JP2013160777A - バックライト装置および液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チップ支持基板を介して発光ダイオードチップを導光板に押圧する構成であっても、発光ダイオードチップの発光面を導光板の入光面に均一に密接させることができるバックライト装置および液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶パネル2の裏面に重合される導光板6と、発光面18を、導光板6の入光面15に突き当てた発光ダイオードチップ9と、導光板6に平行に配設され、発光ダイオードチップ9を表裏一方の面に実装した回路基板17と、液晶パネル2、導光板6、発光ダイオードチップ9および回路基板17を収容するホルダーフレーム4と、ホルダーフレーム4に設けられ、回路基板17を介して発光ダイオードチップ9を導光板6に対し突当て方向に付勢する一対のばね片75と、を備え、各ばね片75は、先端部に、回路基板17の突当て方向の基端側を表裏方向において位置規制する切欠き部75b、を有している。
【選択図】図6

Description

本発明は、導光板を介して、発光ダイオードチップにより液晶パネルを背面側から照明するバックライト装置および液晶表示装置に関するものである。
従来、この種のバックライト装置(バックライト)として、光源に発光ダイオード(LED)を用い、照明光を液晶パネルに重ねて設けた導光板の端面から入射するサイドライト型のものが知られている(特許文献1参照)。
このバックライトは、LEDからの光を端面から入射して上表面から出射する導光板と、導光板の上表面に重ねて設けた拡散シート、下側プリズムシートおよび上側プリズムシートから成る光学シートと、導光板の下表面に重ねて設けた反射シートと、液晶パネルと共にこれらを収容する樹脂フレームと、を備えている。一方、LEDは、樹脂フレームに形成した開口部に装着されている。開口部には、スプリング機能を有する舌片状の一対の可動部が形成されており、LEDは、この一対の可動部により、開口部に装着され且つ背面側から導光板の端面(入射面)に押し付けられている。これにより、LEDと導光板とを密着させ、LEDからの光が導光板に効率良く入射するようにしている。
特開2010−250122号公報
このような従来のバックライト(バックライト装置)では、単体のLEDを、可動部のばね性を利用して、樹脂フレームの開口部に直接装着するようにしている。よつて、LEDを組み込んだ後に、LEDのリードフレームとこれに付帯する回路とを別途接続する必要がある。このため、この回路を実装した基板を、バックライトとは別に設ける必要があるとともに、衝撃等によりLEDが微動すると、リードフレームと接続配線との接続部分が物理的に断線するおそれがある。
かかる不具合を解決するものとして、LEDを基板に実装した状態で、基板を介してLEDを導光板に押し付けることが考えられる。しかし、このようにすると、基板に加える押圧力の作用位置と、LEDと導光板との密着位置とが上下にオフセットした状態となる。このため、LEDおよび基板に回転モーメントが生じ、LEDと導光板との密着が均一に行われなくなることが想定される。
本発明は、チップ支持基板を介して発光ダイオードチップを導光板に押圧する構成であっても、発光ダイオードチップの発光面を導光板の入光面に均一に密接させることができるバックライト装置および液晶表示装置を提供することを課題としている。
本発明のバックライト装置は、液晶パネルの裏面に重合される導光板と、発光面を、導光板の入光面に突き当てて配置した発光ダイオードチップと、導光板に平行に配設され、発光ダイオードチップを表裏一方の面に実装したチップ支持基板と、液晶パネル、導光板、発光ダイオードチップおよびチップ支持基板を収容するホルダーフレームと、ホルダーフレームに設けられ、チップ支持基板を介して発光ダイオードチップを導光板に対し突当て方向に付勢する1以上の付勢手段と、を備え、各付勢手段は、ばね性を有する本体付勢部と、本体付勢部に設けられ、チップ支持基板が導光板と平行になるように、チップ支持基板の突当て方向の基端側を位置規制する基端側規制部と、を有していることを特徴とする。
付勢手段により、チップ支持基板を介して発光ダイオードチップを導光板に対し突当て方向に付勢すると、チップ支持基板に加える押圧力(付勢力)の作用位置と、発光ダイオードチップ(の発光面)と導光板(の入光面)との密接位置とが表裏方向にオフセットした状態となる。
上記の構成によれば、各付勢手段が、ばね性を有する本体付勢部と、チップ支持基板の突当て方向の基端側を位置規制する基端側規制部とを有しているため、この本体付勢部により発光ダイオードチップを導光板に弾力的に突き当てることができる。また、この基端側規制部により、上記のオフセットに基づいてチップ支持基板に生ずる回転モーメントに抗することができる。これにより、導光板に対し、チップ支持基板および発光ダイオードチップが表裏方向に傾くことがなく、発光ダイオードチップの発光面と導光板の入光面と、を均一に密接させることができる。したがって、耐衝撃性を向上させることができると共に、照明光の光損失を抑制し光の利用効率を向上させることができる。
この場合、ホルダーフレームに設けられ、チップ支持基板が導光板と平行になるように、チップ支持基板の突当て方向の先端側を位置規制する先端側規制部を、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、チップ支持基板の先端側の位置規制により、発光ダイオードチップの発光面を導光板の入光面に位置決め状態で突き当てることができ、この点おいても、チップ支持基板および発光ダイオードチップの傾きが抑制され、発光ダイオードチップの発光面と導光板の入光面と、を均一に密接させることができる。また、上記の基端側規制部と併せて、チップ支持基板を安定に支持することができるため、別途、チップ支持基板を固定する手段を必要としない。
また、各付勢手段は、ホルダーフレームの内側に設けたばね片で構成され、基端側規制部は、ばね片の先端部に形成され、チップ支持基板の基端側に係合する「U」字状の切欠き部で構成されていることが好ましい。
この構成によれば、基端側規制部を簡単に形成することができると共に、付勢手段の構造を単純化することができる。
さらに、各付勢手段とホルダーフレームとは、一体に成形されていることが好ましい。
この構成によれば、付勢手段をホルダーフレームに簡単に作り込むことができると共に、部品点数を削減することができる。なお、付勢手段の形状や個数は任意である。
本発明の液晶表示装置は、上記したバックライト装置と、導光板に重合した状態で、ホルダーフレームに収容した液晶パネルと、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、耐衝撃性を有して、導光板に発光ダイオードチップを突き当てて設置することができるため、衝撃により、チップ支持基板に対する発光ダイオードチップのマウント部分の損傷や、チップ支持基板からの発光ダイオードチップの脱落を有効に防止することができる。また、光の利用効率向上により、液晶パネルの輝度低下を有効に防止することができる。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置の外観斜視図である。 実施形態に係る液晶表示装置の分解斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 図1におけるC−C線断面図である。 ホルダーフレームに、反射シート、導光板および発光ダイオード基板をセットした状態の斜視図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るバックライト装置であるバックライトユニットおよびこれを備えた液晶表示装置について説明する。この液晶表示装置は、例えばテーププリンター等に搭載する小型のディスプレイとして用いられるものであり、ホルダーフレームにより一体化され、テーププリンター等の筐体に内側から組み込むようになっている。
図1は、液晶表示装置の外観斜視図、図2は液晶表示装置の分解斜視図、図3は液晶表示装置の断面図であり、これらの図に示すように、液晶表示装置1は、主体を為す液晶パネル2と、液晶パネル2を裏側から照明するバックライトユニット3(バックライト装置)と、を備えている。バックライトユニット3は、樹脂製箱状のホルダーフレーム4と、ホルダーフレーム4の底に敷設した反射シート5と、反射シート5上に重ねるように設けた導光板6と、導光板6上に重ねるように設けた拡散シート7と、導光板6の入光側に並べて配設した発光ダイオード基板8と、を有している。
液晶パネル2、拡散シート7、導光板6および反射シート5は、表側からこの順で重ねられ、この状態でホルダーフレーム4に収容され、且つホルダーフレーム4に掛止めにより固定されている。また、発光ダイオード基板8は、裏面にマウントした発光ダイオードチップ9を導光板6に、側方から突き当てるように配設されている。発光ダイオードチップ9を点灯し、側方から導光板6に入射した光を、反射シート5により液晶パネル2側に反射すると共に拡散シート7により光拡散することにより、液晶パネル2のバックライト照明が行われる。
液晶パネル2は、幅広と幅狭の2枚ガラス基板の間隙に液晶を封入したものであり、2枚ガラス基板の重なり部分となるパネル本体11と、幅広のガラス基板の張り出し部分となる回路部12とを有し、回路部12にはFPC(Flexible Printed Circuits)13が接続されている。回路部12には、パネル本体(ディスプレイ)11の駆動回路が構成されており、FPC13から入力したデータ信号によりパネル本体11を駆動する。
拡散シート7は、液晶パネル2の輝度向上や表示ムラを防止するものであり、液晶パネル2の裏面に重ねるように配設され、且つ液晶パネル2と同じ大きさに形成されている。この場合、拡散シート7は、表面を荒げたPET(Polyethylene terephthalate)フィルムや、表面にアクリルビーズをコートしたPETフィルム等で構成されている。
導光板6は、側方から入射した発光ダイオードチップ9の線光源を、パネル本体11に対応する面光源に変換する機能を有し、パネル本体11の直下において拡散シート7の裏面に重ねるように配設され、且つパネル本体11と略同じ大きさに形成されている。導光板6の一方の短辺は、入光部を構成すべく山形に突出しており、その平坦な頂部に、発光ダイオードチップ9に対面する入光面15が形成されている。導光板6は、例えばポリメタクリル酸メチルの板材に、チタンや沈降性硫酸バリウムのドットを成膜して、構成されている。
反射シート5は、光の利用効率を高めるべく、導光板6の裏面に重ねるように配設されており、導光板6より一回り大きく形成され、且つ導光板6と同様に一方の短辺が突出形成されている。反射シート5には、鏡面反射型と拡散反射型があるが、実施形態のものは、例えば界面多重反射型反射シート(拡散反射型)で構成されている。
発光ダイオード基板8は、回路基板17(チップ支持基板)と、回路基板17の裏面にマウントした発光ダイオードチップ9とを有している。回路基板17には、発光ダイオードチップ9に対する過電流を防止する回路等が組み込まれており、FFC(Flat Flexible Cable)を介して制御部に接続されている(いずれも図示省略)。発光ダイオードチップ9は、発光面18を導光板6側に向くように半田付け等により、回路基板17にマウント(実装)されており、発光面18を導光板6の入光面15に突き当てるようにして配設されている。すなわち、回路基板17は、導光板6と平行に配設されており、発光ダイオードチップ9は、発光面18を導光板6に接触させるようにして、回路基板17の裏面に実装されている。そして、発光ダイオードチップ9の発光面18は、導光板6の入光面15に対応した長さを有する線光源を構成している。なお、発光ダイオードチップ9に代えて、発光ダイオードチップアレイを用いてもよい。
図2に示すように、ホルダーフレーム4は、樹脂成型品であり、液晶パネル2、拡散シート7、導光板6および反射シート5が重ねられた状態で着座する底板部21と、底板部21の縁部の4辺に突設された矩形の枠部22とで一体に形成されている。
底板部21は、パネル本体11の直下に位置する薄板部31と、回路部12の直下に位置する厚板部32と、発光ダイオード基板8の直下に位置する厚肉の基板支持部33と、を有している。
また、枠部22は、パネル本体11側の長辺に位置する第1側枠部41と、回路部12側の長辺に位置する第2側枠部42と、発光ダイオード基板8と反対側の短辺に位置する第3側枠部43と、発光ダイオード基板8の短辺に位置する第4側枠部44とを有している。
そして、基板支持部33の端と第4側枠部44との間は、無底の矩形開口34となっており、この矩形開口34に第4側枠部44から突出するように、一対の付勢手段を構成するばね部45が配設されている。なお、図4中の符号46は、液晶表示装置1をテーププリンター等の筐体に取り付けるため掛止め突起である。
図2および図5に示すように、薄板部31は、反射シート5と同一の形状を有しており、一方の端部が基板支持部33側に食い込むように延びている。また、薄板部31には、長方形の4つの抜き開口35が形成されている。薄板部31と厚板部32との境界部分は段部36となっており、薄板部31には、反射シート5および導光板6が配設され、その上に薄板部31および厚板部32に亘って、拡散シート7および液晶パネル2が配設されている。
また、基板支持部33は、中間に矩形の窪み部33aを有すると共に、導光板6の一方の短辺形状に合わせて、窪み部33aに連なる一対の斜面部33b,33bを有している。一対の斜面部33b,33bには、側方から導光板6の入光面15側の一方の短辺が突き当てられ、また窪み部33aには、上方から発光ダイオードチップ9が挿入される。そして、この窪み部33a内で、導光板6の入光面15に発光ダイオードチップ9の発光面18が突き当てられるようになっている(図3参照)。
図2および図5に示すように、第1側枠部41は、長方形断面の第1枠部本体51と、第1枠部本体51の上部内面に内向きに突設した一対の第1フック部52,52と、第1枠部本体51の下部内面に突設され、導光板6の端面を位置決めする位置決め庇部53と、位置決め庇部53の下側において、第1枠部本体51の下端部内面(基部内面)に凹設した第1差込み部54と、を有している。また、第1側枠部41は、薄板部31と基板支持部33との境界部分に位置して、第1枠部本体51の上端部内面から張り出すように設けた第1押え板部55と、第1押え板部55と基板支持部33との端部同士を連結した仕切り板部56と、を有している。なお、図5中の符号57は、第1フック部52および位置決め庇部53を成型する際の、型抜き用のスリット開口であり、スリット開口57と第1差込み部54とは連通している。
一対の第1フック部52,52は、第1側枠部41の延在方向に離間して配設されており、ホルダーフレーム4に収容した液晶パネル2(パネル本体11)の端部を、掛け止めするようになっている(図1参照)。また、位置決め庇部53には、拡散シート7および液晶パネル2の端部が載置されると共に、下面が反射シート5の上面を沿うように配置されている(図5参照)。
図2および図4に示すように、仕切り板部56は、第1側枠部41側において、液晶パネル2、拡散シート7のそれぞれの端部を位置決めすると共に、これらと発光ダイオード基板8とを仕切っている。詳細は後述するが、発光ダイオード基板8は、導光板6に向って付勢されており、この付勢による移動を許容すべく、仕切り板部56と発光ダイオード基板8(回路基板17)の端部とは、微小な間隙を存して対峙している。また、第1押え板部55の下面には、発光ダイオード基板8の回路基板17が内接しており、回路基板17(発光ダイオード基板8)は、第1側枠部41側において基板支持部33と第1押え板部55との間に、差し込まれるようにして配設されている(図4および図6参照)。
一方、図5に示すように、上述の段部36の下端部内面には、第2差込み部61が形成されている。第2差込み部61は、段部36の基部を薄板部31の上面と面一に貫通し、且つ段部36の延在方向に延びるスリットで構成されている。第2差込み部61には、底板部21(薄板部31)に敷設した反射シート5の端部が差し込まれるようになっている。
図2および図5に示すように、第2側枠部42は、第1側枠部41と同様に、長方形断面の第2枠部本体63と、第2枠部本体63の上部内面に内向きに突設した一対の第2フック部64,64と、第2枠部本体63の延在方向の中間位置に設けられ、FPC13の引出し開口を構成する凹部65と、を有している。また、第2側枠部42は、薄板部31と基板支持部33との境界部分から第4側枠部44に至る部分が広幅部66となっており、この広幅部66には、第1側枠部41の第1押え板部55と同様の第2押え板部67が内向きに突設されている。なお、図5中の符号68は、各第2フック部64を成型するときの型抜き用の開口部である。
第2側枠部42の一対の第2フック部64,64は、第1側枠部41の一対の第1フック部52,52に対応しており、ホルダーフレーム4に収容した液晶パネル2の回路部12の端部を、掛け止めするようになっている(図1参照)。第1押え板部55と同様に、第2押え板部67の下面には、発光ダイオード基板8の回路基板17が内接しており、回路基板17(発光ダイオード基板8)は、第2側枠部42側において基板支持部33と第2押え板部67との間に、差し込まれるようにして配設されている(図6参照)。
そして、詳細は後述するが、第1押え板部55および第2押え板部67と基板支持部33との間に、発光ダイオード基板8が導光板6と平行になるように、その先端側を表裏方向において位置規制する先端側規制部が構成されている(図4および図6参照)。
第3側枠部43は、長方形断面の第3枠部本体71と、第3枠部本体71の基部内面に形成した嵩上げ部72を有している。嵩上げ部72には、拡散シート7および液晶パネル2の端部が載置されるようになっている。このため、嵩上げ部72の上面、厚板部32の上面および位置決め庇部53の上面は、面一に形成されている。
図2および図6に示すように、第4側枠部44は、長方形断面の第4枠部本体74と、第4枠部本体74の内面に突設した上述のばね部45とを有している。ばね部45は、上記の矩形開口34内に張り出すように設けられ、第4枠部本体74と同一の高さを有する「ハ」字状の一対のばね片75,75(付勢手段)で構成されている。一対のばね片75,75は、先端側が相互に近づくように斜めに延在し、第4枠部本体74と一体に成型されている。一対のばね片75,75の先端部は、発光ダイオード基板8の回路基板17の端面に当接しており、発光ダイオード基板8を導光板6に向って付勢している。
各ばね片75は、ばね性を有する本体ばね部75a(本体付勢部)と、本体ばね部75aの先端部に形成された「U」字状の切欠き部75b(基端側規制部)と、を有している。切欠き部75bは、回路基板17の厚みより僅かに大きい幅を有しており、回路基板17の基端部に係合するようになっている。すなわち、各ばね片75は、切欠き部75bの部分で回路基板17に係合し、この回路基板17を介して、発光ダイオードチップ9を導光板6に向かって付勢している。これにより、一対のばね片75,75のばね力により、導光板6の入光面15に、回路基板17を介して、発光ダイオードチップ9の発光面18が突き当てられる。また、発光ダイオード基板8(回路基板17)は、その基端側を表裏方向に位置規制され、導光板6に平行な姿勢が維持される。
なお、発光ダイオードチップ9は、回路基板17の裏面側にマウントされているため、回路基板17を介して、発光ダイオードチップ9を導光板6に押し付けると、回路基板17の基端側が上方に持ち上げる回転モーメントが作用する。したがって、この回転モーメントに抗すべく、上記の切欠き部75bを「L」字状(表側から押さえる)に形成してもよい。また、本実施形態では、ばね部45を「ハ」字状の一対のばね片75,75で構成したが、ばね部45の形態は任意である。例えば、逆「ハ」字状の一対のばね片であってもよいし、「へ」字状の単一のばね片であってもよい。さらに、第1枠部本体51および第2枠部本体63からそれぞれ斜めに延設された一対のばね片であってもよい。また、各ばね片75の丈は、第4枠部本体74の丈より短くてもよい。
このように構成された液晶表示装置1では、ホルダーフレーム4に対し、反射シート5、導光板6、拡散シート7および液晶パネル2をこの順で投入し、液晶パネル2の部分で、第1側枠部41の第1フック部52および第2側枠部42の第2フック部64に、スナップインで装着することで、液晶パネル2が組み付けられる。続いて、一対のばね片75,75を撓めておいて、発光ダイオード基板8を基板支持部33に沿わせてスライドさせ、第1押え板部55および第2押え板部67に挟持させるようにする。最後に、切欠き部75を回路基板17に係合しつつ一対のばね片75,75を自由状態とし、発光ダイオード基板8を導光板6に対し付勢状態とする。これにより、導光板6の入光面15に、発光ダイオードチップ9の発光面18が突き当てられ、液晶表示装置1の組み立てが完了する。
なお、ホルダーフレーム4に対し、最初に発光ダイオード基板8をセットするようにしてもよい。すなわち、ホルダーフレーム4を上記第1側枠部41の仕切り板部56を設けない形態とし、先ず発光ダイオード基板8を薄板部31側からスライド装着する。続いて、発光ダイオード基板8を介して、一対のばね片75,75を撓めておき、この状態で反射シート5、導光板6、拡散シート7および液晶パネル2をこの順でセットする。そして、最後に、発光ダイオード基板8を解放する。
以上のように、本実施形態によれば、第4側枠部44に設けたばね部45により、回路基板17を介して発光ダイオードチップ9を、導光板6に対し突き当てるようにしている。このため、この突当て状態で、液晶表示装置1が衝撃を受けることがあっても、この衝撃をばね部45の撓みにより吸収させることができる。これにより、発光ダイオードチップ9と導光板6との接合部分からの光漏れを防止することができると共に、この部分の耐衝撃性を向上させることができる。また、ホルダーフレーム4に対する、液晶パネル2、拡散シート7、導光板6、反射シート5および発光ダイオード基板8の組付けに、ねじや両面粘着テープ等を必要としないため、液晶表示装置1を簡単且つ迅速に組み立てることができる。
さらに、第1押え板部55、第2押え板部67および基板支持部33により構成した先端側規制部と、ばね片75の一対の切欠き部75bにより構成した先端側規制部と、により発光ダイオード基板8を導光板6と平行になるように位置規制しているため、回転モーメントに抗して、導光板6の入光面15に発光ダイオードチップ9の発光面18を均一に密接させることができる。これにより、バックライトユニット3における光の利用効率を向上させることができる。
1 液晶表示装置、2 液晶パネル、3 バックライトユニット、4 ホルダーフレーム、5 反射シート、6 導光板、7 拡散シート、8 発光ダイオード基板、9 発光ダイオードチップ、15 入光面、17 回路基板、18 発光面、21 底板部、22 枠部、31 薄板部、32 厚板部、33 基板支持部、41 第1側枠部、42 第2側枠部、44 第4側枠部、45 ばね部、55 第1押え板部、67 第2押え板部、74 第4枠部本体、75 ばね片、75a 本体ばね部、75b 切欠き部

Claims (5)

  1. 液晶パネルの裏面に重合される導光板と、
    発光面を、前記導光板の入光面に突き当てて配置した発光ダイオードチップと、
    前記導光板に平行に配設され、前記発光ダイオードチップを表裏一方の面に実装したチップ支持基板と、
    前記液晶パネル、前記導光板、前記発光ダイオードチップおよび前記チップ支持基板を収容するホルダーフレームと、
    前記ホルダーフレームに設けられ、前記チップ支持基板を介して前記発光ダイオードチップを前記導光板に対し突当て方向に付勢する1以上の付勢手段と、を備え、
    前記各付勢手段は、ばね性を有する本体付勢部と、
    前記本体付勢部に設けられ、前記チップ支持基板が前記導光板と平行になるように、前記チップ支持基板の前記突当て方向の基端側を位置規制する基端側規制部と、を有していることを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記ホルダーフレームに設けられ、前記チップ支持基板が前記導光板と平行になるように、前記チップ支持基板の前記突当て方向の先端側を位置規制する先端側規制部を、更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 前記各付勢手段は、前記ホルダーフレームの内側に設けたばね片で構成され、
    前記基端側規制部は、前記ばね片の先端部に形成され、前記チップ支持基板の前記基端側に係合する「U」字状の切欠き部で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のバックライト装置。
  4. 前記各付勢手段と前記ホルダーフレームとは、一体に成形されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のバックライト装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のバックライト装置と、
    前記導光板に重合した状態で、前記ホルダーフレームに収容した液晶パネルと、を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
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