JP2013162181A - 画像読み取り装置及びその制御方法と画像形成装置 - Google Patents

画像読み取り装置及びその制御方法と画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の原稿に対して同じ領域の切り出し読み取りをして、各原稿の内容に対して既定の読み取り領域がずれてしまった場合に、ユーザの所望する切り出し結果にならないが、そのことにユーザが気付かずに処理を行ってしまう。
【解決手段】 読み取った原稿の画像から、原稿の画像の切り出し領域の画像を切り出し、その切り出した画像をプレビュー表示し、そのプレビュー表示された画像に対して前記切り出し領域を移動させて、前記画像の位置を調整する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、画像読み取り装置、その制御方法と画像形成装置に関するものである。
スキャナやMFPには、原稿を読み取る際、その原稿の特定の領域の画像だけを切り出して、その領域の画像データを得ることができるものがある。その特定の領域を指定する方法には、先に原稿全体の読み取りを行い、その読み取った原稿の画像を表示画面に表示し、ユーザがその表示された画像を見ながら領域を指定する方法がある。こうして、一旦、領域が指定されると、その後の読み取り処理でも、続けて同じ特定の領域の画像を読み取って、その画像データを得ることができる。これにより、複数の原稿の同じ領域の画像を切り出して読み取る場合、ユーザは原稿ごとに領域を指定する必要がない(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−276820号公報
しかしながら、複数の原稿に対して同じ領域を設定し、その領域の画像を読み取る場合に、読み取った原稿において、その領域がずれることがある。その場合、ユーザが所望する画像データが得られないが、ユーザがそれに気付かずに後続の処理を行ってしまうという課題がある。このように領域がずれて所望の画像が得られない原因としては、元々原稿の画像がずれている場合や、或いは原稿の読み取り時に原稿の位置がずれることなどが考えられる。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の特徴は、複数の原稿に対して同じ領域を設定して、その領域の画像を読み取って切り出す場合に、その画像の位置ずれを容易に確認でき、かつその位置ずれを修正できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像読み取り装置は以下のような構成を備える。即ち、
原稿の画像を読み取って画像を切り出す画像読み取り装置であって、
原稿の画像の切り出し領域を設定する設定手段と、
原稿を読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段により読み取った原稿の画像から、前記設定手段により設定された前記切り出し領域の画像を切り出す切り出し手段と、
前記切り出し手段により切り出した画像をプレビュー表示するプレビュー表示手段と、
前記プレビュー表示された画像に対して前記切り出し領域を移動させて、前記画像の位置を調整する調整手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の原稿に対して同じ領域を設定して、その領域の画像を読み取って切り出す場合に、その画像の位置ずれを容易に確認でき、かつその位置ずれを修正できるため、ユーザの期待する処理結果を得ることが可能になる。
本実施形態に係る画像読み取り装置の構成を示すブロック図。 実施形態に係る画像読み取り装置のイメージ合成機能で使用するフォームの一例を示す図。 実施形態に係る画像読み取り装置の機能であるイメージ合成で使用する読み取り原稿の例を示す模式図。 イメージ合成の設定を行うときの表示・操作部の一連の表示画面の模式図。 イメージ合成の設定を行うときの表示・操作部の一連の表示画面の模式図。 イメージ合成の設定を行うときの原稿領域の設定を説明する模式図。 原稿画像の読み取り領域の範囲を説明する図。 図3に示した原稿を原稿領域を設定して読み取った場合の読み取り領域の画像を示す模式図。 図8で示した読み取り領域の画像を切り取った原稿領域の画像を示した模式図。 図4(A)及び図5(B)に示したコピー機能の待機画面の表示中のユーザ操作に対応する処理を説明するフローチャート。 図5(A)に示す原稿読み取りの待機画面で原稿の読み取りの開始が指示された場合のCPUによる制御処理を説明するフローチャート。 図5(D)及び図6(C)に示した原稿領域プレビュー画面を表示している際のCPUの制御処理を示すフローチャート。 図12のS1109或いはS1111の画像合成処理を説明するフローチャート。 図6(D)に示した全体プレビュー画面を表示している際におけるCPU105の制御処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本実施形態に係る画像読み取り装置1の構成を示すブロック図である。
画像読み取り部101は、CPU105の制御により動作し、図示しない原稿台にユーザがセットした原稿をスキャンして画像データを生成し、その画像データをデータバス109を介してメモリ106に送信して格納する。画像拡大・縮小部102は、CPU105の制御により動作し、メモリ106に格納された画像データをデータバス109を介して受信して、画像の拡大或いは縮小処理(変倍)を行い、その結果の画像データをデータバス109を介してメモリ106に格納する。画像合成部103は、CPU105の制御により動作し、メモリ106に格納された二つの画像データをデータバス109を介して受信して、合成処理を行った結果の画像データをデータバス109を介してメモリ106に送信して格納する。画像合成部103は、それぞれの画像データを任意の位置に合成した画像データを生成できる。表示・操作部104は、CPU105の制御により動作し、データバス109を介してCPU105から受信した情報を表示・操作部104の図示しないタッチパネル付きの表示部に表示し、また、タッチパネルによるユーザの操作情報をCPU105に送信する。
CPU105は、HDD(ハードディスクドライブ)107に格納されたプログラムをメモリ106に読み出し、そのプログラムに従って画像読み取り装置全体の制御を行う。メモリ106は、CPU105のプログラムを格納したり、画像データを格納する一時メモリである。HDD107は、CPU105のプログラムや画像データなどを格納する。またHDD107には、予め、イメージ合成で使用するフォーム画像データに関する情報が記憶されている。印刷部108はCPU105の制御により動作し、データバス109を介して受信した画像データに基づいて、図示しない印刷用紙に、例えば電子写真プロセスを用いて画像形成(印刷)する。データバス109は、画像データや情報の転送を行う。
図2は、実施形態に係る画像読み取り装置1のイメージ合成機能で使用するフォームの一例を示す図である。
HDD107には、この履歴書のフォームの画像データの他に、斜線で示した領域201を示す情報が格納されている。この領域201は、画像読み取り部101で読み取った原稿の画像を合成する領域を示しており、本実施形態では、フォーム領域と呼ぶ。ユーザは、この画像読み取り装置1のイメージ合成機能を使って、別の原稿の顔写真をこの履歴書フォームと合成することで、顔写真付きの履歴書を作成することができる。その手順については後述する。尚、斜線はフォーム領域を示すために便宜的に付けてあるものであり、HDD107に格納されている実際のフォーム画像では白地である。なお、領域201は、フォーム毎に予め定められる領域であっても良いし、フォームをプレビューした画面上でユーザがタッチパパネルなどで指定できる領域であっても良い。
図3は、実施形態に係る画像読み取り装置1の機能であるイメージ合成で使用する読み取り原稿の例を示す模式図である。図3(A)、図3(B)、図3(C)及び、図3(D)は、全て同じ定型の運転免許証を示し、それぞれ内容の異なる証明書である。
図4〜図6は、イメージ合成の設定を行うときの表示・操作部104の一連の表示画面の模式図である。
図4(A)は、コピー機能の待機画面を示す。図4(B)は、コピー機能が指定された場合のその他の機能の設定画面を示す。図4(C)は、図4(B)でイメージ合成421が選択された場合のイメージ合成のフォーム選択画面を示す。図4(D)は、図4(C)で次へボタン432が選択された場合に表示される、イメージ合成の参照原稿の読み取り画面を示す。
図4(A)において、411は倍率を設定するための倍率ボタン、412は、コピーに使用する用紙サイズを設定する用紙サイズボタン、413は部数を設定する部数設定ボタン、414は仕上げ処理を設定する仕上げ処理ボタンである。415は両面コピーか片面コピーかを指示する両面ボタン、416はその他の機能を指示するボタン、そして417は各種設定をリセットするリセットボタンである。
図5(A)は、コピー機能のイメージ合成の原稿領域の指定画面を示す。図5(B)は、イメージ合成の設定がある状態のコピー機能の待機画面を示す。前述の通り、CPU105の制御により、表示・操作部104におけるユーザの操作の検知と表示切り換えが実行される。以下では、表示・操作部104におけるユーザの操作による表示の遷移について説明する。
初期状態は、図4(A)の待機画面の状態である。この状態からその他の機能ボタン416が押されると、図4(B)の設定画面に遷移する。図4(B)の設定画面でイメージ合成ボタン421が押されると、図4(C)のフォーム選択画面に遷移する。図4(C)では、フォームのリスト431から選んだフォームの内容が画面右側のプレビュー433に表示されて確認できる。ここで、図2の説明において述べたフォーム領域、即ち、イメージ合成で読み取った原稿の画像を合成する領域(図2の201)がプレビュー433でも斜線で示される。この状態から次へボタン432が押されると、図4(D)の原稿の読み取り画面に遷移する。図4(D)で、原稿読み取りボタン441が押されると、画像読み取り部101の原稿台にユーザがセットした原稿が読み取られてそのプレビュー画像443が表示される。ここでは、図3で示したものと同じフォーマットの免許証を原稿として読み取った例を示している。
図4(D)の状態から次へボタン442が押されると、図5(A)の原稿領域の指定画面に遷移する。図5(A)では、プレビュー画像に重ねて領域を示す斜線が表示され、ユーザはこの斜線領域の角に表示されたつまみ451をドラッグで調節することで、その領域の大きさと位置を変更することができる。この斜線で示す領域は、前述のフォームの領域201に合成する原稿の領域を示しており、本実施形態では原稿領域と呼ぶ。また、図5(A)のプレビュー拡大ボタン452或いはプレビュー縮小ボタン453を押すことにより、プレビュー表示の大きさを変更して斜線で示す原稿領域の調節と確認を容易に行うことができる。尚、図5(A)の画面では、イメージ合成のフォームと原稿領域の設定をするのみで、プリント出力は行えない。図5(A)で、設定完了ボタン454が押されると、斜線で示す原稿領域はイメージ合成で使用する原稿領域として設定される。それと同時に、この原稿領域の大きさが、図4(C)のフォーム選択画面で選択したフォームのフォーム領域の大きさと同じになるように拡大・縮小率が計算されて、イメージ合成時の原稿の読み取り画像の倍率として原稿領域と共に記憶される。ここで、このイメージ合成時の原稿の読み取り画像の倍率の設定とは、図4(A)のコピー機能の待機画面にある倍率設定ボタン411で設定する倍率設定とは別の設定である。そして図5(B)に示す、図4(A)と同じ待機画面に遷移する。図5(B)の状態では、その他の機能ボタン416に網掛けでイメージ合成と表記されて、イメージ合成の設定があることが示されている。図5(B)の状態でスタートボタン418が押されると、設定したイメージ合成の処理を実行することができる。
図5(C)は、原稿読み取り前の待機画面を示す。図5(D)は、原稿領域のプレビュー画面を示す。図6(A)は、各原稿ごとの原稿領域を変更するための画面例を示す。図6(B)は、原稿ごとの原稿領域の変更画面を示す。図6(C)は、原稿領域のプレビュー画面を示し、図6(D)は、フォームに原稿画像が合成された画像を表示するプレビュー画面を示す。前述の通り、CPU105の制御により表示・操作部104のユーザ操作の検知と表示の切り換えが実行される。以下ではユーザの操作による表示の遷移について説明する。
図5(B)に示した待機画面の状態でスタートボタン418が押されると、原稿の読み取りが行われた後に図5(C)の待機画面に遷移する。この状態でスタートボタン513が押されると、次の原稿の読み取りが行われる。図5(C)の状態でプレビューボタン512が押されると、図5(D)の原稿領域のプレビュー画面に遷移する。図5(D)の状態では、読み取った原稿から切り取った原稿領域の画像のみを並べてプレビューすることができ、ユーザは、この画面を見て、読み取り原稿の切り出し処理に問題がないか否かを確認することができる。図5(D)の状態で、いずれかの原稿領域の画像プレビュー521,522,523,或いは524が選択されると、図6(A)に示す原稿ごとの原稿領域の変更画面に遷移する。ここでは、図5(D)で原稿番号が「2」の原稿領域のプレビュー522が選択された場合を示している。尚、図5(D)で、読み取り原稿の切り出し処理に問題がなければ、中止ボタン525を押して、原稿領域の変更処理をキャンセルできる。またプリント開始ボタン527を押すことにより、図6(D)の画面に遷移して、図2のフォームに原稿画像が合成された画像を印刷することができる。
図6(A)では、原稿領域と、その周辺画像を含む読み取り画像のプレビュー画像と、そのプレビュー画像に重ねて斜線領域が表示されている。ユーザはこの斜線領域の角に表示されたつまみ531をドラッグで調節することで、イメージ合成に使用する原稿領域の設定を変更できる。ここで、原稿領域とその周辺画像を含む読み取り画像を、本実施形態では読み取り領域と呼ぶ。こうして原稿領域に対する読み取り画像の位置を調整することができる。尚、ここでイメージ合成に使用する原稿領域の設定に問題がなければ設定完了ボタン533が押下されて原稿領域が確定する。一方、この原稿領域の設定の変更処理をキャンセルするときはキャンセルボタン532が押下される。設定完了ボタン533或いはキャンセルボタン532が押下されると図5(D)の画面に戻る。
図6(A)の状態から、斜線領域を調節した後の画面が、図6(B)の原稿領域の変更画面である。図6(B)の状態で設定完了ボタン533が押されると、図6(C)の原稿領域プレビュー画面に遷移する。図6(C)の状態では、前述の通り、読み取った原稿から切り取った原稿領域の画像のみを並べてプレビューすることができるが、原稿番号が「2」のプレビュー522に関しては、図6(A)の画面で変更された原稿領域の設定が反映されている。図6(C)の状態で全体プレビューボタン526が押されると、図6(D)の全体プレビュー画面に遷移する。図6(D)では、原稿領域の画像とフォーム画像とのイメージ合成結果のプレビュー画像が表示される。図6(D)の状態でプリント開始ボタン563が押されると、イメージ合成結果の画像が印刷部108によって印刷される。そして図5(B)に示した待機画面に遷移する。また6(D)の状態で原稿領域プレビューボタン562が押されると、図6(C)の画面に遷移する。
図7は、画像読み取り部101から出力される原稿画像の読み取り領域の範囲を説明する図である。図中の斜線領域201が原稿領域で、その周囲を既定の長さだけ広げた点線で囲んだ領域701が読み取り領域を示している。尚、斜線及び点線は、説明のために便宜的に付けたもので、実際の原稿や読み取り画像には含まれていない。また、画像読み取り部101の最大の読み取り範囲は、図7の長方形702で示す範囲であり、この例のように斜線領域201が読み取り領域701の端に近い場合は、読み取り領域701が長方形702からはみ出す場合がある。このような場合、その長方形を超えた部分の画像は黒の画像として画像読み取り部101から出力される。
図8は、図3に示した原稿を原稿領域の設定を行って読み取った場合の読み取り領域の画像を示す図である。この場合の原稿領域の範囲は全ての原稿の読み取りで共通であり、図8(A)〜(D)で点線で示している。図8(A),(B),(C)及び(D)は、それぞれ図3(A),(B),(C)及び(D)で示した原稿をそれぞれ読み取った画像データである。ここで、図8(B)に示した画像データは、原稿の置き場所がずれていたために、読み取った画像データにおいても原稿領域の範囲から顔写真部分が外れてしまったことを示している。
図9は、図8で示した読み取り領域の画像を切り取った原稿領域の画像を示した模式図である。
図9(A),(B).(C)及び(D)は、図8(A),(B),(C)及び(D)にそれぞれ対応している。ここで、図9(B)は、図8(B)で説明したように読み取った画像データがずれているために、切り取った原稿領域の画像が所望の範囲の切り取りになっていないことがわかる。
図10は、図4(A)及び図5(B)に示したコピー機能の待機画面の表示中のユーザ操作に対応する処理を説明するフローチャートである。なお、この処理を実行するプログラムはメモリ106に記憶されており、CPU105の制御の下に実行される。
まずS901で、CPU105は表示・操作部104に、図4(A)に示すコピー機能の待機画面を表示してS902に進む。S902で、CPU105は表示・操作部104においてユーザによる操作を待ち、ユーザ操作があればS903に進む。S903では、CPU105は、S902で確認したユーザ操作が倍率設定ボタン411を押す操作であるかどうかを確認する。そうであればS904に進み、表示・操作部104に倍率設定処理の画面を表示し、ユーザによる倍率の設定操作を受け付けて倍率設定を変更し、S901に進む。このときの倍率設定処理の詳細説明は省略する。一方、S903で、倍率設定ボタン411を押す操作でないときはS905に進み、CPU105は、S902で確認したユーザ操作が用紙設定ボタン412を押す操作かどうかを確認する。そうであればS906に進み、CPU105は表示・操作部104に用紙設定処理の画面を表示して、ユーザによる用紙設定操作を受け付けて用紙設定を変更してS901に進む。このときの用紙設定処理の詳細説明は省略する。
一方、S905で、用紙設定ボタン412を押す操作でないときはS907に進み、CPU105はS902で確認したユーザ操作が部数設定ボタン413を押す操作かどうかを確認する。そうであればS908に進み、CPU105は表示・操作部104に部数設定処理の画面を表示して、ユーザによる部数設定操作を受け付けて部数設定を変更してS901に進む。このときの部数設定処理の詳細説明は省略する。一方、S907で、部数設定ボタン413を押す操作でないときはS909に進み、CPU105はS902で確認したユーザ操作が仕上げ設定ボタン414を押す操作かどうかを確認する。そうであればS910に進み、CPU105は表示・操作部104に仕上げ設定処理の画面を表示して、ユーザによる仕上げ設定操作を受け付けて仕上げ設定を変更してS901に進む。このときの仕上げ設定処理の詳細説明は省略する。
一方、S909で、仕上げ設定ボタン414を押す操作でないときはS911に進み、CPU105は、S902で確認したユーザ操作が両面設定ボタン415を押す操作かどうかを確認する。そうであればS912に進み、CPU105は表示・操作部104に両面設定処理の画面を表示して、ユーザによる両面設定操作を受け付けて両面設定を変更してS901に進む。このときの両面設定処理の詳細説明は省略する。一方、S911で、両面設定ボタン415を押す操作でないときはS913に進み、CPU105は、S902で確認したユーザ操作が、その他の機能設定ボタン416を押す操作かどうかを確認する。そうであればS914に進み、CPU105は、表示・操作部104に、図4(B)に示すその他の機能設定処理の画面を表示して、ユーザによるその他の機能設定操作を受け付け、その他の機能設定を変更してS901に進む。このときのその他の機能設定処理の詳細説明は省略するが、その他の機能の中の一つであるイメージ合成の設定手順は、前述の図4(B)の画面遷移をCPU105の制御により実現したものである。
一方、S913で、その他の機能設定ボタン416を押す操作でないときはS915に進み、CPU105は、S902で確認したユーザ操作がリセットボタン417を押す操作かどうかを判定する。そうであればS916に進み、CPU105は全ての設定を初期値にリセットしてS901に進む。S915で、リセットボタン417を押す操作でないときはS917に進み、CPU105は、S902で確認したユーザ操作がスタートボタン418を押す操作かどうかを判定する。そうであれば後述の図11で示すコピー処理のフローチャートに進み、そうでなければS902に進む。
図11は、図5(A)に示す原稿読み取りの待機画面で原稿の読み取りの開始が指示された場合のCPU105による制御処理を説明するフローチャートである。なお、この処理を実行するプログラムはメモリ106に記憶されており、CPU105の制御の下に実行される。
まずS1001で、CPU105は、表示・操作部104に図5(C)に示す原稿読み取り待機画面を表示してS1002に進む。S1002で、CPU105は原稿領域が設定されているかどうかを判定し、設定されている場合はS1005に進み、そうでない場合はS1003に進む。このとき、イメージ合成が設定されていれば、原稿領域の設定もあると判断する。S1003では、CPU105は画像読み取り部101で原稿全体の読み取りを行い、読み取った画像データをメモリ106に転送して記憶してS1004に進む。S1004では、CPU105はメモリ106に記憶した原稿全体の画像データを印刷画像データとしてHDD107に転送して格納してS1008に進む。
一方、原稿領域が設定されている場合はS1005で、CPU105は、画像読み取り部101で原稿領域とその周囲12.7mm以内の読み取り領域の画像の読み取りを行い、こうして読み取った画像データをメモリ106に転送し記憶してS1006に進む。S1006では、CPU105は、前述のイメージ合成時の読み取り画像の倍率を使って、読み取り領域の画像データの拡大・縮小を行う。即ち、CPU105は、メモリ106に記憶した画像データを画像拡大・縮小部102に転送し、イメージ合成時の読み取り画像の倍率での画像データの拡大・縮小処理を行い、その結果の画像データをメモリ106に転送して記憶する。そしてS1007に進み、CPU105は、メモリ106に記憶した拡大・縮小処理を行った結果の読み取り領域の画像データをHDD107に転送して格納してS1008に進む。
S1008で、CPU105は表示・操作部104でユーザによる操作があったかどうかを判定し、あればS1009に進み、なければS1008に留まる。S1009では、CPU105は、S1008で確認したユーザ操作がスタートボタン513を押す操作かどうかを判定し、そうであればS1002に進み、そうでなければS1010に進む。S1010で、CPU105は、S1008で確認したユーザ操作が中止ボタン511を押す操作かどうかを確認し、そうであればS1011に進み、そうでなければS1012に進む。S1011で、CPU105は、HDD107に記憶した画像データを消去して図10のS901の処理に進む。一方、S1010で中止ボタン511を押す操作でないときはS1012に進み、CPU105はS1008で確認したユーザ操作がプレビューボタン512を押す操作かどうかを確認し、そうであればS1013に進み、そうでなければS1008に進む。S1013では、CPU105は、原稿領域が設定されているかどうかを確認し、原稿領域が設定されている場合は後述の図12で示すS1101に進み、そうでない場合は後述の図14のS1201に進む。このとき、S1002と同様に、イメージ合成の設定があれば、原稿領域の設定もあると判断する。
図12は、図5(D)及び図6(C)に示した原稿領域プレビュー画面を表示している際のCPU105の制御処理を示すフローチャートである。なお、この処理を実行するプログラムはメモリ106に記憶されており、CPU105の制御の下に実行される。以下、図5及び図6の画面例を参照しながら説明する。
まずS1101で、CPU105は、HDD107に記憶されている読み取り領域の画像データを読み出し、メモリ106に転送して記憶してS1102に進む。S1102で、CPU105は、メモリ106に記憶されている読み取り領域の画像データから原稿領域の画像データの切り出しを行う。ここでは、メモリ106に記憶されている読み取り領域の画像データから、原稿領域の画像データのみを読み出すことで切り出しを実現している。CPU105は、その切り出した原稿領域の画像データをメモリ106に転送して記憶し、読み取り領域の画像データをメモリ106から削除する。そしてS1103に進む。S1103で、CPU105はメモリ106に記憶されている原稿領域の画像データをプレビュー用に縮小する。具体的には、メモリ106に記憶されている原稿領域の画像データを画像拡大・縮小部102に転送し、表示・操作部104に表示するのに最適な解像度となる倍率での拡大・縮小処理を行い、その結果の画像データをメモリ106に転送して記憶する。そしてS1104に進む。S1104では、CPU105はメモリ106に記憶されている拡大/縮小処理を行った結果の原稿領域の画像データを表示・操作部104に転送し、例えば図5(D)或いは図6(C)のように原稿領域プレビュー画面として表示制御してS1105に進む。
S1105で、CPU105は表示・操作部104においてユーザによる操作があったかどうかを判定し、ユーザによる操作があればS1106に進み、なければS1105に留まる。S1106では、CPU105は、中止ボタン525が押されたかどうかを判定し、そうであればS1107に進み、CPU105はHDD107に記憶した画像データを消去して、図10のS901に進む。一方、S1106で、中止ボタン525が押されていないときはS1108に進み、CPU105はS1105で確認したユーザ操作が全体プレビューボタン526を押す操作かどうかを判定する。そうであればS1109に進みCPU105は、図13を参照して後述する画像合成処理を行い、後述の図14のS1201に進む。
一方、S1108で、全体プレビューボタン526を押す操作でないと判断した場合はS1110に進み、CPU105は、S1105で確認したユーザ操作がプリント開始ボタン527を押す操作かどうかを判定する。そうであればS1111に進み、CPU105は、図13で示す画像合成処理を行ってS1112に進む。S1112で、CPU105は、HDD107に記録されている印刷用の画像データを読み出してメモリ106に転送して記憶しS1113に進む。S1113で、CPU105は、メモリ106に記憶されている印刷画像データを読み出して印刷部108に転送してプリント出力を行ってS1114に進む。S1114で、CPU105はHDD107に記録した画像データを消去して、図10のS901に進む。
一方、S1110で、プリント開始ボタン527を押す操作でないと判断した場合はS1115に進み、CPU105は、S1105で確認したユーザ操作が、原稿領域のプレビュー画像521〜524のいずれかを押す操作かどうかを判定する。そうであればS1116に進み、そうでなければS1105に進む。S1116では、CPU105はHDD107に記録されている読み取り領域の画像データを読み出してメモリ106に転送して記憶し、S1117に進む。S1117で、CPU105は、メモリ106に記憶されている読み取り領域の画像データをプレビュー用に縮小する。ここでは、メモリ106に記憶されている読み取り領域の画像データを画像拡大・縮小部102に転送し、表示・操作部104に表示するのに最適な解像度となる倍率での拡大・縮小処理を行い、その結果の画像データをメモリ106に転送して記憶する。そしてS1118に進み、CPU105は、メモリ106に記憶されている拡大/縮小処理を行った結果の読み取り領域の画像データを表示・操作部104に転送し、図6(A)或いは(B)に示す原稿領域の指定画面を表示してS1119に進む。S1119で、CPU105は、表示・操作部104に表示した読み取り領域の画像データの上に、原稿領域を表す斜線を表示してS1120に進む。S1120で、CPU105は表示・操作部104におけるユーザの操作を待ち、ユーザの操作があればS1121に進み、なければS1120に留まる。S1121では、CPU105は、S1120で確認したユーザ操作が設定完了ボタン533を押す操作かどうかを判定し、そうであればS1122に進みCPU105は、現在表示している斜線領域の位置情報を新たな原稿領域として記憶してS1101に進む。このとき、原稿領域の情報は、HDD107に記録してある読み取り領域の画像データに付加して記憶する。
一方、S1121で、設定完了ボタン533を押す操作でないときはS1123に進み、CPU105は、S1120で確認したユーザ操作がキャンセルボタン532を押す操作かどうかを判定する。そうであれば現在表示している斜線領域の位置情報を破棄してS1101に進む。一方、キャンセルボタン532の押下でないときはS1124に進み、CPU105は、S1120で確認したユーザ操作がつまみ531をドラッグする操作かどうかを判定する。そうであればS1125に進み、現在表示している斜線領域の位置情報を変更してS1125に進み、そうでなければS1120に進む。S1125で、CPU105は、表示・操作部104に表示した読み取り領域の画像データの上に表示している原稿領域を表す斜線の位置を更新して表示し、S1120に進む。
次に図13のフローチャートを参照して、S1109或いはS1111の画像合成処理を説明する。
まずS1126で、CPU105は、HDD107に記憶されているフォームの画像データを読み出してメモリ106に転送して記憶する。次にS1127に進み、CPU105は、HDD107に記憶されている読み取り領域の画像データを読み出してメモリ106に転送して記憶する。次にS1128に進み、CPU105は、メモリ106に記憶されている読み取り領域の画像データから原稿領域の画像データの切り出しを行う。ここでは、メモリ106に記憶されている読み取り領域の画像データの中で原稿領域の画像データのみを読み出すことで切り出しを実現している。CPU105は、その切り出した原稿領域の画像データをメモリ106に転送して記憶し、読み取り領域の画像データをメモリ106から削除する。そしてS1129に進み、CPU105は、メモリ106に記憶されているフォームの画像データ、原稿領域の画像データ、及び、フォーム領域の情報を画像合成部103に転送する。このとき画像合成部103は、フォームの画像データのフォーム領域に原稿領域の画像データを合成することで、合成結果である印刷画像データを生成し、メモリ106に転送して記憶する。CPU105は、こうして印刷画像データがメモリ106に転送された後、S1130に進み、CPU105はメモリ106に記憶されている印刷画像データをHDD107に転送して記憶して元の処理に戻る。
図14は、図6(D)に示した全体プレビュー画面を表示している際におけるCPU105の制御処理を説明するフローチャートである。なお、この処理を実行するプログラムはメモリ106に記憶されており、CPU105の制御の下に実行される。
まずS1201で、CPU105は、HDD107に記憶されている印刷画像データを読み出してメモリ106に転送して記憶し、S1202に進む。S1202で、CPU105は、メモリ106に記憶されている印刷画像データをプレビュー用に縮小する。具体的には、メモリ106に記憶されている印刷画像データを画像拡大・縮小部102に転送し、表示・操作部104に表示するのに最適な解像度となる倍率での拡大・縮小処理を行う。そして、その結果の画像データをメモリ106に転送して記憶する。そしてS1203に進み、CPU105は、メモリ106に記憶されている拡大/縮小処理を行った結果の印刷画像データを表示・操作部104に転送し、例えば図6(D)に示す全体プレビュー画面を表示してS1204に進む。S1204で、CPU105は表示・操作部104で、ユーザによる操作があったかどうかを判定し、あればS1205に進み、なければS1204に留まる。S1205で、CPU105は、S1204で確認したユーザ操作が中止ボタン561を押す操作かどうかを判定し、そうであればS1206に進み、CPU105はHDD107に記憶した画像データを消去して、図10で示したS901に進む。
一方、S1205で、中止ボタン561を押す操作でないときはS1207に進み、CPU105は、原稿領域指定の設定があるかどうかを確認し、原稿領域指定の設定がある場合はS1208に進み、そうでない場合はS1209に進む。このとき、イメージ合成の設定があれば、原稿領域指定の設定もあると判断する。S1208で、CPU105は、S1204で確認したユーザ操作が、原稿領域プレビューボタン562を押す操作かどうかを判定し、そうであれば図12のS1101に進み、そうでなければS1209に進む。S1209で、CPU105は、S1204で確認したユーザ操作がプリント開始ボタン563を押す操作かどうかを判定し、そうであればS1210に進み、そうでなければS1204に進む。S1210で、CPU105は、HDD107に記憶されている印刷画像データを読み出してメモリ106に転送して記憶しS1211に進む。S1211では、CPU105はメモリ106に記憶されている印刷画像データを読み出して印刷部108に転送して印刷を行いS1212に進む。S1212で、CPU105はHDD107に記憶した画像データを消去して、図10のS901に進む。
以上の構成に基づいて、本実施形態に係る画像読み取り装置の動作の一例を以下に説明する。
本実施形態では、履歴書のフォームに、証明書(運転免許証)の顔写真だけ切り出し、その顔写真の画像をフォームのフォーム領域に合成して顔写真付きの履歴書を作成する例で説明する。履歴書のフォームは予め登録してあるものを使用する。また、証明書(運転免許証)は同じフォーマットのものが4枚あり、各証明書をそれぞれ読み取って、それぞれについて履歴書を作成する。ここで4枚の証明書は、証明書A、証明書B、証明書C、証明書Dとして区別している。
ユーザは、図4(A)の画面でその他の機能ボタン416を押すと、図4(B)の画面に遷移する。ユーザは、この図4(B)の画面でイメージ合成ボタン421を押すと、図4(C)の画面に遷移する。ユーザは、図4(C)の画面のリスト431から「履歴書」をタッチして履歴書のフォームを選択し、そしてプレビュー433で、その履歴書のフォームの内容を確認する。そして、次へボタン432を押すと、図4(D)の画面に遷移する。
この状態でユーザは、証明書Aを原稿台に置き、図4(D)の画面で原稿読み取りボタン441を押す。これにより、証明書Aの読み取りが実行されて、図4(D)の画面に読み取り画像のプレビューが表示される。ユーザは、このプレビューを確認後、次へボタン442を押すと、図5(A)に示す画面に遷移する。図5(A)の画面で、ユーザはつまみ451をドラッグして、証明書の顔写真部分に斜線領域が重なるように操作する。このとき、プレビュー拡大ボタン452を押して表示を拡大し、更に斜線領域の位置を正確に調整する。こうしてユーザは、斜線領域で原稿領域を設定してから設定完了ボタン454を押すと、図5(B)の画面に遷移する。ここまでの操作で、イメージ合成の設定が完了したので、次にユーザは4枚の証明書に対するイメージ合成を実行する。
最初は、原稿台に証明書Aが置いてあるので、ユーザはそのまま図5(B)の画面でスタートボタン418を押すと、証明書Aの原稿領域とその周囲(図8(A))が読み取られて、図5(C)の画面に遷移する。ここで、証明書Aはイメージ合成の設定で原稿領域を設定するときに使った原稿そのものであり、しかも原稿台に置いたままであるため、再度読み取りが行われても原稿領域の設定時と比較して、写真画像の位置ずれが発生することに考慮する必要がない。これに対して、この後、読み取りを行う証明書B,C,Dについては、同じフォーマットの証明書ではあるが、それぞれの写真の位置の微妙なずれや、写真の被写体の写っている位置や、原稿台に置くときのずれなどが発生する可能性がある。次にユーザは、原稿台に証明書Bを置いて、図5(C)の画面でスタートボタン513を押すと、証明書Aに対して設定されたのと同じ、証明書Bの原稿領域とその周囲が読み取られる(図8(B))。
ここで、ユーザは意図せずに、原稿台に証明書Bを証明書Aとは位置がずれた状態で置いてしまったことを想定してあり、そのため読み取り画像も少しずれたものとなっている。更に、ユーザは原稿台に証明書Cを置いて、図5(C)の画面でスタートボタン513を押すと、証明書Cの原稿領域とその周囲が読み取られる(図8(C))。更に、ユーザは原稿台に証明書Dを置いて、図5(C)の画面でスタートボタン513を押すと、証明書Dの原稿領域とその周囲が読み取られる(図8(D))。ここではまだユーザは、証明書Bの顔写真の読み取り位置がずれてしまっていることに気付くことができない。
次に図5(C)の画面で、ユーザがプレビューボタン512を押すと、イメージ合成の設定があるため原稿領域プレビューをする図5(D)の画面に遷移する。ユーザは、このプレビューにより、証明書Bの顔写真の読み取りが少しずれていることに気付くことができる。そこでユーザは、証明書Bの原稿領域を修正するために、図5(D)の画面上で、証明書Bの原稿領域プレビュー522をタッチすると、図6(A)の画面に遷移する。
ここでは前述したように、証明書の読み取り時に、図7の201で示すように、原稿領域の周囲の領域も読み取っている。これにより、原稿領域の周囲を含んだ画像をプレビューすることができ、再度、その証明書の読み取りを実行する必要がない。図6(A)の画面で、ユーザは斜線領域の位置をつまみ531のドラッグで移動して修正すると、図6(B)に示す画面のようになる。ここでユーザが設定完了ボタン533を押すと、図6(C)の画面に遷移する。図6(C)の画面で、ユーザは全ての原稿領域の画像が正しいことを確認して全体プレビューボタン526を押すと、図6(D)の全体プレビューの画面に遷移する。
尚、図5(D)の画面で、例えば、証明書B,C,Dでも、同じように顔写真の読み取りが少しずれていることに気付いた場合は、前述のように図6(A)(B)で、証明書Bに対する位置の修正を行う。そして図6(B)の画面で、ユーザが設定完了ボタン533を押すと、図6(C)のような原稿領域のプレビュー画面に遷移する。この場合は、証明書Bのみが修正され、証明書C,Dは位置がずれたままである。そこで図6(C)の画面に、例えば一括反映ボタン(不図示)を追加することにより、その一括反映ボタンが押されると、証明書Bに対する位置の修正を他の証明書C,Dにも同様に、一括して適用するようにしてもよい。これにより、各証明書に対する位置ずれを、それぞれ個別に行う手間を省略することができる。
ユーザは、この全体プレビューの画面で、実際に印刷される画像であるイメージ合成の結果を確認して、プリント開始ボタン563を押すと、印刷部108による印刷が実行される。ここで、図6(D)の全体プレビューは、原稿領域の表示サイズが小さいため、原稿領域のずれ等を確認することよりも、フォーム合成の結果の大まかな全体像の確認が目的である。このように、複数の原稿に対して同じ領域の切り出し読み取りをする場合に、読み取った領域部分のプレビューを行うことで、ユーザは原稿の読み取りのずれを容易に確認して修正できるため、ユーザの期待する処理結果を得ることができた。
上述の説明では、証明書をそれぞれ原稿台において、1枚ずつ読み取るようにしたが本発明はこれに限定されるものでなく、複数名の原稿(証明書)を重ねて原稿台に置き、連続して読み取るようにしてもよい。この場合は、原稿領域のプレビューは、複数の原稿ごとにまとめて行うようにすればよい。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. 原稿の画像を読み取って画像を切り出す画像読み取り装置であって、
    原稿の画像の切り出し領域を設定する設定手段と、
    原稿を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段により読み取った原稿の画像から、前記設定手段により設定された前記切り出し領域の画像を切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段により切り出した画像をプレビュー表示するプレビュー表示手段と、
    前記プレビュー表示された画像に対して前記切り出し領域を移動させて、前記画像の位置を調整する調整手段と、
    を有することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記読み取り手段は、前記設定手段により設定された前記切り出し領域の周辺を含む原稿の画像を読み取ることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 前記プレビュー表示手段は、複数の原稿を読み取った画像のそれぞれから、前記設定手段により設定された前記切り出し領域の画像を切り出した複数の画像をプレビュー表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記調整手段による位置の調整を他のプレビュー表示された画像にも適用させる適用手段を更に有することを特徴とする請求項3に記載の画像読み取り装置。
  5. 前記切り出し手段により切り出した原稿の画像のサイズを変倍する変倍手段と、
    前記変倍手段により変倍された画像とフォーム画像とを合成する合成手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読み取り装置。
  6. 原稿の画像を読み取って画像を切り出す画像読み取り装置を制御する制御方法であって、
    設定手段が、原稿の画像の切り出し領域を設定する設定工程と、
    読み取り手段が、原稿を読み取る読み取り工程と、
    切り出し手段が、前記読み取り工程で読み取った原稿の画像から、前記設定工程で設定された前記切り出し領域の画像を切り出す切り出し工程と、
    プレビュー表示手段が、前記切り出し工程で切り出した画像をプレビュー表示するプレビュー表示工程と、
    調整手段が、前記プレビュー表示された画像に対して前記切り出し領域を移動させて、前記画像の位置を調整する調整工程と、
    を有することを特徴とする画像読み取り装置の制御方法。
  7. 原稿の画像を読み取る読み取り部を備える画像形成装置であって、
    前記読み取り部により読み取られた原稿の画像を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記表示部に表示された前記画像の領域を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された前記領域の原稿の画像を読み取るように前記読み取り部を制御する読み取り制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記読み取り制御手段により制御された前記読み取り部が読み取った前記領域の原稿の画像を、前記表示部に表示させることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記読み取り制御手段は、前記指定手段により指定された前記領域の周辺を含む原稿の画像を読み取るように前記読み取り部を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記読み取り制御手段により制御された前記読み取り部が読み取った前記領域の複数の原稿の画像を、前記表示部に並べて表示することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記領域を移動させて、前記読み取り部が読み取った領域の原稿の画像の位置を調整する調整手段を更に備えることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記調整手段による位置の調整を他の原稿の画像にも適用させる適用手段を更に有することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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