JP2013154980A - 高所作業車における作業台の操作部カバー構造 - Google Patents

高所作業車における作業台の操作部カバー構造 Download PDF

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Abstract

【課題】作業台の操作ボックス上面部を操作部カバーで開閉し得るようにしたものにおいて、作業を降雪中に行う場合でも、操作ボックス上面部に積雪しない状態で各種操作手段を操作し得るようにする。
【解決手段】作業台の操作ボックス3の上面部を被覆する操作部カバー4を操作ボックスの上面部にヒンジ8で枢着してカバー前辺部4bが上下に弧回動し得る状態で設置し、さらに操作部カバー4は各操作手段6の直上方を被覆する閉姿勢と各操作手段の直上方を被覆する位置で且つカバー前辺部の下方に手を差込んで各操作手段を操作し得る所定角度開放姿勢とに変位させ得るとともに、操作部カバー4を所定角度開放姿勢にした状態で操作部カバーを位置保持手段5で位置保持させ得るように構成していることにより、操作ボックス4の上面部に積雪しない状態で各種操作手段6を操作し得るようにしている。
【選択図】 図4

Description

本願発明は、高所作業車の作業台に設けた操作ボックスの上面部(各種操作手段が設けられている)を操作部カバーで開閉自在に被覆した高所作業車における作業台の操作部カバー構造に関するものである。
高所作業車は、車両上に旋回台を設け、該旋回台に起伏及び伸縮自在なブームを取付けるとともに、該ブームの先端部に作業台を取付けたものである。
高所作業車の作業台には、高所作業に関する各種操作を行う操作ボックスが設けられている。この操作ボックスの上面部には、各種操作(例えば、旋回台の旋回操作、ブームの起伏及び伸縮操作、作業台の首振り操作、ウインチ操作等)を行うための多数の操作手段が設けられている。
又、この種の高所作業車の中には、操作ボックスの上面部に、非作業時において各種操作手段を保護(ガード)したり汚れ防止のための操作部カバーを開閉自在に取付けたものがある。尚、操作ボックスの上面部に操作部カバーを取付けたものとして、例えば特開2004−224465号公報(特許文献1)や実開平5−89394号公報(特許文献2)等がある。
ところで、上記特許文献1や特許文献2に使用されている操作部カバーは、カバー形態としてそれぞれボックス型のものが採用されている。そして、これらの特許文献の操作部カバーは、カバー奥辺部を操作ボックスの上面部にヒンジ結合して、カバー前辺部を弧回動式に開閉し得るようになっており、この操作部カバーの開放状態では、操作ボックスの上面部の全面が全開放されるようになっている。
特開2004−224465号公報 実開平5−89394号公報
ところで、上記特許文献1や特許文献2に使用されている操作部カバーは、完全閉姿勢と完全開放姿勢との2位置でのみ停止できるようになっている。即ち、非作業時には操作部カバーを完全閉姿勢にする一方、作業時には操作部カバーを完全閉姿勢から奥側に大きく弧回動させることで操作ボックスの上面部を全面開放させる(各種操作手段を操作できる)。尚、これらの特許文献の操作部カバーでは、上記完全閉姿勢と完全開放姿勢との間の中間姿勢で位置保持させることはできないものである。
ところが、特に寒冷地では降雪中に高所作業を行う場合が多々あるが、高所作業時に降雪量が多いと、操作部カバーを開放させた状態では操作ボックス上にも積雪するようになる。そして、このように操作ボックス上に積雪すると、各種操作手段の表示部(銘板)が雪で隠されて見えなくなったり(誤操作の原因になる)、極低温時には積雪部分が凍結して操作手段が動きにくくなる(操作しにくくなる)という問題が発生していた。
そこで、本願発明は、操作ボックスの上面部を操作部カバーで開閉し得るようにした操作部カバー構造において、高所作業時(操作ボックスの上面部の各種操作手段を手で操作できる状態)に降雪していても、操作ボックス上面(各種操作手段部分)に積雪しないようにできるようにすることを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明は、高所作業車の作業台に設けた操作ボックスの上面部に各種の操作を行う各操作手段を設け、さらに該各操作手段の上方を開閉自在な操作部カバーで被覆した高所作業車における作業台の操作部カバー構造を対象にしている。
以下の説明では、本願の発明「高所作業車における作業台の操作部カバー構造」を単に「操作部カバー構造」ということがある。又、本願発明の説明において、カバー奥辺部とは操作部カバーにおける作業台内から見て作業台外方側の辺部のことであり、カバー前辺部とは同じく操作部カバーにおける作業台内から見て作業台内方側の辺部のことである。さらに、本願発明の説明においては、操作部カバーの奥辺部側を奥側といい、操作部カバーの前辺部側を手前側ということがある。又、本願の説明では、操作部カバーの奥辺部を単にカバー奥辺部といい、操作部カバーの前辺部を単にカバー前辺部ということがある。
本願請求項1の発明の操作部カバー構造で採用する操作部カバーは、操作ボックスの上面部の各操作手段の直上方の全面を被覆し得るものであればよい。又、この請求項1では、該操作部カバーとして一枚物の板材を使用したものであってもよいが、本願請求項2のように奥辺板と前辺板とに2分割したものでもよい。尚、操作部カバーの材質としては、透明材(例えば透明アクリル板)が好ましい。
そして、本願請求項1の発明の操作部カバー構造では、上記操作部カバーは次のように構成されている。
先ず、該操作部カバーは、操作ボックスの上面部に対してカバー奥辺部をヒンジで枢着してカバー前辺部が上下に弧回動し得る状態で設置している。
又、該操作部カバーは、各操作手段の直上方を被覆する閉姿勢と、各操作手段の直上方を被覆する位置で且つカバー前辺部の下方に手を差し込んで各操作手段を操作し得る所定角度開放姿勢とに変位させ得るようにしている。
さらに、該操作部カバーは、上記所定角度開放姿勢にした状態で操作部カバーを位置保持手段で位置保持させ得るようにしている。
操作部カバーが上記閉姿勢にあるときには、該操作部カバーが操作ボックス上面部の各操作手段にかなり近接した状態で被覆されていて、作業台内に居る作業員が操作部カバーの直下方にある各操作手段を操作できない状態となっている。
そして、該操作部カバーは、その閉姿勢からカバー前辺部を持ち上げると、カバー奥辺部のヒンジを中心にして上方に弧回動し、上記所定角度開放姿勢を経て各操作手段の上方を全面開放させる姿勢まで変化させ得るようになっている。
又、操作部カバーが上記所定角度開放姿勢にある状態では、カバー前辺部が閉位置から所定高さ(例えば50〜100mm程度の高さ)だけ上動していて、該カバー前辺部の下方に作業台内から作業員の手を差し入れ得るスペースが確保される。尚、操作部カバーを上記所定角度開放姿勢まで上方に弧回動させた状態では、操作部カバーが奥側に若干角度だけ下降傾斜するので、カバー前辺部が閉姿勢の状態より若干奥側に後退するが、その場合でも操作部カバーが操作ボックス上面部の各操作手段を全て被覆している。
又、操作部カバーが上記所定角度開放姿勢にある状態では、位置保持手段により操作部カバーを所定角度開放姿勢で位置保持させ得るようになっているが、この位置保持手段としては、例えば支持材を起伏自在に取付けたものを採用できる。そして、該支持材を倒伏姿勢にすることで操作部カバーを閉姿勢まで降下させることができる一方、該支持材を立起姿勢にすることで、操作部カバーを所定角度開放姿勢で支持できるようになっている。このように、操作部カバーを位置保持手段により所定角度開放姿勢で支持した状態では、該操作部カバーの姿勢が所定角度開放状態で安定している。
又、操作部カバーが上記所定角度開放姿勢にある状態では、作業台内に居る作業者がカバー前辺部の下方にできたスペースから手を差し入れて操作ボックス上の各操作手段を操作し得る(例えば操作レバーを手で握れる)ようになっている一方、カバー前辺部が若干奥側に後退するものの操作部カバーが各操作手段の直上方を被覆したままとなっている。
ところで、本願の上記操作部カバー構造を備えたものであっても、通常時(非降雪時)の高所作業では操作部カバーを全開放させて操作ボックス上の各操作手段の上方を全面開放させて行う方が各操作手段への操作がし易いが、降雪中での高所作業では、操作部カバーを全開放させると操作ボックス上にも積雪してしまう。すると、その積雪で各操作手段の表示部(銘板)が雪で隠されて見えなくなったり(誤操作の原因になる)、極低温時には積雪部分が凍結して操作手段が動きにくくなる(操作しにくくなる)という問題が発生する。
そこで、本願発明の操作部カバー構造を備えたものでは、降雪中に高所作業を行う場合には、カバー前辺部を持ち上げて操作部カバーを上記所定角度開放姿勢まで開放し且つその所定角度開放姿勢で該操作部カバーを位置保持手段で支持させておく。この状態では、所定角度開放姿勢にある操作部カバーの前辺部の下方に、作業台内に居る作業員が手を差し入れることができる程度の高さのスペースが確保されており、該操作部カバーを所定角度開放姿勢に維持したままでも各種操作手段を操作できるようになっている。
他方、操作部カバーが所定角度開放姿勢にあるときには、操作部カバーが若干傾斜することによりカバー前辺部が閉姿勢のときより若干奥側に変位するものの、操作部カバーは各操作手段の直上方を被覆し得る位置にあるので、降雪時であっても操作ボックス上面部の各操作手段部分に積雪することはない。
[本願請求項2の発明]
本願請求項2の発明は、上記請求項1の操作部カバー構造において、操作部カバーとして奥辺板と前辺板とに2分割したものを使用しているとともに、該奥辺板と前辺板をヒンジで枢着して前辺板を奥辺板に対して折畳み可能としていることを特徴としている。
奥辺板と前辺板の各奥行幅の割合は適宜に設定できるが、後述する実施例では、特に限定するものではないが奥辺板41が約30〜35%程度で前辺板42が70〜65%程度に設定している。
この請求項2の操作部カバー構造では、操作部カバーを上記所定角度開放姿勢にするときには、その奥辺板を手前側に所定角度(例えば角度30°程度)上り傾斜させる一方、前辺板を略水平姿勢にした状態で位置保持手段で支持できる。又、操作部カバーを各操作手段の直上方から奥側に完全開放させるときには、奥辺板を奥側に最大弧回動させた状態で前辺板を略水平姿勢にすることで、該奥辺板と前辺板とを上下重合状態に折畳むことができる。
[本願請求項3の発明]
本願請求項3の発明は、上記請求項2の操作部カバー構造において、位置保持手段として、操作部カバーを閉姿勢にし得る倒伏姿勢と該操作部カバーを所定角度開放姿勢で支持できる立起姿勢との間で変位可能な支持材を用いている。尚、この支持材は、比較的短小長さで直方体形状のものを採用でき、該支持材の長さ方向の適所を支軸で枢支することで上記倒伏姿勢(操作部カバーを閉姿勢にできる)と立起姿勢(操作部カバーを所定角度開放姿勢に支持できる)とに揺動させ得るものが採用できる。
又、この支持材は、立起姿勢において姿勢維持材(例えば衝合ピン)に衝合して姿勢保持されるようになっている。そして、この支持材が姿勢維持材により立起姿勢で姿勢保持された状態では、該支持材の上部側が上記支軸の直上方より若干作業台側(手前側)に位置していて、該支持材の上部がそれ以上作業台側(手前側)に傾動しないようになっている。
さらに、上記支持材には、操作部カバーを所定角度開放姿勢で支持した状態で、操作部カバーの前辺板の前部を下面側と前面側の両方から係止し得る係止受部を設けている。この係止受部としては、支持材における立起姿勢で上端部となる部分に鉤型(L型)の切欠を設けたものを採用できる。
ところで、この請求項3(上記請求項2も同様)の操作部カバー構造では、操作部カバーとして奥辺板と前辺板とを折畳み可能にヒンジ結合したものを採用している関係で、操作部カバーを上記所定角度開放姿勢にした状態では、奥辺板が傾斜姿勢で前辺板が略水平姿勢になるので、両板が若干山折り形状に屈曲している。そして、操作部カバーを上記所定角度開放姿勢で支持する際に、立起姿勢にした上記支持材の上面に操作部カバーの前辺板の下面を単に載せただけでは、該前辺板の下面が支持材の上面に対して作業台側(手前側)に滑り得る状態となっている。
そこで、この請求項3では、支持材で所定角度開放姿勢にある操作部カバーの前辺板を支持した状態で、該支持材に操作部カバーの前辺板前部をその下面側と前面側の両方から係止受部で係止し得るようにしているが、このようにすると、操作部カバーの前辺板が下方及び手前側にそれぞれ移動することがない。
[本願請求項1の発明の効果]
本願請求項1の発明の操作部カバー構造は、操作ボックス上の各操作手段を開閉し得る操作部カバーを上記所定角度開放姿勢にした状態で該操作部カバーを位置保持手段で位置保持させ得るようにしたものである。尚、操作部カバーが所定角度開放姿勢にある状態では、カバー前辺部の下方に作業台側から作業員の手を差し入れ得る程度の高さスペースが確保されている一方、操作部カバーが操作ボックス上の各操作手段の直上方を被覆し得る位置にある。
従って、この請求項1の発明の操作部カバー構造では、操作部カバーを上記所定角度開放姿勢で支持させておくことにより、降雪中での高所作業であっても、各操作手段への操作が可能であるとともに操作ボックス上面部(各操作手段)に積雪するのを防止できるという効果がある。
[本願請求項2の発明の効果]
本願請求項2の発明の操作部カバー構造は、上記請求項1の操作部カバー構造において、操作部カバーとして奥辺板と前辺板とに2分割したものを使用しているとともに、該奥辺板と前辺板をヒンジで枢着して前辺板を奥辺板に対して折畳み可能としている。
従って、この請求項2の操作部カバー構造では、上記請求項1の効果に加えて、操作部カバーを全開放させるときに、奥辺板と前辺板とを2つ折りに重合させることができるので、操作部カバーの開放姿勢がコンパクトになる(奥行方向の幅を小さくできる)とう効果がある。
[本願請求項3の発明の効果]
本願請求項3の発明の操作部カバー構造は、上記請求項2の操作部カバー構造において、操作部カバーを所定角度開放姿勢で支持するための位置保持手段として立起姿勢で姿勢保持される支持材を用いているとともに、該支持材に操作部カバーを所定角度開放姿勢で支持した状態で操作部カバーの前辺板の前部を下面側と前面側の両方から係止し得る係止受部を設けたものである。
そして、操作部カバーの所定角度開放姿勢で該操作部カバーの前辺板の前部を位置保持手段(支持材)の係止受部で支持した状態では、該前辺板が下方及び手前側に移動できないようになっている。
従って、この請求項3の操作部カバー構造では、上記請求項2の効果に加えて、操作部カバーが奥辺板と前辺板からなる屈曲式(2つ折り形式)のものであっても、該操作部カバーを安定姿勢(前辺板の前部が下動及び手前側に移動しない状態)で保持できるという効果がある。
本願実施例の操作部カバー構造を採用した高所作業車の上部構成図である。 図1の操作部カバー構造部分(操作部カバー閉姿勢状態)の拡大斜視図である。 図2のIII−III断面図である。 図3からの状態変化図で操作部カバーを所定角度開放姿勢にした説明図である。 図4からの状態変化図で操作部カバーを全開放させた状態の説明図である。
[実施例]
図1〜図5を参照して本願実施例の高所作業車における作業台の操作部カバー構造を説明する。
図1には、本願実施例の操作部カバー構造を採用した高所作業車の上部構成を示しているが、一般的に高所作業車は、車両(図示省略)上に旋回台(図示省略)を設け、該旋回台にブーム(伸縮ブーム)1を起伏自在に取付けているとともに、ブーム1の先端部1aに支柱11を介して作業員Mが搭乗する作業台2を取付けて構成している。
作業台2は、ブーム先端部1aに対してレベリングシリンダ12により常に水平姿勢を維持するうよに自動制御される。
又、作業台2は、図示しない旋回装置により支柱11に対して水平旋回させ得るようになっている。
支柱11の上部には、作業台2と供回りするカバー体13が取付られている。このカバー体13にはウインチ装置14が装備されていて、該ウインチ装置14で作業台2内に荷物を積み降ろしできるようになっている。
作業台2には、高所作業に関する各種操作を行う操作ボックス3が設けられている。尚、この操作ボックス3は、作業台2の上面部分における支柱11側に取付けている。
操作ボックス3の上面部3aには、各種操作(例えば、旋回台の旋回操作、ブームの起伏及び伸縮操作、作業台の首振り操作、ウインチ操作等)を行うための多数の操作手段6,6・・(図2参照)が設けられている。尚、各種操作手段6,6・・としては図2に示す各種操作レバーのほかに図示しない各種スイッチ類も含むものである。
各種操作手段6,6・・には、その近傍の操作ボックス上面部3a又は各レバー頭部にそれぞれの操作内容を表示する表示部(銘板等)が設けられていて、作業台2内の作業員(オペレーター)が操作すべき内容に応じて表示部を確認しながら適正な操作手段を選択し得るようになっている。
ところで、操作ボックス3の上面部3aが剥き出しのままであると、非作業時に操作ボックス上面部の各種操作手段6に他の物品が接触する(破損する)危険性があったり、長期不使用状態では操作ボックス上面部(各種操作手段)が埃等で汚れたりすることから、この種の高所作業車の中には操作ボックス上面部を操作部カバーで開閉自在に被覆したものがある。
本願発明も、操作ボックス3の上面部3aを操作部カバー4で開閉自在に被覆したものを対象にしており、以下、本願実施例に係る高所作業車における作業台の操作部カバー構造Aについて説明する。尚、本願で対象にしている操作部カバー構造は、後で詳述するように、操作部カバー4で各種操作手段6,6・・を保護(ガード)する機能や汚れ防止の機能のほかに、降雪中での高所作業時において、各種操作手段6,6・・の操作を可能にした状態であっても操作ボックス3の上面部3a(各操作手段)に積雪しないようにできるものである。
この実施例の操作部カバー構造Aは、図1に示すように作業台2の上面部における支柱11側の端部に設けている。そして、この実施例の操作部カバー構造Aは、図2〜図5に拡大図示するように、操作ボックス3の上面部3aに設けた各種操作手段6,6・・の上方を操作部カバー4で開閉自在に被覆し得るようにしたものである。
尚、以下の説明では、操作部カバー4において、カバー奥辺部4aとは作業台2内から見て作業台外方側の辺部のことであり、カバー前辺部4bとは作業台2内から見て作業台内方側の辺部のことである。又、以下の説明においては、操作部カバー4の奥辺部4a側を奥側といい、操作部カバー4の前辺部4b側を手前側といい、さらに操作部カバー4の前辺部4bから奥辺部4aの方向を奥行方向ということがある。
この実施例で使用している操作部カバー4は、操作ボックス3の上面部3aに設置している各操作手段6,6・・を全て被覆し得る面積を有した板状のものを採用している。又、該操作部カバー4は、この実施例では奥辺板41と前辺板42とに2分割したものを使用している。尚、操作部カバー4における奥辺板41と前辺板42の各奥行幅の割合は適宜に設定できるが、この実施例では奥辺板41が約30〜35%程度で前辺板42が70〜65%程度に設定している(この割合は特に限定するものではない)。
操作部カバー4を構成する奥辺板41と前辺板42には、それぞれ透明板(例えば透明アクリル板)が使用されていて、作業員M(図1)が上方から奥辺板41及び前辺板42を通して操作ボックス上面部3aの各種操作手段6,6・・を目視できるようになっている。
そして、この実施例の操作部カバー構造Aでは、操作部カバー4は次のように組付けられている。即ち、操作部カバー4の奥辺板41の奥辺部(操作部カバー4全体の奥辺部4aとなる)を操作ボックス3の奥端部に設けた枠フレーム31の前辺部にヒンジ8,8で枢着している一方、該奥辺板41の前辺部に前辺板42の奥辺部をヒンジ9,9で枢着している。尚、枠フレーム31の前辺部と奥辺板41の奥辺部とを枢着しているヒンジ8,8は、両部材の上面側に取付けていて奥辺板41が枠フレーム31に対して上方に折曲(谷折り)できるようにしている一方、奥辺板41の前辺部と前辺板42の奥辺部とを枢着しているヒンジ9,9は、両部材の下面側に取付けていて前辺板42が奥辺板41に対して下方に折曲(山折り)できるようにしている。
操作部カバー4の前辺板42における左側(作業台内から見ての左側)の側辺部には、後述の位置保持手段5に係合する脚板43が下向きに突出する状態で取付けられている。この脚板43は、奥行方向に向いた状態で適宜高さ(特に限定するものではないが例えば8〜10cm程度)だけ下方に突出させたもので、該脚板43の手前側下端部は直角状の角部43aとなっている。尚、この脚板43は、本願請求項3における前辺板42の前部に相当するものである。
又、操作部カバー4の前辺板42における右側(作業台内から見ての右側)の側辺部には、該操作部カバー4の閉姿勢時に操作ボックス3の右側外枠34上に載置される脚板44(図2)が取付けられている。尚、この右側の脚板44は、操作部カバー4の閉姿勢時に前辺板42の右側辺部を安定姿勢で支持するものである。
奥辺板41と前辺板42とを有した操作部カバー4は、図3に示す閉姿勢と、図4に示す所定角度開放姿勢と、図5に示す完全開放姿勢との3形態にそれぞれ変位させ得るようになっている。
図3に示す操作部カバー4が閉姿勢にある状態は、奥辺板41を枠フレーム31に対して水平姿勢に維持している一方、前辺板42も奥辺板41に対して水平姿勢に維持している。そして、図3に示す操作部カバー4が閉姿勢にある状態では、該操作部カバー4が操作ボックス3上にある各操作手段6,6・・にかなり近接する位置で該各操作手段6,6・・の直上方を全て被覆している。尚、操作部カバー4が閉姿勢にある状態(図3)では、操作部カバー4の前辺部4b下面と作業台2の前部上部枠21上面との間の間隔Sがかなり狭くなっていて、この間隔S内に作業員の手を差し入れることができない(又は差し入れにくい)。
図4に示す操作部カバー4が所定角度開放姿勢にある状態は、奥辺板41を枠フレーム31に対して所定角度(例えば角度約30°)上り傾斜させている一方、前辺板42を奥辺板41に対して水平姿勢に維持している。そして、図4に示す操作部カバー4が所定角度開放姿勢にある状態では、該操作部カバー4の前辺部4bが閉位置から所定高さ(例えば50〜100mm程度の高さ)だけ上動していて、該前辺部4b下面と作業台2の前部上部枠21上面との間にかなり広い間隔Lのスペースが確保される。この所定角度開放姿勢での上記間隔Lは、例えば150〜200mm程度の高さがあって、作業台2内から作業員の手を差し入れることができる程度のものであり、該間隔Lを通して操作ボックス3上の全ての種操作手段6,6・・を操作し得るようになっている。又、この所定角度開放姿勢(図4)では、奥辺板41が所定角度(角度約30°)傾斜していることにより、前辺板42が水平姿勢であっても操作部カバー4の前辺部4bが閉姿勢(図3)の状態より若干奥側に後退するが、その場合でも操作部カバー4が操作ボックス上の各操作手段6,6・・を全て被覆する位置にある。
図5に示す操作部カバー4が完全開放姿勢にある状態では、奥辺板41を枠フレーム31上(衝合部材32)に当接させるまで奥側に大きく開放させる一方、前辺板42を奥辺板41上に重合する状態で折畳んでいる。尚、この図5に示す操作部カバー4の完全開放姿勢では、各操作手段6,6・・の直上方の全面が開放されているので、通常の使用形態(操作部カバー4が邪魔にならない状態)で各種の高所作業操作が行える。
この実施例では、位置保持手段5により、操作部カバー4を図2及び図3に示す閉姿勢と図4に示す所定角度開放姿勢とでそれぞれ姿勢維持させるようにしているが、この位置保持手段5についての具体例を以下に説明する。
この実施例で使用している位置保持手段5は、図2〜図5に示すように比較的短小長さで直方体形状の支持材51を使用している。そして、この支持材51は、図2及び図3に示す奥行方向に向く横向き姿勢で該支持材51の手前側端部から約1/3の長さ位置を支軸54で操作ボックス3の縦壁面33(図2)に枢支していることにより、該支持材51を支軸54を中心にして上下(図3に示す横向き姿勢と図4に示す立起姿勢)に揺動させ得るように設置している。
支持材51は、図2及び図3に示す横向き姿勢において、該支持材51の支軸54より奥側位置の下面を姿勢維持材(衝合ピン)56で支持している。又、この姿勢維持材(衝合ピン)56は、図4に示すように支持材51が立起姿勢にある状態で該支持材51の後方傾動を禁止するストッパーとしての機能も有している。尚、支持材51が立起姿勢(図5)にある状態では、該支持材51の上部が支軸54に直上方より手前側に位置しており、その状態で支持材51下部の奥面に姿勢維持材(衝合ピン)56を衝合させているので、該支持材51が自重で変位することはない。
支持材51が図4に示す横向き姿勢にある状態では、操作部カバー4を閉姿勢(奥辺板41と前辺板42とが共に水平姿勢)にした状態で前辺板42の左側脚板43の下面が横向き姿勢の支持材51の上面に当接する(載置される)ようになっている。従って、支持材51を横向き姿勢にすると、該支持材51で操作部カバー4を閉姿勢に支持できるようになっている。
又、支持材51には、図4の立起姿勢で上端奥側となる部分に、操作部カバー4を所定角度開放姿勢で支持した状態で、操作部カバー4の前辺板42の前部(この実施例では脚板43の角部43a)を下面側と前面側の両方から係止し得る係止受部52を設けている。この係止受部52は、支持材51における立起姿勢で上端部となる部分に鉤型(L型)の切欠を設けたものを採用している。即ち、この係止受部52には、前辺板42の脚板43の角部43aを下面側と手前側の両方から係止し得る部分がある。
そして、図4に示すように、支持材51を立起姿勢にした状態で、その上端部の係止受部52に前辺板42の脚板43の角部43aを載せると、操作部カバー4が所定角度開放姿勢にある状態(前辺板42が奥辺板41に対して山折り状に屈曲していて、前辺板42が手前側に押される作用を受けている)であっても該脚板43が下面側及び手前側の両方に移動することがない。従って、操作部カバー4は所定角度開放姿勢において安定姿勢を維持している。
この実施例の操作部カバー構造は、特に降雪中での高所作業時に効果を発揮するもので、降雪中での高所作業時には次のように使用される。
尚、操作ボックス3を高所作業に使用しない場合は、操作部カバー4を図3に示す閉姿勢にしておくが、この閉姿勢では操作部カバー4の前辺部4bと作業台2の前部上面21との間の間隔Sが狭くて、この間隔S内に作業台2内に居る作業員の手を差し入れることができない。
そして、降雪中に高所作業を行う場合は、図3の閉姿勢から操作部カバー4の前辺部4bを持ち上げて(開放させて)、横向き姿勢にある支持材51を図4の姿勢まで立起させる。このとき、該支持材51の上部が支軸54の直上方を越えて手前側に傾動し且つ支持材51の下部が姿勢維持材(衝合ピン)56に衝合しているので、該支持材51は立起姿勢で安定している。
次に、持ち上げていた前辺板42を降ろして、その脚板43の手前側角部43aを立起姿勢にある支持材51の係止受部52に載せると、図4に示すように立起姿勢の支持材51で操作部カバー4を所定角度開放姿勢で支持できる。
図4に示すように、操作部カバー4が所定角度開放姿勢にある状態では、奥辺板41が傾斜していることにより、操作部カバー4の前辺部4bと作業台2の前部上面21との間の間隔Lがかなり広くなっており、該間隔(スペース)Lから作業員の手を差し入れて操作ボックス3上の各種操作手段6,6・・を操作し得るようになっている。又、この所定角度開放姿勢では、奥辺板41が傾斜していることにより操作部カバー4の前辺部4bが若干奥側に後退しているが、そのカバー前辺部4bの後退量は僅かであるので、該操作部カバー4が操作ボックス3上の各操作手段6,6・・の直上方を被覆している状態を維持している。
従って、操作部カバー4を所定角度開放姿勢(図4)にした状態で高所作業を行う場合は、降雪中であっても、雪が操作部カバー4にガードされて操作ボックス3上(各操作手段6,6・・がある)に積もることがなく、しかも操作部カバー4の前辺部4bの下面側から手を差し入れることで各操作手段6,6・・を操作できる(高所作業操作が行える)という機能がある。
尚、操作部カバー4を所定角度開放姿勢にした状態で作業中に降雪していると、雪が操作部カバー4上に積もる(透明板を通して各操作手段6,6・・が見えなくなる)が、操作部カバー4上に積もった雪はときどき手で払い落とせば透明の操作部カバー4(奥辺板41と前辺板42)を通して各操作手段6,6・・を視認できる。
又、天候が降雪中以外の場合は、図5に示すように通常通り操作部カバー4を全開放状態で高所作業を行うとよい。このとき、操作部カバー4として奥辺板41と前辺板42とヒンジ9,9で折畳み自在に連結したものでは、図5に示す全開放状態で奥辺板41と前辺板42とを2つ折りに重合させることができるので、操作部カバー4の開放姿勢がコンパクトになる。
さらに、操作部カバー4を所定角度開放姿勢で支持するのに、支持材51に上記係止受部52を設けていると、操作部カバー4が奥辺板41と前辺板42からなる屈曲式(2つ折り形式)のものであっても、該操作部カバー4を安定姿勢(前辺板42の前部が下動及び手前側に移動しない状態)で保持できる。
1はブーム、2は作業台、3は操作ボックス、3aは上面部、4は操作部カバー、4aは奥辺部、4bは前辺部、5は位置保持手段、6は操作手段、8はヒンジ、9はヒンジ、41は奥辺板、42は前辺板、43は脚板、41は支持材、52は係止受部、54は支軸、56は姿勢維持材(衝合ピン)である。

Claims (3)

  1. 高所作業車の作業台に設けた操作ボックスの上面部に各種の操作を行う各操作手段を設け、さらに該各操作手段の上方を開閉自在な操作部カバーで被覆した高所作業車における作業台の操作部カバー構造であって、
    上記操作部カバーは、上記操作ボックスの上面部に対してカバー奥辺部をヒンジで枢着してカバー前辺部が上下に弧回動し得る状態で設置している一方、
    上記操作部カバーは、上記各操作手段の直上方を被覆する閉姿勢と、上記各操作手段の直上方を被覆する位置で且つ上記カバー前辺部の下方に手を差込んで上記各操作手段を操作し得る所定角度開放姿勢とに変位させ得るとともに、
    上記操作部カバーを上記所定角度開放姿勢にした状態で該操作部カバーを位置保持手段で位置保持させ得るように構成している、
    ことを特徴とする高所作業車における作業台の操作部カバー構造。
  2. 請求項1において、
    操作部カバーは、奥辺板と前辺板とに2分割したものを使用しているとともに、
    上記奥辺板と上記前辺板をヒンジで枢着して該前辺板を該奥辺板に対して折畳み可能としている、
    ことを特徴とする高所作業車における作業台の操作部カバー構造。
  3. 請求項2において、
    位置保持手段は、操作部カバーを閉姿勢にし得る倒伏姿勢と該操作部カバーを所定角度開放姿勢で支持できる立起姿勢との間で変位可能な支持材を用い、
    該支持材は、立起姿勢において姿勢維持材に衝合して姿勢保持されるとともに、
    上記支持材には、操作部カバーを所定角度開放姿勢で支持した状態で、該操作部カバーの前辺板の前部を下面側と前面側の両方から係止し得る係止受部を設けている、
    ことを特徴とする高所作業車における作業台の操作部カバー構造。
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