JP2013155434A - ガス吹き込みノズル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】炉内の溶融金属にガスを吹き込むことが可能な状態にある複数の第1金属細管11と、第1サージタンク12と、第1耐火物13とを備えた第1ノズル部10と、耐火物中に埋設された複数の第2金属細管21と、第2サージタンク22と、第2耐火物23とを備える第2ノズル部20とを備えた構成とし、第2ノズル部の第2金属細管の炉内側先端に達するまで耐火物23の損耗が進むと、第2ノズル部20の第2金属細管21からのガスの吹き込みを開始させる一方、第1ノズル部10からのガスの吹き込みを停止させるようにしたガス吹き込みノズルにおいて、複数本の第2金属細管のうちの少なくとも一部の第2金属細管の、炉内側への延長線上に、第2耐火物とは損耗速度の異なる第3耐火物を配設する。
【選択図】図1
Description
(1)ガス導入管の外周に耐火性焼結体を配設するもの(特許文献1参照)。
(2)ガス導入管の周囲をカーボンを含まないキャスタブルとしたもの(特許文献2参照)。
(3)ガス導入管の周囲にMgO質コーティング層を設けるもの(特許文献3参照)。
(4)ガス導入管の外表面に溶射によって形成した酸化物層を設けるもの( 特許文献4参照)。
(5)ガス導入管の外表面にアルミニウムを含む合金層を設けるもの(特許文献5参照)。
上記(1)〜(5)の対策を実施することにより、ある程度の寿命の延長を図ることが可能になる。しかしながら、その効果は限定的なものであり、必ずしも十分なものではなかった。
これに対し、本発明の発明者らは、以下に説明するような、新しいタイプのガス吹き込みノズルを提案している(特願2010−153958号)。
このガス吹き込みノズルは、
(a)開口した炉内側先端が炉内に露出し、炉内の溶融金属にガスを吹き込むことが可能な状態にある複数の第1金属細管と、第1金属細管と連通する第1サージタンクとを備える第1ノズル部と、
(b)耐火物中に埋設され、炉内側先端が閉塞している複数の第2金属細管と、第2金属細管と連通する第2サージタンクとを備える第2ノズル部と
を具備するガス吹き込みノズルであり、
第1ノズル部からのガスの吹き込みが継続して行われることにより、第2金属細管の炉内側先端に達するまで第2耐火物の損耗が進むと、閉塞していた第2金属細管の炉内側先端が開口し、第2ノズル部の第2金属細管からのガスの吹き込みが開始するように構成されている。
これは、吹き込み圧力が十分に高い場合、高温での軟化変形による第2金属細管の開口部の収縮と、内圧とがバランスして、開口している状態が保たれるのに対し、内圧がある程度以上に低下すると第2金属細管の開口部の収縮力が内圧を上回ってしまい、第2金属細管の閉塞が発生するものと考えられる。
発明者等は、上述の検討を行って得た知見に基づき、さらに実験、検討を行って本発明を完成した。
ガス導入用の複数の金属細管と、吹き込み前のガスをプールするサージタンクと、前記金属細管および前記サージタンクを保護する耐火物とを備えた、炉内の溶融金属にガスを吹き込むためのガス吹き込みノズルであって、
炉内側先端が開口しているとともに、前記炉内側先端が炉内に露出し、炉内の溶融金属にガスを吹き込むことが可能な状態にある複数の第1金属細管と、前記第1金属細管と連通する第1サージタンクと、前記第1金属細管および前記第1サージタンクを保護する第1耐火物とを備える第1ノズル部と、
炉内側先端が所定の深さに位置するように耐火物中に埋設され、前記炉内側先端が閉塞した複数の第2金属細管と、前記第2金属細管と連通する第2サージタンクと、前記第2金属細管および前記第2サージタンクを保護する第2耐火物とを備える第2ノズル部とを具備し、
前記第2ノズル部にガスの圧力をかけた状態で、前記第1ノズル部からのガスの吹き込みが継続して行われ、前記第2耐火物中に埋設された前記第2金属細管の前記炉内側先端に達するまで前記第2耐火物の損耗が進むと、閉塞していた前記第2金属細管の前記炉内側先端が開口し、前記第2金属細管からのガスの吹き込みが開始するように構成されたガス吹き込みノズルにおいて、
複数本の前記金属細管のうち、少なくとも一部の第2金属細管の、前記炉内側への延長線上に、周囲の前記第2耐火物とは損耗速度の異なる第3耐火物が配設されていること
を特徴としている。
複数の前記グループのうち、所定のグループに属する前記第2金属細管の前記炉内側への延長線上に所定の損耗速度を有する前記第3耐火物を配設することにより、複数の前記第2金属細管のうちの大部分の第2金属細管において、近似したタイミングでガスの吹き込みが開始するように構成されていることが好ましい。
ただし、本発明のガス吹き込みノズルにおいては、その製造方法などにより、第3耐火物を、特に凹部を備えていない形状、構造のものとすることも可能である。
また、第1ノズル部10および第2ノズル部20は、サポート耐火物31により一体に保持されている。なお、サポート耐火物31は、例えば、第1ノズル部10および第2ノズル部20の周囲を取り囲むように、複数のサポートれんがを一つのユニットに組んだ構造体である。
まず、第2耐火物23を、その位置により損耗速度が大きい第1のグループ、損耗速度が中程度の第2のグループ、損耗速度の小さい第3のグループに分ける。
なお、第3耐火物33(33a,33b)を配設するにあたっては、第2金属細管21の延長線上で、炉内側先端121から、精錬炉1の内部(炉内)に向かう領域に、炉内側先端121の開口を封止するような態様で配設する。
さらには、通常、煉瓦に比べて耐食性が劣る不定形耐火物を使用することも可能である。
これは、第3耐火物33の厚さtが1mm未満の場合、各第2金属細管21が配設された位置における耐火物の損耗速度差を十分に解消することができなくなり、また、20mmを超えると、第2耐火物23より損耗速度の大きい第3耐火物33(33b)を使用した場合に当該部位の損耗が激しくなり、弊害が生じるおそれがあることによる。
より好ましい第3耐火物33の厚さtは2〜10mmである。
図4(a)〜(d)および図5の第3耐火物のより好ましい、全体の高さhは、5〜15mmである。この範囲は,第3耐火物の厚さtのより好ましい範囲2〜10mmに、上述の2mm以上を加えることにより求められる範囲である。
第3耐火物を備えていないことを除いて、上述の図1に示す本発明の実施例にかかるガス吹き込みノズルに準じる構造を有するガス吹き込みノズルを作製して、1チャージ当たりの溶鋼量が約160tonの電気炉の炉底に設置した。
なお、比較例1のガス吹き込みノズルにおいては、第2ノズル部20に埋設する第2金属細管21として、内径1.5mm、肉厚1mm、外径3.5mmのステンレス鋼管を用い、図2に示すような態様で、第2金属細管21どうしの距離が50mmとなるように第2金属細管21を7本配設した。なお、図1,2のガス吹き込みノズルは第3耐火物33(33a,33b)を備えているが、この比較例のガス吹き込みノズルは第3耐火物を備えていないことは上述の通りである。
そして、ガスを供給するためのガス配管(本管)5(図3A,図3B)から分岐させたガス供給ライン3a,3bをそれぞれ第1ノズル部10と第2ノズル部20に接続し、ガス配管5に窒素ガスを流量約150NL/minで吹き込んだ。
その結果、最終的なノズルの寿命は、805チャージとなった。
比較例1と同様の条件で操業を行った。488チャージに達した時点で第1ノズル部10から第2ノズル部20への切り換えを試みたところ、7本ある第2金属細管21のうち、3本のみが開口してガス吹きが可能となった。
図1に示すような構造を有するガス吹き込みノズルAを用意した。このガス吹き込みノズルAにおいては、比較例1,2の場合と同様に、第2ノズル部20の第2耐火物に埋設する第2金属細管21として、内径1.5mm、肉厚1mm、外径3.5mmのステンレス鋼管を用い、第2金属細管21どうしの距離が50mmとなるように第2金属細管21を7本配設した。
第2ノズル部20のノズルの有効長は350mmとし、第2金属細管21の炉内側先端121の位置は、第2ノズル部20の炉内側表面から145mmの位置とした。
第3耐火物33(33b)の材質は、マグネシア・カーボン煉瓦で、カーボン量を15質量%とし、かつ使用するマグネシアの純度を92質量%に下げた。
上記実施例1と全く同様の条件で、さらに2回のガスの吹き込み実験を行った。その結果、切り換えは、それぞれ、519チャージ(実施例2)、523チャージ(実施例3)であり、第2金属細管21の開口は、それぞれ、7本(実施例2)、6本(実施例3)であった。
また、最終寿命は、それぞれ、831チャージ(実施例2)、851チャージ(実施例3)であった。
この実施例2および実施例3でも、第2ノズル部20を構成する第2金属細管21の閉塞は全く起こらなかった。
この実施例4では、第3耐火物として、上記実施例1の場合とは異なる第3耐火物を用いたこと以外は、上記実施例1の場合に準じる条件のガス吹き込みノズルを用いて操業を行った。以下、説明を行う。
また、第3耐火物は、寸法が、全体の高さh20mm、外径20mmであり、下面側に内径3.6mm、深さ10mmの有底穴(凹部)133を備えている。
そして、この第3耐火物33(33b)を、第2金属細管21(21b)の炉内側先端121が凹部133に嵌り込むように被せた。
その結果、第1ノズル部10から第2ノズル部20への切り換えは、522チャージで、第2金属細管21は6本が開口し、切り換えを円滑に行うことができた。また、最終寿命は、844チャージであった。
なお、実施例1〜3の場合と同様、実施例4でも、第2ノズル部20を構成する第2金属細管21の閉塞は全く起こらなかった。
2 溶融金属
3a,3b ガス供給ライン
5 ガス配管
10 第1ノズル部
111 第1金属細管の炉内側先端
11 第1金属細管
12 第1サージタンク
13 第1耐火物
20 第2ノズル部
121 第2金属細管の炉内側先端
21 第2金属細管
21a 第1のグループとされた領域(損耗速度の大きい領域)に配設された第2金属細管
21b 第2のグループとされた領域に配設された第2金属細管
21c 第3のグループとされた領域(損耗速度の小さい領域)に配設された第2金属細管
22 第2サージタンク
23 第2耐火物
31 サポート耐火物
33 第3耐火物
33a 第2耐火物よりも損耗速度の小さい第3耐火物
33b 第2耐火物よりも損耗速度の小大きい第3耐火物
43 筒状部材
133 凹部
233 集合第3耐火物
233a 第2耐火物よりも損耗速度の小さい集合第3耐火物
233b 第2耐火物よりも損耗速度の小大きい集合委第3耐火物
A ガス吹き込みノズル
h 第3耐火物の全体の高さ
t 第3耐火物の厚さ(第2金属細管の延長線に沿う方向の寸法)
Claims (6)
- ガス導入用の複数の金属細管と、吹き込み前のガスをプールするサージタンクと、前記金属細管および前記サージタンクを保護する耐火物とを備えた、炉内の溶融金属にガスを吹き込むためのガス吹き込みノズルであって、
炉内側先端が開口しているとともに、前記炉内側先端が炉内に露出し、炉内の溶融金属にガスを吹き込むことが可能な状態にある複数の第1金属細管と、前記第1金属細管と連通する第1サージタンクと、前記第1金属細管および前記第1サージタンクを保護する第1耐火物とを備える第1ノズル部と、
炉内側先端が所定の深さに位置するように耐火物中に埋設され、前記炉内側先端が閉塞した複数の第2金属細管と、前記第2金属細管と連通する第2サージタンクと、前記第2金属細管および前記第2サージタンクを保護する第2耐火物とを備える第2ノズル部とを具備し、
前記第2ノズル部にガスの圧力をかけた状態で、前記第1ノズル部からのガスの吹き込みが継続して行われ、前記第2耐火物中に埋設された前記第2金属細管の前記炉内側先端に達するまで前記第2耐火物の損耗が進むと、閉塞していた前記第2金属細管の前記炉内側先端が開口し、前記第2金属細管からのガスの吹き込みが開始するように構成されたガス吹き込みノズルにおいて、
複数本の前記第2金属細管のうち、少なくとも一部の第2金属細管の、前記炉内側への延長線上に、周囲の前記第2耐火物とは損耗速度の異なる第3耐火物が配設されていること
を特徴とするガス吹き込みノズル。 - 前記第3耐火物が、前記炉内側先端の開口を封止するような態様で配設されていることを特徴とする請求項1記載のガス吹き込みノズル。
- 前記第3耐火物の、前記第2金属細管の前記炉内側先端から炉内に向かう方向の寸法である厚みが1〜20mmであることを特徴とする請求項1または2記載のガス吹き込みノズル。
- 前記第3耐火物は、前記第2金属細管の前記炉内側先端が入り込む凹部を備えたキャップ状の構造を有するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガス吹き込みノズル。
- 前記第3耐火物は、1つのブロックで複数の前記第2金属細管の前記炉内側先端の開口を封止するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガス吹き込みノズル。
- 複数の前記第2金属細管が、その周囲の耐火物の損耗速度の大きさにより、複数のグループに分けられているとともに、
複数の前記グループのうち、所定のグループに属する前記第2金属細管の前記炉内側への延長線上に所定の損耗速度を有する前記第3耐火物を配設することにより、複数の前記第2金属細管のうちの大部分の第2金属細管において、近似したタイミングでガスの吹き込みが開始するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のガス吹き込みノズル。
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