JP2013159025A - 液体消費装置、液体供給部材、および、液体供給システム - Google Patents

液体消費装置、液体供給部材、および、液体供給システム Download PDF

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Abstract

【課題】カートリッジの取り外し時におけるインク垂れを、より効果的に対処可能とする技術を提供する。
【解決手段】液体消費装置は、液体導入部と液体受け部と当接部とを備える。液体導入部は、液体消費装置に装着される液体供給部材に接続され、該液体供給部材から液体を導入する導入口を備える。液体受け部は、液体導入部の鉛直下方に設けられ、第1の吸収材へ液体を導く。当接部は、液体受け部が設けられ、液体供給部材が液体消費装置に装着されたときに、液体供給部材と当接する。液体受け部は、当接部と液体供給部材とが当接した際に、液体供給部材と当接部とが当接する面よりも、液体供給部材側に突出する。
【選択図】図10

Description

本発明は、液体消費装置に関する。
印刷材としてインクを用いる印刷装置には、一般的に、内部にインクが収容されたカートリッジが装着される。このような印刷装置において、印刷装置からカートリッジを取り外す場合には、従来、印刷装置とカートリッジとの接続部分からインクが漏れる場合があった。このようなインク漏れに対処するため、例えば、特許文献1記載のインクタンクユニットには、印刷装置の記録ヘッドにインクを供給するためのジョイント口に、漏出したインクを吸収するためのインク再吸収部材が備えられている。また、特許文献2記載のインクカートリッジは、印刷装置にインクを供給するインク供給機構の供給キャップにインク垂れを防止するためのインク貯め空間を備えている。また、特許文献3記載のプリンタは、インクカートリッジの取出し口から漏出するインクを、この取出し口に接触するように印刷装置側に設けられた吸収体の露出部によって吸収している。
特開2002−178544号公報 特開2010−158906号公報 特開2006−82292号公報
しかし、特許文献1および特許文献2に記載の技術は、カートリッジ側のインク垂れを防止するための技術であるため、印刷装置側からのインク垂れについては考慮されてなかった。また、特許文献3に記載の技術では、吸収体の露出部に既にインクが吸収されている場合には、そのインクがインクカートリッジの取出し口付近に付着して汚れてしまう可能性があった。そのため、カートリッジの取り外し時におけるインク垂れにより良好に対処可能な技術が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]液体消費装置であって、前記液体消費装置に装着される液体供給部材に接続され、該液体供給部材から液体を導入する導入口を備える液体導入部と、前記液体導入部の鉛直下方に設けられ、第1の吸収材へ液体を導く液体受け部と、前記液体受け部が設けられ、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、前記液体供給部材と当接する当接部と、を備え、前記液体受け部は、前記当接部と前記液体供給部材とが当接した際に、前記液体供給部材と前記当接部とが当接する面よりも、前記液体供給部材側に突出する、液体消費装置。
このような構成であれば、液体供給部材と液体導入部との接続部分から液体が漏れたとしても、液体導入部の鉛直下方に設けられた液体受け部によって液体を捕らえて第1の吸収材へ導くことができる。よって、液体供給部材の取り外し時におけるインク垂れに、より良好に対処することが可能になる。
[適用例2]適用例1に記載の液体消費装置であって、更に、前記液体受け部から前記第1の吸収材に向かって液体を導く樋部材を備える、液体消費装置。このような構成であれば、樋部材によって、液体を確実に第1の吸収材に向けて導くことができる。
[適用例3]適用例1または適用例2に記載の液体消費装置であって、前記液体受け部は、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着される装着方向に対して、底部の内壁が鉛直下方に下るように構成されている、液体消費装置。このような構成であれば、液体受け部によって捕らえた液体を、液体消費装置側に向けて流すことができる。
[適用例4]適用例1から適用例3までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、前記液体受け部は、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着される装着方向に向かうに連れ、幅が広くなるように構成されている、液体消費装置。このような構成であれば、液体受け部を液体供給部材側に容易に差し入れることができる。
[適用例5]適用例1から適用例4までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、更に、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、一端が前記液体供給部材に設けられた所定の接点と当接し、他端の位置が前記液体消費装置の内部で検出される棒部材を備え、前記液体受け部は、前記棒部材よりも鉛直上方に設けられている、液体消費装置。このような構成であれば、棒部材に液体が垂れて棒部材の移動を阻害してしまうことを抑制することができる。
[適用例6]適用例1から適用例5までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、更に、前記液体導入部から前記液体供給部材が取り外される際に、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着される装着方向と反対の方向に、前記液体受け部を付勢する付勢部材を備える、液体消費装置。
[適用例7]適用例1から適用例6までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、前記導入口よりも、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着される装着方向側に、液体を吸収する第2の吸収材が前記液体導入部に接触して設けられている、液体消費装置。このような構成であれば、第2の吸収材によって、液体導入部を伝う液体を吸収させることができる。
[適用例8]適用例7に記載の液体消費装置であって、前記第2の吸収材は、前記液体受け部の内壁に接している、液体消費装置。このような構成であれば、液体受け部によって捕らえた液体を第2の吸収材によって一時的に吸収することができる。
[適用例9]液体消費装置に装着される液体供給部材であって、前記液体消費装置に備えられた液体導入部に接続されて、該液体導入部に液体を供給する液体供給部と、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、前記液体導入部の鉛直下方に設けられた液体受け部の少なくとも一部が収容される窪みが形成された面と、を備える液体供給部材。このような構成であれば、液体供給部と液体導入部との接続部分から液体が漏れたとしても、液体導入部の鉛直下方に設けられた液体受け部によって液体を捕らえることができる。よって、液体供給部材の取り外し時におけるインク垂れに、より良好に対処することが可能になる。
[適用例10]適用例9に記載の液体供給部材であって、更に、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、前記液体消費装置に設けられ一端の位置が前記液体消費装置の内部で検出される棒部材、の他端、が当接する接点部を備え、前記窪みは、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、前記接点部の鉛直上方に位置するように設けられている、液体供給部材。このような構成であれば、棒部材に液体が垂れて棒部材の変位を阻害してしまうことを抑制することができる。
[適用例11]適用例9または適用例10に記載の液体供給部材と、前記液体供給部材に供給する液体を貯留する液体貯留部と、を備える液体供給システム。このような構成であれば、液体貯留部の容量を大きくすることで、液体消費装置に大量の液体を供給することができる。
[適用例12]適用例11に記載の液体供給システムであって、更に、前記液体貯留部から前記液体供給部材に液体を供給するためのチューブを備える液体供給システム。このような構成であれば、液体貯留部を液体供給部材から離間した場所に配置することができる。
本発明は、上述した液体消費装置や、液体供給部材、液体供給システムとしての形態に限られず、例えば、液体消費装置もしくは液体供給部材の製造方法や、これらの使用方法など、種々の形態によって実現することも可能である。
本発明の一実施例としてのインクジェット式の印刷装置の概略構成を示す図である。 カートリッジホルダーの詳細な外観斜視図である。 カートリッジの外観斜視図である。 カートリッジの分解斜視図である。 カートリッジホルダーの内部構造を示す斜視図である。 インク導入機構の詳細な斜視図である。 インク導入機構にカートリッジが接触した状態を示す斜視図である。 インク受け部材の六面図である。 カートリッジがカートリッジホルダーに装着された際のインク導入機構とカートリッジとの接続部分におけるZY断面図である。 カートリッジホルダーからカートリッジが取り外される際のインク導入機構とカートリッジの接続部分におけるZY断面図である。 カートリッジホルダーからカートリッジが取り外される際の受け皿付近のZY断面図である。 カートリッジの変形例としてのインク供給システムの分解斜視図である。
図1は、本発明の一実施例としてのインクジェット式の印刷装置の概略構成を示す図である。図1には、互いに直交するXYZ軸が描かれている。図1のXYZ軸は、他の図のXYZ軸に対応している。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸を付している。本実施例において、印刷装置10の使用姿勢では、Z軸が鉛直方向(重力方向)であり、Y軸は、カートリッジホルダー60に対するカートリッジ40の着脱方向、X軸は、複数のカートリッジ40が並ぶ方向である。より具体的には、+Z軸方向が鉛直上向き方向、−Z軸方向が鉛直下向き方向、+Y軸方向がカートリッジ40の引き抜き方向、−Y軸方句がカートリッジ40の挿入方向、+X軸方向がカートリッジ40に所定のラベルLB(図4参照)が貼り付けられる面側の方向、−X軸方向がその裏面の方向である。以下では、+Z軸方向を上、−Z軸方向を下、+Y軸方向を前、−Y軸方向を後、という場合もある。なお、Z軸方向は、図6に示されているインク導入針730と端子712とが並ぶ方向でもある。+Z軸方向は、インク導入針730から端子712に向かう方向であり、−Z軸方向はその反対方向である。
液体消費装置としての印刷装置10は、略箱形の外観形状をしている。印刷装置10の前面のほぼ中央には前面カバー11が設けられ、その+X軸方向側には複数の操作ボタン15が設けられている。前面カバー11は下端側で軸支されており、上端側を手前に倒すと、印刷用紙が排出される排紙口12が現れる。また、印刷装置10の背面側には、図示しない給紙トレイが設けられている。給紙トレイに印刷用紙をセットして操作ボタン15を操作すると、給紙トレイから印刷用紙が給紙され、内部で表面に画像等が印刷された後、排紙口12から印刷用紙が排出される。
印刷装置10の上面側には上面カバー14が設けられている。上面カバー14は、奥側で軸支されており、手前側を持ち上げて上面カバー14を開くと、印刷装置10の内部の状態を確認したり、あるいは印刷装置10の修理などを行ったりすることができる。
印刷装置10の内部には、主走査方向に往復動しながら印刷用紙上にインクドットを形成する噴射ヘッド20や、噴射ヘッド20を往復動させる駆動機構30が搭載されている。噴射ヘッド20の底面側(印刷用紙に向いた側)には、複数の噴射ノズルが設けられており、噴射ノズルから印刷用紙に向かってインクが噴射される。
噴射ノズルから噴射されるインクは、カートリッジ40に収容されている。カートリッジ40は、噴射ヘッド20とは別の位置に設けられたカートリッジホルダー60に装填される。カートリッジ40内のインクは、インクチューブ24を介して噴射ヘッド20に供給される。本実施例の印刷装置10では、前面カバー11の右隣に、下端側で軸支されたカートリッジ交換用カバー13が設けられている。このカートリッジ交換用カバー13の上端側を手前に倒すことによって、カートリッジ40をカートリッジホルダー60に着脱することができる。カートリッジ40は、本願の「液体供給部材」に相当する。
印刷装置10は、シアン色、マゼンタ色、イエロー色、黒色の4種類のインクを用いてカラー画像を印刷することができる。噴射ヘッド20には、インクの種類毎に噴射ノズルが設けられている。それぞれの噴射ノズルには、対応するカートリッジ40内のインクが、インクの種類毎に設けられたインクチューブ24を介して供給される。なお、本実施形態では、印刷装置10は4種類のインクを用いて印刷を行うが、5種類以上あるいは3種類以下の種類のインクを用いて印刷を行うこととしてもよい。
噴射ヘッド20を往復動させる駆動機構30は、内側に複数の歯形が形成されたタイミングベルト32と、タイミングベルト32を駆動するための駆動モーター34などを備える。タイミングベルト32の一部は噴射ヘッド20に固定されている。タイミングベルト32が駆動されると、主走査方向に延設された図示しないガイドレールによってガイドされながら、噴射ヘッド20が主走査方向に往復動される。
噴射ヘッド20を主走査方向に移動させた印刷領域外の位置には、ホームポジションと呼ばれる領域が設けられている。ホームポジションにはメンテナンス機構が搭載されている。メンテナンス機構は、噴射ヘッド20の底面側で噴射ノズルが形成されている面(ノズル面)に押し付けられて、噴射ノズルを取り囲むように閉空間を形成するキャップ80や、噴射ヘッド20のノズル面に押し付けるためにキャップ80を昇降させる昇降機構(図示せず)や、キャップ80が噴射ヘッド20のノズル面に押し付けられることで形成される閉空間に負圧を導入する吸引ポンプ(図示せず)などを備える。
印刷装置10の内部には、印刷用紙を紙送りするための図示しない紙送り機構や、印刷装置10の全体の動作を制御する制御部16が搭載されている。制御部16は、CPUとROMとRAMとを備えている。噴射ヘッド20を往復動させる動作や、印刷用紙を紙送りする動作、噴射ノズルからインクを噴射する動作、正常に印刷可能なようにメンテナンスを実行する動作などは、全て制御部16によって制御される。
図2は、カートリッジホルダー60の詳細な外観斜視図である。カートリッジホルダー60には、+Y軸方向から−Y軸方向に向けてカートリッジ40が挿入されるスロット61が設けられている。スロット61には、+Z軸方向側の面(上面)および−Z軸方向側の面(底面)に、Y軸方向に沿って、ガイド溝62がカートリッジ40毎に設けられている。各ガイド溝62には、カートリッジ40の装着時に、カートリッジ40の+Z軸方向側の面(上面)および−Z軸方向側の面(底面)にそれぞれ設けられたレール部413,414(図3)が嵌って摺動する。
スロット61の入口の上部には、カートリッジ40を固定するための固定レバー63がカートリッジ40毎に設けられている。この固定レバー63は、−Z軸方向にスライドされると、カートリッジ40の取っ手47(図3)に嵌り、カートリッジ40の+Y軸方向への移動を規制する。
カートリッジホルダー60の−Y軸方向端部には、カートリッジ40からインクを吸引するためのポンプユニット7がカートリッジ40毎に設けられている。各ポンプユニット7には、ポンプユニット7を駆動するためのポンプ駆動モーター8が接続される。ポンプユニット7によって吸引されたインクは、インクチューブ24を通じて噴射ヘッド20に供給される。
図3は、カートリッジ40の外観斜視図である。また、図4は、カートリッジ40の分解斜視図である。カートリッジ40は、ケース部材41と、蓋部材42と、可撓性のインクパック43と、液体流路部材44と、を備えている。
ケース部材41は、右ケース411と左ケース412とを備える。ケース部材41の+Y軸方向の端部には、取っ手415が備えられている。右ケース411の+X軸方向側の面には、ラベルLBが貼り付けられる。ケース部材41には、+Z軸方向の面および−Z軸方向の面に、Y軸方向に沿ってレール部413,414が形成されている。これらのレール部413,414は、カートリッジ40を、カートリッジホルダー60内に装着する際に、図2に示したカートリッジホルダー60のガイド溝62に嵌まる。
液体流路部材44は、インクパック43内に充填されたインクを印刷装置10に供給するための部材である。液体流路部材44は、袋状に形成されたインクパック43の−Y軸方向の開口部に固定される。液体流路部材44は、蓋部材42がケース部材41の−Y軸方向端部の開口部に取り付けられた際に、蓋部材42の内部に収容される。インクパック43は、ケース部材41を構成する右ケース411と左ケース412との間に収容される。
液体流路部材44の−Y軸方向側の面(インクパック43と逆側の面)には、インク充填口441と、インク供給管443と、インク検出室442と、が、+Z軸方向の端部から−Z軸方向に向けてこの順に配列されている。インク供給管443は、本願の「液体供給部」に相当する。インク充填口441は、インクパック43の内部に連通しており、インクパック43内にインクを充填するために設けられている。インク充填口441を通じてインクパック43内にインクが充填された後には、このインク充填口441は封止される。
インク検出室442は、インクパック43の内部と連通しており、インクパック43内のインクの残存状態を検出するために用いられる。インク検出室442の−Y軸方向側の面には可撓性のフィルム部材491が設けられる。フィルム部材491とインク検出室442の底面(+Y軸方向側の内面)との間には、受圧部材494を介してバネ493が配置されている。インク検出室442には、逆止弁492を通じてインクパック43内からインクが流れ込む。フィルム部材491の−Y軸方向側には、板状のセンサーレバー495が配置される。センサーレバー495は、−Z軸方向の端部が液体流路部材44に回転自在に固定される。センサーレバー495の+Z軸方向の端部の−Y軸方向側の表面には、接点部496が設けられている。この接点部496には、印刷装置10側に設けられた棒部材720(図6)の+Y軸方向の端部が、蓋部材42に設けられたセンサー用孔423を通って当接する。例えば、インクがインクパック43に所定量以上存在する場合には、インク検出室442内のインクの圧力(インクパック内の圧力)とバネ493の力との合計が、棒部材720の+Y軸方向への押し付け力を越える。そのため、フィルム部材491、センサーレバー495および棒部材720は、−Y軸方向に変位する。一方、インクが所定量未満の場合(インクエンドの場合)には、インク検出室442内のインクの圧力(インクパック内の圧力)とバネ493の力との合計が、棒部材720の+Y軸方向への押し付け力を下回る。そのため、フィルム部材491、センサーレバー495および棒部材720は、+Y軸方向に変位する。
インク供給管443は、印刷装置10にインクを供給するために用いられる。インク供給管443は、液体流路部材44の内部に形成された流路によってインク検出室442に連通している。そのため、インク供給管443には、インク検出室442を通じて、インクパック43内からインクが流入する。なお、本実施形態では、カートリッジ40は、インク検出室442を備えているが、インク検出室442を備えていない構成としてもよい。この場合、インク供給管443は、直接的にインクパック43内に連通する。
蓋部材42には、印刷装置10側と当接する−Y軸方向側の当接面425に、基板50と、供給管用孔421と、センサー用孔423と、が、+Z軸方向の端部から−Z軸方向に向けてこの順に配列されている。供給管用孔421は、本願の「窪み」に相当する。
基板50は、蓋部材42の+Z軸方向の端部に設けられた凹部424に、斜め上方を向けて取り付けられている。基板50の裏面(+Y軸方向側の面)には、図示していない記憶装置が実装されている。また、基板50の表面(−Y軸方向側の面)には、記憶装置に電気的に接続された複数の端子51(図3)が設けられている。カートリッジ40がカートリッジホルダー60に装着されると、カートリッジホルダー60に設けられた印刷装置10側の端子712(図6)が、基板50の表面の端子51に接触する。そうすると、印刷装置10の制御部16は、カートリッジ40に備えられた記憶装置にアクセスすることが可能になる。
供給管用孔421内には、液体流路部材44に設けられたインク供給管443が露出する。供給管用孔421は、+Y軸方向に向けて窪んでおり、所定の奥行きを有している。供給管用孔421の下方(−Z軸方向)の内壁は、−Y軸方向から+Y軸方向に行くほど+Z軸方向に上るように傾斜している。換言すれば、供給管用孔421の下方(−Z軸方向)の内壁は、+Y軸方向から−Y軸方向に行くほど−Z軸方向に下るように傾斜している。供給管用孔421は、前述したセンサーレバー495の接点部496よりも鉛直上方に位置している。
センサー用孔423には、印刷装置10に設けられた棒部材720(図6)が挿入される。前述したように、棒部材720の+Y軸方向の端部は、カートリッジ40がカートリッジホルダー60に装着された際に、センサー用孔423を通って液体流路部材44に設けられたセンサーレバー495の接点部496に当接する。
図5は、カートリッジホルダー60の内部構造を示す斜視図である。この図5には、図2に示した斜視図から、カートリッジホルダー60の上蓋64や側板65,66を取り外した様子を示している。図5に示されているように、カートリッジホルダー60の内部には、底板67上に設けられたガイド溝62の−Y軸方向の端部に隣接して、インク導入機構70がカートリッジ40毎に立設されている。各インク導入機構70にはポンプユニット7が接続されている。インク導入機構70の下部には、インク吸収材69が配置されている。インク吸収材69は、本願の「第1の吸収材」に相当する。
図6は、インク導入機構70の詳細を示す斜視図である。図7は、インク導入機構70にカートリッジ40が接続した状態を示す斜視図である。図6に示すように、インク導入機構70は、基板接触部710と、棒部材720と、インク導入針730と、インク受け部材740と、を備えている。インク導入針730は、本願の「液体導入部」に相当する。
基板接触部710は、インク導入機構70の+Z軸方向の端部に設けられている。基板接触部710は、カートリッジ40がカートリッジホルダー60に装着された際に(図7参照)、カートリッジ40に設けられた基板50上の端子51に電気的に接触する端子712を有する。この端子712の裏面側にはコネクタ714が設けられている。コネクタ714は、所定のケーブルを通じて制御部16に接続される。
棒部材720は、インク導入機構70のZ軸方向の略中央部に設けられている。棒部材720の+Y軸方向の端部は、カートリッジ40がカートリッジホルダー60に装着された際に、センサー用孔423に挿入され、インク供給部材480に設けられたセンサーレバー495の接点部496に接触する。棒部材720の−Y軸方向側の端部は、インク導入機構70内に位置しており、インク導入機構70内に設けられたフォトセンサー760(図9,10)によって、その位置が検出される。制御部16は、フォトセンサー760によって検出された棒部材720の−Y軸方向の端部の位置の変化に応じて、カートリッジ40内のインクの残存状態を検出する。
インク導入針730は、Z軸方向において、基板接触部710と棒部材720との間に設けられている。インク導入針730は、カートリッジ40がカートリッジホルダー60に装着された際に、カートリッジ40に備えられたインク供給管443に挿入(接続)される。インク導入針730の先端(+Y軸方向の端部)の下部には、インク導入口731が設けられている(図11)。カートリッジ40内のインクは、インク導入口731を通じて印刷装置10内に導入される。
図8は、インク受け部材740の六面図である。図8(A)は、インク受け部材740の+Y軸方向側の面、図8(B)は、−Y軸方向側の面、図8(C)は、+X軸方向側の面、図8(D)は、−X軸方向側の面、図8(E)は、+Z軸方向側の面、図8(F)は、−Z軸方向側の面、をそれぞれ示している。
インク受け部材740は、略円状の当接部741と、受け皿742と、樋部材743とが一体的に形成されることで構成されている。当接部741には、当接部741の中心から−Z軸方向に向けて受け皿742の基端(−Y軸方向の端部)の位置に亘る開口744が設けられている。開口744からは、インク導入針730が突出する(図6)。当接部741の+Y軸方向側の面の開口744の下部には、受け皿742が設けられている。また、当接部741の下部には、当接部741から下方に延びる樋部材743が設けられている。樋部材743は、インク導入針730の下方に位置する棒部材720を避けるため、−X軸方向側に屈曲している。樋部材743の−Y軸方向側の面は開放されており、XY断面がU字状となっている。本実施形態では、当接部741と樋部材743とは、裏面(−Y軸方向側の面)が開放されているが、内部が中空になるように蓋等によって塞いでもよい。受け皿742は、本願の「液体受け部」に相当する。
当接部741の−Y軸方向側の面には、平状で略円形のインク吸収材745が配置されている。インク吸収材745は、本願の「第2の吸収材」に相当する。このインク吸収材745の中央には開口746が設けられており、開口746の下部には、舌状の拭き取り部747が形成されている。拭き取り部747は、インク導入針730の下部に接触して、インク導入針730の下部に付着するインクを拭う。拭き取り部747は、インク導入針730のインク導入口731に接触しないように、インク導入口731よりも、−Y軸方向側に配置されている。インク吸収材745の下部は、受け皿742の基端(−Y軸方向の端部)の内壁に接している。拭き取り部747によって拭き取られたインクは、樋部材743を伝って、インク導入機構70の下部に配置されたインク吸収材69によって吸収される。
受け皿742は、図8(E)に示されているように、上面(+Z軸方向)側から見ると、+Y軸方向側から−Y軸方向側に向かうに連れ、X軸方向の幅が漸増している。また、図8(C)(D)に示されているように、受け皿742の底部の内壁は、+Y軸方向から−Y軸方向に向かうに連れ、鉛直下方(−Z軸方向)に向けて下るように構成されている。受け皿742は、カートリッジホルダー60にカートリッジ40が装着される際に、カートリッジ40の蓋部材42に設けられた供給管用孔421に差し入れられる(図11)。そのため、供給管用孔421の下部の傾斜と受け皿742の下部の傾斜とは、略相似した形状となっている。受け皿742が、供給管用孔421に挿入されると、受け皿742は、インク供給管443の−Y軸方向の端面の下方に配置される。なお、本実施形態では、受け皿742は、図8(E)に示されているように、上面(+Z軸方向)側から見ると、+Y軸方向側から−Y軸方向側に向かうに連れ、X軸方向の幅が漸増しているが、X方向の幅はY軸方向に亘って均一であってもよい。
インク受け部材740は、バネ750を挟んで、インク導入機構70に取り付けられている。バネ750は、本願の「付勢部材」に相当する。インク受け部材740は、カートリッジ40がカートリッジホルダー60に取り付けられていない状態では、バネ750によって、+Y軸方向に付勢される。カートリッジ40がカートリッジホルダー60に装着されていない状態における、インク受け部材740のY軸方向における取り付け位置は、インク受け部材740の−Y軸方向側の面に−Y軸方向に向けて設けられたアーム部748(図8)の先端のフック749が、インク導入機構70の所定の係合部に係止されることで位置決めされる。
図9は、カートリッジ40がカートリッジホルダー60に装着された際のインク導入機構70とカートリッジ40との接続部分におけるZY断面図である。また、図10は、カートリッジホルダー60からカートリッジ40が取り外される際のインク導入機構70とカートリッジ40の接続部分におけるZY断面図である。図11は、カートリッジホルダー60からカートリッジ40が取り外される際の受け皿742付近のZY断面図である。
図9に示されているように、カートリッジ40がカートリッジホルダー60に装着されている場合には、インク受け部材740の当接部741は、カートリッジ40の蓋部材42の当接面425に当接し、インク受け部材740全体が、カートリッジ40によって、−Y軸方向側(インク導入機構70側)に付勢されている。この状態では、インク導入針730は、当接部741から相対的に+Y軸方向に突出しており、カートリッジ40のインク供給管443内に深く挿入されている。
図10に示されているように、カートリッジ40がカートリッジホルダー60から取り外されると、インク導入針730がインク供給管443から引き抜かれるのと同時に、インク受け部材740の当接部741がバネ750によって+Y軸方向に付勢される。そのため、受け皿742は、カートリッジ40の移動に追従するように+Y軸方向に移動する。インク導入針730の位置はインク導入機構70に固定されているため、受け皿742の先端(+Y軸方向の端部)は、インク導入口731から+Y軸方向側に遠ざかるように移動することになる。
図11に示されているように、受け皿742の先端が、インク導入口731よりも+Y軸方向側に遠ざかるように移動すると、インク導入口731から鉛直下方に垂れるインクや、インク導入針730内の残圧によって鉛直下方に噴射されるインクを、受け皿742によって容易に捕らえることが可能になる。受け皿742によってインクが捕らえられると、そのインクは、インク受け部材740の開口744(図8)およびインク吸収材745内を通って当接部741の裏面(−Y軸方向側の面)に移動し、樋部材743を伝って下方(−Z軸方向)に流れる。樋部材743を流れたインクは、樋部材743の下方(−Z軸方向)の端部から、カートリッジホルダー60の底板67内に配置されたインク吸収材69(図5)に垂れ、インク吸収材69によって吸収される。
このように、本実施形態では、カートリッジ40をカートリッジホルダー60に装着した際に、カートリッジ40のインク供給管443の鉛直下方にインク受け部材740の受け皿742が配置されるため、カートリッジ40の取り外し時にインク垂れが生じた場合でも、垂れたインクを良好に捕らえて処理することが可能になる。また、インク受け部材740には、樋部材743が形成されているため、受け皿742によって捕らえたインクを確実にインク吸収材69に吸収させることができる。これらの結果、インク導入針730とインク供給管443との接続部周辺における汚れを抑制することができる。
また、本実施形態では、受け皿742は、カートリッジ40が印刷装置10に装着される装着方向(−Y軸方向)に対して、底部の内壁が鉛直下方に下るように構成されている。そのため、受け皿742によって捕らえたインクを、印刷装置10側、すなわち、受け皿742の基端側に向けて流すことができるので、受け皿742の先端からインクが漏れることを抑制することができる。また、受け皿742は、−Y軸方向に向かうに連れ、X軸方向における幅が広くなるように構成されているので、カートリッジ40の当接面425に設けられた供給管用孔421に容易に差し入れることができる。
また、本実施形態では、カートリッジ40の取り外し時に、バネ750の付勢力により、インク受け部材740が+Y軸方向に向けて移動する。そのため、その移動に伴って、インク受け部材740に取り付けられたインク吸収材745の拭き取り部747が、インク導入針730の下部を摺動し、インク導入針730の下部に付着したインクを拭う。よって、インク導入針730の周辺がインクによって汚れてしまうことを抑制することができる。
また、本実施形態では、棒部材720よりも鉛直上方に受け皿742を配置したため、Y軸方向に沿って移動する棒部材720にインクが付着することを抑制することができる。よって、棒部材720が、インクの付着により固着してしまうことを抑制することができる。
また、本実施形態では、インク導入針730を拭うための拭き取り部747を、当接部741が最も+Y軸方向に移動した場合であっても、インク導入針730の下部に設けられたインク導入口731よりも−Y軸方向側に位置するように配置している。そのため、拭き取り部747から屑が発生したとしても、その屑によって、インク導入口731が塞がれることが抑制される。よって、カートリッジ40からのインクの吸引時に不純物が印刷装置10内に流入してしまうことを抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
・変形例1:
図12は、カートリッジ40の変形例としてのインク供給システム400の分解斜視図である。上述した実施形態では、カートリッジ40を用いて印刷装置10にインクを供給している。これに対して、本変形例では、大容量のインクタンク410から印刷装置10にインクの供給を行う。インク供給システム400は、蓋部材42と、液体流路部材44と、液体貯留部としてのインクタンク410とを備えている。蓋部材42と液体流路部材44とは、上述した実施形態と同じものである。インクタンク410と液体流路部材44とは、チューブ430を介して接続されている。インクタンク410には、インクが充填されており、このインクは、チューブ430を通じて、液体流路部材44のインク検出室442に流入する。なお、本変形例において、インク検出室442は必須のものではなく、チューブ430は、インク供給管443に直接的に接続されていてもよい。
本変形例では、蓋部材42と液体流路部材44とは、インクタンク410から印刷装置10にインクを供給するためのアダプター420として機能する。そのため、アダプター420を、印刷装置10のカートリッジホルダー60に装着すれば、大容量のインクタンク410から印刷装置10に多量のインクを供給することが可能になる。また、本変形例では、液体流路部材44とインクタンク410とをチューブ430によって接続しているため、印刷装置10とインクタンク410とを離れた場所に配置することができる。
なお、本変形例では、蓋部材42は、上記実施形態と同じものであることとしたが、スロット61への装着を容易にするため、蓋部材42の+Y軸方向の端部に箱状の部材を接続してもよい。また、蓋部材42自体を+Y軸方向に延伸させてもよい。
・変形例2:
上記実施形態では、カートリッジ40の取り外し時に、バネ750の付勢力により、インク受け部材740が+Y軸方向に向けて移動することとした。これに対して、バネ750を省略し、インク受け部材740は、インク導入機構70に固定されて、移動しないこととしてもよい。また、棒部材720やインク検出室442は省略してもよい。その他、樋部材743は、例えば、チューブによって形成されていてもよい。
・変形例3:
本発明は、印刷装置やそのカートリッジに限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の液体噴射装置及びその液体収容容器にも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体噴射装置及びその液体収容容器に適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置
(2)液晶ディスプレー等の画像表示装置用のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射装置
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレーや、面発光ディスプレー (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体噴射装置
(5)精密ピペットとしての試料噴射装置
(6)潤滑油の噴射装置
(7)樹脂液の噴射装置
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体噴射装置
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置
なお、「液滴」とは、液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
7…ポンプユニット
8…ポンプ駆動モーター
10…印刷装置
11…前面カバー
12…排紙口
13…カートリッジ交換用カバー
14…上面カバー
15…操作ボタン
16…制御部
20…噴射ヘッド
24…インクチューブ
30…駆動機構
32…タイミングベルト
34…駆動モーター
40…カートリッジ
41…ケース部材
42…蓋部材
43…インクパック
44…液体流路部材
47…取っ手
50…基板
51…端子
60…カートリッジホルダー
61…スロット
62…ガイド溝
63…固定レバー
64…上蓋
65,66…側板
67…底板
69…インク吸収材
70…インク導入機構
80…キャップ
400…インク供給システム
410…インクタンク
411…右ケース
412…左ケース
413…レール部
415…取っ手
420…アダプター
421…供給管用孔
423…センサー用孔
424…凹部
425…当接面
430…チューブ
441…インク充填口
442…インク検出室
443…インク供給管
480…インク供給部材
491…フィルム部材
492…逆止弁
493…バネ
494…受圧部材
495…センサーレバー
496…接点部
710…基板接触部
712…端子
714…コネクタ
720…棒部材
730…インク導入針
731…インク導入口
740…インク受け部材
741…当接部
742…受け皿
743…樋部材
744…開口
745…インク吸収材
746…開口
747…拭き取り部
748…アーム部
749…フック
750…バネ
760…フォトセンサー
LB…ラベル

Claims (12)

  1. 液体消費装置であって、
    前記液体消費装置に装着される液体供給部材に接続され、該液体供給部材から液体を導入する導入口を備える液体導入部と、
    前記液体導入部の鉛直下方に設けられ、第1の吸収材へ液体を導く液体受け部と、
    前記液体受け部が設けられ、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、前記液体供給部材と当接する当接部と、を備え、
    前記液体受け部は、前記当接部と前記液体供給部材とが当接した際に、前記液体供給部材と前記当接部とが当接する面よりも、前記液体供給部材側に突出する、
    液体消費装置。
  2. 請求項1に記載の液体消費装置であって、
    更に、前記液体受け部から前記第1の吸収材に向かって液体を導く樋部材を備える、液体消費装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液体消費装置であって、
    前記液体受け部は、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着される装着方向に対して、底部の内壁が鉛直下方に下るように構成されている、液体消費装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
    前記液体受け部は、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着される装着方向に向かうに連れ、幅が広くなるように構成されている、液体消費装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
    更に、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、一端が前記液体供給部材に設けられた所定の接点と当接し、他端の位置が前記液体消費装置の内部で検出される棒部材を備え、
    前記液体受け部は、前記棒部材よりも鉛直上方に設けられている、液体消費装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
    更に、前記液体導入部から前記液体供給部材が取り外される際に、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着される装着方向と反対の方向に、前記液体受け部を付勢する付勢部材を備える、液体消費装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の液体消費装置であって、
    前記導入口よりも、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着される装着方向側に、液体を吸収する第2の吸収材が前記液体導入部に接触して設けられている、液体消費装置。
  8. 請求項7に記載の液体消費装置であって、
    前記第2の吸収材は、前記液体受け部の内壁に接している、液体消費装置。
  9. 液体消費装置に装着される液体供給部材であって、
    前記液体消費装置に備えられた液体導入部に接続されて、該液体導入部に液体を供給する液体供給部と、
    前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、前記液体導入部の鉛直下方に設けられた液体受け部の少なくとも一部が収容される窪みが形成された面と、
    を備える液体供給部材。
  10. 請求項9に記載の液体供給部材であって、
    更に、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、前記液体消費装置に設けられ一端の位置が前記液体消費装置の内部で検出される棒部材、の他端、が当接する接点部を備え、
    前記窪みは、前記液体供給部材が前記液体消費装置に装着されたときに、前記接点部の鉛直上方に位置するように設けられている、液体供給部材。
  11. 請求項9または請求項10に記載の液体供給部材と、
    前記液体供給部材に供給する液体を貯留する液体貯留部と、
    を備える液体供給システム。
  12. 請求項11に記載の液体供給システムであって、
    更に、前記液体貯留部から前記液体供給部材に液体を供給するためのチューブを備える液体供給システム。
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