JP2013163400A - スロープ装置 - Google Patents
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Abstract
また、スロープ装置を車両に容易に搭載したり、取り外しが可能であるとともに多目的に使用できるスロープ装置の提供も目的とする。
【解決手段】スロープ本体を略水平方向に回動後に、当該スロープ本体のスロープ先端側を略垂直方向に展開可能なスロープ装置であって、スロープ本体を収納又は格納する部位に水平方向回動自在にブラケットで連結してあり、スロープを車外に展開した状態において、前記回動軸から車外方向に所定距離オフセットした位置に設けた展開軸にてスロープ本体が垂直方向に展開可能に、当該スロープ本体の基部側を前記ブラケットに軸着したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
例えば特許文献1にスロープを車両のテールゲートとともに垂直に起立させることで車両内に格納し、使用時にはテールゲートとともにスロープを車外に倒し、展開するスロープ装置を開示する。
従って、スロープを格納及び展開するためにテールゲートの開閉が必須となり、スロープの格納、展開に対応したテールゲートの特別な設計が必要である。
特許文献2にスロープの基端側を車体フロアに螺番で連結することで、車両内に格納時には垂直状態に起立させ、使用時には車外に展開するスロープ装置を開示する。
この場合にスロープの基端側を車体フロアに直接螺番連結できるために、テールゲート部分をバックドア側に一体的に設計したものと思われ、やはりスロープの格納、展開に合せた専用の設計が必要である。
また、上記いずれの特許文献に開示するスロープ装置もスロープを垂直に起立させなければ車内に格納できないことから、スロープを車内に格納したままの状態では、スロープ装置が障害になり、後方から荷物等の出し入れができないものである。
従って、荷物を出し入れする際にはスロープ装置を使用しない場合であっても一旦、車外に展開しなければならない問題があった。
また、スロープ装置を車両に容易に搭載したり、取り外しが可能であるとともに多目的に使用できるスロープ装置の提供も目的とする。
本発明に係るスロープ本体は、一枚のパネル体からなるものでも複数のパネル体からなるものでもよい。
複数のパネル体の場合に各パネル体を相互に伸縮自在にスライド連結したスライド方式でも各パネル体を相互に折り畳み可能に連結した折り畳み方式でもよい。
また、本発明で水平方向に回動するブラケットは車両側に直接、軸着してもよく、後述するように車両とは別に設けたケース体に軸着してもよい。
これにより、スロープ本体をそのスロープ面が略水平になった状態で車室内に格納又は収納できるので、従来の垂直に起立させて車室内に格納するスロープ装置と相違し、車室(荷室)内にスロープ本体を格納又は収納した状態のまま、車外から荷物等の出し入れができる。
さらに、ブラケットに設けた展開軸をスロープ本体を展開した状態で車外方向に所定距離だけオフセットさせたので、スロープ本体の展開支点が上記オフセット量だけ、ブラケットの回動軸よりも車外方向に移動することになり、スロープの展開時にこのスロープ本体の底面が車両のバンパーカバーやテールゲート等と干渉するのを避けることができる。
これにより、スロープ装置搭載だけのために車体のテールゲート部を専用設計する必要がなくなる。
本発明におけるスロープ装置は、ブラケットに連結する展開軸(軸着位置)をスロープ本体の基部側端部に設けてもよいが、このように軸着するとスロープ本体はスロープの幅方向両側に脱輪防止等を目的に、上方に突出した側壁部を有し、例えば荷室のデッキパネルの下側に上記側壁部が納まるようにスロープ本体を格納する場合に、展開軸と上記デッキパネルの上面との間に段差が生じる。
そこで、請求項2記載の発明のようにスロープ本体の展開する軸着位置をスロープ本体の基部側端部(スロープ両端部)からスロープの先端側に所定の距離オフセットさせると、スロープの先端側を展開軸よりも下側になるように例えば地上に接地させると、スロープ本体のスロープ面基部側の端部が反対に展開軸よりも上方に回転することになり、デッキパネル上面との段差が少なくなり、オフセット量を調整することで、デッキパネル上面との段差を解消することも可能である。
このようにすると、スロープ本体をケース体に収納できるので、スロープ本体を水平方向にケース体に収納した状態で車両の荷室側に搭載するだけで、車両用スロープ装置になる。
また、ケース体にスロープ本体を収納したまま車両から取り外すことで、構造物の段差解消用各種スロープ装置として使用できる。
また、車両の後部に一般的に設けられていることが多いデッキパネル(デッキボート)の下側に格納することができ、デッキパネルの上部を荷室としてそのまま使用できる。
さらには、スロープ本体をケース体に収納すると、このケース体のまま上記デッキパネルを取り外して搭載するように設定することもできる。
また、ケース体にスロープ本体を収納したスロープ装置にすると、車両からケース体を降ろし、持ち運びができるので、各種用途のスロープに使用できる。
また、スロープ本体は、複数のパネル体を折り畳み可能に連結してもよいが、本実施例は複数のパネル体をスライド自在に伸縮する例を示す。
スロープ本体10は基端側の第一スロープ11に対して、第二スロープ12がスライド伸縮し、この第二スロープ12に対して第三スロープ13がスライド伸縮する例となっているが、このようなパネル体が3つの場合に限定されない。
各スロープはそれぞれパネル11a,12a,13aの両側にスロープ面から上方に突出した側壁を兼ねてレール11b,12b,13bを連結し、レール11bとレール12bとがスライド嵌合し、レール12bとレール13とがスライド嵌合している。
各パネルは必ずしも一枚板である必要はなく、複数の板状体を連結してもよい。
ケース体20は上面が概ねフラット面からなるケース上面21を有し、側面に開口部22を有する内側中空のケース状になっている。
なお、ケース体は内側にスロープ本体を収納できればフレーム枠状でもよい。
ブラケット30は図6に示すように、基部34の両側に、コ字形状に側部(側片)33,33を延在した形状になっていて、本実施例では基部34及び両側の側部33,33を底板35で連結し、補強した例になっている。
両側の側部のうち、一方の側部33であって、基部34側に軸心が垂直方向になるように設定した回動軸31を有し、この回動軸31から略水平方向外側に所定距離オフセットした位置に展開軸32が形成できるように、図6(a)は両側の側部33,33の対向する内側に軸ピン32a,32aを有する。
この場合に、スロープ本体のレール1b側に軸ピンが納まる軸孔を形成する。
また、図6(b)に示すようにブラケットに軸孔32b、32bを形成し、レール1b側に軸ピンを形成してもよい。
このブラケット30を用いてケース体20にスロープ本体10を連結した構造例を図3及び図6にて説明する。
ブラケット30を回動軸31にてケース体20の開口部22の一方の端部付近(図1では右側端部)に水平方向回動自在に連結する。
第一スロープ11の基端側端部11cがブラケット30の基部34付近に位置するように両側のレール11bであって、基端側端部11cから所定の距離L2だけオフセットした位置で軸着した展開軸32となっている。
なお、本実施例では、図2,図4に示すように回動軸31と展開軸32とのオフセット量L1と上記第一スロープ11の端部から展開軸32までのオフセット量L2とが、ほぼ同じ寸法になるように設定した例になっているが、必ずしも一致させる必要はない。
図1(a)に示すように車両1のバンパーカバー2等の上部の車両フロア3に、スロープ本体10をケース体20に収納した状態で搭載する。
なお、車両のフロア後部に所定の凹部を形成し、工具,備品,小物等を収納し、デッキパネルで塞ぐようにした仕様の場合には、このデッキ部にケース体20を載置してもよい。
ケース体20の上部がそのまま荷室等になり、スロープ本体を格納したまま外部から荷物の出し入れができる。
次に取手14をそのまま持った状態で、第三スロープ13,第二スロープ12を引き出し、地上面に第三スロープ13の先端が接地するように下方に展開する。
本実施例ではブラケット30の回動軸31から展開軸32までのオフセット量L1と第一スロープ11の基端側端部11cから展開軸32までのオフセット量L2をほぼ同じ長さにし、且つ、オフセット量L2を第三スロープ13の先端部13cが地上に接地した状態で図4(c)及び図5(b)に示すように、第一スロープの基端側端部11cの高さがケース体20のケース上面22の高さに一致するように設定した。
これにより、スロープの基端側の端部11cとケース体20の上面とで段差がなくなる。
また、図4(b),(c)に示すように、ブラケット30に対するスロープ本体の展開軸32を車外側方向にオフセットしたことにより、さらには必要に応じて第一スロープ11の下面11dとフロア上面との間に隙間H1を形成することで、スロープを展開した状態で隙間dを形成することができ、車体やバンパーカバー等との干渉を防止することができる。
11 第一スロープ
12 第二スロープ
13 第三スロープ
14 取手
20 ケース体
21 ケース上面
22 開口部
30 ブラケット
31 ブラケット回動軸
32 ブラケット展開軸
Claims (4)
- スロープ本体を略水平方向に回動後に、当該スロープ本体のスロープ先端側を略垂直方向に展開可能なスロープ装置であって、
スロープ本体を収納又は格納する部位に水平方向回動自在にブラケットで連結してあり、
スロープを車外に展開した状態において、前記回動軸から車外方向に所定距離オフセットした位置に設けた展開軸にてスロープ本体が垂直方向に展開可能に、当該スロープ本体の基部側を前記ブラケットに軸着したことを特徴とするスロープ装置。 - 前記スロープ本体の基部側の軸着位置を、スロープ本体の基部側端部から所定の距離先端側にオフセットした位置に設定したことを特徴とする請求項1記載のスロープ装置。
- 前記スロープ本体はケース体に収納可能になっていることを特徴とする請求項1又は2記載のスロープ装置。
- 前記ケース体は車両に搭載可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスロープ装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015085931A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-05-07 | アイシン軽金属株式会社 | 旋回スロープ装置 |
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