長さaの立方体形状であるため、試料の断面の高さに変化がない。このため、分解能をあげるために、Z軸ステージの位置WD(Working Distance:対物レンズと試料間の距離)を上昇させた時に試料台10が装置本体と衝突することを防止できる。
また、固定金具30を用いることによって、導電性ペースト、導電性テープを用いなくても試料を試料台10に固定することが可能であり、これらを用いて試料台10に固定する場合に比べて、操作者の手間を省くことができる。
上記説明において、固定金具30と試料台10の上面との間で試料を挟持して固定する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、固定金具を使用せずに試料を固定しても良い。
以下に、導電性テープを使用して試料を試料台10に固定する場合について説明する。図7(A)に示すように、固定金具30と位置決め治具20との間で試料を挟持させて、試料の端面の位置決めを行った後、試料の側面と試料台10とを導電性テープ55によって固定する。その後、図7(B)に示すように、固定金具30及び位置決め治具20を試料台10から取り外す。なお、試料を試料台10に固定した後の作用は、固定金具30と試料台10の上面との間で試料を挟持して固定する場合と同様であるため、詳しい説明を省略する。
以上、導電性テープを使用して試料を試料台に固定する場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、例えば、導電性の接着剤を用いて試料の裏面側を接着しても良い。
次に、固定金具の変形例について説明する。固定金具30は、略平板状に形成されているが、図8に示す固定金具60は、両端部60a,60bが略直角に屈曲されており、コの字形状にされている。これらの端部60a,60bに、長穴61a,60bが形成されている。
この固定金具60を用いて試料を固定すると、図9に示すように、固定金具60によって、試料の両端面以外の略全域を覆うことが可能である。このように、試料の両端面以外の略全域を覆うことによって、FIB/SEMでのチャージアップを抑制して、観察時の熱によって発生するドリフトの防止や、ノイズの発生によって観察画像が劣化することを防止できる。なお、試料を試料台10に固定した後の作用は、固定金具30を用いた場合と同様であり、詳しい説明を省略する。
また、上記説明において、FIB加工時とSEMによる観察時とで、試料台10を略90度回転させる場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、例えば、試料台を45度回転させても良い。この場合について以下に説明を行う。
以下に、試料台10を45度回転させる場合について説明する。図10に示す試料台70は、断面が正方形状にされた試料台10とは異なり、後述するように、1つの角部が45度で面取りされている。
試料台70は、試料台10と同様に、ネジ穴11が形成された側面(第2の側面)70aと、試料が搭載される搭載面70bと、ネジ穴17が形成された側面(第1の側面)70cと、ネジ穴19が形成され、搭載面70bと対向する対向面70dとを備えている。また、側面70cと対向面70dとで形成される角部は、45度で面取りされて斜面70eが形成されている。
また、この斜面70eは、対向する角部、つまり、側面70aと搭載面70bとで形成される角部との距離が、正方形の1辺の長さaと略等しくされている。また、この斜面70eには、装着金具40を螺合させる3つのネジ穴71が設けられている。
ネジ穴71は、斜面70eに対して垂直に形成されており、つまり、このネジ穴71は、ネジ穴17,19に対して略45度傾斜して形成されている。このネジ穴71には、ネジ穴17,19と同様に、装着金具40が螺合されて取付けられる。
この試料台70に試料を取り付ける場合、前述の試料台10と同様に、位置決め治具20によって、試料の端面の位置決めを行った後、固定金具30によって固定される。なお、試料の端面を位置決めする際、試料の端面の突出量は、45度回転した時に端面の位置が変わらないように設定される。
試料を試料台70の搭載面70bに固定した後、ネジ穴19に螺合された装着金具40を利用して、図10(A)に示すように、試料の上面が鉛直方向上方に向くように、試料ホルダ50に固定して、FIB加工を行う。その後、ネジ穴71に螺合された装着金具40を利用して、図10(B)に示すように、試料台70を反時計方向に45度回転させた状態で、試料ホルダ50に固定して、SEMによって試料の断面の観察を行う。また、ネジ穴17を利用して試料台70を試料ホルダ50に固定することによって、90度回転させた状態で観察することもできる。
なお、上記実施形態において、FIB加工時とSEMによる観察時とで試料台を90度及び45度回転させる場合を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、例えば、試料台を30度回転させても良いし、60度回転させても良い。この場合、回転角度に対応する角度で面取りした斜面を形成し、この面に装着金具を取り付けるネジ穴を形成すれば良い。
また、上記実施形態において、この試料台が立方体形状を有する場合を例に説明したが、これに限るものではなく、搭載面、対向面、第1の側面、及び第2の側面に垂直な断面の形状が略正方形であれば良く、直方体でも良い。
試料台、位置決め治具、及び固定金具の構成を示す側面図である。 位置決め治具の構成を示す平面図、正面図、及び側面図である。 試料台、及び位置決め治具の構成を示す平面図、正面図、及び側面図であり、位置決め治具を試料台に固定した状態を示している。 試料台、及び位置決め治具の構成を示す側面図であり、位置決め治具によって試料の端面を位置決めする方法を示している。 固定金具の構成を示す平面図、正面図、及び側面図である。 試料台及び試料ホルダの構成を示す側面図であり、FIB加工時とSEMによる観察時とで試料台を90度回転させて試料ホルダに固定した場合について示している。 試料台及び位置決め治具の構成を示す側面図であり、位置決め治具及び固定金具によって試料の端面を位置決めした後、導電性テープによって試料を固定する場合を示している。 固定金具の変形例を示す平面図及び正面図であり、固定金具をコの字型に形成した場合を示している。 試料台及び固定金具の構成を示す側面図であり、固定金具によって、試料の上面及び側面を覆って試料台に固定した場合を示している。 試料台及び固定金具の構成を示す側面図であり、FIB加工時とSEMによる観察時とで試料台を45度回転させる場合の試料台の構成を示している。
符号の説明
10,70 試料台
10a,10c,70a,70c 側面
10b,70b 搭載面
10d,70d 対向面
11,17,19 ネジ穴
12a,12b ガイド穴
13,16 固定ネジ
20 位置決め治具
22a,22b スライドガイド部
30,60 固定金具
40 調整金具
70e 斜面

Claims (6)

  1. 集束イオンビーム加工及び観察が行われる試料が固定され、試料ホルダに着脱自在に装着される試料台において、
    前記試料が搭載される搭載面と、
    前記搭載面と対向し、前記集束イオンビーム加工時に前記試料ホルダに装着するための装着金具が取り付けられる対向面と、
    前記搭載面及び前記対向面に対して略直角に隣接し、前記観察時に前記装着金具が取り付けられる第1の側面と、
    前記第1の側面と対向し、前記試料を位置決めするための位置決め治具が取り付けられる第2の側面とを備え、
    前記搭載面、前記対向面、前記第1の側面、及び前記第2の側面に対して垂直な断面の形状が略正方形にされ、前記位置決め治具によって、前記試料の端面が前記搭載面と前記第2の側面とで形成される角部の近傍に位置決めされた後、前記試料が前記搭載面に固定されることを特徴とする試料台。
  2. 前記位置決め治具は、前記端面と当接される当接部を備え、前記第2の側面と直交する方向にスライド自在に取り付けられ、前記当接部の位置が調節された後、ネジによって、前記第2の側面に固定されることを特徴とする請求項1記載の試料台。
  3. 前記当接部の位置を測定するための目盛りが設けられていることを特徴とする請求項2記載の試料台。
  4. 前記試料は位置決めされた後、固定金具によって前記搭載面に固定されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の試料台。
  5. 前記固定金具は、前記集束イオンビームによって加工される前記試料の端面以外の略全域を覆うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載の試料台。
  6. 前記第1の側面と前記対向面とで形成される角部は、所定の角度で面取りされ、面取りされた斜面と対向する角部との距離が前記正方形の1辺の長さと略等しくされており、前記観察時に前記装着金具が前記斜面に装着されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の試料台。
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