JP2013155654A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの充電量が低下している状況や、極低温下の状況等においても、内燃機関を始動できるようにする。
【解決手段】内燃機関の始動時にバッテリの電圧値が閾値を下回る場合には、バッテリ電圧が極大値をとるタイミングでインジェクタから燃料を噴射するようにする。これにより、燃料噴射の瞬間に燃料ポンプに印可されている電圧が高くなるため、インジェクタに燃料を供給する電動の燃料ポンプの吐出圧及び吐出量が確保される。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関を制御する制御装置に関する。
内燃機関の始動時には、スタータモータ(セルモータ)により機関を回転させるクランキングを行う(例えば、下記特許文献を参照)。その際、バッテリの充電量が低下していたり、極低温の環境下にあったりすると、スタータモータへの電力供給に起因してバッテリの出力電圧が大きく落ち込む。
燃料タンクに蓄えている燃料を吸い込みインジェクタに向けて圧送する燃料ポンプは電動であり、この燃料ポンプもまたバッテリから電力の供給を受けている。従って、バッテリ電圧が顕著に低下すると、燃料ポンプによる燃料吐出圧力が所要の圧力(レギュレータ圧)を下回り、インジェクタによる燃料噴射量が不足して、内燃機関が始動不良に陥るおそれがあった。
特開2011−202643号公報
本発明は、バッテリの充電量が低下している状況や、極低温下の状況等において、内燃機関を始動できるようにすることを所期の目的としている。
本発明では、始動時にクランキングを行うスタータモータ、及び燃料タンクに蓄えている燃料を吸い込んで吐出する燃料ポンプに対し、バッテリから電力を供給する態様の内燃機関を制御する制御装置において、内燃機関の始動時にバッテリの電圧値が閾値を下回る場合には、そうでない場合とは異なるタイミングで燃料を噴射させるものとし、その燃料噴射のタイミングをバッテリの電圧値が所定以上となるときに設定することとした。
本発明によれば、バッテリの充電量が低下している状況や、極低温下の状況等においても、内燃機関を始動することが可能となる。
本発明の一実施形態における内燃機関の概略構成を示す図。 同実施形態の制御装置による、バッテリ電圧が閾値を下回らない場合における燃料噴射タイミングを示すタイミング図。 同実施形態の制御装置による、バッテリ電圧が閾値を下回る場合における燃料噴射タイミングを示すタイミング図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に、本実施形態における車両用内燃機関の概要を示す。本実施形態における内燃機関は、火花点火式の4ストロークエンジンである。図示例の内燃機関は、筒内直接噴射式のもので、複数の気筒1(図1には、そのうち一つを図示している)と、各気筒1内に燃料を噴射するインジェクタ10と、各気筒1に吸気を供給するための吸気通路3と、各気筒1から排気を排出するための排気通路4と、吸気通路3を流通する吸気を過給する排気ターボ過給機5と、排気通路4から吸気通路3に向けてEGRガスを還流させる外部EGR装置2とを具備している。
気筒1の燃焼室の天井部には、点火プラグ13を取り付けてある。点火プラグ13は、点火コイルにて発生した誘導電圧の印加を受けて、中心電極と接地電極との間で火花放電を惹起するものである。点火コイルは、半導体スイッチング素子であるイグナイタとともに、コイルケースに一体的に内蔵される。
内燃機関の制御装置たるECU(Electronic Control Unit)0からの点火信号iをイグナイタが受けると、まずイグナイタが点弧して点火コイルの一次側に電流が流れ、その直後の点火タイミングでイグナイタが消弧してこの電流が遮断される。すると、自己誘導作用が起こり、一次側に高電圧が発生する。そして、一次側と二次側とは磁気回路及び磁束を共有するので、二次側にさらに高い誘導電圧が発生する。この高い誘導電圧が点火プラグ13の中心電極に印加され、中心電極と接地電極との間で火花放電する。
吸気通路3は、外部から空気を取り入れて気筒1の吸気ポートへと導く。吸気通路3上には、エアクリーナ31、過給機5のコンプレッサ51、インタクーラ32、電子スロットルバルブ33、サージタンク34、吸気マニホルド35を、上流からこの順序に配置している。
排気通路4は、気筒1内で燃料を燃焼させることで発生した排気を気筒1の排気ポートから外部へと導く。この排気通路4上には、排気マニホルド42、過給機5の駆動タービン52及び三元触媒41を配置している。加えて、タービン52を迂回する排気バイパス通路43、及びこのバイパス通路43の入口を開閉するバイパスバルブであるウェイストゲートバルブ44を設けてある。ウェイストゲートバルブ44は、アクチュエータに制御信号lを入力することで開閉操作することが可能な電動ウェイストゲートバルブであり、そのアクチュエータとしてDCサーボモータを用いている。
排気ターボ過給機5は、駆動タービン52とコンプレッサ51とを同軸で連結し連動するように構成したものである。そして、駆動タービン52を排気のエネルギを利用して回転駆動し、その回転力を以てコンプレッサ51にポンプ作用を営ませることにより、吸入空気を加圧圧縮(過給)して気筒1に送り込む。
外部EGR装置2は、いわゆる高圧ループEGRを実現するものである。外部EGR通路の入口は、排気通路4におけるタービン52の上流の所定箇所に接続している。外部EGR通路の出口は、吸気通路3におけるスロットルバルブ33の下流の所定箇所、具体的にはサージタンク34に接続している。外部EGR通路上にも、EGRクーラ21及びEGRバルブ22を設けてある。
本実施形態の内燃機関の制御装置たるECU0は、プロセッサ、メモリ、入力インタフェース、出力インタフェース等を有したマイクロコンピュータシステムである。
ECU0の入力インタフェースには、車速を検出する車速センサから出力される車速信号a、クランクシャフトの回転角及びエンジン回転数を検出するクランク角センサから出力されるクランク角信号(N信号)b、アクセルペダルの踏込量またはスロットルバルブ33の開度をアクセル開度(いわば、要求負荷)として検出するアクセル開度センサから出力されるアクセル開度信号c、吸気通路3(特に、サージタンク34)内の吸気温及び吸気圧(または、過給圧)を検出する温度・圧力センサから出力される吸気温・吸気圧信号d、車載バッテリの電圧を検出するセンサから出力されるバッテリ電圧信号e、内燃機関の冷却水温を検出する水温センサから出力される冷却水温信号f、吸気カムシャフトまたは排気カムシャフトの複数のカム角にてカム角センサから出力されるカム角信号(G信号)g、燃焼室内での混合気の燃焼に伴って生じるイオン電流を検出する回路から出力されるイオン電流信号h等が入力される。クランク角信号bは、クランクシャフトが所定角度(例えば、10°CA)回転する毎に発せられるパルスを要素とする。また、カム角信号gは、カムシャフトが一回転を気筒数で割った角度(三気筒エンジンであれば120°。クランク角度に換算すると240°CA)回転する毎に発せられるパルスを要素とする。
ECU0の出力インタフェースからは、イグナイタに対して点火信号i、スロットルバルブ33に対して開度操作信号k、ウェイストゲートバルブ44に対して開度操作信号l、EGRバルブ22に対して開度操作信号m、インジェクタ10に対して燃料噴射信号n、スタータモータに対してこれを駆動制御する制御信号o等を出力する。スタータモータは、車載バッテリから電力の供給を受けて回転する。
ECU0のプロセッサは、予めメモリに格納されているプログラムを解釈、実行し、運転パラメータを演算して内燃機関の運転を制御する。ECU0は、内燃機関の運転制御に必要な各種情報a、b、c、d、e、f、g、hを入力インタフェースを介して取得し、吸気圧及びエンジン回転数を知得するとともに、気筒1に充填される吸気量を推算し、要求される燃料噴射量、燃料噴射タイミング(一度の燃焼に対する燃料噴射の回数を含む)、燃料噴射圧、点火タイミング、EGR量(または、EGR率)及びEGRバルブ22の開度といった各種運転パラメータを決定する。ECU0は、運転パラメータに対応した各種制御信号i、k、l、m、nを出力インタフェースを介して印加する。
また、ECU0は、内燃機関の始動(冷間始動であることもあれば、アイドリングストップからの復帰であることもある)時において、スタータモータに制御信号oを入力し、スタータモータのピニオンギアをフライホイール(MT車)またはドライブプレート(AT車)外周のリングギアに噛合させて機関を回転させるクランキングを行う。クランキングは、初爆から連爆へと至り、エンジン回転数が冷却水温等に応じて定まる閾値を超えたときに(完爆したものと見なして)終了する。
図2及び図3に示しているように、スタータモータによるクランキング中、スタータモータに電力を供給するバッテリの電圧eは周期的に増減変動する。バッテリ電圧eは、何れかの気筒1が圧縮上死点近傍にある時期に最も低下する。内燃機関が三気筒エンジンであれば、ある気筒1が圧縮上死点にあるとき、他の二つの気筒1がそれぞれ吸気行程の後半、排気行程の前半にあることから、クランキング中のスタータモータに対する機械的負荷が最も大きくなり、故にバッテリ電圧eが降下して極小値をとる。
要するに、バッテリ電圧eが極小値をとるタイミングと、何れかの気筒1が圧縮上死点を迎えるタイミングとが合致している。このことは、気筒数の異なる内燃機関、例えば四気筒エンジン等においても当てはまる。
内燃機関の始動時における点火タイミングは、圧縮上死点の近傍とすることが通例である。クランク角信号b及びカム角信号gを参照すれば、各気筒1が現在どの行程にあるのかを知得でき、適正な点火タイミングを決定することができる。
また、仮に、ECU0がクランク角信号b及び/またはカム角信号gを受信できないとしても、バッテリ電圧eの推移に基づいて、点火タイミングを決定することが可能である。即ち、バッテリ電圧eが極小値となった、極小値に近い所定の値まで減少した、または極小値が訪れた後に極小値に近い所定の値まで増加したタイミングが、何れかの気筒1の圧縮上死点ないしその近傍に対応している。このことから、当該タイミングを点火タイミングとし、圧縮上死点近傍にある気筒1(または、全ての気筒1)のイグナイタに点火信号iを入力して、点火を行えばよい。
内燃機関の始動時における燃料噴射のタイミングは、平常は点火の直後に設定する。図2に示しているように、例えば、第二気筒1のインジェクタ10から燃料を噴射するタイミングは、第一気筒1における点火の直後とする。これは、点火プラグ13による点火とインジェクタ10による燃料噴射とが同時に発生しないようにし、なおかつ気筒1に充填される吸気と燃料とが十分によく混ざり合う時間を確保する意図である。第一気筒1の点火の直後に第二気筒1に燃料を噴射することで、第二気筒1における吸気行程の後半及び圧縮行程の略全般に亘って燃料の霧化または気化が促進され、吸気と燃料との混合にとって望ましい状態となる。第三気筒1の燃料噴射タイミングは第二気筒1の点火の直後とし、第一気筒1の燃料噴射タイミングは第三気筒1の点火の直後とすることは言うまでもない。
しかしながら、各気筒1のインジェクタに向けて燃料を圧送する燃料ポンプは電動であり、スタータモータと同じく、バッテリから電力供給を受けている。既に述べた通り、バッテリの出力電圧eはクランキング中に上下を繰り返し、各気筒1の点火タイミングである圧縮上死点近傍で極小となる。それ故、バッテリの蓄電量が少なくなっていたり、または極低温の環境下にあったりすると、インジェクタ10から燃料を噴射する際に燃料ポンプに印可される電圧が著しく低下してしまい、燃料ポンプが必要な圧力及び流量の燃料を吐出することができなくなる。さすれば、インジェクタ10による燃料の噴射量が不足し、気筒1において機関を始動するのに十分な燃焼を惹起できない。
そこで、本実施形態では、内燃機関の始動時にあって、平常の燃料噴射タイミングにおけるバッテリ電圧値e、換言すればバッテリ電圧eの極小値または極小に近い所定値が閾値を下回っているならば、平常とは異なるタイミングでインジェクタ10から燃料を噴射させることとし、燃料噴射量を確保して機関の始動性の良化を図っている。
図3に示すように、バッテリ電圧eの極小値が閾値を下回っている場合には、燃料噴射タイミングを、バッテリ電圧eが所定以上となるときに設定する。例えば、三気筒エンジンにおいて、バッテリ電圧eが極大値となった、極大値に近い所定の値まで増加した、または極大値が訪れた後に極大値に近い所定の値まで増加したタイミングは、ある気筒1の排気上死点ないしその近傍に対応するとともに、別の気筒1の圧縮行程の前半に対応している。第一気筒1の圧縮上死点の後にバッテリ電圧eが極大に近づいたときには、第三気筒1が排気上死点近傍にあるとともに、第二気筒1が圧縮行程の前半にある。当該タイミングを燃焼噴射タイミングとすれば、燃料噴射の瞬間に燃料ポンプに印可されている電圧が高くなるので、燃料ポンプからインジェクタ10に供給される燃料の圧力及び流量が必要十分に確保され得る。
第一気筒1の圧縮上死点の後にバッテリ電圧eが極大値となった、極大値に近い所定の値まで増加した、または極大値が訪れた後に極大値に近い所定の値まで増加したタイミングでは、排気上死点近傍にある第三気筒1に付随するインジェクタ10に燃料噴射信号nを入力するか、あるいは圧縮行程にある第二気筒1に付随するインジェクタ10に燃料噴射信号nを入力して、燃料噴射を行う。とりわけ、排気上死点近傍にある第三気筒1に燃料を噴射するようにすれば、正に吸気バルブが開弁したばかりの気筒1に燃料を噴射することとなり、燃料と吸気とを混ぜ合わせて均質化するためにより有利となる。
同様に、第二気筒1の圧縮上死点の後にバッテリ電圧eが極大値となった、極大値に近い所定の値まで増加した、または極大値が訪れた後に極大値に近い所定の値まで増加したタイミングでは、排気上死点近傍にある第一気筒1に付随するインジェクタ10に燃料噴射信号nを入力するか、圧縮行程にある第三気筒1に付随するインジェクタ10に燃料噴射信号nを入力する。
並びに、第三気筒1の圧縮上死点の後にバッテリ電圧eが極大値となった、極大値に近い所定の値まで増加した、または極大値が訪れた後に極大値に近い所定の値まで増加したタイミングでは、排気上死点近傍にある第二気筒1に付随するインジェクタ10に燃料噴射信号nを入力するか、圧縮行程にある第一気筒1に付随するインジェクタ10に燃料噴射信号nを入力する。
内燃機関が始動(完爆)した後は、通常の始動後の燃料噴射タイミングに則り、燃料を噴射すればよい。何故ならば、スタータモータによるクランキングが終了して、バッテリ電圧eが回復する(バッテリ電圧eの落ち込みが緩和ないし解消される)からである。
本実施形態では、始動時にクランキングを行うスタータモータ、及び燃料タンクに蓄えている燃料を吸い込んで吐出する燃料ポンプに対し、バッテリから電力を供給する態様の内燃機関を制御する制御装置0において、内燃機関の始動時にバッテリの電圧値eが閾値を下回る場合には、そうでない場合とは異なるタイミングで燃料を噴射させるものとし、その燃料噴射のタイミングをバッテリの電圧値eが所定以上となるときに設定することとした。
本実施形態によれば、バッテリ電圧eが高いタイミングで燃料を噴射することとなるので、必要量の燃料を気筒1に供給することができ、内燃機関を確実に始動させることが可能となる。
また、燃料ポンプの性能を過剰に高く設定せずに済むことから、コストを低減でき、燃料ポンプを小形化することにもつながる。小形の燃料ポンプを採用すれば、燃料ポンプによる消費電力が小さくなり、実効的な燃費の向上にも寄与し得る。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。内燃機関の始動時に、バッテリ電圧eの推移を参照して、バッテリ電圧eが所定以上となるタイミングで燃料噴射を行う制御は、ECU0がクランク角信号bまたはカム角信号gを受信できない場合におけるフェイルセーフとしても用いることができる。
即ち、通常はクランク角信号b及びカム角信号gを参照して燃料噴射タイミングを決定するのであるが、両信号b、gのうち少なくとも一方を受信できない場合、これら信号b、gに依拠して燃料噴射タイミングを決定することはできない。このような場合に、たとえバッテリ電圧eが閾値を下回ることがなくとも、バッテリ電圧eの極大を基準として燃料噴射タイミングを決定するようにすれば、内燃機関の始動性を担保できる。
内燃機関の気筒数は、三気筒には限定されない。
その他各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、車両等に搭載される内燃機関の始動時の制御に適用することができる。
0…制御装置(ECU)
1…気筒
13…点火プラグ
e…バッテリ電圧

Claims (1)

  1. 始動時にクランキングを行うスタータモータ、及び燃料タンクに蓄えている燃料を吸い込んで吐出する燃料ポンプに対し、バッテリから電力を供給する態様の内燃機関を制御する制御装置において、
    内燃機関の始動時にバッテリの電圧値が閾値を下回る場合には、そうでない場合とは異なるタイミングで燃料を噴射させるものとし、その燃料噴射のタイミングをバッテリの電圧値が所定以上となるときに設定する
    ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
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