JP2013158671A - 放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システムおよび処理方法 - Google Patents

放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システムおよび処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放射性物質を効率的かつ安全に除去することができる処理システムおよび処理方法を提供する。
【解決手段】反応槽3において、放射性物質含有水と磁性化吸着材とを混合し、磁性化吸着材に放射性物質を吸着させ、磁気分離装置4によって、放射性物質含有水から磁性化吸着材を分離する。搬送ラインL6,L6aを通じて分離した磁性化吸着材を反応槽3に返送することで、繰り返し吸着材を使用し、放射性物質を効率的に除去する。さらには、制御装置17によって、磁性化吸着材を反応槽3に返送するか否かを判定する。これにより、磁性化吸着材の処理能力を超えた状態で運転することや、磁性化吸着材の吸着量が所定の吸着量を超過することを防止でき、磁性化吸着材の交換時期を適切に判断できる。その結果として、システムの安全性を高め、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから放射性物質を効率的かつ安全に除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射性物質を含有する放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システムおよび処理方法に関する。
従来、下記特許文献1に記載されるように、重金属を含有する汚染土壌に水を混合してスラリーを生成し、反応槽においてスラリーに鉄粉を混合し、この鉄粉に重金属を付着させることによって重金属を除去する重金属汚染土壌の処理システムが知られている。このシステムでは、重金属が付着した鉄粉を磁気分離装置により回収することで、重金属を土壌から分離すると共に、回収した鉄粉を反応槽に返送し、浄化材として再利用している。
特開2011−56482号公報
ところで近年、原子力発電所から放射性物質が拡散し、周辺環境の土壌などが放射性物質により汚染されるという事態が生じている。こうした土壌などは放射能汚染廃棄物(もしくは放射性物質汚染廃棄物)として適切に処分することが必要であるが、放射能汚染廃棄物の量が膨大な場合には、その放射性物質をそのまま処分することは困難である。そこで、放射能汚染廃棄物の減容化が求められている。
本発明者らは、放射能汚染廃棄物を減容化できると共に、放射能汚染廃棄物から放射性物質を効率的かつ安全に除去できる処理システムを検討した。たとえば、放射能汚染廃棄物が放射性物質で汚染された土壌であれば、その土壌を水と混合して放射性物質を水中に溶出させ、放射性物質含有水として処理することが考えられる。放射能汚染廃棄物が放射性物質で汚染された水であれば、その水を放射性物質含有水として処理することが考えられる。また、放射能汚染廃棄物が、放射性物質で汚染された落ち葉などの焼却により発生する灰(焼却灰や飛灰など)であれば、その灰を水と混合してスラリー化し、放射性物質含有スラリーとして処理することが考えられる。
本発明者らは、放射性物質含有水や放射性物質含有スラリーを処理するため、上記特許文献1に記載されたシステムの適用を試みた。しかしながら、上記システムは放射性物質を対象とするものではないため、放射性物質含有水や放射性物質含有スラリーからの放射性物質の除去に適用することは容易ではない。たとえば、重金属浄化用の鉄粉を用いても放射性物質を除去することはできない。さらには、放射性物質を対象とする場合、重金属を対象とする場合に比してシステムの安全性を確立することが一層重要になる。このように、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから放射性物質を効率的かつ安全に除去することができる処理システムおよび処理方法の実現が課題となっている。
本発明は、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから放射性物質を効率的かつ安全に除去することができる処理システムおよび処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決した放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システムは、放射性物質を含有する放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システムであって、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーと磁性化吸着材とを収容してこれらを混合する反応槽と、放射性物質を吸着した磁性化吸着材を放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから磁気により分離する磁気分離装置と、磁気分離装置により分離された磁性化吸着材を反応槽に返送するための返送ラインと、返送ラインを通じて磁性化吸着材を反応槽に返送するか否かを判定する判定装置と、を備えることを特徴とする。
この処理システムによれば、反応槽において、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーと磁性化吸着材とが混合され、磁性化吸着材に放射性物質が吸着される。そして、磁気分離装置によって、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから磁性化吸着材が磁気により分離される。返送ラインを通じて分離した磁性化吸着材を反応槽に返送することで、繰り返し吸着材を使用することができ、放射性物質を効率的に除去することができる。さらには、判定装置によって、磁性化吸着材を反応槽に返送するか否かが判定される。放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理では、繰り返し磁性化吸着材を使用する過程において、たとえば磁性化吸着材の吸着能力が低下したり吸着量が多くなったりした場合には磁性化吸着材を交換する必要がある。判定装置を備える上記の処理システムによれば、磁性化吸着材の処理能力を超えた状態で運転することや、磁性化吸着材の吸着量が所定の吸着量を超過することを防止でき、磁性化吸着材の交換時期を適切に判断できる。その結果として、システムの安全性が高められる。したがって、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから放射性物質を効率的かつ安全に除去することができる。
また、上記処理システムにおいて、磁性化吸着材は、天然ゼオライト、人工ゼオライト、合成ゼオライト、およびフェロシアン化鉄のうち少なくとも1つを含む。この場合、放射性物質の吸着能力に優れた吸着材を用いることにより、放射性物質を確実に除去することができる。さらには、少ない吸着材量で処理することができ、その結果として、廃棄物量を低減することができる。
また、上記処理システムにおいて、判定装置は、磁気分離装置によって分離された分離水の放射線量、または、磁気分離装置によって分離された分離スラリーの固液分離により得られる分離液の放射線量を測定する第1の測定部を有する。この場合、第1の測定部によって分離水や分離液の放射線量を測定することにより、その時点での放射性物質の除去率を推定することができると共に、磁性化吸着材の吸着能力や吸着量を推定することができる。よって、処理状況を確認することができ、さらには判定装置における高精度な判定が可能となる。
また、上記処理システムにおいて、判定装置は、磁気分離装置によって分離された磁性化吸着材の放射線量を測定する第2の測定部を有する。この場合、第2の測定部によって磁性化吸着材の放射線量を測定することにより、その時点での磁性化吸着材の吸着能力や吸着量を推定することができる。よって、判定装置における高精度な判定が可能となる。
また、上記処理システムにおいて、反応槽は、反応槽内の液面が磁気分離装置よりも高くなるように設置されており、反応槽には、反応槽内の水またはスラリーと磁性化吸着材とを重力によって磁気分離装置に搬送する搬送ラインが接続されている。放射性物質の吸着能力を有する磁性化吸着材は、比較的粒径が大きい傾向にある。上記構成によれば、磁性化吸着材の粒径が大きくポンプによる搬送が困難な場合であっても、重力によって搬送することができるため、好適な処理が実現される。
また、上記課題を解決した放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理方法は、放射性物質を含有する放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理方法であって、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーと磁性化吸着材とを反応槽において混合する混合ステップと、放射性物質を吸着した磁性化吸着材を放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから磁気により分離する磁気分離ステップと、磁気分離ステップにおいて分離された磁性化吸着材を反応槽に返送するか否かを判定する判定ステップと、を含むことを特徴とする。
この処理方法によれば、混合ステップにおいて、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーと磁性化吸着材とが混合され、磁性化吸着材に放射性物質が吸着される。そして、磁気分離ステップにおいて、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから磁性化吸着材が磁気により分離される。こうして分離した磁性化吸着材を反応槽に返送することで、繰り返し吸着材を使用することができ、放射性物質を効率的に除去することができる。さらには、判定ステップにおいて、磁性化吸着材を反応槽に返送するか否かが判定される。放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理では、繰り返し磁性化吸着材を使用する過程において、たとえば磁性化吸着材の吸着能力が低下したり吸着量が多くなったりした場合には磁性化吸着材を交換する必要がある。判定ステップを含む上記の処理方法によれば、磁性化吸着材の処理能力を超えた状態で運転することや、磁性化吸着材の吸着量が所定の吸着量を超過することを防止でき、磁性化吸着材の交換時期を適切に判断できる。その結果として、安全性が高められる。したがって、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから放射性物質を効率的かつ安全に除去することができる。
本発明によれば、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから放射性物質を効率的かつ安全に除去することができる。
本発明の一実施形態に係る放射性物質含有水の処理システムの概要を示す図である。 磁気分離装置の構成を概略的に示す側面断面図である。 他の実施形態に係る放射性物質含有スラリーの処理システムの概要を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、放射性物質含有水の処理システム1は、たとえば放射性セシウム(137Cs)などの放射性物質に汚染された汚染水の浄化処理を行うシステムである。処理システム1は、原子力発電所の事故により発生した膨大な量の放射能汚染廃棄物に含まれた放射性物質を吸着・除去することにより、廃棄物量の減容化を可能とするものである。放射能汚染廃棄物としては、汚染された水域の水、剥ぎ取られた土壌、湖沼などから除去された底泥、剪定された枝葉、除草された草、落ち葉や焼却灰などが挙げられる。土壌などのように放射能汚染廃棄物が固体である場合には、処理システム1は、放射能汚染廃棄物の洗浄により生じた放射性物質含有水の浄化処理に適用することもできる。
処理システム1は、原水槽2と、反応槽3と、磁気分離装置4と、気液分離器5と、処理水槽6とを備えている。処理システム1では、反応槽3において放射性物質含有水に磁性化吸着材が混合されて、磁性化吸着材に放射性物質を吸着させる。そして、放射性物質を吸着した磁性化吸着材が磁気分離装置4により分離・回収される。磁気分離装置4において分離・回収された磁性化吸着材は、気液分離器5に搬送されて気液分離され、反応槽3に返送され、繰り返し使用される。処理システム1では、このような処理工程により放射性物質含有水から放射性物質を除去する。以下、各構成要素について説明する。
原水槽2は、放射性物質含有水を貯留する。原水槽2には原水ポンプ13が設けられている。この原水ポンプ13は、搬送ラインL1を通じて放射性物質含有水を反応槽3に汲み上げる。搬送ラインL1には、サンプリングラインL10が分岐して設けられており、サンプリングラインL10には、放射性物質含有水の放射線量を測定する放射線量測定器18が接続されている。サンプリングラインL10には、バルブV3が設けられている。
反応槽3は、原水ポンプ13によって汲み上げられた放射性物質含有水を収容すると共に、磁性化吸着材を収容してこれらを混合するための槽である。反応槽3は、放射性物質含有水と磁性化吸着材とを混合することにより、放射性物質含有水に含まれる放射性物質を磁性化吸着材に吸着させる。この反応槽3は、撹拌器14と、水中ミキサー15と、汲み上げポンプ16とを備えている。反応槽3には、原水槽2内の原水ポンプ13に接続された搬送ラインL1が延設されている。なお、反応槽3には、所定量の磁性化吸着材を槽内に投入することができる吸着材投入器を設けてもよい。
ここで、磁性化吸着材としては、天然ゼオライト、人工ゼオライト、合成ゼオライト、およびフェロシアン化鉄のいずれか1つを磁性化されたものが用いられる。なお、磁性化されたこれらの吸着材を複数組み合わせてもよい。いずれの物質を吸着材として用いるか、どのような組み合わせとするかは、放射性物質含有水の性状や除去対象の放射性物質に応じて適宜選択することができる。
撹拌器14は、反応槽3内の放射性物質含有水と磁性化吸着材とを撹拌するものである。撹拌器14は、モータ、回転軸、および回転羽などを有している。水中ミキサー15は、撹拌槽3内の放射性物質含有水を流動させるためのものである。水中ミキサー15は、反応槽3の底部に設けられており、吸入した放射性物質含有水を噴射して水圧により放射性物質含有水を流動させる。つまり、反応槽3では、撹拌器14と水中ミキサー15との協働により、放射性物質含有水と磁性化吸着材とを混合して放射性物質含有水に含まれる放射性物質を磁性化吸着材に付着させる。以下、磁性化吸着材が混合された放射性物質含有水を混合液という。
汲み上げポンプ16は、反応槽3内の混合液を汲み上げるポンプである。汲み上げポンプ16には、磁気分離装置4に磁性化吸着材を含有する混合液を搬送する搬送ラインL2が接続されている。汲み上げポンプ16は、搬送ラインL2を介して、反応槽3内から汲み上げた混合液を磁気分離装置4に送出する。
磁気分離装置4は、混合液から磁性化吸着材を回収するためのものである。磁気分離装置4には、上述の搬送ラインL2上に設けられたバルブV1が調整されることによって、所定流量の混合液が反応槽3から搬送される。磁気分離装置4では、混合液に含まれる磁性化吸着材を99%以上回収する。
磁気分離装置4について、図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、磁気分離装置4の構成を概略的に示す側面断面図である。同図に示すように、磁気分離装置4は、磁界発生部20と、本体部21とを備えている。
磁界発生部20は、磁界(磁場)を発生させる部分である。磁界発生部20は、本体部21に当接して配置されており、超伝導電磁石を有して構成されている。磁界発生部20から発生される磁界は、本体部21の下側では強く、上側になるにつれて弱くなるように設定されている。磁界の強さは、制御装置17(図1参照)によって適宜変更可能となっている。
本体部21は、筺体23と、モータ24とから構成されている。筺体23は、流入口25と、流出口26と、排出口27と、ベルト28と、ウォータージェット29a、29bと、吸着材回収口30とを備えている。
流入口25は、混合液の流入方向が斜め下方となるように、水平方向に対して傾斜して筺体23に設けられている。流入口25は、搬送ラインL2に接続され、混合液を筺体23内に流入させる。
流出口26は、流入口25の反対側に設けられており、分離水等を排出する。流出口26は、流入口25よりも上方に設けられている。これにより、筺体23内部では、流出口26よりも上側には水が浸水しないようになっている。この流出口26には、分離水等を処理水槽6に搬送する搬送ラインL3(図1参照)が接続されている。
排出口27は、ベルト28よりも下方(筺体23の底部)に設けられており、混合液に含まれている土粒子等を筺体23内に堆積させないように排出する。この排出口27は、搬送ラインL4を介して貯留槽31(図1参照)に接続されており、この搬送ラインL4には、バルブV2(図1参照)が設けられている。これにより、排出口27からの排出量がそのバルブV2によって調整可能となっている。貯留槽31は、土粒子等と共に排出される分離水を一時的に貯留する部分であり、ラインL5を通じて、ポンプ32によって処理水槽6に分離水を搬送する。なお、排出口27からの排出量の割合は約8割であり、流出口26からの排出量の割合は約2割である。
ベルト28は、筺体23の上部に設けられたローラー状の駆動回転体33と、筺体23の下部に設けられたローラー状の従動回転体34とに掛け渡されている。駆動回転体33と従動回転体34とは、鉛直方向に沿った同一直線状に水平方向に延在して配置固定されている。駆動回転体33は、モータ24に連結され、モータ24の回転に応じて回転する。回転方向は、図2において時計回りである。従動回転体34は、回動自在に設けられている。ベルト28は、駆動回転体33の回転に伴って回転する。
また、ベルト28は、駆動回転体33と従動回転体34との間の略中央部分、且つ流入口25に対向する面F側に配置固定されたローラー状の回転体35に接触している。回転体35は、駆動回転体33及び従動回転体34よりも流入口25側に設けられている。これにより、ベルト28は、流入口25に対向する面Fが、従動回転体34から回転体35までの部分において、鉛直方向に対して流入口25から遠ざかる方向に例えば15°程度傾斜している。また、回転体35から駆動回転体33までの部分において、鉛直方向に対して流入口25に近づく方向に例えば20°程度傾斜している。したがって、ベルト28は、回転体35を略中心として流入口25側の面F、GがV字状となっている。なお、ベルト28の上記配置により、ベルト28の流入口25に対向する面Fは、流入口25から流入される混合液の流入方向と略直交する角度となっている。
ウォータージェット29a,29bは、ベルト28に対して水(流体)を噴射する。ウォータージェット29a,29bには、ポンプ(図示しない)から水が供給されており、ウォータージェット29a,29bから噴射される水の圧力は、0.3MPa程度である。ウォータージェット29a,29bは、ベルト28の流出口26の配置位置の直上部分において、流入口25に対向する面Gと、その面Gの裏面とに水が噴射されるように、ベルト28を挟むように配置されている。ウォータージェット29a,29bは、水平方向に沿って一定の間隔で配置された複数のノズルN1,N2を有しており、そのノズルN1,N2からベルト28の噴射位置Pに向けて水を噴射する。なお、ウォータージェット29a,29bは、ウォータージェット29aが噴射位置P、ウォータージェット29bが噴射位置Pよりも上方に噴射するといったように、噴射位置を違えて水を噴射してもよい。
吸着材回収口30は、ベルト28から磁性化吸着材を吸引することにより回収する。吸着材回収口30には、吸引口の上側部分に沿ってベルト28に接触する接触片30aが設けられている。吸着材回収口30は、気液分離器5に搬送ラインL6を介して接続されており、ブロア5aの吸引により磁性化吸着材を接触片30aによってベルト28から剥離しながら吸引して回収する。超伝導電磁石を備える磁気分離装置4においては、前述したように本体部21の上側ほど(磁気発生部20から離れるほど)磁界が弱くなるので、吸着材回収口30における磁性化吸着材の回収が容易になっている。なお、吸着材回収口30における吸引力は、20kPa程度である。
図1に戻って、気液分離器5は、磁気分離装置4によって分離された磁性化吸着材と共に吸引される空気を分離し、磁性化吸着材を回収する装置である。気液分離器5には、ブロア5aが接続されており、搬送ラインL6を通じて磁性化吸着材が搬送される。気液分離器5によって回収された磁性化吸着材は、搬送ラインL6aを通じて反応槽3に返送され、浄化材として再度使用される。搬送ラインL6,L6aは、磁性化吸着材を反応槽3に返送するための返送ラインを構成する。
処理水槽6は、磁気分離装置4によって磁性化吸着材が回収された後の分離水を処理水として貯留する部分である。処理水槽6には、磁気分離装置4から送出された分離水及び貯留槽31から送出された分離水が、それぞれ搬送ラインL3、L5を通じて搬送される。この処理水槽6に貯留される処理水は、放射性物質が所定濃度以下になっている。そして、処理水槽6には、ポンプ36が設けてあり、ポンプ36により汲み上げられた処理水は、搬送ラインL7および放流ラインL8を通じて放流される。
処理システム1では、上記の構成により放射性物質含有水を連続処理可能になっている。これにより、バッチ式の処理システムよりも処理水量が大きくなっている。言い換えれば、同じ処理水量で比較した場合には、処理システム1は、バッチ式の処理システムよりもコンパクト化が図られる。さらには、処理システム1は、カラム式の処理システムに比して放射性物質含有水と磁性化吸着材との接触効率がよい。処理システム1においては、濁水すなわちSS分を有する放射性物質含有水であっても支障なく処理が可能である。カラム式の処理システムのように濁水によって閉塞するようなことがない。また、磁気分離装置4によって、磁性化吸着材を超強力磁石で分離・回収するので、磁性化吸着材の分離・回収が容易かつ確実であり、混合液から磁性化吸着材が流出するおそれはほとんどない。
ここで、本実施形態の処理システム1にあっては、搬送ラインL6,L6aを通じて磁性化吸着材を反応槽3に返送するか否かを判定する判定装置40を備えている。この判定装置40は、磁性化吸着材の吸着能力や吸着量を推定することにより、磁性化吸着材の交換時期を適切に判定するものである。放射性物質を処理対象とする処理システム1においては、確実かつ安全な処理を実現するため、この判定装置40が設けられる。
判定装置40は、処理水の放射線量を測定する放射線量測定器(第1の測定部)38と、磁気分離装置4によって分離された磁性化吸着材の放射線量を測定する放射線量測定器(第2の測定部)37と、放射線量測定器38,37により測定された放射線量に基づいて磁性化吸着材を反応槽3に返送するか否かを判定する制御装置17とを有している。以下、各構成要素について説明する。
ポンプ36に接続された搬送ラインL7は、処理水を放流するための放流ラインL8と、反応槽3に接続されて処理水を反応槽3に返送するための返送ラインL9とに分岐している。処理水槽6には、処理水中の放射線量を測定する放射線量測定器38が設けられている。放射線量測定器38は、処理水の放射線量を測定し、測定結果を示す信号を制御装置17に出力する。放射線量測定器38としては、たとえば水用のNaIシンチレーション検出器を用いることができる。この放射線量測定器38は、水モニターとして機能する。放流ラインL8にはバルブV5が設けられており、返送ラインL9にはバルブV6が設けられている。これらのバルブV5,V6は、制御装置17からの信号を受けて自動で開閉する自動弁とすることができる。
磁性化吸着材を反応槽3に返送するための搬送ラインL6aには、サンプリングラインL11が分岐して設けられている。このサンプリングラインL11は、放射線量測定器37に接続される。サンプリングラインL11には、バルブV4が設けられている。放射線量測定器37は、磁性化吸着材の放射線量を測定し、測定結果を示す信号を制御装置17に出力する。この放射線量測定器37としては、たとえば吸着材用のCdZnTe半導体検出器を用いることができる。なお、搬送ラインL6aには、サンプリングラインL11の分岐部よりも下流側の位置においてバルブV4aが設けられている。
制御装置17は、放射線量測定器38および放射線量測定器37から出力された信号を入力し、入力した信号に基づいて、磁性化吸着材を反応槽3に返送するか否か、すなわち、反応槽3を引き続き使用するか交換するかを判定する。制御装置17は、処理水の放射線量に関し、所定の処理水閾値を記憶している。この処理水閾値は、処理システム1において処理基準として定められた水質値に基づいて予め設定される。また制御装置17は、磁性化吸着材の放射線量に関し、所定の吸着材管理閾値を記憶している。この吸着材管理閾値は、廃棄物として扱い得る安全な放射線量に基づいて予め設定される。なお、磁性化吸着材の吸着能力や放射性物質含有水の汚染レベルなどに基づいて吸着材管理閾値を設定することもできる。
放射線量測定器38および放射線量測定器37から出力される信号に示される放射線量の測定値がシーベルト(Sv)/時である場合には、制御装置17は、その測定値をベクレル(Bq)/kgに換算するための換算式を記憶している。
制御装置17は、放射線量測定器38および放射線量測定器37から出力された信号を入力すると、その信号に示される測定値と処理水閾値および吸着材管理閾値を比較することにより、磁性化吸着材を反応槽3に返送するか否かを判定し、判定結果を表示する。制御装置17は、交換時期が近づいたことを示す警告を出力することもできる。制御装置17は、磁性化吸着材の交換時期を表示したり、たとえば中央制御室などに出力したりすることもできる。また、制御装置17は、放射線量測定器38から出力された処理水の放射線量の測定値に基づいて、バルブV5,V6を開閉制御することもできる。
これらの制御装置17、放射線量測定器38、放射線量測定器37、サンプリングラインL11によって、処理システム1における判定装置40が構成されている。
処理システム1では、反応槽3において放射性物質含有水に磁性化吸着材を混合し、磁性化吸着材に放射性物質を吸着させる(混合ステップ)。そして、放射性物質を吸着した磁性化吸着材を磁気分離装置4により分離・回収する(磁気分離ステップ)。そして、制御装置17によって、磁性化吸着材を反応槽3に返送するか否かを判定する(判定ステップ)。制御装置17によって磁性化吸着材を反応槽3に返送すると判定された場合には、磁気分離装置4において分離・回収した磁性化吸着材を、気液分離器5に搬送して気液分離し、反応槽3に返送し、繰り返し使用する。制御装置17によって磁性化吸着材を反応槽3に返送しないと判定された場合には、磁性化吸着材を返送することなく処理システム1から取り出し、新しい磁性化吸着材を反応槽3に投入する。すなわち、磁性化吸着材を交換する。この場合、サンプリングラインL11を通じて磁性化吸着材を回収することができる。
以上説明した放射性物質含有水の処理システム1および処理方法によれば、反応槽3において、放射性物質含有水と磁性化吸着材とが混合され、磁性化吸着材に放射性物質が吸着される。そして、磁気分離装置4によって、放射性物質含有水から磁性化吸着材が磁気により分離される。搬送ラインL6,L6aを通じて分離した磁性化吸着材を反応槽3に返送することで、繰り返し吸着材を使用することができ、放射性物質を効率的に除去することができる。さらには、制御装置17によって、磁性化吸着材を反応槽3に返送するか否かが判定される。放射性物質含有水の処理では、繰り返し磁性化吸着材を使用する過程において、たとえば磁性化吸着材の吸着能力が低下したり吸着量が多くなったりした場合には磁性化吸着材を交換する必要がある。制御装置17を備える上記の処理システム1によれば、磁性化吸着材の処理能力を超えた状態で運転することや、磁性化吸着材の吸着量が所定の吸着量を超過することを防止でき、磁性化吸着材の交換時期を適切に判断できる。その結果として、システムの安全性が高められる。したがって、放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーから放射性物質を効率的かつ安全に除去することができる。
また、磁性化吸着材は、天然ゼオライト、人工ゼオライト、合成ゼオライト、およびフェロシアン化鉄のうち少なくとも1つを含んでおり、放射性物質の吸着能力に優れた吸着材を用いることにより、放射性物質を確実に除去することができる。さらには、少ない吸着材量で処理することができ、その結果として、廃棄物量を低減することができる。
また、放射線量測定器38によって分離水の放射線量を測定することにより、その時点での放射性物質の除去率を推定することができると共に、磁性化吸着材の吸着能力や吸着量を推定することができる。よって、処理状況を確認することができ、さらには制御装置17における高精度な判定が可能となる。
また、放射線量測定器37によって磁性化吸着材の放射線量を測定することにより、その時点での磁性化吸着材の吸着能力や吸着量を推定することができる。よって、制御装置17における高精度な判定が可能となる。
従来の処理システムおよび処理方法では、吸着性能の高い吸着材を使用したとしても、吸着能力のすべてを使えない場合が多かった。また、バッチ式や磁気分離を用いない連続式では、吸着能力が残存している吸着材が流出してしまっていた。カラム式では、流入口に近い吸着材から吸着能力を使い切ってしまい、吸着材の放射線量が部分的に高くなってしまう。そのため、吸着材の吸着能力を使い切ってから吸着材をコントロールすることは難しかった。処理システム1によれば、高性能な吸着材を繰り返し使用し、しかも吸着材の性能を十分に発揮させてから次の吸着材に交換することが可能になる。また、処理水の状況を見ながら、吸着材の交換時期を決めることもできる。たとえば、吸着材の吸着能力が低下してきたところで、磁気分離装置4で回収した吸着材を交換することができる。したがって、吸着材の処理能力を超えた状態で運転することがなく、結果的に少ない吸着材で効率よく処理できるので、発生する廃棄物量(廃棄される吸着材量)も少なくできる。
また、処理対象となる放射性物質含有水の汚染レベルや吸着材の吸着能力によっては、放射性物質を多量に吸着してしまい、その結果、吸着材の放射線量が高くなって、取り出し作業をする際の安全性が確保できなくなってしまう。処理システム1のように、廃棄物として扱い得る安全な放射線量に基づいて吸着材管理閾値が設定されていれば、吸着材の残存する吸着能力に関わらず、安全な運転が可能になる。
図3は、他の実施形態に係る放射性物質含有スラリーの処理システム1Aの概要を示す図である。処理システム1Aは、たとえば放射性物質で汚染された飛灰と水とを混合することにより得られる灰スラリーを処理するためのシステムである。図3に示す処理システム1Aが図1に示した処理システム1と違う点は、反応槽3に代えて、高い位置に設置した反応槽3Aを設けた点と、気液分離器5およびブロア5aを設けずに搬送ライン(返送ライン)L6Aを反応槽3Aに接続した点と、磁気分離装置4と処理水槽6との間に凝集・沈殿槽41を設けた点と、凝集・沈殿槽41での沈殿汚泥を脱水する脱水装置42を設けた点と、貯留槽31およびポンプ32を設けずに搬送ラインL4を直接凝集・沈殿槽41に接続した点である。搬送ラインL6Aは、たとえばベルトコンベアから構成され、磁気分離装置4から反応槽3Aまで磁性化吸着材を持ち上げて搬送する。
この処理システム1Aでは、反応槽3A内の液面が磁気分離装置4よりも高くなるように、反応槽3Aが設置されている。さらに、反応槽3Aの底部に搬送ラインL2Aが接続されており、搬送ラインL2Aを通じて、反応槽3A内の水と磁性化吸着材とを重力により磁気分離装置4に搬送することができる構成になっている。脱水装置42から排出される脱水汚泥は、放射線量測定器43によって放射線量が測定された後、線量に応じた形態で廃棄される。
この処理システム1Aによれば、処理システム1と同様の作用・効果を得ることができると共に、次のような作用・効果を得ることができる。すなわち、放射性物質の吸着能力を有する磁性化吸着材は、比較的粒径が大きい傾向にある(たとえば粒径1mm)。上記構成によれば、磁性化吸着材の粒径が大きくポンプによる搬送が困難な場合であっても、重力によって搬送することができるため、好適な処理が実現される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。上記実施形態では、処理システム1において放射性物質含有水を処理し、処理システム1Aにおいて放射性物質含有スラリーを処理する場合について説明したが、処理システム1によって放射性物質含有スラリーを処理し、処理システム1Aによって懸濁性の放射性物質含有水を処理することもできる。
また、上記の処理システム1Aでは、凝集・沈殿槽41を設ける場合について説明したが、これに代えて、膜分離装置を備えた膜処理槽を設けてもよい。たとえば、焼却灰や飛灰等は膜濾過性が高いため、焼却灰や飛灰等からなる灰スラリーの固液分離には、膜処理が有効である。
1,1A…処理システム、3,3A…反応槽、4…磁気分離装置、17…制御装置(判定装置)、37,38…放射線量測定器(判定装置)、L6,L6a,L6A…搬送ライン(返送ライン)、40…判定装置、L11…サンプリングライン(判定装置)。

Claims (6)

  1. 放射性物質を含有する放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システムであって、
    前記放射性物質含有水または前記放射性物質含有スラリーと磁性化吸着材とを収容してこれらを混合する反応槽と、
    前記放射性物質を吸着した磁性化吸着材を前記放射性物質含有水または前記放射性物質含有スラリーから磁気により分離する磁気分離装置と、
    前記磁気分離装置により分離された前記磁性化吸着材を前記反応槽に返送するための返送ラインと、
    前記返送ラインを通じて前記磁性化吸着材を前記反応槽に返送するか否かを判定する判定装置と、
    を備えることを特徴とする放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システム。
  2. 前記磁性化吸着材は、天然ゼオライト、人工ゼオライト、合成ゼオライト、およびフェロシアン化鉄のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システム。
  3. 前記判定装置は、前記磁気分離装置によって分離された分離水の放射線量、または、前記磁気分離装置によって分離された分離スラリーの固液分離により得られる分離液の放射線量を測定する第1の測定部を有することを特徴とする請求項1または2記載の放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システム。
  4. 前記判定装置は、前記磁気分離装置によって分離された前記磁性化吸着材の放射線量を測定する第2の測定部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システム。
  5. 前記反応槽は、前記反応槽内の液面が前記磁気分離装置よりも高くなるように設置されており、
    前記反応槽には、前記反応槽内の水またはスラリーと前記磁性化吸着材とを重力によって前記磁気分離装置に搬送する搬送ラインが接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理システム。
  6. 放射性物質を含有する放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理方法であって、
    前記放射性物質含有水または前記放射性物質含有スラリーと磁性化吸着材とを反応槽において混合する混合ステップと、
    前記放射性物質を吸着した磁性化吸着材を前記放射性物質含有水または前記放射性物質含有スラリーから磁気により分離する磁気分離ステップと、
    前記磁気分離ステップにおいて分離された前記磁性化吸着材を前記反応槽に返送するか否かを判定する判定ステップと、
    を含むことを特徴とする放射性物質含有水または放射性物質含有スラリーの処理方法。
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