JP2013159863A - アクリル系合成繊維、多孔質合成繊維及びそれらを用いたパイル布帛、並びにそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】紡糸性に優れ、軽量で、柔らかい触感を有するアクリル系合成繊維、多孔質合成繊維及びそれらの用いたパイル布帛、ならびにそれらの製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】アクリロニトリル40〜97重量%、その他共重合可能なモノマー3〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体と、重合体100重量部に対して、5重量部以上の界面活性剤を混合した紡糸原液を紡糸して得られるアクリル系合成繊維、それを湿熱処理して得られる多孔質合成繊維、及びそれを加工して得られるパイル布帛、並びにそれらの製造方法を提供する。
【選択図】なし
【解決手段】アクリロニトリル40〜97重量%、その他共重合可能なモノマー3〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体と、重合体100重量部に対して、5重量部以上の界面活性剤を混合した紡糸原液を紡糸して得られるアクリル系合成繊維、それを湿熱処理して得られる多孔質合成繊維、及びそれを加工して得られるパイル布帛、並びにそれらの製造方法を提供する。
【選択図】なし
Description
本発明は、アクリル系合成繊維、多孔質合成繊維及びそれらを用いたパイル布帛、並びにそれらの製造方法に関する。さらには、見かけ比重が低いアクリロニトリルを含む多孔質合成繊維及びそれを用いたパイル布帛、並びにそれらの製造方法に関する。
従来から、パイル布帛は外観の意匠性を高めることから、衣料用途などに用いられてきていた。しかし、パイル布帛を用いると、衣服の外観の意匠性は高くなるものの、衣服の重量が重くなるという問題があった。
そこで、パイル布帛の構成繊維として多孔質合成繊維を用いることが行われており、特許文献1には、パイル製品用途に好適な繊維として、吸水性能を有する樹脂を添加して得られる熱可塑性重合体を紡糸後、熱処理を行うことにより空孔を発現させることで得られる多孔質合成繊維が提案されている。
しかし、特許文献1において、吸水性能を有する樹脂は、紡糸に用いられる溶剤に難溶性を示す樹脂であるため、熱可塑性重合体に大きなサイズで分散し、且つ完全に分離した状態になる。それゆえ、紡糸時に用いられる口金の口径が制限されて紡糸性が悪いうえ、繊維表面に吸水性能を有する樹脂が露出する確率が高くて触感が悪く、パイル布帛に加工した際に風合いが低下するなどの問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するため、紡糸性に優れ、軽量で、柔らかい触感を有するアクリル系合成繊維、多孔質合成繊維及びそれらを用いたパイル布帛、並びにそれらの製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、アクリロニトリル40〜97重量%、その他共重合可能なモノマー3〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体と、界面活性剤を混合した紡糸原液を紡糸して得られるアクリル系合成繊維を提供することを特徴とする。
本発明の特徴の一つは、前記のアクリル系合成繊維を湿熱処理することによって得られる多孔質合成繊維を提供することである。
本発明の別の特徴の一つは、見かけ比重が0.8以上1.1未満であることを特徴とする多孔質合成繊維を提供することである。
本発明の別の特徴の一つは、上記多孔質合成繊維を、パイル部を構成するパイル繊維に用いることを特徴とするパイル布帛を提供することである。
本発明の別の特徴の一つは、アクリロニトリル40〜97重量%、その他共重合可能なモノマー3〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体と、重合体100重量部に対して、5重量部以上の界面活性剤を混合した紡糸原液を紡糸することを特徴とするアクリル系合成繊維の製造方法である。
本発明の特徴の一つは、80〜130℃で湿熱処理を行うことを特徴とする多孔質合成繊維の製造方法である。
本発明は、アクリロニトリル40〜97重量%、その他共重合可能なモノマー3〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体100重量部に対して、水と紡糸に用いる溶剤からなる混合溶媒に溶解する界面活性剤とを5重量部以上混合した後、紡糸して得られたアクリル系合成繊維を湿熱処理することにより、見かけ比重0.8以上、1.1未満の多孔質合成繊維を提供する。さらに、紡糸性に優れ、軽量で、柔らかい触感を有する多孔質合成繊維を提供することができる。また、本発明は、上記多孔質合成繊維をパイル部に用いることにより、柔らかい触感を有し、外観的な密度感が高く、触感的な嵩高感も高いパイル布帛を提供する。また、本発明は界面活性剤を用いることにより、静電気帯電を低減した多孔質繊維を提供する。
本発明のアクリル系合成繊維は、アクリロニトリル40〜97重量%、その他共重合可能なモノマー3〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体100重量部に対し、界面活性剤を5重量部以上を含む紡糸原液を紡糸して得られる。
上記界面活性剤は、アセトンに可溶な限りは本発明に好適に用いることができる。たとえば、アセトン100重量部に対し、2重量部以上溶解出来る界面活性剤が好ましい。
上記界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩及びその誘導体、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸エステル及びその誘導体、ポリオキシアルキレン誘導体、ポリオキシエチレンアルキルエーテル誘導体、ポリオキシエチレンアルキルアミン及びその誘導体、アルキルアルカノールアミド、アルキルアミン塩及びその誘導体、4級アンモニウム塩およびその誘導体が挙げられる。
上記界面活性剤を含む製品としては、例えば、(株)花王製 エレクトロストリッパーF、(株)花王製 エレクトロストリッパーPC、(株)花王製 エレクトロストリッパーEA、(株)花王製エレクトロストリッパーQN、(株)花王製アセタミン等が挙げられる。
界面活性剤の添加量は、重合体100重量部に対して5重量部以上が好ましく、6重量部以上がより好ましく、10重量部以上が最も好ましい。また、30重量部を超えると、繊維強度が低下する恐れがある。
上記重合体は、アクリロニトリル40〜97重量%、その他共重合可能なモノマー3〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体である。また、上記重合体は、アクリロニトリル40〜70重量%、ハロゲン含有モノマー30〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体であることが好ましい。
上記重合体におけるアクリロニトリルの含有量が40〜97重量%であれば、耐熱性の観点よりパイル布帛に加工する時、テンターやポリッシングの熱でダメージを受けにくいため、得られるパイル布帛の外観、触感が良好になる。また、上記重合体におけるアクリロニトリルの含有量が40〜70重量%であれば、上記に加え、軟化点が下がるため、湿熱処理時に柔らかくなりやすく、界面活性剤の膨潤による体積の膨張を妨害せず、ボイド形成がより容易になる。
上記重合体において、その他共重合可能なモノマーとしては、アクリロニトリルと共重合可能なモノマーであればよく、特に限定されないが、例えば塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、臭化ビニリデンなどに代表されるハロゲン化ビニル類及びハロゲン化ビニリデン類、アクリル酸、メタクリル酸に代表される不飽和カルボン酸類及びこれらの塩類、メタクリル酸メチルに代表されるメタクリル酸エステル類、グリシジルメタクリレートなどに代表される不飽和カルボン酸のエステル類、酢酸ビニルや酪酸ビニルに代表されるビニルエステル類など公知のビニル化合物を好適に用いることができ、これらのモノマーを単独もしくは2種以上混合して用いてもよい。中でも、ハロゲン含有モノマーを用いることが好ましい。ハロゲン含有モノマーを用いることで、パイル布帛への加工性が良好になり、また、得られるパイル布帛の外観、触感が良好になる。ハロゲン含有モノマーとしては、特に限定されないが、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、臭化ビニリデンなどに代表されるハロゲン化ビニル類及びハロゲン化ビニリデン類などが好ましく、これらを単独もしくは2種以上混合して用いることができる。
上記重合体におけるその他共重合可能なモノマーの含有量が3〜60重量%であれば、繊維の軟化点を下げることができ、パイル布帛に加工する際のポリッシング工程においてパイル繊維の捲縮が伸びやすくなり、外観、触感が良好なパイル布帛が得られる。また、上記重合体におけるハロゲン含有モノマーの含有量が30〜60重量%であれば、上記に加えて、繊維の軟化点が更に下がるため、湿熱処理によるボイド形成がより容易になる。
上記重合体において、スルホン酸含有モノマーとしては、特に限定されないが、アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレンスルホン酸、イソプレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸又はこれらのナトリウム塩などの金属塩類およびアミン塩類などを好適にもちいることができ、これらを単独もしくは2種以上混合して用いることができる。上記重合体Aがスルホン酸含有モノマーを含有すると、繊維の染色性が向上し得る。一方、上記重合体100重量部に対するスルホン酸含有モノマー含有量が5重量%を超えると、繊維に膠着が生じるおそれがある。
以下、本発明の多孔質繊維の製造方法について説明する。
本発明の多孔質繊維は、上記のとおり、重合体と界面活性剤を紡糸に用いる溶剤に溶解させて得られた紡糸原液を紡糸し、その後、湿熱処理することで製造することができる。なお、紡糸は、常法の湿式又は乾式の紡糸法でノズルより紡出し、延伸、乾燥を行う。また、必要に応じ更に延伸、熱処理を行ってもよい。また、紡糸において、延伸した後に熱処理を行わない方が、繊維が柔軟性に優れ、湿熱処理の際に軟化しやすくボイドが発現しやすいため、好ましい。上記界面活性剤が水と紡糸に用いる溶剤からなる混合溶媒に溶解するため、口金の口径に対する制限もなく、細い繊度の繊維が得られる。
本発明において、湿熱処理は、重合体の軟化点以上の温度で行うことが好ましく、90〜130℃で行うことがより好ましく、95〜120℃で行うことがさらに好ましい。湿熱処理の温度が低いと、ボイドが形成されにくく、見かけ比重を1.1未満にすることが困難になるおそれがある。一方、湿熱処理の温度が高いと、繊維が膠着してしまい、パイル布帛に加工することが困難になるうえ、得られたパイル布帛の外観、触感が悪くなる傾向がある。湿熱処理する方法としては、例えは、温水中で処理する方法、水蒸気により処理する方法などが挙げられる。上記水蒸気は、相対湿度50%以上であることが好ましく、相対湿度70%以上であることがより好ましく、相対湿度100%(飽和水蒸気条件)であることが特に好ましい。なお、繊維を染色する場合は、湿熱処理とともに染色を行ってもよい。
本発明の多孔質繊維は、湿熱処理、即ち繊維中に水分が存在している状態で加熱されると界面活性剤が膨潤して体積が膨張し、吸収した水分がその後気化することで、ボイドが発現し、見かけ比重が低下し、軽量化された多孔質合成繊維が得られる。また、湿熱処理の際、重合体が湿熱処理の温度で柔らかくなるため、界面活性剤が膨潤して体積が膨張することを阻害せず、繊維中にボイドが発現しやすい。また、界面活性剤が紡糸に用いる溶剤に溶解するため、同じく溶剤中に溶解している重合体に均一に微分散する。それゆえ、得られた繊維から脱落することもないと推測される。
見かけ比重が0.8以上1.1未満であり、0.8以上1.0未満であることが好ましく、0.85以上0.95未満であることがより好ましい。見かけ比重が、0.8以上1.1未満であれば、軽量で、一定の強度をもつ繊維が得られ、この繊維をパイル部に用いた場合、外観的な密度感が高く、触感的な嵩高感も高いパイル布帛が得られる。また、本発明は界面活性剤を用いることにより、静電気帯電を低減した多孔質合成繊維を提供する。
上記紡糸に用いる溶剤は、溶液紡糸に用いる溶剤であればよく、特に限定されないが、生産性の観点から、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド及びアセトンからなる群から選ばれる一種以上の溶剤であることが好ましく、アセトンであることがより好ましい。
上記重合体は、特に限定されないが、重合開始剤として公知の化合物、例えばパーオキシド系化合物、アゾ系化合物、又は各種のレドックス系化合物を用い、乳化重合、懸濁重合、溶液重合など一般的なビニル重合方法により得ることができる。
この紡糸原液に、酸化チタン又は着色用顔料のような無機及び/又は有機の顔料、防鎮、着色紡糸、耐候性などに効果のある安定剤などを紡糸に支障をきたさない限り便用することも可能である。
本発明のパイル布帛は、上記多孔質合成繊維を、パイル部を構成するパイル繊維に用いる。上記パイル繊維におけるアクリロニトリルを含む繊維の含有量は、50重量%以上であることが好ましく、80重量%以上であることがより好ましい。柔らかい触感を有し、ボリューム感も良好な、即ち外観的な密度感が高く、触感的な嵩高感も高いパイル布帛が得られる。
上記パイル繊維として用いる多孔質合成繊維は、特に限定されないが、パイル加工性を良好にするという観点から、繊度が0.5〜70dtexであることが好ましく、1〜50dtexであることがより好ましい。
上記パイル布帛は、本発明の多孔質合成繊維を用いて公知のパイル布帛製造方法にて製造することができる。
上記パイル布帛は、ハイパイルであってもよく、ボアパイルであってもよい。ハイパイルであれば、生産性が高く、意匠性の高い商品が作製でき、ボアパイルであれば、毛抜けが抑制されるため、衣料の内張り、ホームファーニッシング用途に用いることができる。
上記パイル布帛は、特に限定されないが、視覚的密度感及び触感的なボリューム感の観点から、目付けが100〜1500g/m2であることが好ましく、450〜1000g/m2であることがより好ましい。
以下実施例により本発明を更に具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(製造例)
内容積20Lの耐圧重合反応装置にイオン交換水12000g、ラウリル硫酸ナトリウム54g、亜硫酸25.8g、亜硫酸水素ナトリウム13.2g、硫酸鉄0.06g、アクリロニトリル(以下ANと記す。)294g、塩化ビニル(以下VCと記す。)3150gを投入し、窒素置換した。重合機内温を50℃に調整し、開始剤として過硫酸アンモニウム2.1gを投入し、重合を開始した。途中、AN2526g、スチレンスルホン酸ナトリウム(以下3Sと記す。)30g、過硫酸アンモニウム13.8gを追加しながら、重合時間5時間10分で重合した。その後、未反応VCを回収し、ラテックスを重合機より払い出し、塩析、熱処理、ろ過、水洗、脱水、乾燥し、重合体を得た。
内容積20Lの耐圧重合反応装置にイオン交換水12000g、ラウリル硫酸ナトリウム54g、亜硫酸25.8g、亜硫酸水素ナトリウム13.2g、硫酸鉄0.06g、アクリロニトリル(以下ANと記す。)294g、塩化ビニル(以下VCと記す。)3150gを投入し、窒素置換した。重合機内温を50℃に調整し、開始剤として過硫酸アンモニウム2.1gを投入し、重合を開始した。途中、AN2526g、スチレンスルホン酸ナトリウム(以下3Sと記す。)30g、過硫酸アンモニウム13.8gを追加しながら、重合時間5時間10分で重合した。その後、未反応VCを回収し、ラテックスを重合機より払い出し、塩析、熱処理、ろ過、水洗、脱水、乾燥し、重合体を得た。
(実施例1)
重合体1の濃度が30重量%になるようにアセトンを加えて溶解させた重合体の溶液に、(株)花王製エレクトロストリッパーEAの溶液を重合体の重量比が重合体:エレクトロストリッパーEA=100:5の比率になるように混合して紡糸原液とした。得られた紡糸原液を長方形型(短軸長0.04mm,長軸長0.24mm)の口金を通して25℃、30重量%のアセトン水溶液中に吐出し、更に25℃、20重量%アセトン水溶液中で2.0倍に延伸した後60℃で水洗した。次いで、110℃で乾燥し、更に110℃で1.8倍に延伸して延伸糸を得た。得られた延伸糸にクリンプを付与してカットした後、100℃の沸騰水で60分間湿熱処理して収縮させ、繊度が7.8dtex、繊維長が38mmの多孔質合成繊維を得た。
重合体1の濃度が30重量%になるようにアセトンを加えて溶解させた重合体の溶液に、(株)花王製エレクトロストリッパーEAの溶液を重合体の重量比が重合体:エレクトロストリッパーEA=100:5の比率になるように混合して紡糸原液とした。得られた紡糸原液を長方形型(短軸長0.04mm,長軸長0.24mm)の口金を通して25℃、30重量%のアセトン水溶液中に吐出し、更に25℃、20重量%アセトン水溶液中で2.0倍に延伸した後60℃で水洗した。次いで、110℃で乾燥し、更に110℃で1.8倍に延伸して延伸糸を得た。得られた延伸糸にクリンプを付与してカットした後、100℃の沸騰水で60分間湿熱処理して収縮させ、繊度が7.8dtex、繊維長が38mmの多孔質合成繊維を得た。
続いて、フェイクファーを作製するためのスライバーニット機(丸編機)を使用して、上記で得られた多孔質合成繊維100重量%からなるパイル繊維スライバーを供給し、パイル布帛を編み立てた。次に、上記パイル布帛の裏面にバッキング樹脂を含浸させ、その後乾燥させた。次に、パイル布帛の表面のパイル繊維をポリッシング、ブラッシング及びシャーリングにより整え、生地目付け910g/m2、パイル部の繊維長が25mmのハイパイルを得た。
(実施例2)
重量比を重合体:エレクトロストリッパーEA=100:10の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
重量比を重合体:エレクトロストリッパーEA=100:10の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
(実施例3)
重量比を重合体:エレクトロストリッパーEA=100:15の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
重量比を重合体:エレクトロストリッパーEA=100:15の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
(比較例1)
重量比を重合体:エレクトロストリッパーEA=100:1の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
重量比を重合体:エレクトロストリッパーEA=100:1の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
(実施例4)
界面活性剤の種類を(株)花王製エレクトロストリッパーFとし、重量比を重合体:エレクトロストリッパーF=100:5の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
界面活性剤の種類を(株)花王製エレクトロストリッパーFとし、重量比を重合体:エレクトロストリッパーF=100:5の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
(実施例5)
重量比を重合体:エレクトロストリッパーF=100:10の比率とした以外は実施例4と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例4と同様にしてハイパイルを得た。
重量比を重合体:エレクトロストリッパーF=100:10の比率とした以外は実施例4と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例4と同様にしてハイパイルを得た。
(実施例6)
重量比を重合体:エレクトロストリッパーF=100:15の比率とした以外は実施例4と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例4と同様にしてハイパイルを得た。
重量比を重合体:エレクトロストリッパーF=100:15の比率とした以外は実施例4と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例4と同様にしてハイパイルを得た。
(比較例2)
重量比を重合体:エレクトロストリッパーF=100:1の比率とした以外は実施例4と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例4と同様にしてハイパイルを得た。
重量比を重合体:エレクトロストリッパーF=100:1の比率とした以外は実施例4と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例4と同様にしてハイパイルを得た。
(実施例7)
界面活性剤の種類を(株)花王製エレクトロストリッパーPCとし、重量比を重合体:エレクトロストリッパーPC=100:5の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
界面活性剤の種類を(株)花王製エレクトロストリッパーPCとし、重量比を重合体:エレクトロストリッパーPC=100:5の比率とした以外は実施例1と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例1と同様にしてハイパイルを得た。
(実施例8)
重量比を重合体:エレクトロストリッパーPC=100:10の比率とした以外は実施例7と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例7と同様にしてハイパイルを得た。
重量比を重合体:エレクトロストリッパーPC=100:10の比率とした以外は実施例7と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例7と同様にしてハイパイルを得た。
(実施例9)
重量比を重合体:エレクトロストリッパーPC=100:15の比率とした以外は実施例7と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例7と同様にしてハイパイルを得た。
重量比を重合体:エレクトロストリッパーPC=100:15の比率とした以外は実施例7と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例7と同様にしてハイパイルを得た。
(比較例3)
重量比を重合体:エレクトロストリッパーPC=100:1の比率とした以外は実施例7と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例7と同様にしてハイパイルを得た。
重量比を重合体:エレクトロストリッパーPC=100:1の比率とした以外は実施例7と同様に多孔質合成繊維を得た。続いて、実施例7と同様にしてハイパイルを得た。
(参考例1)
株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンRCL”(繊度:7.8dtex、繊維長:38mm)を用いて、実施例1と同様にして、ハイパイルを作製した。
株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンRCL”(繊度:7.8dtex、繊維長:38mm)を用いて、実施例1と同様にして、ハイパイルを作製した。
(参考例2)
株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンAH”(繊度:3.3dtex、繊維長:38mm)を用いて、実施例1と同様にして、ハイパイルを作製した。
株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンAH”(繊度:3.3dtex、繊維長:38mm)を用いて、実施例1と同様にして、ハイパイルを作製した。
(参考例3)
株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンRCL”(繊度:17.0dtex、繊維長:76mm)30重量%と、株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンAH”(繊度:3.3dtex、繊維長38mm)70重量%からなるパイル繊維スライバーを用いて、実施例3と同様にして、ハイパイルを作製した。
株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンRCL”(繊度:17.0dtex、繊維長:76mm)30重量%と、株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンAH”(繊度:3.3dtex、繊維長38mm)70重量%からなるパイル繊維スライバーを用いて、実施例3と同様にして、ハイパイルを作製した。
(参考例4)
株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンELP”(繊度:27.0dtex、繊維長:76mm)30重量%と、株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンAH”(繊度:3.3dtex、繊維長38mm)70重量%からなるパイル繊維スライバーを用いて、実施例6と同様にして、ハイパイルを作製した。
株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンELP”(繊度:27.0dtex、繊維長:76mm)30重量%と、株式会社カネカ製のアクリル系合成繊維“カネカロンAH”(繊度:3.3dtex、繊維長38mm)70重量%からなるパイル繊維スライバーを用いて、実施例6と同様にして、ハイパイルを作製した。
(繊維断面の走査型電子顕微鏡写真)
実施例2、実施例5及び実施例8の多孔質合成繊維の断面を、走査型電子顕微鏡(株式会社日立ハイテクノロジーズ社製S−3500N)を用いて観察し、その結果を図1−3に示した。図1−3から分かるように、実施例2、5、8の多孔質合成繊維はボイドを発現している。
実施例2、実施例5及び実施例8の多孔質合成繊維の断面を、走査型電子顕微鏡(株式会社日立ハイテクノロジーズ社製S−3500N)を用いて観察し、その結果を図1−3に示した。図1−3から分かるように、実施例2、5、8の多孔質合成繊維はボイドを発現している。
実施例及び比較例における紡糸性、多孔質合成繊維の見かけ比重、パイル布帛の風合い(触感)及びボリューム感を以下のように測定・評価して、その結果を下記表1に示した。
(紡糸性)
紡糸性は、紡糸時に紡糸原液が口金を通過する際、口金の各穴の閉塞し難さや、各延伸工程での糸の切れ難さに基いて、以下の3段階の基準で評価した。
A:紡糸時に、口金の閉塞は確認されず、各延伸工程でも糸切れは確認されなかった。
B:紡糸時に、口金の閉塞が確認され、各延伸工程での糸切れも確認されたが、繊維に加工可能な範囲であり、パイル布帛への加工も可能な範囲であった。
C:紡糸時に、口金の閉塞が確認され、各延伸工程での糸切れも確認された。それに伴い繊維に加工する事が困難であった。
紡糸性は、紡糸時に紡糸原液が口金を通過する際、口金の各穴の閉塞し難さや、各延伸工程での糸の切れ難さに基いて、以下の3段階の基準で評価した。
A:紡糸時に、口金の閉塞は確認されず、各延伸工程でも糸切れは確認されなかった。
B:紡糸時に、口金の閉塞が確認され、各延伸工程での糸切れも確認されたが、繊維に加工可能な範囲であり、パイル布帛への加工も可能な範囲であった。
C:紡糸時に、口金の閉塞が確認され、各延伸工程での糸切れも確認された。それに伴い繊維に加工する事が困難であった。
(見かけ比重)
見かけ比重は、東洋精機製作所製の自動比重計(DENSIMETER−H)を用いて測定した。
見かけ比重は、東洋精機製作所製の自動比重計(DENSIMETER−H)を用いて測定した。
(パイル布帛の風合い)
風合いの評価は、実施例、比較例で作製したパイル布帛と、参考例で作製した見かけ比重の低下していない既存の繊維からなるパイル布帛とを、触感の観点より比較することで行った。
A:既存の繊維からなるパイル布帛と比較して、柔かい触感を与える。
B:既存の繊維からなるパイル布帛と比較して、同程度の触感を与える。
風合いの評価は、実施例、比較例で作製したパイル布帛と、参考例で作製した見かけ比重の低下していない既存の繊維からなるパイル布帛とを、触感の観点より比較することで行った。
A:既存の繊維からなるパイル布帛と比較して、柔かい触感を与える。
B:既存の繊維からなるパイル布帛と比較して、同程度の触感を与える。
(パイル布帛のボリューム感)
ボリューム感の評価は、実施例、比較例で作製したパイル布帛と、参考例で作製した見かけ比重の低下していない既存の繊維からなるパイル布帛とを、外観的な密度感と触感的な嵩高感の観点より比較することで行った。
A:既存の繊維からなるパイル布帛と比較して、外観的な密度感が高く、触感的な嵩高感も高い。
B:既存の繊維からなるパイル布帛と比較して、外観的な密度感、触感的な嵩高感も同程度である。
ボリューム感の評価は、実施例、比較例で作製したパイル布帛と、参考例で作製した見かけ比重の低下していない既存の繊維からなるパイル布帛とを、外観的な密度感と触感的な嵩高感の観点より比較することで行った。
A:既存の繊維からなるパイル布帛と比較して、外観的な密度感が高く、触感的な嵩高感も高い。
B:既存の繊維からなるパイル布帛と比較して、外観的な密度感、触感的な嵩高感も同程度である。
Claims (18)
- アクリロニトリル40〜97重量%、その他共重合可能なモノマー3〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体と、重合体100重量部に対して、5重量部以上の界面活性剤を混合した紡糸原液を紡糸して得られるアクリル系合成繊維。
- 前記界面活性剤が、アセトン100重量部に対し、2重量部以上溶解する界面活性剤であることを特徴とする請求項1に記載のアクリル系合成繊維。
- 前記界面活性剤が、アルキル硫酸エステル塩及びその誘導体、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸エステル及びその誘導体、ポリオキシアルキレン誘導体、ポリオキシエチレンアルキルエーテル誘導体、ポリオキシエチレンアルキルアミン及びその誘導体、アルキルアルカノールアミド、アルキルアミン塩及びその誘導体、4級アンモニウム塩およびその誘導体からなる群から選ばれる1以上の界面活性剤であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクリル系合成繊維。
- 前記界面活性剤が少なくともラウリルジエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸カリウム、アルカンスルホン酸ナトリウムから選ばれる1以上の界面活性剤を含む請求項3に記載のアクリル系合成繊維。
- 前記重合体100重量部に対し、前記界面活性剤の添加量を5重量部以上、30重量部未満とする請求項1から4の何れかに記載のアクリル系合成繊維。
- 前記重合体100重量部に対し、前記界面活性剤の添加量を6重量部以上とする請求項5に記載のアクリル系合成繊維。
- 前記重合体100重量部に対し、前記界面活性剤の添加量を10重量部以上とする請求項6に記載のアクリル系合成繊維。
- 前記その他重合可能なモノマーがハロゲン含有モノマーである請求項1から7の何れかに記載のアクリル系合成繊維。
- 前記重合体は、アクリロニトリル40〜70重量%、ハロゲン含有モノマー30〜60%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合して得られる重合体である請求項1から8の何れかに記載のアクリル系合成繊維。
- 請求項1から9の何れかに記載のアクリル系合成繊維を湿熱処理することによって得られる多孔質合成繊維。
- 見かけ比重が0.8以上1.1未満であることを特徴とする請求項10に記載の多孔質合成繊維。
- 請求項10または11に記載の多孔質合成繊維を、パイル部を構成するパイル繊維に用いて得られるパイル布帛。
- アクリロニトリル40〜97重量%、その他共重合可能なモノマー3〜60重量%、スルホン酸含有モノマー0〜5重量%を重合してなる重合体と、重合体100重量部に対して、5重量部以上の界面活性剤を混合した紡糸原液を紡糸することを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のアクリル系合成繊維の製造方法。
- 前記重合体と前記界面活性剤を混合した紡糸原液を紡糸する工程において、前記重合体及び前記界面活性剤の溶剤としてN,N−ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシドおよびアセトンからなる群から選ばれる1種以上を含む溶剤を用いることを特徴とする請求項13に記載のアクリル系合成繊維の製造方法。
- 前記重合体及び前記界面活性剤の溶剤として少なくともアセトンを含む溶剤を用いることを特徴とする請求項14に記載のアクリル系合成繊維の製造方法。
- 請求項1〜9の何れか一項に記載のアクリル系合成繊維を90〜130℃で湿熱処理する工程を含む、請求項10または11に記載の多孔質合成繊維の製造方法。
- 前記湿熱処理する工程を95〜120℃で行うことを特徴とする請求項16に記載の多孔質合成繊維の製造方法。
- 請求項10または11に多孔質合成繊維を、パイル部を構成するパイル繊維に用いることを特徴とするパイル布帛の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012020178A JP2013159863A (ja) | 2012-02-01 | 2012-02-01 | アクリル系合成繊維、多孔質合成繊維及びそれらを用いたパイル布帛、並びにそれらの製造方法 |
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JP2013159863A true JP2013159863A (ja) | 2013-08-19 |
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JP2012020178A Pending JP2013159863A (ja) | 2012-02-01 | 2012-02-01 | アクリル系合成繊維、多孔質合成繊維及びそれらを用いたパイル布帛、並びにそれらの製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2013159863A (ja) |
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2012
- 2012-02-01 JP JP2012020178A patent/JP2013159863A/ja active Pending
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