JP2013163593A5 - 後処理装置及びその制御方法 - Google Patents

Description

上記課題を解決するために、請求項１記載の後処理装置は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されるシートをシート搬送方向に直交する幅方向に移動させるシフト動作を行うシフト手段と、前記幅方向のシートの側端を挟み込むように一対の整合部材を移動させることでシートを整合する整合手段と、前記一対の整合部材をそれぞれの第１の待機位置から前記幅方向に、当該対応する第１の待機位置より前記シートに近接するが、前記シートに接触しないそれぞれの第２の待機位置へ移動させる移動動作が前記シフト手段によるシフト動作と並行して実行されるように前記整合手段及び前記シフト手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。

また、上記課題を解決するために、請求項１２記載の後処理装置の制御方法は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されるシートをシート搬送方向に直交する幅方向に移動させるシフト動作を行うシフト手段と、前記幅方向のシートの側端を挟み込むように一対の整合部材を移動させることでシートを整合する整合手段とを有する後処理装置の制御方法であって、前記シフト手段によりシートを前記幅方向の規定位置に移動させ、前記整合手段による整合動作に先立って、前記一対の整合部材をそれぞれの第１の待機位置から前記幅方向に、当該対応する第１の待機位置より前記シートに近接するが、前記シートには接触しないそれぞれの第２の待機位置へ移動させ、前記シートの前記幅方向の規定位置への移動と前記一対の整合部材の前記それぞれの第２の待機位置への移動とが並行して実行されるように前記シートの前記幅方向の規定位置への移動の実行タイミングと前記一対の整合部材の前記それぞれの第２の待機位置への移動の実行タイミングを制御することを特徴とする。

また、ＣＰＵ９５２は、第１の待機位置は以下のように決定してもよい。ＣＰＵ９５２は、シート位置検知センサ５０４により検知されるシートの端部位置と幅方向シート長ａとに基づいて、規定中心位置から遠いほうのシート端部の位置を決定し、その端部位置から外側に所定量ｋ離れた位置を第１の待機位置とする。所定量ｋは、搬送されてくるシートが整合部材５５０に衝突しないための退避量である。従って、第１の待機量ｄは次式２で求まる。

Claims (12)

1. シートを搬送する搬送手段と、
   前記搬送手段により搬送されるシートをシート搬送方向に直交する幅方向に移動させるシフト動作を行うシフト手段と、
   前記幅方向のシートの側端を挟み込むように一対の整合部材を移動させることでシートを整合する整合手段と、
   前記一対の整合部材をそれぞれの第１の待機位置から前記幅方向に、当該対応する第１の待機位置より前記シートに近接するが、前記シートに接触しないそれぞれの第２の待機位置へ移動させる移動動作が前記シフト手段によるシフト動作と並行して実行されるように前記整合手段及び前記シフト手段を制御する制御手段と、
   を有することを特徴とする後処理装置。
2. 前記第１の待機位置は、前記幅方向におけるシートのサイズに応じて異なることを特徴とする請求項１記載の後処理装置。
3. 前記第１の待機位置は、各々、前記幅方向の規定位置から、前記シートのサイズの半分に所定値を加えた量離れた位置であることを特徴とする請求項２記載の後処理装置。
4. 前記幅方向におけるシートの端部の位置を検知する検知部を有し、
   前記制御手段は、前記検知部により検知されたシートの端部の位置に基づいて前記シフト動作を実行させるよう前記シフト手段を制御することを特徴とする請求項１〜３の何れか１項に記載の後処理装置。
5. 前記制御手段は、前記幅方向におけるシートの中心の位置が前記幅方向の規定位置に移動するよう前記シフト手段を制御することを特徴とする請求項４記載の後処理装置。
6. 前記第２の待機位置は、前記シフト手段により前記規定位置に移動されたシートを前記整合手段により整合するために前記一対の整合部材がそれぞれ待機する位置であることを特徴とする請求項５記載の後処理装置。
7. 前記第２の待機位置は、各々、前記シフト手段により前記規定位置に移動されたシートの前記横方向の対応する端部から所定量離れた位置であることを特徴とする請求項６記載の後処理装置。
8. 前記幅方向におけるシートの端部の位置を検知する検知部を有し、
   前記第１の待機位置は、各々、前記検知部により検知されたシートの端部の位置に基づく前記幅方向におけるシートのずれ量と、前記幅方向におけるシートのサイズとに応じて決まる位置であることを特徴とする請求項２記載の後処理装置。
9. 前記第１の待機位置は、各々、前記幅方向の規定位置から、前記シートのサイズの半分に前記ずれ量と所定値を加算した量離れた位置であることを特徴とする請求項８記載の後処理装置。
10. 前記シフト手段は、シートを挟持する離間可能なローラ対を有し、
    前記制御手段は、前記シフト手段によりシートが前記規定位置に移動した後に前記ローラ対を離間させ、前記ローラ対を離間させた後に前記それぞれの第２の待機位置に停止している前記一対の整合部材でシートを挟み込むことによりシートの整合を行わせるよう前記シフト手段及び前記整合手段を制御することを特徴とする請求項５記載の後処理装置。
11. シートに穿孔処理を行う穿孔手段を有し、
    前記制御手段は、前記整合手段によるシートの整合の後に前記ローラ対でシートを挟持させ、挟持されたシートに前記穿孔処理を行うよう前記シフト手段、前記整合手段及び穿孔手段を制御することを特徴とする請求項１０記載の後処理装置。
12. シートを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送されるシートをシート搬送方向に直交する幅方向に移動させるシフト動作を行うシフト手段と、
    前記幅方向のシートの側端を挟み込むように一対の整合部材を移動させることでシートを整合する整合手段とを有する後処理装置の制御方法であって、
    前記シフト手段によりシートを前記幅方向の規定位置に移動させ、
    前記整合手段による整合動作に先立って、前記一対の整合部材をそれぞれの第１の待機位置から前記幅方向に、当該対応する第１の待機位置より前記シートに近接するが、前記シートには接触しないそれぞれの第２の待機位置へ移動させ、
    前記シートの前記幅方向の規定位置への移動と前記一対の整合部材の前記それぞれの第２の待機位置への移動とが並行して実行されるように前記シートの前記幅方向の規定位置への移動の実行タイミングと前記一対の整合部材の前記それぞれの第２の待機位置への移動の実行タイミングを制御することを特徴とする後処理装置の制御方法。